JPH1017134A - 包装袋の配列方法及び装置 - Google Patents

包装袋の配列方法及び装置

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JPH1017134A
JPH1017134A JP19529196A JP19529196A JPH1017134A JP H1017134 A JPH1017134 A JP H1017134A JP 19529196 A JP19529196 A JP 19529196A JP 19529196 A JP19529196 A JP 19529196A JP H1017134 A JPH1017134 A JP H1017134A
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conveyor
packaging bags
packaging
bags
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Shinichi Hiramoto
眞一 平本
Shoji Tsutsui
昭二 筒井
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Toyo Jidoki Co Ltd
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Toyo Jidoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺菌処理済みのレトルト包装袋を箱詰めする
際の作業効率を上げる。 【解決手段】 トレイから取り出した複数列横並びの包
装袋Wを乾燥後、スライドコンベア6上に載置して搬送
し、その終端において各列の横並びの包装袋をひとまと
まりとして変換コンベア25上に搬送方向に並んだ状態
で移載するとともに、このとき1又は2以上の任意数の
変換コンベアに順次振り分ける。続いて、任意数の変換
コンベア上に配列し直された包装袋を、各列毎に計数装
置29により1個づつ検知しながら、各列に対応する集
積コンベア30に落下させ、所定個数毎に互いに一部で
積み重なった状態(刺身状)に集積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充填物が袋詰めさ
れた包装袋、特にトレイに並べられてレトルト釜内で殺
菌処理されたレトルト包装袋をトレイから取り出し箱詰
め等をする際に好適な配列装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】トレイに規則的に多数列並べられ段積み
されてレトルト釜内で殺菌処理された包装袋は、例えば
特開平6−64628号公報に示すように、段積みのま
ま運搬台車により取出移動装置に収容され、ここで最上
段のトレイから順に一列づつ取出装置(吸盤等)により
取り出され、前記取出移動装置に併設された搬出コンベ
ア上に移され、該コンベアの終端付近において人手によ
り所定個数づつ箱詰めされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の例で
はトレイから包装袋を一列づつ取り出し、これを搬出コ
ンベア上に移すようにしているので効率が悪かった。効
率を上げるため、複数列(例えば3列とか6列)の包装
袋を一度に取り出し、搬出コンベア上に移すようにする
と、複数列の包装袋に対処できるだけの人手がいつもあ
ればよいが、そうでない場合は箱詰めができない列がで
きるという問題がある。また、箱詰めの際は、コンベア
上を送られてくる包装袋を箱詰めする人が数え、必要個
数だけ取り上げて箱詰めするのであるが、次々流れてく
る包装袋の数をその度に数え必要個数を確認した上で箱
詰め作業を行うのは、作業者の負担が大きく作業効率が
悪かった。
【0004】さらに、レトルト釜から取り出されたレト
ルト包装袋は濡れているので、箱詰め前に乾燥させる必
要があり、そのため、搬送ラインに包装袋に熱風を吹き
付ける乾燥装置を設置した例があるが、自立袋のように
底部が入り組んだ形状をしている包装袋の場合、この乾
燥装置だけでは袋底部の水分の除去が充分になされない
という問題もあった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、トレイから複数列の包装袋を取り出して搬送
コンベアに移した場合、これを作業者が対処できる任意
の列数に配列し直すことで、箱詰め作業者が効率よく全
ての列の包装袋を箱詰めできるようにすることを主たる
目的とする。また、箱詰めに際して作業者が包装袋の数
を確認する手間を省き、箱詰めの効率を上げることを別
の目的とする。さらに、自立袋等の袋底部の水分の除去
を確実に行うことをさらに別の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる包装袋の
配列方法は、搬送コンベア上に包装袋を複数列横並びに
載置して搬送し、該搬送コンベアの終端において各列の
横並びの包装袋をひとまとまりとして別のコンベア上に
搬送方向に並んだ状態で移載するとともに、このとき1
又は2以上の任意の列数に順次振り分けることを特徴と
する。さらに、必要があれば、任意の列数に配列され搬
送される包装袋を各列毎に計数しながら各列に対応する
集積コンベアに移載し、このとき包装袋を該集積コンベ
ア上において所定個数毎に集積することを特徴とする。
なお、ここで列とは搬送方向に並んだ包装袋の列を意味
し、横並びとは複数の列の包装袋が互いに横に並んでい
ることを意味する。
【0007】本発明に関わる包装袋の配列装置は、上記
配列方法を実施するための装置の一例であり、包装袋を
複数列横並びに載置して搬送するスライドコンベアと該
スライドコンベアに直交する別のコンベアを備え、制御
装置に設定された情報に基づいて該スライドコンベアの
前端を搬送方向にスライドさせ、各列の横並びの包装袋
をひとまとまりとして上記別のコンベア上に1又は2以
上の任意の列数に順次振り分けることを特徴とする。な
お、上記別のコンベアは1つの幅の広いコンベアでもよ
いが、それぞれ独立して駆動される複数列のコンベアで
構成するのが好ましい。
【0008】上記配列装置においては、必要に応じて、
任意の列数に配列され搬送される包装袋を各列毎に計数
する計数装置と、計数された包装袋が移載されかつ所定
個数毎に集積される各列毎の集積コンベアが備えられ、
制御装置が前記計数装置の信号に基づいて各集積コンベ
アをそれぞれ独立して駆動制御するようになっている。
なお、集積コンベアの手前に増速コンベアを設置し、増
速することで前後の包装袋同士の間隔を開け、計数精度
を上げるようにしてもよい。
【0009】また、上記配列装置における集積コンベア
は、好ましくは集積される包装袋の仕切り、例えばコン
ベア上に立設する板状の仕切りやバケット状の仕切りを
所定間隔毎に備え、各仕切り毎に所定個数の包装袋が集
積されるようになっている。
【0010】そして、各集積コンベアは、例えば、包装
袋が1つ移載される毎に包装袋の長さより短い距離づつ
間欠移動し、該集積コンベア上に互いに一部重なり合う
ように積み重ねられた包装袋が所定個数に達したとき、
次に移載される包装袋が重ならないだけの距離間欠移動
するように駆動制御される。このとき、上記板状の仕切
りを備えた集積コンベアを用い、この仕切りを枕にして
包装袋をもたれ掛からせ、所定個数の包装袋を刺身を並
べたように(刺身状に)集積して置くとよい。
【0011】また、各集積コンベアは、例えば、移載さ
れる包装袋が所定個数に達するまで停止し、該集積コン
ベア上に積み重ねられた包装袋が所定個数に達したとき
所定距離間欠移動するように駆動制御される。このと
き、上記バケット状の仕切りを備えた集積コンベアを用
いれば、バケット内に所定個数の包装袋を積み重ねるこ
とができる。
【0012】なお、以上の説明では、計数装置と集積コ
ンベアに関しては、複数列で搬送される包装袋を別のコ
ンベア上に任意の列数にして配列するスライドコンベア
等と組み合わせた一連の配列装置のラインの一部として
説明したが、コンベア上を1列又は多列で搬送されてく
る包装袋を各列毎に計数し集積する独立した集積システ
ムとして活用することも可能である。
【0013】また、本発明に関わる包装袋の配列装置
は、必要に応じて、スライドコンベアよりも上流域にレ
トルト包装袋の水切りを行う水切りコンベアと、該コン
ベア上に包装袋の押圧手段及び搬送方向に沿った向きに
エアを吹き付ける吹き付け手段を備える。これは自立袋
を前後方向に向けて搬送するあいだ、押圧手段により該
自立袋の袋口側を押さえて折り込まれた袋底側を開き、
ここにエアを吹き付け、水滴を吹き飛ばすものである。
なお、水切りコンベアと、該コンベア上の押圧手段及び
エアの吹き付け手段は、一連の配列装置のラインの一部
として説明したが、袋底に付着した水分の水切りを行う
独立した水切りシステムとして活用することも可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1〜図8を参
照してより具体的に説明する。まず、図1〜図3にレト
ルト包装袋の配列装置の全体のラインを示す。トレイに
比較的密な状態で規則的に多数列並べられ段積みされて
レトルト釜内で殺菌処理された包装袋は、レトルト釜内
から段積みのまま運搬台車に載せて取り出され、最上段
のトレイから順に吸盤等の取出装置により複数列づつ取
り出され、そのままコンベア1上に移載される。なお、
図1では3列の包装袋Wがコンベア1上に置かれてい
る。
【0015】コンベア1の下流には水切りコンベア2が
配置され、コンベア1から出た包装袋W(3個)は横並
びとなって水切りコンベア2に移動する。水切りコンベ
ア2の上方には包装袋Wの押圧装置3と、これに隣接し
てエア吹き付け装置4がノズル4aの先端を上流側斜め
下方に向けて設置されている。包装袋Wが自立袋であっ
た場合は、水切りコンベア2上を袋底を下流側に向けた
状態で搬送されるようにし(そのためには、袋底を下流
側に向けた状態でコンベア1上に移載される必要があ
る)、それが押圧装置3の下方にきたとき、図4に示す
ように、押圧板3aが下降し袋口側を押さえて折り込ま
れた袋底側を矢印のように開き、その瞬間にノズル4a
からエアが吹き付けられて袋底に付着していた水滴を吹
き飛ばし、直ちに押圧板3aが上昇する。
【0016】なお、この例では袋底を下流側に向けた
が、上流側に向けてもほぼ同様にして実施できる。しか
し、袋底を横方向に向けて横から袋底にエアを吹き付け
るようにしたときは、袋口側を押圧された包装袋にねじ
れが生じ、好ましくない。また、この例では押圧板を用
いたが、袋口側を押さえて折り込まれた袋底側を開くも
のであれば、ローラ状等、その他の形状のものも同様に
利用できる。
【0017】水切りコンベア2の下流側には乾燥装置5
が配置されている。乾燥装置5は、包装袋Wを搬送する
コンベア5aとそれを取り囲む熱風発生装置5bからな
り、包装袋Wが搬送されるあいだこれに熱風を吹き付
け、表面に付着した水分を乾燥して除去するものであ
る。
【0018】乾燥装置5の下流側にはスライドコンベア
6が配置されている。スライドコンベア6は特開平3−
124615号公報に記載されたものと本質的に同じも
のであり、前端を搬送方向前後にスライドして、載置さ
れた包装袋Wを該スライドコンベア6に直交して配置さ
れた複数本の変換コンベア25のうちのいずれかに振り
分ける。
【0019】ここで、スライドコンベア6について図5
の例(前端に傾斜面を有するもの)を参照して説明する
と、このスライドコンベア6は、前端近傍に傾斜屈曲部
7aを備えるスライドフレーム7と、スライドフレーム
7の前端と傾斜屈曲部及び後端にそれぞれ回転自在に取
り付けられた前端ローラ8、ガイドローラ9、10及び
後端ローラ11と、図示しない機台に取り付けられたガ
イドローラ12〜15と、駆動ローラ16と、該駆動ロ
ーラ16を一定速度で回転駆動する駆動モータ17と、
上記ローラに張架(16→15→12→13→9→8→
10→11→14→16)された搬送ベルト18と、固
定部材19を介してスライドフレーム7に連結したタイ
ミングベルト20と、該タイミングベルト20を張架す
るタイミングプーリー21、22と、制御装置に設定さ
れた情報に基づいてタイミングプーリー21を正逆回転
するサーボモータ23等からなる。
【0020】このスライドコンベア6においては、サー
ボモータ23が制御装置に設定された情報に基づいてタ
イミングプーリー21を正逆回転し、これにより設定量
だけスライドコンベア6の前端が伸縮し、横並びの包装
袋W(図1の例では3個)を複数本の変換コンベア25
のいずれかに搬送方向に並んだ状態で移載するようにな
っており、設定の仕方により、複数本の変換コンベア2
5の全てに順次振り分けることも、一部(1本を含む)
の変換コンベア25にのみ振り分けることも可能であ
る。また、ある変換コンベアに他の変換コンベアよりも
高い頻度で振り分けるということも可能である。なお、
26は変換コンベア25上に落下する包装袋Wの位置づ
れを防止するガイド板である。このスライドコンベア6
を利用することで、これまでトレイから取り出されたま
まの列数(図1の例では3列)で搬送されてきた包装袋
Wを、変換コンベア25の本数に応じた任意の列数(図
1の例では1〜3列)に配列し直すことができ、また、
振り分け頻度を適宜設定することで各列毎の搬送袋数を
任意に調整することもできることになる。
【0021】なお、スライドコンベア6に代えて、横並
びの包装袋をひとまとめに移載できるロボットアーム式
等の移載装置(例えば横並びの包装袋の数(図1の例で
は3個)に対応した数の吸盤を備えたもの)を利用して
変換コンベア25に振り分けてもよい。また、複数本の
変換コンベア25は、それぞれ独立して駆動されるのが
好ましいが、1つの駆動源により同時に駆動されていて
もよい。また、1つの広幅のコンベアを変換コンベア2
5として用い、これに包装袋Wを多数列に移載すること
もできる。
【0022】変換コンベア25の下流側には増速コンベ
ア28が配置され、その終端付近には各変換コンベア2
5に対応して計数装置29が設置されている。変換コン
ベア25上ではスライドコンベア6から落下したひとま
とまりの包装袋Wは縦方向に密に(トレイにあったとき
と同じ間隔)並んで流れるが、増速コンベア28に移載
されると、各包装袋Wの間隔は広がり、その終端から次
の集積コンベア30に落下する包装袋Wを検知するとき
の精度が向上する。なお、計数装置29が包装袋Wを検
知した信号は集積コンベア30の制御装置に送られる。
【0023】増速コンベア28の下方には各変換コンベ
ア25に対応して集積コンベア30が設置され、逆向き
に間欠回転し、増速コンベア28から落下する包装袋W
を所定個数毎に集積するようになっている。集積コンベ
ア30はそれぞれが同時に回転する一対の狭幅コンベア
30a、30bから構成され(図6参照)、表面に所定
間隔で板状の仕切り31が形成されている。なお、32
は各集積コンベア30を駆動するモータであり、前記検
知信号に基づいて図示しない制御装置によりそれぞれ独
立して駆動制御される。
【0024】増速コンベア28から所定個数の包装袋W
のうち最初の包装袋Wが集積コンベア30に落下する
と、該包装袋Wは仕切り31を枕にしてもたれ掛かり
(いいかえれば、仕切り31は落下する最初の包装袋W
がもたれ掛かる位置に停止している)、次いで集積コン
ベア30は包装袋Wの搬送方向の長さより短い距離移動
し、続いて包装袋Wが1つ落下する毎に等距離づつ間欠
移動し、包装袋Wは該集積コンベア30上に互いに一部
重なり合って刺身状に集積され(図1、図3参照)、計
数装置29で検知された包装袋Wの数が所定個数に達し
たとき、集積コンベア30は、次の仕切り31が前記の
位置にくるまで所定距離間欠移動する。これらの間欠移
動制御は計数装置29の検知信号に基づいて前記制御装
置により行われる。
【0025】この制御方法によれば、集積コンベア30
に落下する包装袋Wを計数するとともに各集積コンベア
30を独立して駆動制御するようにしているので、たと
え変換コンベア25上の包装袋Wの列に欠袋があった
り、列毎の搬送袋数が異なっていたとしても、各集積コ
ンベア30上の所定位置に必ず所定個数づつ集積させる
ことができ、該集積コンベア30の終端近傍で待機して
いる作業員がここで数える手間を必要とせず、単に取り
上げて箱詰めするだけであるので箱詰め作業の効率が向
上する。
【0026】また、包装袋Wが仕切り31にもたれ掛か
って傾斜しているので、所定個数の包装袋Wが刺身状に
まとまって集積されているため、箱詰めに際して作業員
が取り上げやすく作業効率が向上する。さらに、各集積
コンベア30を一対の狭幅コンベア30a、30bで構
成したのでまん中に隙間があり、ここから手を入れて包
装袋Wを取り上げることができ、これも作業効率の向上
をもたらしている。そのほか、この集積コンベア30で
は、包装袋Wを仕切り31にもたれ掛け刺身状に集積す
るため、これが荷崩れを起こすということがなく(予め
荷崩れを起こした状態に集積するといってもよい)、包
装袋Wのサイズが変更になっても仕切り31を変更する
ことなく対応できるという利点がある。
【0027】この配列装置によれば、トレイから取り出
した複数列の包装袋Wを搬送途中で水切りし、乾燥し、
続いて任意の列数に配列しなおし、さらに各列において
計数しながら所定個数毎集積し、これを取り上げて箱詰
めする。従って、例えば一人の作業員が2列分の包装袋
Wを箱詰めできるとして、作業員が2人確保できたとす
れば、スライドコンベア6から変換コンベア25に包装
袋Wを移載する際、4列に変換し(4本の変換コンベア
25に順次振り分ける)、4本の集積コンベア30上に
それぞれ集積すればよい。
【0028】図7及び図8は他の集積コンベアの例であ
り、集積コンベア35の仕切りをバケット式にした点に
特徴がある。この集積コンベア35の表面には、板状の
仕切り31の代わりにバケット状の仕切り(以下、バケ
ットという)36が所定間隔で形成されている。バケッ
ト36は向かい合った一対のコの字状の枠体36a、3
6bにより構成されたもので、ここに複数個の包装袋W
を収容し搬送する。各集積コンベア35はそれぞれ独立
して駆動制御される。
【0029】各集積コンベア35の後端部上方には、各
集積コンベア35に対応して包装袋Wを一時的に収納す
る受け装置37が設置されている。この受け装置37は
上流側に向けて開口するガイド部材38と、ガイド部材
38の底面を構成するシャッター部材39、及びシャッ
ター部材39の開閉を行うシリンダ装置40等からな
り、このシリンダ装置40もそれぞれ独立して駆動制御
される。また、ガイド部材38の上方には包装袋Wを検
知する計数装置41が設置され、増速コンベア42から
ガイド部材38の中へ飛び込む包装袋Wを検知し、その
信号は制御装置に送られる。なお、43は変換コンベ
ア、44は整列コンベアであり、各集積コンベア35に
対応して設置され、それぞれ互いに独立して駆動される
のが好ましい。
【0030】この装置でも包装袋Wは任意の数の変換コ
ンベア43上に順次配列し直され、整列コンベア44、
増速コンベア42をへてガイド部材38の中に収容さ
れ、このとき計数装置41により検知され、その信号が
制御装置に送られる。続いて制御装置はシリンダ装置4
0を駆動してシャッター部材39を引っ込め、ガイド部
材38内の包装袋Wを下方に停止している集積コンベア
35のバケット36内に落下させ、次いで再びシャッタ
ー部材39をガイド部材38の下に送り出す。このよう
にして計数装置41で検知された包装袋Wの数が所定個
数に達したとき、制御装置は集積コンベア35を次のバ
ケット36がガイド部材38の下にくるまで所定距離間
欠移動させ待機させる。
【0031】この集積コンベア35でも、先の集積コン
ベア30と同様に各列毎に計数されて所定個数がまとま
って集積され、コの字状の枠体36a、36bの隙間か
ら手を入れて包装袋Wを取り上げることができ、箱詰め
作業を効率的に行うことができる。ただし、収容された
包装袋Wがバケット36内に縦に積み重ねられるという
形態をとるため、包装袋Wのサイズとバケットサイズを
合わせる必要があり、もし包装袋Wのサイズよりバケッ
トサイズが必要以上に大きいと、バケット内で積み重ね
られた包装袋Wが荷崩れを起こすので、この点に留意す
る必要がある。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、トレイから取り出した
複数列の包装袋を任意の列数に配列し直し、箱詰め作業
者の人数に合わせた列数として効率よく包装袋を箱詰め
できる。また、箱詰めに際して作業者が包装袋の数を確
認する手間を省き、さらに所定個数毎に集積すること
で、箱詰めの効率を上げることができる。また、自立袋
等の袋底部に入り込んだ水滴をライン上で確実に除去で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる配列装置の全体を示す斜視図で
ある。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】本発明に関わる配列装置のうち水切り工程の説
明図である。
【図5】同じくスライドコンベアの説明図である。
【図6】同じく集積コンベアの平面図である。
【図7】本発明に関わる集積装置の他の例であり、その
側面説明図である。
【図8】同じく平面説明図である。
【符号の説明】
2 水切りコンベア 3a 押圧板 4a エアノズル 5 乾燥装置 6 スライドコンベア 25、43 変換コンベア 28、42 増速コンベア 29、41 計数装置 30、35 集積コンベア 31 板状の仕切り 36 バケット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベア上に包装袋を複数列横並び
    に載置して搬送し、該搬送コンベアの終端において各列
    の横並びの包装袋をひとまとまりとして別のコンベア上
    に搬送方向に並んだ状態で移載するとともに、このとき
    1又は2以上の任意の列数に順次振り分けることを特徴
    とする包装袋の配列方法。
  2. 【請求項2】 任意の列数に配列され搬送される包装袋
    を各列毎に計数しながら各列に対応する集積コンベアに
    移載し、このとき包装袋を該集積コンベア上において所
    定個数毎に集積することを特徴とする請求項1に記載さ
    れた包装袋の配列方法。
  3. 【請求項3】 包装袋を複数列横並びに載置して搬送す
    るスライドコンベアと該スライドコンベアに直交する別
    のコンベアを備え、制御装置に設定された情報に基づい
    て該スライドコンベアの前端を搬送方向にスライドさ
    せ、各列の横並びの包装袋をひとまとまりとして上記別
    のコンベア上に1又は2以上の任意の列数に順次振り分
    けることを特徴とする包装袋の配列装置。
  4. 【請求項4】 上記別のコンベアはそれぞれ独立して駆
    動される複数列のコンベアからなることを特徴とする請
    求項3に記載された包装袋の配列装置。
  5. 【請求項5】 任意の列数に配列された包装袋を各列毎
    に計数する計数装置と、計数された包装袋が移載されか
    つ所定個数毎に集積される各列毎の集積コンベアを備
    え、制御装置が前記計数装置の信号に基づいて各集積コ
    ンベアをそれぞれ独立して駆動制御することを特徴とす
    る請求項3又は4に記載された包装袋の配列装置。
  6. 【請求項6】 集積コンベアの手前に増速コンベアが設
    置され、該増速コンベアにより増速された包装袋を計数
    することを特徴とする請求項5に記載された包装袋の配
    列装置。
  7. 【請求項7】 各集積コンベアは、包装袋が1つ移載さ
    れる毎に包装袋の長さより短い距離づつ間欠移動し、該
    集積コンベア上に互いに一部重なり合うように積み重ね
    られた包装袋が所定個数に達したとき、次に移載される
    包装袋が重ならないだけの距離間欠移動するように駆動
    制御されることを特徴とする請求項5又は6に記載され
    た包装袋の配列装置。
  8. 【請求項8】 各集積コンベアは、移載される包装袋が
    所定個数に達するまで停止し、該集積コンベア上に積み
    重ねられた包装袋が所定個数に達したとき所定距離間欠
    移動するように駆動制御されることを特徴とする請求項
    5又は6に記載された包装袋の配列装置。
  9. 【請求項9】 集積コンベアは、集積される包装袋の仕
    切りを所定間隔毎に備えることを特徴とする請求項5〜
    8のいずれかに記載された包装袋の配列装置。
  10. 【請求項10】 スライドコンベアよりも上流域にレト
    ルト包装袋の水切りを行う水切りコンベアと、該コンベ
    ア上に包装袋の押圧手段及び搬送方向に沿った向きにエ
    アを吹き付ける吹き付け手段を備えることを特徴とする
    請求項3に記載された包装袋の配列装置。
JP19529196A 1996-07-04 1996-07-04 包装袋の配列方法及び装置 Withdrawn JPH1017134A (ja)

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