JP2020093327A - 降ろし装置、降ろし方法、二次電池製造装置、及び二次電池製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業時間の短縮化、及びワークのすれによるごみの発生の防止することができる、降ろし装置、降ろし方法、二次電池製造装置、及び二次電池製造方法を提供する。【解決手段】ワークを降ろし部位に降ろす降ろし装置である。先端軸部材より後方の下側のベルト部材に張力を付与して、押圧機構の押圧力に抗して先端軸部材を後方へ移動させて、ワーク載置部に載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次降ろし部位に降ろしていく。【選択図】図1
Description
本発明は、降ろし装置、降ろし方法、二次電池製造装置、及び二次電池製造方法に関する
二次電池には、図7(a)(b)に示すように、電池要素1をラミネートシート2からなる外装体3に収納されてなるものがある(特許文献1)。電池要素1は、金属製のフィルム状箔材の表面に正極活物資が形成された正極板と、金属製のフィルム状箔材の表面に負極活物資が形成された負極板とを、樹脂製の多孔質で形成されたセパレータを介して対向させたものを多層に積層されたものである。なお、電池要素1には電極4,5が突出されている。
ラミネートシート2は、一対の凹部6(6A),6(6B)を設け、この凹部6A,6B間に折り曲げ線7を形成する。すなわち、シート2を2つの分割体8(8A),8(8B)を設ける。そして、一方の凹部6に電池要素1を嵌入して、ラミネートシート2を折り曲げ線7にしたがって折り畳んで、分割体8A,8Bを重ね合わせる。これによって、重ね合された凹部6A、6Bにて要素収納部9が形成され、この要素収納部9に電池要素1は収納されることになる。また、要素収納部9の外周側において分割体8A,8Bが溶着され、要素収納部9が密封される。これによって、ラミネートシート2からなる外装体3にて電池要素1が密封収納したラミネート型二次電池が形成される。
ところで、図7(b)に示す電池要素1を一方の凹部6(6A)に嵌入する場合、図8に示すように、この凹部6Aを有する一方の分割体8Aを水平状に配置し、電池要素1を、下面10aに吸着口11aが開口した吸引路11を有する吸着パット10にて吸着保持して、凹部6Aに嵌入することになる。
近年、電池の大容量化で電池要素1の厚さが大となっている。このため、凹部6A,6Bの深さを大とすることによって対応させることができる。また、1枚のラミネートシートを用いるほうが材料費を抑えることができ、しかも、製造装置が安価なものとなる。
ところで、ラミネートシートの折り曲げの曲げ加工における折り曲げ幅W1(図8参照)を、図9(a)(b)のW2のように、小さくするのが材料費の節約になる。しかしながら、吸着パッド10を用いて嵌入(挿入)する場合、折り曲げ側、すなわち他方の凹部6Bを有する分割体8Bを、図9(a)に示すように、曲げ角度が小さければ、挿入することができず、図9(b)に示すように、大きく開いた状態での電池要素1の挿入となる。
このように、大きく開いた状態で挿入する場合、開き時間がかかり、挿入時間(生産タクト)を縮められなかった。また、電池要素1は、積層電極がズレたり撓んだりして、電池要素1とラミネートシート2とのこすれが発生して、要素収納部8内にゴミが溜まるおそれがあった。
また、吸着パッド10を有する吸着機構を用いることなく、チャック機構を用いて挿入してもよい。しかしながら、チャック機構を用いた場合、チャック部(把持部)の電池要素1とのすれやチャック部(把持部)のラミネートシート2とのすれが生じるおそれがあり、さらには、挿入時にて、電池要素1を落下させたり押し込んだりする場合が生じ、こすれによるゴミが溜まるおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みて、作業時間の短縮化、及びワークのすれによるごみの発生を防止することができる、降ろし装置、降ろし方法、二次電池製造装置、及び二次電池製造方法を提供する。
本発明の降ろし装置は、ワークを降ろし部位に降ろす降ろし装置であって、先端軸部材と、先端軸部材に掛け廻されるベルト部材と、先端軸部材を前方へ押し出して、先端軸部材より後方の上側のベルト部材にワーク載置部を形成する押圧機構とを備え、先端軸部材より後方の下側のベルト部材に張力を付与して、押圧機構の押圧力に抗して先端軸部材を後方へ移動させて、ワーク載置部に載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次降ろし部位に降ろしていくものである。
本発明の降ろし装置によれば、押圧機構にて先端軸部材を前方へ押し出した状態で、ワークの載置が可能なワーク載置部を形成することができる。そして、このワーク載置部にワークを載置し、この状態で、押圧機構の押圧力に抗して先端軸部材を後方へ移動させることができる。この移動の際には、ワーク載置部に載置されているワークはその位置にとどまり、ワーク載置部のみが後方へ移動していくことになる。しかも、ワークが載置されているベルト部材は、ワークに対して摺動せず、ワークとベルト部材との摺動によるごみの発生を防止できる。
前記先端軸部材はその軸心廻りに回転可能な回転軸であるのが好ましい。このように先端軸部材が回転軸であれば、ベルト部材を後方へ引っ張った際に、先端軸部材が回転して、滑らかに後方へ引くことができる。これによって、比較的小さい力で先端軸部材を後方へ移動させることができる。
ワーク載置部を、水平状態と、先端軸部材側から押圧機構側に向かって上昇した傾斜状態とに変位させる角度変更機構を備えるのが好ましい。このように角度変更機構を備えたものでは、ワークを降ろし部位に降ろす際に、ワーク載置部を任意の角度に傾斜させることによって、ワークの種類等に応じて降ろすのに最適な角度でワークを下ろすことができる。
ワーク載置部の前進及び後退を行う往復動機構を備えたものが好ましい。このように、往復機構を備えたものであれば、ワーク載置部を降ろし部位なら後方にずらせた状態で、ワーク載置部に吸着パット等で吸着されたワークを搬送して載置することができる。そして、ワークが載置されたワーク載置部を前進させることによって、降ろし部位の上方位置に配置することができる。このため、ワーク載置部を降ろし部位の上方位置に配置する際には、吸着パット等をこのワーク載置部から離間させた状態とすることができる。
ワークの後端縁側を押える押さえ部材を設けたものであってもよい。押さえ部材を設けることによって、ワークが位置ずれすることなく、ワーク載置部に載置されるワークを安定して保持でき、ワーク載置動作を安定して行える。
前記ワーク載置部に載置されたワークの後端縁を受けるとともに、上側のベルト部材の端部に連結されたストッパを備えたものであってもよい。このようなストッパを備えたものでは、ワークを降ろし部位に降ろす際、ワークの後端縁をストッパにて受けているので、あたかもワークを押し出すようになって、ワーク載置動作を安定して行える。
前記押圧機構は、ピストンロッドが伸びて先端軸部材を前方へ押し出し、先端軸部材より後方の下側のベルト部材への張力付与にてピストンロッドが縮むシリンダ機構にて構成しても、弾性部材にて構成してもよい。
前記ワークが可撓性を有する板状体乃至シート状体であってもよい。このように、ワークが可撓性を有するものであっても、ワークを降ろし部位に降ろすことができる。ここで、可撓性とは、物体が柔軟であり、曲がることが可能である性質を指す。物体にかかる外力に応じて物体が変形することができる性質であり、弾性や変形前の形状への復元性の有無を問題にはしない。また、可撓性は、物体の材質、大きさ、厚さ、又は温度などの環境、等に応じて変わる。
本発明の二次電池製造装置は、前記降ろし装置を用いる二次電池製造装置であって、二次電池は、1枚のラミネートシートが折り畳まれて重ね合された一対の凹部からなる要素収納部に電池要素が密封収納されてなり、前記ワークが電池要素であり、前記降ろし部位が水平に配設されて上方に開口している一方の凹部である。
本発明の二次電池製造装置によれば、水平に配設されて上方に開口している一方の凹部に、ワークである電池要素を挿入(嵌入)することができる。この際、後方から電池要素を前方へ移動させることで、この凹部の上方に電池要素を配置できる。
本発明の降ろし方法は、ワークを降ろし部位に降ろす降ろし方法であって、先端軸部材に掛け廻されてベルト部材を先端軸部材を介して上側と下側とに分けて、上側のベルト部材の先端部にワークを載置し、下側のベルト部材を後方に引っ張って、先端軸部材を後方へ移動させて、載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次、降ろし部位に降ろしていくことができる。
本発明の降ろし方法によれば、ワーク載置部にワークを載置し、この状態で、先端軸部材を後方へ移動させることができる。この移動の際には、ワーク載置部に載置されているワークはその位置にとどまり、ワーク載置部のみが後方へ移動していくことになる。しかも、ワークが載置されているベルト部材は、ワークに対して摺動せず、ワークとベルト部材との摺動によるごみの発生を防止できる。
本発明の二次電池製造方法は、前記降ろし方法を用いる二次電池製造方法であって、二次電池は、1枚のラミネートシートが折り畳まれて重ね合された一対の凹部からなる要素収納部に電池要素が密封収納されてなり、前記ワークが電池要素であり、前記降ろし部位が水平に配設されて上方に開口している一方の凹部である。
本発明の二次電池製造方法によれば、水平に配設されて上方に開口している一方の凹部に、ワークである電池要素を挿入(嵌入)することができる。この際、横方向から電池要素を横方向からの移動にて、この凹部の上方に配置できるので、ラミネートシートの折り曲げ幅を小さく設定しても、他方の凹部が形成されたラミネートシートの折り曲げ角度を大きくする必要がない。
二次電池製造方法では、ベルト部材の先端部を水平状態としてワーク載置部を形成し、この水平状態のワーク載置部にワークを載置した後、ワーク載置部を前進させて、ワーク載置部を降ろし部位に対応させ、その後、ワーク載置部をその先端側が下傾となるように傾斜させ、次に、先端軸部材より後方の下側のベルト部材を後方へ引っ張って、先端軸部材を後方へ移動させて、載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次、降ろし部位に降ろしていくものであってもよい。このため、ワーク載置部を一方の凹部から後方にずらせた状態で、ワーク載置部に吸着パット等で吸着された電池要素を搬送して載置することができる。そして、電池要素が載置されたワーク載置部を前進させることによって、一方の凹部の上方位置に配置することができる。このような降ろし方法を行うことによって、ラミネートシートの折り曲げ角度をより小さくでき、生産タクトをより縮めることができる。
本発明は、ワーク載置部に載置されているワークはその位置にとどまり、ワーク載置部のみが後方へ移動していくことになるので、ワークを降ろし部位に確実かつ安定して供給(挿入)することができる。しかもワークとベルト部材との摺動によるごみの発生を防止でき、高品質の製品を提供できる。
また、二次電池製造装置および二次電池製造方法では、電池要素を一方の凹部に確実かつ安定して供給(挿入)することができる。しかも電池要素とベルト部材との摺動によるごみの発生を防止でき、高品質の製品(二次電池)を提供できる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は本発明に係る降ろし装置の簡略ブロック図を示し、図2は図1に示す降ろし装置を用いた降ろし方法の工程図を示している。この降ろし装置は、例えば、図3(a)に示すような二次電池(ラミネート型二次電池)の製造(組立)に用いるものである。
二次電池は、図3(a)(b)に示すように、電池要素21をラミネートシート22からなる外装体23に収納されてなる。電池要素21は、金属製のフィルム状箔材の表面に正極活物資が形成された正極板と、金属製のフィルム状箔材の表面に負極活物資が形成された負極板とを、樹脂製の多孔質で形成されたセパレータを介して対向させたものを多層に積層されたものである。なお、電池要素21には電極24,25が突出されている。
ラミネートシート22は、一対の凹部26(26A),26(26B)を設け、この凹部26,26間に折り曲げ線27を形成する。すなわち、ラミネートシート22を2つの分割体28(28A),28(28B)にて構成する。そして、一方の凹部26Aに電池要素21を嵌入して、ラミネートシート22を折り曲げ線27にしたがって折り畳んで、分割体28A,28Bを重ね合わせる。これによって、重ね合された凹部26A、26Bにて要素収納部29が形成され、この要素収納部29に電池要素21は収納されることになる。また、要素収納部29の外周側において分割体28A,28Bが溶着され、要素収納部29が密封される。これによって、ラミネートシート22からなる外装体23にて電池要素21が密封収納したラミネート型二次電池が形成される。
この降ろし装置は、ワークWとしての電池要素21を、ラミネートシート22の一方の凹部26(26A)(降ろし部位30)に挿入(嵌入)するための装置であり、図4及び図5に示すように、先端軸部材31と、先端軸部材31に掛け廻されるベルト部材32と、先端軸部材31を前方へ押し出して、先端軸部材31より後方の上側のベルト部材32にワーク載置部33を形成する押圧機構34とを備える。
先端軸部材31は、例えば、図6に示すように、軸本体31aと、この軸本体31aの両端部に設けられる回転体31b、31bとを備える。また、押圧機構34は、この実施形態ではシリンダ機構35を用いた。シリンダ機構35は、シリンダ本体35aと、このシリンダ本体35aから伸びるピストンロッド35bとを備える。そして、ピストンロッド35bの先端部が先端軸部材31の軸本体31aに連結されている。押圧機構34としてシリンダ機構に代えて弾性部材にて構成してもよい。弾性部材としては、金属ばね、ゴムばね、さらには空気ばねを用いることができる。金属ばねやゴムばね等の弾性部材を用いる場合、装置構成のシンプル化および低コスト化を図ることができる。なお、シリンダ機構としては、油圧シリンダであっても、空気圧シリンダであってもよい。
また、ベルト部材32は、その一端部32aがワークWの後端縁を受けるストッパ37に連結され、シリンダ機構35の上側から先端軸部材31を介してピストンロッド35bの下側へ配設され、その他端部32bが引張機構38(図1参照)に連設されている。引張機構38として、例えば、シリンダ機構、ボールねじ機構、リニアガイド機構等の公知・公用の往復動機構を用いることができる。また、引張機構38として、重り部材と、この重り部材を受ける受け体とで構成し、ベルト部材32に張力を付与する際に、受け体により重り部材を受けを解除し、重りの自重でベルト部材32を引っ張るようにしてもよい。
このため、ピストンロッド35bが前方へ伸びた状態では、図4(a)に先端軸部材31が前方へ延びて先端軸部材31より後方の上側のベルト部材32にワーク載置部33を形成できる。また、この状態から引張機構38を介してベルト部材32の他端部32bに、押圧機構34の前方への押圧力より大きい引張力を付与することによって、ピストンロッド35bが縮んで先端軸部材31は後方へ移動することになる。
この実施形態では、ワークWがワーク載置部33に載置された状態で、ワークWを押さえる押さえ部材39を備えている。なお、押さえ部材39としては、公知・公用のクランプ機構を用いることができる。
この場合、先端軸部材31とベルト部材32と押圧機構34と引張機構38と押さえ部材39等でもって、図1に示すように、装置本体部40を構成し、この装置本体部40が、往復動機構41にて、ワーク降ろし部位30に対して接近離間する方向に駆動し、角度変更機構42にて、少なくも、ワーク載置部33を水平状態と、図5(a)(b)に示すように、水平面に対して傾斜する傾斜状態とに変位することができる。
すなわち、先端軸部材31とベルト部材32と押圧機構34と引張機構38と押さえ部材39等が基台(図示省略)に載置され、基台を往復動機構41にて往復動させたり、傾斜させたりすることになる。往復動機構41にはシリンダ機構、ボールねじ機構、リニアガイド機構等の公知・公用の往復動機構を用いることができる。角度変更機構42は、基台に設けられる枢支部と、この枢支部から離間した部位を上下動させる往復動機構とを備え、この往復動機構を駆動させることによって、基台が枢支部を中心に揺動してこの基台が所定角度で傾斜する状態としたり、基台を水平状態としたりできる。また、傾斜させる場合、その傾斜角度も任意に設定できる。このように、基台を水平状態とした場合、ワーク載置部33を水平状態とでき、基台を傾斜させた場合、ワーク載置部33を傾斜させることができる。
ところで、押圧機構34、引張機構38.往復動機構41、及び角度変更機構42等は、制御手段50にて制御される。制御手段50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を中心としてROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等がバスを介して相互に接続されたマイクロコンピュータである。なお、ROMには、CPUが実行するプログラムやデータが格納されている。
また、押さえ部材39としては、手動の操作にて、ベルト部材32の押さえと押さえ解除とを行うものであっても、制御手段50の制御にて、自動的にベルト部材32の押さえと押さえ解除とを行うものであってもよい。なお、押圧機構34として、シリンダ機構を用いることなく、弾性部材を用いる場合、制御手段50の制御を必要としない。
次に前記のように構成したワークおろし装置を用いて、ワークWである電池要素21をワーク降ろし部位30である一方の分割体の凹部26に挿入する方法を説明する。この場合、まず、図4(a)(b)に示すように、ラミネートシート22を折り曲げ線27を介して折り曲げて、一対の分割体28A,28Bを所定角度θ(図例では、35度程度)になすように設定し、一方の分割体28Aを水平状に配置する。そして、図2に示すように、順次、ワーク載置工程S1→前進工程S2→傾斜工程S3→降ろし工程S4を行うことになる。
ワーク載置工程S1は、図4(a)に示すように、先端軸部材31を前方へ押し出してワーク載置部33を形成した状態で、このワーク載置部33を水平状態に配置する。この状態で、このワーク載置部33に電池要素21を載置する。この場合、ワーク載置部33の上方には、ラミネートシート22等に他の部材が配置されない状態で、電池要素21を載置することになる。このため、この電池要素21のワーク載置部33への載置は、図8等で記載した吸着パットを用いることができる。また、ワーク載置部33の高さ位置は、ワーク載置部33に電池要素21を載置する際における高さ位置としても任意である。
そして、図4(a)に示すように、水平状の下側のベルト部材32を、ラミネートシート22の一方の分割体28Aの内面よりもわずかに高く設定するとともに、分割体28Aと分割体28Bとで構成される横倒V字体28Cの開口部に対応させる。なお、ワーク載置部33を図4(a)に示す状態として電池要素21をワーク載置部33に載置するようにしてもよい。
ワーク載置部33に電池要素21を載置する際には、ストッパ37に電池要素21の後端縁21bを当接させるとともに、押さえ部材39にて電池要素21を後端側を押える。この状態で、電池要素21が載置されたワーク載置部33を前進させる前進工程S2を行って、図4(b)に示すように、電池要素21が載置されたワーク載置部33を横倒V字体28C内に嵌入(侵入)させる。電池要素21をワーク載置部22に載置した場合、電池要素21の先端縁21aが、ワーク載置部33の先端よりも前方に突出した状態となる。この場合、この電池要素21は可撓性を有するものであるので、仮想線で示すようにワーク載置部33より前方へ突出している部位が垂れた状態となる。可撓性とは、物体が柔軟であり、曲がることが可能である性質を指す。物体にかかる外力に応じて物体が変形することができる性質であり、弾性や変形前の形状への復元性の有無を問題にはしない。また、可撓性は、物体の材質、大きさ、厚さ、又は温度などの環境、等に応じて変わる。
次に、図5(a)に示すように、電池要素21が載置されたワーク載置部33を所定角度に傾斜させる。この場合の傾斜角度θ1としては、20°程度とする。そして、この傾斜状態を維持しつつ、下方のベルト部材32を矢印Aのように後方へ引っ張って、押圧機構34の押圧力に抗して、先端軸部材31を後方へ移動させていく。この際、ストッパ37は引っ張られることなく、その位置でとどまる。このため、電池要素21を一方の分割体28Aの凹部26Aに、先端縁21a側から後端縁21b側を順次降ろしていくことができる。この際、電池要素21の先端縁21aが凹部26Aの先端側立上り壁26a1に嵌合するように降ろしていくことになる。
そして、図5(b)に示すように、先端軸部材31が凹部26Aの後方側立上り壁26a2に接近し際には、ワーク載置部33を矢印Bのように、その傾斜角度を維持したまま、後方へ移動させて、電池要素21の後方端部を凹部26A内に嵌入(挿入)することができる。
電池要素21が、一方の分割体28Aの凹部26Aに挿入されれば、一方の分割体28Aと他方の分割体28Bとを重ね合わせて、分割体28Aの凹部26Aと分割体28Bの凹部26Bとで要素収納部29が形成され、この要素収納部29に電池要素1は収納されることになる。また、要素収納部9の外周側において分割体28,28が溶着され、要素収納部29が密封される。これによって、図3(a)に示すようなラミネートシート22からなる外装体23にて電池要素21が密封収納したラミネート型二次電池が形成される。
この降ろし装置では、押圧機構34にて先端軸部材31を前方へ押し出した状態で、ワークWの載置が可能なワーク載置部33を形成することができる。そして、このワーク載置部33にワークWを載置し、この状態で、押圧機構34の押圧力に抗して先端軸部材31を後方へ移動させることができる。この移動の際には、ワーク載置部33に載置されているワークWはその位置にとどまり、ワーク載置部33のみが後方へ移動していくことになる。しかも、ワークWが載置されているベルト部材32は、ワークWに対して摺動せず、ワークWとベルト部材32との摺動によるごみの発生を防止でき、高品質の製品を提供できる。
前記先端軸部材31は、軸本体31aと、この軸本体31aの両端部に設けられる回転体31b、31bとを備えるので、その軸心廻りに回転可能な回転軸であると言える。このように先端軸部材31が回転軸であれば、ベルト部材32を後方へ引っ張った際に、先端軸部材31が回転して、滑らかに後方へ引くことができる。これによって、比較的小さい力で先端軸部材31を後方へ移動させることができる。
ワーク載置部33を、水平状態と、先端軸部材31側から押圧機構34側に向かって上昇した傾斜状態とに変位させる角度変更機構42を備えているので、ワークWを降ろし部位30に降ろす際に、ワーク載置部33を任意の角度に傾斜させることによって、ワークWの種類等に応じて降ろすのに最適な角度でワークWを下ろすことができる。
ワーク載置部33の前進及び後退を行う往復動機構41を備えているので、ワーク載置部33を降ろし部位30から後方にずらせた状態で、ワーク載置部33に吸着パット等で吸着されたワークWを搬送して載置することができる。そして、ワークWが載置されたワーク載置部33を前進させることによって、降ろし部位30の上方位置に配置することができる。このため、ワーク載置部33を降ろし部位30の上方位置に配置する際には、吸着パット等をこのワーク載置部33から離間させた状態とすることができる。
ワークWの後端縁側を押える押さえ部材39を設けたものであってもよい。押さえ部材39を設けることによって、ワークWが位置ずれすることなく、ワーク載置部33に載置されるワークWを安定して保持でき、ワーク載置動作を安定して行える。
ストッパ37を備えたものでは、ワークWを降ろし部位30に降ろす際、ワークWの後端縁をストッパ37にて受けられているので、あたかもワークWを押し出すようになって、ワーク載置動作を安定して行える。
本発明の二次電池製造装置及び二次電池製造方法によれば、水平に配設されて上方に開口している一方の凹部26Aに、ワークWである電池要素21を挿入(嵌入)することができる。この際、後方から電池要素21を前方へ移動させることで、この凹部の上方に電池要素21を配置できる。
本発明の二次電池製造方法では、ベルト部材32の先端部を水平状態としてワーク載置部33を形成し、この水平状態のワーク載置部33にワークWを載置した後、ワーク載置部33を前進させて、ワーク載置部33を降ろし部位30に対応させ、その後、ワーク載置部33をその先端側が下傾となるように傾斜させ、次に、先端軸部材31より後方の下側のベルト部材32を後方へ引っ張って、先端軸部材31を後方へ移動させて、載置されているワークW(電池要素21)を、その先端縁21a側から後端縁21b側を順次、降ろし部位30に降ろしていくものであってもよい。このような降ろし方法を行うことによって、ラミネートシート21の折り曲げ角度をより小さくでき、生産タクトをより縮めることができる。
本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、往復動機構41及び/又は角度変更機構42を省略することも可能である。この場合、ラミネートシート22側を移動させて、ラミネートシート22とワーク載置部23との関係を図5(a)に示すような位置関係になるようにできればよい。また、往復動機構41及び角度変更機構42を備えたままラミネートシート22側も移動可能なものであってもよい。ワーク降ろし工程の図4(a)に示す初期段階におけるラミネートシート22の角度、図5(a)におけるワーク載置部の傾斜角度としては、ワークの形状、大きさ、重さ、材質等に応じて種々変更できる。ワークWは、前記実施形態では、可撓性を有する電池要素21であったが、板状体乃至シート状体の他の部材であってもよい。この場合、可撓性を有するものであっても、可撓性を有さないものであってもよい。すなわち、この降ろし装置を二次電池製造装置に用いることなく、他の装置、例えば、半固形物の収納装置や箱詰め装置等に用いることができる。
21 電池要素
22 ラミネートシート
29 要素収納部
30 降ろし部位
31 先端軸部材
32 ベルト部材
33 ワーク載置部
34 押圧機構
35 シリンダ機構
35b ピストンロッド
37 ストッパ
39 押さえ部材
41 往復動機構
42 角度変更機構
W ワーク
22 ラミネートシート
29 要素収納部
30 降ろし部位
31 先端軸部材
32 ベルト部材
33 ワーク載置部
34 押圧機構
35 シリンダ機構
35b ピストンロッド
37 ストッパ
39 押さえ部材
41 往復動機構
42 角度変更機構
W ワーク
Claims (13)
- ワークを降ろし部位に降ろす降ろし装置であって、
先端軸部材と、
先端軸部材に掛け廻されるベルト部材と、
先端軸部材を前方へ押し出して、先端軸部材より後方の上側のベルト部材にワーク載置部を形成する押圧機構とを備え、
先端軸部材より後方の下側のベルト部材に張力を付与して、押圧機構の押圧力に抗して先端軸部材を後方へ移動させて、ワーク載置部に載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次降ろし部位に降ろしていくことを特徴とする降ろし装置。 - 前記先端軸部材はその軸心廻りに回転可能な回転軸であることを特徴とする請求項1に記載の降ろし装置。
- ワーク載置部を、水平状態と、先端軸部材側から押圧機構側に向かって上昇した傾斜状態とに変位させる角度変更機構を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の降ろし装置。
- ワーク載置部の前進及び後退を行う往復動機構を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の降ろし装置。
- ワークの後端縁側を押える押さえ部材を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の降ろし装置。
- 前記ワーク載置部に載置されたワークの後端縁を受けるとともに、上側のベルト部材の端部に連結されたストッパを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の降ろし装置。
- 前記押圧機構は、ピストンロッドが伸びて先端軸部材を前方へ押し出し、先端軸部材より後方の下側のベルト部材への張力付与にてピストンロッドが縮むシリンダ機構にて構成したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の降ろし装置。
- 前記押圧機構は、先端軸部材を弾性的に前方へ押し出し、先端軸部材より後方の下側のベルト部材への張力付与にて圧縮される弾性部材にて構成したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の降ろし装置。
- 前記ワークが可撓性を有する板状体乃至シート状体であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の降ろし装置。
- 前記請求項1〜請求項8のいずれかの降ろし装置を用いる二次電池製造装置であって、
二次電池は、1枚のラミネートシートが折り畳まれて重ね合された一対の凹部からなる要素収納部に電池要素が密封収納されてなり、前記ワークが電池要素であり、前記降ろし部位が水平に配設されて上方に開口している一方の凹部であることを特徴とする二次電池製造装置。 - ワークを降ろし部位に降ろす降ろし方法であって、
先端軸部材に掛け廻されてベルト部材を先端軸部材を介して上側と下側とに分けて、上側のベルト部材の先端部にワークを載置し、下側のベルト部材を後方に引っ張って、先端軸部材を後方へ移動させて、載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次、降ろし部位に降ろしていくことを特徴とする降ろし方法。 - ベルト部材の先端部を水平状態としてワーク載置部を形成し、この水平状態のワーク載置部にワークを載置した後、ワーク載置部を前進させて、ワーク載置部を降ろし部位に対応させ、その後、ワーク載置部をその先端側が下傾となるように傾斜させ、次に、先端軸部材より後方の下側のベルト部材を後方へ引っ張って、先端軸部材を後方へ移動させて、載置されているワークを、その先端縁側から後端縁側を順次、降ろし部位に降ろしていくことを特徴とする請求項11に記載の降ろし方法。
- 前記請求項11又は請求項12のいずれかの降ろし方法を用いる二次電池製造方法であって、
二次電池は、1枚のラミネートシートが折り畳まれて重ね合された一対の凹部からなる要素収納部に電池要素が密封収納されてなり、前記ワークが電池要素であり、前記降ろし部位が水平に配設されて上方に開口している一方の凹部であることを特徴とする二次電池製造方法。
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JP2018231537A JP2020093327A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | 降ろし装置、降ろし方法、二次電池製造装置、及び二次電池製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2018
- 2018-12-11 JP JP2018231537A patent/JP2020093327A/ja active Pending
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