JP6582689B2 - ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法 - Google Patents

ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6582689B2
JP6582689B2 JP2015152199A JP2015152199A JP6582689B2 JP 6582689 B2 JP6582689 B2 JP 6582689B2 JP 2015152199 A JP2015152199 A JP 2015152199A JP 2015152199 A JP2015152199 A JP 2015152199A JP 6582689 B2 JP6582689 B2 JP 6582689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button battery
socket
standing wall
contact
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015152199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017030090A (ja
Inventor
尚幹 志田
尚幹 志田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2015152199A priority Critical patent/JP6582689B2/ja
Publication of JP2017030090A publication Critical patent/JP2017030090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6582689B2 publication Critical patent/JP6582689B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

本願の開示する技術は、ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法に関する。
例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置等には、ボタン電池が使用されることがある。このボタン電池の固定には、ソケットが用いられる。このようなソケットとしては、例えば、ボタン電池の側面に沿って設けられた壁部を有し、この壁部の内側にボタン電池が挿入されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−164459号公報 特開平9−141588号公報 特開2002−361587号公報
しかしながら、ボタン電池をソケットに挿入する際に、ソケットに対してボタン電池の位置がずれている状態では、ボタン電池をソケットに正しく挿入できない虞がある。このような問題は、ボタン電池以外でソケットに挿入される部材でも生じる虞がある。
本願の開示する技術は、一つの側面として、部材をソケットに正しく挿入できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術に係るロボットハンドは、底壁部と、底壁部からそれぞれ立設されると共に、互いに対向して配置された第一立壁及び第二立壁と、第一立壁の上端に形成され、第二立壁に向けて突出する第一爪部と、第二立壁の上端に形成され、第一立壁に向けて突出する第二爪部とを有するソケットにボタン電池を挿入するロボットハンドであって、ボタン電池を把持し、ボタン電池の一端部が第一爪部の下方に挿入され、ボタン電池の他端部が第二立壁の上に載置されるように、ボタン電池をソケットに搬送する把持部材と、ソケットに接触される接触部と、接触部がソケットに接触された状態において、ソケットに搬送されたボタン電池のソケットに対する位置決めとソケットに挿入されるボタン電池のガイドとを行うガイド部とを有するガイド部材と、ボタン電池の他端部と接触し、ボタン電池を第一立壁の側に押し込む押し込み面と、押し込み面から突出され、押し込み面によって第一立壁の側に押されたボタン電池の他端部の上面と接触し、ボタン電池を底壁部の側に押し込む押し込み突起とを有し、ボタン電池がガイド部によってガイドされている状態で、ボタン電池をソケットに押し込んで挿入する押し込み部材と、を備える。
本願の開示する技術によれば、部材をソケットに正しく挿入することができる。
ボタン電池挿入装置の斜視図である。 図1とは異なる方向から見たボタン電池挿入装置の斜視図である。 ロボットハンドの要部拡大図である。 ボタン電池がソケットに搬送された状態を示す斜視図である。 ボタン電池がソケットに挿入される様子を説明する図である。 ボタン電池挿入方法の第一工程を説明する図である。 図6の要部拡大図である。 ボタン電池挿入方法の第二工程を説明する図である。 ボタン電池挿入方法の第三工程を説明する図である。 図9の要部拡大図である。 ボタン電池挿入方法の第四工程を説明する図である。 図11の要部拡大図である。 ボタン電池がソケットに挿入される様子を説明する図である。 ボタン電池挿入方法の第五工程を説明する図である。 ボタン電池挿入方法の第六工程を説明する図である。 情報処理装置製造装置を示す図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
図4には、後述するボタン電池挿入装置の搬送対象物であるボタン電池110と、このボタン電池110が挿入されるソケット112とが示されている。図4において、ボタン電池110は、ソケット112に本挿入される前の仮挿入の状態とされている。ボタン電池110は、ソケット112に挿入される「部材」の一例である。
ソケット112は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に備えられた基板114に実装される。このソケット112は、底壁部116と、第一立壁118と、第二立壁120と、第一爪部122と、第二爪部124とを有する。
第一立壁118及び第二立壁120は、それぞれ底壁部116から立設されると共に、互いに対向して配置されている。第一爪部122は、第一立壁118の上端に形成されており、第二立壁120に向けて突出されている。一方、第二爪部124は、第二立壁120の上端に形成されており、第一立壁118に向けて突出されている。
第二爪部124は、第一爪部122よりも小さく形成されており、第二立壁120の左右方向の中央部に形成されている。第一立壁118及び第二立壁120の各中央部には、切欠き126,128がそれぞれ形成されており、この各切欠き126,128には、図示しない正極のバネ端子がそれぞれ配置される。また、底壁部116には、図示しない負極のバネ端子が配置される。
ボタン電池110は、円盤状に形成されている。このボタン電池110は、正規の方法では、次の要領でソケット112に挿入される。すなわち、図5の上図に示されるように、先ず、ボタン電池110がソケット112に搬送される。このとき、ボタン電池110は、ソケット112に本挿入される前の仮挿入状態とされ、ボタン電池110の一端部110Aは、第一爪部122の下方に挿入され、ボタン電池110の他端部110Bは、第二立壁120(第二爪部124を含む)の上に載置される。
続いて、上述の如く、ボタン電池110がソケット112に搬送された後、図5の中図に示されるように、ボタン電池110の他端部110Bが第一立壁118の側に押され、ボタン電池110が第二爪部124の先端部よりも第一立壁118の側に位置される。このとき、ボタン電池110の一端部110Aは、第一立壁118の側に設けられた正極のバネ端子に押し当てられる。
そして、図5の下図に示されるように、ボタン電池110の他端部110Bの上面が底壁部116の側に押されてボタン電池110が底壁部116の側に押し込まれ、ボタン電池110が底壁部116と平行に配置される。また、第一立壁118の側に設けられた正極のバネ端子によってボタン電池110が第二立壁120の側に押されて、ボタン電池110の他端部110Bが第二爪部124の下方に挿入される。
このようにして、ボタン電池110は、ソケット112に挿入される。ボタン電池110がソケット112に挿入された状態では、第一立壁118及び第二立壁120の切欠き126,128に配置された一対の正極のバネ端子にボタン電池110が挟まれ、この一対の正極のバネ端子にボタン電池110の正極が接続される。また、底壁部116に設けられた負極のバネ端子には、ボタン電池110の負極が接続される。
図1,図2に示されるボタン電池挿入装置10は、上述のボタン電池110をソケット112に挿入させるための装置であり、ロボットアーム18と、ロボットハンド20とを備える。なお、図1〜図3において、矢印UDは、ロボットハンド20の上下方向を示し、矢印LRは、ロボットハンド20の左右方向を示している。
ロボットハンド20は、ロボットアーム18の先端部に接続されている。このロボットハンド20は、把持部材22、昇降シリンダ24、開閉機構26、ガイド機構28、押し込み部材30、カム機構32、固定部材34、可動部材36、リニアガイド38、スライドシャフト40、圧縮バネ42等を備える。
把持部材22は、パイプ状に形成されており、固定部材34からロボットハンド20の先端側(下側)に向けて延びる。把持部材22の基端部には、図示しない吸引機が配管等を介して接続されており、把持部材22の先端部には、ボタン電池110を把持するための吸着ヘッド44(吸着パッド)が設けられている。昇降シリンダ24は、固定部材34の上に固定されており、把持部材22は、昇降シリンダ24によってロボットハンド20の上下方向に昇降される。
図3に示されるように、開閉機構26は、開閉シリンダ46と、一対の駆動部材48と、一対の従動部材50と、一対の弾性部材52とを有する。開閉シリンダ46は、固定部材34の下に固定されている。この開閉シリンダ46は、ロボットハンド20の左右方向に並ぶ一対の開閉部54を有する。この一対の開閉部54は、ロボットハンド20の左右方向に開閉(接離)する。一対の駆動部材48は、各開閉部54に固定されており、各開閉部54の移動に伴ってロボットハンド20の左右方向に沿って移動する。一対の従動部材50は、各駆動部材48と別体とされている。
図2に示されるように、一対の従動部材50は、各駆動部材48にリニアガイド56を介して固定されている。リニアガイド56は、一対の従動部材50のそれぞれに対して設けられている。この一対のリニアガイド56は、ロボットハンド20の左右方向を軸方向として配置されており、一対の従動部材50は、各リニアガイド56によって各駆動部材48に対してロボットハンド20の左右方向に移動可能とされている。
図3に示されるように、各駆動部材48には、第一固定壁58が形成されており、各従動部材50には、第二固定壁60が形成されている。この一対の第一固定壁58及び一対の第二固定壁60は、ロボットハンド20の上下方向に延びている。一対の第一固定壁58は、一対の第二固定壁60の間に配置されており、各第一固定壁58と第二固定壁60とは、ロボットハンド20の左右方向に対向されている。
一対の弾性部材52は、一例として、それぞれコイルスプリングによって形成されており、各第一固定壁58と第二固定壁60との間に配置されている。各弾性部材52の一端は、第一固定壁58に接続され、各弾性部材52の他端は、第二固定壁60に接続されている。
ガイド機構28は、ボタン電池110を位置決め及びガイドするための一対のガイド部材62を有する。この一対のガイド部材62は、上述の各従動部材50に一体に設けられており、各従動部材50からロボットハンド20の先端側に向けて延出されている。この一対のガイド部材62は、それぞれ板状に形成されており、ロボットハンド20の左右方向に対向して配置されている。
各ガイド部材62の先端部は、ソケット112の底壁部116の側面に接触される接触部64として形成されている。また、各ガイド部材62における接触部64よりも基端側の部分は、ボタン電池110を位置決め及びガイドするガイド部66として形成されている。接触部64は、ソケット112の形状に対応してガイド部66よりも一対のガイドの外側にオフセットして配置されている。また、ガイド部66は、接触部64が底壁部116の側面に接触された状態において、ボタン電池110の側面に接触されるように形成されている。
図1,図2に示されるように、押し込み部材30は、棒状に形成されており、ロボットハンド20の上下方向に延びている。押し込み部材30の長さ方向の略中央部には、ロボットハンド20の左右方向に延びる軸部68が設けられており、押し込み部材30は、この軸部68を介して固定部材34に回動可能に支持されている。
押し込み部材30の先端部(下端部)には、L字状に屈曲された屈曲部70が形成されている。この屈曲部70の下面は、押し込み面72として形成されている。また、この押し込み面72からは、ロボットハンド20の先端側(下側)に向けて突出する押し込み突起74が形成されている。
押し込み面72は、ロボットハンド20の先端側に向けて凸を成す湾曲面により形成されている。この押し込み面72は、後述する如く、ソケット112に搬送されたボタン電池110を第一立壁118の側に押し込む機能を有する(図12参照)。また、押し込み突起74は、後述する如く、押し込み面72によって第一立壁118の側に押し込まれたボタン電池110を底壁部116の側に押し込む機能を有する(同じく図12参照)。
固定部材34には、上述の開閉機構26、一対の駆動部材48、及び、一対の従動部材50等を介してガイド機構28が固定されている。可動部材36は、固定部材34よりもロボットハンド20の基端側(上側)に配置されており、この可動部材36には、ロボットアーム18の先端部が接続されている。可動部材36及び固定部材34は、板状に形成されており、ロボットハンド20の上下方向に対向されている。
可動部材36と固定部材34のとの間には、ロボットハンド20の上下方向を軸方向として配置されたリニアガイド38が設けられている。可動部材36は、リニアガイド38を介して固定部材34に固定されており、ロボットアーム18の長さ方向に固定部材34に対して接離可能とされている。
スライドシャフト40は、ロボットハンド20の上下方向を軸方向として配置されている。このスライドシャフト40の一端は、可動部材36に固定されている。一方、スライドシャフト40の他端側は、固定部材34を貫通しており、このスライドシャフト40の他端には、固定部材34に対する抜止用のストッパ76が設けられている。可動部材36と固定部材34との間には、圧縮バネ42がスライドシャフト40と同軸に設けられており、この圧縮バネ42は、可動部材36が固定部材34に対してロボットアーム18の長さ方向に接離されることにより伸縮される。
カム機構32は、ローラ78と、カム部材80とを有する。押し込み部材30の基端部(上端部)には、ロボットハンド20の左右方向を軸方向とする回転軸82が設けられており、ローラ78(カムフォロワ)は、この回転軸82に回転可能に支持されている。カム部材80は、可動部材36から固定部材34に向けて延出されており、このカム部材80の先端部には、カム面84が形成されている。
カム面84は、ローラ78の外周面と同様の曲率を有する湾曲面84Aと、この湾曲面84Aの上側に連続して形成されたフィレット面84Bとを有している。通常、可動部材36は、圧縮バネ42の弾性力により固定部材34から遠ざかる側に付勢されており、この状態では、このカム面84にローラ78が接触される。
また、押し込み部材30の基端部(上端部)と軸部68との間には、突起状の係止部86が設けられ、この係止部86には、引張バネ88の一端が係止されている。この引張バネ88の他端は、固定部材34から突出する棒状の係止部材90に係止されている。この引張バネ88の引張力によりローラ78は、カム面84の側に付勢されている。このカム機構32は、可動部材36が固定部材34に近づくことに伴って、押し込み部材30を作動(回動)させる。
次に、上記ボタン電池挿入装置10を用いたボタン電池挿入方法について説明する。
先ず、図6の上図に示されるように、ロボットアーム18の作動に伴ってロボットハンド20がトレイ130の上方に移動される。また、把持部材22の先端部に設けられた吸着ヘッド44が昇降シリンダ24の作動に伴って一対のガイド部材62よりも下方に突出される。そして、ロボットアーム18の作動に伴ってロボットハンド20が降下されると共に、吸引機が作動され、トレイ130に配列された複数のボタン電池110のうち一のボタン電池110が吸着ヘッド44に吸着(把持)される。
続いて、図6の下図に示されるように、ロボットアーム18の作動に伴ってロボットハンド20が移動し、ボタン電池110がソケット112に搬送される。このとき、ロボットハンド20は、ボタン電池110の一端部110Aが他端部110Bよりも下側に位置するように傾斜した状態とされる。
そして、図7に示されるように、ボタン電池110の一端部110Aは、第一爪部122の下方に挿入される。また、ボタン電池110の他端部110Bは、第二立壁120(第二爪部124を含む)の上に載置される。このように、ボタン電池110は、傾斜した状態でソケット112に仮挿入される。
続いて、図8の左図に示されるように、吸引機が停止されることにより吸着ヘッド44による吸着状態が解除されると共に、昇降シリンダ24の作動に伴い把持部材22が上昇される。また、図8の右図に示されるように、ロボットアーム18の作動に伴ってロボットハンド20が真っ直ぐな状態に戻されると共に、ロボットハンド20がソケット112の上方に移動される。
そして、図9の左図に示されるように、開閉シリンダ46の作動に伴い一対のガイド部材62が開いた状態とされる。また、ロボットアーム18の作動に伴ってロボットハンド20が降下し、一対のガイド部材62の先端部(下端部)が基板114に当接される(図10の左図も参照)。
続いて、図9の右図に示されるように、開閉シリンダ46の作動に伴い一対のガイド部材62が閉じた状態とされる。一対のガイド部材62が閉じた状態とされると、各ガイド部材62の先端部に形成された一対の接触部64がソケット112の両側からソケット112に接触される。このとき、より具体的には、一対の接触部64は、ソケット112の底壁部116の側面にそれぞれ接触される(図10の右図も参照)。
また、一対の接触部64がソケット112に接触された状態で、ボタン電池110の両側から一対のガイド部66がボタン電池110に接触される。そして、この一対のガイド部66によりボタン電池110がソケット112に対して左右方向に位置決めされ、ボタン電池110の位置ずれが解消される。
なお、ガイド部66が設けられた各従動部材50と、開閉シリンダ46の開閉部54に設けられた各駆動部材48との間には、それぞれ弾性部材52が設けられている。このため、仮にロボットハンド20がソケット112に対して左右方向に位置ずれした場合でも、この位置ずれが弾性部材52の変形により吸収され、ボタン電池110がソケット112に対して左右方向に位置決めされる。
続いて、図11の左図から中図に示されるように、ロボットアーム18が降下される。ロボットアーム18が降下されると、このロボットアーム18の先端部に接続された可動部材36が固定部材34に近づく側(下側)に押し込まれる。
また、可動部材36が固定部材34に近づく側(下側)に押し込まれると、ローラ78がカム面84を転動しながらカム面84のうちの湾曲面84Aからフィレット面84Bに移動する。そして、これにより、押し込み部材30の先端部がボタン電池110側に移動するように、押し込み部材30が回転軸82を中心に回動する。
また、このように押し込み部材30が回転軸82を中心に回動すると、図12の上図から中図に示されるように、ボタン電池110の他端部110Bに押し込み面72が接触する。そして、この押し込み面72によってボタン電池110が第一立壁118の側に押し込まれる。このとき、押し込み面72は、屈曲部70の先端側から後端側へ順にボタン電池110の他端部110Bと摺接される。
また、図11の中図から右図に示されるように、押し込み部材30が回転軸82を中心にさらに回動されると、図12の中図から下図に示されるように、ボタン電池110の他端部110Bの上面に押し込み突起74が接触する。そして、この押し込み突起74によってボタン電池110が底壁部116の側に押し込まれる。
なお、図13の上図に示されるように、ボタン電池110が押し込み面72によって押し込まれるときに、押し込み突起74は、第二立壁120に形成された切欠き128の内側を通過する。また、図13の下図に示されるように、第二立壁120の上端は、ボタン電池110の上面よりも高い位置にあり、第二立壁120の上端とボタン電池110の上面との間には、段差92が形成される。しかしながら、押し込み突起74の長さは、この段差92よりも長くなっているので、押し込み突起74による押し込みが確保される。
そして、以上のように、押し込み面72の押し込み動作と、押し込み突起74の押し込み動作による二段階の押し込み動作によって、ボタン電池110がソケット112に挿入される。
続いて、図14に示されるように、ロボットアーム18が上昇される。ロボットアーム18が上昇されると、可動部材36が固定部材34から遠ざかる側(上側)に移動される。また、可動部材36が固定部材34から遠ざかる側に移動されると、ローラ78がカム面84を転動しながらカム面84のうちのフィレット面84Bから湾曲面84Aに移動する。
また、押し込み部材30に引張バネ88の引張力が作用する。そして、これにより、押し込み部材30の先端部がボタン電池110と反対側に移動するように、押し込み部材30が回動し元の位置に戻される。また、このとき、一対のガイド部材62が基板114から少し浮く位置まで上昇するように、ロボットアーム18が上昇される。
そして、図15の左図に示されるように、開閉シリンダ46の作動に伴い一対のガイド部材62が閉じた状態から開いた状態とされる。また、図15の右図に示されるように、ロボットアーム18がさらに上昇してロボットハンド20がソケット112から上昇に退避した位置に移動される。本実施形態では、以上の要領で、ボタン電池110がソケット112に挿入される。
なお、図16に示されるように、上述のボタン電池挿入装置10は、情報処理装置製造装置100に組み込まれる。この情報処理装置製造装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置102を製造するためのものである。上述のボタン電池挿入方法は、情報処理装置製造装置100による情報処理装置製造方法の一部に適用される。この情報処理装置製造方法では、情報処理装置102の組立工程に、上述のボタン電池挿入方法によるボタン電池挿入工程が加えられて、本実施形態に係る情報処理装置102が完成される。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、ソケット112にボタン電池110が搬送(仮挿入)されると、開閉シリンダ46の作動に伴い一対のガイド部材62が閉じた状態とされる。そして、一対のガイド部材62の接触部64がソケット112の両側からソケット112に接触される。また、一対の接触部64がソケット112に接触された状態で、ボタン電池110の両側から一対のガイド部材62のガイド部66がボタン電池110に接触される。そして、ボタン電池110がソケット112に対して左右方向に位置決めされ、ボタン電池110の位置ずれが解消される。
さらに、押し込み部材30によりボタン電池110がソケット112に押し込まれるときには、ボタン電池110が一対のガイド部66によってガイドされる。以上より、ボタン電池110をソケット112に正しく挿入することができる。
また、ボタン電池110に位置ずれが生じている状態でボタン電池110がソケット112に押し込まれることを抑制することができるので、例えば、ボタン電池110の他端部110Bと第二爪部124との干渉によるソケット112の損傷を抑制できる。
また、一対のガイド部材62によって、ボタン電池110のソケット112に対する位置決めと、ボタン電池110のソケット112へのガイドが行われる。したがって、カメラやセンサ等でボタン電池110の位置を検出すると共に該検出結果に基づいてボタン電池110の位置を補正するフィードバック機能が不要になるので、コストダウンすることができる。
また、押し込み部材30は、押し込み面72と、この押し込み面72から突出する押し込み突起74を有する。押し込み面72は、ボタン電池110を第一立壁118の側に押し込み、押し込み突起74は、押し込み面72によって第一立壁118の側に押されたボタン電池110を底壁部116の側に押し込む。したがって、この押し込み部材30及び押し込み突起74の二段階の押し込み動作により、ボタン電池110がソケット112に挿入される際には、ボタン電池110の他端部110Bが第二爪部124と干渉することを抑制することができる。これにより、第二爪部124の損傷をより効果的に抑制することができる。
また、押し込み部材30は、押し込み面72に加えて押し込み突起74を有するので、この押し込み突起74により、ボタン電池110を底壁部116の側に的確に押し込むことができる。これにより、ボタン電池110のソケット112に対する挿入不足を抑制することができる。
また、ロボットハンド20には、カム機構32が設けられており、このカム機構32は、可動部材36が固定部材34に近づくことに伴って押し込み部材30を作動(回動)させる。したがって、押し込み部材30を作動させるには、一対のガイド部材62が基板114に当接された状態で、ロボットアーム18を降下させて可動部材36を固定部材34に近づければ良いので、押し込み部材30を容易に作動させることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、ロボットハンド20は、ボタン電池110をソケット112に挿入するためのボタン電池挿入装置10に適用されているが、ボタン電池110以外の部材をソケット112に挿入するための部材挿入装置に適用されても良い。
また、上記実施形態において、把持部材22は、ボタン電池110を吸着する構造とされているが、吸着以外の方法でボタン電池110を把持できる構造とされていても良い。
また、上記実施形態において、ソケット112は、底壁部116、第一立壁118、第二立壁120、第一爪部122、及び、第二爪部124を有する構造とされているが、これ以外の構造とされていても良い。
また、上記実施形態において、押し込み部材30は、好ましくは、押し込み面72及び押し込み突起74を有するが、押し込み面72及び押し込み突起74以外の構造を有していても良い。
また、上記実施形態において、押し込み部材30は、カム機構32によって作動されるが、カム機構32以外の構造によって作動されても良い。
なお、上記複数の変形例は、適宜、組み合わされて実施されても良い。
以上、本願の開示する技術の一実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
部材を把持し、前記部材をソケットに搬送する把持部材と、
前記ソケットに接触される接触部と、前記接触部が前記ソケットに接触された状態において、前記ソケットに搬送された前記部材の前記ソケットに対する位置決めと前記ソケットに挿入される前記部材のガイドとを行うガイド部とを有するガイド部材と、
前記部材が前記ガイド部によってガイドされている状態で、前記部材を前記ソケットに押し込んで挿入する押し込み部材と、
を備えるロボットハンド。
(付記2)
前記ガイド部材を一対備え、
一対の前記ガイド部材は、互いに対向して配置され、
一対の前記接触部は、前記ソケットの両側から前記ソケットに接触され、
一対の前記ガイド部は、一対の前記接触部が前記ソケットに接触された状態において、前記部材の両側から前記部材の位置決めと前記部材のガイドとを行う、
付記1に記載のロボットハンド。
(付記3)
前記一対のガイド部材の対向方向に沿って移動する一対の駆動部材を有する開閉機構と、
各前記ガイド部材が設けられた一対の従動部材と、
各前記駆動部材と各前記従動部材とを連結する一対の弾性部材と、
をさらに備える、
付記2に記載のロボットハンド。
(付記4)
前記ソケットは、
底壁部と、
前記底壁部からそれぞれ立設されると共に、互いに対向して配置された第一立壁及び第二立壁と、
前記第一立壁の上端に形成され、前記第二立壁に向けて突出する第一爪部と、
前記第二立壁の上端に形成され、前記第一立壁に向けて突出する第二爪部と、
を有し、
前記把持部材は、前記部材としてのボタン電池の一端部が前記第一爪部の下方に挿入され、前記ボタン電池の他端部が前記第二立壁の上に載置されるように、前記ボタン電池を前記ソケットに搬送し、
前記押し込み部材は、
前記ボタン電池の他端部と接触し、前記ボタン電池を前記第一立壁の側に押し込む押し込み面と、
前記押し込み面から突出され、前記押し込み面によって前記第一立壁の側に押された前記ボタン電池の他端部の上面と接触し、前記ボタン電池を前記底壁部の側に押し込む押し込み突起と、
を有する、
付記1〜付記3のいずれか一項に記載のロボットハンド。
(付記5)
前記ガイド部材が設けられた固定部材と、
ロボットアームの先端部に接続されると共に、前記ロボットアームの長さ方向に前記固定部材に対して接離可能とされた可動部材と、
前記可動部材が前記固定部材に近づくことに伴って、前記押し込み部材を作動させるカム機構と、
をさらに備える、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のロボットハンド。
(付記6)
ロボットアームと、
前記ロボットアームの先端部に接続されたロボットハンドと、
を備え、
前記ロボットハンドは、
部材を把持し、前記部材をソケットに搬送する把持部材と、
前記ソケットに接触される接触部と、前記接触部が前記ソケットに接触された状態において、前記ソケットに搬送された前記部材の前記ソケットに対する位置決めと前記ソケットに挿入される前記部材のガイドとを行うガイド部とを有するガイド部材と、
前記部材が前記ガイド部によってガイドされている状態で、前記部材を前記ソケットに押し込んで挿入する押し込み部材と、
を有する、
情報処理装置製造装置。
(付記7)
部材を把持部材で把持した状態で前記部材をソケットに搬送し、
前記ソケットにガイド部材の接触部を接触させると共に、前記ガイド部材のガイド部で前記部材の前記ソケットに対する位置決めを行い、
前記部材を前記ガイド部によってガイドしながら、前記部材を押し込み部材により前記ソケットに押し込んで挿入する、
ことを含む情報処理装置製造方法。
10 ボタン電池挿入装置
18 ロボットアーム
20 ロボットハンド
22 把持部材
26 開閉機構
30 押し込み部材
32 カム機構
34 固定部材
36 可動部材
62 ガイド部材
64 接触部
66 ガイド部
72 押し込み面
74 押し込み突起
100 情報処理装置製造装置
102 情報処理装置
110 ボタン電池(部材の一例)
110A 一端部
110B 他端部
112 ソケット
114 基板
116 底壁部
118 第一立壁
120 第二立壁
122 第一爪部
124 第二爪部

Claims (4)

  1. 底壁部と、前記底壁部からそれぞれ立設されると共に、互いに対向して配置された第一立壁及び第二立壁と、前記第一立壁の上端に形成され、前記第二立壁に向けて突出する第一爪部と、前記第二立壁の上端に形成され、前記第一立壁に向けて突出する第二爪部とを有するソケットにボタン電池を挿入するロボットハンドであって、
    前記ボタン電池を把持し、前記ボタン電池の一端部が前記第一爪部の下方に挿入され、前記ボタン電池の他端部が前記第二立壁の上に載置されるように、前記ボタン電池前記ソケットに搬送する把持部材と、
    前記ソケットに接触される接触部と、前記接触部が前記ソケットに接触された状態において、前記ソケットに搬送された前記ボタン電池の前記ソケットに対する位置決めと前記ソケットに挿入される前記ボタン電池のガイドとを行うガイド部とを有するガイド部材と、
    前記ボタン電池の他端部と接触し、前記ボタン電池を前記第一立壁の側に押し込む押し込み面と、前記押し込み面から突出され、前記押し込み面によって前記第一立壁の側に押された前記ボタン電池の他端部の上面と接触し、前記ボタン電池を前記底壁部の側に押し込む押し込み突起とを有し、前記ボタン電池が前記ガイド部によってガイドされている状態で、前記ボタン電池を前記ソケットに押し込んで挿入する押し込み部材と、
    を備えるロボットハンド。
  2. 前記ガイド部材が設けられた固定部材と、
    ロボットアームの先端部に接続されると共に、前記ロボットアームの長さ方向に前記固定部材に対して接離可能とされた可動部材と、
    前記可動部材が前記固定部材に近づくことに伴って、前記押し込み部材を作動させるカム機構と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 底壁部と、前記底壁部からそれぞれ立設されると共に、互いに対向して配置された第一立壁及び第二立壁と、前記第一立壁の上端に形成され、前記第二立壁に向けて突出する第一爪部と、前記第二立壁の上端に形成され、前記第一立壁に向けて突出する第二爪部と、を有するソケットにボタン電池を挿入するロボットハンドと、
    前記ロボットハンドが先端部に接続されたロボットアームと、
    を備え、
    前記ロボットハンドは、
    前記ボタン電池を把持し、前記ボタン電池の一端部が前記第一爪部の下方に挿入され、前記ボタン電池の他端部が前記第二立壁の上に載置されるように、前記ボタン電池を前記ソケットに搬送する把持部材と、
    前記ソケットに接触される接触部と、前記接触部が前記ソケットに接触された状態において、前記ソケットに搬送された前記ボタン電池の前記ソケットに対する位置決めと前記ソケットに挿入される前記ボタン電池のガイドとを行うガイド部とを有するガイド部材と、
    前記ボタン電池の他端部と接触し、前記ボタン電池を前記第一立壁の側に押し込む押し込み面と、前記押し込み面から突出され、前記押し込み面によって前記第一立壁の側に押された前記ボタン電池の他端部の上面と接触し、前記ボタン電池を前記底壁部の側に押し込む押し込み突起とを有し、前記ボタン電池が前記ガイド部によってガイドされている状態で、前記ボタン電池を前記ソケットに押し込んで挿入する押し込み部材と、
    を有する、
    情報処理装置製造装置
  4. 底壁部と、前記底壁部からそれぞれ立設されると共に、互いに対向して配置された第一立壁及び第二立壁と、前記第一立壁の上端に形成され、前記第二立壁に向けて突出する第一爪部と、前記第二立壁の上端に形成され、前記第一立壁に向けて突出する第二爪部とを有するソケットに対し、
    ボタン電池を把持部材で把持し、前記ボタン電池の一端部が前記第一爪部の下方に挿入され、前記ボタン電池の他端部が前記第二立壁の上に載置されるように、前記ボタン電池を前記ソケットに搬送し、
    前記ソケットにガイド部材の接触部を接触させると共に、前記ガイド部材のガイド部で前記ボタン電池の前記ソケットに対する位置決めを行い、
    前記ボタン電池を前記ガイド部によってガイドしながら、押し込み部材の押し込み面を前記ボタン電池の他端部に接触させて、前記ボタン電池を前記第一立壁の側に押し込み、
    前記ボタン電池を前記ガイド部によってガイドしながら、前記押し込み面によって前記第一立壁の側に押された前記ボタン電池の他端部の上面に、前記押し込み面から突出された押し込み突起を接触させ、前記ボタン電池を前記底壁部の側に押し込んで、前記ボタン電池を前記ソケットに挿入する、
    ことを含む情報処理装置製造方法
JP2015152199A 2015-07-31 2015-07-31 ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法 Active JP6582689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015152199A JP6582689B2 (ja) 2015-07-31 2015-07-31 ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015152199A JP6582689B2 (ja) 2015-07-31 2015-07-31 ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017030090A JP2017030090A (ja) 2017-02-09
JP6582689B2 true JP6582689B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=57985763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015152199A Active JP6582689B2 (ja) 2015-07-31 2015-07-31 ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6582689B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115443587A (zh) * 2020-04-14 2022-12-06 三菱电机株式会社 组装装置、组装方法及电子设备的制造方法
CN116000908B (zh) * 2023-03-24 2023-06-20 中科摩通(常州)智能制造股份有限公司 一种基于新能源电池生产的抓取装置及抓取方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62130828U (ja) * 1986-02-07 1987-08-18
JPH04267599A (ja) * 1991-02-22 1992-09-24 Nec Yamaguchi Ltd 半導体集積回路装置挿入機
JP2531552B2 (ja) * 1991-10-01 1996-09-04 三菱電機株式会社 表面実装用デバイスの挿し抜き装置
JP3711035B2 (ja) * 2001-04-26 2005-10-26 イリソ電子工業株式会社 電池ホルダ
TWI333248B (en) * 2006-08-18 2010-11-11 King Yuan Electronics Co Ltd Pick-up head device with a pushing mechanism
JP5983927B2 (ja) * 2012-08-17 2016-09-06 富士通株式会社 パーツの組付装置及びパーツの組付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017030090A (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8132835B2 (en) Workpiece gripping device
JP5953083B2 (ja) 積層装置および積層方法
US20130345848A1 (en) Robot system and method for manufacturing fitting
JP2012206206A (ja) ロボットの制御方法、及びロボット
JP6582689B2 (ja) ロボットハンド、情報処理装置製造装置、情報処理装置製造方法
WO2017203945A1 (ja) ワーク把持装置およびワーク把持方法
JP7114603B2 (ja) 把持装置
TW200947600A (en) Substrate holding apparatus, substrate transferring robot equipped with the same, and semiconductor production apparatus
JP7322539B2 (ja) 把持機構及び組立装置
JP5913845B2 (ja) 板状部材の搬送装置および搬送方法
JP7225725B2 (ja) ロボットシステムおよび挿入方法
JP2011245595A (ja) 移載ハンドおよび移載方法
KR102507572B1 (ko) 적층체 보지 장치
KR20110095998A (ko) 웨이퍼 측면파지 이송용 집게의 구동기구
JP5004359B2 (ja) 物品保持装置
JP2012091923A (ja) ワーク搬送方法および装置
JP5917389B2 (ja) 多関節型双腕ロボットによるベルト組付けシステム
JP2012200806A (ja) ハンド装置
WO2019075752A1 (zh) 麻醉蒸发器连接座及麻醉机
JP6027398B2 (ja) シート挿着装置およびシート挿着方法
JP2018042377A (ja) 平角コイルの皮膜剥離方法
JP2010503230A (ja) 2クランプを形成する3ジョーを有するグリッパ
CN106142094B (zh) 夹持机构
CN114008695B (zh) 机械手
JP6675223B2 (ja) ロボットアームおよびロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6582689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150