JPH0445154Y2 - - Google Patents

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JPH0445154Y2
JPH0445154Y2 JP1986078136U JP7813686U JPH0445154Y2 JP H0445154 Y2 JPH0445154 Y2 JP H0445154Y2 JP 1986078136 U JP1986078136 U JP 1986078136U JP 7813686 U JP7813686 U JP 7813686U JP H0445154 Y2 JPH0445154 Y2 JP H0445154Y2
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JP
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disk
rack
cam member
tray
disk tray
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はデイスク装着脱装置に係り、特にコン
パクトデイスクを装着及び離脱させる装置に関す
る。
従来の技術 一般に、コンパクトデイスクをターンテーブル
上に装着する装置は、コンパクトデイスクを支持
すると共にこれをデイスク離脱位置とデイスク装
着位置との間を運搬する抽出し構造のデイスクト
レイと、コンパクトデイスクをターンテーブル上
にクランプするクランプアームとを主要構成要素
とする構造である。クランプアームのクランプ動
作及びクランプ解除動作は、共にデイスクトレイ
がデイスク装着位置にあるときに行なわれる。
従来の装置は、例えば、デイスクトレイの側方
に、ギヤ部と円筒カムとを一体に有する駆動回動
体を設け、ギヤ部がデイスクトレイの側面に形成
してあるラツクに噛合してデイスクトレイを移動
させ、円筒カムがクランプアームを係止してこれ
を上動させると共にクランプ解除位置に保持する
構成としてある。
考案が解決しようとする問題点 駆動回転体がデイスクトレイの外側の側方に配
されているため、デイスク装着脱装置の幅寸法は
デイスクトレイの幅寸法に駆動回転体の径寸法を
加算した大なる寸法となり、デイスク装着脱装置
の小形化を図ることが困難であるという問題点が
あつた。
本考案は上記問題点を解決したデイスク装着脱
装置を提供することを目的とする。
問題を解決するための手段 デイスクを載置されてデイスク装着位置とデイ
スク離脱位置との間を実質上水平に移動しうるデ
イスクトレイと、上記デイスク装着位置に位置す
る上記デイスクをターンテーブル上にクランプす
るクランプアームとを有するデイスク装着脱装置
において、 移動して該クランプアーム5をクランプ位置と
クランプ解除位置との間を移動させるカム部21
を有するカム部材20を上記デイスクトレイ1の
下側に、上記デイスクトレイと同方向に移動可能
に設け、 上記カム部材20に、その移動方向に延在する
第1のラツク23を設けると共に、上記デイスク
トレイに、その移動方向に延在する第2のラツク
18を設け、 該第1のラツク及び第2のラツクに噛合する一
のピニオン11及びこれを駆動する一の駆動機構
12を、上記デイスクトレイの下側に設け、 上記デイスクトレイとカム部材とに、上記第
1,第2のラツクのうち一方のラツクが上記一の
ピニオンにより終端まで移動されたときに、その
ときまで静止していた上記デイスクトレイ又はカ
ム部材を動かして、上記第1,第2のラツクのう
ち他方のラツクを上記一のピニオンと噛合するよ
うに引き込む機構19,24を設け、 デイスク装着時には、上記第2のラツク及び第
1のラツクが順次駆動され、上記デイスクトレイ
及びカム部材が順次且つ共に実質上水平方向上同
方向に移動され、デイスク離脱時には、上記第1
のラツク及び第2のラツクが順次駆動され、上記
カム部材及びデイスクトレイが順次上記のデイス
ク装着時とは逆方向に移動されるよう構成したも
のである。
作 用 カム部材20、ピニオン11及び駆動機構12
を全てデイスクトレイ1の下側に配設した構成
は、デイスク装着脱装置の幅寸法を、デイスクト
レイの幅寸法と実質上同一寸法にまで小さくす
る。
第1,第2のラツクが順次駆動される構成は、
第1,第2のラツクに無駄な動きを無くし、デイ
スク装着脱装置の奥行寸法を短くする。
また、第1,第2のラツクが順次駆動される構
成は、デイスクトレイの動きとクランプアームの
動きとを別個独立に行わせる。
また、ピニオン及び駆動機構が共に一つである
構成は、デイスク装着脱装置の構成を簡単とす
る。
実施例 次に本考案になるデイスク装着脱装置の一実施
例について説明する。
第2図,第3図,第4図は夫々デイスク装着開
始前(デイスク離脱完了時)の状態を示し、第1
図,第5図乃至第7図は夫々デイスク装着状態を
示す。第8図,第9図,第10図はデイスク装着
時の動作を示す。
各図中、1はデイスクトレイであり、凹状のデ
イスク載置部2を有し、両側を複数のガイド3に
より保持案内されつゝシヤーシ4上を第2図に示
すデイスク離脱位置と第5図に示すデイスク装着
位置との間を矢印A1,A2方向に往復移動する。
5はクランプアームであり、基部側を支持軸部
6により支承され、後述するポール10に嵌合し
てあるばね7により矢印B1方向に回動付勢され
た状態でシヤーシ4上に設けてあり、第3図に示
すクランプ解除位置と第6図に示すクランプ位置
との間を矢印B1,B2方向に回動する。アーム5
の基部側の細長の開口8の両端に、シヤーシ4上
に植設されたポール9,10が嵌合しており、ア
ーム5の第2図中矢印C方向の位置が規制されて
いる。
なお、前記の支持軸部6は、第29図に示すよ
うにシヤーシ4にアウトサート成形された一対の
板状の支柱35に一体形成してある。この支持軸
部6が、クランプアーム5より下方に折曲された
部分に形成してある孔36に嵌合している。
11はピニオン、12は駆動機構であり、共
に、シヤーシ4のうちデイスクトレイ1の下側の
個所に設けてある。駆動機構12は、モータ13
と、減速機構を構成するギヤ14,15,16と
よりなる。モータ13はシヤーシ4の上下面にア
ウトサート成形された凹状の皿部17の下面に取
り付けてあり、ギヤ14,15は凹状の皿部17
内に収容してある。ギヤ16及び15は、夫々皿
部17と一体的に設けられた軸17a,17bに
軸承してある。これにより減速機構は、温度変化
による熱膨脹の影響を受けにくゝなつており、し
かもシヤーシ4の上面への突出寸法が小さく抑え
られている。また、両端のギヤ14,16はジユ
ラコン製、中間のギヤ15はナイロン製である。
ギヤ14及び16と噛合する中間のギヤ15をナ
イロン製とすることにより、ギヤ15がギヤ音を
吸収し、上記の減速機構は前部のギヤを全てジユ
ラコン製とした場合に比べてギヤ音の発生が効果
的に抑えられている。
デイスクトレイ1は、第11図、第12図、第
13図に併せて示す形状であり、内側の一方の側
面のうちa−b間に第2のラツク18が形成して
ある。更にラツク18の一端bに対応して突部1
9が形成してある。
第14図及び第15図はカム部材20を示す。
カム部材20は、カム部21と細長の摺動体22
とよりなる。摺動体22は、c−d間に亘る第1
のラツク23と突部24とを有する。カム部材2
0は、第1図、第4図に示すように、摺動体22
の長孔をシヤーシ4上のピン25,26に嵌合案
内されて、矢印A1,A2方向に摺動し得る。カム
部材20は、摺動体22がデイスクトレイ1の下
側に位置し、カム部21が摺動体22の側方に位
置している。
第1のラツク23と第2のラツク18とは、第
1図及び第4図に示すように、矢印A1方向に一
直線に整列しており、且つ第8図乃至第10図に
示すように高さ方向については段違いとなつてい
る。上記ピニオン11は、摺動体22の長孔27
内に突出しており、第1,第2のラツク23,1
8にまたがつている。
突部19と突部24とが引き込み機構を構成す
る。
次にデイスク装着時の動作について説明する。
デイスク装着前においては、装置は第4図及び第
8図に示す状態にある。デイスクトレイ1は矢印
A2方向に引き出されており、カム部材20も矢
印A2方向に移動している。第8図に示すように、
第1のラツク23はピニオン11より外れてお
り、ピニオン11には第2のラツク18だけが噛
合している。第8図に示すように、クランプアー
ム5はカム部材21の高部に係止されて、矢印
B2方向に回動したクランプ解除位置に位置して
いる。
コンパクトデイスク(図示せず)を載置部2に
載置して釦操作をすると、モータ13が始動して
正転し、ピニオン11が矢印D方向に回転する。
ピニオン11の回転により第2のラツク18が駆
動され、デイスクトレイが矢印A1方向に移動す
る。カム部材20は第4図及び第8図の位置に停
止したまゝである。デイスクトレイ1が第9図に
示すように装置1内に略引き込まれると、突部1
9が突部24に当接してこれを押し、カム部材2
0がデイスクトレイ1と共に矢印A1方向に移動
し、第1のラツク23の端部cがピニオン11と
噛合する。
突部19が突部24に当接した状態では、第9
図に示すように、第2のラツク18の端部bと第
1のラツク23の端部cとが略一致しており、第
2のラツク18がピニオン11を通過してこれよ
り外れると第1のラツク23がピニオン11に噛
合を開始する。
デイスクトレイ1は、第2のラツク18がピニ
オン11を通過してこれより外れた位置、即ちデ
イスク装着位置で停止する。
その後は第1のラツク23がピニオン11に駆
動されてカム部材20が単独で矢印A1方向に第
1図及び第10図に示す位置まで移動する。この
移動時に、クランプアーム5が矢印B1方向に回
動してクランプ位置に到り、コンパクトデイスク
はクランパ28によりターンテーブル29上にク
ランプされて装着される。モータ30が始動し、
コンパクトデイスクは回転し、ピツクアツプ装置
により再生される。
デイスク離脱動作は、上記のデイスク装着動作
とは逆順序で行なわれる。釦操作により、モータ
12が始動して、第1図中ピニオン11が矢印E
方向に回転する。最初は第1のラツク23が駆動
されて、カム部材20がデイスクトレイ1と独立
に矢印A2方向に移動し、デイスククランプを解
除する。突部24が突部19を押し、第2のラツ
ク18がピニオン1に噛合を開始し、第1のラツ
ク23がピニオン11を通過してこれより外れ
る。カム部材20は停止し、引き続いてデイスク
トレイ1が矢印A2方向に移動して装置より押し
出され、コンパクトデイスクが離脱される。
上記のように、ピニオン11、これを駆動する
機構12及びカム部材20は全てデイスクトレイ
1の下側に配されるため、デイスクトレイ1より
側方に突出して配される部品が無く、然して装置
の幅寸法W1は実質上デイスクトレイ1の幅寸法
W2と略等しくなり、装置は従来に比べて相当小
型となる。
また、第2図及び第3図に示すように、シヤー
シ4の後部には、ロツク部材31が、軸31aを
支持されて設けてある。デイスク離脱状態では、
ロツク部材31はばね37により第3図に示す状
態にあり、爪31bが下がつており、基部31c
が上がつている。カム部材20の上記矢印A1
向への移動により、摺動体22が基部31cを押
し、ロツク部材31は第6図に示すように回動
し、爪31bがデイスクトレイ1の切欠32に係
合する。これにより、デイスク再生中は、デイス
クトレイ1はデイスク装置位置にロツクされる。
デイスク離脱時には、カム部材20の矢印A2
方向の移動により、摺動体22が基部31cより
外れ、ロツク部材31が第6図中時計方向に回動
し、爪31bが切欠32より抜け出し、デイスク
トレイ1のロツク解除される。
第16図乃至第19図はピツクアツプ装置40
及びこれに関連する機構を示す。
41はピツクアツプ装置40が取り付けられた
キヤリツジであり、一の側面側をガイドロツド4
2に移動可能に嵌合させ、これとは反対側の側面
側をレール43より支持されており、ラツク組立
体44がピニオン45に噛合している。こゝでも
ギヤ音を吸収するようにピニオン45はナイロン
製としてある。モータ46が始動すると、ウオー
ムギヤ機構56を介してピニオン45が回転し、
ラツク組立体44を駆動され、キヤリツジ41は
ガイドロツド42に案内されて矢印A1,A2方向、
即ち装着されたコンパクトデイスクの径方向に移
動する。こゝで、駆動系に設けられたウオームギ
ヤ機構56により、キヤリツジ41は振動等の影
響で不要にがたつくことが防止されている。ガイ
ドロツド42、レール43は、第16図及び第1
9図に示すようにシヤーシ4に固定してある。
47は摺動子であり、レール43を上下より挟
んでおり、レール43に沿つて摺動する。この摺
動子47は、孔48がキヤツジ41よりの垂下軸
49に嵌合し、キヤリツジ41よりの調整ねじ5
0がねじ孔51に螺合した状態で取り付けられて
いる。キヤリツジ41と摺動子47との間には、
圧縮コイルばね52が調整ねじ50に嵌合して設
けてあり、摺動子47を下方に押圧している。
これにより、調整ねじ50をねじ込む方向及び
これとは逆方向に回転させることにより、摺動子
47とキヤリツジ41との間の間隔が変化し、キ
ヤリツジ41の上記レール43側の高さが変化し
てキヤリツジ41はガイドロツド42を中心に矢
印F方向に回動する。即ち、調整ねじ50を適宜
操作することにより、レンズ53を有するピツク
アツプ装置40の光軸54のターンテーブル29
の軸線55との角度のずれ(これをジツタとい
う)が調整可能である。
ラツク組立体44は、第17図及び第19図に
示すように、第1のラツク60と第2のラツク6
1とが重なり合い、圧縮コイルばね62により互
いに矢印A1,A2方向に付勢され、ピニオン45
に密に噛合した状態ねじ63,64によりねじ止
め固定された構成であり、バツクラツシが零の状
態で駆動される。
再生に際して、キヤリツジ41は第16図中一
旦矢印A11方向に移動し、ロツド部70がリー
フスイツチ71を押しこれを閉成させ、この位置
を基準として矢印A2方向(デイスク外周方向)
に移動してデイスク上の指定された個所を再生す
る。72はストツパであり、シヤーシ4上リーフ
スイツチ71の個所に固定してある。このストツ
パ72は、リーフスイツチ71を閉成させたロツ
ド部70の先端を受け止め、キヤリツジ41が基
準位置を越えて更にデイスク内周側に移動するこ
とを防止する。ストツパ72を設けることによ
り、検出スイツチとして安価なリーフスイツチ7
1が使用可能となつている。
第20図乃至第22図にクランパ28を示す。
クランパ28は、略円板形状の本体28aと、こ
の上端より一の直径方向上に張り出した顎部8
0,81、下端より上記一の直径と直交する直径
方向上に張り出した顎部82,83を有する。鍔
部82は、鍔片84,85,86よりなり、中央
の鍔片85は薄肉であり逆U字状の付け根部87
を有し、第22図中二点鎖線で示すように上方に
は容易に屈曲しうるが、水平より下方には屈曲し
にくい。鍔片85の半径R1は鍔片84,86の
半径R2より多少多大としてある。
上記のクランパ28は、第23図に示すよう
に、鍔部83側をクランプアーム5の先端の円形
孔88内に嵌入させ斜めとした状態で鍔部82側
を矢印Gで示すように下方に押すことにより取り
付けられる。即ち、鍔片85が二点鎖線で示すよ
うに上方に屈曲して円形孔88を通り抜けクラン
パ28がアーム5の円形孔88に嵌合する。鍔片
85はその後元の水平位置に復元し、しかも、下
方には屈曲しにくいため、クランパ28が孔88
より脱けることは確実に防止される。
なお、89は環状の磁石、90は環状のヨーク
である。
第24図乃至第26図は夫々デイスクリフタ9
1を示す。デイスクリフタ91は、略四角枠形状
の樹脂成形品であり、一端側の軸92,93を、
デイスクトレイ1の下面奥部の軸受部94,95
(第13図参照)に支持されてデイスクトレイ1
の下面に取り付けてある。このデイスクリフタ9
1に、4つのデイスク支持突部96の全部が設け
てある。デイスクリフタ91は、一端をデイスク
トレイ1にねじ止めされた一対の板ばね98,9
9により付勢されており、デイスク離脱状態で
は、第25図に示すように矢印H1方向に回動し
ており、4つのデイスク支持突部96がデイスク
トレイ1のデイスク載置部2より上方に突出して
いる。コンパクトデイスク110は、デイスク支
持部96上に載置されて、ターンテーブル29よ
り高い位置に支持される。デイスク装着状態で
は、一対の支柱97をクランプアーム5により押
されて矢印H2方向に回動し、デイスク支持突部
96がデイスクトレイ1内に埋没する。コンパク
トデイスク110は、下降してターンテーブル2
9上に載置され、前記クランパ28によりクラン
プされる。
デイスクリフタ91は、フリーな状態では第2
7図に示すように、先端側が上方に角度α傾斜す
る形状としてある。このため、デイスク支持突部
96がデイスクトレイ1内に埋没するまでデイス
クリフタ91が回動したとき、デイスクリフタ9
1の先端側は第27図に示すように略水平状態と
なり、下方に傾斜する状態とはならず、デイスク
リフタ91の回動のためにデイスクトレイ1の下
側に必要とされるスペースは狭くて足りる。これ
により、デイスクリフタ91の長さは長いけれど
も、デイスクトレイ1は、第25図及び第27図
に示すように、シヤーシ4に接近して配され、こ
れによりデイスク再生装置の薄型化が図られる。
また、デイスクリフタ91は全長のうち先端側
の約半分は薄肉としてあり、可撓性を有する。従
つて、デイスクリフタ91が矢印H1方向に回動
した状態では、デイスクリフタ91は、第25図
に示すように、先端側が角度αが零となる方向に
弾性的に撓んで、ばね98,99によりデイスク
トレイの下面に押し付けられており、デイスク支
持突部96はデイスクトレイ1上所定高さまで突
出している。即ち、デイスクリフタ91をその先
端側を傾斜させた形状としても、デイスクリフタ
91自体の可撓性により、デイスク支持突部96
が所定高さまで確実に突出する。
また、デイスクリフタ91を上記のように肉薄
としたことは、デイスクトレイ1とシヤーシ4と
の間のスペースを狭くすることにも寄与してい
る。
また、各デイスク支持突部96は、第28図に
拡大して示すように、デイスクリフタ91と一体
形成された略円錐形状の突部96aに、ゴム製の
キヤツプ96bを被せた構造である。このゴム製
キヤツプ96bにより、コンパクトデイスク11
0を載置したときの衝撃を吸収すると共に、コン
パクトデイスク110が傷付くのを防止する。
またデイスクリフタ91は、デイスクトレイ1
の側面側ではなく、奥部側に軸承されているた
め、デイスクトレイ1には前記第2のラツク18
が支承なく形成されている。
また、デイスクリフタ91を付勢する手段とし
て板ばね98,99を使用しており、デイスクリ
フタ91及び板ばね98,99は共にデイスクト
レイ1の下面側から取り付けることが出来、組立
性は良い。
また第7図及び第30図に示すようにシヤーシ
4の下面には、モータより引き出されている電線
100を止めるための電線止め101が設けてあ
る。電線止め101は、一対の円柱102,10
3の間に鉤部104aを有する柱104が配され
た構成である。電線100は、第30図中矢印
で示すように各柱の頂部側より各柱間に挿入する
ことにより、柱102,103,104に挾ま
れ、屈曲して外れにくい状態で止められる。従つ
て電線100に作業性良く止められシヤーシ4の
周囲に沿つて引き回される。柱104の頂部の斜
面104bは、電線100を柱間に挿入し易く
し、鉤部104bは一端挿入された電線100の
抜け出しを防止する。
考案の効果 上述の如く、本考案になるデイスク挿着脱装置
によれば、以下に挙げる特徴を有する。
デイスクトレイ及びクランプアームを動作さ
せる機構をデイスクトレイの下側に配した構成
であるため、装置の幅寸法をデイスクトレイの
幅寸法と実質上同一寸法にまで小さくすること
が可能となり、幅寸法を小として装置の小型化
を図ることができる。
第1,第2のラツクが順次駆動される構成で
あるため、第1,第2のラツクには無駄な動き
が無くなり、装置を何ら厚くすることなく、装
置の奥行方向の寸法を短くすることが出来、こ
の点でも装置の小型化を図ることが出来る。
また、デイスクトレイの動きとクランプアー
ムの動きとが完全に独立となり、デイスク挿着
及びデイスク離脱動作を安定且つ確実に行うこ
とが出来る。
ピニオン及び駆動機構は夫々一つであり、構
成を簡単とし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のデイスク装着脱装置の一実施
例のデイスク装着状態をデイスクトレイを一部切
截して示す平面図、第2図,第3図は夫々デイス
ク装着開始前(デイスク離脱完了時)の状態を示
す平面図、正面図、第4図は第2図中デイスクト
レイを一部切截して示す平面図、第5図、第6
図,第7図は夫々デイスク装着状態を示す平面
図、正面図、側面図、第8図,第9図,第10図
はデイスク装着時の動作を説明する図、第11
図、第12図、第13図は夫々デイスクトレイの
平面図、一部切截正面図、底面図、第14図,第
15図は夫々カム部材の平面図、正面図、第16
図はピツクアツプ装置用キヤリツジ及びこれに関
連する機構を示す平面図、第17図,第18図,
第19図は夫々第16図中ピツクアツプ装置用キ
ヤリツジを拡大して示す平面図、正面図、側面
図、第20図はクランパの平面図、第21図、第
22図は夫々第20図中−線,
−線に沿う断面矢視図、第23図はクラ
ンパのクランプアームへの取り付け方法を説明す
る図、第24図,25図,26図は夫々デイスク
リフタの平面図、正面図、側面図、第27図はデ
イスクリフタが下方に回動したときの状態を示す
図、第28図はデイスク支持突部の構造を示す
図、第29図はクランプアームを支持する部分の
分解斜視図、第30図は電線止めを示す斜視図で
ある。 1……デイスクトレイ、4……シヤーシ、5…
…クランプアーム、11……ピニオン、12……
駆動機構、13……モータ、14〜16……ギ
ヤ、18……第2のラツク、19,24……凸
部、20……カム,21……カム部、22……摺
動体、23……第1のラツク、29……ターンテ
ーブル、110……コンパクトデイスク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスクを載置されてデイスク装着位置とデイ
    スク離脱位置との間を実質上水平に移動しうるデ
    イスクトレイと、上記デイスク装着位置に位置す
    る上記デイスクをターンテーブル上にクランプす
    るクランプアームとを有するデイスク装着脱装置
    において、 移動して該クランプアームをクランプ位置とク
    ランプ解除位置との間を移動させるカム部を有す
    るカム部材を上記デイスクトレイの下側に、上記
    デイスクトレイと同方向に移動可能に設け、 上記カム部材に、その移動方向に延在する第1
    のラツクを設けると共に、上記デイスクトレイ
    に、その移動方向に延在する第2のラツクを設
    け、 該第1のラツク及び第2のラツクに噛合する一
    のピニオン及びこれを駆動する一の駆動機構を、
    上記デイスクトレイの下側に設け、 上記デイスクトレイとカム部材とに、上記第
    1,第2のラツクのうち一方のラツクが上記一の
    ピニオンにより終端まで移動されたときに、その
    ときまで静止していた上記デイスクトレイ又はカ
    ム部材を動かして、上記第1,第2のラツクのう
    ち他方のラツクを上記一のピニオンと噛合するよ
    うに引き込む機構を設け、 デイスク装着時には、上記第2のラツク及び第
    1のラツクが順次駆動され、上記デイスクトレイ
    及びカム部材が順次且つ共に実質上水平方向上同
    方向に移動され、デイスク離脱時には、上記第1
    のラツク及び第2のラツクが順次駆動され、上記
    カム部材及びデイスクトレイが順次上記のデイス
    ク装着時とは逆方向に移動されるよう構成したこ
    とを特徴とするデイスク装着脱装置。
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