JP3034761B2 - ディスク装着装置 - Google Patents

ディスク装着装置

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JP3034761B2
JP3034761B2 JP6115205A JP11520594A JP3034761B2 JP 3034761 B2 JP3034761 B2 JP 3034761B2 JP 6115205 A JP6115205 A JP 6115205A JP 11520594 A JP11520594 A JP 11520594A JP 3034761 B2 JP3034761 B2 JP 3034761B2
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disk
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disc
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清 増田
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクプ
レーヤー等に設けられたディスク駆動装置へディスクを
装着させるディスク装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCD(コンパクトディスク)ラジ
カセ等に設けられたディスク装着装置に採用されている
ディスク装着方式であるトレー方式について図8を用い
て説明する。トレー202に設けられた凹部分にディス
ク201を置いてトレー202を閉動作している様子を
図8に示す。トレー202の開閉動作は、トレー202
の前部下側に設けられたモーター203によって行われ
ている。
【0003】トレー202が完全に閉じると、モーター
203の横のスライダー204が動作することにより、
トレー202の下にあるディスクの駆動部であるCDメ
カニズム205が上昇する。すると、CDメカニズム2
05の前部にあるスピンモーター206の軸に取り付け
られたターンテーブル207が上がっていく。
【0004】すると、ターンテーブル207の中央の突
部207aがディスク201のセンターホールに入り、
さらにスタビライザー208を押し上げていく。そし
て、スタビライザー208は、トレーユニットの外観部
分209より離れ、図10に示すように、自由に回転す
ることができるようになる。
【0005】また、CDメカニズム205がトレー20
2を通り抜けるようになっているので、図9に示すよう
に、トレー202にはそのための広い穴202aが空け
てある。したがって、トレー202の開閉動作中は、デ
ィスク201は、その縁部分をディスク支持部202b
…によって支えられている(ディスク201より径の小
さいディスクの場合はディスク支持部202cによる)
のみであり、載置状態が不安定である。このため、手の
指で加えられる力やバネなどの弾性力等によってトレー
202を開閉するようにすると、急激に開閉された場
合、ディスク201がトレー202からずれてCDラジ
カセ内部に入り込んでしまうおそれがある。これを防ぐ
ため、トレー202に設けられた図示しないギアーや、
モーター203に取り付けられた図示しないギアーや、
モーター203の回転速度を落とすためのプーリや歯車
構造等が設けられており、これらによって、トレー20
3が急激に開閉しないようにトレー202の開閉スピー
ドが調整されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
トレー方式を採用したディスク装着装置では、スタビラ
イザー208の径を大きくするにはトレー202部分の
高さ方向を大きくする必要があり、そうすると装置が大
型化してしまう。そのため、スタビライザー208の径
はあまり大きくできない。
【0007】しかしながら、上記理由によりスタビライ
ザー208の径が小さいため、大音量時にスピーカーか
らの音圧力を原因とするディスク201の共振を十分に
抑えることができない。また、スタビライザー208の
径が小さいので、振動が装置に与えられると、この振動
を十分吸収できない。そのため、ディスク201の回転
動作が不安定になり、音飛び現象が発生するという問題
がある。
【0008】また、CDメカニズム205が上下移動す
るので、装置全体の振動ガタが大きい。このため、上記
同様、ディスク201の共振や振動を十分に抑えること
ができない。この結果、上記同様、ディスク201の回
転動作が不安定になり、音飛び現象が発生するという問
題がある。
【0009】また、CDメカニズム205を上下させる
駆動機構が必要なため、ディスク装着装置をつくるため
の部品点数が多く必要となり、コストパフォーマンスが
悪くなるという問題がある。
【0010】また、前記のように、トレー202が急激
に開閉するのを防ぐためにトレー202の開閉スピード
を調整する必要があるので、ギアーやプーリや歯車構造
を設ける必要がある。このため、やはりディスク装着装
置をつくるための部品点数が多く必要となり、コストパ
フォーマンスが悪くなるという問題がある。
【0011】さらに、前記したように、トレー202の
開閉動作中は、ディスク201はその縁部分を支えられ
ているのみであり、載置状態が不安定であるので、トレ
ー202にディスク201を置き、トレー202を閉じ
るまでの間にCDラジカセを不用意に傾けたり持ち歩い
たりすると、ディスク201がトレー202からずれて
CDラジカセ内部に入り込む恐れがあり、操作性が悪い
という問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のディスク装着装置は、ディスクを駆動する
ディスク駆動装置に設けられるものであって、トレーを
収納するトレー収納部材と、ディスクを記録再生するデ
ィスク再生位置とディスクを着脱するディスク着脱位置
とを往復するトレーとが設けられた、ディスクを装着す
るためのディスク装着装置において、トレーに回転可能
に固定され、ディスクを回転させるターンテーブルと、
トレー収納部材に固定され、ターンテーブルを回転駆動
する回転駆動部と、トレーの閉動作に伴って、ターンテ
ーブルが回転駆動部に達するようにトレーを移動させる
一方、トレーの開動作に伴って、ターンテーブルが回転
駆動部から離脱するようにトレーを移動させるトレー移
動案内手段とが設けられており、さらに以下のような構
成を有している。
【0013】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、上記トレー移動案内手段
が、トレーの閉動作によってトレーに対して略水平方向
に加えられた力の一部を略垂直方向に変換し、所定の傾
斜角度だけ傾斜した方向へトレーを案内する案内溝であ
り、トレーの開閉方向に対する幅方向の両側面に、上記
案内溝に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端部か
らそれぞれ同一距離の位置に立設された第1ないし第3
支持部材であって、トレーの閉成方向側の端部に設けら
れた第1支持部材と、2つの支持部材を結ぶ直線がター
ンテーブルの回転軸を通るように設けられた第2支持部
材と、第1支持部材と第2支持部材とのほぼ中央位置に
設けられた第3支持部材とを備えたことを特徴としてい
る。
【0014】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、ターンテーブルと協同して
ディスクを狭着するディスク狭着部材が設けられ、上記
トレー移動案内手段が、トレーの閉動作によってトレー
に対して水平方向に加えられた力の一部を垂直方向に変
換し、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向へトレーを案内
する案内溝であり、ターンテーブルとディスク狭着部材
とに、両者が回転可能なように互いに係合する、凹凸を
有する第1係合部および第2係合部がそれぞれ設けら
れ、第1および第2係合部の上記凹凸の傾斜角度が、上
記案内溝の傾斜角度に一致していることを特徴としてい
る。
【0015】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、トレーの水平方向への移動
を案内する水平案内手段と、トレーの開閉方向に対する
幅方向の両側面に、上記水平案内手段に係合するよう
に、トレーの閉成方向側の端部から同一距離の位置に立
設された水平支持部材と、トレー収納部材に設けられ、
トレーの開閉時にトレーを支持するトレーガイド部と、
トレーに設けられ、トレーの開閉時に上記トレーガイド
部に係合し、トレーの移動とともに上記トレーガイド部
に沿って移動する係合部とが設けられていることを特徴
としている。
【0016】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、トレーがディスク再生位置
に来たときに、トレーと係合し、トレーがディスク着脱
位置へ移動するのを防ぐトレー係止手段と、トレーに設
けられた、トレー係止手段と係合する被係止部と、所定
の係合解除位置まで押動されたときに、トレー係止手段
と被係止部との係合を解除する一方、係合解除位置方向
への押動を受けないときには、常に、トレー係止手段と
被係止部との係合を許容する係合許容位置に位置する係
合解除手段とが設けられたことを特徴としている。
【0017】上記ディスク装着装置において、径の異な
る複数のディスクのうちのひとつのディスクの径と上記
ターンテーブルの径がほぼ等しく、上記ターンテーブル
のうち、上記ディスクより径の小さいディスクを載置す
る部分の周に、ターンテーブルの中心に対して対称にな
るように、ディスクを着脱するための2つの取り出し穴
が設けられている構成とすることができる。
【0018】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、上記トレー移動案内手段
が、トレーの閉動作によってトレーに対して水平方向に
加えられた力の一部を垂直方向に変換し、所定の傾斜角
度だけ傾斜した方向へトレーを案内する案内溝であり、
トレーの開閉方向に対する幅方向のトレーの両側面に、
上記案内溝に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端
部から同一距離の位置に立設され、その軸の周囲に第1
ギヤーが形成された支持部材が設けられ、上記案内溝の
うち、トレーの開閉時に上記支持部材が通る部分に、上
記支持部材に形成された第1ギヤーとかみ合う第2ギヤ
ーが形成されていることを特徴としている。
【0019】
【作用】上記本発明の構成により、ターンテーブルをト
レーに固定させているので、ターンテーブルの径の大き
さや質量を上げることが可能になる。
【0020】したがって、ターンテーブルがディスクを
強固に保持することができるので、大きな音で再生して
も、スピーカーからの音圧力を原因とするディスクの共
振や、装置に与えられた振動を十分に抑えることができ
る。それによって、ディスクの回転動作を安定させるこ
とができ、音飛び現象を防ぐことができる。
【0021】また、回転駆動部をトレー収納部材に固定
しているので、従来のディスク回転駆動部を上下させる
方式と比べ、装置全体の振動ガタを減らすことができ
る。
【0022】したがって、スピーカーからの音圧力を原
因とするディスクの共振や、装置に与えられた振動を十
分に抑えることができる。それによって、ディスクの回
転動作を一層安定させることができ、音飛び現象を防ぐ
ことができる。
【0023】また、トレーの閉動作を行うと、それに伴
って、トレー移動案内手段によってターンテーブルが回
転駆動部に達するようにトレーが移動し、トレーの開動
作を行うと、それに伴って、同じくトレー移動案内手段
によってターンテーブルが回転駆動部から離脱するよう
にトレーが移動するようにしてあるので、回転駆動部や
ターンテーブルを互いに着脱可能に移動させる駆動機構
が不要になる。
【0024】したがって、ディスク装着装置をつくるた
めの部品点数が少なくてすみ、コストパフォーマンスが
向上する。
【0025】また、ターンテーブルをトレーに固定させ
ているので、ディスクの装着時には、ターンテーブルの
上に直接ディスクを乗せることになる。その結果、トレ
ーの開閉動作中においても、ディスクは、その縁部分の
みならず中心部をも支えられるようになり、載置状態が
安定する。そのため、手指で加えられる力やバネ等の弾
性力等によって開閉するように構成し、急激に開閉して
も、ディスクがトレーからずれて装置内部に入り込んで
しまうおそれがなくなる。
【0026】したがって、トレーの開閉動作におけるト
レー駆動を、トップオープンタイプに用いられているよ
うなバネなどの弾性的に付勢する部材で行えるようにな
り、トップオープンタイプと同じ部品点数とコストとで
トレーの開閉動作を制御することができる。それによっ
て、ディスク装着装置をつくるための部品点数がさらに
少なくてすみ、一層コストパフォーマンスが向上する。
【0027】また、上記のようにトレーの開閉動作中に
おいてもディスクの載置状態が安定するので、トレーに
ディスクを置き、トレーを閉じるまでの間にディスク装
着装置を不用意に傾けたり持ち歩いたりしても、ディス
クがトレーからずれて装置内部に入り込むおそれがな
い。それによって、操作性が向上する。
【0028】また、請求項記載の構成のように、第1
ないし第3支持部材を設けたことにより、トレーが開閉
方向に押動されると、トレーが滑らかに開閉方向および
上下方向に移動する。
【0029】したがって、トレーを開閉方向および上下
方向に移動させる駆動部材やプーリ等の部材が不要にな
る。それによって、ディスク装着装置をつくるための部
品点数が少なくてすみ、コストパフォーマンスが向上す
る。それとともに、トレーの開成時にディスクの載置状
態が安定になるので、操作性が向上する。
【0030】また、第1ないし第3支持部材によって、
トレーの端部、ターンテーブルの中心、およびそれらの
中央の3点すなわち6か所でトレーを支えている。した
がって、上記のトレーを滑らかに移動させる部材と、ト
レーを常に水平に保つための部材とを兼用することがで
きる。それによって、ディスク装着装置をつくるための
部品点数が一層少なくてすみ、コストパフォーマンスが
さらに向上する。
【0031】また、第2支持部材によって、トレーがタ
ーンテーブルの中心を通る直線上で支持される。したが
って、スピーカーからの音圧を原因とするトレー自身の
共振や、装置に与えられた振動を十分に抑えることがで
きる。それによって、ディスクの回転動作を一層安定さ
せることができ、音飛び現象を防ぐことができる。
【0032】請求項記載の構成においては、第1およ
び第2係合部により、ターンテーブルがディスク狭着部
材へ容易に到達するので、ディスクをターンテーブルと
ディスク狭着部材とで一層確実に狭着することができ
る。それによって、ディスクの回転動作をより安定させ
ることができ、音飛び現象を一層防ぐことができる。
【0033】請求項記載の構成により、トレーが開成
を開始すると、係合部が、上記トレーガイド部に係合
し、トレーの移動とともに上記トレーガイド部に沿って
移動する。それと同時に、上記水平支持部材が、水平案
内手段に係合した状態で同様に移動する。この状態を保
ったまま、トレーがディスク着脱位置に到達する。
【0034】そのため、トレーがディスク着脱位置に来
たときにおいても、上記係合部とトレーガイド部、およ
び水平支持部材と水平案内手段の2組の部材によって、
トレーが水平を保って固定される。
【0035】したがって、トレーの開成時にディスクの
載置状態が安定になる。それによって、操作性が向上す
る。
【0036】それとともに、トレーの開成時にトレーの
バランスを取るためにトレーの奥行きを長くする必要が
ない。それによって、ディスク駆動装置の奥行きを短く
することができるので、ディスク駆動装置を小型化する
ことができる。
【0037】請求項記載の構成により、係合解除手段
が押動されないときには、係合解除手段が常に係合許容
位置に位置するため、トレー係止手段と被係止部とが係
合し、トレーがディスク再生位置に固定される。
【0038】一方、トレーがディスク再生位置にあると
きに係合解除手段が係合解除位置まで押動されると、ト
レー係止手段と被係止部との係合が解除される。する
と、トレーがディスク着脱位置へ移動可能になる。
【0039】したがって、トップオープンタイプと同じ
部品点数とコストとでトレーの開閉動作を制御すること
ができる。それによって、ディスク装着装置をつくるた
めの部品点数が少なくてすみ、コストパフォーマンスが
向上する。
【0040】また、係合解除手段が押動されないときに
は、係合解除手段が常に係合許容位置に位置するため、
係合解除手段を係合許容位置方向に付勢する部材を別途
設ける必要がない。
【0041】それによって、ディスク装着装置をつくる
ための部品点数が少なくてすみ、コストパフォーマンス
が向上する。
【0042】上記ディスク装着装置において、径の異な
る複数のディスクのうちのひとつのディスクの径と上記
ターンテーブルの径がほぼ等しく、上記ターンテーブル
のうち、上記ディスクより径の小さいディスクを載置す
る部分の周に、ターンテーブルの中心に対して対称にな
るように、ディスクを着脱するための2つの取り出し穴
が設けられている構成とすることにより、ターンテーブ
ルのうち実際にディスクを支持する部分の面積が大きく
なるので、ディスクがターンテーブルによって一層強固
に支持され、ディスクの振動を一層防ぐことができる。
【0043】それによって、ディスクの回転動作を一層
安定させることができ、音飛び現象をより効果的に防ぐ
ことができる。
【0044】また、ディスク全体がターンテーブルによ
って支持されているので、ディスクの自重による反りを
防ぐことができ、安定して再生するためのピックアップ
のサーボコントロール回路への負担を少なくすることが
できる。それによって、ディスクの回転動作を一層安定
させることができる。
【0045】また、取り出し穴に指を掛けることによっ
て、ターンテーブルよりも小さいディスクをも簡単に着
脱することができ、操作性が向上する。
【0046】請求項記載の構成により、トレーが開成
方向に強く押動されても、第1ギヤーおよび第2ギヤー
がその押動力を吸収するので、トレーをゆっくりと開成
させることができる。
【0047】したがって、トレーの開閉動作におけるト
レー駆動をトップオープンタイプに用いられているよう
なバネなどの弾性的に付勢する部材で行える。それによ
って、ディスク装着装置をつくるための部品点数が少な
くてすみ、コストパフォーマンスが向上する。
【0048】それとともに、トレーの開成時にディスク
の載置状態が安定になるので、操作性が向上する。
【0049】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図3
に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例の
ディスク装着装置は、図1に示すように、CD(コンパ
クトディスク)を駆動するCDラジカセ(ディスク駆動
装置)のキャビネット3(トレー収納部材)内に設けら
れている。
【0050】キャビネット3内には、図1に示すディス
ク1を記録再生するディスク再生位置と、ディスク1を
着脱するディスク着脱位置とを往復するトレー2が設け
られている。ディスク1がディスク着脱位置に来た状態
を図2に仮想的に示す。
【0051】図1に示すトレー2の上面で、中央よりや
や前面側には、ディスク1を載置してディスク1を回転
させるターンテーブル4が、トレー2に回転可能に固定
されている。このため、ターンテーブル4の径の大きさ
や質量を上げることが可能になる。したがって、ターン
テーブル4がディスク1を強固に保持することができる
ので、大きな音で再生しても、スピーカーからの音圧力
を原因とするディスク1の共振や、装置に与えられた振
動を十分に抑えることができる。それによって、ディス
ク1の回転動作を安定させることができ、音飛び現象を
防ぐことができる。
【0052】トレー2の図から手前に向いた側面2aに
は、トレー2を閉める際、トレー2の閉成動作すなわち
図中右方向への移動に伴ってトレー2を上昇させる一
方、トレー2の開成動作すなわち図中左方向への移動に
伴ってトレー2を下降させるための、すべて等しい傾斜
角度を有する傾斜溝6a、6b、6cおよび水平な水平
溝7が設けられている。傾斜溝6a、6b、6cおよび
水平溝7によってトレー移動案内手段が構成されてい
る。また、水平溝7は、水平案内手段としても機能す
る。
【0053】また、トレー2の図から奥に向いた側面
(図示せず)には、上記同様に、上記傾斜溝6a、6
b、6cおよび水平溝7にそれぞれ対応する各溝(トレ
ー移動案内手段)が設けられている。
【0054】トレー2の側面2aには、上記傾斜溝6
a、6b、6cおよび水平溝7にそれぞれ嵌入するよう
に、トレー2の閉成方向側の端部(図中右端)に位置す
るピン8a(第1支持部材および水平支持部材)と、2
つのピンを結ぶ直線がターンテーブル4の回転軸を通る
ように位置するピン8b(第2支持部材)と、ピン8a
とピン8bとのほぼ中央位置に位置するピン8c(第3
支持部材)とが立設されている。また、上記同様に、ト
レー2の図から奥に向いた側面(図示せず)には、上記
ピン8a、8bおよび8cにそれぞれ対応する図示しな
い各ピン(第1ないし第3支持部材および水平支持部
材)が設けられている。
【0055】上記のように、ピン8bによって、トレー
2がターンテーブル4の中心を通る直線上で支持されて
いるので、スピーカーからの音圧を原因とするトレー2
自身の共振や、装置に与えられた振動を十分に抑えるこ
とができる。それによって、ディスク1の回転動作を一
層安定させることができ、音飛び現象を防ぐことができ
る。
【0056】また、ピン8aとピン8bとの中間にピン
8cを設けることによって、上記トレー2自身の共振
や、装置に与えられた振動を一層抑えることができるの
で、ディスク1の回転動作を一層安定させることがで
き、音飛び現象を防ぐことができる。
【0057】また、キャビネット3内には、ターンテー
ブル4を回転駆動するCDメカニズム5(回転駆動部)
が設けられている。キャビネット3内では、ボス21・
21が上からつり下げられている。ボス21・21にシ
リコンゴムクッション22・22をそれぞれ介し、さら
にネジ23・23を用いて、CDメカニズム5がキャビ
ネット3に固定されている。このため、従来のディスク
回転駆動部を上下させる方式と比べ、装置全体の振動ガ
タを減らすことができる。したがって、スピーカーから
の音圧力を原因とするディスク1の共振や、装置に与え
られた振動を十分に抑えることができる。それによっ
て、ディスク1の回転動作を一層安定させることがで
き、音飛び現象を防ぐことができる。
【0058】上記CDメカニズム5には、図3に示すモ
ータードライバユニット103と接続されてディスク1
を駆動するスピンモーター9が設けられ、スピンモータ
ー9の駆動軸には、ターンテーブル4と協同してディス
ク1を狭着するディスク押さえ10が圧入されている。
ディスク押さえ10には、ターンテーブル4と回転可能
なように引き合う磁石であるリングマグネット24が設
けられる一方、ターンテーブル4には、リングマグネッ
ト24と引き合う磁石であるリングマグネット25が設
けられている。上記ディスク押さえ10、リングマグネ
ット24およびリングマグネット25によって、ディス
ク狭着部材が構成されている。ただし、ディスク1およ
びターンテーブル4の重量が重すぎなければ、リングマ
グネット24かリングマグネット25のいずれかを、マ
グネット吸着材料を用いたリングプレートとしてもよ
い。
【0059】ターンテーブル4には、ディスク1のセン
ターホール(図示せず)に係合する凸部4a(第2係合
部)が設けられており、ディスク押さえ10には、ター
ンテーブル4と回転可能なように凸部4aに係合する凹
部10a(第1係合部)が設けられている。そして、上
記凹部10aおよび凸部4aの凹凸の傾斜角度が、上記
傾斜溝6a、6bおよび6cの傾斜角度に一致してい
る。
【0060】このため、ターンテーブル4がディスク押
さえ10とリングマグネット24とへ容易に到達するの
で、ディスク1を、ターンテーブル4とディスク押さえ
10とリングマグネット24とリングマグネット25と
で一層確実に狭着することができる。それによって、デ
ィスク1の回転動作をより安定させることができ、音飛
び現象を一層防ぐことができる。
【0061】また、キャビネット3の後面側(図中右
側)においては、トレー2の上面に突起2cが設けら
れ、突起2cには、弾性によってトレー2をディスク着
脱位置まで移動駆動するトンボバネ12(トレー移動手
段)の一端が入っている。トンボバネ12の他端は、キ
ャビネット3に形成された引っ掛け部26に引っ掛けら
れている。また、引っ掛け部26からトンボバネ12が
外れないように、キャビネット3にストッパー27が形
成されている。
【0062】なお、この場合、トンボバネ12の弾性限
界を超えることもあるので大きなバネを必要とするが、
ニッケルチタン合金のスプリングを使用するほうが、強
度が大きく十分トレー2を付勢することができるため好
ましい。
【0063】一方、キャビネット3の前面側(図中左
側)には、トレー2がディスク再生位置に来たときに、
トレー2がディスク着脱位置へ移動するのを防ぐロック
レバー11(トレー係止手段)が設けられている。一
方、トレー2には、ロックレバー11と係合する穴2d
(被係止部)が設けられている。
【0064】同じくキャビネット3の前面側には、所定
の位置(係合解除位置)まで押動されたときに、ロック
レバー11と穴2dとの係合を解除する一方、係合解除
位置方向への押動を受けないときには、常に、ロックレ
バー11と穴2dとの係合を許容する位置(係合許容位
置)に位置する、図3にも示すイジェクトボタン13が
設けられている。
【0065】また、キャビネット3の前面側にはスプリ
ング受け部3aが設けられており、スプリング受け部3
aには、イジェクトボタン13を図中左方向に常に付勢
するスプリング28が設けられている。イジェクトボタ
ン13のスプリング28に接する面には凹部13aが設
けられ、スプリング受け部3aおよび凹部13aによっ
て上記スプリング28が保持されている。イジェクトボ
タン13とスプリング28とによって係合解除手段が構
成されている。
【0066】さらに、キャビネット3の前面には、トレ
ーの開閉時にトレーをガイドする凹部3b(トレーガイ
ド部)が設けられている。一方、トレー2の下部には、
トレー2の開閉時に凹部3bに嵌合し、トレー2の移動
とともに凹部3bに沿って摺動するリブ2b(係合部)
が設けられている。
【0067】また、キャビネット3の前面側には、トレ
ー2が開成した状態にあるのか閉成した状態にあるのか
を図3に示すコントロールユニット104内のコントロ
ールマイコンに知らせるための開閉認識スイッチ30が
設けられている。開閉認識スイッチ30には図中左から
順に切片30a、30bおよび30cが設けられてお
り、トレー2には、トレー閉成時に切片30bを図中右
方向に押して切片30bと30cとを接触させてオンに
するための当たり部分(図示せず)が設けられている。
一方、トレー2の図中右下部には、トレー開成時に切片
30bを図中左方向に押して切片30bと30aとを接
触させてオンにするためのリブ31が立設されている。
コントロールマイコンに入力されたトレー2の開閉情報
は、図3に示すCD信号処理ユニット105に伝えられ
る。
【0068】なお、本実施例のディスク装着装置は、図
3に示す回路構成を有している。すなわち、安定に再生
するためのサーボコントロールユニット102が、光ピ
ックアップユニット101、各種モーターやスイッチ類
を制御するモータードライバユニット103、およびコ
ントロールユニット104に接続されている。さらに、
上記光ピックアップユニット101、サーボコントロー
ルユニット102、モータードライバユニット103、
コントロールユニット104、およびディスク1から読
み取られた情報をDA(デジタル・アナログ)変換する
DAコンバータ106が、CD信号処理ユニット105
に接続されている。そして、スピンモーター9がモータ
ードライバユニット103に接続され、イジェクトボタ
ン13と開閉認識スイッチ30とがコントロールユニッ
ト104に接続されている。
【0069】次に、トレー2の開閉動作について説明す
る。ディスク1を装着して閉成する場合は、まず、操作
者がディスク1を、トレー2の上に設けられているター
ンテーブル4の上に置く。
【0070】次に、操作者がトレー2の前部をキャビネ
ット3の内部に向かって押す。すると、トレー2が水平
溝7に沿って奥へ入っていくと同時に、傾斜溝6a、6
bおよび6cに沿って上昇する。
【0071】そして、トレー2がディスク再生位置に来
たときには、ターンテーブル4がディスク押さえ10と
結合するとともに、ロックレバー11が下方移動してト
レー2の穴2dと係合し、トレー2がディスク着脱位置
へ移動するのが防がれる。
【0072】また、トレー2の前記当たり部分(図示せ
ず)が切片30bを図中右方向に押して切片30bと3
0cとを接触させてオンにし、トレー2が閉成状態にあ
ることがコントロールユニット104内のコントロール
マイコンに知らされる。
【0073】一方、トレー2を開成してディスク1を脱
着する場合は、まず、操作者がイジェクトボタン13を
押す。すると、ロックレバー11が上方移動してトレー
2の穴2dとの係合がはずれる。すると、前記トンボバ
ネ12の付勢力によって、トレー2がディスク着脱位置
へ付勢され、開成方向への移動を開始する。
【0074】トレー2が開成を開始すると、リブ2b
が、凹部3bに嵌合して、トレー2の移動とともに凹部
3bに沿って摺動する。それと同時に、ピン8aが、水
平溝7に嵌合した状態で同様に移動する。この状態を保
ったまま、トレー2がディスク着脱位置に到達する。こ
のように、トレー2の移動中のみならず、トレー2がデ
ィスク着脱位置に来たときにおいても、リブ2bと凹部
3b、およびピン8aと水平溝7の2組の部材によっ
て、トレー2が水平を保って固定される。したがって、
トレー2の開成時にディスク1の載置状態が安定にな
る。それによって、操作性が向上する。それとともに、
トレー2の開成時にトレー2のバランスを取るためにト
レー2の奥行きを長くする必要がない。それによって、
ディスク駆動装置の奥行きを短くすることができるの
で、ディスク駆動装置を小型化することができる。
【0075】なお、トレー2のリブ31が切片30bを
図中左方向に押して切片30bと30aとを接触させて
オンにし、トレー2が開成状態にあることがコントロー
ルユニット104内のコントロールマイコンに知らされ
る。
【0076】また、上記構成により、本実施例のディス
ク装着装置は、ターンテーブル4をトレー2に固定させ
ているので、ディスク1の装着時にはターンテーブル4
の上に直接ディスク1を乗せることになる。その結果、
トレー2の開閉動作中においても、ディスク1は、その
縁部分のみならず中心部をも支えられるようになり、載
置状態が安定する。そのため、手指で加えられる力やバ
ネ等の弾性力等によって開閉するように構成し、急激に
開閉しても、ディスク1がトレー2からずれて装置内部
に入り込んでしまう恐れがなくなる。
【0077】したがって、トレー2の開閉動作における
トレー駆動を、トップオープンタイプに用いられている
ようなバネなどの弾性的に付勢する部材で行えるように
なり、トップオープンタイプと同じ部品点数とコストと
でトレー2の開閉動作を制御することができる。それに
よって、ディスク装着装置をつくるための部品点数が少
なくてすみ、コストパフォーマンスが向上する。
【0078】それとともに、トレー2の開閉動作中にお
いてもディスク1の載置状態が安定するので、トレー2
にディスク1を置き、トレー2を閉じるまでの間にディ
スク装着装置を不用意に傾けたり持ち歩いたりしても、
ディスク1がトレー2からずれて装置内部に入り込むお
それがない。それによって、操作性が向上する。
【0079】また、トレー2の閉動作を行うと、それに
伴って、傾斜溝6a、6b、6cおよび水平溝7によっ
てターンテーブル4がCDメカニズム5に達するように
トレー2が移動する一方、トレー2の開動作を行うと、
それに伴って、同じく傾斜溝6a、6b、6cおよび水
平溝7によってターンテーブル4がCDメカニズム5か
ら離脱するようにトレー2が移動するようにしてあるの
で、CDメカニズム5やターンテーブル4を互いに着脱
可能に移動させる駆動機構が不要になる。したがって、
ディスク装着装置をつくるための部品点数が少なくてす
み、コストパフォーマンスが向上する。
【0080】また、上記のように、ピン8a、8bおよ
び8cを設けたことにより、トレー2が開閉方向に押動
されると、トレー2が滑らかに開閉方向および上下方向
に移動する。したがって、トレー2を開閉方向および上
下方向に移動させる駆動部材やプーリ等の部材が不要に
なる。それによって、ディスク装着装置をつくるための
部品点数が少なくてすみ、コストパフォーマンスが向上
する。それとともに、トレー2の開成時にディスク1の
載置状態が安定になるので、操作性が向上する。
【0081】また、ピン8a、8bおよび8cによっ
て、トレー2の端部、ターンテーブル4の中心、および
それらの中央の3点すなわち6か所でトレー2を支えて
いるので、トレー2を滑らかに移動させる部材と、トレ
ー2を常に水平に保つための部材とを兼用することがで
きる。それによって、ディスク装着装置をつくるための
部品点数が一層少なくてすみ、コストパフォーマンスが
さらに向上する。
【0082】また、前記したように、イジェクトボタン
13が押動されないときには、イジェクトボタン13が
常に係合許容位置に位置し、ロックレバー11とトレー
2の穴2dとが係合し、トレー2がディスク再生位置に
固定される。一方、トレー2がディスク再生位置にある
ときにイジェクトボタン13が係合解除位置まで押動さ
れると、ロックレバー11とトレー2の穴2dとの係合
が解除され、トンボバネ12によってトレー2がディス
ク着脱位置へ移動する。したがって、トップオープンタ
イプと同じ部品点数とコストとでトレー2の開閉動作を
制御することができる。それによって、ディスク装着装
置をつくるための部品点数が少なくてすみ、コストパフ
ォーマンスが向上する。
【0083】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図4に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説
明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材には、同一の符号を付記してその説明
を省略する。
【0084】本実施例においては、図4に示すように、
トレー2をディスク再生位置に固定する機構としての成
型スプリング41aをイジェクトボタン41bと同時に
成型し、イジェクト部材41(係合解除手段)としてい
る。
【0085】そのため、イジェクト部材41が押動され
ないときには、イジェクト部材41が常に係合許容位置
に位置するため、イジェクトボタン41bを係合許容位
置方向に付勢する部材を別途設ける必要がない。
【0086】これによって、実施例1のように別個のス
プリング28を形成するのと比べ、ディスク装着装置を
つくるための部品点数が少なくてすみ、コストパフォー
マンスが向上する。
【0087】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3および図5に基づいて説明すれば、以下の通
りである。なお、説明の便宜上、前記の実施例の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号
を付記してその説明を省略する。
【0088】本実施例のディスク装着装置においては、
図5に示すように、ターンテーブル51の径が、径の異
なる複数のディスクのうちのひとつのディスク(ディス
クAとする)の径とほぼ等しい(例えば12cm)。そ
して、上記ターンテーブル51のうち、上記ディスクよ
り径の小さい(例えば8cm)ディスク(ディスクBと
する)を載置する部分の周に、ターンテーブル51の中
心に対して対称になるように、指が入る程度の径を持っ
た、ディスクBを着脱するための2つの取り出し穴51
a・51aが設けられている。
【0089】上記構成により、ターンテーブル51のう
ち実際にディスクを支持する部分の面積が大きくなるの
で、ディスクがターンテーブルによって一層強固に支持
され、ディスクの振動を一層防ぐことができる。それに
よって、ディスクの回転動作を一層安定させることがで
き、音飛び現象をより効果的に防ぐことができる。
【0090】また、ディスク全体がターンテーブル51
によって支持されているので、ディスクの自重による反
りを防ぐことができ、図3に示す、安定して再生するた
めに光ピックアップユニット101をコントロールする
サーボコントロールユニット102への負担を少なくす
ることができる。それによって、ディスクの回転動作を
一層安定させることができる。
【0091】また、取り出し穴51a・51aに指を掛
けることによって、ターンテーブル51よりも小さいデ
ィスクBをも簡単に着脱することができ、操作性が向上
する。
【0092】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
なお、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記して
その説明を省略する。
【0093】トレー2の開閉方向に対する幅方向のトレ
ー2の両側面2a・2aに、傾斜溝63および水平溝6
4に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端部から同
一距離の位置に立設され、その軸の周囲にダンパーギヤ
ー62(第1ギヤー)が形成されたピン61(支持部
材)が設けられている。ピン61は、第1支持部材およ
び水平支持部材としても機能する。
【0094】一方、水平溝64の内側底部には、上記ダ
ンパーギヤー62に噛み合うギヤー64a(第2ギヤ
ー)が形成されている。
【0095】この場合、ピン8cの長さは、ダンパーギ
ヤー62より長く形成させ、ピン8bの長さは、ピン8
cより長く形成させる。
【0096】上記構成により、トレー2が開成方向に強
く押動されても、ダンパーギヤー62およびギヤー64
aがその押動力を吸収するので、トレー2をゆっくりと
開成させることができる。
【0097】したがって、トレー2の開閉動作における
トレー駆動をトップオープンタイプに用いられているよ
うなバネなどの弾性的に付勢する部材で行える。それに
よって、ディスク装着装置をつくるための部品点数が少
なくてすみ、コストパフォーマンスが向上する。
【0098】それとともに、トレー2の開成時にディス
クの載置状態が安定になるので、操作性が向上する。
【0099】〔実施例5〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
なお、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記して
その説明を省略する。
【0100】図7に示すように、イジェクトボタン13
と連動してトレー2を開閉するトレーモーター71が、
トレー2に固定されている。そして、トレーモーター7
1のシャフトにプーリ72が圧入されている。一方、ト
レー2の閉成方向側の端部(図中右端)に位置するピン
61(支持部材、第1支持部材、水平支持部材)のシャ
フトにはプーリ73が圧入されている。そして、ベルト
74によってプーリ72とプーリ73とが結合されてい
る。トレーモーター71、プーリ72、プーリ73およ
びベルト74によってトレー移動手段が構成されてい
る。
【0101】イジェクトボタン13を押すことによって
トレーモーター71を正転、逆転させて、トレー2を開
閉させることができる。
【0102】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク装着装
置は、ディスクを駆動するディスク駆動装置に設けられ
るものであって、トレーを収納するトレー収納部材と、
ディスクを記録再生するディスク再生位置とディスクを
着脱するディスク着脱位置とを往復するトレーとが設け
られた、ディスクを装着するためのディスク装着装置に
おいて、トレーに回転可能に固定され、ディスクを回転
させるターンテーブルと、トレー収納部材に固定され、
ターンテーブルを回転駆動する回転駆動部と、トレーの
閉動作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部に達する
ようにトレーを移動させる一方、トレーの開動作に伴っ
て、ターンテーブルが回転駆動部から離脱するようにト
レーを移動させるトレー移動案内手段とが設けられてい
る構成である。
【0103】それゆえ、スピーカーからの音圧力を原因
とするディスクの共振や、装置に与えられた振動を十分
に抑えることができるので、ディスクの回転動作を安定
させることができ、音飛び現象を防ぐことができるとい
う効果を奏する。
【0104】また、回転駆動部やターンテーブルを互い
に着脱可能に移動させる駆動機構が不要になり、さら
に、トップオープンタイプと同じ部品点数とコストとで
トレーの開閉動作を制御することができるので、ディス
ク装着装置をつくるための部品点数が少なくてすみ、コ
ストパフォーマンスが向上するという効果を奏する。
【0105】また、トレーの開閉動作中においてもディ
スクの載置状態が安定するので、トレーにディスクを置
き、トレーを閉じるまでの間にディスク装着装置を不用
意に傾けたり持ち歩いたりしても、ディスクがトレーか
らずれて装置内部に入り込むおそれがない。それによっ
て、操作性が向上するという効果を奏する。
【0106】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、上記トレー移動案内手段
が、トレーの閉動作によってトレーに対して略水平方向
に加えられた力の一部を略垂直方向に変換し、所定の傾
斜角度だけ傾斜した方向へトレーを案内する案内溝であ
り、トレーの開閉方向に対する幅方向の両側面に、上記
案内溝に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端部か
らそれぞれ同一距離の位置に立設された第1ないし第3
支持部材であって、トレーの閉成方向側の端部に設けら
れた第1支持部材と、2つの支持部材を結ぶ直線がター
ンテーブルの回転軸を通るように設けられた第2支持部
材と、第1支持部材と第2支持部材とのほぼ中央位置に
設けられた第3支持部材とを備えた構成である。
【0107】それゆえ、トレーを開閉方向および上下方
向に移動させる駆動部材やプーリ等の部材が不要になる
ので、ディスク装着装置をつくるための部品点数が少な
くてすみ、コストパフォーマンスが向上するという効果
を奏する。
【0108】それとともに、トレーの開成時にディスク
の載置状態が安定になるので、操作性が向上するという
効果を奏する。
【0109】また、トレーを滑らかに移動させる部材
と、トレーを常に水平に保つための部材とを兼用するこ
とができるので、ディスク装着装置をつくるための部品
点数が一層少なくてすみ、コストパフォーマンスがさら
に向上するという効果を奏する。
【0110】また、スピーカーからの音圧を原因とする
トレー自身の共振や、装置に与えられた振動を十分に抑
えることができるので、ディスクの回転動作を一層安定
させることができ、音飛び現象を防ぐことができるとい
う効果を奏する。
【0111】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、ターンテーブルと協同して
ディスクを狭着するディスク狭着部材が設けられ、上記
トレー移動案内手段が、トレーの閉動作によってトレー
に対して水平方向に加えられた力の一部を垂直方向に変
換し、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向へトレーを案内
する案内溝であり、ターンテーブルとディスク狭着部材
とに、両者が回転可能なように互いに係合する、凹凸を
有する第1係合部および第2係合部がそれぞれ設けら
れ、第1および第2係合部の上記凹凸の傾斜角度が、上
記案内溝の傾斜角度に一致している構成である。
【0112】それゆえ、ディスクの回転動作をより安定
させることができ、音飛び現象を一層防ぐことができる
という効果を奏する。
【0113】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、トレーの水平方向への移動
を案内する水平案内手段と、トレーの開閉方向に対する
幅方向の両側面に、上記水平案内手段に係合するよう
に、トレーの閉成方向側の端部から同一距離の位置に立
設された水平支持部材と、トレー収納部材に設けられ、
トレーの開閉時にトレーを支持するトレーガイド部と、
トレーに設けられ、トレーの開閉時に上記トレーガイド
部に係合し、トレーの移動とともに上記トレーガイド部
に沿って移動する係合部とが設けられている構成であ
る。
【0114】それゆえ、トレーの開成時にディスクの載
置状態が安定になるので、操作性が向上するという効果
を奏する。
【0115】それとともに、トレーの開成時にトレーの
バランスを取るためにトレーの奥行きを長くする必要が
ないので、ディスク駆動装置の奥行きを短くすることが
でき、ディスク駆動装置を小型化することができるとい
う効果を奏する。
【0116】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、トレーがディスク再生位置
に来たときに、トレーと係合し、トレーがディスク着脱
位置へ移動するのを防ぐトレー係止手段と、トレーに設
けられた、トレー係止手段と係合する被係止部と、所定
の係合解除位置まで押動されたときに、トレー係止手段
と被係止部との係合を解除する一方、係合解除位置方向
への押動を受けないときには、常に、トレー係止手段と
被係止部との係合を許容する係合許容位置に位置する係
合解除手段とが設けられた構成である。
【0117】それゆえ、トップオープンタイプと同じ部
品点数とコストとでトレーの開閉動作を制御することが
でき、ディスク装着装置をつくるための部品点数が少な
くてすむので、コストパフォーマンスが向上するという
効果を奏する。
【0118】また、係合解除手段を係合許容位置方向に
付勢する部材を別途設ける必要がないので、やはりディ
スク装着装置をつくるための部品点数が少なくてすみ、
コストパフォーマンスが向上するという効果を奏する。
【0119】ディスク装着装置は、上記ディスク装着装
置において、径の異なる複数のディスクのうちのひとつ
のディスクの径と上記ターンテーブルの径がほぼ等し
く、上記ターンテーブルのうち、上記ディスクより径の
小さいディスクを載置する部分の周に、ターンテーブル
の中心に対して対称になるように、ディスクを着脱する
ための2つの取り出し穴が設けられている構成とするこ
とができる
【0120】それゆえ、ディスクがターンテーブルによ
って一層強固に支持され、ディスクの振動を一層防ぐこ
とができるので、ディスクの回転動作を一層安定させる
ことができ、音飛び現象をより効果的に防ぐことができ
るという効果を奏する。
【0121】また、ピックアップのサーボコントロール
回路への負担を少なくすることができるので、ディスク
の回転動作を一層安定させることができ、音飛び現象を
より効果的に防ぐことができるという効果を奏する。
【0122】また、ターンテーブルよりも小さいディス
クをも簡単に着脱することができ、操作性が向上すると
いう効果を奏する。
【0123】請求項記載のディスク装着装置は、上記
ディスク装着装置において、上記トレー移動案内手段
が、トレーの閉動作によってトレーに対して水平方向に
加えられた力の一部を垂直方向に変換し、所定の傾斜角
度だけ傾斜した方向へトレーを案内する案内溝であり、
トレーの開閉方向に対する幅方向のトレーの両側面に、
上記案内溝に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端
部から同一距離の位置に立設され、その軸の周囲に第1
ギヤーが形成された支持部材が設けられ、上記案内溝の
うち、トレーの開閉時に上記支持部材が通る部分に、上
記支持部材に形成された第1ギヤーとかみ合う第2ギヤ
ーが形成されている構成である。
【0124】それゆえ、トレーの開閉動作におけるトレ
ー駆動をトップオープンタイプに用いられているような
バネなどの弾性的に付勢する部材で行えるので、ディス
ク装着装置をつくるための部品点数が少なくてすみ、コ
ストパフォーマンスが向上するという効果を奏する。
【0125】それとともに、トレーの開成時にディスク
の載置状態が安定になるので、操作性が向上するという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディスク装着装置の構成の
概略を示す断面図である。
【図2】図1のディスク装着装置においてトレーを開成
したときの様子を示す断面図である。
【図3】ディスク装着装置を制御する回路の構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例のディスク装着装置の要部
の構成の概略を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例のディスク装着装置
の要部の構成の概略を示す断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例のディスク装着装置
の要部の構成の概略を示す断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例のディスク装着装置
の要部の構成の概略を示す断面図である。
【図8】従来のディスク装着装置の構成の概略を示す断
面図である。
【図9】従来のディスク装着装置の構成の概略を示すも
のであって、同図(a)は横断面図、同図(b)は縦断
面図である。
【図10】従来のディスク装着装置においてトレーを開
成したときの様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 トレー 2b リブ(係合部) 2d 穴(被係止部) 3 キャビネット(トレー収納部材) 3b 凹部(トレーガイド部) 4 ターンテーブル 4a 凸部(第2係合部) 5 CDメカニズム(回転駆動部) 6a 傾斜溝(トレー移動案内手段) 6b 傾斜溝(トレー移動案内手段) 6c 傾斜溝(トレー移動案内手段) 7 水平溝(トレー移動案内手段、水平案内手段) 8a ピン(第1支持部材、水平支持部材) 8b ピン(第2支持部材) 8c ピン(第3支持部材) 10 ディスク押さえ(ディスク狭着部材) 10a 凹部(第1係合部) 11 ロックレバー(トレー係止手段) 12 トンボバネ(トレー移動手段) 13 イジェクトボタン(係合解除手段) 24 リングマグネット(ディスク狭着部材) 25 リングマグネット(ディスク狭着部材) 28 スプリング(係合解除手段) 41 イジェクト部材(係合解除手段) 51 ターンテーブル 51a 取り出し穴 61 ピン(支持部材、第1支持部材、水平支持部
材) 62 ダンパーギヤー(第1ギヤー) 64a ギヤー(第2ギヤー) 71 トレーモーター(トレー移動手段) 72 プーリ(トレー移動手段) 73 プーリ(トレー移動手段) 74 ベルト(トレー移動手段)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを駆動するディスク駆動装置に設
    けられるものであって、トレーを収納するトレー収納部
    材と、ディスクを記録再生するディスク再生位置とディ
    スクを着脱するディスク着脱位置とを往復するトレーと
    が設けられた、ディスクを装着するためのディスク装着
    装置において、 トレーに回転可能に固定され、ディスクを回転させるタ
    ーンテーブルと、 トレー収納部材に固定され、ターンテーブルを回転駆動
    する回転駆動部と、 トレーの閉動作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部
    に達するようにトレーを移動させる一方、トレーの開動
    作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部から離脱する
    ようにトレーを移動させるトレー移動案内手段とが設け
    られており、 上記トレー移動案内手段が、トレーの閉動作によってト
    レーに対して略水平方向に加えられた力の一部を略垂直
    方向に変換し、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向へトレ
    ーを案内する案内溝であり、 トレーの開閉方向に対する幅方向の両側面に、上記案内
    溝に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端部からそ
    れぞれ同一距離の位置に立設された第1ないし第3支持
    部材であって、トレーの閉成方向側の端部に設けられた
    第1支持部材と、2つの支持部材を結ぶ直線がターンテ
    ーブルの回転軸を通るように設けられた第2支持部材
    と、第1支持部材と第2支持部材とのほぼ中央位置に設
    けられた第3支持部材とを備えたことを特徴とするディ
    スク装着装置。
  2. 【請求項2】ディスクを駆動するディスク駆動装置に設
    けられるものであって、トレーを収納するトレー収納部
    材と、ディスクを記録再生するディスク再生位置とディ
    スクを着脱するディスク着脱位置とを往復するトレーと
    が設けられた、ディスクを装着するためのディスク装着
    装置において、 トレーに回転可能に固定され、ディスクを回転させるタ
    ーンテーブルと、 トレー収納部材に固定され、ターンテーブルを回転駆動
    する回転駆動部と、 トレーの閉動作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部
    に達するようにトレーを移動させる一方、トレーの開動
    作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部から 離脱する
    ようにトレーを移動させるトレー移動案内手段とが設け
    られており、 ターンテーブルと協同してディスクを狭着するディスク
    狭着部材が設けられ、上記トレー移動案内手段が、トレ
    ーの閉動作によってトレーに対して水平方向に加えられ
    た力の一部を垂直方向に変換し、所定の傾斜角度だけ傾
    斜した方向へトレーを案内する案内溝であり、 ターンテーブルとディスク狭着部材とに、両者が回転可
    能なように互いに係合する、凹凸を有する第1係合部お
    よび第2係合部がそれぞれ設けられ、 第1および第2係合部の上記凹凸の傾斜角度が、上記案
    内溝の傾斜角度に一致していることを特徴とするディス
    ク装着装置。
  3. 【請求項3】ディスクを駆動するディスク駆動装置に設
    けられるものであって、トレーを収納するトレー収納部
    材と、ディスクを記録再生するディスク再生位置とディ
    スクを着脱するディスク着脱位置とを往復するトレーと
    が設けられた、ディスクを装着するためのディスク装着
    装置において、 トレーに回転可能に固定され、ディスクを回転させるタ
    ーンテーブルと、 トレー収納部材に固定され、ターンテーブルを回転駆動
    する回転駆動部と、 トレーの閉動作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部
    に達するようにトレーを移動させる一方、トレーの開動
    作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部から離脱する
    ようにトレーを移動させるトレー移動案内手段とが設け
    られており、 トレーの水平方向への移動を案内する水平案内手段と、 トレーの開閉方向に対する幅方向の両側面に、上記水平
    案内手段に係合するように、トレーの閉成方向側の端部
    から同一距離の位置に立設された水平支持部材と、 トレー収納部材に設けられ、トレーの開閉時にトレーを
    支持するトレーガイド部と、 トレーに設けられ、トレーの開閉時に上記トレーガイド
    部に係合し、トレーの移動とともに上記トレーガイド部
    に沿って移動する係合部とが設けられていることを特徴
    とするディスク装着装置。
  4. 【請求項4】ディスクを駆動するディスク駆動装置に設
    けられるものであって、トレーを収納するトレー収納部
    材と、ディスクを記録再生するディスク再生位置とディ
    スクを着脱するディスク着脱位置とを往復するトレーと
    が設けられた、ディスクを装着するためのディスク装着
    装置において、 トレーに回転可能に固定され、ディスクを回転させるタ
    ーンテーブルと、 トレー収納部材に固定され、ターンテーブルを回転駆動
    する回転駆動部と、 トレーの閉動作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部
    に達するようにトレーを移動させる一方、トレーの開動
    作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部から離脱する
    ようにトレーを移動させるトレー移動案内手段とが設け
    られており、 トレーがディスク再生位置に来たときに、トレーと係合
    し、トレーがディスク着脱位置へ移動するのを防ぐトレ
    ー係止手段と、 トレーに設けられた、トレー係止手段と係合する被係止
    部と、 所定の係合解除位置まで押動されたときに、トレー係止
    手段と被係止部との係合を解除する一方、係合解除位置
    方向への押動を受けないときには、常に、トレー係止手
    段と被係止部との係合を許容する係合許容位置に位置す
    る係合解除手段とが設けられたことを特徴とするディス
    ク装着装置。
  5. 【請求項5】ディスクを駆動するディスク駆動装置に設
    けられるものであって、トレーを収納するトレー収納部
    材と、ディスクを記録再生するディスク再生位置とディ
    スクを着脱するディスク着脱位置とを往復するトレーと
    が設けられた、ディスクを装着するためのディスク装着
    装置において、 トレーに回転可能に固定され、ディスクを回転させるタ
    ーンテーブルと、 トレー収納部材に固定され、ターンテーブルを回転駆動
    する回転駆動部と、 トレーの閉動作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部
    に達するようにトレーを移動させる一方、トレーの開動
    作に伴って、ターンテーブルが回転駆動部から離脱する
    ようにトレーを移動させるトレー移動案内手段とが設け
    られており、 上記トレー移動案内手段が、トレーの閉動作によってト
    レーに対して水平方向に加えられた力の一部を垂直方向
    に変換し、所定の傾斜角度だけ傾斜した方向へトレーを
    案内する案内溝であり、 トレーの開閉方向に対する幅方向のトレーの両側面に、
    上記案内溝に嵌入するように、トレーの閉成方向側の端
    部から同一距離の位置に立設され、その軸の周囲に第1
    ギヤーが形成された支持部材が設けられ、 上記案内溝のうち、トレーの開閉時に上記支持部材が通
    る部分に、上記支持部材に形成された第1ギヤーとかみ
    合う第2ギヤーが形成されていることを特徴とするディ
    スク装着装置。
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