JPH0445015A - コンテナ積み上げ用具 - Google Patents

コンテナ積み上げ用具

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JPH0445015A
JPH0445015A JP15165490A JP15165490A JPH0445015A JP H0445015 A JPH0445015 A JP H0445015A JP 15165490 A JP15165490 A JP 15165490A JP 15165490 A JP15165490 A JP 15165490A JP H0445015 A JPH0445015 A JP H0445015A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 流れ作業によって1列又は複数列の状態で移動してくる
コンテナを順次積み上げ、搬送又は次の作業に移行する
ことは、色々な製造工程に於いて要請されるところであ
る。
このような場合、最も手っ取り早いのは人力に頼る方法
があるが、これは極めて労力を要し、且つ単純な作業の
為長期間このような作業を継続した場合には、作業者に
身体上の弊害(労働災害)が生じやすい。
又、クレーンを用いて移動してくるコンテナを積み上げ
る方法も存在するが、クレーンは小さな作業所には適さ
ず、又1個1個クレーンの操作を行なってコンテナを積
み上げることは意外と煩瑣であって、次々と移動してく
るコンテナを積み上げるには、時間的に間に合わないこ
とも多い。
別の方法としてロボットを使用することも考えられるが
、ロボットは経済コストが高価であり、且つロボットの
よって案外1個1個のコンテナを積み上げる作業の制御
は案外複雑であって、コンテナ積み上げという単純な作
業には意外と向いていない。
(発明の課題) 以上の如き状況に鑑み、本発明は流れ作業によって移動
してくるコンテナを、自動的に積み上げのできる装置を
提供することを目的としている。
(課題を解決する為の手段) 前記の如き課題を解決する為、本願発明の構成は、第1
(a)図、第1■図の全体の構成図に示すように、必要
な数のコンテナの到来を示すスイッチ機構1、中央支持
部22の両側から、上方から弾性的に支えられたアーム
23を回転自在に突出させ、該アーム23の内突出部分
231から左右両側に於いて下方部分232が下方に延
長され、且つ垂下したアーム23の下端又はその付近に
於いて両側から内側に向けて接触辺233を突設し、且
つ両側のアームに対するストッパ222を中央支持部2
2の下方に固着させたことからなるコンテナの把持用具
2、前後方向の駆動源及び駆動輪32を有し、該コンテ
ナ把持用具2を前後方向に移動する前後駆動装置及び移
動用板又は移動用レール4を設け、該コンテナ把持用具
、該前後駆動装置及び移動用板又は移動用レール4を上
下に昇降させる昇降機構5を設置すると共に、コンテナ
の積み上げ状況を察知するセンサー6、該スイッチ機構
1及び該センサー6の情報をキャッチし、該前後駆動装
置3及び該昇降機構5と連動するマイクロプロセッサ又
はコンピュータ7を備えたことによるコンテナ積み上げ
装置からなる。
前記構成は、 流れ作業によるコンテナの移動をスイッチlによって察
知→コンテナ把持用具2によるコンテナの把持→昇降機
構4によって該把持用具及びコンテナを上昇させる→移
動装置3によってコンテナ把持用具及び把持されたコン
テナを前方に移動させる→必要に応じて昇降機構4によ
ってコンテナ把持装置及び把持されたコンテナを下降さ
せ、コンテナ把持用具がコンテナを解放してコンテナを
積み上げる→コンテナ把持用具2を元の位置に戻す、 との工程を行なう為の装置である。
通常流れ作業によってコンテナが移動する場合には、ロ
ーラコンベア又はコンベア(同第1(a)図、第1■図
では、ローラコンベア11を用いた場合を示している)
によって移動してくるが、本願発明に於いては先ずこの
ようなコンテナの到来をスイッチによってキャッチする
ことが当然要請される。
そしてコンテナの到来を察知するスイッチとしては、光
電スイッチ、接触スイッチ、電子シャワースイッチ等何
れも採用し得るが、これらのスイッチは何れにせよコン
テナが移動して到来してくるローラーコンベア又はコン
ベア上又はその付近にある(第1@図、第6図では、ロ
ーラーコンベア上に設けた接続スイッチlを示している
。)。
次に本願の発明の重要な構成要素である、コンテナ把持
用具について説明する。
これは第1■図に示すように、中央の支持部22と両側
のアーム23の突出部分231とが回転自在に接合され
、該アーム23は上方の支持枠からスプリング又は低圧
シリンダー等の引っ張り弾性を有する器具211(尚第
1■図ではスプリングを用いた場合を示している)によ
って弾性的に釣り下げられた状態となっており、上側に
位置するアーム23の突出部分231から下側部分23
2が下方に延長され、アーム23の下側端部又はその付
近に於いてはコンテナの上側辺に於いて突出した縁と掛
合する為の接触辺233を内側に突出させている。
尚、第1■図に於いてはアーム23の突出部分231と
下側部分232とが略直交した形状となっているが、ア
ーム23はこのような形状に限定される訳ではなく、突
出部分231と下側部分232とが滑らかに接合され、
全体として湾曲した形状等も存在する。
他方中央支持部22からは、アームの上側部分の下方に
、ストッパ222を突出させている。
第1(a)図では1個の接触辺233が数個のアーム2
3に連結した状態で突設される場合を示すが、必ずしも
このような場合に限定される訳ではなく、1個のアーム
毎に1個の接触片を設ける構成も考えられる。
又、第1(121図では、中央支持部22から支持板又
は支持棒24を垂下させて、当該支持板又は支持棒24
の下端又はその付近に於いて、アーム23から突設され
ている接触辺233と高さ方向に於いて同一のレベルで
中央接触辺241を両側に突出させ、中央接触辺241
及び前記接触辺233とによって、2列のコンテナを把
持する把持用具を示すが、本願に於けるコンテナ把持用
具は、必ずしもこのような実施例に限定される訳ではな
く、例えば第2図に示すように支持板又は支持棒24及
び中央接触片241を設けず、 1列のコンテナを把持
するコンテナ把持用具も又本願発明の装置に於いて使用
され得る。
本願装置に於いては、コンテナ把持用具2が1列又は2
列のコンテナを把持した後、コンテナを積み上げる場所
に移動させることが不可欠である。
この為には、コンテナ把持用具を前後方向に移動させる
前後駆動装置及び移動用板又は移動用レールの存在が不
可欠となる。
前後駆動用装置に於いては前後方向の駆動源(実際には
電気モータを用いることが多い)及びこれと連動する駆
動輪を有している。
コンテナ把持用具、駆動装置、移動用板又は移動用レー
ルとの関係については、様々な実施例が存在する。
第3(a)図に示す実施例は、移動用板4がコンテナ把
持用具2の上部枠21の上側に固着され、前後駆動装置
3は駆動輪32を介して移動用板を前後方向に移動させ
る実施例である(尚第1■図、第1■図に於いても、同
様の構成を示している。)。
前記実施例では、移動用板4及びこれと一体をなすコン
テナ把持用具2は、駆動輪3工を介して駆動装置3に支
持されることになる。
尚、前記実施例では駆動装置3は、前後方向駆動源31
、駆動輪32以外に前後駆動源31を戴置させ、且つ昇
降機構5のベルト又はチェーンに固着される基台33を
有している。
第3■図はコンテナ把持用具2の上部に駆動用モータ3
1及び駆動輪32による駆動装置を備え、駆動輪32は
両側に設けられた移動用レール4上を移動する。
尚第3■図のように移動用レール4をコンテナ把持用具
2の上部枠21の両サイドに設ける代わりに、上部枠2
1の上方に設け、コンテナ把持用具2が移動用レール4
に懸垂した状態で駆動輪が移動する構成も又可能である
以上筒3(a)図、第3■図に於いて、何れも移動用板
及び移動用レールを平板上のものとし、且つ駆動輪を通
常の回転輪としたが、移動用枠、移動用レールに凹凸状
の歯が存在するラックとし、且つ駆動輪として前記ラッ
クと噛合するピニオンとする実施例も又可能である(こ
のような実施例の構成は自明なので、これに関する図面
は省略する。)。
ところで本願に於いては、把持したコンテナを単に前後
方向に移動させるだけでなく、これを−度持ち上げて、
更に降ろしてこれを積み上げることが要求されるが、こ
の為には、必然的にコンテナ把持用具2だけでなく、前
後駆動装置3及び前後移動用板又は移動用レール4をも
昇降させることが必要となる6 本願発明に於いては、これらに対する昇降機構を設けて
いるが、これは昇降する為の動力源及びその伝達部を有
している。
動力源としては、電気モータ、ガソリンエンジン、ディ
ーゼルエンジン等その種類を問わないが、コントロール
のし易さという点では、電気モータが最適である。
動力源の回転を昇降運動に伝達する伝達部としては、ベ
ルトとプーリの組み合わせ又はチェーンとギアの組み合
わせを用いることが通常であるが、他には動力源の回転
をピニオンによって、柱上のラックに伝達させる構成も
可能である(但しピニオン及びラックを用いる構成は、
プーリとベルト又はギアとチェーンを用いる構成に比し
、上下のスペースを余分に必要とすることになる。)。
これらの伝達部は、前後駆動装置3は移動用板4又は移
動用レール4のうち、前後方向に移動しない物に固着さ
れて昇降することになる。
即ち、第3(a)図のように、前後駆動装置3が移動せ
ず、前後移動用板4が前後方向に移動する場合には、伝
達部は前後駆動装置3に固着され、第3■図のように、
前後駆動装置3がコンテナ把持用具2と一体となって移
動し、移動用レール4が前後方向に移動しない場合には
、伝達部は移動用レール4に固着される。
第4(a)図は、上下方向の両端に回転プーリ52を設
け、且つこれに係合するベルト53を張設し、ベルト5
3に設けた固着部56(前後駆動装置、移動用板、移動
用レールの内自ら前後方向に移動しない物に固着される
部分)を昇降させる実施例を示す。
これに対し、第4[有]図は、エレベータと同一の原理
を用い、上端に回転ギアを設け、且つチェーンの固着部
56が支える重量と均衡する為の均衡用重量物体55を
固着させた実施例を示す。
第4■図に示す実施例は、コンテナを把持したコンテナ
把持用具等を上昇させる際、第4(a)図に示す実施例
に比し、昇降に必要な駆動源のトルクが少なくて済むと
いう長所を有しているが、均衡用重量物体を設ける為余
分なスペースを必要とすることになる。
以上の実施例は駆動源は固定されている実施例であるが
、これらとは別に高さ方向に柱状のラックを固定し、こ
れと係合するピニオンと連動する駆動源が、前後方向に
移動しない前後駆動装置、移動用板、移動用レールの何
れかに固着して、昇降用の駆動源自身これらと一体とな
って昇降する実施例も可能ではあるが、これは昇降用駆
動源自体を昇降させるのに余分なトルクが必要となる点
で必ずしも実用的ではない。
ところで、昇降機構、前後駆動装置をコントロールする
には、コンテナを積み上げる部位に於いて、どの程度積
み上げが終了しているかを察知することが不可欠である
この為本願発明に於いては、コンテナを積み上げる部位
にコンテナの積み上げ状態を察知するセンサーを設けて
いる。
このようなセンサーとしては、光電型センサー、接触ス
イッチ型センサー、電子シャワー型センサー等が考えら
れる。
第1(a)図及び第1■図は、予め積み上げるコンテナ
の高さが予め判っている場合に於いて、各コンテナの高
さ毎にセンサー6を設置する実施例を示す。
これに対し第5図は、色々な高さのコンテナの積み上げ
状態を察知する為、複数個のセンサー6を高さ方向に通
常のコンテナの高さの幅よりも狭い間隔毎に並列させ、
コンテナの積み上げによって生じたコンテナの全体の高
さを、デジタル数量として察知できる実施例を示す。
第1(a)図、第1■図及び第5図では、コンテナ把持
用具2の前後幅方向に一段ずつコンテナを積み上げ、こ
れによる積み上げ状況をセンサーにキャッチする実施例
である。
これに対し、前後駆動装置のコントロールによって、コ
ンテナ把持用具2がコンテナを解放して降ろす位置を複
数カ所とすることによって、コンテナを積み上げるスペ
ースをコンテナ把持用具の2倍以上と設計することは可
能であるが、この場合には各区域毎の積み上げ状況を察
知する為、センサーも又コンテナが積み上げられる区域
毎に設けることが要求される(尚第7図では、第5に示
すように複数個のセンサーを通常のコンテナの高さ方向
の幅よりも狭い間隔毎に並列し、前後方向の3つの区画
について積み上げられたコンテナの高さをデジタル的に
表示できる実施例の配列の場合を示している。)。
そして本願に於いては、スイッチ機構1によるコンテナ
の到来、センサー6によるコンテナの積み上げ状況に関
する情報を察知し、これによって駆動装置3によるコン
テナ把持用具2の前後方向の移動及び昇降機構5による
昇降運動をコントロールすることから、コンテナの到来
を察知するスイッチ機構及びコンテナの積み上げ状況を
察知するセンサーからの入力によって、駆動装置、昇降
機構をコントロールする出力信号を発生させるマイクロ
プロセッサ又はコンピュータの存在は不可欠である。
又、以上の説明に於いては、駆動装置は把持用具を前後
方向にのみ移動することを前提としているが、コンテナ
把持用具、該前後方向駆動装置3、移動用板又は移動用
レール4による全体の係を、更に左右方向に移動させる
左右方向駆動装置及びこれに対応した左右方向移動板又
はレールを設け、昇降機構はコンテナ把持用具、前後方
向移動装置、前後方向移動用板又は前後方向移動用レー
ル、左右方向駆動装置、左右方向移動用板又はレールの
全体を昇降させる構成も存在する。
これによって、把持用具は単に前後方向だけでなく、左
右方向にも移動して、必要な場所に於けるコンテナの積
み上げをすることが可能となる。
尚、コンテナを積み上げる領域(第1■図のセンサー6
によって囲まれる領域)の最下部に、受台8を設置し、
これに車輪81を固着させて移動可能とした場合には、
コンテナを積み上げた状態で次の工程に移行させること
が可能となる。
(発明の作用) 本発明の積み上げ装置による作用は以下の通りである。
(1)第7(a)図に示すように、コンテナ9はコンテ
ナ把持用具2のアーム23の内側の位置に流れ作業によ
って到来し、これをスイッチ1が察知した結果、入力信
号がマイクロプロセッサ又はコンピュータ 7にインプ
ットされる。
このような入力信号によって、マイクロプロセッサ又は
コンピュータ7は、昇降機構5を上昇させる命令を発信
する。
■前記の指令によって昇降機構が把持用具を上側に持上
げようとすると、必然的にアーム23の接触辺233は
、コンテナの縁91を上側に押す作用を行なうが、これ
に対する反作用によってアーム23は第7■図に示すよ
うに下側に押されることになる(第7■図では、接触片
233がコンテナを上側に持上げようとする力を実線の
矢印によって示し、これに対する反作用の力を点線の矢
印によって示す。)。
更にコンテナ把持用具2によってコンテナ9を上方に持
ち上げた場合、コンテナ9の自重によってアーム23は
支持部22接合部221を介してと回転自在に接合され
ている為、前記第70図に示すように、接合部221を
中心として下側に回転移動することになる(この場合コ
ンテナの自重の方がアーム23を釣り上げている弾性装
置211の力よりも上回る。)が、これによって接触片
233は、コンテナの外側から内側にかけて上方向に向
くように傾斜し、コンテナの上側の突出縁91と十分噛
み合ったように掛合することになる。
そしてアームの上側部分の前記回転による状態は、スト
ッパによって支えられることによって、アームの把手の
前記の状態は維持される。
同、前記の説明は第2図に示す1列のコンテナに対する
把持用具を示して説明したが、第1■図に示す2列のコ
ンテナに対する把持用具の場合にも全く同様である。
■前記■の掛合状態の後、コンテナ把持用具は、昇降機
構5によって上方に持ち上げられる。
この場合、コンテナを把持したコンテナ把持用具2、前
後駆動装置3、移動用板又は移動用レール4は、一定の
高さに持ち上げられるが、この場合どの程度の高さまで
上昇させるかは、コンテナの積み上げ状況を察知してい
るセンサー6からの入力に基づいて、マイクロプロセッ
サ又はコンピュータ7からの昇降機構5に対する指令に
よって定めるられる。
■昇降機構5によって一定の高さまで持ち上げられた後
、コンテナ把持用具2は、前後駆動装置3によって前方
に移動する(第3(a)図の実施例では、駆動装置によ
ってコンテナ把持用具2の上部に位置している移動用板
4が駆動輪32によって前方向に移動され、第3■図の
実施例では、コンテナ把持用具2の上部枠に設置されて
いる前後駆動装置を構成する駆動モータ31及び駆動輪
32自体がコンテナ把持用具2と共に移動用レール4に
沿って移動する。)。
■コンテナ把持用具2が、コンテナを積み上げる部位(
第1@図に於いてセンサー6に挟まれた部位)に到達し
た後コンテナ把持用具2は、自ら把持し且つ運送してき
たコンテナを積み上げる最下位の位置(通常筒1 (a
)図に示すように受台8が設置されている)又は既に積
み上げられたコンテすの上に置く。
これによって、把持用具とコンテナの関係は、第7(C
)図の状態から第7■図の状態に戻り、更には把持して
きたコンテナが、積み上げる最下位の部位又は既に積み
上げられたコンテナの上に置かれた後には、コンテナ把
持用具2のアーム23は、コンテナを解放し、第1■図
、第2図に示すように上方から弾性的に支えられた状態
に戻る。
■その後コンテナ把持用具は、前後移動用枠又はレール
に沿って後方に戻り、更には昇降機構によって再びコン
テナが到来する部位に下がって戻っていくことになる。
第6図に示すように、コンテナ把持用具が積み上げを行
なう部位に於いて、2か所以上の位置に於いてコンテナ
を積み上げる場合には、積み上げた状態を察知するセン
サーの入力に基づいて、マイクロプロセッサ又はコンピ
ュータがコンテナ把持用具2の前後方向に移動する距離
をコントロールし、コンテナ把持用具2は各区域毎にコ
ンテナを解放し、且つコンテナを積み上げる。
又、前後方向だけでなく、左右方向への移動装置及びこ
れに対応する左右方向移動用枠又は左右方向移動用レー
ルをも設けた場合には、マイクロプロセッサの指令に従
って、コンテナ把持用具2は、前後方向だけでなく、左
右方向にも移動しながら前記の如きコンテナを解放し、
これによってコンテナの積み上げが行なわれる。
(発明の効果) 以上の如き本願のコンテナ積み上げ装置によって、流れ
作業によって順次到来してくるコンテナを次々と自動的
に積み上げることが可能となる。
そして、コンテナの到来する量とコンテナ把持用具の昇
降及び移動のスピードさえマツチさせるならば、このよ
うな自動的な作動は継続して行なうことができる。
このように本願発明によってコンテナを自動的に積み上
げた場合には、その後の運搬作業又は次の工程にスムー
ズに移行することが可能となる。
このように本願発明は、従来自動化の障害となっていた
コンテナの積み上げ作業を完全自動とする点に於いて画
期的なものであり、その価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1@図、第1■図二本願発明の全体の構成を示す側面
図及び正面図 第2図= 1列のコンテナを把持するコンテナ把持用具
の実施例を示す正面図 第3@図二前後駆動装置が移動せず、コンテナ把持用具
の上部に設けられた移動用板が前後方向に移動する実施
例の見取図 第3■図二前後駆動装置が移動せず、コンテナ把持用具
の上部枠に固着され、移動用レールに沿って前後方向に
移動する実施例の見取図第4@図、第4■図:昇降機構
の実施例を示す側面図 第5図、第6図:コンテナの積み上げ状況を察知するセ
ンサーの配列状況を示す実施例の側面図第7@図、第7
■図、第70図:コンテナ把持用具がコンテナを把持し
ていく構成を示す側面図又は正面図 1:コンテナの到来を察知するスイッチ機構ll:コン
ベアローラ 2:コンテナ把持用具 21:上部枠 211:アームに対する弾性装置 22:中央支持部 221:中央支持とアームとの接合部 222:ストッパー 2221 :ストッパーに設けられた調節用ポルト23
:アーム     231:アームの突出部分232:
アームの下方に延長された部分3:前後駆動装置  3
1:駆動用モータ32;駆動輪     33:駆動用
モータの基台4:移動用枠又は移動用レール 5:昇降機構    51:昇降機構の駆動源52;回
転プーリ又は回転ギア 53:ベルト又はチェーン 54、駆動源から回転ギア又は回転プーリに回転を伝達
するベルト又はチェーン 55:均衡用重量物体 56:固着部 6:コンテナの積み上げ状況を察知するセンサー フ:マイクロプロセッサ又はコンピュータ8:受台 81:受台の回転軸 9:コンテナ 91:コンテナの上側の突出縁

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)必要な数のコンテナの到来を示すスイッチ機構、
    中央支持部の両側から、上方から弾性的に支えられたア
    ームを回転自在に突出させ、該アームの前に突出部分は
    左右両側に於いて下方に延長され、且つ垂下したアーム
    の下端又はその付近に於いて両側から内側に向けて接触
    辺を突設し、且つ両側のアームに対するストッパを中央
    支持部の下方に固着させたことからなるコンテナの把持
    用具、前後方向の駆動源及び駆動輪を有し、該コンテナ
    把持用具を前後方向に移動させる前後駆動装置及び該コ
    ンテナ把持用具が移動する為の移動用板又は移動用レー
    ルを設け、該コンテナ把持用具及び該前後駆動装置、移
    動用板又は移動用レールを上下方向に昇降させる昇降機
    構を設置すると共にコンテナの積み上げ状況を察知する
    センサー、該スイッチ機構及び該センサーの情報をキヤ
    ッチし、該前後駆動装置及び該昇降機構と連動するマイ
    クロプロセッサ又はコンピュータを備えたことによるコ
    ンテナ積み上げ装置。
  2. (2)コンテナ把持用具が、1列に侵入してくるコンテ
    ナを把持することを特徴とする特許請求の範囲1記載の
    コンテナ積み上げ装置。
  3. (3)コンテナ把持用具の中央支持部から支持板又は支
    持棒が垂下され、両側の接触面と同一レベルに於いて、
    前記支持板又は支持棒から両面に突出した中央接触辺を
    設けて、2列のコンテナの把持を可能とし、コンテナを
    2列毎に積み上げることを可能としたことを特徴とする
    特許請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
  4. (4)移動用板がコンテナ把持用具の上部に固着され、
    前後駆動装置は自らは前後方向に移動せず、該移動用板
    を前後に移動させ、且つ前後駆動装置が昇降機構を構成
    するベルト又はチェーン又はラックに固着されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1記載のコンテナ積み上
    げ装置。
  5. (5)前後駆動装置がコンテナ把持用具に固着され、該
    コンテナ把持用具は移動用レールに沿って前後方向に移
    動し、且つ移動用レールが昇降機構を構成するベルト又
    はチェーン又はラックに固着されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
  6. (6)前後駆動装置の駆動輪を車輪とし、移動用板又は
    移動用レールに於いて該車輪と接触する部分が、平面状
    であることを特徴とする特許請求の範囲(1)記載のコ
    ンテナ積み上げ装置。
  7. (7)前後駆動装置の駆動輪をピニオンとし、移動用板
    又は移動用レールに於いては、該ピニオンと噛合するラ
    ックを有していることを特徴とする特許請求の範囲(1
    )記載のコンテナ積み上げ装置。
  8. (8)昇降機構を構成するプーリ又はギアを上下の両端
    に設け、該プーリ又はギアにそれぞれベルト又はチェー
    ンを張設したことを特徴とする特許請求の範囲1記載の
    コンテナ積み上げ装置。
  9. (9)昇降機構を構成するプーリ又はギアを上端のみに
    設け、これらにそれぞれ係合するベルト又はチェーンの
    一方側に均衡用重量物体を固着させたことを特徴とする
    特許請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
  10. (10)コンテナを積み上げる部位に於いて、積み上げ
    るコンテナの高さを予め設定しておき、各積み上げ高さ
    の段階に応じてセンサーを設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
  11. (11)コンテナを積み上げる部位に於いて複数個のセ
    ンサーを積み上げの高さ方向に通常のコンテナの高さの
    幅よりも狭い間隔毎に並列させ、積み上げられたコンテ
    ナ高さをデジタル的に察知することを可能としたことを
    特徴とする特許請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上
    げ装置。
  12. (12)コンテナを積み上げるスペースを概略コンテナ
    把持用具の前後幅相当であることを特徴とする特許請求
    の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
  13. (13)コンテナを積み上げるスペースをコンテナ把持
    用具の前後幅の2倍以上に設計したことを特徴とする特
    許請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
  14. (14)コンテナ把持用具の前後駆動装置、及び前後移
    動用レール又は移動用枠の上に、左右移動装置及び左右
    移動用レール又は移動用枠を設け、コンテナ把持装置、
    前後駆動装置、前後移動用板又は移動用レールだけでな
    く、左右移動装置及び左右移動用板又は移動用レールも
    又昇降され、これによってコンテナを把持用具の左右方
    向にも積み上げることを可能とする特許請求の範囲1記
    載のコンテナ積み上げ装置。
  15. (15)コンテナを積み上げる部位の下部に、積み上げ
    たコンテナを搬送する搬送台を設けたことを特徴とする
    特許請求の範囲(1)記載のコンテナ積み上げ装置。
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