JPH044497Y2 - - Google Patents

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JPH044497Y2
JPH044497Y2 JP14370785U JP14370785U JPH044497Y2 JP H044497 Y2 JPH044497 Y2 JP H044497Y2 JP 14370785 U JP14370785 U JP 14370785U JP 14370785 U JP14370785 U JP 14370785U JP H044497 Y2 JPH044497 Y2 JP H044497Y2
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JP
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reaping device
reaping
support frames
knife head
support frame
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JP14370785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンバイン等の刈取収穫機に装備され
るバリカン型の刈取装置の着脱及び駆動力伝達構
造に関する。
〔従来の技術〕
前記バリカン型の刈取装置の着脱構造として
は、例えば、実開昭57−109724号公報に開示され
ているように、刈取収穫機の前部下方に位置する
フレーム部材上面に刈取装置固定用の取付フレー
ムを架設し、この取付フレームにバリカン型の刈
取装置を載せつけ、ボルト締め固定する手段があ
るが、この場合、次のような問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
コンバイン等の刈取収穫機において、前記フレ
ーム部材及び取付フレーム上方には、植付穀稈を
引き起こす装置や刈取つた穀稈を挾持搬送する装
置等の多数の装置類が配置されている為に、その
装置類の間を縫つてフレーム部材上面にのせるよ
うにして刈取装置を固定することはその構造上、
非常に手数を要する作業であつた。そこで、この
解決法として刈取装置をフレーム部材の下面に固
定する方法が考えられるが、この方法では、重い
刈取装置を支えながら、機体側の刈取装置駆動用
の駆動機構と刈取装置側の動力入力部であるナイ
フヘツドとの位置を調整した後に、刈取装置をフ
レーム部材下面にボルト締め固定しなければなら
ず、刈取装置取付けに多大な労力を要するものと
なつていた。
ここで本考案の目的は、バリカン型の刈取装置
を刈取収穫機のフレーム部材下面に容易に取付け
られるように構成することに有る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は冒記した刈取収穫機において、
刈幅両端に位置するフレーム部材の下部に、上下
動、並びに固定自在な支持フレームを取付け、こ
の支持フレームにバリカン型の刈取装置の受刃台
を着脱自在に架橋連結し、前記支持フレームの上
昇状態では刈取装置のナイフヘツドが機体側の駆
動機構に係合され、前記支持フレームの下降状態
では前記ナイフヘツドの駆動機構に対する係合が
解除されるよう構成してあることに有り、その作
用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
前述のような構造とすれば、バリカン型の刈取
装置の取付は、フレーム部材下部に取付けた支持
フレームを下降位置にして、この支持フレームに
刈取装置を一旦固定し刈取装置の重量を支持フレ
ームに支えさせておいて、機体側の駆動機構と刈
取装置のナイフヘツドの位置調整を行い支持フレ
ームを上方に持ち上げ、上昇位置で固定すると刈
取装置は刈取収穫機の正規の位置に固定されると
共に機体側の駆動機構と刈取装置のナイフヘツド
が係合状態となつて機体からの動力が刈取装置に
正常に伝えられることとなり、支持フレームを下
降位置にすると係合状態が解除されて刈取装置に
は動力は伝わらない。
〔考案の効果〕
刈取装置を直接にフレーム部材に固定するので
はなく、支持フレームに一旦取付けてからフレー
ム部材の正規の位置に固定する構造としたので、
刈取装置のナイフヘツドの位置調節中は刈取装置
の重量は支持フレームで支えられることとなるの
で、容易にナイフヘツドの位置調節が行えるよう
になつて、刈取装置をフレーム部材下面に楽に着
脱できる構造が得られた。
〔実施例〕
以下、本考案を適用した刈取収穫機の実施例の
一つであるコンバインについて図面に従つて説明
する。
第5図に示すように、植付穀稈を引起こして刈
取り、この刈取穀稈を搬送しながら横倒れ姿勢に
してフイードチエーン1に受け渡す刈取前処理部
2、フイードチエーン1によつて搬送される刈取
穀稈を内部に駆動可能に横架した扱胴(図示せ
ず)によつて脱穀する脱穀装置4、前記装置類を
駆動し自走用の動力を発生させるエンジン(図示
せず)及び操縦部6をクローラ走行装置7を備え
た機体に搭載してコンバインを構成している。
本考案を適用しているバリカン型の刈取装置8
及びその取付部付近について詳述すると、第2図
及び第4図に示すように、刈取装置8は、受刃台
9上に複数個並べてリベツト止めされた受刃10
上に、複数個の刈刃11をナイフバー12に並べ
てリベツト止めしたものをのせ、これをナイフク
リツプ13を用いて2個所を受刃10に押圧固
定、かつ、機体横幅方向に刈刃11が摺動可能と
なるようにして構成している。
一方、第1図及び第4図に示すように、機体前
部両端下方から前方に延出したフレーム部材1
4,14中央付近下面には、横軸芯P1周りに設
定角度内で揺動自在に軸支された支持フレーム1
5,15が機体後方に向けて延出しており、第1
図はこの支持フレーム15,15の下降位置で前
記刈取装置8をボルト締め固定した状態を示して
いる。このように刈取装置8を支持フレーム1
5,15に固定した後に、刈取装置8の刈刃11
を駆動する機体側の駆動機構16の駆動部16a
と刈刃11がリベツト固定されたナイフバー12
上に設けたナイフヘツド17の位置関係を調整し
た後に、支持フレーム15,15及び刈取装置8
を上方に持ち上げて、第3図及び第4図に示すよ
うに、前記駆動機構16の駆動部16aとナイフ
ヘツド17が係合するようにして、フレーム部材
14のブラケツト14aと受刃台9とをボルト締
め固定し刈取装置8を正規の位置に設置するので
ある。
刈取装置8への動力伝達は駆動機構16の駆動
部16aの機体進行方向軸周りの回転運動を、こ
の駆動部16aと係合しているナイフヘツド17
に機体横幅方向の往復運動として伝達し刈取装置
8の刈刃11を駆動するのである。
〔別実施例〕
前述の実施例では支持フレーム15,15をフ
レーム部材14,14の横軸芯P1周りで揺動自
在に設置したが、この支持フレーム15,15を
四点リンク機構を用いてフレーム部材14,14
に上下動遠近自在に取付けた構造を採用してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刈取収穫機の刈取装置取付
け構造の実施例を示し、第1図は支持フレームの
側面図、第2図は刈取装置の縦断面側面図、第3
図は刈取装置を機体のフレーム部材に固定した場
合の第1図におけるA−A断面図、第4図は刈取
装置を機体のフレーム部材に固定した状態を示す
斜視図、第5図はコンバインの全体側面図であ
る。 8……刈取装置、9……受刃台、14……フレ
ーム部材、15……支持フレーム、16……駆動
機構、17……ナイフヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 刈幅両端に位置するフレーム部材14,14
    の下部に、上下動、並びに固定自在な支持フレ
    ーム15,15を取付け、この支持フレーム1
    5,15にバリカン型の刈取装置8の受刃台9
    を着脱自在に架橋連結し、前記支持フレーム1
    5,15の上昇状態では刈取装置8のナイフヘ
    ツド17が機体側の駆動機構16に係合され、
    前記支持フレーム15,15の下降状態では前
    記ナイフヘツド17の駆動機構16に対する係
    合が解除されるよう構成してある刈取収穫機の
    刈取装置取付け構造。 前記支持フレーム15,15は、その前端を
    支点として上下揺動自在に枢支され、前記刈取
    装置8が支持フレーム15,15の後部遊端側
    に取付けられている実用新案登録請求の範囲第
    項に記載の刈取装置取付け構造。
JP14370785U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH044497Y2 (ja)

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JP14370785U JPH044497Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JP14370785U JPH044497Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JPS6253621U JPS6253621U (ja) 1987-04-03
JPH044497Y2 true JPH044497Y2 (ja) 1992-02-10

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