JP2001045844A - コンバインの刈取脱着構造 - Google Patents

コンバインの刈取脱着構造

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JP2001045844A
JP2001045844A JP22707899A JP22707899A JP2001045844A JP 2001045844 A JP2001045844 A JP 2001045844A JP 22707899 A JP22707899 A JP 22707899A JP 22707899 A JP22707899 A JP 22707899A JP 2001045844 A JP2001045844 A JP 2001045844A
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JP22707899A
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Hirohisa Nomura
野村  浩久
Hajime Fukui
一 福井
Hironori Oda
寛範 小田
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動支点(P)に支持メタルが嵌着したま
ま、離脱しても取付角度(θ)を保持する回止メ装置に
して、関連機器や配線を挟損しないようにした刈取脱着
構造を提供する。 【解決手段】 刈取部(A)の降下姿勢と回動支点
(P)に嵌着する支持メタル(2)が形成する取付角度
(θ)を、分解離脱後も保持するように可動側と固定側
に当座(3a),(3b)を配設し、緩衝体(15)を
隙間に介在させて接当する回止メ装置にし、前記取付角
度(θ)で当座(3a)、(3b)が噛合し、刈取上昇
で離間するするようにした刈取脱着構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取回動支点の支
持メタルが嵌着したまま本機から分離して、脱穀部との
継接部を開放し,整備点検をし易くするコンバインの刈
取脱着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刈取部の周辺に堆積する藁屑の除
去や、点検整備に刈取部を回動支点の支持メタルから前
方に分解離脱させるものがあるが、刈取ケースには自動
刈高さセンサーの設置や、ハーネスが配線されて分離後
に自由回転する前記支持メタルによって挟り、変形や切
断することがある。又、刈取部を装着する場合に、不安
定なメタル姿勢になって据付台に載せ難いので、前記支
持メタルを分割して据付台に残して分離したり、サイド
オープンにするものが特公平3−63332号公報に記
載されているが,構造が複雑になる問題点があるので、
支持メタルの取付角度を分離後も保持する回止メ装置に
よって解決しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決するために、回動支点(P)に支持メタルが
嵌着したまま、分離しても取付角度(θ)を保持するよ
うにした回止メ装置にして、関連機器や配線を挟損しな
い刈取脱着構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに、刈取部(A)の降下姿勢と回動支点(P)に嵌着
する支持メタル(2a),(2b)が形成する取付角度
(θ)を、分解離脱後も保持するように、可動側と固定
側から延設した当座(3a),(3b)が、前記取付角
度(θ)で接当し、刈取上昇で刈取ケース(1)に一体
形設した当座(3a)が離間するようにした回止メ装置
にする手段を講じた。
【0005】可動側と固定側に対向する当座(3a)、
(3b)が形成する間隔にバネ(4)を介在させ、設定
角度以下になる刈取作業の降下姿勢を圧縮して吸収した
り、取付角度(θ)を調節する伸縮自在のストッパーボ
ルト(5)を一方の当座(3a)から突設させる手段を
講じた。
【0006】左右の支持メタル(2a),(2b)を固
定する連結部材(14)と、据付台(9)等に挟まれな
い離間した位置に取手(26)を延設し、組立作業中に
手動修正を可能にする手段を講じた。
【0007】
【発明実施の形態】
【実施例】本発明による刈取部(A)の分離姿勢を保持
する刈取脱着装置の構造について、実施例図を参照に説
明すると、図2は、刈取部(A)を本機から分離させた
コンバインの側面図であって、左右一対のクローラ走行
装置を装備する機台(6)上に脱穀部(C)を搭載し、
右側には選別した良穀粒を一時貯留するタンク(7)を
並設し、操縦装置(8)と操作機器を配置した運転席
(D)が連設するものであって、その側方から前記脱穀
部(C)の前面にかけて、機台(6)から立設した据付
台(9)に回動支点(P)を中心に昇降する刈取部
(A)を装着し、刈取った穀稈を搬送終端から、フィー
ドチェン(10)の先端に対設したガイド押え(11)
に受継がせて横搬送しながら脱粒処理する形態のもので
ある。
【0008】刈取部(A)を分離する回動支点(P)の
構成は、機台(6)の前方に立設する支柱(13)に架
設した据付台(9)に,刈取ケース(1)の両端に嵌着
した左右支持メタル(2a)、(2b)を螺着する支持
構成にして、前記回動支点(P)を中心に刈取フレーム
(B)が昇降自在に回動するようにしてある。又、刈取
部(A)を分離する降下姿勢において、可動側である前
記刈取フレーム(B)の2軸外筒(16)と、固定側で
ある前記支持メタル(2)で形成する取付角度(θ)
が、矢印(イ)の方向に刈取部(A)を分離した後も、
並設した当面(3a)、(3b)間に介在する緩衝体
(15)が接当することで、双方の間隔を保持する回止
メ装置にしたものである。
【0009】刈取部(A)を前方に分離する手順は、刈
取フレーム(B)を降下姿勢にして、機台(6)から2
軸外筒(16)の下面を支持する油圧シリンダー(2
2)の連結を解除し、入力ベルトやクラッチワイヤー等
の本機継接部材を取外した後に、支持メタル(2a)、
(2b)の締結ボルト(17)を外し、スタンド(2
0)を立脚させ転倒を防ぐように刈取部(A)を安定さ
せ、機体を後進することで前後に分離し脱穀部(C)の
前面が開放され補修や整備点検をするものである。
【0010】図1と図3は、支持メタル(2a)、(2
b)の取付角度(θ)を保持する構造を示す側面図と平
面図であって、刈取ケース(1)の当座(3a)と、支
持メタル(2a)の当座(3b)が対向する回止メ装置
を説明すると、据付台(9)に設置する固定側の支持メ
タル(2a),(2b)に当座(3b)を延設する一
方、昇降回動する刈取ケース(1)の可動側から当座
(3a)を対向して延設させたものであって、双方が並
設する間隔に、伸縮自在のストッパーボルト(5)と、
バネ(4)を一体にした緩衝体(15)を介在させ、接
当することで定量間隔を維持するようにし、前記支持メ
タル(2a)、(2b)の傾きを規制する左右一対の回
止メ装置にしたので、分離状態の取付角度(θ)が調節
できるようになった。又、刈取作業中の刈高さ調節で
は、矢印(ロ)の上昇方向に可動側の当座(3b)が変
動し,固定側の当座(3a)からバネ(4)の接当部が
離間するようになり、逆に前記取付角度(θ)以下にな
る刈取作業の降下姿勢では、緩衝体(15)が圧縮変位
して一時吸収するようになっている。尚、(25)は本
機駆動装置から刈取部(A)に受動する入力プーリであ
る。
【0011】図4と図5は、支持メタルの双方を継接し
た実施例の側面図と平面図であって、左右の支持メタル
(2a)、(2b)を底面から皿ネジ(26)で連結部
材(14)に固定し、据付台(9)に架設して刈取昇降
の回動支点(P)を構成するものであって、刈取降下姿
勢において刈取フレーム(B)の2軸外筒(16)と前
記支持メタル(2a),(2b)が形成する取付角度
(θ)を保持するために、連結部材(14)に設けた当
座(3)を前記刈取フレーム(B)の2軸外筒(16)
の下面に対設し、頭部にゴム材を用いたストッパーボル
ト(5)を設置して接当させ、分離後も取付角度(θ)
が保持できるようにした連結部材(14)の傾きを規制
する回止メ装置である。又、連結部材(14)の側面に
斜上する屈折ガイド(21)を据付台(9)に対応させ
て設け、他側を折曲げて当り面(23)にすることで、
前記据付台(9)に装着する回動支点(P)の位置決め
と,浸入案内にするものである。
【0012】刈取部(A)を分離するには、連結部材
(14)と左右の支持メタル(2a)(2b)を共締め
にする締結ボルト(17)を取外し、皿ネジ(18)で
一体化した前記連結部材(14)とともに前方に分離す
るようにしてあり、取付角度(θ)を保持する当座
(3)に突設したストッパーボルト(5)が、2軸外筒
(16)の下面に接当した姿勢のまま据付台(9)から
離脱しても、水平に近い姿勢を維持するものである。
【0013】図6は、連結部材(14)を外側に延設し
た平面図であって、左右の支持メタル(2a)、(2
b)を継接した前記連結部材(14)を外方向に延設し
取手(26)を設け、分離した刈取部(A)を装着する
場合に、手動で前記支持メタル(2)の傾斜角度が修正
できるようにしたので、本機に合体させる組立作業が据
付台(9)から離れた位置で手動修正できるので、挟ま
れない安全な組立作業が行なえるものである。尚、取手
(26)を別途の棒材等で成形して取付けても同様の効
果が得られる。
【0014】図7は、緩衝体(15)にゴムキャップ
(24)を装着した別途の実施例図であって、可動側の
刈取ケース(1)と一体形成した当座(3a)に伸縮自
在のストッパーボルト(5)を螺着し、その頭部にゴム
キャップ(24)を装着して対向する当座(3b)に接
当することで取付角度(θ)を保持する回止メ装置に
し、それ以下になる刈取作業の降下姿勢では前記ゴムキ
ャップ(24)が圧縮変位して吸収するようにした別途
の実施例である。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、回動支点
に支持メタルを嵌着したまま刈取部を分離する構造にお
いて、刈取降下姿勢と支持メタルで形成する取付角度を
分離後も維持する回止メ装置にしたので、以下に記載す
る効果を奏でる。
【0016】据付台から分離した支持メタルは、自重や
周辺部品に接触して自由に回転し、回動支点近傍に設け
た刈高さ検出センサーや配線を挟損したり、搬送チェン
に干渉することがあったが、取付角度を維持する回止メ
装置にして支持メタル姿勢を安定させたので、これらの
問題を解消することができた。
【0017】左右の支持メタルが単独で回動する傾き
を、連結部材で継接し一体化したので据付台に積載し易
くなり、しかも外方向に延設した取手によって、据付台
から離れた位置で連結部材の傾きを手動調整できるの
で、安全な組立作業が行なえ、刈取重量物を移動調整さ
せる頻度も減少した。
【0018】連結部材に斜上する屈折ガイドを設け、一
方の端部に当り面を折曲げて形成したので、支持メタル
の装着案内と位置決めができるようになり、据付台に積
載し易く、前記支持メタルの脱着手間が省略できた。
【0019】分離後に支持メタルの取付角度を保持する
接当部に緩衝材を用いたので、取付角度以下の刈取姿勢
になる通常の刈取作業でも圧縮変位を吸収するようにし
てあり、分離した支持メタルは常に据付台と同等の水平
面を保持し、脱着操作がし易くなった。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】左右支持メタルの回止メ装置を示す側面図。
【図2】刈取部を分離したコンバインの側面図。
【図3】左右支持メタルの回止メ装置を示す平面図であ
る。
【図4】支持メタルを継接した実施例の側面図である。
【図5】支持メタルを継接した実施例の平面図である。
【図6】連結部材を延設し取手にした全体平面図であ
る。
【図7】緩衝体にゴムキャップを付設した別途実施例の
側面図である。
【符号の説明】
A..刈取部 B..刈取フレーム
C..脱穀部 P..回動支点 θ..取付角度 1..刈取ケース 2..支持メタル
3..当座 4..バネ 5..ストッパーボルト
9..据付台 14..連結部材 15..緩衝体
16..2軸外筒 17..締結ボルト 21..屈折ガイド
23..当り面 矢印イ..刈取部の分離方向。 矢印ロ..刈取上昇による当座の移動方向。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動支点(P)を中心に昇降する刈取部
    (A)を、支持メタル(2a),(2b)が嵌着したま
    ま本機から脱着するコンバインにおいて、刈取ケース
    (1)に当座(3a)を設け、支持メタル(2a)から
    延設した当座(3b)と対向させるとともに、この両座
    間隔に緩衝体(15)を介在させ接当することで、本機
    から分離した前記支持メタル(2a)の傾きを規制する
    回止メ装置にしたことを特徴とするコンバインの刈取脱
    着構造。
  2. 【請求項2】 対向する当座(3a),(3b)が形成
    する間隔に介在する緩衝体(15)を伸縮自在に装着
    し、支持メタル(2a)の傾きを調節するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンバインの刈取脱着
    構造。
  3. 【請求項3】 昇降回動する刈取ケース(1)に嵌着し
    た左右支持メタル(2a),(2b)を、一体に継接す
    る刈取部(A)の支持構造において、前記支持メタル
    (2a),(2b)を固定する連結部材(14)に当座
    (3)を延設し、昇降変動する刈取フレーム(B)に対
    向させ、本機から分離した前記連結部材(14)の傾き
    を規制する回止メ装置にしたことを特徴とするコンバイ
    ンの刈取脱着構造。
  4. 【請求項4】 左右支持メタル(2a),(2b)を一
    体に継接した連結部材(14)を、据付台(9)よりも
    外方向に延出して取手(26)を設け、本機から分離し
    た前記連結部材(14)の傾きを手動修正できるように
    したことを特徴とする請求項3に記載のコンバインの刈
    取脱着構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131285A (ja) * 2009-03-17 2009-06-18 Kubota Corp コンバインの刈取り部昇降構造
JP2010011869A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Kubota Corp コンバインの刈取り部昇降構造

Cited By (4)

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JP4580449B2 (ja) * 2009-03-17 2010-11-10 株式会社クボタ コンバインの刈取り部昇降構造
JP2010011869A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Kubota Corp コンバインの刈取り部昇降構造
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