JPS608665Y2 - 茎稈挾「やく」機構 - Google Patents

茎稈挾「やく」機構

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Publication number
JPS608665Y2
JPS608665Y2 JP8425679U JP8425679U JPS608665Y2 JP S608665 Y2 JPS608665 Y2 JP S608665Y2 JP 8425679 U JP8425679 U JP 8425679U JP 8425679 U JP8425679 U JP 8425679U JP S608665 Y2 JPS608665 Y2 JP S608665Y2
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JP
Japan
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clamping tool
chain
rotation
stem culm
material chain
Prior art date
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Expired
Application number
JP8425679U
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English (en)
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JPS561444U (ja
Inventor
耕栄 横田
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP8425679U priority Critical patent/JPS608665Y2/ja
Publication of JPS561444U publication Critical patent/JPS561444U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、巻回状態の突起材チェンに弾圧挾扼具を対
設して、これらにより茎稈群を挟持移送する装置におい
て、挾持移送する茎稈群に詰りを生じた際などに、前記
弾圧挾扼具を突起材チェンの部分から退避させて詰り状
態解消作業をし易くする装置の改良に関するものである
上記装置の従来技術としては、例えば実開昭50−13
7267号公報に開示されたものが存在しているが、こ
の従来のものは過負荷安全防止機構を兼ねる構造となさ
れているため、弾圧挾扼具がヒンジ構成で機体側に取付
けられて、突起材チェンに対応する姿勢にバネで付勢さ
れる構造になっている。
このため従来構造のものでは茎稈挾扼力が不安定になり
勝ちで、扱室内に茎稈を引き込んでしまうといった事態
になり易い難点がある。
そこで本考案は、通常時には弾圧挾扼具を所定の位置に
強固に固定維持することができ乍ら、必要なときには比
較的簡単に退避姿勢に変更することができ、しかも強固
に固定維持するにかかわらず取付部は薄板を用いて軽量
になすことができるようにした改良構造を提供するもの
である。
以下、これを図面に示す具体例において詳細に説明する
が、この実施例はコンバインにおける脱穀フィートチエ
ン機構(茎稈挾持移送装置1)に本考案を実施した場合
を例示しているものである。
コンバインCは、走行うローラー2に支持されをフレー
ム3の前部に刈取搬送部4を対地高さ変更可能に装着す
るとともに、フレーム上部に脱穀機5、操縦装置および
エンジンなどを設置して形成している。
脱穀機5は、その扱胴を機体進行にむけて設置するもの
で、扱胴が収容される扱室は前記の刈取搬送部4に面す
前側に供給口6が設けられ、後側に排ワラロアが設けら
れるのであり、排ワラロの後部箇処には排ワラ処理装置
8が設置される、そして前記の供給口6と排ワラロアと
の間の扱室側壁には扱口が開口させられ、その外側には
前述したフィートチエン機構1を設置するとともに、該
機構1の後端部から後方へ排ワラ搬送機構9を連けい設
置している。
フィートチエン機構1は、脱穀機5の筐体(固定部材5
a)に装着するチェン案内台10に支承した駆動輪11
、誘導輪12などの外周へ移送突起材チェン13を巻回
掛張するとともに、その巻回状態の突起材チェン13の
移送作用部13a側に弾圧挾扼具14を対設して構成さ
れる。
弾圧挾扼具14は、ワラ押え台15に枢支ピン16、押
圧バネ17を介してワラ押え板(挟持作用部18)を所
定範囲移動可能に取付けて構成するユニットを、取付台
19.20によって固定部材5aに装着するのであるが
、本考案ではこの取付は構成をつぎのように形成するの
である。
つまり、ワラ押え台15の前後部適箇処から取付台19
.20を、第3図、第4図に示すように一体的に延設さ
せて、それぞれに突起材チェン13の巻回方向にむく回
動支点軸心(p−p)を中心とする同心の円弧状長孔2
1と22.23を穿設し、夫々の長孔穿設周囲部は第5
図にみられるようにテーパー形状24になす、そしてこ
れらの取付台19,20は各長孔21,22,23に挿
通する締結具25,26.26を固定部材5aのブラケ
ット27,28の蝶着ネジ部29.30゜30に緊締弛
緩することにより、回動支点軸心(P−P)を中心とし
て揺動固定自在に取付けるようになすものである。
次に本考案の作用について説明すると、茎稈は刈取搬送
部4によって引起し、刈取搬送されて順次、穂先部が供
給口6へ、かつ株元部がフィートチエン機構1の始端部
に至るように横倒し姿勢にされて供給され、その後は株
元部が突起材チェン13の移送作用部13aと弾圧挾扼
具14の挾持作用部18との間に弾圧挾持されて移送さ
れつつ穂先部が扱室内を通過して扱胴による脱穀作用を
受け、脱穀作用を受は終った茎稈(排ワラ)は、フィー
トチエン機構1の終端から排ワラ搬送機構9に受継ぎ移
送され排ワラ処理装置8に至らされる一連の移送作用を
なすのである。
この一連の移送作用をなすとき、弾圧挾扼具14は、第
3図第4図実線状態にみられるように、その挟持作用部
18が突起材チェン13の移送作用部13aに対応位置
する作用姿勢にあるのであって、該位置の保持は蝶着ネ
ジ部29に緊締する締結具25,26.26で行われる
のである。
移送作業を行っている際に、フィートチエン機構に茎稈
が詰ったり、その他の不具合が生ずると、伝動を遮断状
態にしたのち緊締状態にある締結具25.26.26を
それぞれ緩めれば弾圧挾扼具14は長孔21.22.2
3に沿って揺動できる状態になり、第3図第4図の仮想
線状態の非作用姿勢位置に容易に移動できるので、詰り
状態の茎稈群を除去する所作が簡便に行えるのである。
本考案は以上に説明したように、突起材チェン13の移
送作用部に対設する弾圧挾扼具14を、突起材チェン巻
回方向の回動中心(p−p)支点として回動可能な枢支
構成により固定部材5aへ取付けるように形成して、該
挾扼具14の挾持作用部18が前記突起材チェンの移送
作用部13aに対応位置する作用姿勢と、この作用位置
から離脱する非作用姿勢とに変更できるようにした茎稈
挾持移送装置において、前記弾圧挾扼具14は、固定部
材5a側に設けられる前記回動支点を中心として円弧回
動できるように取付け、挾扼具又は固定部材のいずれか
一方に前記回動支点を中心として開設される円弧状長孔
に貫挿する締結具により適宜の回動位置で他方に締付固
定できるように構成し、締結具による締付固定具は、平
担に形成される一方側に対し他方側がテーパー状に組合
わされるようになしたので、茎稈が詰り状態になった際
の解消所作をなす場合などに、いちいち弾圧挾扼具14
全体を取外す必要がなく、締結具をゆるめたり、締付け
たりする操作のみで、弾圧挾扼具を移動固定できるので
作業性が著しく向上できるのであり、挾扼具側と固定部
材側の締付固定部は、平担に形成される一方側に対して
他方側がテーパー状に組合わさる構造としているから、
両部を薄板等で形成しても充分な強度を確保できて取付
部を軽量化できながら、弾圧挾扼具を挾扼作用位置に確
実強固に固定して稈抜は等が起らない良好な挾持を行わ
せるものとなったのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体例の一つを示すもので、第1図は本
考案をフィートチエン機構部に実施したコンバインの全
体側面図、第2図はその要部拡大図、第3図は第2図の
X−X矢視図、第4図は第2図のY−Y矢視図、第5図
は締付固定部を示す部分図である。 1・・・・・・フィートチエン機構、5a・・・・・・
固定部材、13・・・・・・突起材チェン、13a・・
・・・・移送作用部、14・・・・・・弾圧挾扼具、1
5・・・・・・ワラ押え台、16・・・・・・枢支ピン
、17・・・・・・押圧バネ、18・・曲挾持作用部、
19.20・・・・・・取付台、21,22.23・・
・・・・円弧状長孔、24・・・・・・テーパ一部、2
5.26・・・・・・締結具、27.28・・・・・・
ブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 突起材チェンの移送作用部13aに対応する弾圧挾扼具
    14を、突起材チェン巻回方向の回動中心を支点として
    回動固定可能に固定部材5aへ取付けて、弾圧挾扼具1
    4の挾扼作用部18を前記突起材チェンの移送作用部1
    3aに対応位置する作用姿勢と、この作用位置から離脱
    する非作用姿勢とに変更できるようにして構成する茎稈
    挾持移送装置において、前記弾圧挾扼具14は、固定部
    材5a側に設けられる前記回動支点を中心として円弧回
    動できるように取付け、挾扼具又は固定部材のいずれか
    一方に前記回動支点を中心として開設される円弧状長孔
    に貫挿する締結具により適宜の回動位置で他方に締結固
    定できるように構威し、締結具による締結固定部は、平
    坦に形成される一方側に対し他方側がテーパー状に組合
    わされるようになしたことを特徴とする茎稈挾扼機構の
    構造。
JP8425679U 1979-06-19 1979-06-19 茎稈挾「やく」機構 Expired JPS608665Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8425679U JPS608665Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 茎稈挾「やく」機構

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JP8425679U JPS608665Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 茎稈挾「やく」機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS561444U JPS561444U (ja) 1981-01-08
JPS608665Y2 true JPS608665Y2 (ja) 1985-03-28

Family

ID=29317455

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JP8425679U Expired JPS608665Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 茎稈挾「やく」機構

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JPS561444U (ja) 1981-01-08

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