JP2705761B2 - 脱穀機の脱穀切刃装置 - Google Patents

脱穀機の脱穀切刃装置

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JP2705761B2
JP2705761B2 JP63089359A JP8935988A JP2705761B2 JP 2705761 B2 JP2705761 B2 JP 2705761B2 JP 63089359 A JP63089359 A JP 63089359A JP 8935988 A JP8935988 A JP 8935988A JP 2705761 B2 JP2705761 B2 JP 2705761B2
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cutting blade
threshing
cutting
straw
threshing machine
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善正 松田
純二 土居原
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、脱穀機の脱穀切刃装置に関し、切刃を簡
単に脱穀室内に取付けるものである。
〔従来の技術、および発明が解決しようとする課題〕 公知技術である実願昭52−3374号(実開昭53−98175
号公報)のマイクロフィルムには、切刃をフィードチェ
ン側に設置する技術が開示されている。
前述の技術においては、切刃は扱室の周壁に蓋板を介
して取り付ける構成であり、周壁は板金であり剛性が弱
いので、切刃は安定して取り付けることができず、脱穀
わら等の切断能力が劣るという欠点がある。
別の公知技術である実願昭60−180042号(実開昭62−
86846号公報)のマイクロフィルムには、わら切刃を取
付けている切刃取付板は、穀稈の移送側と反対側に配置
するよう構成した技術が開示されている。
前述の技術においては、ワラ切刃を取付けている切刃
取付板は、穀稈の移送側とは反対側、即ち、グレンタン
ク側に配置されているので、穀稈移送側に比べてワラ切
刃の交換が難しいという欠点がある。
別の公知技術である実願昭57−64006号(実開昭58−1
67537号公報)のマイクロフィルムには、第1図から明
らかなように、切刃を支持する切刃台は、穀稈移送側と
は反対側に配置する技術が開示されている。
前述の技術においても、切刃を支持する切刃台は、穀
稈移送側と反対側、即ち、グレンタンクやホッパー等何
らかの装置が配置されている側なので、本技術において
も切刃の交換は容易ではない。
別の公知技術である実願昭58−61286号(実開昭59−1
66629号)のマイクロフィルムには、多数の切刃をそれ
ぞれボルトナットにより固定した切刃支持板を、穀稈を
移送するフィードチェンとは反対側に配置構成した技術
が開示されている。
前述の技術においても、切刃を支持している切刃支持
板は、フィードチェンとは反対側に設けられているの
で、グレンタンクやホッパー等の設置のため、切刃の交
換は容易ではない。
また、切刃の取付を簡単化するために、脱穀室内に樋
状の切刃取付枠を設け、この樋状の切刃取付枠の前側に
切刃を嵌合させて刃先を外側へ突出させる切刃孔を形成
し、切刃を配設した切刃取付部材を該切刃取付枠内に嵌
合させて係止具で係止させる形態(実開昭58−65845号
公報)にあっては、切刃を樋状の切刃取付枠で受けるた
めに、切刃取付場所を広くすることとなり、狭い場所で
の着脱が容易ではない。
さらに、第3図の従来の技術は、わら切刃を取り付け
た切刃取付体は、移送チェン側の支架部材に対して嵌合
状態で取り付けるに際し、支架部材の嵌合部回りの回動
を係止する係止部は、脱穀胴の軸を軸承する前壁アーム
と後壁アームとを連結する連結板に固定している構成で
ある。
このような構成は、扱歯がわら切刃の所定位置を通過
するように、切刃取付体を位置させても、切刃取付体と
連結板とは別個のものであるために、前壁アーム及び後
壁アームの扱胴軸芯方向への位置ずれがあると、切刃取
付体を連結板に固定した場合、切刃も扱胴軸方向へ位置
がずれる。従って、扱歯によって持ち回りされる脱穀物
を受けた切刃に偏荷重がかかり、そのため切刃はぐらつ
いて切刃の切断能力は悪くなるという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の如き課題を解決するために、以下の
ような技術的手段を講じる。
即ち、脱穀胴1の回転に付回りする脱穀わらを受けて
切断処理するわら切刃2を配設した切刃取付体3を、脱
穀室5内の穀稈を移送する移送チェン16側に架設した支
架部材6に対して嵌合状態で取付けるにあたり、切刃取
付体3の支架部材6に対する嵌合部7を脱穀胴1回転方
向の上手側に配置すると共に、支架部材6の嵌合部7回
りの回動を係止する係止部8は、脱穀胴1回転方向の下
手側であって、前記支架部材6に設けた係止片27に配置
したことを特徴とする脱穀機の脱穀切刃装置としたもの
である。
〔発明の作用〕
脱穀作業時において、脱穀胴1には付き回りする脱穀
わら等によって、切刃2には脱穀胴1の回転方向に沿う
負荷が掛かる。この負荷に対して、切刃取付体3の支架
部材6に対する嵌合部7を支架部材6に嵌合させ、さら
に、切刃取付体3の係止部8を係止させると、この切刃
取付体3の嵌合部7回りの回動が固定される。また、こ
の切刃取付体3を取外すときは、該係止部8の係止と外
して行う。
さらに、前記嵌合部7は、脱穀胴1回転方向の上手側
に配置すると共に、前記係止部8は脱穀胴1回転方向の
下手側に配置しているので、前記負荷は、先ず、嵌合部
7に作用する。この時、嵌合部7においては、切刃取付
体3が支架部材6に対して、より嵌合する方向であり、
係止部8においては、嵌合部7に掛かる応力の一部を受
けて、切刃取付体3を安定して固定する。
また、前記係止部8は、脱穀胴1回転方向の下手側で
あって、支架部材6に設けた係止片27に配置してあるた
め、前記嵌合部7と係止部8との位置関係が変化するこ
となく、切刃取付体3の固定状態が安定化できる。
〔発明の効果〕
よって、構成が簡単化できると共に、切刃取付体3は
移送チェン16側に配置されているので、脱穀カバーを開
けると容易に、しかも簡単に切刃2の交換が実施でき
る。また、前記嵌合部7と係止部8の作用により、切刃
取付体3を安定して固定できるので、脱穀わら等の切断
能力が良くなる脱穀機の脱穀切刃装置を提供することが
できた。
〔実施例〕
まず、脱穀機全体について説明する。
脱穀機1は、軸4によって脱穀室5内に回転すべく支
架され、外周面には扱歯9を配設している。10はこの軸
4を軸承する前壁アーム、11は後壁アーム、12は前壁ア
ーム10下の穀稈供給口、13は後壁アーム11下の排出口で
ある。脱穀室5の一側には軸4方向に沿う穀稈移送口14
を設け、この穀稈移送口14の上側には前後の前壁アーム
10、後壁アーム11間を正断面コ字状の連結板15で連結し
ている。この連結板15には外側に脱穀穀稈の株元部を挾
持する挟扼杆を取付け、穀稈移送口14の下側に設ける移
送チェン16の回転によって該挟扼杆との間に穀稈を挾持
移送しながら脱穀を行わせることができる。
17は脱穀胴1の外周に張設する脱穀網、18は脱穀カバ
ーで、奥側をヒンジ19とし、手前側該連結板15に開閉で
きる。20は脱穀室5下の選別室である。24は脱穀室5後
側の排塵室、25は吸引排塵機である。
次に、第4図〜第6図において、支架部材6の前後両
端部に係止片27を下方へ向けて突設し、この係止片27の
内側面で切刃取付体3の下端部を受ける。該係止片27に
は、上部を大径とし下部を小幅とする係止穴28を設け、
該切刃突出体3の係止部8は、該係止穴28の大径部で嵌
合して小幅部では外れない頭部29付ピンとして、この係
止部8を係止穴28に嵌合することによって、切刃取付体
3の取付位置が係止される。連結板15は、切刃取付体3
を取付けてから後に、外側から前後壁アーム10,11間に
亘って連結して取付ける構成とするもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来技術を備えた脱穀機の正断面図、第2図は
従来技術を備えた脱穀機の一部破断せる側面図、第3図
は従来の技術の一部の拡大正断面図、第4図は本願発明
の一部の拡大正断面図、第5図はその側面図、第6図は
一部の分解斜面図である。 図中、符号1は脱穀胴、2はわら切刃、3は切刃取付
体、4は軸、5は脱穀室、6は支架部材、7は嵌合部、
8は係止部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−86846(JP,U) 実開 昭58−167537(JP,U) 実開 昭59−166629(JP,U) 実開 昭53−98175(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀胴1の回転に付回りする脱穀わらを受
    けて切断処理するわら切刃2を配設した切刃取付体3
    を、脱穀室5内の穀稈を移送する移送チェン16側に架設
    した支架部材6に対して嵌合状態で取付けるにあたり、
    切刃取付体3の支架部材6に対する嵌合部7を脱穀胴1
    回転方向の上手側に配置すると共に、支架部材6の嵌合
    部7回りの回動を係止する係止部8は、脱穀胴1回転方
    向の下手側であって、前記支架部材6に設けた係止片27
    に配置したことを特徴とする脱穀機の脱穀切刃装置。
JP63089359A 1988-04-11 1988-04-11 脱穀機の脱穀切刃装置 Expired - Lifetime JP2705761B2 (ja)

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JP63089359A JP2705761B2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11 脱穀機の脱穀切刃装置

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JPH01262727A JPH01262727A (ja) 1989-10-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58167537U (ja) * 1982-05-01 1983-11-08 セイレイ工業株式会社 脱穀装置における切刃固定装置
JPS59166629U (ja) * 1983-04-22 1984-11-08 セイレイ工業株式会社 脱穀機における切刃の取付装置
JPS6286846U (ja) * 1985-11-22 1987-06-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01262727A (ja) 1989-10-19

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