JP3511291B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP3511291B2
JP3511291B2 JP2001221174A JP2001221174A JP3511291B2 JP 3511291 B2 JP3511291 B2 JP 3511291B2 JP 2001221174 A JP2001221174 A JP 2001221174A JP 2001221174 A JP2001221174 A JP 2001221174A JP 3511291 B2 JP3511291 B2 JP 3511291B2
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俊郎 和田
和実 藪
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えば刈取部で刈取
った穀稈を脱穀処理するコンバインに関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】従来、特開昭61−1
2213号公報に示す如く、脱穀部の側方を開放させて
扱室及び扱胴の保守点検や受網の交換などを行う場合、
支点軸を中心に側部カバーを移動させて脱穀部側面を開
放させる技術がある。前記従来技術は、側部カバーを取
外す面倒な作業手間を省けるが、脱穀部側面外方側に側
部カバーを水平に倒伏させて開放させるから、扱胴の保
守点検または受網の交換などを側部カバー上方空間から
行う必要があり、作業者が脱穀部内側に側部カバー越し
に接近して作業を行う面倒があると共に、作業終了時に
側部カバーを持上げて元の位置に戻す必要があり、また
フィードチェンが自重降下するのを防ぐ固定手段が必要
であり、取扱い操作の簡略化並びにメンテナンス等の作
業性向上などを容易に図り得ない等の問題がある。そこ
で、側部カバーまたはフィードチェンを取外して受網を
交換することも行えるが、受網の交換を容易に行い得な
い問題がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
部一側で前後方向にフィードチェンを張設させ、支点軸
を中心としてフィードチェンを側方に動自在に設け、
また脱穀部に内設させる扱胴側部を覆う側部カバーをフ
ィードチェン側に取付け、前記フィードチェン側部カ
バーを、前記支点軸を中心として側方に回動させるコン
バインにおいて、前記フィードチェン及び側部カバーを
設ける側面フレームを、側部カバーの前後幅よりも長尺
に形成すると共に、前記側部カバーから突出させる前記
の側面フレームの前後側の一方に前記支点軸を設け、前
記フィードチェン及び側部カバーを作業位置に支持させ
る係止具を、前記支点軸と反対側の側面フレームのもう
一方の側部に設けるもので、フィードチェンの前側及び
側部カバーを外側方向に移動させて脱穀部側面と刈取部
の後部側面を大きく開放させ得、従来のようにフィード
チェン及び側部カバーを脱着する負担がなく、脱穀部側
面に対しフィードチェン及び側部カバーを離反または接
合させる操作を従来よりも軽々と行い得ると共に、従来
のようにフィードチェン及び側部カバー越しに受網交換
を行う面倒がなく、脱穀部と刈取部の側面部での作業者
の行動がフィードチェン及び側部カバーによって規制さ
れる不具合をなくし得る。また、前記側部カバーの前後
の一方に側面フレームを突出させて前記支点軸を設ける
から、側部カバーなどに規制されることなく、該カバー
の前後幅の外側で前記支点軸を機体の高剛性部に設置し
得ると共に、側面フレームの前後に支点軸と係止具を離
間させるから、係止具の係脱操作力の軽減並びに係止構
造の簡略化などを図り得るものであります。 【0004】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はフィードチェン部の側面説明
図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図で
あり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラ
ックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)上
に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側
に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱
穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取
部、(9)は排藁チェン(10)終端を臨ませる排藁処
理部、(11)は運転席(12)及び運転操作部(1
3)を備える運転台、(14)は機台(3)の右側後部
に配備してエンジン(15)を内設するエンジン部、
(16)は前記エンジン部(14)前方に配設して脱穀
部(4)からの穀粒を溜める穀粒タンク、(17)は前
記穀粒タンク(16)内の穀粒を外側に取出す排出オー
ガであり、連続的に刈取り・脱穀作業を行うように構成
している。 【0005】図4乃至図6に示す如く、前記脱穀部
(4)の上側壁カバー(18)を上方に開放自在に設け
ると共に、前記フィードチェン(5)を脱穀部(4)左
側方に開放自在に設けるもので、前記カバー(18)の
支柱(19)にフレーム(20)を介して挾扼杆(2
1)を連結支持させ、前記カバー(18)の基端を脱穀
本体側の固定ブラケット(22)に支点軸(23)を介
して開閉自在に支持させている。なお、(24)は挾扼
杆(21)の外側を覆う挾扼杆カバー、(25)は前記
カバー(18)を閉封保持するロック部材である。 【0006】また、前部回転体である駆動スプロケット
(26)を下部チェンレール(27)前端に備えると共
に、下部及び上部チェンレール(27)(28)の後端
に固設する巻付防止板である上部枢着板(29)に後部
回転体である従動スプロケット(30)を備え、各スプ
ロケット(26)(30)にフィードチェン(5)を張
設させるもので、前記枢着板(29)と、該枢着板(2
9)下方に支柱(31)を介して連結固定する下部枢着
板(32)とに、上下の水平回動支点軸(33)(3
4)をそれぞれ固設し、脱穀本体側の固定ブラケット
(35)(36)に前記支点軸(33)(34)を介し
てフィードチェン(5)を側方に開放可能に支持するよ
うに構成している。 【0007】さらに、前記扱胴(6)下部のクリンプ網
(37)の外方側端部(37a)に下端部を圧接させる
扱胴側部カバー(38)を、前記チェンレール(27)
(28)に取付フレーム(39)(40)を介して一体
連結すると共に、前記フィードチェン(5)のテンショ
ンローラ(41)及びスプロケット(42)をガイド板
(42a)などを介して前記チェンレール(27)に取
付け、前記フィードチェン(5)を側方開放時、側部カ
バー(38)・テンションローラ(41)・スプロケッ
ト(42)も側方に一体的に回動させるように構成して
いる。 【0008】そして、前記フィードチェン(5)を閉動
作時、前記側部カバー(38)の前側板(38a)の係
止ピン(43)を脱穀前側板(44)にロック板(4
5)を介し係合保持させるもので、前側板(44)に支
軸(46)・ストッパピン(47)及びバネ(48)を
介してロック板(45)が位置保持され、側部カバー
(38)が閉封されるとき、ロック板(45)に固設す
るガイドレバー(49)に前記ピン(43)が当接し、
バネ(48)に抗してロック板(45)を下方に押し下
げ、ロック板(45)のピン係合溝(50)に前記ピン
(43)が係合し、側部カバー(38)及びフィードチ
ェン(5)を閉位置に固定保持するように構成してい
る。 【0009】また、前記脱穀部(4)本体側に固設する
駆動ケース(51)に、前記フィードチェン(5)を駆
動する駆動軸(52)を備えるもので、該駆動軸(5
2)を入力軸(53)にギヤ(54)を介し連結すると
共に、前記駆動スプロケット(26)のスプロケット軸
(55)にリミットクラッチ(56)を介して継断自在
に前記駆動軸(52)を結合連結させ、リミットクラッ
チ(56)のクラッチ爪による駆動伝達方式とすること
により、従来のピン結合方式に比べ、部品点数を削減さ
せ耐久性向上を図るもので、脱穀用穀稈を搬送するフィ
ードチェン(5)を脱穀部(4)側方に開放可能に設
け、フィードチェン(5)を縦軸である水平回動支点軸
(33)(34)回りに回転自在に脱穀部(4)の側部
に設けると共に、本機側の駆動部である駆動軸(52)
に着脱自在に連結させる伝動接続部であるスプロケット
軸(55)を前記水平回動支点軸(33)(34)と離
れた側に設けている。 【0010】さらに、前記フィードチェン(5)の後端
側を支持する前記支点軸(33)(34)は、前記従動
スプロケット(30)のスプロケット軸(57)より寸
法(t)後部位置で、フィードチェン(5)より脱穀本
体側寄りに配設していて、フィードチェン(5)を開放
時、該チェン(5)の最後端部である枢着板(29)
(32)の脱穀本体側への入り込み代を最小限にし、機
体左右全巾を一定寸法内に抑制しながら脱穀本体とフィ
ードチェン(5)の干渉を防止するように構成するもの
で、脱穀用穀稈を搬送するフィードチェン(5)を脱穀
部(4)側方に開放可能に設ける構造において、脱穀部
(4)側方に開放するフィードチェン(5)の水平回動
支点軸(33)(34)を、フィードチェン(5)の端
部を支持する前記スプロケット(30)のスプロケット
軸(57)よりもさらに端部外方位置でフィードチェン
(5)よりも脱穀本体寄りに設けている。 【0011】上記のように、供給搬送チェンであるフィ
ードチェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を
挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコ
ンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバーである
上側壁カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的
に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチ
ェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側
部を覆う側部カバー(38)と共に、前記脱穀部(4)
の側部から移動可能に構成し、側部カバー(38)を取
り外さなくても、フィードチェン(5)を脱穀部(4)
の側部から移動させて脱穀部(4)の側面を開放させ、
メンテナンス作業の効率を向上させると共に、フィード
チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持
搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバ
インにおいて、該脱穀部(4)の上側壁カバー(18)
と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構
成するとともに、前記フィードチェン(5)を、脱穀部
(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー
(38)と共に、縦軸である支点軸(33)を中心とし
て外側方へ回動可能に構成し、側部カバー(38)を取
り外さなくても、フィードチェン(5)を外側方へ回動
させて脱穀部(4)の側面を開放させ、メンテナンス作
業の効率を向上させる。 【0012】また、刈取部(8)及び脱穀部(4)を装
設させて連続的に穀稈を刈取って脱穀すると共に、脱穀
部(4)に内設させる扱胴(6)の一側方でフィードチ
ェン(5)を張設させる側面を側部カバー(38)によ
って開閉自在に閉塞させるコンバインにおいて、支点軸
(33)(34)回りに前記側部カバー(38)を横方
向に回動自在に設け、扱胴(6)下側の受網であるクリ
ンプ網(37)の一側部でフィードチェン(5)を張設
する側面と側部カバー(38)の間に作業空間を形成可
能に構成し、側部カバー(38)を横方向に回動させて
脱穀部(4)側面を開放させ、従来のように側部カバー
(38)を下げ上げ操作したり脱着する負担がなく、脱
穀部(4)側面に対し側部カバー(38)を離反または
接合させる操作を従来よりも軽々と行うと共に、従来の
ように側部カバー(38)越しにクリンプ網(37)交
換などを行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業
者の行動が側部カバー(38)によって規制される不具
合をなくし、脱穀部(4)側面でのクリンプ網(37)
脱着などの作業を作業者によって容易に行い、取扱い操
作の簡略化などを容易に図る。 【0013】また、前後方向に張設させるフィードチェ
ン(5)を移動可能な支点軸(33)を介して脱穀部
(4)側面に取付け、脱穀部(4)側面にフィードチェ
ン(5)側を係脱可能なフックであるロック板(45)
によって連結させ、ロック板(45)に操作レバーであ
るガイドレバー(49)を連結させ、フィードチェン
(5)の支点軸(33)回りの回動方向にガイドレバー
(49)を作動させて係脱させる前記ロック板(45)
とピン(43)を脱穀部(4)側とフィードチェン
(5)側に対向配設させ、脱穀部(4)の上側壁カバー
(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動
可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)
を、扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、
支点軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成す
る。そして、フィードチェン(5)を水平方向に回動さ
せて脱穀部(4)側面を大きく開放させるから、従来の
ようにフィードチェン(5)を下げ上げ操作して脱着す
る負担がなく、脱穀部(4)側面に対しフィードチェン
(5)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と
行うと共に、従来のようにフィードチェン(5)越しに
クリンプ網(37)交換などを行う面倒がなく、脱穀部
(4)側面部での作業者の行動がフィードチェン(5)
によって規制される不具合をなくし、また前記ロック板
(45)の係脱操作だけでフィードチェン(5)の回動
操作を行い、フィードチェン(5)の脱穀部(4)側面
との脱着並びに回動の各操作を作業者によって容易に行
い、取扱い操作の簡略化などを容易に図り、さらにロッ
ク板(45)とピン(43)を脱穀部(4)側とフィー
ドチェン(5)側に対向配設させるから、回動自在なフ
ィードチェン(5)の係止固定構造をピン(43)とロ
ック板(45)によって容易に構成し、支点軸(33)
(34)とピン(43)及びロック板(45)によって
フィードチェン(5)側を強固に支持し、フィードチェ
ン(5)側の振動騒音発生並びに変形損傷などの低減並
びに係合機能の向上などを図る。 【0014】また、脱穀部(4)一側で前後方向にフィ
ードチェン(5)を張設させるコンバインにおいて、支
点軸(33)(34)回りにフィードチェン(5)を移
動自在に設けると共に、前記支点軸(33)(34)に
連結させるフレームであるチェンレール(27)にフィ
ードチェン(5)の駆動スプロケット(26)を軸支さ
せ、また扱胴(6)一側方に設ける側部カバー(38)
をチェンレール(27)を介して支点軸(33)に取付
け、該脱穀部(4)の上側壁カバー(18)と前記挾扼
杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとと
もに、前記フィードチェン(5)の後部を、脱穀部
(4)後側に立設した支持部材である支柱(31)に支
点軸(33)を介して外側方へ回動可能に支持する一
方、前記フィードチェン(5)の前部を、脱穀部(4)
側にロック装置であるガイドレバー(49)を介して係
合離脱可能に構成する。そして、従来のようにフィード
チェン(5)及び側部カバー(38)を脱着する負担が
なく、脱穀部(4)側面に対しフィードチェン(5)及
び側部カバー(38)を離反または接合させる操作を従
来よりも軽々と行うと共に、従来のようにフィードチェ
ン(5)及び側部カバー(38)越しにクリンプ網(3
7)交換を行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作
業者の行動がフィードチェン(5)及び側部カバー(3
8)によって規制される不具合をなくし、また支点軸
(33)(34)に連結させるチェンレール(27)
(28)に駆動スプロケット(26)を設けるから、フ
ィードチェン(5)と駆動スプロケット(26)を脱着
させることなくフィードチェン(5)の回動を行い、フ
ィードチェン(5)を回動させて行う作業性の向上並び
にフィードチェン(5)に対する駆動スプロケット(2
6)取付け精度の維持などを容易に図ると共に、側部カ
バー(38)の回動によってクリンプ網(37)交換な
どの作業スペースを容易に確保させ、かつ支点軸(3
3)(34)及び駆動スプロケット(26)を側部カバ
ー(38)の前後に配置させて伝動機構並びに支点軸
(33)(34)などの取付け構造の簡略化及び支持強
度向上などを図る。 【0015】また、脱穀部(4)外側面に固定させる軸
受部材である固定ブラケット(35)(36)を機外側
に突出させ、水平回動支点軸(33)(34)を前記固
定ブラケット(35)(36)に上下方向に抜差し可能
に連結させ、フィードチェン及び扱胴側部カバー(3
8)の着脱操作性向上などを図り、さらに脱穀部(4)
側面に前記固定ブラケット(35)(36)を水平に突
設させて開放位置のフィードチェン(5)と脱穀部
(4)側面との離間距離を確保し、かつ固定ブラケット
(35)(36)の水平突設によって水平回動支点軸
(33)(34)取付け位置が限定されることなく脱穀
部(4)の高剛性位置に支持させるものである。 【0016】上記から明らかなように、脱穀部(4)一
側で前後方向にフィードチェン(5)を張設させ支点
軸(33)を中心としてフィードチェン(5)を側方に
動自在に設け、また脱穀部(4)に内設させる扱胴
(6)側部を覆う側部カバー(38)をフィードチェン
(5)側に取付け、前記フィードチェン(5)と側部カ
バー(38)を、前記支点軸(33)を中心として側方
回動させるコンバインにおいて、前記フィードチェン
(5)及び側部カバー(38)を設ける側面フレームで
あるチェンレール(28)を、側部カバー(38)の前
後幅よりも長尺に形成すると共に、前記側部カバー(3
8)から突出させる前記のチェンレール(28)の前後
側の一方に前記支点軸(33)を設け、前記フィードチ
ェン(5)及び側部カバー(38)を作業位置に支持さ
せる係止具である係止ピン(43)を、前記支点軸(3
3)と反対側のチェンレール(28)のもう一方の側部
に設ける。そして、フィードチェン(5)の前側及び側
部カバー(38)を外側方向に移動させて脱穀部(4)
側面と刈取部(8)の後部側面を大きく開放させ、従来
のようにフィードチェン(5)及び側部カバー(38)
を脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対しフィー
ドチェン(5)及び側部カバー(38)を離反または接
合させる操作を従来よりも軽々と行うと共に、従来のよ
うにフィードチェン(5)及び側部カバー(38)越し
クリンプ網(37)交換を行う面倒がなく、脱穀部
(4)と刈取部(8)の側面部での作業者の行動がフィ
ードチェン(5)及び側部カバー(38)によって規制
される不具合をなくす。また、前記側部カバー(38)
の前後の一方にチェンレール(28)を突出させて前記
支点軸(33)を設け、側部カバー(38)などに規制
されることなく、該カバー(38)の前後幅の外側で前
記支点軸(33)を機体の高剛性部に設置させると共
に、チェンレール(28)の前後に支点軸(33)と係
止ピン(43)を離間させ、係止ピン(43)の係脱操
作力の軽減並びに係止構造の簡略化などを図る。 【0017】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記フィードチェン(5)を開放自在に支持する回
動支点軸(33)(34)を、前記従動スプロケット
(30)のスプロケット軸(57)より寸法(t)後部
位置で、フィードチェン(5)より脱穀本体側寄りに配
設するものであるから、前記フィードチェン(5)を開
放時に最後端となる枢着板(29)(32)後端の脱穀
本体側への入り込み代が最小となり、フィードチェン
(5)を脱穀本体外方に張出させることなく機体全巾を
一定寸法内に抑制した状態で干渉など不都合のない安全
な開放作業を行える。 【0018】また、前記フィードチェン(5)を回動開
放時、前記駆動スプロケット(26)にフィードチェン
(5)が巻回された状態でチェンレール(27)(2
8)などと一体的に開放されるものであるから、フィー
ドチェン(5)開放操作を容易に行えて作業能率に秀
れ、しかもフィードチェン(5)開放時、前記扱胴側部
カバー(38)も同時に外方に引出され、脱穀部(4)
側面が開放状態となり、扱室内の点検保守やクリンプ網
(37)の交換作業を至便に行えるものである。 【0019】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀部(4)一側で前後方向にフィードチェン
(5)を張設させ、支点軸(33)を中心としてフィー
ドチェン(5)を側方に動自在に設け、また脱穀部
(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー
(38)をフィードチェン(5)側に取付け、前記フィ
ードチェン(5)と側部カバー(38)を、前記支点軸
(33)を中心として側方に回動させるコンバインにお
いて、前記フィードチェン(5)及び側部カバー(3
8)を設ける側面フレーム(28)を、側部カバー(3
8)の前後幅よりも長尺に形成すると共に、前記側部カ
バー(38)から突出させる前記の側面フレーム(2
8)の前後側の一方に前記支点軸(33)を設け、前記
フィードチェン(5)及び側部カバー(38)を作業位
置に支持させる係止具(43)を、前記支点軸(33)
と反対側の側面フレーム(28)のもう一方の側部に設
けるもので、フィードチェン(5)の前側及び側部カバ
ー(38)を外側方向に移動させて脱穀部(4)側面と
刈取部(8)の後部側面を大きく開放させることがで
き、従来のようにフィードチェン(5)及び側部カバー
(38)を脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対
しフィードチェン(5)及び側部カバー(38)を離反
または接合させる操作を従来よりも軽々と行うことがで
きると共に、従来のようにフィードチェン(5)及び側
部カバー(38)越しにクリンプ網(37)交換を行う
面倒がなく、脱穀部(4)と刈取部(8)の側面部での
作業者の行動がフィードチェン(5)及び側部カバー
(38)によって規制される不具合をなくすことができ
る。また、前記側部カバー(38)の前後の一方に側面
フレーム(28)を突出させて前記支点軸(33)を設
けるから、側部カバー(38)などに規制されることな
く、該カバー(38)の前後幅の外側で前記支点軸(3
3)を機体の高剛性部に設置させることができると共
に、側面フレーム(28)の前後に支点軸(33)と係
止具(43)を離間させるから、係止具(43)の係脱
操作力の軽減並びに係止構造の簡略化などを図ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】フィードチェン部の側面説明図。 【図2】コンバインの全体側面図。 【図3】同平面図。 【図4】脱穀部の断面説明図。 【図5】フィードチェン部の平面説明図。 【図6】同部分説明図。 【符号の説明】 (4) 脱穀部 (5) フィードチェン (6) 扱胴 (28) チェンレール(側面フレーム) (33) 支点軸 (38) 側部カバー (43) 係止ピン(係止具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−12213(JP,A) 特開 昭63−84419(JP,A) 実開 昭55−75219(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 脱穀部(4)一側で前後方向にフィード
    チェン(5)を張設させ、支点軸(33)を中心として
    フィードチェン(5)を側方に動自在に設け、また脱
    穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバ
    ー(38)をフィードチェン(5)側に取付け、前記フ
    ィードチェン(5)と側部カバー(38)を、前記支点
    (33)を中心として側方に回動させるコンバインに
    おいて、前記フィードチェン(5)及び側部カバー(3
    8)を設ける側面フレーム(28)を、側部カバー(3
    8)の前後幅よりも長尺に形成すると共に、前記側部カ
    バー(38)から突出させる前記の側面フレーム(2
    8)の前後側の一方に前記支点軸(33)を設け、前記
    フィードチェン(5)及び側部カバー(38)を作業位
    置に支持させる係止具(43)を、前記支点軸(33)
    と反対側の側面フレーム(28)のもう一方の側部に設
    けることを特徴とするコンバイン。
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