JPH0444839A - プレススルーパック用蓋材 - Google Patents
プレススルーパック用蓋材Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
器であるプレススルーパックの蓋材に関するものである
。
又はポリプロピレン等の合成樹脂製の容器本体と、この
容器本体の口部を封緘するためのアルミニウム箔製の蓋
材とよりなるものが知られている。容器本体には、多数
のポケットが存在し、そのポケット内に医薬品等の錠剤
が収納されている。錠剤を取り出す際には、ポケットを
外部から押圧し、この押圧力によって蓋材を破裂させる
のである。 従来、この蓋材としては、JIS H0001において
記号HX8で定義される硬度以上の硬度を持ついわゆる
硬質アルミニウム箔が用いられている。この硬質アルミ
ニウム箔は、破断強度が高く且つ低伸度であり、プレス
スルーパックの蓋材として好適に使用されている。ここ
で、破断強度が高いのは、プレススルーパックの製造中
や輸送中に蓋材が破断しないようにするためである。ま
た、低伸度であるのは、容器本体に収納された錠剤を取
り出す際に、蓋材が容易に破裂するようにするためであ
る。 しかしながら、この蓋材ば以十の如き欠点を有し7てい
た。即ち、プレススルーパックは、容器本体と硬質アル
ミニウム箔とを積層した後、200’C程度の温度及び
0.1秒程度の時間で熱封緘し2、その後冷却し7こ製
造する。この製造時Cごおいて、プレススルーパックが
容器本体側C5゛′反るという欠点があった。これは、
容器本体の熱収縮率に比較し。 で、蓋材の熱収縮率が小さく、蓋材に負荷される荷重を
蓋材自身が変形し2了吸収しえないためである。即ち、
硬質ノ′ルミ−、ラム箔は、変形荷車が大きいのである
。プレススルーパックに反りが生し2ると、箱詰め包装
しにくくなったり、また保管し2にくくなるという欠点
が71しる。 このようなことから、JIS H0001において記号
0で定義される硬度のいわゆる軟質アルミニウム箔を蓋
材とし、て使用すれば、これは変形荷重が小さいために
、蓋材に負荷される荷重を吸収することができ、プレス
スルーパックが容器本体側に反るという欠点を回避ごき
る。しかし2、軟質アルミニウム箔は、高伸度ごあるた
め、容器本体に収納された錠剤を取り出す際に、蓋材が
破裂せずj、ご延びるだけになってL7まうということ
があ−2た。
ム箔を貼合して、プレススルーパックの蓋材どすること
により、ブ
とい・う欠点を防t、 i゛ると共に2、容器本体に収
納された錠剤を取り出し7やずいよ・)にしたものであ
る。 【課題を解決するだめの手段】 即ち1.本発明は、JIS H0001において記号O
乃至記号HX 4で定義される硬度を持・つ軟アルミニ
ウム箔とz、 、yrs l(0001において記号H
X 8で定義される硬度以上の硬度を持つ硬質ルミニウ
ム箔とを、接着剤で貼合し7てなることを特徴とするブ
I/ススルーパツク用蓋材に関す″るものである。 本発明で使用する軟アルミニウム箔は、JIS H2O
旧において記号O乃至記号HX 4で定義される硬度を
持つものである。即ち、記号OからfIX 4の範囲の
硬度を持つものである。具体的には、記号0,1(Xl
、HX2.Hχ3.HX4の硬度を持つアルミニウム箔
が使用される。ここで、記号0の意味は、アルミニウム
箔を最も柔らかい状態を得るように焼なまL7だもので
ある。また、記号1−+’ X 4は、引張強度が、記
号Oと記号HX8の中間のものである。なお、記号Hχ
1は、引張強度が、記号0と記号HX 2の中間のもの
であり、記号Hχ2は、引張強度が、記号Oと記号HX
4の中間のものであり、記号HX 3は、引張強度が
、記号HX2と記号HX 4の中間のものである。 本発明で使用する硬アルミニウム箔は、JIS Hoo
olにおいて記号HX8で定義される硬度以上の硬度を
持″つものである。ここで、記号HX8の意味は、断面
減少率がほぼ75%になるように冷間加工したときに得
られる引張強度のものを指す。そして、本発明では記号
HX8のものが持つ硬度以トの硬度を持つものを、硬ア
ルミニウム箔として使用する。 本発明においては、上記の軟“アルミニウム箔と硬質ル
ミニウム箔とを接着剤で貼合する。接着剤としては、従
来公知の種々のものを採用し・うるが、特に溶液状のウ
レタン系ドライラミネート用接着剤を使用するのが好ま
しい。 また、アルミニウム箔は、−船釣には片面が艶面であり
他面が消面となっている。これは、アルミニウム箔を冷
間圧延する際、ニー枚重ねで冷間圧延するため、圧延ロ
ールに接触し7た面は艶面となり、他のアルミニウム箔
に接触している面が消面となるのである。本発明で使用
する軟アルミニウム箔及び硬アルミ、−ラム箔の場合も
、月面が艶面であり他面が消面となっている場合が多い
。 ところで、プレススルーパックの蓋材としてアルミニウ
ム箔を使用する際、両面とも消面δこなっているのが好
ましい。これは、蓋材に印刷された識別記Mや品質番号
等を目視によって検査する際1、検査者の目が疲れない
ようにするためである。そこで、本発明においても、軟
アルミニウム箔と硬アルミニウム箔とを貼合するとき、
両アルミニウム箔の艶面同士が対向するようにして、接
着剤で貼合するのが好ましい。艶面同士を接着剤で貼合
すると、得られる蓋材の両面は箔面となる。従って、検
査者等の目が疲れにくい蓋材が得られ、好適に使用する
ことができるのである。 以上の如き、軟アルミニウム箔と硬アルミニウム箔とが
貼合されたブレススルーバックの蓋材ハ、いずれの面が
容器本体側となるようにして使用してもよいが、特に軟
アルミニウム箔面が容器本体側となるようにして使用す
るのが好ましい。
ウム箔を用い、溶液状ウレタン系ドライラミネート用接
着剤を使用してブレススルーバック用蓋材を得た。この
蓋材の物性は、第1表に示したとおりであった。 この結果から明らかなように、実施例に係る蓋材は、0
.2%変形荷重が小さく且つ伸度も低いものであった。 これに対し、HX8のアルミニウム箔のみよりなる蓋材
は0.2%変形荷重が大きく、ブレススルーバック製造
時において、容器本体側に反りが見られた。また、0の
アルミニウム箔のみよりなる蓋材は伸度が高く、プし・
・ススルーバツクとしたとき、錠剤を取り出す際にM祠
が破裂しにくいものであ−・フた。、ψに、i(X 8
の”アルミニウム苗量」を貼合し、たちのや、0のアル
ミい”、・″ツム箔同士を貼合したものも、0.2%変
形拘重が人きが、ったり伸度が高く、2プレススルーバ
ツクの蓋材として不適当ごあった。 【作用及び発明の効果] 本発明(2こ係るプレススルーパック用蓋材は、軟アル
ミニウム箔と硬アルミニウム箔とが接着剤ご貼合されて
なるものであるため、0.2%変形荷重が小さく:且つ
伸度も低いものである。従5.7で1、ブL/ススルー
バツクを製造4る際に、容器本体と蓋材との熱収縮率の
相違によ−7”ζM祠に外力が負荷されても、軟アルミ
ニウム笛自身の変形によっ゛で外力が吸収される。依っ
て1、ブ1./ ′Aススルーバツク容器本体側に反る
のを防止ζき、4ブL/ススル・−バンクを箱詰め包装
しやすくなり、また保管し7や4くなるという効果を奏
づ”るものごある。 また、容器本体のボゲントに収納された錠剤各地り出」
−際にも、ボッ1)F・の加えられた押n力によって、
まず硬アルミニウム箔が破裂し、この破裂に住い軟゛j
ルミニウム箔に押圧力が隼申し1、軟アルミニウJ、箱
も破裂する。従っ°乙2容器本体から蓋材を破っ〜ζ錠
錠剤取り出(,7やすいものぐある。 更に、実施例でも明らかになったように、本発明に係る
蓋材は−、枚のアルミニウム箔を貼合し7”(いるため
、ピンホールが殆ど皆無になる。1illも、各アルミ
ニウム箔にはピンホールが存在するが、これを−6枚重
ねる2・、ピンホールか重なる確率は殆ど零になるので
ある。従って、4本発明に係る蓋材を用いれば、湿気や
菌が錠剤に侵入することを防止しろるという格別顕著な
効果を奏するものである。また、各アルミ2 N)ム箔
を薄くしである程度多くのピンホールが発a−ニー し
ても、得られる蓋材にはピンホールが殆ど皆無になるの
で、蓋材自体を薄くすることも可能になる。 更に、軟アルミニウム箔及び硬アルミ1、−91.箱の
油面が外表面となるように貼合1れば、即ち軟アルミニ
ウJ、箔及び硬アルミニウム箔の艶面同一]−が灯向す
るよ・うCごしで貼合3−れば、蓋材表面に印刷された
識別記号や品質記号等を目視によ−、て検査しても、目
が疲れにくいとい・う効果を奏づるものである。 特許出願人 E1本製箔株式会社 代理久 弁理士 奥村茂樹
Claims (2)
- (1)JISH0001において記号O乃至記号HX4
で定義される硬度を持つ軟アルミニウム箔と、JISH
0001において記号HX8で定義される硬度以上の硬
度を持つ硬アルミニウム箔とを、接着剤で貼合してなる
ことを特徴とするプレススルーパック用蓋材。 - (2)片面は艶面であり他面が消面である軟アルミニウ
ム箔及び硬アルミニウム箔の艶面同士を接着剤で貼合し
てなる請求項第(1)項記載のプレススルーパック用蓋
材。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0444839A true JPH0444839A (ja) | 1992-02-14 |
JP2959724B2 JP2959724B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=15553641
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15303990A Expired - Fee Related JP2959724B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | プレススルーパック用蓋材 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2959724B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP15303990A patent/JP2959724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2959724B2 (ja) | 1999-10-06 |
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