JPH0444471Y2 - - Google Patents

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JPH0444471Y2
JPH0444471Y2 JP2091785U JP2091785U JPH0444471Y2 JP H0444471 Y2 JPH0444471 Y2 JP H0444471Y2 JP 2091785 U JP2091785 U JP 2091785U JP 2091785 U JP2091785 U JP 2091785U JP H0444471 Y2 JPH0444471 Y2 JP H0444471Y2
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JP
Japan
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radiator
tube
down tubes
mounting
bolt
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JP2091785U
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JPS61137085U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、水冷エンジンを搭載した自動2輪
車のラジエタ取着装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
自動2輪車では、搭載した水冷エンジン冷却用
ラジエタをフレーム前面に取着けて走行風を効果
的に取入れるように図つている。この場合フレー
ム前面に相当する部分はダウンチユーブで従来は
次のような構造が採られていた。すなわち第4図
に示したのは、ダウンチユーブaに取着プレート
片bを溶接し、ラジエタc背面に固定した取着プ
レート片dをねじ止めしたものである。eは補強
用ブリツジチユーブである。あるいは第5図に示
すように、ダウンチユーブaに上下2本のブリツ
ジチユーブf,gを配置し、これにラジエタcの
上下面に突設した取着プレート片hをねじ止めす
る。
以上のような構造では主に溶接手段に頼つてい
るので、生産性が低く、精度上にも問題があつて
組付けしにくく、ラジエタの耐久性に影響があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、上記の点を考慮して、溶接
手段を用いないで、精度、生産性、組付性を向上
させると同時に、フレームの剛性を補強するよう
にした自動2輪車のラジエタ取着装置を提供しよ
うとするものである。
〔考案の概要〕
上記目的に沿い、この考案の自動2輪車のラジ
エタ取着装置は概要して次の構成をとる。すなわ
ち、ヘツドパイプから後下方へ延びる左右一対の
ダウンチユーブを備えた自動2輪車において、ラ
ジエタ上縁後方に横方向の取着筒を支持して備
え、この取着筒をダウンチユーブの間に挟み、筒
内を通り両ダウンチユーブを跨いで貫通する通し
ボルトによつて締着するようにしたものである。
〔考案の実施例〕
第1図はこの考案の実施例を示す自動2輪車の
側面図、第2図は同ラジエタ部を拡大した後面
図、第3図は同じく一部縦断した側面図である。
この自動2輪車は、フレーム1が側方から見て
ほぼ逆台形になり、水冷エンジン2を搭載してい
る。フレーム1の前面はヘツドパイプ3から後下
方へ延びる左右一対のダウンチユーブ4によつて
構成される。5はそのダウンチユーブ4前面に沿
つて配置されたラジエタである。
ラジエタ5上部の背面には、後上方へ延びるブ
ラケツトプレート6によつて横方向の取着筒7が
支持されている。取着筒7は外筒8と内筒9より
なり、その間にクツシヨンゴム層10が介在す
る。一方ダウンチユーブ4上部には同一軸心で横
方向に貫通するボルト挿通孔11が設けられ、上
記取着筒7をこのボルト挿通孔11の軸心と合せ
てダウンチユーブ4間に挟み、通しボルト12を
通すことによつてラジエタ5をダウンチユーブ4
に取着ける。通しボルト12の先端にはナツト1
3を締着する。このとき内筒9はスペーサの役を
して締着けを強固にすると同時に、ダウンチユー
ブ4の補強用ブリツジとして機能する。外筒8お
よびラジエタ5はクツシヨンゴム層10により浮
動状態で支持される。
ラジエタ5の下端では、この部分の両ダウンチ
ユーブ4にエンジンの取着プレート片14が溶接
され、これにエンジンマウントプレート15をね
じ止めしてエンジン懸架に用いている。同時にエ
ンジンマウントプレート15にはそれぞれ基端部
から内方へ屈折するブリツジプレート16が延設
され、両内端部を重ねて締着ボルト17で結合
し、ダウンチユーブ4の補強用ブリツジとしてい
る。この締着ボルト17によつてさらにラジエタ
セツトプレート18が共締め固定される。ラジエ
タ5の下面には後方へ延びるブラケツトプレート
19が固定され、その先端を上記ラジエタセツト
プレート18の上端にクツシヨンゴム21を介し
て締着ボルト20で結合し、こうしてラジエタ5
下部がダウンチユーブ4に支持される。
〔考案の効果〕
以上の通り、この考案に係る自動2輪車のラジ
エタ取着装置は、ラジエタ上部に取着筒を配設し
て、ダウンチユーブを跨ぐ通しボルトによつて取
着けるようにしたもので、取着筒および通しボル
トが補強用ブリツジとして機能し、従来用いたブ
リツジが省略でき、また溶接個所が大巾に減少す
るので生産性が向上し、精度があがり、ラジエタ
の耐久性が増すなど、コストダウンと、ダウンチ
ユーブおよびラジエタ双方の機能向上とが同時に
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す自動2輪車の
側面図、第2図はラジエタ部の一部縦断した拡大
後面図、第3図は同上一部切欠いた側面図、第4
図、第5図はそれぞれ従来の取着構造を例示した
ラジエタの斜視図である。 1……フレーム、2……エンジン、3……ヘツ
ドパイプ、4……ダウンチユーブ、5……ラジエ
タ、6……ブラケツトプレート、7……取着筒、
8……外筒、9……内筒、10……クツシヨンゴ
ム層、11……ボルト挿通孔、12……通しボル
ト、13……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドパイプから後下方へ延びる左右一対のダ
    ウンチユーブを備えた自動2輪車において、ラジ
    エタ上縁後方に横方向の取着筒を支持して備え、
    この取着筒をダウンチユーブの間に挟み、筒内を
    通り両ダウンチユーブを跨いで貫通する通しボル
    トによつて締着するようにしたことを特徴とする
    自動2輪車のラジエタ取着装置。
JP2091785U 1985-02-16 1985-02-16 Expired JPH0444471Y2 (ja)

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JP2091785U JPH0444471Y2 (ja) 1985-02-16 1985-02-16

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JP2091785U JPH0444471Y2 (ja) 1985-02-16 1985-02-16

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Publication Number Publication Date
JPS61137085U JPS61137085U (ja) 1986-08-26
JPH0444471Y2 true JPH0444471Y2 (ja) 1992-10-20

Family

ID=30511843

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JP2091785U Expired JPH0444471Y2 (ja) 1985-02-16 1985-02-16

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JPS61137085U (ja) 1986-08-26

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