JPH0444304Y2 - - Google Patents

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JPH0444304Y2
JPH0444304Y2 JP1987047367U JP4736787U JPH0444304Y2 JP H0444304 Y2 JPH0444304 Y2 JP H0444304Y2 JP 1987047367 U JP1987047367 U JP 1987047367U JP 4736787 U JP4736787 U JP 4736787U JP H0444304 Y2 JPH0444304 Y2 JP H0444304Y2
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molten solder
perforated plate
nozzle
jet
solder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ノズルに設けた多孔板の多数の小孔
から熔融はんだを噴流させる噴流式はんだ付け装
置に関するものである。
(従来の技術) 噴流式はんだ付け装置で、ノズルに多孔板を設
けたものは、熔融はんだが多孔板の小孔から突起
状の噴流波として噴流するので、プリント配線基
板に多数のチツプ部品をはんだ付けするのに有効
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の多孔板の場合、板に単純
な小孔を設けただけで、目詰りに対する配慮がな
されていないため、次第に目詰りを起こし、その
ままにしておくと、噴流式が低くなつてしまうの
で、定期的に目詰りの除去を行なう必要があり、
この作業が面倒であつた。
本考案は、このような点に鑑み成されたもの
で、噴流式はんだ付け装置のノズルに設けた多孔
板の目詰りによる悪影響を除去しようとするもの
である。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、熔融はんだが収容されたはんだ槽1
内で、ポンプによりノズル7の下側開口部に熔融
はんだを圧送し、ノズル7の上側開口部に設けら
れた多孔板8の多数の小孔11から熔融はんだを
突起状に噴流させる噴流式はんだ付け装置に関す
るものであつて、上記多孔板8の小孔11は、上
側に位置するストレート孔部12と、このストレ
ート孔部12から下方に向かつてテーパ状に拡開
されたテーパ孔部13とが、一枚の板厚のなかに
形成されたものである。
(作用) 本考案の噴流式はんだ付け装置は、多孔板8の
小孔11の下側部がテーパ孔部13であり、下方
に向かつて拡開したテーパ状で広くなつているた
め、小孔11の下側部に多少の目詰りがあつて
も、熔融はんだの流通量が維持されて噴流高さが
確保され、そして、小孔11の下側部に多少の目
詰りがあつても、熔融はんだの流通量が維持され
るため、熔融はんだの圧送を止めたときのノズル
7内の熔融はんだの下降にともなつて、熔融はん
だが多孔板8の小孔11からノズル7内に引込ま
れ、この際に、目詰りも一緒に除去されるもので
ある。前記テーパ孔部13の上側に設けられたス
トレート孔部12は、多孔板8の平板材上面に一
定口径の熔融はんだ噴出孔を確保し、所定の噴流
波を形成できる働きがある。
(実施例) 本考案の噴流式はんだ付け装置の一実施例を第
1図ないし第3図を参照して説明する。
図において、1は上部を開口した矩形のはんだ
槽で、このはんだ槽1内には水平な仕切り板2が
設けられ、この仕切り板2には、比較的に小さい
円形の吸込み口3と比較的に大きくかつ矢印aで
示す図示しないプリント配線基板の移動方向と直
交する方向に長い矩形の圧送口4が設けられ、上
記吸込み口3にはポンプの羽根5が配設され、こ
のポンプの羽根5ははんだ槽1の外部に設けられ
たポンプのモータ6によつて回転するようになつ
ており、上記圧送口4の外側上部には上下を開口
した矩形筒状のノズル7が気密状に接続され、こ
のノズル7の上側開口部には多孔板8が配設され
ている。
上記多孔板8は、適当な厚さたとえば5mm程度
の厚さを有し、多数の小孔11が図示しないプリ
ント配線基板の移動方向aに対して2〜3列に形
成されており、それぞれの小孔11は、多孔板8
の厚さの上半分の2.5mm程度の部分を、従来の多
孔板の小孔と同様に、直径4〜5mm程度の円柱状
のストレート孔部12として形成してあり、下半
分の2.5mm程度の部分をストレート孔部12から
下方に向かつて拡開するテーパ孔部13として形
成してある。テーパ孔部13が多孔板8の上面ま
で達して直接開口する場合は、その上面開口の形
状や口径が安定しないおそれもあるが、前記のよ
うにストレート孔部12が多孔板8の上面側に開
口しているため、多孔板8の平板材上面に一定口
径の熔融はんだ噴出孔を確保でき、所定の噴流波
を形成できる。
そうして、この噴流式はんだ付け装置は、はん
だ槽1内に収容したはんだをはんだ槽1の底部に
設けた図示しないヒータで熔融し、この状態で、
ポンプのモータ6で羽根5を回転することによ
り、熔融はんだを吸込み口3を介して仕切り板2
上から吸込んで圧送口4を介してノズル7内に圧
送し、この熔融はんだをノズル7内から多孔板8
の小孔11を介して多数の突起状の噴流波として
上方に噴流させ、この突起状の噴流波にプリント
配線基板を移動してチツプ部品等のはんだ付けを
行なうものであるが、多孔板8の小孔11の下側
部が下方に向かつて拡開したテーパ孔部13で広
くなつているため、小孔11の下側部に多少の目
詰りがあつても、熔融はんだの流通量が維持され
て噴流高さが確保される。
また、この噴流式はんだ付け装置では、小孔1
1の下側部に多少の目詰りがあつても、熔融はん
だの流通量が維持されるため、毎回の使用終了に
際して、モータ6を停止して熔融はんだの圧送を
止めたときのノズル7内の熔融はんだの下降にと
もなつて、熔融はんだが多孔板8の小孔11から
ノズル7内に引込まれ、この際に、目詰りも一緒
に除去されるものである。
なお、実験によれば、連続使用状態で、目詰り
よつて噴流高さが変化するまでの時間が、従来の
ものに比べて5倍となり、極めて良好な結果が得
られた。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、多孔板の小
孔の下側部がテーパ孔部であり、下方に向かつて
拡開したテーパ状で広くなつているため、小孔の
下側部に多少の目詰りがあつても、熔融はんだの
流通量が維持されて噴流高さが確保され、そし
て、小孔の下側部に多少の目詰りがあつても、熔
融はんだの流通量が維持されるため、熔融はんだ
の圧送を止めたときのノズル内の熔融はんだの下
降にともなつて、熔融はんだが多孔板の小孔から
ノズル内に引込まれ、この際に、目詰りも一緒に
除去され、これらの結果、目詰りによる噴流波高
の低下を効果的に阻止することができる。さら
に、テーパ孔部が多孔板の上面まで達して直接開
口する場合は、その上面開口の形状や口径が安定
しないおそれもあるが、本考案はストレート孔部
が多孔板の上面側に開口しているため、多孔板の
平板材上面に一定口径の熔融はんだ噴出孔を確保
でき、所定の噴流波を形成できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の噴流式はんだ付け装置の一実施例
を示し、第1図は要部の側面視縦断面図、第2図
は正面視縦断面図、第3図は多孔板の平面図であ
る。 1……はんだ槽、5……ポンプの羽根、6……
ポンプのモータ、7……ノズル、8……多孔板、
11……小孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熔融はんだが収容されたはんだ槽内で、ポンプ
    によりノズルの下側開口部に熔融はんだを圧送
    し、ノズルの上側開口部に設けられた多孔板の多
    数の小孔から熔融はんだを突起状に噴流させる噴
    流式はんだ付け装置において、 上記多孔板の小孔は、上側に位置するストレー
    ト孔部と、このストレート孔部から下方に向かつ
    てテーパ状に拡開されたテーパ孔部とが、一枚の
    板厚のなかに形成されたことを特徴とする噴流式
    はんだ付け装置。
JP1987047367U 1987-03-30 1987-03-30 Expired JPH0444304Y2 (ja)

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JPS63157476U JPS63157476U (ja) 1988-10-14
JPH0444304Y2 true JPH0444304Y2 (ja) 1992-10-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949159A (ja) * 1972-09-19 1974-05-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122750U (ja) * 1987-01-31 1988-08-10

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JPS4949159A (ja) * 1972-09-19 1974-05-13

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JPS63157476U (ja) 1988-10-14

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