JP2666413B2 - 部分めっき装置 - Google Patents

部分めっき装置

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JP2666413B2
JP2666413B2 JP25635388A JP25635388A JP2666413B2 JP 2666413 B2 JP2666413 B2 JP 2666413B2 JP 25635388 A JP25635388 A JP 25635388A JP 25635388 A JP25635388 A JP 25635388A JP 2666413 B2 JP2666413 B2 JP 2666413B2
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隆信 屋敷
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はICリードフレーム等のめっき必要部分に、部
分的にめっきを施す部分めっき装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年ICリードフレーム等の電子部品用フレームに銀等
の貴金属めっきを施す部分めっきがよく行われている。
この部分めっき装置について従来特開昭58−161790号後
方に開示されているものがある。第3図は同公報に開示
されている部分めっき装置の構成を示すものである。
第3図において、40は上面にめっき用開口41が設けら
れためっき液用タンク、42はタンク40内に配置され、先
端が開口4の方へ向けられためっき液噴出のためのノズ
ルである。43は被めっき物として置かれたリードフレー
ムであり、リードフレーム43のめっきを施す部分には打
ち抜き加工によって加工穴44が形成されている。45は上
方よりリードフレーム43を押さえ付ける上蓋であり、上
蓋45の下方には下から吹き上げるめっき液を納める凹部
が形成されている。46は凹部に溜まったままとなっため
っき液をタンク40内に戻すためのバイパス管である。47
はタンク40より吸い込んだめっき液をノズル42より噴出
させるためのポンプである。リードフレーム43は、タン
ク40上面に設けられた挟持部と上蓋45との間に挟まれる
とともに、リードフレーム43のめっき不必要部分は隠さ
れてめっき必要部分のみが下方より吹き付けられるめっ
き液にさらされる。
以上のように構成された部分めっき装置におけるめっ
きはノズル42からめっき液を勢いよく噴出させ、めっき
液を介して電極(ノズル42と上蓋45に仕組まれている)
とリードフレーム43との間に電流を流すことによって行
われる。この際ノズル42より噴出しためっき液の一部は
そのままノズル42の側を通ってタンク40に戻り、またそ
の他は上蓋45内に形成された凹部に流れこんで、バイパ
ス管46を通ってタンク40に戻る。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこの場合リードフレームの両面にめっき
層を素早く形成することはできるものの、一度使用され
ためっき液を再度使用するため不純物が混ざり、リード
フレームのめっき層の表面が荒れたものになって、きれ
いなめっき層表面を形成できなくかった。また、めっき
液に混入する不純物のためにめっき液やポンプの寿命も
短かくなっていた。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、めっき治具から
排出されるめっき液を溜めるメインタンクの第1の槽
と、メインタンクの第1の槽の底部とメインタンクの第
2の槽とをろ過部を有するめっき液誘導管で接続する構
成とした。
作用 この構成によってめっき治具から排出される不純物の
混っためっき液はメインタンクの第1の槽に溜まり、メ
インタンクの第2の槽に移動する過程でろ過部によって
不純物が除去される。
実施例 以下、本発明の一実施例の図面を参照して詳細に説明
する。なお、本実施例は特に大量生産工程向けのもので
あり、コイル状に連結されている状態のリードフレーム
の複数のめっき必要部分に同時にめっきを施すようにし
たものである。
第1図に本発明の一実施例における部分めっき装置の
概略図を示す。ここで、1は受液槽で底部にめっき液の
噴出口1aを有する。2はポンプでめっき液をめっき治具
に向かって圧送する。3はめっき治具でリードフレーム
を保持してめっき必要部分をめっき液にさらす。4は受
液板で、めっき治具3から排出されためっき液を受液槽
1に導く。5は液循環路で受液槽1からめっき液をメイ
ンタンク6に導く。7は発泡ウレタンで形成されためっ
き液進入板である。6a,6bはメインタンク6の第1の槽
および第2の槽で、めっき液進入板7はメインタンク6
の第1の槽6aにめっき液を注ぐ。このメインタンク6の
第1の槽6aとメインタンク6の第2の槽とはポン第2図
に示すような取り外し可能な隔壁8によって分離されて
いる。隔壁8の上部にはU字溝が形成されておりメイン
タンク6の第1の槽6aの上澄がメインタンク6の第2の
槽6bに流れるようになっている。9はメインタンク6の
第1の槽6aの底部とメインタンク6の第2の槽6bの底部
とを連結する通路10に設けられるろ過器である。
以上のように構成された部分めっき装置の動作につい
て説明する。先ずポンプ2より圧送されためっき液は噴
出口1aを通過し、噴出口1aに位置するめっき治具3より
流出しためっき液は、受液板4にそって受液槽1に流入
される。5は液循環路で、受液槽1の底面に一定傾斜角
で固定され、受液槽1から流出しためっき液は液循環路
5に沿って、めっき液を貯蔵するメインタンク6の第1
の槽6aに流入する。メインタンク6の第1の槽6aに貯蔵
されためっき液はメインタンク6の第1の槽6bにろ過器
9を通り、又は取りはずし可能な隔壁8よりオーバーフ
ローして流入し、ポンプ2によって再び受液槽1の噴出
口1aに圧送され循環を繰り返す。
尚、本実施例においてポンプ2はリードフレームをめ
っき治具3に配置してから駆動し、めっきが完了してか
らポンプ2を止め、リードフレームを移動するので、メ
インタンク6の第1の槽6bの液面が上下するが、メイン
タンク6の第1の槽6aはポンプ2との間にろ過器9があ
るのでその液面はほぼ一定に保たれる。従ってめっき治
具3からメインタンク6の第1の槽6aに流れ込むめっき
液の発泡を防ぐ効果もある。
発明の効果 以上のように本発明は、めっき治具から排出されるめ
っき液をメインタンクの第1の槽に溜め、メインタンク
の第1の槽の底部からめっき液をメインタンクの第2の
槽に導出する途中にろ過器を設けてめっき液に混入した
不純物を除去するようにしたので、めっき液の寿命が長
くなると同時にポンプの損傷を防止できる。まためっき
液に不純物がなくなるのでめっき層の表面がきれいな部
分めっき装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における部分めっき装置の概
略図、第2図は本実施例における隔壁の平面図、第3図
は従来の部分めっき装置の概略図である。 1……受液槽 3……メッキ治具 6……メインタンク 6a……第1の槽 6b……第2の槽 8……隔壁 9……ろ過器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】めっき液を循環、供給するポンプと、前記
    ポンプにより供給されためっき液を吐出する吐出口と、
    前記吐出口より吐出されためっき液でめっきを行う電極
    を有するめっき治具と、前記めっき治具から排出される
    めっき液を誘導するめっき液誘導路と、前記めっき液誘
    導路から誘導されためっき液を溜める複数の槽を有する
    メインタンクの第1の槽と、前記第1の槽の底部からめ
    っき液を導出するとともにめっき液をろ過するろ過部を
    有するめっき液誘導管と、前記めっき液誘導管に連接し
    前記ろ過部でろ過されためっき液を溜めるとともに前記
    ポンプにめっき液を供給する前記メインタンクの第2の
    槽とを有することを特徴とする部分めっき装置。
JP25635388A 1988-10-12 1988-10-12 部分めっき装置 Expired - Fee Related JP2666413B2 (ja)

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