JP3468164B2 - フープ材の部分メッキ装置 - Google Patents

フープ材の部分メッキ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フープ材の部分メ
ッキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフープ材の部分メッキ装置として
は、図7に示す特開平10−324991号公報に記載
のものがある。この装置は、フープ材1を浸漬するメッ
キ処理槽29の液面を流量センサー14と制御部30に
より管理することによって、メッキを施す部分のみをメ
ッキ溶液Pに浸漬させ、メッキを施さない部分はメッキ
溶液Pに浸漬させないようにしながら、フープ材1に連
続的にメッキを施すものである。しかしながら、この装
置による方法では、メッキ代内にメッキ不要部があって
も、メッキが付くため、金や銀等の貴金属メッキを使用
する場合、高価なメッキ金属を無駄にしてしまうことに
なる。この方法は、部分浸漬メッキとして知られている
が、これ以外にもフープ材を搬送するベルトによってメ
ッキを施さない部分を覆い、部分メッキを施す方法(ベ
ルトメッキ)や、テープ材でメッキを施さない部分をマ
スクして部分メッキを施す方法(テープマスクメッキ)
が提案されている。しかしながら、ベルトメッキの場
合、部分メッキ精度は高いが、設備の初期コスト及びベ
ルトのランニングコストが高いという問題がある。一
方、テープマスクメッキの場合も同じく部分メッキ精度
は高いが、マスクに使用するテープ材のコストが高く、
さらにはメッキ工程においてテープ材を貼る工程及びテ
ープ材を剥がす工程が必要となり、工程が複雑で品質管
理及びコストの面で問題がある。また、上記方法では多
品種のフープ材及びフープ材のメッキ所要部分の変化に
容易に対応することができないという問題もある。
【0003】上記以外のフープ材の部分メッキ装置とし
て、図8乃至図9に示すようにポンプ3から加圧供給さ
れたメッキ溶液Pを噴流にしてフープ材1に噴き付け、
部分メッキを施すものがある。しかしながら、この方法
では、各種フープ材毎の最適ポンプ流量をバルブ28で
調整していたため、再現性が悪く、また、濾過器の目づ
まり等による流量変化に対応できず、メッキ厚や、部分
メッキ精度にばらつきが発生するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みて為されたものであり、ポンプから加圧供給されたメ
ッキ溶液を噴流にしてフープ材に噴き付け、部分メッキ
を施すフープ材の部分メッキ装置において、低コストで
多品種のフープ材に対応することができ、且つ高い部分
メッキ精度を確保できるフープ材の部分メッキ装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
フープ材の部分メッキ装置は、所定濃度に管理されるメ
ッキ溶液を溜めたメッキ溶液管理槽4と、フープ材1に
連続的に部分メッキを施すセル2と、セル2内にメッキ
溶液管理槽4に溜めたメッキ溶液Pを加圧供給するポン
プ3とから構成され、前記セル2の前面2aにはポンプ
3から加圧供給されたメッキ溶液Pをフープ材1のメッ
キ所要部分1aに吐出するための横スリット5が設けら
れるとともに、その上縁部5a及び下縁部5bに陽極給
電部6,6が配設されたフープ材の部分メッキ装置にお
いて、前記横スリット5の直下にメッキ溶液吐出方向斜
め上向きに開口した小孔12を横スリット5に沿って多
数配設し、メッキ溶液吐出時に該小孔12からエアーナ
イフ11を吐出させることを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係るフープ材の
部分メッキ装置は、請求項1の構成に加えて、前記セル
2の前面2aをフープ材1のメッキ所要部分1aに合わ
せて横スリット5及び陽極給電部6,6が設けられたマ
スク材9にて構成し、マスク材9を着脱自在としたこと
を特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項3に係るフープ材の
部分メッキ装置は、請求項1又は2の構成に加えて、前
記セル2の前面2aの内側に横スリット5の上縁部5a
及び下縁部5bと面一に連続した直進ガイド板10,1
0を横スリット5を挟んで上下に対向して立設したこと
を特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項4に係るフープ材の
部分メッキ装置は、請求項1乃至3のいずれかの構成に
加えて、フープ材1の上端1e及び下端1fを保持する
回動自在な保持ローラー13をセル2の前面2aに配設
したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項5に係るフープ材の
部分メッキ装置は、請求項1乃至4のいずれかの構成に
加えて、前記ポンプ3のメッキ溶液Pの流量を検知する
流量センサー14と、ポンプ3の流量を可変できるイン
バーター制御器15と、インバーター制御器15を連続
的にフィードバック制御するシーケンサー16を備えた
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
6に基づいて説明する。
【0011】本発明の実施の形態の一例を図1乃至図4
に示す。本例のフープ材の部分メッキ装置は、大きくは
所定濃度に管理されるメッキ溶液Pを溜めたメッキ溶液
管理槽4と、フープ材1に連続的に部分メッキを施すセ
ル2と、セル2内にメッキ溶液管理槽4に溜めたメッキ
溶液Pを加圧供給するポンプ3と、メッキ溶液吐出ブー
ス21から構成される。上記セル2は前面2aをマスク
材9で構成した箱型の容器で、メッキ溶液吐出ブース2
1内に設置される。メッキ溶液吐出ブース21の、セル
2の前方の下面21aにはセル2から吐出されたメッキ
溶液Pを回収するための排出口21bが設けられるとと
もに、排出口21bには下方に配したメッキ溶液管理槽
4に向けてパイプ24が接続され、回収したメッキ溶液
Pをメッキ溶液管理槽4に戻すようになっている。メッ
キ溶液吐出ブース21の下方に配されたポンプ3の吸入
口3a及び吐出口3bからは夫々パイプ22,23が導
出され、パイプ22の端部はメッキ溶液管理槽4と接続
され、パイプ23の端部はポンプ3の上方に配されたメ
ッキ溶液吐出ブース21の下面21aに設けた開口部2
1cにシール接続されてからセル2の下面2dに設けた
流入口2eと接続される。これによって、ポンプ3の作
動とともにメッキ溶液管理槽4内のメッキ溶液Pをパイ
プ22にて吸入し、ポンプ3からパイプ23を経てセル
2内へメッキ溶液Pを加圧供給し、さらにセル2にてメ
ッキ溶液吐出ブース21内に吐出されたメッキ溶液Pは
パイプ24を経てメッキ溶液管理槽4に回収される。
【0012】次に本発明の要部であるセル2及びセル2
の前面2aを構成するマスク材9の説明をする。セル2
は前側に矩形状の開口部8を有する箱体26と、セル2
の前面2aを構成するマスク材9からなる。尚、マスク
材9はフープ材1のメッキ所要部分1aに合わせて取り
替え可能であり、ネジにて取り付け、取り外しが容易に
できるようになっている。マスク材9は、ポンプ3から
セル2内に加圧供給されたメッキ溶液Pをフープ材1の
メッキ所要部分1aに吐出するための横スリット5を設
けたプレート状部材18の裏面18bに横スリット5の
上縁部5a及び下縁部5bと面一に連続した直進ガイド
板10、10を横スリット5を挟んで上下に対向して立
設することで構成され、前記横スリット5の上縁部5a
及び下縁部5bには陽極給電部6,6が配設される。こ
れにより、ポンプ3からの加圧供給によって横スリット
5を通過するメッキ溶液Pを横スリット5の上縁部5a
及び下縁部5bに設けた陽極給電部6,6にてプラスに
帯電させることができるので、プラスに帯電したメッキ
溶液Pを横スリット5から噴流にして吐出させることが
できる。そして、フープ材1のメッキ所要部分1aは予
めマイナスに帯電させてあるので、メッキ溶液Pが噴き
付けられたフープ材1のメッキ所要部分1aにはメッキ
が施される。また、マスク材9の横スリット5の直下に
は横スリット5から噴流となって吐出するメッキ溶液P
がフープ材1のメッキ不要部分へ液垂れするのをカット
するエアーナイフ11を吐出するための小孔12がメッ
キ溶液吐出方向斜め上向きに開口し、横スリット5に沿
って多数配設される。そして、メッキ溶液吐出時に小孔
12に空気が加圧供給され、小孔12からエアーナイフ
11が吐出してメッキ溶液Pがフープ材1のメッキ不要
部分へ液垂れするのをカットする。尚、図中25はセル
2内に加圧供給されたメッキ溶液Pを整流するための整
流板である。
【0013】上記のようにセル2の前面2aをフープ材
1のメッキ所要部分1aに合わせて横スリット5及び陽
極給電部6,6が設けられたマスク材9にて構成し、マ
スク材9を着脱自在としたことによって、マスク材9を
取り替えることでフープ材1のメッキ所要部分1aのみ
にメッキを選択的に施すことが可能となるため、メッキ
所要部分1aの異なる多品種のフープ材1に容易に対応
することができ、生産コストを削減できる。また、横ス
リット5の直下にメッキ溶液吐出方向斜め上向きに開口
した小孔12を横スリット5に沿って多数配設し、メッ
キ溶液吐出時に該小孔12からエアーナイフ11を吐出
させることによって、横スリット5から吐出されるメッ
キ溶液Pがフープ材1のメッキ不要部分へ液垂れするの
をカットしてメッキ溶液Pのフープ材1のメッキ不要部
分への付着を防止することができ、部分メッキ精度を高
めることができる。また、メッキ不要部分へのメッキ付
着がなくなるので、メッキ材料費を削減できる。さらに
は、セル2の前面2aの内側(マスク材9の裏面9b)
に横スリット5の上縁部5a及び下縁部5bと面一に連
続した直進ガイド板10,10を横スリット5を挟んで
上下に対向して立設することによって、セル2内のメッ
キ溶液Pの流れが直進ガイド板10,10間でガイドさ
れて、より直進性のある噴流に形成されるため、噴流が
噴き付けられるフープ材1のメッキ所要部分1aの部分
メッキ精度を高めることが可能となる。
【0014】ところで、図4に示すようにフープ材1の
上端1e及び下端1fを保持する回動自在な保持ローラ
ー13をセル2の前面2a、即ち、マスク材9の表面9
aに配設するとよい。図8に示す従来例では、フープ材
1を搬送する際、フープ材1の下端1fとフープ材ガイ
ド20の受け部20a及びフープ材1の側面とフープ材
ガイド20のフープ材側側面20b又はマスク材9の表
面9aとの間に摩擦が生じ、フープ材1の下端1fが磨
耗したり、或いはフープ材1をその下端1f及びその側
面でガイドしているため、フープ材1及びマスク材9に
傷が付くことがあり、殊に部分メッキ精度を左右するマ
スク材9にいたっては、上記原因によってその寿命が短
くなってしまうことがありうる。ところが、上記のよう
にフープ材1の上端1e及び下端1fを保持する回動自
在な保持ローラー13をマスク材9の表面9aに配設す
ると、フープ材1の搬送に伴う上記従来例のような問題
は発生せず、フープ材1に傷が付くのを防止できると共
に部分メッキ精度を左右するマスク材9の長寿命化を図
ることができ、生産コストを低減できる。
【0015】次に本発明の実施の形態の他の例を図5乃
至図6に示す。本例のフープ材の部分メッキ装置は、前
記例の構成において、ポンプ3のメッキ溶液Pの流量を
検知する流量センサー14と、ポンプ3の流量を可変で
きるインバーター制御器15と、インバーター制御器1
5を連続的にフィードバック制御するシーケンサー16
を備えたものである。シーケンサー16にはパソコン2
7により部分メッキの仕様に合わせて必要なメッキ溶液
Pの流量の設定値が入力される。ポンプ3のメッキ溶液
Pの流量を検知する流量センサー14からはメッキ溶液
Pの実際の流量値がシーケンサー16に送られ、この流
量値と前記設定値とが比較され、図11に示すフローチ
ャートに従ってインバーター制御器15に周波数を可変
する信号が送られ、続いてインバーター制御器15にて
ポンプ3の回転数が可変され、メッキ溶液Pの流量が制
御される。このような構成とすることで、セル2内に流
入するメッキ溶液Pの流量を容易に、且つ安定した管理
をすることができ、従来のような人による微調整の必要
がなくなる。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明にあって
は、横スリットの直下にメッキ溶液吐出方向斜め上向き
に開口した小孔を横スリットに沿って多数配設し、メッ
キ溶液吐出時に該小孔からエアーナイフを吐出させるこ
とによって、横スリットから吐出されるメッキ溶液がフ
ープ材のメッキ不要部分へ液垂れするのをカットしてメ
ッキ溶液のフープ材のメッキ不要部分への付着を防止す
ることができ、部分メッキ精度を高めることができる。
また、メッキ不要部分へのメッキ付着がなくなるので、
メッキ材料費を削減できる。
【0017】また、本発明の請求項2に記載の発明にあ
っては、請求項1に記載の発明の効果に加えて、セルの
前面をフープ材のメッキ所要部分に合わせて横スリット
及び陽極給電部が設けられたマスク材にて構成し、マス
ク材を着脱自在としたことによって、マスク材を取り替
えることでフープ材のメッキ所要部分のみにメッキを選
択的に施すことが可能となるため、メッキ所要部分の異
なる多品種のフープ材に容易に対応することができ、生
産コストを削減できる。
【0018】また、本発明の請求項3に記載の発明にあ
っては、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、
セルの前面の内側に横スリットの上縁部及び下縁部と面
一に連続した直進ガイド板を横スリットを挟んで上下に
対向して立設することによって、セル内のメッキ溶液の
流れが直進ガイド板間でガイドされて、より直進性のあ
る噴流に形成されるため、噴流が噴き付けられるフープ
材のメッキ所要部分の部分メッキ精度を高めることが可
能となる。
【0019】また、本発明の請求項4に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、フープ材の上端及び下端を保持する回動自在
な保持ローラーをセルの前面に配設することによって、
フープ材の搬送時にフープ材の上端及び下端を回動自在
な保持ローラーで保持するため、従来例のようにフープ
材やセルの前面に傷を付けてしまうことがなくなり、フ
ープ材に傷が付くのを防止できると共に部分メッキ精度
を左右するセルの長寿命化を図ることができ、生産コス
トを低減できる。
【0020】また、本発明の請求項5に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、ポンプのメッキ溶液の流量を検知する流量セ
ンサーと、ポンプの流量を可変できるインバーター制御
器と、インバーター制御器を連続的にフィードバック制
御するシーケンサーを備えることによって、セル内に流
入するメッキ溶液の流量を容易に、且つ安定した管理を
することができ、従来のような人による微調整の必要が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
フープ材の部分メッキ装置の全体図である。
【図2】同上のフープ材の部分メッキ装置稼動時のマス
ク材を取り付けたセルの斜視図である。
【図3】同上のマスク材とセルの分解斜視図である。
【図4】同上の(a)はフープ材の部分メッキ装置稼動
時のセルの縦断面図、(b)はA部拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の例を示すものであ
り、フープ材の部分メッキ装置の全体図である。
【図6】同上のフィードバック制御の概要図である。
【図7】従来例を示すものであり、フープ材の部分メッ
キ装置の全体図である。
【図8】従来例を示すものであり、フープ材がセットさ
れたセルの縦断面図である。
【図9】従来例を示すものであり、フープ材の部分メッ
キ装置の全体図である。
【符号の説明】
1 フープ材 1a メッキ所要部分 1c 前面 1e 上端 1f 下端 2 セル 2a 前面 3 ポンプ 4 メッキ溶液管理槽 5 横スリット 5a 上縁部 5b 下縁部 6 陽極給電部 9 マスク材 10 直進ガイド板 11 エアーナイフ 12 小孔 13 保持ローラー 14 流量センサー 15 インバーター制御器 16 シーケンサー P メッキ溶液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−91386(JP,A) 特開 昭58−37189(JP,A) 特開 昭57−210985(JP,A) 特開 昭56−102590(JP,A) 特開 昭55−28339(JP,A) 特開 昭52−54626(JP,A) 特開 平10−324991(JP,A) 特開 平10−251895(JP,A) 特開 平9−316685(JP,A) 特開 平3−47986(JP,A) 特開 平2−153089(JP,A) 特開 平2−149693(JP,A) 実開 昭58−75768(JP,U) 実開 昭55−71164(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 5/02 C25D 7/06 H01L 23/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定濃度に管理されるメッキ溶液を溜め
    たメッキ溶液管理槽と、フープ材に連続的に部分メッキ
    を施すセルと、セル内にメッキ溶液管理槽に溜めたメッ
    キ溶液を加圧供給するポンプとから構成され、前記セル
    の前面にはポンプから加圧供給されたメッキ溶液をフー
    プ材のメッキ所要部分に吐出するための横スリットが設
    けられるとともに、その上縁部及び下縁部に陽極給電部
    が配設されたフープ材の部分メッキ装置において、前記
    横スリットの直下にメッキ溶液吐出方向斜め上向きに開
    口した小孔を横スリットに沿って多数配設し、メッキ溶
    液吐出時に該小孔からエアーナイフを吐出させることを
    特徴とするフープ材の部分メッキ装置。
  2. 【請求項2】 前記セルの前面をフープ材のメッキ所要
    部分に合わせて横スリット及び陽極給電部が設けられた
    マスク材にて構成し、マスク材を着脱自在としたことを
    特徴とする請求項1に記載のフープ材の部分メッキ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記セルの前面の内側に横スリットの上
    縁部及び下縁部と面一に連続した直進ガイド板を横スリ
    ットを挟んで上下に対向して立設したことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のフープ材の部分メッキ装置。
  4. 【請求項4】 フープ材の上端及び下端を保持する回動
    自在な保持ローラーをセルの前面に配設したことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフープ材の部
    分メッキ装置。
  5. 【請求項5】 前記ポンプのメッキ溶液の流量を検知す
    る流量センサーと、ポンプの流量を可変できるインバー
    ター制御器と、インバーター制御器を連続的にフィード
    バック制御するシーケンサーを備えたことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のフープ材の部分メッ
    キ装置。
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