JPH0444125B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444125B2 JPH0444125B2 JP58217644A JP21764483A JPH0444125B2 JP H0444125 B2 JPH0444125 B2 JP H0444125B2 JP 58217644 A JP58217644 A JP 58217644A JP 21764483 A JP21764483 A JP 21764483A JP H0444125 B2 JPH0444125 B2 JP H0444125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking device
- friction clutch
- ring
- release
- recess
- Prior art date
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- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
- F16D23/14—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
- F16D23/143—Arrangements or details for the connection between the release bearing and the diaphragm
- F16D23/144—With a disengaging thrust-ring distinct from the release bearing, and secured to the diaphragm
- F16D23/146—Arrangements for the connection between the thrust-ring and the release bearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輌用摩擦クラツチに関するものであ
る。
る。
種々の型式の自動車輌用摩擦クラツチが年々提
案されている。添付図面の第1図が代表的なクラ
ツチ配置を説明しており、クラツチ加圧板10は
クラツチ・レリーズ・メカニズム11により引張
られクラツチ駆動板12を解放する。クラツチの
解放は短かい中空軸15、クラツチ・レリーズ軸
受16、及びクラツチ・レリーズ・メンバー17
を経てクラツチばね14のハブ13に対して力を
A方向に適用して実施される。解放力はクラツ
チ・レリーズ・メンバー17と噛み合うレリー
ズ・フオーク(図示していない)により適用され
る。
案されている。添付図面の第1図が代表的なクラ
ツチ配置を説明しており、クラツチ加圧板10は
クラツチ・レリーズ・メカニズム11により引張
られクラツチ駆動板12を解放する。クラツチの
解放は短かい中空軸15、クラツチ・レリーズ軸
受16、及びクラツチ・レリーズ・メンバー17
を経てクラツチばね14のハブ13に対して力を
A方向に適用して実施される。解放力はクラツ
チ・レリーズ・メンバー17と噛み合うレリー
ズ・フオーク(図示していない)により適用され
る。
或る車輌においてクラツチ・レリーズ・コンポ
ーネントがレリーズ・メンバー17のAと反対方
向への単純な軸方向への運動によりスプリング・
ハブ13に例えばスナツプ止めが可能であれば、
クラツチ・レリーズ・メカニズムは容易に組み立
てられる。この種のクラツチ・レリーズ・メカニ
ズムはスイス特許628119号の主題である。しか
し、レリーズ・メンバーをスプリング・ハブから
切り離すために或る方法を見つけなければならな
いから、クラツチを外す時にこの種のスナツプ止
めは問題を提起する。上記スイス特許に記述され
ているレリーズ・メカニズムに対しては、通常の
クラツチ解放力よりも著るしく大く且つ同方向に
適用される力をレリーズ・メンバーに適用する必
要がある。しかし、この種の装置にはクラツチの
急速な過度の踏込み(キツクダウン)又はクラツ
チ解放に対する異常抵抗が車輌の運転を不可能に
するようなレリーズ・メンバーとスプリング・ハ
ブとの離脱の原因となるかもしれない危険が常に
存圧する。本発明の目的はこの問題を克服するレ
リーズ・メカニズムを備えた摩擦クラツチを得る
ことである。
ーネントがレリーズ・メンバー17のAと反対方
向への単純な軸方向への運動によりスプリング・
ハブ13に例えばスナツプ止めが可能であれば、
クラツチ・レリーズ・メカニズムは容易に組み立
てられる。この種のクラツチ・レリーズ・メカニ
ズムはスイス特許628119号の主題である。しか
し、レリーズ・メンバーをスプリング・ハブから
切り離すために或る方法を見つけなければならな
いから、クラツチを外す時にこの種のスナツプ止
めは問題を提起する。上記スイス特許に記述され
ているレリーズ・メカニズムに対しては、通常の
クラツチ解放力よりも著るしく大く且つ同方向に
適用される力をレリーズ・メンバーに適用する必
要がある。しかし、この種の装置にはクラツチの
急速な過度の踏込み(キツクダウン)又はクラツ
チ解放に対する異常抵抗が車輌の運転を不可能に
するようなレリーズ・メンバーとスプリング・ハ
ブとの離脱の原因となるかもしれない危険が常に
存圧する。本発明の目的はこの問題を克服するレ
リーズ・メカニズムを備えた摩擦クラツチを得る
ことである。
本発明の一つの形態によれば、第1メンバー、
第2メンバー、前記第1メンバーを前記第2メン
バーに対して一方向に動かすことにより前記第1
メンバーを前記第2メンバーに対して位置決めし
前記第1メンバーを前記位置決め位置から反対方
向に動かすことによりクラツチを解放するように
作用する係止装置および前記第1メンバーを前記
位置決め位置から前記第2メンバーに対してさら
に前記一方向に動かすことにより前記係止装置を
解放するように作用する係止装置のレリーズ装置
を有する車輌用摩擦クラツチにおいて、前記係止
装置のレリーズ装置が前記第1メンバーを前記係
止装置解放位置から前記第2メンバーに対して前
記反対方向にさらに動かすことにより第1及び第
2メンバーを離脱し得ることを特徴とする、車輌
用摩擦クラツチ。が得られる。
第2メンバー、前記第1メンバーを前記第2メン
バーに対して一方向に動かすことにより前記第1
メンバーを前記第2メンバーに対して位置決めし
前記第1メンバーを前記位置決め位置から反対方
向に動かすことによりクラツチを解放するように
作用する係止装置および前記第1メンバーを前記
位置決め位置から前記第2メンバーに対してさら
に前記一方向に動かすことにより前記係止装置を
解放するように作用する係止装置のレリーズ装置
を有する車輌用摩擦クラツチにおいて、前記係止
装置のレリーズ装置が前記第1メンバーを前記係
止装置解放位置から前記第2メンバーに対して前
記反対方向にさらに動かすことにより第1及び第
2メンバーを離脱し得ることを特徴とする、車輌
用摩擦クラツチ。が得られる。
この種のレリーズ・メカニズムを使用すること
により、クラツチ解放力は係止装置解放力の方向
と反対方向に適用され、従つてクラツチの急速な
キツクダウン又はクラツチ解放への異常な抵抗が
第1メンバーと第2メンバーとの離脱を誘導する
第1メンバーはレリーズ軸受を経てクラツチ・レ
リーズ・メンバーに連結され、第2メンバーはス
プリング・ハブに連結されている。
により、クラツチ解放力は係止装置解放力の方向
と反対方向に適用され、従つてクラツチの急速な
キツクダウン又はクラツチ解放への異常な抵抗が
第1メンバーと第2メンバーとの離脱を誘導する
第1メンバーはレリーズ軸受を経てクラツチ・レ
リーズ・メンバーに連結され、第2メンバーはス
プリング・ハブに連結されている。
係止装置のレリーズ装置は前記第1メンバーと
第2メンバーとのいずれか一方に都合よく設置さ
れている。レリーズ装置は第1メンバーと第2メ
ンバーとのいずれかの一方に設置されたエレメン
トを有し、係止片は第1メンバーがさらに前記一
方向に動かされる時にエレメントと係合するよう
に配置されている。
第2メンバーとのいずれか一方に都合よく設置さ
れている。レリーズ装置は第1メンバーと第2メ
ンバーとのいずれかの一方に設置されたエレメン
トを有し、係止片は第1メンバーがさらに前記一
方向に動かされる時にエレメントと係合するよう
に配置されている。
一実施例において、第1メンバーは第2メンバ
ーの内孔の中に位置し、前記係止装置は一方のメ
ンバーにより動かされ且つ他方のメンバーのくぼ
みに位置する弾性止め金を有し、前記エレメント
は内孔の中に位置しており第1メンバーをさらに
前記の一つの方向に動かす結果として止め金をく
ぼみから外し、それから第1メンバーを前記エレ
メントと共に内孔から引き抜くことができる。係
止装置は第1メンバーのくぼみに都合よく設置さ
れる。係止装置はリング状で且つ軸方向の溝を形
成され、斜傾部分が前記止め金を形成するために
前記の2つの軸方向の溝の間に設けられている。
本実施例においてエレメントは第2メンバーによ
り支持されたリングとすることができ、第1メン
バーがさらに前記の一方向に動かされる時該リン
グの内孔は係止装置を収容し、従つて止め金は第
2メンバーのくぼみから離れリングの内に移動す
る。リングは金属製ストリツプの両端を相互に隣
接させてリング状の形態に曲げて形成することが
できる。リングはさらに前記第1メンバーくぼみ
の中に実際に容易に組み立て可能な割りリング型
式である。
ーの内孔の中に位置し、前記係止装置は一方のメ
ンバーにより動かされ且つ他方のメンバーのくぼ
みに位置する弾性止め金を有し、前記エレメント
は内孔の中に位置しており第1メンバーをさらに
前記の一つの方向に動かす結果として止め金をく
ぼみから外し、それから第1メンバーを前記エレ
メントと共に内孔から引き抜くことができる。係
止装置は第1メンバーのくぼみに都合よく設置さ
れる。係止装置はリング状で且つ軸方向の溝を形
成され、斜傾部分が前記止め金を形成するために
前記の2つの軸方向の溝の間に設けられている。
本実施例においてエレメントは第2メンバーによ
り支持されたリングとすることができ、第1メン
バーがさらに前記の一方向に動かされる時該リン
グの内孔は係止装置を収容し、従つて止め金は第
2メンバーのくぼみから離れリングの内に移動す
る。リングは金属製ストリツプの両端を相互に隣
接させてリング状の形態に曲げて形成することが
できる。リングはさらに前記第1メンバーくぼみ
の中に実際に容易に組み立て可能な割りリング型
式である。
別の実施例において、第1メンバーは第2メン
バーの内孔の中に位置し、前記もどり止めが弾性
的であり且つ第1メンバーのくぼみに位置するよ
うに第2メンバーに設置されており、且つ第1メ
ンバーがさらに前記の一方向に動かされるとき前
記エレメントは係止装置がくぼみから離れるよう
に配置された第1メンバーのリングを含んでお
り、さらにエレメントを内孔の内側で係止装置と
係合させたままにして内孔から第1メンバーを引
き出させる。
バーの内孔の中に位置し、前記もどり止めが弾性
的であり且つ第1メンバーのくぼみに位置するよ
うに第2メンバーに設置されており、且つ第1メ
ンバーがさらに前記の一方向に動かされるとき前
記エレメントは係止装置がくぼみから離れるよう
に配置された第1メンバーのリングを含んでお
り、さらにエレメントを内孔の内側で係止装置と
係合させたままにして内孔から第1メンバーを引
き出させる。
もう一つの実施例において、第2メンバーは第
1メンバーの内孔の中に位置し、前記係止装置は
弾性的であり且つ第1メンバーを前記一方向にス
ペーサーにより定められた距離だけ移動させるこ
とにより内孔の中の第1の空所に位置させ、前記
係止装置解放装置はさらに内孔の中にくぼみを有
し、前記スペーサが係止装置を第2メンバーから
離して前記第2くぼみの空所に入り込ませるため
第1メンバーをさらに前記の一方向に移動させる
ことにより変形可能であり、従つて第1メンバー
と第2メンバーとが離脱可能である。
1メンバーの内孔の中に位置し、前記係止装置は
弾性的であり且つ第1メンバーを前記一方向にス
ペーサーにより定められた距離だけ移動させるこ
とにより内孔の中の第1の空所に位置させ、前記
係止装置解放装置はさらに内孔の中にくぼみを有
し、前記スペーサが係止装置を第2メンバーから
離して前記第2くぼみの空所に入り込ませるため
第1メンバーをさらに前記の一方向に移動させる
ことにより変形可能であり、従つて第1メンバー
と第2メンバーとが離脱可能である。
本発明に基づく摩擦クラツチを残余の添付図に
基づいて例示として説明する。
基づいて例示として説明する。
第2図において、クラツチ加圧板20は全体的
に23で示されたクラツチ・レリーズ・メカニズ
ムによりクラツチ駆動板22を解放するために引
き込められる。クラツチ・レリーズ・メンバー2
4に対して矢印Aの方向に適用される解放力は軸
受25、短かい中空軸26、及び係止リング27
を経てクラツチばね21のハブ28に伝達され
る。第3図ないし第9図に明白に示されているよ
うに軸26は円周溝29を形成されており、該溝
の中に係止リング27が位置している。リング2
7は補完的段階状の末端30を備えている鋼製ス
トリツプから形成されており、割りリングとして
環状に曲げられている。割りリング構造が溝29
への組み込みを容易に促進する。リングは応力逃
し孔33に終る12組の軸方向のスリツト32を形
成されている。スリツト32の各組の間の材料の
断面はリング27の軸35に対して傾斜した12個
の止め金34を形成するために外側に曲げられて
いる。第7図に明示されているようにスプリン
グ・ハブ28は管状であり、その内孔37の中に
形成されたV型溝36を備えている。溝36の左
側と右側との壁38,39はそれぞれ互いに90゜
傾斜しているが、壁39はハブ軸に対して壁38
よりも大きな角度で傾斜している。リング40は
内孔37の中に摺動可能に設置され、肩42に接
触する。使用時に、軸26は内孔37に挿入さ
れ、軸方向にFの方向に動される。このような運
動は止め金34が溝36の中に外方に向つて障害
なくスナツプ止めするまで止め金をくぼみ29に
向けて内方に移動させる。G方向のクラツチ解放
力はさらに溝型39に接触している止め金を経て
ハブに伝達可能である。
に23で示されたクラツチ・レリーズ・メカニズ
ムによりクラツチ駆動板22を解放するために引
き込められる。クラツチ・レリーズ・メンバー2
4に対して矢印Aの方向に適用される解放力は軸
受25、短かい中空軸26、及び係止リング27
を経てクラツチばね21のハブ28に伝達され
る。第3図ないし第9図に明白に示されているよ
うに軸26は円周溝29を形成されており、該溝
の中に係止リング27が位置している。リング2
7は補完的段階状の末端30を備えている鋼製ス
トリツプから形成されており、割りリングとして
環状に曲げられている。割りリング構造が溝29
への組み込みを容易に促進する。リングは応力逃
し孔33に終る12組の軸方向のスリツト32を形
成されている。スリツト32の各組の間の材料の
断面はリング27の軸35に対して傾斜した12個
の止め金34を形成するために外側に曲げられて
いる。第7図に明示されているようにスプリン
グ・ハブ28は管状であり、その内孔37の中に
形成されたV型溝36を備えている。溝36の左
側と右側との壁38,39はそれぞれ互いに90゜
傾斜しているが、壁39はハブ軸に対して壁38
よりも大きな角度で傾斜している。リング40は
内孔37の中に摺動可能に設置され、肩42に接
触する。使用時に、軸26は内孔37に挿入さ
れ、軸方向にFの方向に動される。このような運
動は止め金34が溝36の中に外方に向つて障害
なくスナツプ止めするまで止め金をくぼみ29に
向けて内方に移動させる。G方向のクラツチ解放
力はさらに溝型39に接触している止め金を経て
ハブに伝達可能である。
レリーズ・メンバーとハブとを離脱させるた
め、軸26さらにF方向に動かされ、従つて止め
金34はリング40の右端によりくぼみ29に向
けて内方に動かされる。F方向の運動は軸26の
レリーズ軸受25がスプリング・ハブ28に接触
するまで続けられる。その位置において止め金3
4がリング40内に収容されており、リング40
を完備した軸26は第9図に示されているように
内孔37から引き出し可能である。リング40は
さらに再組立のために回収可能である。
め、軸26さらにF方向に動かされ、従つて止め
金34はリング40の右端によりくぼみ29に向
けて内方に動かされる。F方向の運動は軸26の
レリーズ軸受25がスプリング・ハブ28に接触
するまで続けられる。その位置において止め金3
4がリング40内に収容されており、リング40
を完備した軸26は第9図に示されているように
内孔37から引き出し可能である。リング40は
さらに再組立のために回収可能である。
第10図ないし第12図を参照すると、スプリ
ング・ハブ50は円周溝53を形成された内孔5
2を備えている。溝53が面取りした稜55を備
えるスプリング・リング54を収容している。軸
26に相当する軸56はクラツチ・レリーズ軸受
57を評えている(第12図)。軸56の左端が
下記のようにスプリング・リング54の面取りし
た斜面55と係止するため面取りした斜面58を
形成されている。垂直側面60と切頭円錐側面6
1とを備えた円周溝59が直径を縮小した軸56
の左側断面62に形成され、円筒状リング63は
軸の段階部分64に摺動可能に設置されている。
リング63の外径は軸56の外経と同じであり、
リング溝の側面61に近接した切頭円錐左側稜6
5を備えている。
ング・ハブ50は円周溝53を形成された内孔5
2を備えている。溝53が面取りした稜55を備
えるスプリング・リング54を収容している。軸
26に相当する軸56はクラツチ・レリーズ軸受
57を評えている(第12図)。軸56の左端が
下記のようにスプリング・リング54の面取りし
た斜面55と係止するため面取りした斜面58を
形成されている。垂直側面60と切頭円錐側面6
1とを備えた円周溝59が直径を縮小した軸56
の左側断面62に形成され、円筒状リング63は
軸の段階部分64に摺動可能に設置されている。
リング63の外径は軸56の外経と同じであり、
リング溝の側面61に近接した切頭円錐左側稜6
5を備えている。
軸56とスプリング・ハブ50とを組み立てる
ため、軸56は内孔52の中に矢印Bの方向に動
かされ、従つてスプリング・リング54は第11
図のように面取りした稜に乗り上げ溝59の中に
スナツプ止めする。軸56に矢印Cの方向に適用
されるクラツチ解放力は溝59の側面60をスプ
リング・リング54の面取りされていない側面と
噛み合わせ、それでクラツチを解放する。
ため、軸56は内孔52の中に矢印Bの方向に動
かされ、従つてスプリング・リング54は第11
図のように面取りした稜に乗り上げ溝59の中に
スナツプ止めする。軸56に矢印Cの方向に適用
されるクラツチ解放力は溝59の側面60をスプ
リング・リング54の面取りされていない側面と
噛み合わせ、それでクラツチを解放する。
軸56とスプリング・ハブ50とを離脱するた
め、軸56は再び矢印Bの方向に動かされ、従つ
て軸56は左方に移動しスプリング・リング54
は第12図に示されているようにリングの外面に
係合しかつ締めつけるまで溝の側面61とリング
65の左側端に乗り上がる。軸56はさらに内孔
52の中に残つているリング63を通して簡単に
引き出し可能となる。リング63がさらに組み立
ての際に再使用のために内径から容易に回収可能
である。
め、軸56は再び矢印Bの方向に動かされ、従つ
て軸56は左方に移動しスプリング・リング54
は第12図に示されているようにリングの外面に
係合しかつ締めつけるまで溝の側面61とリング
65の左側端に乗り上がる。軸56はさらに内孔
52の中に残つているリング63を通して簡単に
引き出し可能となる。リング63がさらに組み立
ての際に再使用のために内径から容易に回収可能
である。
第13図ないし第15図において、スプリン
グ・ハブ70は軸72(第2図の軸26に相当)
の内径71に密嵌し、該軸はクラツチ・レリー
ズ・ベアリング(図示されていない)の内側レー
スに固定している。スプリング・ハブ70の外面
はスプリング・リング74を収容する円周溝73
を形成されている。スプリング・リング74は第
15図と第13図とに示されているように一般に
スプリング・ハブ70よりも大きな内孔となるよ
うに一方に片寄つており、拡張した金属スリーブ
75により73の中に一杯に保持されている。軸
72はその内周に第1の溝76及び隣接して第2
の深い溝77を備えている。内径71の左端は7
8において面取りされている。
グ・ハブ70は軸72(第2図の軸26に相当)
の内径71に密嵌し、該軸はクラツチ・レリー
ズ・ベアリング(図示されていない)の内側レー
スに固定している。スプリング・ハブ70の外面
はスプリング・リング74を収容する円周溝73
を形成されている。スプリング・リング74は第
15図と第13図とに示されているように一般に
スプリング・ハブ70よりも大きな内孔となるよ
うに一方に片寄つており、拡張した金属スリーブ
75により73の中に一杯に保持されている。軸
72はその内周に第1の溝76及び隣接して第2
の深い溝77を備えている。内径71の左端は7
8において面取りされている。
ハブと軸とを組み立てるため、軸72がD方向
にハブ70まで動かされ、従つて軸72の左端は
肩79と係合するまで拡張した金属スリーブ75
をハブ70に沿つて押し動かす。第14図に示さ
れているようにスプリング・リング74が溝76
に外方スナツプ止めしたときに、拡張している金
属管が止め金として作動しD方向へのそれ以上の
移動を抑止する。スプリング・リングが溝76の
中に設置されると、直ちにクラツチ解放力(E方
向)が軸72からスプリング・ハブ70に伝達可
能となる。
にハブ70まで動かされ、従つて軸72の左端は
肩79と係合するまで拡張した金属スリーブ75
をハブ70に沿つて押し動かす。第14図に示さ
れているようにスプリング・リング74が溝76
に外方スナツプ止めしたときに、拡張している金
属管が止め金として作動しD方向へのそれ以上の
移動を抑止する。スプリング・リングが溝76の
中に設置されると、直ちにクラツチ解放力(E方
向)が軸72からスプリング・ハブ70に伝達可
能となる。
軸とハブとを離脱させるために、拡張した金属
管を収縮させるために十分な力が軸72に対して
D方向に適用され、従つてスプリング・リング7
4を溝73から完全に移動させ溝77にスナツプ
止めするため軸が左方に十分に移動可能である。
そこで軸72がハブ70から引き離し可能とな
る。スプリング・リング74は再組み立てのため
に回収可能であり、収縮した拡張金属管は新品と
取り替えられる。
管を収縮させるために十分な力が軸72に対して
D方向に適用され、従つてスプリング・リング7
4を溝73から完全に移動させ溝77にスナツプ
止めするため軸が左方に十分に移動可能である。
そこで軸72がハブ70から引き離し可能とな
る。スプリング・リング74は再組み立てのため
に回収可能であり、収縮した拡張金属管は新品と
取り替えられる。
組立中にスリーブ75を僅かに圧縮するために
十分な力が適用されるとき、リングが溝77に滑
り込む危険を最小にするため溝76がスプリン
グ・リングの厚さよりも軸方向にさらに長くして
もよい。同じ理由のため小型の内側肩を二つの溝
の間に設置してもよく、スプリング・リング74
が溝77の中に設置される前に二つの溝に跨がら
なければならない。
十分な力が適用されるとき、リングが溝77に滑
り込む危険を最小にするため溝76がスプリン
グ・リングの厚さよりも軸方向にさらに長くして
もよい。同じ理由のため小型の内側肩を二つの溝
の間に設置してもよく、スプリング・リング74
が溝77の中に設置される前に二つの溝に跨がら
なければならない。
らせん状の圧縮ばねがスリーブ75の代りに使
用可能なことが期待される。そのような場合には
圧縮ばねが再組み立ての際に再使用可能となるだ
ろう。
用可能なことが期待される。そのような場合には
圧縮ばねが再組み立ての際に再使用可能となるだ
ろう。
第2図ないし第9図において、係止装置はスプ
リング・ハブ28のくぼみ36と噛み合うため軸
26により支えられているが、他方では係止装置
は軸26のくぼみに噛み合うためにスプリング・
ハブによる支持も可能であつた。同様に第10図
ないし第12図及び第13図ないし第15図にお
いて、係止装置の配置は変更可能であり、従つて
それぞれの係止装置がスプリング・ハブの溝に噛
み合うために軸により支えられる。
リング・ハブ28のくぼみ36と噛み合うため軸
26により支えられているが、他方では係止装置
は軸26のくぼみに噛み合うためにスプリング・
ハブによる支持も可能であつた。同様に第10図
ないし第12図及び第13図ないし第15図にお
いて、係止装置の配置は変更可能であり、従つて
それぞれの係止装置がスプリング・ハブの溝に噛
み合うために軸により支えられる。
第1図は従来の代表的摩擦クラツチ配置を示し
ており、第2図は本発明に基づく摩擦クラツチの
一つの型式の横断面であり、第3図は第2図に示
されている摩擦クラツチのレリーズ・メカニズム
の部分拡大図であり、第4図と第5図とは第2図
に示されているクラツチのレリーズ・メカニズム
に使用するためのもどり止めリングのそれぞれ端
面図と側面図であり、第6図は第4図と第5図と
に示されているリングの透視図であり、第7図と
第8図とは第2図に示されているクラツチに対す
るクラツチ・レリーズ・メカニズムのそれぞれ組
立図と作動位置図であり、第9図は第7図と第8
図とに示されているクラツチ・レリーズ・メカニ
ズムが分解されている状態を示しており、第10
図と第11図とは本発明に基づく摩擦クラツチの
もう一つのクラツチ・レリーズ・メカニズムのそ
れぞれ組立図と作動位置図とを示しており、第1
2図は第10図と第11図とに示されているクラ
ツチ・レリーズ・メカニズムが分解されている状
態を示しており、第13図と第14図とは本発明
に基づく摩擦クラツチのもう一つ別のクラツチ・
レリーズ・メカニズムのそれぞれ組立図と作動位
置図とを示しており、第15図は第13図と第1
4図とのクラツチ・レリーズ・メカニズムが分解
されている状態を示す。 図において、10,20:クラツチ加圧板、1
1,23:クラツチ・レリーズ・メカニズム、1
2,22:クラツチ駆動板、13,28:ハブ、
14,21:クラツチばね、5,26:中空軸、
16,25:クラツチ・レリーズ軸受、17,2
4:クラツチ・レリーズ・メンバー、27:もど
り止めリング、29:円周溝。
ており、第2図は本発明に基づく摩擦クラツチの
一つの型式の横断面であり、第3図は第2図に示
されている摩擦クラツチのレリーズ・メカニズム
の部分拡大図であり、第4図と第5図とは第2図
に示されているクラツチのレリーズ・メカニズム
に使用するためのもどり止めリングのそれぞれ端
面図と側面図であり、第6図は第4図と第5図と
に示されているリングの透視図であり、第7図と
第8図とは第2図に示されているクラツチに対す
るクラツチ・レリーズ・メカニズムのそれぞれ組
立図と作動位置図であり、第9図は第7図と第8
図とに示されているクラツチ・レリーズ・メカニ
ズムが分解されている状態を示しており、第10
図と第11図とは本発明に基づく摩擦クラツチの
もう一つのクラツチ・レリーズ・メカニズムのそ
れぞれ組立図と作動位置図とを示しており、第1
2図は第10図と第11図とに示されているクラ
ツチ・レリーズ・メカニズムが分解されている状
態を示しており、第13図と第14図とは本発明
に基づく摩擦クラツチのもう一つ別のクラツチ・
レリーズ・メカニズムのそれぞれ組立図と作動位
置図とを示しており、第15図は第13図と第1
4図とのクラツチ・レリーズ・メカニズムが分解
されている状態を示す。 図において、10,20:クラツチ加圧板、1
1,23:クラツチ・レリーズ・メカニズム、1
2,22:クラツチ駆動板、13,28:ハブ、
14,21:クラツチばね、5,26:中空軸、
16,25:クラツチ・レリーズ軸受、17,2
4:クラツチ・レリーズ・メンバー、27:もど
り止めリング、29:円周溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1メンバー26,56,72、第2メンバ
ー28,50,70、前記第1メンバーを前記第
2メンバーに対して一方向に動かすことにより前
記第1メンバーを前記第2メンバーに対して位置
決めし前記第1メンバーを前記位置決め位置から
反対方向に動かすことによりクラツチを解放する
ように作用する係止装置27,54,74および
前記第1メンバー26,56,72を前記位置決
め位置から前記第2メンバー28,50,70に
対してさらに前記一方向に動かすことにより前記
係止装置27,54,74を解放するように作用
する係止装置のレリーズ装置40,63,77を
有する車輌用摩擦クラツチにおいて、前記係止装
置のレリーズ装置40,63,77が前記第1メ
ンバーを前記係止装置解放位置から前記第2メン
バーに対して前記反対方向にさらに動かすことに
より第1及び第2メンバーを離脱し得ることを特
徴とする、車輌用摩擦クラツチ。 2 前記係止装置のレリーズ装置40,63,7
7は前記第1及び第2メンバー26,56,72
および28,50,70の一つの上に設けられた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の摩
擦クラツチ。 3 前記係止装置のレリーズ装置は前記第1及び
第2メンバー26,56および28,50の一つ
の上に設けられたエレメント40,63を有しか
つ前記係止装置27,54は前記第1メンバーが
前記一方向にさらに動かされるとき前記エレメン
トに係合するように構成され、これに続いて前記
第1メンバー26,56を前記反対方向に動かす
と前記エレメント40,63は該エレメントが装
着されている前記メンバー28,56に対して軸
方向に動かされることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の摩擦クラツチ。 4 前記係止装置27は前記メンバーの一方26
によつて支持されかつ前記メンバーの他方28の
くぼみ36の中に設置された弾性的止め金装置3
4を有し、前記エレメント40は止め金装置を保
持して第1メンバーがさらに前記一方向に動かさ
れる結果としてくぼみから離れ、また第1メンバ
ーが前記エレメントとともに前記第2メンバーか
ら離脱するように設置されることを特徴とする特
許請求の範囲第3項に記載の摩擦クラツチ。 5 前記係止装置27はリング状で軸方向溝32
を形成され、傾斜部分が二つの前記軸方向溝の間
に限定され前記止め金装置34を形成することを
特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の摩擦ク
ラツチ。 6 前記エレメントは第2メンバー28によつて
支持されたリング40であり、前記リングの内孔
は第1メンバー26が前記一方向にさらに動かさ
れるとき係止装置をうけ入れ前記止め金装置は第
2メンバーの内孔から離れ前記リング40の内孔
に移動することを特徴とする特許請求の範囲第5
項に記載の摩擦クラツチ。 7 前記係止装置54は弾性的でかつ第1メンバ
ーのくぼみ59に位置するように第2メンバー5
0上に取付けられ、前記エレメントは第1メンバ
ー上にリング63を有し第1メンバーが前記一方
向にさらに動かされるとき係止装置54を動かし
てくぼみ59から離しまた前記第1メンバーが第
2メンバーから離れてエレメントを係止装置54
に係合したままにすることを特徴とする特許請求
の範囲第3項に記載の摩擦クラツチ。 8 前記係止装置74は弾性的でスペーサ装置7
5によつて決定される距離だけ前記第1メンバー
を前記一方向に動かすことにより第1くぼみに位
置させることを特徴とする特許請求の範囲第3項
に記載の摩擦クラツチ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8233091 | 1982-11-19 | ||
GB8233091 | 1982-11-19 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JPS59103031A (ja) |
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