JPH044384Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044384Y2 JPH044384Y2 JP1986180310U JP18031086U JPH044384Y2 JP H044384 Y2 JPH044384 Y2 JP H044384Y2 JP 1986180310 U JP1986180310 U JP 1986180310U JP 18031086 U JP18031086 U JP 18031086U JP H044384 Y2 JPH044384 Y2 JP H044384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal sleeve
- rubber mold
- sleeve
- connector
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 46
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 46
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 6
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は電線・ケーブルを接続するためのコ
ネクターに係るものである。
ネクターに係るものである。
(従来の技術)
円筒状ゴムモールドコネクターの雌方および雄
方に金属スリーブを装着固定し、例えば雌方の金
属スリーブに締付用の袋ナツトを装着し、雄方の
金属スリーブの先端部外周には袋ナツトに螺合す
るネジを設けたものが広く実用されていた。
方に金属スリーブを装着固定し、例えば雌方の金
属スリーブに締付用の袋ナツトを装着し、雄方の
金属スリーブの先端部外周には袋ナツトに螺合す
るネジを設けたものが広く実用されていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、従来のものはコネクターを着脱する度
ごとに、袋ナツトを締めたりゆるめたりすること
が必要で、作業能率がわるく面倒であつた。
ごとに、袋ナツトを締めたりゆるめたりすること
が必要で、作業能率がわるく面倒であつた。
また、締め過ぎ、締め不足などの作業者による
個人的ばらつきが生じ易く常に満足できる状態を
実現させることができなかつた。
個人的ばらつきが生じ易く常に満足できる状態を
実現させることができなかつた。
この考案は、袋ナツトによる螺合機構を省略
し、従来欠点であつた作業能率のわるさと作業者
による個人的ばらつきを除去しようというもので
ある。
し、従来欠点であつた作業能率のわるさと作業者
による個人的ばらつきを除去しようというもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の一実施例を示す第1図について、本考
案の機構を詳説するに、1および18は円筒状の
ゴムモールド被覆を有するコネクターの雌および
雄方であり、雄方コネクター18の導電コンタク
ト棒22を雌方コネクターの導電孔23に挿入嵌
合して電気的結合を完結するように構成されてい
る。
案の機構を詳説するに、1および18は円筒状の
ゴムモールド被覆を有するコネクターの雌および
雄方であり、雄方コネクター18の導電コンタク
ト棒22を雌方コネクターの導電孔23に挿入嵌
合して電気的結合を完結するように構成されてい
る。
3はアルミ合金、真鍮などから成る金属スリー
ブで、その前部に段差部2が設けられている。こ
の金属スリーブ3を、第1図に示したように雌方
コネクター1の円筒状ゴムモールドの上に装着
し、固定する。
ブで、その前部に段差部2が設けられている。こ
の金属スリーブ3を、第1図に示したように雌方
コネクター1の円筒状ゴムモールドの上に装着
し、固定する。
6はアルミ合金、真鍮などから成る金属スリー
ブで、第1図に示したように、外周に凸設部4と
前方部には複数個の孔5が穿設されている。この
金属スリーブ6は、ほぼ第1図に示すような位置
関係で金属スリーブ3の上に装着され、固定され
ている。
ブで、第1図に示したように、外周に凸設部4と
前方部には複数個の孔5が穿設されている。この
金属スリーブ6は、ほぼ第1図に示すような位置
関係で金属スリーブ3の上に装着され、固定され
ている。
9はアルミ合金、真鍮などから成る金属スリー
ブで、その後方内側には段差部7が設けられ、前
方内側にはその全周にわたり凹溝8が設けられて
いる。
ブで、その後方内側には段差部7が設けられ、前
方内側にはその全周にわたり凹溝8が設けられて
いる。
この金属スリーブ9は、ほぼ第1図に示す位置
関係で金属スリーブ6に摺動自在に装着されてい
る。
関係で金属スリーブ6に摺動自在に装着されてい
る。
11はばねで、金属スリーブ3の段差部2と金
属スリーブ6との間に発生した空間部10に装着
されている。12はアルミ合金、真鍮、硬質プラ
スチツクなどから成るスライドスリーブで、前記
空間部10に装着されている。14はばねで金属
スリーブ6の凸設部4と金属スリーブ9の段差部
7の間に発生した空間部13に装着されている。
属スリーブ6との間に発生した空間部10に装着
されている。12はアルミ合金、真鍮、硬質プラ
スチツクなどから成るスライドスリーブで、前記
空間部10に装着されている。14はばねで金属
スリーブ6の凸設部4と金属スリーブ9の段差部
7の間に発生した空間部13に装着されている。
15は鋼球で金属スリーブ6に穿設した複数個
の孔5に装着されている。
の孔5に装着されている。
17は金属スリーブ6の先端に固定されている
ストツパースリーブでアルミ合金、真鍮などから
できている。
ストツパースリーブでアルミ合金、真鍮などから
できている。
以上のように構成されている雌方金具は、雄方
金具に嵌着される前には、第1図に示すように鋼
球15が金属スリーブ9の凹溝8にはまり込み、
金属スリーブ9が鋼球15で固定された状態にな
つている。このとき、ばね14は最大に押圧され
た状態になつている。20はアルミ合金、真鍮な
どから成る金属スリーブで、その外径は金属スリ
ーブ6に嵌合できるように設計されている。この
金属スリーブ20の前方外側全周には凹溝19が
設けられている。
金具に嵌着される前には、第1図に示すように鋼
球15が金属スリーブ9の凹溝8にはまり込み、
金属スリーブ9が鋼球15で固定された状態にな
つている。このとき、ばね14は最大に押圧され
た状態になつている。20はアルミ合金、真鍮な
どから成る金属スリーブで、その外径は金属スリ
ーブ6に嵌合できるように設計されている。この
金属スリーブ20の前方外側全周には凹溝19が
設けられている。
金属スリーブ20は雄方コネクター18の円筒
状ゴムモールドの上に、第1図で示したように空
隙21を介して装着固定されている。雄方金具は
以上のように構成されている。
状ゴムモールドの上に、第1図で示したように空
隙21を介して装着固定されている。雄方金具は
以上のように構成されている。
(作用)
雄方金具を第1図に示す矢印の方向に雌方金具
に装着する場合、金属スリーブ20がスライドス
リーブ12を押し込み、さらにスライドスリーブ
12はばね11を押圧する。さらに金属スリーブ
20を押し込み、その凹溝19が金属スリーブ6
の下までくると、その孔5にはまつていた鋼球1
5が凹溝19に落ち込み、同時に金属スリーブ9
の拘束が解かれる。金属スリーブ9はばね14の
ばね力によつて、ストツパースリーブ17の位置
まで右方に移動する。これによつて、今度は鋼球
15が金属スリーブ20を拘束し、雌方金具と雄
方金具をロツクする。このようにして、両方の金
具はばね14のばね力とほぼ等しい力でロツクさ
れるのである。
に装着する場合、金属スリーブ20がスライドス
リーブ12を押し込み、さらにスライドスリーブ
12はばね11を押圧する。さらに金属スリーブ
20を押し込み、その凹溝19が金属スリーブ6
の下までくると、その孔5にはまつていた鋼球1
5が凹溝19に落ち込み、同時に金属スリーブ9
の拘束が解かれる。金属スリーブ9はばね14の
ばね力によつて、ストツパースリーブ17の位置
まで右方に移動する。これによつて、今度は鋼球
15が金属スリーブ20を拘束し、雌方金具と雄
方金具をロツクする。このようにして、両方の金
具はばね14のばね力とほぼ等しい力でロツクさ
れるのである。
次に、離脱させる場合には、ばね14のばね力
以上の力を金属スリーブ9に加え左方に移動さ
せ、凹溝8を鋼球15の位置までずらせると、鋼
球15が拘束を解かれる。そうすると、スライド
スリーブ12がばね11に押されて金属スリーブ
29を第1図の矢印と反対方向に押し出すように
作用する。この状態で雌方金具から雄方金具を引
き抜いて離脱できる。
以上の力を金属スリーブ9に加え左方に移動さ
せ、凹溝8を鋼球15の位置までずらせると、鋼
球15が拘束を解かれる。そうすると、スライド
スリーブ12がばね11に押されて金属スリーブ
29を第1図の矢印と反対方向に押し出すように
作用する。この状態で雌方金具から雄方金具を引
き抜いて離脱できる。
(実施例)
第2図について説明するに、第2図は第1図の
状態から、さらに挿入を進め、完全に装着を終わ
つたときの状態を示している。第2図で分かるよ
うに、完全装着状態では、空隙21がなくなつて
いる。これは、電気的コンタクトを十分にするた
めに、導電コンタクト棒22の外径を導電孔23
の内径よりも若干大きくしているので、導電コン
タクト棒22を導電孔23に挿入したとき、コネ
クター1の導電孔23の周りのゴムモールドとコ
ネクター18のゴムモールドが順次半径方向に膨
脹し、この空隙21を埋めるのである。この空隙
21の存在によつて、装着時に雄方コネクター1
8のゴムモールドが容易に拡径することができ、
この結果、装着が非常に容易になる。しかし、装
着完了後には、この空隙21が埋まり、電気的絶
縁が確保されるのである。
状態から、さらに挿入を進め、完全に装着を終わ
つたときの状態を示している。第2図で分かるよ
うに、完全装着状態では、空隙21がなくなつて
いる。これは、電気的コンタクトを十分にするた
めに、導電コンタクト棒22の外径を導電孔23
の内径よりも若干大きくしているので、導電コン
タクト棒22を導電孔23に挿入したとき、コネ
クター1の導電孔23の周りのゴムモールドとコ
ネクター18のゴムモールドが順次半径方向に膨
脹し、この空隙21を埋めるのである。この空隙
21の存在によつて、装着時に雄方コネクター1
8のゴムモールドが容易に拡径することができ、
この結果、装着が非常に容易になる。しかし、装
着完了後には、この空隙21が埋まり、電気的絶
縁が確保されるのである。
(考案の効果)
この考案は以上にように構成されているので、
次ぎのような効果を有している。
次ぎのような効果を有している。
(1) 螺合機構が全くなく、ただ挿入作業のみで嵌
合ロツクできるので、作業能率がよい。
合ロツクできるので、作業能率がよい。
(2) 着脱作業が画一的であるので、作業者による
個人差がなくなり、安定した接続部を実現でき
る。
個人差がなくなり、安定した接続部を実現でき
る。
(3) 金属スリーブ20とコネクター18との間に
適当が空隙21を設けているので、挿入作業が
容易にでき、しかも挿入完了後には空隙21が
埋まるので、電気的絶縁性を確保することがで
きる。
適当が空隙21を設けているので、挿入作業が
容易にでき、しかも挿入完了後には空隙21が
埋まるので、電気的絶縁性を確保することがで
きる。
特に、短時間内に回路を構成させる必要のある
場合に使用される応急ケーブルなどのコネクター
としては最適で、その工業的利用価値は大きい。
場合に使用される応急ケーブルなどのコネクター
としては最適で、その工業的利用価値は大きい。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部切欠断
面図、第2図は装着を終わつた状態を示す一部切
欠断面図である。 1……雌方コネクター、2……段差部、3……
金属スリーブ、4……凸設部、5……孔、6……
金属スリーブ、7……段差部、8……凹溝、9…
…金属スリーブ、10……空間部、11……ば
ね、12……スライドスリーブ、13……空間
部、14……ばね、15……鋼球、17……スト
ツパースリーブ、18……雄方コネクター、19
……凹溝、20……金属スリーブ、21……空
隙、22……導電コンタクト棒、23……導電
孔。
面図、第2図は装着を終わつた状態を示す一部切
欠断面図である。 1……雌方コネクター、2……段差部、3……
金属スリーブ、4……凸設部、5……孔、6……
金属スリーブ、7……段差部、8……凹溝、9…
…金属スリーブ、10……空間部、11……ば
ね、12……スライドスリーブ、13……空間
部、14……ばね、15……鋼球、17……スト
ツパースリーブ、18……雄方コネクター、19
……凹溝、20……金属スリーブ、21……空
隙、22……導電コンタクト棒、23……導電
孔。
Claims (1)
- 円筒状ゴムモールドコネクターにおいて、拡径
可能な導電孔23の外周を円筒状のゴムモールド
で被覆して成る雌方コネクター1に段差部2を有
するスリーブ3を装着固定し、その上に外周に凸
設部4を有し、前方部には複数個の孔5を穿設し
て成る金属スリーブ6を装着固定し、その上に後
方内側に段差部7を有し、前方内側全周に凹溝8
を設けて成る金属スリーブ9を摺動自在に装着
し、段差部2と金属スリーブ6の間に発生した空
間部10にばね11とスライドスリーブ12を装
着し、凸設部4と段差部7の間に発生した空間部
13にはばね14を装着し、孔5に鋼球15を装
着し、さらに金属スリーブ6の先端部にストツパ
ースリーブ17を固定して成る雌方金具と、導電
孔23に圧入可能な導電コンタクト棒22の外周
に雌方金具のゴムモールドを圧入できる空間をお
いて円筒状ゴムモールドを設けて成る雄方コネク
ター18に、金属スリーブ6に嵌合する外径を有
し、前方外側全周に凹溝19を設けて成る金属ス
リーブ20を、該金属スリーブ20の内周と雄方
コネクター18のゴムモールドの外周との間に適
宜な空隙21を介して装着固定して成る雄方金具
とから成り、コンタクト棒22の外径は、導電孔
23の内径より適当に大きく設定され、かつ導電
孔23は、コンタクト棒22の挿入時に、その外
周の円筒状ゴムモールドと共に弾性的に拡径可能
に構成され、また、雄方コネクター18の外周の
円筒状ゴムモールドは、雌方コネクターのゴムモ
ールドの嵌合時に弾性的に拡径して空隙21を埋
めるように構成されていることを特徴とするコネ
クター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986180310U JPH044384Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986180310U JPH044384Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6384884U JPS6384884U (ja) | 1988-06-03 |
JPH044384Y2 true JPH044384Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=31124152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986180310U Expired JPH044384Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044384Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2539546B2 (ja) * | 1990-12-29 | 1996-10-02 | 光利 渡邊 | 接続器の結合及び同解除装置 |
JP2009240595A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Olympus Medical Systems Corp | 電動湾曲内視鏡 |
DE102017218876B4 (de) * | 2017-10-23 | 2021-04-01 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Vorrichtungen zum Verbinden und Trennen einer elektrischen Verbindung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621386B2 (ja) * | 1979-07-18 | 1987-01-13 | Fuji Photo Film Co Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314786Y2 (ja) * | 1985-06-18 | 1991-04-02 |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP1986180310U patent/JPH044384Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621386B2 (ja) * | 1979-07-18 | 1987-01-13 | Fuji Photo Film Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6384884U (ja) | 1988-06-03 |
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