JPH044368Y2 - - Google Patents

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JPH044368Y2
JPH044368Y2 JP2609885U JP2609885U JPH044368Y2 JP H044368 Y2 JPH044368 Y2 JP H044368Y2 JP 2609885 U JP2609885 U JP 2609885U JP 2609885 U JP2609885 U JP 2609885U JP H044368 Y2 JPH044368 Y2 JP H044368Y2
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JP
Japan
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push button
locking spring
operating shaft
unlocking
locking
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JP2609885U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はスイツチ、コンセントなどの配線器具
の速結端子に関するものである。
[背景技術] 従来の速結端子は、解錠時にドライバ挿入口に
ドライバを差し込んで、ドライバの先端で解錠用
押釦の斜面を押圧し、押釦を側方へスライドさせ
るものであつたが、 (1) プラスドライバが使用できない。
(2) 比較的大きな力を要する。
(3) ドライバ刃の厚み、鋭利さ、差し込み具合な
どによつて、押釦がスムーズに動かないことが
ある。
(4) ドライバを差し込んだ状態で電線を抜く必要
があるので、片手で操作することができない。
などの欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上記の問題点を解消することを目的と
するもので、ドライバによる回転操作で解錠でき
る速結端子の解錠装置を提供するものである。
[考案の開示] しかして本考案は、コ字状端子板と、該端子板
の内壁面間に圧挿された鎖錠ばねと、該鎖錠ばね
を押圧する解錠用押釦とを備え、上記端子板と鎖
錠ばねとの間に挿入された電線を鎖錠ばねの端縁
で係止させると共に、上記押釦により上記係止状
態を解除させるように構成した速結端子の解錠装
置において、端面にドライバ溝を有し、胴部に上
記押釦と係合自在のカム部を有する操作軸を設け
た点に特徴を有するものであり、ドライバで操作
軸を回動操作することによつて上記カム部で押釦
を押圧させ、鎖錠ばねと電線との係止状態を解除
するようにしたものである。
第1図および第2図は本考案を防水コンセント
Aに実施した例を示したもので、コ字状端子板1
は刃受ばね2と一体に形成されており、端子板1
の内壁面間に2個の鎖錠ばね3が圧挿されて、送
り配線用の2本の電線4を鎖錠ばね3の端縁で係
止するようになつている。スライド自在の解錠用
押釦5は背面を操作軸6に押圧されて、その前面
で2個の鎖錠ばね3を同時に押圧するようになつ
ており、操作軸6は第1図cに示すように、端面
にドライバ溝7を有し、胴部には押釦5の背面と
係合自在のカム部8が形成されている。
使用の際には第1図aに示すように、電線挿入
孔9に電線4を挿入すると、電線4の先端部は第
2図aに示すように、端子板1と鎖錠ばね3との
間に挿入されて鎖錠ばね3の端縁で係止される。
次に押釦5により上記係止状態を解除させるに
は、器具の外面に露出している操作軸3の端面の
ドライバ溝7を回動操作し、第2図bに示すよう
に、操作軸3のカム部8を押釦5と係合させて、
押釦5で解錠ばね3を圧縮することにより、解錠
ばね3と電線4との係止状態を解除する。本実施
例では、この状態でドライバをドライバ溝7から
離しても押釦5は復帰せず、第2図bの状態を保
持しているにで、ドライバを持つていた手で電線
4を引き抜くことができる。
第3図は本考案を通常のコンセントBに実施し
た例を示したものである。本実施例では操作軸6
のカム部8と押釦5との形状が、互いに係合状態
で係止されるようにはなつていないので、ドライ
バをドライバ溝から離すと操作軸6は解錠ばね3
のばね力により自動的に回動復帰し、したがつて
電線4はドライバで操作しながらもう一方の手で
引き抜く必要がある。
また第4図の実施例は、操作軸6の操作方向が
電線4の挿入方向と直角な向きになるように構成
したものである。同図cにおいて、操作軸6のカ
ム部8は、まず押釦5の斜面5aと摺接して、押
釦5を解錠ばね3のばね力に抗してスライドさ
せ、次いで垂直面5bと摺接してストツパ5cに
当接し、同図dの状態で停止する。したがつて本
実施例においても、操作軸6を解錠状態で係止さ
せることができる。
さらに第5図の実施例は、第4図と同様の操作
方向とし、しかも操作軸6は解錠ばね3のばね力
で自動復帰するように構成したもので、操作軸6
のカム部8は、押釦5の斜面5aと摺接してスト
ツパ5cに当接し、ドライバを離すと操作軸6は
解錠ばね3のばね力によつて復帰するようになつ
ている。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、端子板と鎖錠
ばねとの間に挿入された電線を鎖錠ばねの端縁で
係止させると共に、押釦で鎖錠ばねを押圧するこ
とにより上記係止状態を解除させるように構成し
た速結端子の解錠装置において、端面にドライバ
溝を有し、胴部に上記押釦と係合自在のカム部を
有する操作軸を設けて、ドライバで操作軸を回動
させることによつて解錠するようにしたものであ
るから、 (1) プラスドライバが使用できる。
(2) 小さな力で操作できる。
(3) ドライバ刃の厚み、鋭利さ、差し込み具合な
どによつて、押釦が引つ掛かつたりするおそれ
がない。
(4) 操作軸を回動させた状態で停止させる構造に
することもでき、その場合には電線を引き抜く
のに両手を使う必要がない。
などの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案を実施した防水コンセントの
下面図、bは同上の分解斜視図、cは同上に使用
した操作軸の斜視図、第2図a,bは同上の使用
状態を示す断面図であり、第3図aは本考案の他
の実施例を示すコンセントの側面図、bは同上の
下面図、cは同上の分解斜視図、dは断面図であ
り、第4図aは本考案のさらに他の実施例を示す
コンセントの側面図、bは同上の正面図、cは同
上の分解斜視図、dは同上の使用状態を示す要部
正面図であり、第5図はさらに他の実施例の要部
分解上面図である。 1は端子板、2は刃受ばね、3は鎖錠ばね、4
は電線、5は押釦、6は操作軸、7はドライバ
溝、8はカム部、9は電線挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字状端子板と、該端子板の内壁面間に圧挿さ
    れた鎖錠ばねと、該鎖錠ばねを押圧する解錠用押
    釦とを備え、上記端子板と鎖錠ばねとの間に挿入
    された電線を鎖錠ばねの端縁で係止させると共
    に、上記押釦により上記係止状態を解除させるよ
    うに構成した速結端子の解錠装置において、端面
    にドライバ溝を有し、胴部に上記押釦と係合自在
    のカム部を有する操作軸を設けてなる速結端子の
    解錠装置。
JP2609885U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH044368Y2 (ja)

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JP2609885U JPH044368Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JP2609885U JPH044368Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JPS61142375U JPS61142375U (ja) 1986-09-03
JPH044368Y2 true JPH044368Y2 (ja) 1992-02-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2815908B2 (ja) * 1989-07-15 1998-10-27 松下電工株式会社 コンセント
JP4693163B2 (ja) * 2005-11-30 2011-06-01 河村電器産業株式会社 回路遮断器

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JPS61142375U (ja) 1986-09-03

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