JPH044240B2 - - Google Patents

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JPH044240B2
JPH044240B2 JP61012147A JP1214786A JPH044240B2 JP H044240 B2 JPH044240 B2 JP H044240B2 JP 61012147 A JP61012147 A JP 61012147A JP 1214786 A JP1214786 A JP 1214786A JP H044240 B2 JPH044240 B2 JP H044240B2
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negative pressure
refueling
nozzle
control valve
pump
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JP61012147A
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ノズルの先端付近に開口を有する陰
圧管と陰圧発生部とを陰圧室に連通させ、この陰
圧室に陰圧が発生すると作動する陰圧スイツチを
設けたノズルを用いた給油方法に関する。
[従来技術] 周知の如く、ガソリンスタンド等の給油所で例
えば自動車の燃料タンクに給油する場合に、その
タンクを油で充満するいわゆる「満タン」にする
とき、給油ノズルの先端に、液面センサを構成す
る負圧すなわち陰圧管を開口させ、その開口が液
で閉塞されると、給油作業が停止するようになつ
ている。しかしながら給油作業に際して、「満タ
ン」になる前に泡や飛沫が陰圧管の開口を塞ぐと
給油が停止し、以後は「満タン」になるまで何度
も手動作業で弁開レバーを操作して給油を行わね
ばならなかつた。
一般に泡や飛沫は数秒間例えば約2秒程度で消
えてしまうので、陰圧が生じなくなつてから、数
秒後に再び給油することができる。そのために陰
圧管の開口が塞がれて負圧が生じたことを電気信
号に変換し、その電気信号で制御装置を作動さ
せ、自動的に再度弁を開けば、泡や飛沫によつて
開口が塞がれても燃料タンクを自動的に「満タ
ン」にすることができる。
そのために本出願人は特開昭55−143298号に公
報に記載されているように、液面センサが泡や飛
沫を検知して給油停止となつてから再び給油する
給油装置を開示した。しかしながら、かかる公知
の装置では、給油終了、すなわち「満タン」にな
つたことを認識するには数秒間待つてからでなけ
れば解らない。
また、特開昭52−89813号公報には陰圧室のダ
イヤフラムで作動するスイツチを設け、陰圧が発
生すると、そのスイツチが作動して給油を停止さ
せる技術が示されている。しかしながら、かかる
公知技術では泡等により陰圧管の開口が塞がれる
と給油が停止されるので、前述の如くレバー操作
を2〜3回繰返さねばならない。
[解決しようとする課題] したがつて本発明の目的は、泡等で給油が一旦
停止しても、手操作によりレバー操作をすること
なく、「満タン」になるまで自動給油ができ、か
つ直ちに給油終了を検知できる給油方法を提供す
るにある。
[課題を解決する手段] 本発明によれば、ノズルの先端部付近に開口を
有する陰圧管と陰圧発生部とを陰圧室に連通さ
せ、この陰圧室に陰圧が発生すると作動する陰圧
スイツチを設け、ノズル内圧が所定値に達すると
閉じるチエツク弁を設け、前記ノズルに給油する
給油機に給油ポンプおよび制御弁を設けた給油機
の給油方法において、陰圧室に陰圧が発生すると
陰圧スイツチにより給油ポンプを停止するか又は
制御弁を閉じて給油を停止し、陰圧スイツチが作
動してからの時間を計測すると共に、その陰圧ス
イツチの作動の回数を求め、その計測された時間
が所定時間を経過すると給油ポンプを駆動するか
又は制御弁を開いて給油を開始し、この作動を繰
返して陰圧スイツチの作動の回数が所定回数に達
したときに給油ポンプを停止するか又は制御弁を
閉じて給油停止状態に保持されるようになつてい
る。
[作用効果の説明] したがつて、給油作業に際して周知の如く、作
業員がノズルをノズル掛けからはずすと、モータ
が駆動されてポンプが油をタンクから給液し、油
はノズルに流れ、ノズル内圧が所定値以上になる
と、チエツク弁が開いてノズルの先端から油が流
出する。その間に陰圧発生部では陰圧が発生する
が、陰圧管の開口は開放されており、大気が導入
されるので、陰圧室には陰圧が発生しない。
そして給油作業の進行に伴い液面が上昇して泡
や飛沫によつて陰圧室の開口が閉じられると、陰
圧室に陰圧が発生し、陰圧スイツチが作動して、
給油ポンプが停止するか又は制御弁が閉じて一時
的に給油作業を停止する。するとノズルの内圧は
所定値以下になるので、チエツク弁は閉じるの
で、給油ポンプ又は制御弁とノズルとの間の給油
ラインに存在する油が流出することはない。そし
て1回給油が停止したこととなり、また所定時間
経過後に泡や飛沫が消滅するので、給油ポンプが
駆動するか又は制御弁が開いて給油を再開する。
このようにして所定回数例えば2回又は3回給
油作業が行われれば、実質的に「満タン」になる
ので、給油ポンプが停止するか又は制御弁が閉じ
て給油作業を終了させる。
例えば1回目の陰圧スイツチの作動ですでに
「満タン」である場合には、所定回数だけ給油を
再開するけれども、給油再開と同時に陰圧が発生
し、直ちに陰圧スツチが作動するので、給油は停
止し、タンクから油が溢れることはない。なおこ
の場合に陰圧スイツチがオンし、そしてすぐにオ
フするので、実際上給油作業は停止している。
このように本発明によれば、所定回数、例えば
2回又は3回自動的に給油されるので、泡や飛沫
のために、陰圧が発生して給油が停止されても、
操作員の手をわずらわすことなく、自動的に「満
タン」まで給油される。
それ故に給油能率が向上し、給油作業の省略化
が達成され、給油中に操作員は他の仕事、例えば
窓ふき等をしていても、「満タン」まで確実に給
油できる。
[実施例] まず図面を参照して本発明の実施する装置を説
明する。
第1図は本発明を実施する給油機を示し、この
給油機Sは、モータ1によつて駆動されるポンプ
2を内蔵しており、このポンプ2は図示しないタ
ンクに貯蔵された油を吸込配管3から吸上げて、
配管4に油を送り、その配管4には流量計5およ
び制御弁6が直列に接続されている。そして配管
4は給油ホース7を介してノズル8に接続されて
いる。さらに給油機Sには給油量表示計9および
報知器10が設けられており、この報知器10は
例えば給油終了を示す表示部10aとブザー10
bとを備えている。
第2図は本発明を実施するノズル8を示してお
り、図示の実施例において給油ホース7はホース
連結金具Hを介して主体部11の流路12に接続
されており、そして主体部11の流路12と主体
部11の下流側に設けたノズル流路13との開口
はチエツク弁14が設けられ、流路12に圧油が
かかると、その圧油はばね15に抗してチエツク
弁14を開き、そして油はノズル開口16から流
出するようになつている。
このノズル開口16の付近でノズル挿入部17
の外側には液面センサを構成する陰圧管18の一
端の開口19が開口している。この陰圧管18の
他端20は主体部11に設けたバキユーム室すな
わち図示の実施例ではダイヤフラム室22に連通
すると共に、分岐した通路21がチエツク弁14
の弁座部分に開口している。チエツク弁14はそ
の弁座と共に陰圧発生部を構成しており、油がチ
エツク弁14を押し開いて、チエツク弁14と弁
座との間を流れるときに、通路21に負圧すなわ
ち陰圧が発生するようになつている。
ダイヤフラム室22には陰圧スイツチSW3が
設けられ、ダイヤフラム室22が陰圧になるとダ
イヤフラム23が図面で下方に変位してスイツチ
SW3をオンにする。またダイヤフラム23で区
画された大気室25は孔24を介して大気と連通
している。
したがつて作動に際し、給油作業中は通路21
に陰圧が生ずるけれども、開口19が大気と連通
しているので、ダイヤフラム室22には陰圧が生
じない。しかしながら開口19が塞がれると、す
なわち液面センサが検知すると、ダイヤフラム室
22は陰圧となり、スイツチSW3が閉じるので
ある。なお、図中SW2は給油開始スイツチ、
SW4は給油終了スイツチである。
次ぎに第3図を参照して本発明の実施例を説明
する。
作業員がノズル8をノズル掛けより外してノズ
ル挿入部17を自動車のタンクの給油口に挿入
し、そして給油開始スイツチSW2を押す。する
と、計数回路30にはリセツト信号が送られ、計
数回路30の前回の計数量を消去するので、表示
計9は帰零する。同時にモータ制御回路31には
ラインL1からオン信号が入力するので、モータ
1は起動して、ポンプ2が回転する。さらに弁制
御回路32はラインL2を介して開弁信号が入力
されるので、制御分6が開となる。その結果ノズ
ル8から給油作業が行われる。その際に流量計5
のパルス発信器33は流量をパルス信号として発
信し、計数回路30はこの信号を受けて表示計9
に流量を表示する。
さて「満タン」近くになると、泡や飛沫により
陰圧管18の開口19が塞がれて、陰圧スイツチ
SW3がオンとなる。するとラインL3から弁制
御回路32に閉弁信号が送られて制御弁6が閉じ
る。したがつて給油作業は一時停止する。他方、
陰圧スイツチSW3からの信号はタイマ35に送
られる。このタイマ35は予め定めた泡または飛
沫が消滅する時間、例えば、3秒にセツトされて
おり、したがつて3秒後に信号を生ずる。このタ
イマ35からの信号はラインL4を介して弁制御
回路32に送られ制御弁6を開弁する。またタイ
マ35からの信号は回数回路34に送られる。こ
の回数回路34はタイマ35から送られる信号の
回数を計数するもので、予め定めた一定の回数、
例えば3回目の信号がはいると、ラインL5に信
号を発するようになつている。
さて制御弁6が開弁して再び給油作業がはじま
り、前述と同様に泡または飛沫により、陰圧スイ
ツチSW3が閉じると、前述と同様な作動がくり
かえされる。そしてこの作動を予め定めた回数、
例えば3度くりかえすと、回数回路34はライン
L5に信号を発する。この信号はラインL6から
弁制御回路32に送られて、制御弁6を閉状態に
保持すると共に、ラインL7を介してモータ制御
回路31に信号を送りモータ制御回路31をオフ
にする。したがつてモータ1は停止する。同時に
報知器10を作動して給油作業の終了を知らせ
る。そこで作業員はノズル8を自動車の給油口か
らノズル8を抜いてノズル掛けに掛ける。
「満タン」になる前に給油作業を停止したい場
合は給油終了スイツチSW4を押せばよい。する
とラインL8にモータのオフ信号が生じてモータ
制御回路31はモータを停止すると共にラインL
9には制御弁6の閉状態の保持信号を与える。
ラインL6およびL9の閉状態の保持信号は次
回に給油開始スイツチSW2が押されるまで制御
弁6が開かないようにする。
上記の作動に際して、泡ではなく実際の液面が
開口19の所まで達していれば給油再開と同時に
陰圧スイツチSW3がオンとなるので、給油され
ることなく、一定回数後、給油作業は終了するの
で、問題はない。
なお以上の実施例において制御弁6が弁駆動部
6aにより制御されるものとして図示してあるが
制御弁6に代えてポンプ2を制御するように、モ
ータ制御回路31を構成してもよい。また例えば
タイマ35からの信号がラインL4に生ずる毎
に、給油量を絞るように構成することもできる。
[発明の効果] 以上の如く本発明によれば、給油停止後陰圧ス
イツチの作動により一定時間後に給油を再開し、
その再開作動の回数が所定回数になつたときに
「満タン」となり、給油が終了するので、「満タ
ン」まで自動給油でき、しかも給油終了を直ちに
検知できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する給油機を示す側面
図、第2図は本発明を実施したノズルを示す断面
図、第3図は本発明に実施される制御回路を示す
断面図である。 1……モータ、2……ポンプ、8……ノズル、
11……主体部、18……陰圧管、19……開
口、22……ダイヤフラム室、23……ダイヤフ
ラム、SW3……陰圧スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ノズルの先端部付近に開口を有する陰圧管と
    陰圧発生部とを陰圧室に連通させ、この陰圧室に
    陰圧が発生すると作動する陰圧スイツチを設け、
    ノズル内圧が所定値に達すると閉じるチエツク弁
    を設け、前記ノズルに給油する給油機に給油ポン
    プおよび制御弁を設けた給油機の給油方法におい
    て、陰圧室に陰圧が発生すると陰圧スイツチによ
    り給油ポンプを停止するか又は制御弁を閉じて給
    油を停止し、陰圧スイツチが作動してからの時間
    を計測すると共に、その陰圧スイツチの作動の回
    数を求め、その計測された時間が所定時間を経過
    すると給油ポンプを駆動するか又は制御弁を開い
    て給油を開始し、この作動を繰返して陰圧スイツ
    チの作動の回数が所定回数に達したときに給油ポ
    ンプを停止するか又は制御弁を閉じて給油停止状
    態に保持されることを特徴とする給油方法。
JP1214786A 1986-01-24 1986-01-24 給油装置 Granted JPS61164996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1214786A JPS61164996A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 給油装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1214786A JPS61164996A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 給油装置

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Publication Number Publication Date
JPS61164996A JPS61164996A (ja) 1986-07-25
JPH044240B2 true JPH044240B2 (ja) 1992-01-27

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ID=11797377

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1214786A Granted JPS61164996A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 給油装置

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JP (1) JPS61164996A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852099A (ja) * 1981-09-08 1983-03-28 株式会社 東京タツノ 給油装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5852099A (ja) * 1981-09-08 1983-03-28 株式会社 東京タツノ 給油装置

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JPS61164996A (ja) 1986-07-25

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