JPH0442220Y2 - - Google Patents

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JPH0442220Y2
JPH0442220Y2 JP1986120264U JP12026486U JPH0442220Y2 JP H0442220 Y2 JPH0442220 Y2 JP H0442220Y2 JP 1986120264 U JP1986120264 U JP 1986120264U JP 12026486 U JP12026486 U JP 12026486U JP H0442220 Y2 JPH0442220 Y2 JP H0442220Y2
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carrier
lock bolt
hanger
lock
spare tire
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車等の後部の車体フロ
ア下面(車外側)にスペアタイヤを保持するため
のスペアタイヤ保持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ワンボツクスカー、バン系車両及びトラ
ツク系車両等においては、第16図及び第17図
に示すように、車体後部における車体フロア下面
の車外側にスペアタイヤ50を保持する構造とな
つており、このスペアタイヤ保持装置の構造は、
第15図に示すように、スペアタイヤ50を載置
し、かつ車体フロア下面20との間に挟み込んで
保持するキヤリアハンガ10の一端110(車体
前方側の端部)が前記車体フロア下面20に設け
られたブラケツト90に回動自在に枢着されると
ともに、車体後部210(前記車体フロア下面2
0の車体後部側)に回動自在に設けられるロツク
ボルト30に螺合されてこのロツクボルト30の
回動で上下動するように前記車体後部210に垂
設されるキヤリアロツク40の下端410に形成
のフツク部420に前記キヤリアハンガ10の他
端120(車体後方側の端部)を係止するよう構
成されている。
具体的には第11図乃至第14図に示すよう
に、前記キヤリアハンガ10の一端110(車体
前方側の端部)は第13図及び第14図に示すよ
うに車体フロア下面20に突出するよう固着され
たブラケツト90にピン91及びクリツプ92に
てこのピン91を支点として第13図の矢印方向
に回動自在に枢着されている。また第11図、第
12図及び第15図に示すように車体後部210
には図示してない貫通孔から車体上下方向に延び
るロツクボルト30が回動自在に取付けられると
ともに、このロツクボルト30には、ロツクボル
ト30と同様に車体上下方向に延び、かつ下端4
10にフツク部420が形成されたキヤリアロツ
ク40が螺合されて、このキヤリアロツク40が
前記ロツクボルト30を介して前記車体後部21
0の車体フロア下面20に垂設されており、前記
キヤリアロツク40は前記ロツクボルト30を回
動することにより上下動するように構成され、さ
らに前記キヤリアロツク下端410に形成の前記
フツク部420に前記キヤリアハンガ10の他端
120が係止するように構成されている。尚この
第11図及び第12図の図中の符号80は前記ロ
ツクボルト30が挿通されるとともに、このロツ
クボルト30が設けられる前記車体後部210の
車体フロア下面20と前記ロツクボルト30に螺
合される前記キヤリアロツク40の上端430と
の間に介在して取付けられるカラーであつて、前
記キヤリアロツク40の上端430と車体後部2
10の車体フロア下面20との直接接触を防止す
るためのものである。
そしてスペアタイヤ50を保持する場合には、
第11図乃至第15図に示すようにスペアタイヤ
50を前記キヤリアハンガ10上に載置し、この
キヤリアハンガ10をその一端110が結合され
たピン91を支点に車体上方に回動させて、前記
キヤリアハンガ10の他端120を前記ロツクボ
ルト30に螺合されて垂設された前記キヤリアロ
ツク下端410のフツク部420に係止したの
ち、前記ロツクボルト30をその先端310が前
記キヤリアハンガ10の他端120に当接する
(第11図及び第12図の状態)まで回動して、
このロツクボルト30に螺合した前記キヤリアロ
ツク40を上昇させ、このキヤリアロツク下端4
10のフツク部420に係止された前記キヤリア
ハンガ10を上昇させることにより、このキヤリ
アハンガ10と前記車体フロア下面20(もしく
は第15図に示すようなクロスメンバC)との間
に前記スペアタイヤ50を挟み込んで保持するも
のである。またスペアタイヤ50を取り外す場合
には前述と逆の動作を行うことにより、成される
ものである。
ここで前述したようなスペアタイヤ50の保持
時において、前記ロツクボルト30に螺合されて
垂設された前記キヤリアロツク40のフツク部4
20が、スペアタイヤ50を載置して前記キヤリ
アハンガ10の他端120を良好かつ確実に係止
するためには、前記キヤリアロツク下端410の
フツク部420にて前記キヤリアハンガ他端12
0が良好に移動してり前記キヤリアロツク下端4
10のフクツ部420に係止されなければないな
い。従来ではキヤリアロツク40下端410のフ
ツク部420がキヤリアハンガ10の他端120
を係止する際前記キヤリアロツク40の下端41
0のフツク部420が車体前後方向に移動するこ
とにより、前記キヤリアハンガ他端120を良好
かつ確実に係止するように構成されている。
尚、このようなスペアタイヤ保持装置を示す従
来技術として、例えば実開昭59−38181号公開公
報(実願昭57−134484号)がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし第11図乃至第15図に示すスペアタイ
ヤ保持装置の場合、スペアタイヤ50を保持する
際には、第11図及び第12図に示すようキヤリ
アロツク下端410のフツク部420にキヤリア
ハンガ10の他端120を係止させたのち、ロツ
クボルト30の先端310が前記キヤリアハンガ
他端120に当接するまで前記ロツクボルト30
を回動して前記キヤリアロツク40及びこれに係
止の前記キヤリアハンガ10を上昇させて保持す
るようになつており、このようなスペアタイヤ5
0の保持時には、前記ロツクボルト30の先端3
10と前記キヤリアハンガ他端120が当接する
所謂金属同志の面当りになるため、このキヤリア
ハンガ10の他端120及びロツクボルト30の
先端310の塗装剥がれが発生し、この塗装剥が
れにより錆が発生するとともに、金属同志の当接
により異音が発生することがある。
また前記ロツクボルト30の回動時において、
このロツクボルト30が十分回動されないことに
より締付け不足が生じた場合には、前記キヤリア
ハンガ10の他端120を確実かつ強固に締付け
ることができず、このキヤリアハンガ他端120
と前記キヤリアロツク下端410のフツク部42
0もしくは前記ロツクボルト30の先端310と
の間にガタが生じることになるため、このガタつ
2により前述と同様前記各部材120,310,
420の塗装剥がれが生じて錆が発生するととも
に、異音が発生することがある。
さらに、第11図及び第12図に示すようにキ
ヤリアハンガ他端120をキヤリアロツク下端4
10のフツク部420に確実かつ強固に係止させ
てスペアタイヤ50を確実に保持した場合におい
て、第11図に示すように前記キヤリアロツク下
端410のフツク部420の先端450近傍に工
具等Tを差し込んで下方に力を入れることによ
り、前記キヤリアロツク下端410のフツク部4
20はこの第11図二点鎖線のように曲げ変形を
生じ、その結果、このフツク部420に係止され
た前記キヤリアハンガ他端120が容易に外れ、
スペアタイヤ50が取り外せるため、場合によつ
てはスペアタイヤ50が盗まれる虞れもある。
そこでこの考案の目的は、スペアタイヤ脱着時
以外はスペアタイヤを取り外すことができないキ
ヤリアハンガの係止構造にするとともに、スペア
タイヤ保持装置を構成するキヤリアハンガ、キヤ
リアロツク及びロツクボルト等の各部材の干渉及
びガタを防止して塗装剥がれ、錆発生及び異音の
発生等を防止することである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案は、キヤリアハンガの一端を
車体フロア下面に回動自在に枢着するとともに、
車体後部に設けられるロツクボルトに螺合してこ
のロツクボルトの回動で上下動するように前記車
体後部に垂設されるキヤリアロツクの下端に形成
のフツク部に前記キヤリアハンガの他端を係止し
てタイヤを外部格納し、前記ロツクボルトを回動
して前記キヤリアハンガを上下動させることによ
りスペアタイヤを保持するスペアタイヤ保持装置
において、ロツクボルトの先端部に突設したねじ
部を形成し、該ねじ部が前記キヤリアハンガの他
端に設けられたねじ締結部とねじ締結しつつ、該
キヤリアハンガの他端と前記ロツクボルトの先端
部とは直接当接を避けるように結合されて成るこ
とを特徴とするスペアタイヤ保持装置とするもの
である。
〔作用〕
上述の手段によれば、スペアタイヤを保持する
キヤリアハンガの他端が、キヤリアロツクの下端
に設けられたフツク部によつて係止される手段と
は別に、キヤリアハンガの他端とロツクボルトの
先端部とが直接ネジ締結している為、スペアタイ
ヤを保持するキヤリアハンガの他端支持が二重に
成され、例えキヤリアロツクの下端に設けられた
フツク部が、キヤリアハンガの他端を支持する機
能を失つても、キヤリアハンガの他端とロツクボ
ルトの先端部のネジ締結による保持機能が維持さ
れている為、ペアタイヤを確実かつ強固に保持で
きる。
また、キヤリアハンガの他端とロツクボルトの
先端部とのネジ締結状態においては、キヤリアハ
ンガの他端部とネジ形成部を除くロツクボルトの
先端部との間には直接干渉することのないように
空間を設けるか、または緩衝部材を介在させた状
態で結合されているため、キヤリアハンガとロツ
クボルト等の間の干渉やガタの発生が生じない。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
第1図から第10図までの図面はこの考案の実
施例を示しており、第1図に示すように、スペア
タイヤ5を載置しかつ車体フロア下面2との間に
挟み込んで保持するキヤリアハンガ1の車体前方
側の一端11が車体フロア下面2に固着したブラ
ケツト90にピン91結合により回動自在に枢着
されるとともに、前記車体フロア下面2の車体後
部21に回動自在に設けられるロツクボルト3に
螺合されてこのロツクボルト3の回動により上下
動するように前記車体後部21に垂設されるキヤ
リアロツク4の下端41に形成のフツク部42に
前記キヤリアハンガ1の他端12を係止するよう
構成されており、スペアタイヤ5を保持する場合
には、この第1図及び第2図に示すように、前記
スペアタイヤ5を載置した前記キヤリアハンガ1
の他端12を前記キヤリアロツク下端41のフツ
ク部42に結合させたのち、前記ロツクボルト3
を回動してこのロツクボルト3に螺合した前記キ
ヤリアロツク4の下端41のフツク部42を上昇
させ前記キヤリアハンガ1を上昇させることによ
り、このキヤリアハンガ1と前記車体フロア下面
2との間に前記スペアタイヤ5を挟み込んで保持
するよう構成されている。尚、第1図及び第2図
の図中の符号8は前記車体後部21の車体フロア
下面2と前記キヤリアロツク4の上端43との間
において前記ロツクボルト3を挿通させて取付け
られるカラーである。
このように構成されたスペアタイヤ保持装置で
あつて、第1図乃至第10図に示すようにスペア
タイヤ5を載置し車体フロア下面2との間に挟み
込んで保持するキヤリアハンガ1の他端12とキ
ヤリアロツク4の下端41のフツク部42との係
止部位近傍に、係止された前記キヤリアハンガの
他端12が前記キヤリアロツク下端41のフツク
部42から意図せずに外れることを防止するため
第2図乃至第10図に示すようにロツクボルト3
0の先端310に突設したねじ部65,65a
を、係止された前記キヤリアハンガの他端12に
形成したねじ部68,68aに螺合する構成にす
るとともに、前記キヤリアロツク下端41のフツ
ク部42に係止された前記キヤリアハンガの他端
12と締付けられた前記ロツクボルト先端31と
の直接当接を避ける手段7として第1図ないし第
2図に示すように螺合されたキヤリアハンガ他端
12とロツクボルト先端31との間に緩衝材71
を介在させる構成、あるいは、第8図に示すよう
にキヤリアハンガ他端12とロツクボルト先端3
1との間に間隙71aができるよう前記キヤリア
ハンガ他端12のねじ部68aと前記ロツクボル
ト先端31のねじ部65aをそれぞれ寸法設定し
て直接当接しないようにする構成)を設けたもの
である。
具体的には、この考案の第1実施例である第1
図乃至第7図に示すように、ロツクボルト3の先
端31を車体下方に向けてさらに突出させてねじ
部65を螺設するとともに、このねじ部65の上
端と前記ロツクボルト先端31との間には第4図
に示すような緩衝材71を嵌着する凹部66が形
成されている。また前記ロツクボルト先端31に
設けられたねじ部65が螺合するねじ部68を螺
設したパイプ状部材67を形成する(第5図参
照)とともに、前記キヤリアハンガ他端12にお
ける前記ロツクボルト先端31のねじ部65に対
向する部位には、ねじ部68が螺合された前記パ
イプ状部材67が挿入溶着出来るように孔69を
穿設し(第6図参照)、第7図に示すように前記
キヤリアハンガ他端12の孔69に前記ねじ部6
8が螺設されたパイプ状部材67を挿入溶着して
キヤリアハンガ他端12が形成されているもので
ある。
而してスペアタイヤ5を保持する場合には、ス
ペアタイヤ5を載置した前記キヤリアハンガ他端
12を前記キヤリアロツク下端41のフツク部4
2に係止させたのち、前記ロツクボルト3を回動
することにより、第2図に示すようにこのロツク
ボルト先端31に形成されたねじ部65が前記キ
ヤリアハンガ他端12の孔69に挿入溶着された
前記パイプ状部材67のねじ部68に螺合され、
しかも前記ロツクボルト先端31が該先端31と
このロツクボルト先端31に形成されたねじ部6
5との間の凹部66に嵌着した前記緩衝材71を
介して前記キヤリアハンガ他端12に間接的に当
接するまで締付けることにより、前記キヤリアロ
ツク4及びキヤリアハンガ1を上昇させてスペア
タイヤ5を保持するとともに、前記各ねじ部6
5,68の螺合により前記キヤリアハンガ他端1
2の意図しない係止外れ防止手段6を構成するも
のである。
したがつてスペアタイヤ5保持時にはこの第2
図に示すように前記ロツクボルト3の回動締付け
で、このロツクボルト先端31のねじ部65が前
記キヤリアハンガ他端12のねじ部68に螺合す
ることで、前記キヤリアハンガ他端12は前記キ
ヤリアロツク下端41のフツク部42に確実かつ
強固に係止することができ、前記キヤリアハンガ
他端12が前記フツク部42から意図せずに外れ
ることを確実に防止できるため、例えば前記キヤ
リアロツク下端41のフツク部42の先端45
を、例え工具等で変形させて外そうとしても、前
記キヤリアハンガ他端12は前記ロツクボルト先
端31に形成されたねじ部65に螺合されてお
り、スペアタイヤ5の取り外しを不可能とする。
また締付けられた前記ロツクボルト先端31と前
記キヤリアハンガ他端12との間には前記ロツク
ボルト先端31のねじ部65との間に形成された
凹部66に嵌着された前記緩衝材71が介在さ
れ、かつこの緩衝材71を介して前記ロツクボル
ト先端31が前記キヤリアハンガ他端12に押し
つけられるよう締付けられることにより、前記ロ
ツクボルト先端31と前記キヤリアハンガ他端1
2との金属同志の直接当接を防止することがで
き、かつ各部材12,31,42のガタの発生を
防止することができるため、各部材12,31,
42の塗装剥がれ、錆発生及び異音発生を防止す
る等の作用・効果を得ることができる。
さらに第8図乃至第10図の構成は前述の第1
実施例(第1図乃至第7図)の他の構成を示す第
2実施例であつて、キヤリアハンガ他端12にお
けるロツクボルト先端31に形成されたねじ部6
5a(第9図参照)に対向する部位に、前記キヤ
リアハンガ他端12において、該キヤリアハンガ
断面の中心方向に向けて凹むバーリング部69a
を形成し、このバーリング部69aに直接前記ロ
ツクボルト先端31に形成されたねじ部65aが
螺合するねじ部68aを螺設するとともに、この
キヤリアハンガ他端12のバーリング部69aの
ねじ部68a寸法を前記ロツクボルト先端31に
形成されたねじ部65a寸法より短く螺設したも
のである。
したがつてスペアタイヤ5保持時には第8図に
示すように前記ロツクボルト3の締付けで、この
ロツクボルト先端31に形成された65aが前記
キヤリアハンガ他端12のねじ部68aに螺合す
ることにより、前述の第1実施例(第2図)と同
様の係止状態とすることができ、前記キヤリアハ
ンガ他端12の意図しない係合外れを確実に防止
することができるため、前述の第1実施例(第1
図乃至第7図)と同様の作用効果を得ることがで
きるものである。また前記キヤリアハンガ他端1
2のバーリング部69aのねじ部68a寸法が前
記ロツクボルト先端31に形成されたねじ部65
a寸法より短く螺設されていることにより、前記
ロツクボルト3を回動締付けて螺合した場合であ
つても、第8図に示すようにロツクボルト先端3
1と前記キヤリアハンガ他端12とが直接当接す
ることはなくこの両部材31,12間には所定
(各ねじ部65a,68aの寸法差分)の間隙7
1aができ、この所定間隙71aを保つて螺合さ
れる、即ち直接当接を避ける手段7が構成される
ため、緩衝材等を用いることなく前記ロツクボル
ト先端31と前記キヤリアハンガ他端12の金属
同志の直接当接を防止することができるととも
に、前記螺合により前記キヤリアハンガ他端12
は前記キヤリアロツク下端41のフツク部42に
確実かつ強固に係止することができ、前記ロツク
ボルト3(31)、キヤリアハンガ他端12、フ
ツク部42等の各部材のガタの発生を防止するこ
とができるものである。特にこの第2実施例にお
いては、第1実施例のように緩衝材70,71を
介在することなく第8図に示すように間隙71a
により前記ロツクボルト先端31と前記キヤリア
ハンガ他端12と金属同志の直接当接及びガタを
防止することができるため、各作業性及びコスト
(生産性)において極めて有利となるものである。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、キヤリアハンガの他
端とキヤリアロツク下端のフツク部との係止部位
近傍に前記キヤリアハンガ他端の係止外れ防止手
段を設けると共に、前記キヤリアロツク下端のフ
ツク部に係止された前記キヤリアハンガ他端と、
前記キヤリアロツク(及びキヤリアハンガ)昇降
用のロツクボルトの先端との直接当接を避ける手
段を設けたものであつて、キヤリアハンガの係止
が意図しない状態で容易に解除されることを阻止
出来る。
また、キヤリアハンガ、キヤリアロツク及びロ
ツクボルト等の各部材の直接当接及びガタの発生
を確実に防止することができるため、各部材の塗
装剥がれ、錆発生及び異音等の発生を確実に防止
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図までの図面はこの考案の実
施例を示しており、第1図乃至第7図はこの考案
の第1実施例であつて、第1図はスペアタイヤ保
持時のスペアタイヤ保持装置全体の概略側面図、
第2図乃至第7図はこの考案の第1実施例であつ
て、第2図はスペアタイヤ保持時におけるキヤリ
アハンガ他端が係止されるキヤリアロツクの側面
図(第1図の部拡大図)、第3図はロツクボル
ト先端近傍の単体図、第4図はロツクボルト先端
(凹部)に嵌着される緩衝材の単体図、第5図は
キヤリアハンガ他端(孔)に挿入溶着されるパイ
プ状部材の単体図、第6図はキヤリアハンガ他端
近傍の単体断面図、第7図はキヤリアハンガ他端
(孔)へのパイプ状部材の挿入溶着状態断面図、
第8図乃至第10図はこの考案の第2実施例であ
つて、第8図は第2図相当側面図、第9図はロツ
クボルト先端近傍の単体図(第3図相当図)、第
10図はキヤリアハンガ他端近傍の単体断面図
(第6図相当断面図)、第11図から第17図まで
の図面は従来例を示しており、第11図は第2図
相当側面図、第12図は第11図の視正面図、
第13図はキヤリアハンガ一端近傍の側面図(第
15図の部拡大側面図、第14図は第13図
の視正面図、第15図は第1図相当概略側面
図、第16図は車両全体の側面図、第17図は車
両全体の背面図(第16図視図)である。 1……キヤリアハンガ、12……他端、3……
ロツクボルト、31……先端、4……キヤリアロ
ツク、41……下端、42……フツク部、5……
スペアタイヤ、6……係止外れ防止手段、7……
直接当接を避ける手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリアハンガの一端を車体フロア下面に回動
    自在に枢着するとともに、車体後部に設けられる
    ロツクボルトに螺合してこのロツクボルトの回動
    で上下動するように前記車体後部に垂設されるキ
    ヤリアロツクの下端に形成のフツク部に前記キヤ
    リアハンガの他端を係止してタイヤを外部格納
    し、前記ロツクボルトを回動して前記キヤリアハ
    ンガを上下動させることによりスペアタイヤを保
    持するスペアタイヤ保持装置において、ロツクボ
    ルトの先端部に突設したねじ部を形成し、該ねじ
    部が前記キヤリアハンガの他端に設けられたねじ
    締結部とねじ締結しつつ、該キヤリアハンガの他
    端と前記ロツクボルトの先端部とは直接当接を避
    けるように結合されて成ることを特徴とするスペ
    アタイヤ保持装置。
JP1986120264U 1986-08-05 1986-08-05 Expired JPH0442220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986120264U JPH0442220Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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JP1986120264U JPH0442220Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6326488U JPS6326488U (ja) 1988-02-20
JPH0442220Y2 true JPH0442220Y2 (ja) 1992-10-05

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ID=31008419

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JPS4421527Y1 (ja) * 1965-01-13 1969-09-12

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JPS62148484U (ja) * 1986-03-13 1987-09-19

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