JP2001027219A - 自動車陸送車に使用される自在シャックル - Google Patents

自動車陸送車に使用される自在シャックル

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JP2001027219A
JP2001027219A JP11233060A JP23306099A JP2001027219A JP 2001027219 A JP2001027219 A JP 2001027219A JP 11233060 A JP11233060 A JP 11233060A JP 23306099 A JP23306099 A JP 23306099A JP 2001027219 A JP2001027219 A JP 2001027219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped frame
hook
sheave
shackle
support shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11233060A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ihara
良碩 伊原
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AIZEMU KK
Original Assignee
AIZEMU KK
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Publication date
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シーブを支持している支持軸と、
フックの引掛け部との間の長さを極力短くし、かつ製作
コストを押さえた安価な自在シャックルを提供すること
にある。 【構成】 プレス加工にて成形された2個のL字状フレ
ーム1aを相対させたものを、U字状フレーム2の底部
の穴に挿入した後、L字状フレーム突起1bにワッシャ
ー3を挿入し、L字状フレーム突起1bとワッシャー3
を溶接にて一体に固着してある。そのため一体化された
L字状フレーム1aとU字状フレーム2は、一体化され
たL字状フレーム突起1bを中心に旋回可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、自動車を陸送するた
めの陸送車において、ワイヤロープを使用して自動車を
荷台に固定する際に使用される自在シャックルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 上記した目的に使用される従来の自在
シャックルの一例として、図6に示される構造のものが
ある。図6の自在シャックルA’は、U字状のフレーム
11と12が、背中合わせとなって連結ピン13で互い
に回転可能に連結され、ワイヤロープWを掛装するため
のシーブ14が、U字状のフレーム11に取付けた支持
軸16に回転可能に支持され、この支持軸16と平行な
支持軸17を介してU字状のフレーム12にフック15
が取付けられた構成のものである。この自在シャックル
A’は、フック15がU字状のフレーム11に対して旋
回可能であると共に、支持軸17を中心にしても回旋可
能な構造になっているため、シーブ14に掛装されるワ
イヤロープWの捻れが容易に除去される利点はあるが、
連結ピン13を使用しているために、連結ピン13の頭
部とワイヤーロープWが干渉しないようにU字状のフレ
ーム11を長くしなければならず、シーブ14を支持し
ている支持軸16と、フック15の引掛け部F’との間
の長さL’が長くなるという欠点がある。
【0003】 フック15は、自動車のフレームを構成
している数箇所の部材に引掛けられると共に、シーブ1
4には、陸送車の荷台面を走っているワイヤロープWが
掛装される。このため、車高の低い自動車を荷台にワイ
ヤロープW及び上記自在シャックルA’を使用して固定
する場合には、自在シャックルA’の前記長さL’が長
いために、シーブ14が荷台面に当接してしまい、ワイ
ヤロープWを強く締付けられないという問題が発生す
る。
【0004】 また別の一例として、図7に示される構
造のものがある。図7のような自在シャックルA”は、
U字状のフレーム18に連結ピン19の胴下端部を鍛造
加工等で薄くし、フック23の頭部に設けた溝24に回
転可能に支持軸21で貫設したものである。またU字状
のフレーム18には、ワイヤロープWを掛装するための
シーブ22が支持軸20によって回転可能に支持されて
いる。この自在シャックルA”は、図6の自在シャック
ルA’と比較すると、U字状のフレーム12が無いため
に、シーブ22を支持している支持軸20と、フック2
3の引掛け部F”との間の長さL”は短いが、フック2
3の頭部に溝24を、機械加工等で設けなければならず
加工コストが高くなるという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本考案は、従来の自在
シャックルが有していた上記問題点に鑑み、シーブを支
持している支持軸と、フックの引掛け部との間の長さを
極力短くし、かつ製作コストを押さえた安価な自在シャ
ックルを提供することにより、近年ますます増えている
低車高の自動車を、陸送車の荷台に支障なく固定するこ
とを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記課題を解
決するために、シーブを挿着するU字状のフレームとフ
ックを挿着するU字状のフレームとを回転可能に連結す
るピンと、U字状のフレームとをプレス加工にて一体成
形することにより連結ピンを無くした。その手段とし
て、一方のU字状のフレームを縦方向に2分割した構造
とし、そのフレーム下端部には突起を設け、その突起を
もって連結するピンの代用とし、シーブとフックを支持
しているフレームを回転可能にした。
【0007】
【実施例】 以下、本発明を図示した実施例に基づいて
詳説する。図1は本発明を適用した自在シャックルであ
る。この自在シャックルは、プレス加工にて成形された
2個のL字状フレーム1aを相対させたものを、U字状
フレーム2の底部の穴に挿入した後、L字状フレーム突
起1bにワッシャー3を挿入し、L字状フレーム突起1
bとワッシャー3を溶接にて一体に固着してある。その
ため一体化されたL字状フレーム1aとU字状フレーム
2は、一体化されたL字状フレーム突起1bを中心に旋
回可能となる。また相対向するL字状フレーム1aとU
字状フレーム2の側板にはそれぞれ穴が設けられ、支持
軸4を介してシーブ6が、支持軸5を介してフック7が
回転可能に支持されている。このため、フック7は、シ
ーブ6を支持している支持軸4と直交する旋回軸である
L字状フレーム突起1bを中心にして旋回可能となる。
【0008】 このように、本発明に係わる自在シャッ
クルAは、図6の従来の自在シャックルA’に比べる
と、連結ピン13とU字状フレームとの溶接部分の厚み
分Mだけ、シーブを支持している支持軸とフックの引掛
け部との間の長さLが短くなる。また別の一例である図
7の従来の自在シャックルA”に比べると、フック23
の頭部に溝24を、機械加工等で設ける必要が無くなる
ので製作コストが非常に安価ですむ。
【0009】 本発明に係わる自在シャックルAおよび
ワイヤロープWを使用して、陸送車の荷台8に自動車C
を固定するには、第5図に示されるように、自動車Cの
数箇所のフレーム部材10にフック7を引掛けると共
に、荷台8に取付けたシーブ9に掛装されて荷台面を走
っているワイヤロープWを、自在シャックルAのシーブ
6に掛装して、ワイヤロープWを強く引張ることにより
行う。シーブ6対してフック7が旋回可能な構造になっ
ているので、ワイヤロープWを掛装する場合に生ずる捻
れは容易に除去される。またシーブを支持している支持
軸と、フックの引掛け部との間の長さLが短く、シーブ
6が荷台面に当接することはないので、ワイヤロープW
を強く締付けることができて、自動車Cを荷台8に強固
に固定することができる。
【0010】
【発明の効果】 本発明では、シーブを挿着するU字状
のフレームとフックを挿着するU字状のフレームとを回
転可能に連結するピンと、U字状のフレームとをプレス
加工にて一体成形することにより連結ピンを無くした。
そのことにより、シーブを支持している支持軸とフック
の引掛け部との間の長さを短くすることができた。
【0011】 また、U字状のフレームを縦方向に2分
割した構造としたことにより、コストの安いプレス加工
とすることが可能となり、自在シャックルの製作コスト
を大幅に下げることができた。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した自在シャックルAの正面図
【図2】 図1の側面図
【図3】 図1の底面図
【図4】 本発明を適用した自在シャックルAの斜視図
【図5】 本発明を適用した自在シャックルA及びワイ
ヤロープWを使用して陸送車の荷台8に自動車Cを固定
した状態の部分図
【図6】 従来の自在シャックルA’の正面図
【図7】 従来の自在シャックルA”の正面図
【符号の説明】
A……自在シャックル、 C……自動車、 W……ワイ
ヤロープ M……連結ピン13とU字状フレームとの溶接部分の厚
み分 1a……L字状フレーム、 1b……L字状フレーム突
起、2……U字状フレーム、 3……ワッシャー、 4
……支持軸、5……支持軸、 6……シーブ、 7……
フック、 8……荷台、9……シーブ、 10……自動
車のフレーム部材、11……U字状のフレーム、 12
……U字状のフレーム、13……連結ピン、 14……
シーブ、 15……フック、16……支持軸、 17…
…支持軸、 18……U字状のフレーム、19……連結
ピン、 20……支持軸、 21……支持軸、22……
シーブ、 23……フック、 24……溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車陸送車に使用される自在シャック
    ルにおいて、回転可能に連結された、シーブを挿着する
    U字状フレームとフックを挿着するU字状フレームのい
    ずれか一方をL字状フレームを2個相対させた構造と
    し、かつそのL字状フレームの下端部にはプレス加工に
    て一体成形された突起を設け、その突起をもって、シー
    ブを挿着するフレームとフックを挿着するフレームを回
    転可能に連結した自動車陸送車に使用される自在シャッ
    クル。
JP11233060A 1999-07-15 1999-07-15 自動車陸送車に使用される自在シャックル Pending JP2001027219A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2386665A (en) * 2002-02-02 2003-09-24 Ansell Jones Ltd Interfacing link
EP3238990A1 (de) * 2016-04-29 2017-11-01 Kässbohrer Transport Technik GmbH Zurranker und verwendung eines zurrankers
JP2020172185A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 株式会社伊原工業 重機固縛用装置

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