JPH0441802B2 - - Google Patents
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- JPH0441802B2 JPH0441802B2 JP60166393A JP16639385A JPH0441802B2 JP H0441802 B2 JPH0441802 B2 JP H0441802B2 JP 60166393 A JP60166393 A JP 60166393A JP 16639385 A JP16639385 A JP 16639385A JP H0441802 B2 JPH0441802 B2 JP H0441802B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4479—Manufacturing methods of optical cables
- G02B6/4489—Manufacturing methods of optical cables of central supporting members of lobe structure
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の背景と目的]
本発明は、特にスペーサ型の光通信ケーブルの
製造方法の改良に関するものである。
製造方法の改良に関するものである。
スペーサ型光通信ケーブルのスペーサ溝へ光フ
アイバを収納する撚合せ作業では、スペーサの光
フアイバを挿入するらせん溝のピツチと撚合機の
引取機の引取ピツチとが必ずしも一致せず、ま
た、スペーサの光フアイバ挿入溝のピツチは長手
方向にゆらぎもある。このため、光フアイバ挿入
溝ピツチと撚合機の引取ピツチとがずれると、光
フアイバが本来入るべきらせん溝から飛び出して
しまうため、撚合機を停止させた後手動等で位相
を合せる必要があり、従つて、撚合速度を低下さ
せ稼動率が落ちる。また、光フアイバが光フアイ
バ挿入用のらせん溝から飛び出した場合及び飛び
出す寸前では光フアイバに側圧、ねじれ等が加わ
り光フアイバの機械的強度に悪影響を及ぼし最悪
の場合は断線し、または伝送特性を悪化する。
アイバを収納する撚合せ作業では、スペーサの光
フアイバを挿入するらせん溝のピツチと撚合機の
引取機の引取ピツチとが必ずしも一致せず、ま
た、スペーサの光フアイバ挿入溝のピツチは長手
方向にゆらぎもある。このため、光フアイバ挿入
溝ピツチと撚合機の引取ピツチとがずれると、光
フアイバが本来入るべきらせん溝から飛び出して
しまうため、撚合機を停止させた後手動等で位相
を合せる必要があり、従つて、撚合速度を低下さ
せ稼動率が落ちる。また、光フアイバが光フアイ
バ挿入用のらせん溝から飛び出した場合及び飛び
出す寸前では光フアイバに側圧、ねじれ等が加わ
り光フアイバの機械的強度に悪影響を及ぼし最悪
の場合は断線し、または伝送特性を悪化する。
本発明者らは、その対策として、特願昭58−
79806号に記載の通り、回転駆動される回転ケー
ジ(サプライ装置)に取り付けられた繰出しボビ
ンから繰り出される光フアイバがスペーサと同心
に回転自在に支持されている突起付目板を貫通し
てスペーサの光フアイバ挿入溝に挿入し撚り合せ
る場合に、光フアイバとらせん溝との不一致を次
の方法により自動的に解消することができた。そ
の方法は、突起付目板に回転駆動され光フアイバ
と光フアイバを挿入するらせん溝との中心の不一
致を検出するポテンシヨメータを設け、このポテ
ンシヨメータからの信号によりギヤードモータを
介し回転ケージの回転速度を加減速し、上記中心
の不一致を自動的に解消させる方法である。
79806号に記載の通り、回転駆動される回転ケー
ジ(サプライ装置)に取り付けられた繰出しボビ
ンから繰り出される光フアイバがスペーサと同心
に回転自在に支持されている突起付目板を貫通し
てスペーサの光フアイバ挿入溝に挿入し撚り合せ
る場合に、光フアイバとらせん溝との不一致を次
の方法により自動的に解消することができた。そ
の方法は、突起付目板に回転駆動され光フアイバ
と光フアイバを挿入するらせん溝との中心の不一
致を検出するポテンシヨメータを設け、このポテ
ンシヨメータからの信号によりギヤードモータを
介し回転ケージの回転速度を加減速し、上記中心
の不一致を自動的に解消させる方法である。
しかし、上記方式の場合、回転ケージの回転慣
性力が大きいため、回転ケージの回転速度を加減
速する際、ギヤードモータ及びその伝導系あるい
は回転ケージ等に非常に大きなねじり力が加わり
伝導系あるいは回転ケージ等を破損させると云つ
た問題があつた。これを防ぐためには、加減速度
を小さくするほかはなく、即ち、作業能率の低下
となつてしまう。
性力が大きいため、回転ケージの回転速度を加減
速する際、ギヤードモータ及びその伝導系あるい
は回転ケージ等に非常に大きなねじり力が加わり
伝導系あるいは回転ケージ等を破損させると云つ
た問題があつた。これを防ぐためには、加減速度
を小さくするほかはなく、即ち、作業能率の低下
となつてしまう。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであ
り、撚合速度及び稼動率を大幅に向上できると共
に光フアイバの機械的強度及び伝送特性の低下を
防止できる光フアイバ通信ケーブルの製造方法を
提供することを目的としたものである。
り、撚合速度及び稼動率を大幅に向上できると共
に光フアイバの機械的強度及び伝送特性の低下を
防止できる光フアイバ通信ケーブルの製造方法を
提供することを目的としたものである。
[発明の概要]
本発明の光通信ケーブルの製造方法は、中心に
テンシヨンメンバーが内蔵されると共に外周にら
せん状に光フアイバ挿入用のらせん溝が形成され
たスペーサが回転駆動されるスペーサ繰出しドラ
ムから繰り出され、該スペーサと同心に回動自在
に支持されると共に該スペーサの上記らせん溝に
遊嵌する突起を介在し該スペーサに回転駆動され
る突起付目板が設けられ、回転駆動されるサプラ
イ装置に取り付けられた繰出しリボンから繰り出
される光フアイバが上記突起付目板に形成される
光フアイバ通過穴に挿通された後上記スペーサの
上記らせん溝に挿入し撚り合され回転駆動される
引取機を経て回転駆動される巻取機に巻き取られ
る巻取回転型撚合機による光フアイバ通信ケーブ
ルの製造の場合に、上記突起付目板に回転駆動さ
れる上記光フアイバ及び上記らせん溝の中心の不
一致を検出するポテンシヨメータを設け、該ポテ
ンシヨメータにより検出された上記不一致の信号
電圧Vに基づき、現時点t0からある設定時間△t
だけ前の間における電圧Vを積分し、 I=∫t0 t0−△tV dt の式から導き出されるIによつて上記引取機の引
取速度を制御すると共に、上記突起付目板の上記
スペーサの進行方向の前後の位置の変位を刻々と
変化する電圧Vに即応させて制御し、上記不一致
を解消させる方法である。
テンシヨンメンバーが内蔵されると共に外周にら
せん状に光フアイバ挿入用のらせん溝が形成され
たスペーサが回転駆動されるスペーサ繰出しドラ
ムから繰り出され、該スペーサと同心に回動自在
に支持されると共に該スペーサの上記らせん溝に
遊嵌する突起を介在し該スペーサに回転駆動され
る突起付目板が設けられ、回転駆動されるサプラ
イ装置に取り付けられた繰出しリボンから繰り出
される光フアイバが上記突起付目板に形成される
光フアイバ通過穴に挿通された後上記スペーサの
上記らせん溝に挿入し撚り合され回転駆動される
引取機を経て回転駆動される巻取機に巻き取られ
る巻取回転型撚合機による光フアイバ通信ケーブ
ルの製造の場合に、上記突起付目板に回転駆動さ
れる上記光フアイバ及び上記らせん溝の中心の不
一致を検出するポテンシヨメータを設け、該ポテ
ンシヨメータにより検出された上記不一致の信号
電圧Vに基づき、現時点t0からある設定時間△t
だけ前の間における電圧Vを積分し、 I=∫t0 t0−△tV dt の式から導き出されるIによつて上記引取機の引
取速度を制御すると共に、上記突起付目板の上記
スペーサの進行方向の前後の位置の変位を刻々と
変化する電圧Vに即応させて制御し、上記不一致
を解消させる方法である。
[実施例]
以下本発明の光通信ケーブルの製造方法を実施
例を用い第1図ないし第5図により説明する。第
1図は本実施例の方法を実施する巻取回転型撚合
機の一部を断面で示した側面図、第2図は第1図
の撚合機で製造されるスペーサ型光通信ケーブル
の概略断面図、第3図は第1図の−矢視部断
面図である。第1図において、1は光フアイバで
サプライ装置12の光フアイバ繰出しリボンから
繰り出されるようになつている。2はスペーサ
で、スペーサ2の中心にはテンシヨンメンバ2a
が配設され外周にはらせん状に複数の光フアイバ
1を挿入用のらせん溝2bが形成され、また、ス
ペーサ2は送出回転クレードル19のスペーサ繰
出しドラム2cから繰り出されるようになつてい
る。3は詳細を第3図に示す突起付目板で、内周
側にスペーサ2のらせん溝2bを係合する突起3
aを有し外周に形成された歯部3cがギヤ16と
噛み合わされ、内外周側の中間部円周上に複数の
光フアイバ通過穴3bが設けられている。4は案
内板である。5はベアリング、6はホルダーであ
る。突起付目板3はホルダー6にベアリング5を
介し回動自在に浮いた状態にスペーサ2と同心に
支持されており突起3aがスペーサ2のらせん溝
2bにより回転駆動され、光フアイバ通過穴3b
には光フアイバ1が挿通されている。また、突起
付目板3の歯部3cと噛み合うギヤ16に駆動さ
れるポテンシヨメータ13は、光フアイバ1とス
ペーサ2のらせん溝2bの中心の不一致を検出す
るようになつている。そして、突起付目板3の回
転角θとポテンシヨメータ13での発生電圧Vと
が第4図に示すように比例関係を示すように形成
されている。14は引取機で、主モータ10の回
転を主軸7を経てPIV(無段変速機)もしくはギ
ヤモータ等の変速機8を介し変速され駆動される
ようになつており引取速度は調整されるようにな
つている。9は巻取ドラム、15は巻取クレード
ルである。
例を用い第1図ないし第5図により説明する。第
1図は本実施例の方法を実施する巻取回転型撚合
機の一部を断面で示した側面図、第2図は第1図
の撚合機で製造されるスペーサ型光通信ケーブル
の概略断面図、第3図は第1図の−矢視部断
面図である。第1図において、1は光フアイバで
サプライ装置12の光フアイバ繰出しリボンから
繰り出されるようになつている。2はスペーサ
で、スペーサ2の中心にはテンシヨンメンバ2a
が配設され外周にはらせん状に複数の光フアイバ
1を挿入用のらせん溝2bが形成され、また、ス
ペーサ2は送出回転クレードル19のスペーサ繰
出しドラム2cから繰り出されるようになつてい
る。3は詳細を第3図に示す突起付目板で、内周
側にスペーサ2のらせん溝2bを係合する突起3
aを有し外周に形成された歯部3cがギヤ16と
噛み合わされ、内外周側の中間部円周上に複数の
光フアイバ通過穴3bが設けられている。4は案
内板である。5はベアリング、6はホルダーであ
る。突起付目板3はホルダー6にベアリング5を
介し回動自在に浮いた状態にスペーサ2と同心に
支持されており突起3aがスペーサ2のらせん溝
2bにより回転駆動され、光フアイバ通過穴3b
には光フアイバ1が挿通されている。また、突起
付目板3の歯部3cと噛み合うギヤ16に駆動さ
れるポテンシヨメータ13は、光フアイバ1とス
ペーサ2のらせん溝2bの中心の不一致を検出す
るようになつている。そして、突起付目板3の回
転角θとポテンシヨメータ13での発生電圧Vと
が第4図に示すように比例関係を示すように形成
されている。14は引取機で、主モータ10の回
転を主軸7を経てPIV(無段変速機)もしくはギ
ヤモータ等の変速機8を介し変速され駆動される
ようになつており引取速度は調整されるようにな
つている。9は巻取ドラム、15は巻取クレード
ルである。
突起付目板3は逆出回転クレードル19から回
転されて送り出されるスペーサ2のらせん溝2b
に突起3aが係合し回転駆動されている。また、
スペーサ2は主モータ10、主軸7、変速機8に
より回転駆動される引取機14の引取速度によつ
て引きとられるようになつている。そして、引取
機14の引取ピツチとスペーサ2のらせん溝2b
のピツチとが一致している状態では突起目板3は
回転しない。即ち、スペーサ2のらせん溝2bと
光フアイバ1との各中心が一致している。
転されて送り出されるスペーサ2のらせん溝2b
に突起3aが係合し回転駆動されている。また、
スペーサ2は主モータ10、主軸7、変速機8に
より回転駆動される引取機14の引取速度によつ
て引きとられるようになつている。そして、引取
機14の引取ピツチとスペーサ2のらせん溝2b
のピツチとが一致している状態では突起目板3は
回転しない。即ち、スペーサ2のらせん溝2bと
光フアイバ1との各中心が一致している。
ところが、従来の技術で述べた如く、スペーサ
らせん溝2bとスペーサ2の引取ピツチとがずれ
て不一致が生じた場合は、突起付目板3がスペー
サ2のらせん溝2bによつて自在回転するため、
らせん溝2bと光フアイバ1との中心間に不一致
を生じる。この場合に本実施例においては、突起
付目板3の回転することがギヤ16を介しポテン
シヨメータ13により電圧として検出され、発生
した電圧は演算回路(図示せず)により、光フア
イバ1と突起付目板3との位相が一致するところ
の中心値を0ボルトとし、進み側、遅れ側の回転
角θに比例する正負の電圧に変換する機構となつ
ている。第4図は横軸に回転角θをとり縦軸に増
減速の電圧の範囲をとり、ポテンシヨメータ13
に生じる電圧によりPIVもしくはギヤモータの増
減速方向を示す説明図である。
らせん溝2bとスペーサ2の引取ピツチとがずれ
て不一致が生じた場合は、突起付目板3がスペー
サ2のらせん溝2bによつて自在回転するため、
らせん溝2bと光フアイバ1との中心間に不一致
を生じる。この場合に本実施例においては、突起
付目板3の回転することがギヤ16を介しポテン
シヨメータ13により電圧として検出され、発生
した電圧は演算回路(図示せず)により、光フア
イバ1と突起付目板3との位相が一致するところ
の中心値を0ボルトとし、進み側、遅れ側の回転
角θに比例する正負の電圧に変換する機構となつ
ている。第4図は横軸に回転角θをとり縦軸に増
減速の電圧の範囲をとり、ポテンシヨメータ13
に生じる電圧によりPIVもしくはギヤモータの増
減速方向を示す説明図である。
そして、電圧Vが生じると+V1<V<V2にて
PIVもしくはギヤモータの変速機8で増速し、−
V2<V<V1にて減速させる制御回路(図示せず)
が設けられている。このため、ポテンシヨメータ
13によつて電圧Vが検出されると自動的に変速
機8が制御されて引取機14の引取速度が増減速
調整されてスペーサ2のらせん溝2bと光フアイ
バ1との位相ずれが解消されるようになつてい
る。即ち、スペーサ2のらせん溝2bに引取機1
4の引取ピツチを自動的で強制的に合せるように
なつている。尚、安全上、V≦−V2,+V2≦Vで
は本体を停止するようになつている。
PIVもしくはギヤモータの変速機8で増速し、−
V2<V<V1にて減速させる制御回路(図示せず)
が設けられている。このため、ポテンシヨメータ
13によつて電圧Vが検出されると自動的に変速
機8が制御されて引取機14の引取速度が増減速
調整されてスペーサ2のらせん溝2bと光フアイ
バ1との位相ずれが解消されるようになつてい
る。即ち、スペーサ2のらせん溝2bに引取機1
4の引取ピツチを自動的で強制的に合せるように
なつている。尚、安全上、V≦−V2,+V2≦Vで
は本体を停止するようになつている。
第5図は、突起付目板の位相制御を表す構成図
であり、突起付目板3をスペーサ2の進行方向に
位相を変位させて位相ずれを解消するようにして
いる。ホルダー6はギヤモータ18に駆動される
ねじ軸17に螺嵌され、ギヤードモータ18によ
り可逆回転されるねじ軸17に軸方向に変位され
るようになつている。
であり、突起付目板3をスペーサ2の進行方向に
位相を変位させて位相ずれを解消するようにして
いる。ホルダー6はギヤモータ18に駆動される
ねじ軸17に螺嵌され、ギヤードモータ18によ
り可逆回転されるねじ軸17に軸方向に変位され
るようになつている。
光フアイバ1とらせん溝2bとの中心の不一致
により発生する電圧をマイコン等の演算回路にて
信号処理し、このうち、比例成分Pにより突起付
目板3を前後させ、積分成分IによりPIVを介し
引取速度を増減速させて自動的に不一致を解消さ
せる。上記比例成分Pにより突起付目板を前後さ
せるのは第5図のように行う。PIVによる制御
は、上記した突起付目板3の場合のように刻々と
変化する電圧Vに即応させるのではなく、現時点
t0からある設定時間△tだけ前の間における電圧
Vを積分し、 I=∫t0 t0−△tV dt によるIによつて、上記不一致を解消する方向へ
PIVにより引取速度を増減速し、即ち、スペーサ
2のらせん溝2bピツチと引取ピツチとを強制的
に合せるようにする。このようにすると、上記実
施例に比し、突起付目板3の前後方向位置及び引
取速度調整の両者を制御するので、不一致に対す
る追従性がよくなるため、本体の回転数(生産
性)を上げることができる。
により発生する電圧をマイコン等の演算回路にて
信号処理し、このうち、比例成分Pにより突起付
目板3を前後させ、積分成分IによりPIVを介し
引取速度を増減速させて自動的に不一致を解消さ
せる。上記比例成分Pにより突起付目板を前後さ
せるのは第5図のように行う。PIVによる制御
は、上記した突起付目板3の場合のように刻々と
変化する電圧Vに即応させるのではなく、現時点
t0からある設定時間△tだけ前の間における電圧
Vを積分し、 I=∫t0 t0−△tV dt によるIによつて、上記不一致を解消する方向へ
PIVにより引取速度を増減速し、即ち、スペーサ
2のらせん溝2bピツチと引取ピツチとを強制的
に合せるようにする。このようにすると、上記実
施例に比し、突起付目板3の前後方向位置及び引
取速度調整の両者を制御するので、不一致に対す
る追従性がよくなるため、本体の回転数(生産
性)を上げることができる。
このように本発明の光通信ケーブルの製造方法
においては、スペーサのらせん溝と光フアイバと
の中心間にずれを生じた場合に、そのずれ量を検
出しスペーサの引取速度をずれが解消する方向に
自動的に制御するようにしたので、撚合速度を向
上でき、ずれ等による機械の停止がなくなるため
稼動率を向上し、即ち、撚合効率を飛躍的に向上
できる。また、光フアイバがスペーサのらせん溝
から飛び出すことがないため、側圧、ねじれ、極
小曲げがなくなり、即ち、光フアイバ強度、伝送
特性が撚合せにより劣化することが無くなる。
においては、スペーサのらせん溝と光フアイバと
の中心間にずれを生じた場合に、そのずれ量を検
出しスペーサの引取速度をずれが解消する方向に
自動的に制御するようにしたので、撚合速度を向
上でき、ずれ等による機械の停止がなくなるため
稼動率を向上し、即ち、撚合効率を飛躍的に向上
できる。また、光フアイバがスペーサのらせん溝
から飛び出すことがないため、側圧、ねじれ、極
小曲げがなくなり、即ち、光フアイバ強度、伝送
特性が撚合せにより劣化することが無くなる。
[発明の効果]
以上記述した如く本発明の光通信ケーブルの製
造方法によれば、突起付目板をポテンシヨメータ
からの電圧Vに即応させて制御すると共にスペー
サの引取り速度を該電圧Vの積分成分に対応させ
て制御させているため、撚合速度及び稼動率を大
幅に向上できると共に光フアイバの機械的強度及
び伝達特性の低下を防止できるという優れた効果
を奏する。
造方法によれば、突起付目板をポテンシヨメータ
からの電圧Vに即応させて制御すると共にスペー
サの引取り速度を該電圧Vの積分成分に対応させ
て制御させているため、撚合速度及び稼動率を大
幅に向上できると共に光フアイバの機械的強度及
び伝達特性の低下を防止できるという優れた効果
を奏する。
第1図は本発明の光通信ケーブルの製造方法を
実施する巻取回転型撚合機の一部を断面で示した
側面図、第2図は第1図の撚合機で製造されるス
ペーサ型光通信ケーブルの断面図、第3図は第1
図の−矢視断面図、第4図は第1図のポテン
シヨメータの電圧による引取速度の増減速方向説
明図、第5図は本発明に係る突起付目板の位相制
御の説明図である。 1……光フアイバ、2……スペーサ、2a……
テンシヨンメンバ、2b……らせん溝、2c……
スペーサ繰出しドラム、3……突起付目板、3a
……突起、3b……光フアイバ通過穴、9……巻
取ドラム、11……繰出しリボン、12……サプ
ライ装置、13……ポテンシヨメータ、14……
引取機。
実施する巻取回転型撚合機の一部を断面で示した
側面図、第2図は第1図の撚合機で製造されるス
ペーサ型光通信ケーブルの断面図、第3図は第1
図の−矢視断面図、第4図は第1図のポテン
シヨメータの電圧による引取速度の増減速方向説
明図、第5図は本発明に係る突起付目板の位相制
御の説明図である。 1……光フアイバ、2……スペーサ、2a……
テンシヨンメンバ、2b……らせん溝、2c……
スペーサ繰出しドラム、3……突起付目板、3a
……突起、3b……光フアイバ通過穴、9……巻
取ドラム、11……繰出しリボン、12……サプ
ライ装置、13……ポテンシヨメータ、14……
引取機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中心にテンシヨンメンバーが内蔵されると共
に外周にらせん状に光フアイバ挿入用のらせん溝
が形成されたスペーサが回転駆動されるスペーサ
繰出しドラムから繰り出され、該スペーサと同心
に回動自在に支持されると共に該スペーサの上記
らせん溝に遊嵌する突起を介在し該スペーサに回
転駆動される突起付目板が設けられ、回転駆動さ
れるサプライ装置に取り付けられた繰出しリボン
から繰り出される光フアイバが上記突起付目板に
形成される光フアイバ通過穴に挿通された後上記
スペーサの上記らせん溝に挿入し撚り合され回転
駆動される引取機を経て回転駆動され巻取機に巻
き取られる巻取回転型撚合機による光フアイバ通
信ケーブルの製造方法において、上記突起付目板
に回転駆動される上記光フアイバ及び上記らせん
溝の中心の不一致を検出するポテンシヨメータを
設け、該ポテンシヨメータにより検出された上記
不一致の信号電圧Vに基づき、現時点t0からある
設定時間△tだけ前の間における電圧Vを積分
し、 I=∫t0 t0−△tV dt の式から導き出されるIによつて上記引取機の引
取速度を制御すると共に、上記突起付目板の上記
スペーサの進行方向の前後の位置の変位を刻々と
変化する電圧Vに即応させて制御し、上記不一致
を解消させることを特徴とする光通信ケーブルの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60166393A JPS6225714A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 光通信ケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60166393A JPS6225714A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 光通信ケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225714A JPS6225714A (ja) | 1987-02-03 |
JPH0441802B2 true JPH0441802B2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=15830584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60166393A Granted JPS6225714A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 光通信ケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6225714A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259610A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-26 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | スロツト型ケ−ブルの製造装置 |
JPH0666006B2 (ja) * | 1987-04-17 | 1994-08-24 | 吉田工業株式会社 | テープ心線の集合装置 |
JPH0827421B2 (ja) * | 1987-07-16 | 1996-03-21 | 古河電気工業株式会社 | 溝付介在コア光ケ−ブルの製造装置 |
JPH0672971B2 (ja) * | 1987-11-20 | 1994-09-14 | 住友電気工業株式会社 | らせん溝付スペーサへの光フアイバ挿入方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5588004A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Production of optical fiber cable |
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JPS59204000A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-19 | 株式会社システムメンテナンス | 放射性固体廃棄物の処理方法 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60166393A patent/JPS6225714A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5570807A (en) * | 1978-11-23 | 1980-05-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Production of optical fiber cable |
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JPS59204000A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-19 | 株式会社システムメンテナンス | 放射性固体廃棄物の処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6225714A (ja) | 1987-02-03 |
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