JPS621212Y2 - - Google Patents

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JPS621212Y2
JPS621212Y2 JP5362782U JP5362782U JPS621212Y2 JP S621212 Y2 JPS621212 Y2 JP S621212Y2 JP 5362782 U JP5362782 U JP 5362782U JP 5362782 U JP5362782 U JP 5362782U JP S621212 Y2 JPS621212 Y2 JP S621212Y2
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hollow shaft
pulley
wire
optical fiber
coated wire
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JP5362782U
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JPS58160235U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光ケーブル製造時において光フアイ
バ心線の周囲にその保護用及び補強用として機能
する被覆線を一定の張力で巻き付けるための装置
に関する。
光ケーブルを製造する場合、光フアイバ心線の
保護や補強のためにこの光フアイバ心線の周囲に
綿や合成樹脂、ガラス繊維或いは炭素繊維等の被
覆線を配置し、これら光フアイバ心線と被覆線と
を軟質の合成樹脂を介して一体的にモールドする
ことが行なわれている。光ケーブルの可撓性を良
好にするためには、光フアイバ心線に対して被覆
線を単に平行に並べたものよりも被覆線を光フア
イバ心線の周囲に巻き付けたものの方が優れてい
ることが知られている。
このような知見に基づいて開発された従来の巻
き付け装置の概略構造を表す第1図に示すよう
に、中央を光フアイバ心線101が貫通する中空
軸102の一端部にはベルト車103が形成さ
れ、このベルト車103と駆動モータ104のプ
ーリ105とにはベルト106が巻き掛けられて
いる。架台107に駆動回転自在に支持された中
空軸102の中央部には円板状をなすボビン取り
付け板108が一体的に形成されており、このボ
ビン取り付け板108には複数本のピン109が
中空軸102と平行に等間隔で植設されている。
このピン109には被覆線110を巻回収納した
ボビン111が回転自在に嵌合され、一対の摺接
板112を介して圧縮コイルばね113とナツト
114とで挾圧支持されている。ボビン取り付け
板108とボビン111との間に介装された圧縮
コイルばね113は摺接板112と共に、被覆線
110の繰り出し速度よりもボビン111の回転
速度が早くなつて被覆線110がパーマしてしま
うのを未然に防止するバツクラツシユ防止装置と
しと機能する。中空軸102の他端側には光フア
イバ心線101と被覆線110とを束ねる集合用
ダイス115が配置され、この集合用ダイス11
5へ各ボビン111からの被覆線110を導く配
列板116が中空軸102の他端部に一体的に形
成されている。
従つて、ボビン111から繰り出される被覆線
110は、中空軸102に回転自在に装着された
ガイドプーリ117から配列板116を通り、中
空軸102の回転によつて集合用ダイス115が
光フアイバ心線101の周囲に巻き付けられ、図
示しない巻き取り機に連続的に巻き取られて行く
ようになつている。
ところが、ボビン111に大量に被覆線110
が巻回されている時と、極くわずかしか巻回され
ていない時とでは、被覆線110に負荷する張力
が大きく異なる欠点がある。つまり、巻き付け作
業の進行に伴つて被覆線110に負荷する張力が
次第に大きくなつてしまうのである。
通常、光ケーブルにおいては光フアイバ心線に
残留応力等が発生することを嫌うため、被覆線を
極めて小さな張力で光フアイバ心線に巻き付ける
必要がある。従つて、上述した従来の巻き付け装
置を使用すると被覆線の張力が均一にならないた
め、光フアイバ心線に残留応力等が発生して伝送
特性を悪化させている虞があつた。
本考案はかかる観点から常に一定の張力で被覆
線を光フアイバ心線に巻き付けることのできる装
置を提供することを目的とし、これによつて従来
装置の欠点を解消したものである。
この目的を達成する本考案の光ケーブル用巻き
付け装置にかかる構成は、光フアイバ心線が貫通
し且つ架台に対して駆動回転自在に支持された中
空軸と、前記光フアイバ心線の周囲に螺旋状に巻
き付けられる被覆線が巻回収納され且つ前記中空
軸と一体の円板状をなすボビン取り付け板に回転
自在に支持されたボビンと、前記中空軸の一端側
に設けられて前記光フアイバ心線と前記被覆線と
を巻き取る巻き取り機と同期駆動回転して前記ボ
ビンから前記被覆線を繰り出すと共に前記中空軸
にブラゲツトを介して支持された繰り出しプーリ
と、この繰り出しプーリからの前記被覆線が巻き
掛けられるテンシヨンプーリを回転自在に支持し
且つ前記中空軸に対してその長手方向に摺動自在
に嵌合されたスライダと、前記中空軸の一端部に
これと一体に設けられ且つ前記テンシヨンプーリ
からの前記被覆線が貫通する環状の配列板と、前
記中空軸と前記巻き取り機との間に配置され且つ
前記配列板からの前記被覆線と前記中空軸の他端
側から供給される前記フアイバ心線とを束ねる集
合用ダイスと、前記スライダに吊り下げ状態で連
結され且つ前記繰り出しプーリと前記集合用ダイ
スとの間の前記被覆線に一定の張力を負荷する手
段とからなる。
以下、本考案による光ケーブル用巻き付け装置
の一実施例について、その概略構造を表す第2図
を参照しながら詳細に説明する。架台11に対し
て両端部が回転自在に支持された中空軸12の一
端部にはベルト車13が一体的に形成されてお
り、駆動モータ14のプーリ15とこのベルト車
13とにはベルト16が巻き掛けられ、駆動モー
タ14の作動によつて中空軸12が駆動回転す
る。この中空軸12の中空部には円板状をなすボ
ビン取り付け板17が一体的に形成されており、
このボビン取り付け板17の表裏両面には複数本
のピン18が中空軸12と平行にそれぞれ等間隔
で植設され、表面と裏面とのピン18のピツチは
半分だけずれた状態となつている。これらピン1
8には被覆線19をそれぞれ巻回収納したボビン
20が回転自在に嵌合支持され、バツクラツシユ
を防止するための圧縮コイルばね21がボビン取
り付け板17とボビン20との間に介装されてい
る。本実施例のようにボビン20の数が多い場合
には、ボビン取り付け板17の一方の面にだけボ
ビン20を装着することができないので、両方の
面にボビン20を取り付けるとよい。繰り出し用
モータ21を差動歯車22を介して連結された一
対のプーリ23,24は、それぞれ中空軸12と
一体のベルト車25及び中空軸12に対して回転
自在に嵌合されたベルト車26にベルト27,2
8を介して連結されており、ベルト車26と一体
の歯車29には中空軸12にこれと平行に回転自
在に支持された複数の歯車群30が噛み合つてい
る。これら歯車群30にはそれぞれブラケツト3
1を介して中空軸12に回転自在に支持された繰
り出しプーリ32と一体の歯車群33が噛み合つ
ており、従つて繰り出し用モータ21の作動によ
り繰り出しプーリ32が駆動回転するが、差動歯
車22によつて中空軸12との回転比が常に一定
となるように配慮されている。一方、架台11と
一体の係合ブロツク34に当接する回り止めロー
ラ35が設けられた外筒36には、中空軸12に
沿つて往復動自在にこの中空軸12に嵌合された
スライダ37が軸受38を介して回転自在に連結
されており、このスライダ37の先端には被覆線
19が中空軸12の他端部に一体的に形成された
配列板39へそれぞれ導くテンシヨンプーリ40
が回転自在に取り付けられている。なお、図中の
符号で41はスライダ36に回転自在に取り付け
られたローラである。被覆線19はボビン取り付
け板17に回転自在に設けられたガイドプーリ4
2から繰り出しプーリ32に巻き掛けられ、ブラ
ゲツト31に回転自在に設けられたガイドプーリ
43からテンシヨンプーリ40を通つて配列板3
9及び中空軸12の他端側に配置された集合用ダ
イス44を介して図示しない巻き取り機に連結さ
れる。繰り出しプーリ32をボビン20の数に対
応してブラゲツト31に配置できない場合には、
一つの繰り出しプーリ32に複数のボビン20か
ら被覆線19を同時に巻き掛けるようにしてもよ
いが、配列板39での被覆線19の間隔はすべて
等しくなるようにしなければならない。又、本実
施例ではスライダ37がボビン取り付け板17を
貫通する構造となつているが、このスライダ37
をボビン取り付け板17とブラゲツト31との中
間に配置することも可能である。外筒36にはワ
イヤ45を介して重錘46が連結されており、本
実施例では中空軸12が水平に位置決めされてい
るため、架台11に回転自在に取り付けたプーリ
47に対してワイヤ45を巻き掛け、これによつ
て被覆線19をテンシヨンプーリ40を介して中
空軸12の一端側に引張つている。。すまり、被
覆線19は繰り出しプーリ32により自由な移動
が押えられているため、この繰り出しプーリ32
と集合用ダイス44との間の被覆線19の部分に
重錘46の半分の重さに対応した張力が負荷す
る。なお、図中の符号で48はプーリ47の回動
量を検出して繰り出し用モータ21の回転速度を
制御するための変位検出器である。又、本実施例
では被覆線19に一定の張力を負荷する手段とし
て重錘46を用いたが、トルクリミツタが組込ま
れたモータや、一定の液圧が作用した流体圧シリ
ンダ等の従来から知られている一定張力保持機能
を有する装置を使用することを当然可能である。
中空軸12及びこれと同軸の集合用ダイス44
を貫通する光フアイバ心線49は、中空軸12の
一端側から供給されて他端側で被覆線19と共に
巻き取り機によつて巻き取られて行く。この巻き
取り機の作動に伴つて駆動モータ14及び繰り出
し用モータ21が同期回転し、中空軸12が一定
速度で回転して光フアイバ心線49に対し被覆線
19を所定のリード角で集合用ダイス44により
巻き付けて行くと共に光フアイバ心線49の巻き
取り速度に対応した速度で繰り出しプーリ32が
回転し、ボビン20から被覆線19を引き出して
行く。この繰り出しプーリ32と集合用ダイス4
4との間を移動する被覆線19は、テンシヨンプ
ーリ40を介して重錘46に引張られた状態とな
つているため、巻き取られる被覆線19には常に
重錘46の半分の重さに匹適する張力が負荷する
こととなる。従つて、何らかの原因で張力変動を
発生させるような力が被覆線19に負荷しても単
にスライダ37がこの力に受ける方向に移動し、
その間に変位検出器48がこのスライダ37の移
動を検知して繰り出し用モータ21の回転速度を
制御し、元の張力を維持するように繰り出しプー
リ32の回転を調整するため、常に被覆線19の
張力が一定に保たれる。
このように本考案の光ケーブル用巻き付け装置
によると、繰り出しプーリの駆動回転によつてボ
ビンから被覆線を繰り出すと共にこの繰り出され
た被覆線を一定張力負荷手段で引張られたテンシ
ヨンプーリに巻き掛け、更にこのテンシヨンプー
リが取り付けられたスライダを中空軸に対してこ
れと平行な方向に摺動自在としたので、被覆線に
は常に一定の張力が負荷することとなり、残留応
力のない光ケーブルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光ケーブル用巻き取り装置の概
略構造を表す断面図、第2図は本考案による光ケ
ーブル用巻き取り装置の概略構造を表す断面図で
あり、図中の符号で 11は架台、12は中空軸、17はボビン取り
付け板、19は被覆線、20はボビン、32は繰
り出しプーリ、37はスライダ、39は配列板、
40はテンシヨンプーリ、44は集合用ダイス、
46は重錘、49は光フアイバ心線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバ心線が貫通し且つ架台に対して駆動
    回転自在に支持された中空軸と、前記光フアイバ
    心線の周囲に螺旋状に巻き付けられる被覆線が巻
    回収納され且つ前記中空軸と一体の円板状をなす
    ボビン取り付け板に回転自在に支持されたボビン
    と、前記中空軸の一端側に設けられて前記光フア
    イバ心線と前記被覆線とを巻き取る巻き取り機と
    同期駆動回転して前記ボビンから前記被覆線を繰
    り出すと共に前記中空軸にブラケツトを介して支
    持された繰り出しプーリと、この繰り出しプーリ
    からの前記被覆線が巻き掛けられるテンシヨンプ
    ーリを回転自在に支持し且つ前記中空軸に対して
    その長手方向に摺動自在に嵌合されたスライダ
    と、前記中空軸の一端部にこれと一体に設けられ
    且つ前記テンシヨンプーリからの前記被覆線が貫
    通する環状の配列板と、前記中空軸と前記巻き取
    り機との間に配置され且つ前記配列板からの前記
    被覆線と前記中空軸の他端側から供給される前記
    光フアイバ心線とを束ねる集合用ダイスと、前記
    スライダに吊り下げ状態で連結され且つ前記繰り
    出しプーリと前記集合用ダイスとの間の前記被覆
    線に一定の張力を負荷する手段とからなる光ケー
    ブル用巻き付け装置。
JP5362782U 1982-04-15 1982-04-15 光ケ−ブル用巻き付け装置 Granted JPS58160235U (ja)

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JP5362782U JPS58160235U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 光ケ−ブル用巻き付け装置

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JP5362782U JPS58160235U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 光ケ−ブル用巻き付け装置

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JPS58160235U JPS58160235U (ja) 1983-10-25
JPS621212Y2 true JPS621212Y2 (ja) 1987-01-13

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JP5362782U Granted JPS58160235U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 光ケ−ブル用巻き付け装置

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JP7209295B2 (ja) * 2019-06-18 2023-01-20 鹿島建設株式会社 線状体設置装置及び線状体設置方法

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JPS58160235U (ja) 1983-10-25

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