JPH0749453Y2 - 光ファイバケ−ブル製造装置 - Google Patents

光ファイバケ−ブル製造装置

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JPH0749453Y2
JPH0749453Y2 JP13079487U JP13079487U JPH0749453Y2 JP H0749453 Y2 JPH0749453 Y2 JP H0749453Y2 JP 13079487 U JP13079487 U JP 13079487U JP 13079487 U JP13079487 U JP 13079487U JP H0749453 Y2 JPH0749453 Y2 JP H0749453Y2
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JP
Japan
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spacer
optical fiber
pitch
spiral groove
groove
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JP13079487U
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JPS6436812U (ja
Inventor
誠 太田
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、光フアイバケーブルの製造装置に関するもの
であり、特に外周囲に螺旋溝が形成されたスペーサを使
用し、該螺旋溝に光フアイバを収容するようにした光フ
アイバケーブルの製造装置に関するものである。
従来の技術及び問題点 従来、第3図に図示されるように、光フアイバの保護と
伝送特性の向上のために1条又は多条の螺旋溝2が形成
された線条体のスペーサ4を使用し、該スペーサの螺旋
溝に光フアイバ6を収容して光フアイバを製造する方法
が提案されている。斯るスペーサタイプの光フアイバケ
ーブルのための製造装置(撚合機)の一例が第2図に示
される。
従来の撚合機10は、複数の光フアイバボビン12と、該光
フアイバボビン12から繰り出される光フアイバ6を、ス
ペーサ供給装置(図示せず)から供給されるスペーサ4
の螺旋溝2へと案内する目板14とを備えた回転ケージ16
を有する。スペーサ4の螺旋溝2は予め設定されたピツ
チにて形成されており、回転ケージ16は該螺旋溝2に適
合して各光フアイバ6を供給するように所定の回転速度
にて回転される。
このとき、スペーサ4の螺旋溝2のピツチが設定値より
ずれた場合には、螺旋溝2に収容されるべき光フアイバ
6が該螺旋溝2から飛出してしまい、無理やりに光フア
イバ6を螺旋溝2に押し込むか、又は撚合機の作動を停
止し再調整することが必要とされた。前者によると光フ
アイバに不要な外力を加えることとなり光フアイバの機
械的破損を生ぜしめることとなり、後者によると作業能
率を著しく低下せしめることとなつた。
このような問題を解決するために、従来の撚合機10にお
いては、スペーサ4の螺旋溝2のピツチの変動を検出す
るための溝ピツチ検出装置20が設けられた。該溝ピツチ
検出装置20は該装置に設けられたピン22をスペーサ4の
螺旋溝2に適合し、そのため該検出装置20はスペーサ4
の直進運動により該スペーサ4の回りに回転される。該
溝ピツチ検出装置20の回転速度、又は単位時間当りの回
転角度の変動が例えばポテンシヨメータ等の検出手段24
により検出され、該信号は更に、マイクロコンピユータ
等を備えた制御手段26にて演算処理され、回転ケージ16
の駆動モータMの回転速度が制御される。
このような従来の撚合機10は、スペーサ4が自分の軸線
の回りに何等回転運動することなく進行方向に直線運動
される場合には、極めて好適に作動するものであるが、
本考案者等の研究実験によると、スペーサ4は進行方向
に直線運動すると共に、スペーサ4を供給案内するガイ
ドローラ(図示せず)等の影響を受け自分の軸線の回り
に回転運動(揺動運動)を行ない、該スペーサの円周方
向運動が溝ピツチ検出装置20の検出性能を低下せしめ、
場合によつては溝ピツチ検出装置20を設けたにも拘わら
ず光フアイバがスペーサ4の螺旋溝2より飛出すことが
あつた。
考案の目的 本考案の目的は、直線運動するスペーサが例え自分の軸
線の回りに回転したとしても該スペーサの螺旋溝のピツ
チを正確に検出し、光フアイバがスペーサが螺旋溝から
飛出すことがなく、従つて光フアイバに不要な外力を加
えることもなく、高能率にてスペーサタイプの光フアイ
バケーブルを製造することのできる製造装置(撚合機)
を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的は本考案に係る光フアイバケーブル製造装置に
て達成される。要約すれば本考案は、連続して供給され
る外周囲に螺旋溝を有した線条体のスペーサと、該スペ
ーサの螺旋溝へと光フアイバを供給する回転ケージと、
前記スペーサの螺旋溝に係合して該スペーサの回りに回
転しながら該螺旋溝のピツチの変動を検出するための前
記溝ピッチの長さ若しくは前記溝ピッチの整数倍の距離
だけ離隔して配置した2個の溝ピツチ検出装置と、前記
各溝ピツチ検出装置の回転速度、又は単位時間当りの回
転角度の変動を差分値として検出する角度変動検出手段
と、該角度変動検出手段からの前記差分値信号に基づき
前記回転ケージの回転を制御する制御手段とを具備する
ことを特徴とする光フアイバケーブル製造装置である。
実施例 次に、本考案に係る光フアイバケーブル製造装置を図面
に即して更に詳しく説明する。
第1図を参照すると本考案に係る光フアイバケーブル製
造装置の一実施例が例示される。該光フアイバケーブル
製造装置は第2図に関連して説明した従来の光フアイバ
ケーブル製造装置と同様の構成とされるが、本考案によ
ればスペーサ4の螺旋溝2のピツチを検出する検出装置
が2個設けられた点において大きく相違する。
つまり、本実施例において、光フアイバケーブル製造装
置(撚合機)は、複数の光フアイバボビン12と、該光フ
アイバボビン12から繰り出される光フアイバ6をスペー
サ供給装置(図示せず)から供給されるスペーサ4の螺
旋溝2へと案内する目板14とを備えた回転ケージ16を有
する。回転ケージ16は各光フアイバ6がスペーサ4の螺
旋溝2に適合して供給されるように駆動モータMにて所
定の回転速度にて回転される。
本考案に従えば、スペーサ4の螺旋溝2のピツチの変動
を検出するために2個の溝ピツチ検出装置20a及び20bが
設けられる。該溝ピツチ検出装置20a、20bは同じ構成と
され、且つ第2図に関連して説明した従来の溝ピツチ検
出装置20と同様の構成とされる。つまり、各検出装置に
設けられたピン22a、22bは、好ましくは設計上の螺旋溝
2のピツチの長さだけ離隔して、又は該ピツチの整数倍
の距離離隔して該スペーサ4の螺旋溝2に適合し、スペ
ーサ4の直進運動により該スペーサ4の回りに回転され
る。各溝ピツチ検出装置20a、20bの回転速度、又は単位
時間当りの回転角度の変動が例えばポテンシヨメータ等
の角度変動検出手段24によりその差分値が検出される。
両検出装置の差分値信号はマイクロコンピユータ等を備
えた駆動モータ制御手段26にて演算処理され、螺旋溝の
ピツチが正確に算出され、回転ケージ16の駆動モータM
の回転速度が制御される。
更に説明すれば、例えばスペーサ4の螺旋溝2の設定ピ
ツチが200mmであつた場合にピツチが180mmに変動した場
合には、両検出装置20a、20bに回転角度差が生じ、本例
の場合には該角度差は、(200−180)÷200×360度=36
度となり、該角度差をマイクロコンピユータで演算処理
し、ピツチ変動値が求められる。該ピツチ変動値に基づ
き回転ケージ16の駆動モータMが制御される。
従つて、本考案の構成によれば、例えスペーサ4が軸線
の回りに回転したとしても両検出装置20a、20bも又相対
的に回転されるので、該スペーサ4による回転に起因し
たピツチ変動検出誤差は生じない。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係る光フアイバーケーブ
ル製造装置は、スペーサの螺旋溝のピツチ変動を2個の
並設された検出装置にて検出する構成とされるために、
例えスペーサが自分の軸線の回りに回転したとしてもス
ペーサの螺旋溝のピツチ変動を正確に検出することがで
きるので、製造中に光フアイバがスペーサの螺旋溝から
飛出すことがなく、従つて光フアイバに不要な外力を加
えることもなく、高能率にてスペーサタイプの光フアイ
バケーブルを製造することができるという特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る光フアイバ製造装置の一実施例
の概略断面図である。 第2図は、従来の光フアイバ製造装置の概略断面図であ
る。 第3図は、スペーサタイプの光フアイバケーブルの断面
図である。 2:螺旋溝 4:スペーサ 6:光フアイバ 14:目板 16:回転ケージ 20a、20b:溝ピツチ検出装置 24:角度変動検出手段 26:駆動モータ制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続して供給される外周囲に螺旋溝を有し
    た線条体のスペーサと、該スペーサの螺旋溝へと光ファ
    イバを供給する回転ケージと、前記スペーサの螺旋溝に
    係合して該スペーサの回りに回転しながら該螺旋溝のピ
    ッチの変動を検出するための前記溝ピッチの長さ若しく
    は前記溝ピッチの整数倍の距離だけ離隔して配置した2
    個の溝ピッチ検出装置と、前記各溝ピッチ検出装置の回
    転速度、又は単位時間当りの回転角度の変動を差分値と
    して検出する角度変動検出手段と、該角度変動検出手段
    からの前記差分値信号に基づき前記回転ケージの回転を
    制御する制御手段とを具備することを特徴とする光ファ
    イバケーブル製造装置。
JP13079487U 1987-08-27 1987-08-27 光ファイバケ−ブル製造装置 Expired - Lifetime JPH0749453Y2 (ja)

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JPS6436812U JPS6436812U (ja) 1989-03-06
JPH0749453Y2 true JPH0749453Y2 (ja) 1995-11-13

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