JPH0441747B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0441747B2
JPH0441747B2 JP62051697A JP5169787A JPH0441747B2 JP H0441747 B2 JPH0441747 B2 JP H0441747B2 JP 62051697 A JP62051697 A JP 62051697A JP 5169787 A JP5169787 A JP 5169787A JP H0441747 B2 JPH0441747 B2 JP H0441747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
stairs
stair
horizontal piece
staircase
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62051697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63217055A (ja
Inventor
Junichi Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP62051697A priority Critical patent/JPS63217055A/ja
Publication of JPS63217055A publication Critical patent/JPS63217055A/ja
Publication of JPH0441747B2 publication Critical patent/JPH0441747B2/ja
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、2階屋外床の上方に設置する鉄製
屋内階段等の階段下部の支持構造に関するもので
ある。
〔背景技術〕
従来、1階が店舗や別戸等の3階建住宅におい
て、1階から2階への屋外階段を設け、2階に玄
関を配置した間取りが採用されている。このよう
な住宅において、2階から3階への屋内階段を2
階の玄関部等の屋外床上に配置することがある。
第13図はその一例であり、31は2階から3
階への屋内の階段、32は屋外床、33は屋内床
である。階段31は側桁31aと踏板31bとを
組付けた鉄製のものであり、階段支持金具34を
介して2階床梁35にボルト固定してある。屋内
床33はパーテイクルボード等からなる。屋外床
32は、鉄製のデツキプレート36にモルタル3
7を打設し、ロツクウール38を吹付けたもので
ある。屋外床32の階段31の下端31cに敷込
む部分は、デツキプレート36に切欠き36aを
形成して階段支持金具34を逃がしている。
しかし、この従来構造では屋外床32にモルタ
ル37の現場打設を必要とするため、施工性が悪
い。そこで、屋外床32にALC版(気泡コンク
リート版)を用いて完全乾式工法とすることを考
えた。しかし、ALC版では階段支持金具34の
逃がし部分の加工ができないため、階段31の下
方に完全に敷込むことができず、採用することが
できなかつた。
〔発明の目的〕
この発明は、乾式の床版を階段下に敷込むこと
のできる階段下部の支持構造を提供することを目
的とする。
〔発明の開示〕
この発明の階段下部の支持構造は、立片の上下
端に上側横片と下側横片とが互いに逆方向に突出
した略Z字状の階段支持金具を設け、この階段支
持金具の前記上側横片を梁の側方へ突出させて前
記下側横片を前記梁の上面に固定し、階段の下端
部を前記上側横片に載置状態に固定したものであ
る。
この発明の構成によれば、略Z字状の階段支持
金具を用い、その上側横片を梁から側方へ突出さ
せて階段の下端を受けるので、床版に切欠等の加
工を施すことなく床版を階段の下方に下端まで完
全に敷込むことができる。。そのため、階段下方
の床版の完全乾式工法化が図れる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第6図に基
づいて説明する。この階段下部の支持構造は、立
片1aの上下端に上側横片1bと下側横片1cと
が互いに逆向きに突出した略Z字状の階段支持金
具1を設け、この階段支持金具1の上側横片1b
を梁2の側方へ突出させて下側横片1cを梁2の
上面に固定し、階段3の下端部3aを上側横片1
bに載置状態に固定したものである。階段3の下
方には屋外の床版4を敷込み、屋内の床材5の端
部を階段支持金具1の上側横片1bに載せてあ
る。
梁2は2階の床梁となるものであり、H形鋼等
からなる。屋外の床版4は2階の玄関部等となる
ものであり、ALC版等からなる。屋内の床材5
はパーテイクルボード等を用いてある。階段3
は、2階部分から3階部分に設けたものであり、
側桁3b、踏板3cおよび蹴込板3dを鉄板製と
してある。両側の側桁3bの下端間に取付板3e
を設け、取付板3eを階段支持金具1の上側横片
1bに載せてボルトナツト6により固定してあ
る。
階段支持金具1は第3図および第4図に示すよ
うにZ字状の折板からなり、補強板1d,1eと
溶接ナツト7を設けてある。8,9は取付孔であ
る。階段支持金具1は第2図および第5図に示す
ように一対のものを階段3の両側縁に配置し、ボ
ルトナツト10で梁2に固定する。第5図におい
て、11,12は柱、15,16は梁である。
階段3の上部はかね折れ状となつており、3階
床梁17に階段上部支持金具18で固定してあ
る。
各部の寸法例を説明すると、第1図において、
階段支持金具1の高さhは135mm、屋内床版の厚
さtを15mmとし、屋内の床材5の上面高さHを梁
2から150mmとしてある。屋外の床版4の厚さT
は100mmとしてある。
この構成によると、略Z字状の階段支持金具1
を用い、その上側横片1aを梁2から側方へ突出
させて階段3の下端部3aを受けるので、床版4
に切欠等の加工を施すことなく、床版4を階段3
の下方に下端部3aまで完全に敷込むことができ
る。そのため、床版4の完全乾式工法化が可能で
あり、施工性の向上が図れる。
第7図ないし第10図は他の実施例を示す。こ
の例は、一対の階段支持金具1の取付位置を、階
段3′に対して両側に突出する位置とし、両側に
沿う梁15,16にボルトナツト10で固定して
ある。階段3′は第10図のように下部で折れ曲
がつたかね折れ階段であり、階段3′の下端の曲
がり部に隣接して補強架構体20が梁2上に位置
している。補強架構体20は、建物の仕様に応じ
て2階の梁2と3階の梁(図示せず)との間に設
置されるものであり、第9図のように2本の柱材
20aと梁材20bとで組立ててある。その他の
構成は前記実施例と同様である。
このように構成した場合も、Z字状の階段支持
金具1を用いたことにより、階段3′の下方に床
版4を完全に敷込むことができる。
また、従来では階段3′の下端に位置する梁2
上に補強架構体20を設置する場合、階段3′の
下端の支持ができず、このような補強架構体20
の配置ができなかつたが、この例では略Z字状の
階段支持金具1を用いるため、補強架構前20の
設置が可能となる。すなわち、階段3′の側方に
位置する梁15,16に階段支持金具1を設置し
てその内側に突出した上側横片1bに階段3′を
固定できるので、補強架構体20が邪魔とならず
に階段3′の下端部3aの支持が行える。
第11図および第12図は、補強架構体20の
配置例とその場合の階段支持金具1の配置箇所と
を示す平面説明図である。第11図Aは、補強架
構体20を設けない場合(第1〜6図の実施例)、
第11図Bは補強架構体20を階段3の側方に配
置する場合である。これらの場合は、階段支持金
具1を階段3の長手方向端部に配置する。第12
図では鎖線で示すように配置する。この場合、上
り方向は矢印で示すように真直ぐでも、折曲がり
方向でもよい。第11図Cは補強架構体20を階
段3′の長手方向端部に配置する場合(第7〜1
0図の実施例)であり、階段支持金具1は、階段
3′の両側に突出して配置する。第12図に実線
で示す配置となる。この場合は、上り方向は折曲
方向となる。
このように、Z字状の階段支持金具1を用いた
1め、補強架構体20の種々の配置に対して階段
支持金具1の取付箇所を変えるだけで対処でき
る。そのため、種々の仕様に対して階段3,3′
まわり部材の共通化、積算の標準化が図れる。
なお、前記各実施例はかね折れ階段の場合につ
き説明したが、U字状の折返し階段にもこの発明
を適用できる。
〔発明の効果〕
この発明の階段下部の支持構造は、略Z字状の
階段支持金具を用い、その上側横片を梁から側方
へ突出させて階段の下端を受けるので、床版に切
欠時の加工を施すことなく床版を階段の下方に下
端まで完全に敷込むことができる。そのため、階
段下方の床版の完全乾式工法化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部断面図、第
2図はその要部正面図、第3図および第4図は
各々同じくその階段支持金具の側面図および正面
図、第5図および第6図は各々同じくその階段の
平面図および側面図、第7図は他の実施例の側面
図、第8図はその要部正面図、第9図は同じくそ
の補強架構体の正面図、第10図は同じくその階
段の平面図、第11図A〜Cは各々この発明の各
種仕様例の階段支持金具配置箇所説明図、第12
図は同じくその各階段支持金具箇所の具体的な説
明図、第13図は従来例の断面図である。 1……階段支持金具、1a……立片、1b……
上側横片、1c……下側横片、2……梁、3,
3′……階段、4……屋外の床版、5……屋内の
床材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立片の上下端に上側横片と下側横片とが互い
    に逆方向に突出した略Z字状の階段支持金具を設
    け、この階段支持金具の前記上側横片を梁の側方
    へ突出させて前記下側横片を前記梁の上面に固定
    し、階段の下端部を前記上側横片に載置状態に固
    定した階段下部の支持構造。
JP62051697A 1987-03-05 1987-03-05 階段下部の支持構造 Granted JPS63217055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62051697A JPS63217055A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 階段下部の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62051697A JPS63217055A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 階段下部の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63217055A JPS63217055A (ja) 1988-09-09
JPH0441747B2 true JPH0441747B2 (ja) 1992-07-09

Family

ID=12894090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62051697A Granted JPS63217055A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 階段下部の支持構造

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JP (1) JPS63217055A (ja)

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JPS63217055A (ja) 1988-09-09

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