JP4599506B2 - 鉄骨階段、通路用ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄骨階段及びこの鉄骨階段の踊り場、踏み段、あるいはその他の通路に使用する通路用ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄骨階段57では、踏み段部58の両側にささら桁59、59を配置し、踏み段部58に形成した螺孔(ナット)にささら桁59、59からボルトを螺合緊結して、鉄骨階段57を形成していた。この場合、踏み段部58の上下に踊り場部60、60を形成する場合には、ささら桁59(又は他の側板)間に、床を構成する鉄板61を溶接していた。また、鉄板61上にコンクリート製の床盤62を形成する場合には、鉄板61上にワイヤーメッシュ63(又は鉄筋)を配置して、コンクリートを打設して形成していた(図14)。また鉄板61の下面及びささら桁59、59間に箱リブ64、根太65、65を溶接し、鉄板61を補強する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の鉄骨階段57の場合、溶接により鉄板61とささら桁59とを固着しているため、鉄板61やささら桁59にひずみが生じる問題点があった。また、溶接の為に、ささら桁59(又は側板)や鉄板61に、けがきが必要であり、人の手に頼らざるを得ず、鉄骨階段57の製造において、製造の効率化の障害となっていた。
【0004】
また、コンクリート製の床盤62、62を形成する場合、床盤62の割れを防止する為にワイヤーメッシュ63を所定位置に埋設する必要があった。この際、床板61上にスペーサーを使用してワイヤーメッシュ63を所定高さに配置していたので、作業が煩雑となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
然るにこの発明では、通路用ユニットと側板又はささら桁とをボルトで固定したので、前記問題点を解決した。
【0006】
即ちこの発明は、踏み段部と踊り場部とを有する鉄骨階段において、水平板の下面に一体に垂直板を連設してなる通路用ユニットの両端を、側板又はささら桁で挟み、前記通路用ユニットに形成した螺孔を介して、通路用ユニットと側板又はささら桁とをボルトで固定して踊り場を構成し、前記垂直板を下垂直板補強垂直板とを重ねて構成し、前記下垂直板の中間部に巾方向の突出条を形成し、該突出条の両端にナットを固定して前記螺孔を形成したことを特徴とする鉄骨階段である。
【0007】
また、踏み段部と踊り場部とを有する鉄骨階段において、水平板の一端に垂直板を固定して略L字状の通路用ユニットを形成し、該通路用ユニットの水平板の一端部上に、他の通路用ユニットの水平板の他端部を重ねて連結し、連結した通路用ユニットの両端を側板又はささら桁で挟み、前記通路用ユニットの水平板に形成した第1螺孔と垂直板に形成した第2螺孔に、側板又はささら桁からボルトを螺合緊結して踊り場を構成し、前記垂直板を、下垂直板補強垂直板とを重ねて構成し、前記下垂直板の中間部に巾方向の突出条を形成し、該突出条の両端にナットを固定して前記第2螺孔を形成し、前記水平板を、上水平板と下水平板とを重ねて構成し、前記上水平板又は下水平板のいずれかの中間部に巾方向の突出条を形成し前記突出条の両端にナットを固定して第1螺孔を形成したことを特徴とする鉄骨階段である。
【0008】
また、前記において、平板の上面に無機質材料からなる床パネルを載置し、該床パネルから前記突出条に向けてネジ類を打ち込んで床パネルを固定したことを特徴とする鉄骨階段である。
【0009】
また、踏み段部と踊り場部とを有する鉄骨階段において、下水平板の中間部に巾方向全長に、下方に屈曲した突出条を形成し、該突出条の両端部にナットを固定して螺孔を形成してなる下板に、上水平板を有する上板を重ねて固定してなる通路用ユニットを、並列配置し、ささら桁から通路用ユニットの螺孔に向けてボルトを螺合緊結連結して踏み段を形成したこと構成したことを特徴とする鉄骨階段である。
【0016】
前記における側板とは、階段の踊り場部の両側又は通路の床板の両側を受ける長方形状の板材でである。また、ささら桁とは、階段の踏み段部と踊り場部を受ける共通の板材で、前記側板の機能を含む。
【0017】
前記における通路用ユニットは、主に階段の踊り場や踏み段を構成する部材であるが、廊下、スロープなどの他の通路に使用することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
この発明の通路用ユニットでは、歩行用の水平板(床板)の下面側に水平板を支える垂直板(根太)とから構成する。通常の通路では、この通路用ユニットを側板に挟んで通路を構成する。また鉄骨階段の踊り場では、踏み段部から独立した踊り場では側板に、または踏み段部と一体のささら桁に、夫々通路用ユニットを挟んで鉄骨階段の踊り場を構成する。この際、通路用ユニットの垂直板に、あるいは垂直板と水平板とに、設けられた螺孔を使用して側板などにボルト接合されるので、側板などの歪みを防止できる。
【0019】
例えば、以下のように通路用ユニット30を構成する。鋼板を屈曲して、下水平板3と下垂直板6とからなる逆L字状の下板1を形成する。下垂直板6に突出条11を形成し、溝部9の両端10、10に高ナット23、23をはめて固定する(図1(a))。下垂直板6の外側面6bに、補強垂直板12を固定する。前記補強垂直板12は上下が屈曲され夫々上水平リブ13、下水平リブ14が形成され、略Z字状となっている(図2)。また、下水平板3の上面に、重ねる上水平板19は上面側に突出条17を形成され、溝部15の両端16、16に、高ナット23、23をはめて固定する(図1(a))。下板1の下水平板3に上水平板19を固定し通路用ユニット30を構成する(図1(b)、図2)。下垂直板6の上端付近を連結部27とし、上水平板19の他端21側の下面を連結部7とする。また、この通路用ユニット30は、必要長さだけ連結して使用する(図1(c))。
【0020】
【実施例1】
図1〜3に基づきこの発明の通路用ユニットの実施例を説明する。
【0021】
所定巾Dの鋼板を屈曲して、下水平板3の一端4に下垂直板6の上端7が連設された下板1を形成する(図1(a))。前記下垂直板6の中間部を、幅方向全長に、内方に屈曲して、下垂直板6の内側面6a側に突出条11を形成する。前記突出条11の外側面側に溝部9が形成される。前記溝部9の幅方向の両端10、10に高ナット23、23を夫々スポット溶接にて固定する。前記高ナット23の端縁24と下垂直板6の幅方向の端縁6cとは略面一(あるいは高ナット23が若干引っ込んだ状態)に配置されている(図3)。また、高ナット23の側面25は下垂直板6の外側面6bと略面一に固定されている。尚、図2で左側が外側、右側が内側である。
【0022】
下垂直板6の外側面6bに、補強垂直板12を配置してスポット溶接で固定する。前記補強垂直板12の上端部は外側に屈曲して、上水平リブ13が形成され、該上水平リブ13の上面13aと下水平板3の下面3bとは略同じ高さに形成されている。また、前記補強垂直板12の下端部は、下垂直板6の下端8に沿って、内側に屈曲して、下水平リブ14が形成されている(図2)。
【0023】
前記下水平板3の上面に、重ねることができる上水平板19は、中間部に幅方向の全長に亘り、上方に向けて屈曲して、上水平板19の上面側に突出条17を形成する。前記突出条17の下面側に溝部15が形成される。前記溝部15の両端16、16に、高ナット23、23を夫々配置して、スポット溶接にて固定する。
【0024】
下板1の下水平3の上面3aに、上水平板19を重ねて、スポット溶接して両板3、19を固定する。前記上水平板19の一端20は、下水平板3の一端4より、距離Lだけ内側に位置し、該上水平板19の一端20、下水平板3の上面3a、補強垂直板の上水平リブ13の上面13aとで、一方の連結部27を形成する。
【0025】
また、前記上水平板19の他端21は、下水平板3の他端5より距離Lだけ、突出して、該突出部分の下面側で、他方の連結部28を構成する。
【0026】
以上のようにして、通路用ユニット30を構成する(図2、3、図1(b))。前記実施例では、下板1(下水平板3、下垂直板6)及び上水平板19は、板厚を薄く(1.6mm程度)し、補強垂直板12は板厚を厚く(2.3mm程度)したので、加工性を確保して有効な強度を実現できるので望ましいが(図2)、同じ材厚とし、あるいは厚さを逆にして構成することもできる(図示していない)。
【0027】
この通路用ユニット30は、必要長さ分だけ、所定数を並列配置して、隣接する通路用ユニット30、30の連結部27、28を互いに重ねて(図2)、所定長さの通路を形成する(図1(c))。通路用ユニット30、30の両側に、予め高ナット23、23の位置に合わせて貫通孔33、33を穿設した側板32、32を配置し、側板32の貫通孔33からボルト34を挿入して、高ナット23に螺合緊結して、側板32と通路用ユニット30、30とを固定する(図3鎖線図示32)。以上のようにして、廊下などの通路として使用する。
【0028】
前記実施例において、突出条11、17の突出方向は任意である。例えば、上水平板19の上面側に突出条17を形成したが、下水平板3の下面側に突出条17を突出させて、通路用ユニット30aを形成することもできる(図9)。この場合、高ナット23を突出条17内に収容して、上水平板19は平坦に形成する。
【0029】
また、前記実施例において、突出条11、17の数も任意である。例えば、上水平板19に2つ以上形成することもできる(図示していない)。
【0030】
また、前記実施例において、突出条11、17は、巾方向の全長に形成したので、突出条がリブとなって、強度を高められるが、両端部に高ナットを収容できる溝部が形成されれば、中間部は平坦に形成することもできる(図示していない)。
【0031】
また、突出条11、17を形成せず、上水平板19の上面19a、下垂直板6の内側面6aに、直接に、高ナット23、23を溶接して固定することもできる(図示していない)。
【0032】
また、前記実施例において、下水平板3、下垂直板6、補強垂直板12、上水平板19とから構成したが、水平板とこれを補強する垂直板とを有する構造であれば他の構造、例えば一枚の鋼板をL字状に屈曲して形成することもできる(図示していない)。
【0033】
また、前記実施例において、高ナット23を使用して螺孔を形成したが、他のナット、内壁に螺孔を形成したパイプやその他の部材により螺孔を形成することもできる(図示していない)。
【0034】
【実施例2】
次に、図4〜6に基づき、前記通路用ユニット30、30を使用した踊り場部を含む鉄骨階段50の実施例を説明する。
【0035】
所定の段数だけ形成した踏み段部36の上端37及び下端38に連続して、3つ並列した構成の通路用ユニット30、30を固定する。前記通路用ユニットが、上踊り場部40、下踊り場部41を形成する。
【0036】
続いて、踏み段部の取付ナット39、39位置、通路用ユニット30、30の高ナット23、23位置に合わせて、貫通孔44、44を穿設したささら桁43、43を配置し、踏み段部36、上下踊り場部40、41を挟む。ささら桁43の貫通孔44、44からボルト34、34を挿入して、取付ナット39、高ナット23に螺合緊結して、ささら桁43に踏み段部36、通路用ユニット30、30(上下踊り場部40、41)を固定する。
【0037】
また、両踊り場部40、41の端縁を塞ぐように、ささら桁43の端縁43a、43a間に巾木45を固定する(図4、図5)。前記において、連結した通路用ユニット30、30と踏み段部36とは補助板46を介して固定され、連結した通路用ユニット30、30と巾木45との間は補助板47を介して固定される(図6)。
【0038】
以上のようにして、鉄骨階段50を構成し(図4)、構築現場に搬入される。
図中48は取付高さ調節の為のアジャスターボルトであり、図中49はささら桁43と梁とを固定する為のセットプレートである。
【0039】
構築現場において、梁51、51間に、鉄骨階段50を架設して、アジャスターボルト48で取付位置を微調節して、セットプレートを介して梁51にささら桁43が固定される(図6)。
【0040】
続いて、通路用ユニット30、30の上水平板19の上面19aに、ワイヤーメッシュ52を配置して、ワイヤーメッシュ52を埋設するようにモルタルを充填して、踊り場の床盤53を構築する。この際、突出条17、17上にワイヤーメッシュ52を置くだけで、突出条17、17がスペーサーとなって、床盤53の中心付近にワイヤーメッシュ52を埋設することができるので、作業を簡略化できる(図4、図5、図6)。
【0041】
尚、図4中、54は吹抜板、55は吹抜塞ぎ板で、隣接する鉄骨階段50、50の踊り場部40、41の間隙を塞ぐ部材である。
【0042】
また、前記において、下垂直板6の高ナット23(突出条11)、上水平板19の高ナット23(突出条17)により、ささら桁43と千鳥状にボルト34、34が配置されるので、少ないボルト数で、所定の取付強度を確保できる。
【0043】
また、前記実施例において、床盤53を乾式に形成する際には、通路用ユニット30、30の上面に各種床パネルを配置することもできる(図示していない)。この場合、床パネルの下面に、突出条17、17に合わせた溝を形成すれば、床パネルのずれを防止して、床パネルを容易に配置できる。また、床パネル側からビス類を通路用ユニット30にねじ込んで床パネルを固定する場合、突出条17の中間部(高ナット23を配置していない部分)にビスをねじ込めば、通路用ユニット30の下面側にビスが露出せず、通路用ユニット30、30の下面側の仕上げ処理を省略し又は簡略化できる。
【0044】
また、図9に示す実施例の場合、上水平板19の上面は平坦に形成されるので、無機質材料からなる(乾式の)床パネル56を接着で、あるいはビス類で固定することができる(図9)。この場合も、突条17を利用すれば、床パネル56の上面からねじ込んだドリリングネジ(ビス類)の先端は、上水平板19を貫通するが突条17内に留まり、通路の外面に露出することはない(図12参照)。
【0045】
【実施例3】
次に図7、8に基づき他の通路用ユニット31の実施例を説明する。
【0046】
所定巾Dの鋼板を屈曲して、上端部に水平リブ26を形成した下垂直板6を形成する。前記下垂直板6の中間部を、幅方向全長に、内方に屈曲して、下垂直板6の内側面6a側に突出条11を2箇所並列して形成する。前記突出条11の外側面側に溝部9が形成される。前記溝部9の幅方向の両端10、10に高ナット23、23を夫々スポット溶接にて固定する(図7(a))。前記高ナット23の端縁24と下垂直板6の幅方向の端縁6cとは略面一(あるいは高ナット23が若干引っ込んだ状態)に配置されている(図3参照)。また、高ナット23の側面25は下垂直板6の外側面6bと略面一に固定されている。尚、図6で左側が外側、右側が内側である。
【0047】
下垂直板6の外側面6bに、補強垂直板12を配置してスポット溶接で固定する(図7(a))。前記補強垂直板12は、実施例1と同様の構造である。即ち、前記補強垂直板12の上端部は外側に屈曲して、上水平リブ13が形成され、該上水平リブ13の上面13aと下水平板3の下面3bとは略同じ高さに形成されている。また、前記補強垂直板12の下端部は、下垂直板6の下端8に沿って、内側に屈曲して、下水平リブ14が形成されている(図8)。
【0048】
以上のように形成した下垂直板6と垂直補強板12とで、垂直板18を構成する(図7(b)、図8)。前記垂直板18、18を所定間隔で配置し、隣接する垂直板18、18間に平鋼板からなる水平板22を架設固定して、通路用ユニット31を構成する(図7(d)、図8)。前記下垂直板6の水平リブ26と垂直補強板12の上水平リブ13とから連結部29を形成する。前記水平リブ26の上面26aと上水平リブ13の上面13aとは面一に形成されている。
【0049】
また、前記実施例では、下垂直板6の板厚を薄く(1.6mm程度)し、補強垂直板12は板厚を厚く(2.3mm程度)し、水平板22の材厚を更に厚く(3.2mm程度)としたので、加工性を確保して有効な強度を実現できるので望ましいが(図8)、同じ材厚とし、あるいは他の厚さの構成することもできる(図示していない)。
【0050】
次に前記通路用ユニット31を使用した鉄骨階段について説明する。
【0051】
実施例2と同様に、所定の段数だけ形成した踏み段部36の上端37及び下端38に連続して、通路用ユニット31の垂直板18を配置する。
【0052】
続いて、踏み段部の取付ナット39、39位置、通路用ユニットの高ナット23、23位置に合わせて、貫通孔44、44を穿設したささら桁43、43を配置し、踏み段部36、通路用ユニット31の垂直板を挟む(図4、5参照)。ささら桁43の貫通孔44、44からボルト34、34を挿入して、取付ナット39、高ナット23に螺合緊結して、ささら桁43に踏み段部36、通路用ユニット31の垂直板18、18を固定する(図7(c))。
【0053】
続いて、隣接する垂直板18、18間に、水平板22を架設する。前記水平板22の一端22aは一方の垂直板18の水平リブ26の中間部に位置し、他端22bは他方の垂直板18の水平リブ13を越え、水平リブ26上に位置させてある。隣接する水平板22の両端22a、22bと、垂直板18の連結部29(水平リブ12、26)とをビード溶接で固定する。また水平板22の他側22b付近に透孔を設けて、水平板22と水平リブ13とを栓溶接する。
【0054】
尚、水平板22と垂直板18とは、固定されていれば、スポット溶接等他の溶接方法あるいは他の固定手段を取ることもできる。
【0055】
この際、垂直板18上に水平板22を並べて、溶接するだけであるので、卦書き作業が不要であり、組立作業が簡略化される。また、ささら桁43と水平板22、ささら桁43と垂直板18とは溶接していないので、ささら桁43に歪みが生じるおそれがない。
【0056】
また、両踊り場部40、41の端縁を塞ぐように、ささら桁43の端縁43a、43a間に巾木45を固定する(図4、図5参照)。
【0057】
前記において、連結した通路用ユニット31と踏み段部36とは補助板46を介して固定され、連結した通路用ユニット31と巾木45との間は補助板47を介して固定される(図6参照)。
【0058】
以上のようにして、鉄骨階段50を構成し(図4参照)、構築現場に搬入される。ささら桁43に挟まれた通路用ユニット31、31が、上踊り場部40、下踊り場部41を形成する(図4参照)。
【0059】
また、水平板22上に、スペーサー等を載せて(図示していない)、ワイヤーメッシュ52、52を配置して、モルタル類を打設して、上踊り場部40、下踊り場部41に床盤53を構築する(図8)
前記実施例において、2つの垂直板18、18間に水平板を架設したが、3つ以上の垂直板18、18に対して、1枚の水平板22を架設することもできる(図示していない)。
【0060】
また、前記実施例において、水平板22は平板としたが、実施例1と同様の突出条17を形成すれば、水平板22を補強し、また、ワイヤーメッシュ等を埋設する際のスペーサーを省略できる(図示していない)。
【0061】
また、他の構成は実施例1、2と同様である。
【0062】
【実施例4】
図10乃至図13に基づき、踏み段用の通路用ユニットを使用した場合の実施例について説明する。
【0063】
実施例1と同様に、所定巾Dの鋼板を屈曲して、下水平板3の他端5側を、上方に向けて角θで屈曲して蹴込み板片67とし、下板1を形成する(図10)。
また、前記蹴込み板片67の上端部は、下水平板3とは反対側に向けて水平に屈曲して、連結片68を形成する。また、下水平板3の一端4側を連結片69とする。
【0064】
前記下水平板3に、下方に向けた突出条17、17を2つ形成する。前記突出条17の上面側に溝部15が形成される。実施例1と同様に、前記溝部15の両端16、16に、高ナット23、23を夫々配置して、スポット溶接にて固定する。高ナット23の側面25は下水平板3の上面3aと略面一に固定されている(図10)。
【0065】
前記下水平板3の上面3aに、重ねることができる上水平板19は、他端側21を、上方に向けて角θで屈曲して蹴込み板片71とする。前記蹴込み板71の上端部は、上水平板19とは反対側に向けて水平に屈曲して、連結片72を形成する。
【0066】
前記上水平板19の一端側20は、上方に立ち上げ、更に上水平板19とは反対側に略水平に屈曲して、連結片73を形成する。以上で、上板75を形成する。
【0067】
続いて、下板1の下水平3の上面3a及び蹴込み板片67に、下板75の上水平板19及び蹴込み板片71を夫々重ねて、スポット溶接して両板1、75を固定し、通路用ユニット76を構成する(図10)。この通路用ユニット76は、前記両水平板3、19から踏み板を形成し、前記両蹴込み板片67、71から蹴込み板を形成する。また、前記蹴込み板片71の連結片72は、蹴込み板片67の連結片68よりも上方に位置し、連結片68、72から連結部78を形成する。また、下水平片3の連結片69と上水平板19の連結片73とで、連結部79を形成する。
【0068】
また、下板1(下水平板3、蹴込み板片67)及び上板75(上水平板19、蹴込み板片71)は、幅Dの長さにもよるが、いずれも板厚を1.6mm程度で形成してあるが、実施例1と同様に、下板1と上板75とを異なる板厚で形成することもできる。
【0069】
この通路用ユニット76、76は、必要分だけ所定数を階段状に並列配置して、通路用ユニット76の連結部78と、隣接する通路用ユニット76の連結部79とを互いに重ねて、所定長さの鉄骨階段の踏み段部を形成する(図11)。この際、予め高ナット23、23の位置に合わせて貫通孔33、33を穿設したささら桁43を、通路用ユニット76、76の両側に配置し、ささら桁43の貫通孔44からボルト34を挿入して、高ナット23に螺合緊結して、ささら桁43と通路用ユニット76とを固定する(図12)。
【0070】
前記において、通路用ユニット76には、ささら桁43に固定する前に、あるいは固定した後に、上水平板上19で、連結片73と蹴込み板71との間の凹部77に、無機質系の踏み板パネル80を嵌挿して固定する。この際、突出条17、17の中間部位置(高ナット23を配置していない部分)で、踏み板パネル80側からドリリングネジ(ビス類)82を上水平板19にねじ込んで踏み板パネル80を固定する(図12)。踏み板パネル80及び上水平板19を貫通したドリリングネジ82の先端部83は、突出条17の溝部15内に留まり、下水平板3から突出しないので、通路用ユニット76の下側にビスが露出せず、通路用ユニット76の下面側の仕上げ処理を省略し又は簡略化できる。また、前記踏み板パネル80の上面に化粧板84(例えば、ビニルタイル 2mm)を接着する。
【0071】
また、前記において、踏み板パネル80は、ビス止めができるような引抜強度を有し、耐火性能(準不燃構造、耐火構造)を有し、歩行によって破損しないような強度を有する材質とすることが望ましい。例えば、大建工業株式会社製の「ダイライトRT」(18mm)を使用する。同製品は、
・準不燃・耐火構造
・比重 0.7
・吸水寸法変化率 0.12%
・防腐・防蟻性能
・切断などの施工性
・引抜強度(φ4.0mmのビス貫通時)
1270N(130kgf)
・曲げ強度
18.6N/mm2 (190kgf/cm2 )
等の諸性能を有し、最適な材料の1つである。
【0072】
また、ここで、通路用ユニット76、76に連続して、前記実施例1の通路用ユニット30a、30a(図9)を配置し、同様にボルト34で、ささら桁43に固定して、鉄骨階段50を構成する(図13)。通路用ユニット30a、30aが鉄骨階段85の踊り場を構成し、通路用ユニット30aの上面にも、前記の踏み板パネル80と同様の床パネル56(大建工業株式会社製の「ダイライトRT」(18mm))をドリリングネジ82、82で固定し、化粧板84を接着する。図13において、45はささら桁43の端縁43aに固定された巾木、51は梁、48はアジャスターボルトである。
【0073】
前記実施例において、突出条17の数を2つとしたが、1つあるいは3つ以上とすることもできる(図示していない)。また、突出条17は、下水平板3に代えて、又は上水平板3の突出条17に加えて、上板75又は下板1の蹴込み板片67、71に形成することもできる(図示していない)。
【0074】
また、前記実施例において、突出条17は、巾方向の全長に形成したので、突出条17がリブとなって、強度を高められるが、実施例1と同様に、両端部に高ナット23を収容できる溝部15が形成されれば、中間部は平坦に形成することもできる(図示していない)。
【0075】
【発明の効果】
水平板と垂直板とからなる通路用ユニットとささら桁とをボルトで接合したので、鉄骨階段の踊り場部、又は踊り場部を有する鉄骨階段を効率的に製造できる効果がある。また、溶接によらないので、組立時にささら桁や踊り場部に発生するひずみを無くすことができる。
【0076】
また、通路用ユニットは、水平板と垂直板とが一体に形成されるので、単体で充分な強度を確保でき、略L字状とした場合には水平板の一端側の連結部に、隣接する通路用ユニットの他端側の連結部を重ねるだけで、所定数の通路用ユニットを容易に接合して使用できる効果がある。
【0077】
また、通路用ユニットで、水平板及び垂直板に屈曲部を形成すれば、屈曲部による溝部内にナットを取り付けて容易に螺孔を形成できると共に、通路用ユニットを補強して、同一強度であれば材厚を薄くでき、軽量化を図れる効果がある。
【0078】
また、全巾に亘って屈曲した突出条を形成すれば、水平板に乾式の床パネルを使用した場合でも、ビス類が露出することなく、ビス類で固定できる効果がある。従って、構築される通路の軽量化を図り、また工場で予め床パネルを固定することもできるので施工効率を高めることができると共に、床パネルが破損した際の取り替えが容易にできる。
【0079】
また、通路用ユニットを2枚の鋼板の張り合わせて所定の厚さを確保した構造とた場合には、使用する板材を薄くできるので、1枚の鋼板から形成する場合に比して、切断屈曲等の加工が容易であり、また歩行時の騒音を減らすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの通路用ユニットの組立図、(b)はこの発明の通路用ユニットの斜視図、(c)は通路用ユニットを連結した状態の斜視図である。
【図2】この発明の通路用ユニットの拡大正面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】この発明の通路用ユニットを使用した鉄骨階段の斜視図である。
【図5】同じく鉄骨階段の踊り場の拡大斜視図である。
【図6】同じく踊り場の拡大縦断面図である。
【図7】この発明の他の通路用ユニットの実施例の斜視図で、(a)は垂直板の組立図、(b)は垂直板、(c)は垂直板を並列した状態、(d)は通路用ユニットを取り付けた状態を夫々表す。
【図8】同じく他の通路用ユニットの拡大正面図である。
【図9】同じく他の通路用ユニットの拡大正面図である。
【図10】同じく他の通路用ユニットで、踏み段に使用するもの拡大正面図である。
【図11】図10の通路用ユニットの使用状態の拡大正面図である。
【図12】図11のB−B線における拡大断面図である。
【図13】同じく図10の通路用ユニットを鉄骨階段に使用した正面図である。
【図14】従来の鉄骨階段の斜視図である。
【符号の説明】
1 下板
3 下水平板
4 一端(下水平板)
5 他端(下水平板)
6 下垂直板
7 上端(下垂直板)
8 下端(下垂直板)
9 溝部(下垂直板)
10 溝部の両端(下垂直板)
11 突出条(下垂直板)
12 補強垂直板
13 上水平リブ(補強垂直板)
14 下水平リブ(補強垂直板)
15 溝部(上水平板)
16 溝部の両端(上水平板)
17 突出条(上水平板)
18 垂直板
19 上水平板
20 一端(上水平板)
21 他端(上水平板)
22 水平板
23 高ナット
26 下垂直板6の水平リブ
27 連結部
28 連結部
29 連結部
30 通路用ユニット
31 通路用ユニット
32 側板
33 貫通孔(側板)
34 ボルト
36 踏み段部
40 上踊り場部
41 下踊り場部
43 ささら桁
44 貫通孔(ささら桁)
50 鉄骨階段
52 ワイヤーメッシュ
56 床パネル
57 鉄骨階段(従来例)
58 踏み段部(従来例)
59 ささら桁(従来例)
60 踊り場部(従来例)
61 鉄板(従来例)
67 蹴込み板片(垂直板)
68 連結片
69 連結片
71 蹴込み板片(垂直板)
72 連結片
73 連結片
75 上板
76 通路用ユニット
78 連結部
79 連結部
80 踏み板パネル(床パネル)
82 ドリリングネジ

Claims (4)

  1. 踏み段部と踊り場部とを有する鉄骨階段において、
    水平板の下面に一体に垂直板を連設してなる通路用ユニットの両端を、側板又はささら桁で挟み、前記通路用ユニットに形成した螺孔を介して、通路用ユニットと側板又はささら桁とをボルトで固定して踊り場を構成し、
    前記垂直板を下垂直板補強垂直板とを重ねて構成し、前記下垂直板の中間部に巾方向の突出条を形成し、該突出条の両端にナットを固定して前記螺孔を形成したことを特徴とする鉄骨階段。
  2. 踏み段部と踊り場部とを有する鉄骨階段において、
    水平板の一端に垂直板を固定して略L字状の通路用ユニットを形成し、該通路用ユニットの水平板の一端部上に、他の通路用ユニットの水平板の他端部を重ねて連結し、連結した通路用ユニットの両端を側板又はささら桁で挟み、前記通路用ユニットの水平板に形成した第1螺孔と垂直板に形成した第2螺孔に、側板又はささら桁からボルトを螺合緊結して踊り場を構成し、
    前記垂直板を、下垂直板補強垂直板とを重ねて構成し、前記下垂直板の中間部に巾方向の突出条を形成し、該突出条の両端にナットを固定して前記第2螺孔を形成し、
    前記水平板を、上水平板と下水平板とを重ねて構成し、前記上水平板又は下水平板のいずれかの中間部に巾方向の突出条を形成し前記突出条の両端にナットを固定して第1螺孔を形成したことを特徴とする鉄骨階段。
  3. 水平板の上面に無機質材料からなる床パネルを載置し、該床パネルから前記突出条に向けてネジ類を打ち込んで床パネルを固定したことを特徴とする請求項1又は2記載の鉄骨階段。
  4. 踏み段部と踊り場部とを有する鉄骨階段において、下水平板の中間部に巾方向全長に、下方に屈曲した突出条を形成し、該突出条の両端部にナットを固定して螺孔を形成してなる下板に、上水平板を有する上板を重ねて固定してなる通路用ユニットを、並列配置し、ささら桁から通路用ユニットの螺孔に向けてボルトを螺合緊結連結して踏み段を形成したこと構成したことを特徴とする鉄骨階段。
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