JPH09221894A - 階段用踏段 - Google Patents

階段用踏段

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JPH09221894A
JPH09221894A JP8032113A JP3211396A JPH09221894A JP H09221894 A JPH09221894 A JP H09221894A JP 8032113 A JP8032113 A JP 8032113A JP 3211396 A JP3211396 A JP 3211396A JP H09221894 A JPH09221894 A JP H09221894A
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JP
Japan
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plate
tread
upper plate
mortar
base material
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Pending
Application number
JP8032113A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyofumi Yokomori
精文 横森
Tokuo Shiraishi
篤雄 白石
Masao Kanezashi
雅夫 金指
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chichibu Onoda Cement Corp
Yokomori Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
Yokomori Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的薄肉の鋼板を使用しても、軽量で十分な
強度の階段とする。 【解決手段】踏板上板1の一側2に蹴込み上板4を鋭角
θで連設して略L字形状の上踏段部材(上板)6とす
る。踏板下板11の一側12に蹴込み下板14を鋭角θ
で連設して下踏段部材16とする。踏板下板11の溝1
7の両端部18にささら桁取付け用のナット(ささら桁
取付手段)19を嵌挿固着する。踏板上板1と踏板下板
11との間の高さH1 の間隙22内に、踏板基材23を
嵌挿固着して、階段用の踏段25を構成する(a)。踏
板基材23は、比重0.2 〜1.0 かつ圧縮強度10kg/cm2
以上の無機材料としてある。前記踏板基材23、踏板上
板1、踏板下板11を踏板とし、上蹴込み板4、下蹴込
み板14を蹴込み板とする。踏段25をささら桁27に
固定して階段を構成する(b)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ささら桁に固定
し、階段を構成する階段用踏段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄骨階段は、階段状に並べた所定
数の踏段をささら桁に挟んで固定してた。この場合、踏
段の踏板を鋼板のみとした場合には使用時の騒音等が生
じ、これを防止するために、踏段の踏板上面に石板など
を固着して踏板を構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】踏板表面に石板を使用
した場合には、石板の摩耗、縁欠けが生じる問題点があ
った。また、この場合、所定の荷重に耐えられる厚さの
鋼板を必要とし、厚さ5.0mm程度の鋼板が必要であ
り、石材の重量も加わり踏段総体の重量が重くなり、輸
送、設置取付け作業等で取扱い難い問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るにこの踏段は、所定
間隙を設けて配置した上板と下板との間に踏板基板を嵌
挿して構成したので、前記問題点を解決した。
【0005】即ちこの発明は、ささら桁との取付部を有
する踏段において、踏段を構成する踏板を、所定間隙を
設けて配置した上板と下板との間に踏板基板を嵌挿して
構成したことを特徴とする階段用踏段である。
【0006】また、この発明は、前記における踏板基材
を、比重0.2 〜1.0 かつ圧縮強度10kg/cm2 以上となる
ように、無機材料、あるいは無機及び有機の複合材料か
ら構成した階段用踏段である。この場合、重衝撃音に対
する遮音性能を高めるためには重量則により、踏板の厚
みが一定の場合、比重は高ければ高いほど良い。また、
軽衝撃源に対しては透過損失を小さくするためには鉄板
とは異なり、より軽量物質が踏板基板として存在するこ
とが必要である。また、踏段自体の重量はできるだけ小
さく押えると共に、上板及び下板との追随性を持たせる
ために、比重はなるべく低いことが望ましい。従って、
比重は前記範囲に限定することが望ましい。更に、踏板
基材として要求される性能は、人または物等の衝撃荷重
が加わったとき、上板に変形を生じないためには、10 k
gf/cm2 以上の圧縮強度が必要である。
【0007】また、この発明は、前記における踏板基材
を、以下のA乃至Eの材料のうち1つ又は複数を主成分
とした材料から構成した階段用踏段である。 A.珪酸カルシウムを主成分とした材料。 B.軽量モルタル、発泡モルタル又はその他のモルタル
であって、軽量骨材を混入した材料。 C.発泡コンクリート又はその他のコンクリートであっ
て、軽量骨材を混入した材料。 D.モルタル又はコンクリートであって、廃ガラス、廃
プラスチック、廃タイヤ、建築物残材及び汚泥処理生成
物のうちの1つ又は複数を加工して製造してなる軽量骨
材を混入した材料。 E.モルタル又はコンクリートであって、木材チップ、
繊維くずを混入してなる材料。
【0008】また、この発明は、上板を略水平の踏板上
板の一側に蹴込み上板が連設した略L字状とし、下板を
略水平の踏板下板の一側に蹴込み下板が連設した略L字
状とし、前記蹴込み上板の上端部を屈曲して押え条を形
成し、前記踏板上板の他側の端部に、下方に位置する他
の蹴込み上板の押え条に係止できる係止条を形成すると
共に、前記踏板下板の他側に所定高さで幅方向の突条を
形成し、蹴込み下板の上端部に、上方に位置する他の踏
板下板に当接する幅方向の塞ぎ条を形成した階段用踏段
である。更に、前記におけるささら桁との取付部を、踏
板上板あるいは踏板下板のいずれか一方に、幅方向の溝
を形成し、該溝の両端部に、ささら桁取付用のナットを
嵌挿固着して構成した階段用踏段である。
【0009】前記における幅方向とは、階段の幅方向を
指す。
【0010】
【実施の態様】ささら桁との取付部は、例えば、踏段に
ナットを取り付けて構成する。この場合、ナットを取付
用に、踏板下板あるいは踏板上板のいずれか一方又は両
方を屈曲してナット嵌挿用の溝を形成する。また、屈曲
に代えて、同様の溝を構成できる別部材を、踏板下板あ
るいは踏板上板のいずれか一方又は両方に固着すること
もできる。
【0011】踏板基材の材質は任意であるが、前記のよ
うな材質とすることが望ましい。この際、珪酸カルシウ
ムを主原料とした無機質材料を選択する場合、例えば、
朝日珪酸工業(株)の製造に係る「ヒラクレス」(登録
商標)、あるいはこれに相当する製品が望ましい。この
発明の珪酸カルシウム板は、珪石、生石灰、補強繊維か
らなり、二酸化珪素、炭酸カルシウムを主成分としてい
る。製造工程は調合した原料をプレス成形し、オートク
レーブ養生、乾燥後、所定形状に加工して完成する。
【0012】尚、主な物性は以下のとおりである。 比重 0.4±0.2 圧縮強度 15 kgf/cm2 以上(3%歪み) 曲げ強度 20 kgf/cm2 以上(破壊強度) 吸水率 約80%/vol (DRY ベース) 耐火性(伸縮率) 0.8%以下(1000℃/3hr)
【0013】また、この珪酸カルシウム板は以下のよう
な特徴を有する。 所定の強度を有しつつ、比重が従来品の約10分の1
の0.4±0.2と軽量であるため作業性が良い。ま
た、大量輸送が可能であり、物流費を削減できる。 収縮、そり等の品質が安定しているため、長期に渡り
変形がないため、階段の上板と下板との間に被着した後
も寸法安定性がよい。 加工性に優れ、現場で簡便なナイフ等で加工ができ
る。 吸水はするが自己保形性が高く、形が崩れない。 熱間強度に優れ、耐火材料である。 鋼板等の材料との接着のなじみが良いため、接着強度
が高く、このため階段に被着した場合、防遮音効果が高
い。
【0014】また、上板及び下板と踏板基材とは固定す
ることが望ましく、上板及び下板と踏板基材との固定に
接着剤を使用する場合には、エポキシ樹脂、特殊シリコ
ン変成ポリマーを主成分とした接着剤とすることが望ま
しく、例えば、セメダイン(株)の製造に係る「セメダ
イン PM165」がこれに相当する。
【0015】この接着剤の主な物性は、以下のとおりで
ある。 比重 1.57 接着強度 21 kgf/cm2 以上 伸び 100% 粘度 3200 また、主な特長は、以下のとおりである。 硬化後もゴム上の弾性体であるため振動、衝撃を吸収
できる。 一液性で作業性がよい。 低温硬化性に優れ(5℃でも硬化)、硬化時間が早い
(20分/20℃)。◎ 無溶剤であり、低臭気である。
【0016】
【作用】踏段は所定数を階段状に並列して、ささら桁取
り付け部を介してささら桁に挟持固定され、階段を構成
できる。上板と下板との間に踏板基板を嵌挿して構成し
たので、上板及び下板とを鋼板製とした場合には、各材
厚を薄くでき、踏段の重量を軽減できる。
【0017】また、踏板基材は上板と下板とに挟まれて
いるので、使用時に摩耗、縁掛けを生じない。
【0018】また、蹴込み上板に押え条を、踏板上板に
係止条を形成すると共に、踏板下板に突条を、蹴込み下
板に塞ぎ条を形成した場合には、上下に位置する踏段
は、押え条と係止条とが互いに係止すると共に、塞ぎ条
が突条に当接する。
【0019】
【実施例1】図1、図2に基づきこの発明の実施例を説
明する。
【0020】所定幅Dの鋼板を屈曲して、水平方向の踏
板上板1の一側2に蹴込み上板4が角度θ(直角より若
干鋭角)で連設された略L字形状の上踏段部材(上板)
6を構成する。前記上踏段部材6は、蹴込み上板4の上
縁部5を水平方向に屈曲して、幅方向の押え条7が形成
され、前記踏板上板1の他側3の自由端には略下方(前
記蹴込み上板4と平行)に屈曲して、係止条8を形成し
てある。前記係止条8は上方に位置する他の押え条7に
係止できる。
【0021】次に、同様に所定幅の鋼板を屈曲して、水
平方向の踏板下板11の一側12に蹴込み下板14が角
度θで連設された形状の下踏段部材16を構成する。前
記踏板下板11の中間部に2か所、該踏板下板11の幅
方向に、下方に屈曲する溝17、17が形成され、該溝
17内で幅方向の両端部18、18にささら桁取付け用
のナット(ささら桁取付手段)19、19を嵌挿固着す
る。また、前記踏板下板11の他側13を高さH1 (例
えば30mm)に屈曲して、その上端部を更に他側(水平
方向)に屈曲して、幅方向の突条20を形成する。ま
た、前記下蹴込み板14は上端部15を水平方向に屈曲
し、更にその自由縁を上方に立設屈曲して塞ぎ条21を
形成する。
【0022】前記上踏段部材6の踏板上板1と下踏段部
材16の踏板下板11との間に高さH1 の間隙22が形
成される。
【0023】前記間隙22内に、厚さH1 で無機質材料
からなる踏板基材(例えば、朝日珪酸工業(株)製の
「ヒラクレス(登録商標)」)23を嵌挿し、該踏板基
材23と踏板上板1の上面、踏板下板11の上面とを、
弾性接着剤(例えば、セメダイン(株)製「セメダイン
PM165」)により接着固定し、必要であれば、前
記上踏段部材6の踏板上板1と下踏段部材16の踏板下
板11との当接点をスポット溶接して固定連結して、踏
段25を構成する(図1(a))。
【0024】前記において、踏板基材23、踏板上板
1、踏板下板11から踏板を構成し、上蹴込み板4及び
下蹴込み板14とから蹴込み板を構成する。
【0025】次に前記実施例の踏段25の使用について
説明する。
【0026】所定数の踏段25、25を階段状に並べ、
ささら桁27、27に挟持して、各ささら桁27の透孔
28、28からボルト29を挿通して踏段25のナット
19に螺合して(図1(b))、踏段25、25をささ
ら桁27、27に固定して、階段30を構成する(図
2)。この際、上に位置する踏段25の係止条8が下に
位置する踏段25の押え条7に嵌装され、また、下に位
置する踏段25の塞ぎ条21が上に位置する踏段25の
突条20に当接されている。従って、上下の踏段25、
25は連結され強固な階段を構成する。
【0027】また、この踏段25は、鋼板と珪酸カルシ
ウム製の踏板基材23とによるにサンドイッチ構造であ
るので、十分な強度を有しつつ、軽量化できるので、搬
送、取り付けの際に作業効率を向上できる。また、階段
を構成した際に、鋼板上を歩行する際の騒音を削減でき
る。
【0028】また、蹴込み上板4の上端部を屈曲して押
え条7を形成し、前記踏板上板1の他側の端部に、下方
に位置する他の蹴込み上板4の押え条7に係止できる係
止条8を形成すると共に、前記踏板下板11の他側に所
定高さで幅方向の突条20を形成し、蹴込み下板14の
上端部に上方に位置する踏板下板11に当接する幅方向
の塞ぎ条21を形成したので、上下の踏段は確実に連結
される。
【0029】また、溝17、17により、踏板は補強さ
れ、踏段25の強度を高めることができる。
【0030】また、下階段部材16、上階段部材6はい
ずれも一体に屈曲形成したので、下階段部材16の下
面、上階段部材6の上面は連続して形成されるので階段
を美麗に構成でき、階段を使用する場所の制約を受けな
い。
【0031】前記実施例において、踏板基材23は、朝
日珪酸工業(株)製の「ヒラクレス(登録商標)」を使
用したが、他の材料を使用することもできる。この場
合、比重0.2〜1.0で、圧縮強度10 kgf/cm2
上とすることが望ましい。
【0032】また、前記実施例において、踏板基材23
を珪酸カルシウムを主成分とした無機材料としたが、踏
板基材の材質は他の構成とすることもできる。即ち、軽
量モルタル、発泡モルタル又はその他のモルタルであっ
て、軽量骨材を混入した材料とすることもできる。ま
た、発泡コンクリート又はその他のコンクリートであっ
て、軽量骨材を混入した材料とすることもできる。ま
た、モルタル又はコンクリートであって、廃ガラス、廃
プラスチック、廃タイヤ、建築物残材及び汚泥処理生成
物などを加工して製造してなる軽量骨材を混入した材料
とすることもできる。更に、モルタル又はコンクリート
であって、木材チップ、繊維くずを混入してなる材料と
することもできる。
【0033】
【実施例2】図3、4に基づきこの発明の他の実施例の
説明をする。
【0034】前記実施例1では、ささら桁取付用の溝1
7、17を踏板下板11に形成したが、この実施例では
踏板上板1側に形成し、踏板部分を薄く構成する実施例
である。
【0035】上記実施例1のようにして形成した上踏段
部材1の下面に、補助上板33を固着して上踏段部材3
4を構成する。前記補助上板33は中間部に2か所、該
踏板の幅方向に、下方に屈曲する溝35、35が形成さ
れ、該溝35内で幅方向の両端部36、36にささら桁
取付け用のナット19が夫々嵌挿固着されている。
【0036】下踏段部材37は、上記実施例1の下踏段
部材16からささら桁取付用の溝17、17を省略した
構造である。即ち、水平方向の踏板下板11の一側12
に蹴込み下板14が角度θで連設され、該踏板下板11
の他側13を高さH2 (例えば19mm)に屈曲立設し
て、その上端部を更に他側(水平)に屈曲して幅方向の
突条20を形成する。また前記下蹴込み板14は上端部
15を水平方向に屈曲し、更にその自由縁を上方に立設
屈曲して塞ぎ条21を構成してある。
【0037】前記上踏段部材の補助上板と下踏段部材の
踏板下板の間に高さH2 の間隙39が形成され、該間隙
39内に、厚さH2 で無機質材料からなる踏板基材(例
えば、朝日珪酸工業(株)製の「ヒラクレス(登録商
標)」38を嵌挿し、該踏板基材38と補助上板33の
上面、踏板下板11の下面とを、弾性接着剤(例えば、
セメダイン(株)製「セメダイン PM165」)によ
り接着固定し、必要であれば、前記上踏段部材34と下
踏段部材37との当接点をスポット溶接して固定連結し
て、踏段40を構成する(図3(a))。
【0038】前記において、踏板基材38、補助上板3
3を含む踏板上板1、踏板下板11から踏板を構成し、
上蹴込み板4及び下蹴込み板14とから蹴込み板を構成
する。
【0039】また、この踏段40も前記実施例1と同様
に、所定数の踏段40、40を階段状に並べ、ささら桁
27、27で挟持し、ボルト29で固定して(図3
(b))、階段41として使用する(図4)。
【0040】
【発明の効果】所定間隙を設けて配置した上板と下板と
の間に踏板基材を嵌挿して構成したので、比較的薄い肉
厚の上板下板を使用しても十分な強度を発揮でき、踏段
の軽量化を実現できる効果がある。また、比較的軟質の
踏板基材を使用しても、踏板基材は上板及び下板で保護
されるので、使用する踏板基材の選択の幅を広げること
ができる効果がある。
【0041】また、踏板基材を珪酸カルシウムを主成分
とした無機材料とすれば、所定の強度を有しつつ、軽量
で、収縮、そり等の品質が安定し、加工性に優れ、踏段
の寸法精度を高めると共に踏段の製造を効率化できる効
果がある。
【0042】また、蹴込み上板に押え条を、踏板上板に
係止条を形成すると共に、踏板下板に突条を形成し、蹴
込み下板に塞ぎ条を形成した場合には、上下に位置する
踏段は確実に連結できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の踏段で、(a)は縦断面
図、(b)は(a)のA−A線における拡大断面図であ
る。
【図2】使用状態の縦断面図である。
【図3】この発明の他実施例の踏段で、(a)は縦断面
図、(b)は(a)のA−A線における拡大断面図であ
る。
【図4】使用状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 踏板上板 4 蹴込み上板 6 上踏段部材 7 押え条 8 係止条 11 踏板下板 14 蹴込み下板 16 下踏段部材 17 溝 20 突条 21 塞ぎ条 22 間隙 23 踏板基材 25 踏段 27 ささら桁 30 階段 33 補助上板 34 上踏段部材 35 溝 37 下踏段部材 38 踏板部材 39 間隙 40 踏段 41 階段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金指 雅夫 千葉県佐倉市大作2−4−2 秩父小野田 株式会社建材研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ささら桁との取付部を有する踏段におい
    て、踏段を構成する踏板を、所定間隙を設けて配置した
    上板と下板との間に踏板基板を嵌挿して構成したことを
    特徴とする階段用踏段。
  2. 【請求項2】踏板基材を、比重0.2 〜1.0 かつ圧縮強度
    10kg/cm2 以上となるように、無機材料、あるいは無機
    及び有機の複合材料から構成した請求項1記載の階段用
    踏段。
  3. 【請求項3】踏板基材を、以下のA乃至Eの材料のうち
    1つ又は複数を主成分とした材料から構成した請求項1
    又は2記載の階段用踏段。 A.珪酸カルシウムを主成分とした材料。 B.軽量モルタル、発泡モルタル又はその他のモルタル
    であって、軽量骨材を混入した材料。 C.発泡コンクリート又はその他のコンクリートであっ
    て、軽量骨材を混入した材料。 D.モルタル又はコンクリートであって、廃ガラス、廃
    プラスチック、廃タイヤ、建築物残材及び汚泥処理生成
    物のうちの1つ又は複数を加工して製造してなる軽量骨
    材を混入した材料。 E.モルタル又はコンクリートであって、木材チップ、
    繊維くずを混入してなる材料。
  4. 【請求項4】上板を略水平の踏板上板の一側に蹴込み上
    板が連設した略L字状とし、下板を略水平の踏板下板の
    一側に蹴込み下板が連設した略L字状とし、前記蹴込み
    上板の上端部を屈曲して押え条を形成し、前記踏板上板
    の他側の端部に、下方に位置する他の蹴込み上板の押え
    条に係止できる係止条を形成すると共に、前記踏板下板
    の他側に所定高さで幅方向の突条を形成し、蹴込み下板
    の上端部に、上方に位置する他の踏板下板に当接する幅
    方向の塞ぎ条を形成した請求項1記載の階段用踏段。
  5. 【請求項5】踏板上板あるいは踏板下板のいずれか一方
    に、幅方向の溝を形成し、該溝の両端部に、ささら桁取
    付用のナットを嵌挿固着した請求項4記載の階段用踏
    段。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001317169A (ja) * 2000-02-28 2001-11-16 Yokomori Mfg Co Ltd 鉄骨階段、通路用ユニット
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