JPH07268964A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JPH07268964A
JPH07268964A JP6127994A JP6127994A JPH07268964A JP H07268964 A JPH07268964 A JP H07268964A JP 6127994 A JP6127994 A JP 6127994A JP 6127994 A JP6127994 A JP 6127994A JP H07268964 A JPH07268964 A JP H07268964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
floor
building
beams
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP6127994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Maeda
謙一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上階の建物ユニット1の天井梁13と床梁と
の間に間柱19を取り付け、この間柱19に補助ユニッ
ト2を外壁面から外方に突出させて取り付ける。 【効果】 補助ユニット2の幅や位置に合わせて間柱1
9を取り付け、この間柱19に補助ユニット2を取り付
けるから、この補助ユニット2の大きさや取付位置に関
係なく補助ユニット2を建物ユニット1に取り付けるこ
とができる。このように補助ユニット2を建物ユニット
1に取り付けると、間取りの自由度が大きくなる。又、
建物の外観に変化が付けられ、この補助ユニット2から
採光を多くすることができるので部屋が明るくなり快適
な建物となる。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明はユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、特公昭62−6222
4号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大きさの
箱型の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニット
を、予め、工場で製造し、施工現場に運搬し、施工現場
で組み立てるものである。このユニット建物は、現場施
工期間が短く、且つ、寸法精度の良い標準化された住宅
となる特徴があることから、近年、だんだん広く採用さ
れている。このようにユニット建物は一定の大きさの建
物ユニットを組み立てるものであるから、2階以上のユ
ニット建物の場合には、下階の建物ユニットの上に上階
の建物ユニットを載せている。
【0003】このように一定の大きさの建物ユニットの
上に建物ユニットを載せたユニット建物は、建物が単調
になり易く、敷地に対応し難いし、又、間取りの自由度
が少ないという問題がある。この問題を解決する方法と
して、特公昭63−51225号、特開平4−3609
33号公報に記載あるように、上階の建物ユニットに補
助ユニットを外壁面から外方に突出させて取り付けた所
謂オーバーハング構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記オーバーハング構
造は、上階の一部分が外壁面から突出した建物となるか
ら美麗であり、間取りの自由度が多くなるので便利であ
るが、前記補助ユニットはすべて柱や、梁に取り付けら
れるようになっているために、柱と柱との間隔とほぼ等
しい幅の補助ユニット、又は、天井梁と床梁との間隔と
ほぼ等しい高さの補助ユニットはこれを取り付けること
ができるが、この中間の幅の補助ユニットは建物ユニッ
トに取り付けることができないという問題がある。そこ
で、本発明の目的は、柱と柱との間隔とほぼ同じ幅の補
助ユニット以外の補助ユニットでも取り付けることがで
きるユニット建物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載のユニ
ット建物は、柱と床梁と天井梁とが箱型に組み立てられ
た建物ユニットの側方に補助ユニットが取り付けられた
ユニット建物であって、建物ユニットの天井梁と床梁と
の間に間柱が取り付けられ、この間柱に前記補助ユニッ
トが取り付けられていることを特徴としている。また、
請求項2記載のユニット建物は、請求項1記載のユニッ
ト建物であって、上記補助ユニットは建物ユニットへの
取付面の左右側端にそれぞれ柱を有し、この2本の柱の
少なくとも1本は建物ユニットの間柱に取り付けられて
いることを特徴としている。
【0006】本発明において、間柱に補助ユニットが取
り付けられるということは、補助ユニットの左右端部の
少なくともどちらか一方が間柱に取り付けらていること
をいう。即ち、補助ユニットが間柱と間柱とに差し渡し
て取り付けられてもよいし、間柱と柱とに差し渡して取
り付けられてもよいのである。
【0007】
【作用】本発明においては、補助ユニットの幅に合わせ
て天井梁と床梁との間に間柱を取り付け、2本の間柱、
または1本の間柱と1本の柱(建物ユニットの)に補助
ユニットを取り付ければよいから、いかなる幅の補助ユ
ニットでも建物ユニットに取り付けることができる。こ
のようにして、建物ユニットの側方に突出した適宜幅の
補助ユニットを取り付けると、この補助ユニットの部分
に出窓、サニタリー等を設けることができるので、間取
りの自由度が大きくなる。又、建物の外観に変化がつけ
られ、この補助ユニットからの採光を多くすることがで
き、部屋が明るくなる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら、説明する。図1〜図10は本発明の一実施例を示す
もので、図1は建物ユニットと補助ユニットの取り付け
部の概要を骨組み(構造体)要部のみで示した説明図で
ある。図2(イ)は補助ユニットを建物ユニットに取り
付けたユニット建物を示す斜視図、図2(ロ)は同ユニ
ット建物を別方向から見た斜視図である。図3は建物ユ
ニットの骨組み(構造体)示す説明図、図4は補助ユニ
ットの骨組み(構造体)を示す説明図、図5は図2
(イ)A部のI−I断面図(平断面)、図6は図2
(イ)A部のII−II断面図(縦断面図)、図7は図
2(ロ)B部のI−I断面図(平断面)、図8は図2
(ロ)B部のII−II断面図(縦断面図)、図9は建
物ユニットの床梁と間柱との取付状態を示す斜視図、図
10はユニット建物の内部間取りを示す平面図である。
【0009】図1〜図10において、1は建物ユニット
であり、この建物ユニット1の構造体は鉄骨製で、図3
に示すように、4本の柱11、11、11、11と4本
の床梁12、12、12、12と4本の天井梁13、1
3、13、13とが箱型に組み立てられたものである。
この建物ユニット1は、向かい合っている床梁12、1
2に床小梁15が差し渡され、この床小梁15の上に木
製の床根太16が取り付けられ、床根太16の上に床材
が張られて床が設けられている。又、向かい合っている
天井梁13、13の下部に天井小梁17が差し渡され、
この天井小梁17の下側に石膏ボードからなる天井材が
取り付けられて天井が設けられている。又、天井梁13
と床梁12との間に間柱19が取り付けられ、間柱19
の両側に外壁材と内壁材とが、又、この間にガラスウー
ルからなる断熱材が取り付けられて壁が設けられてい
る。勿論、必要があれば、壁面に出入口や窓を設けるこ
とができる。
【0010】2は補助ユニットであり、この補助ユニッ
ト2の構造体は鉄骨製で、図4に示すように、建物ユニ
ット取り付け側の2本の柱21、21と突出側の2本の
柱22、22と4本の床梁23、23、23、23と4
本の天井梁24、24、24、24と2本の傾斜梁2
5、25等が箱型に組み立てたものである。ここで、建
物ユニット1に取り付けられる側の柱21、21は突出
側の柱22、22より上方に突出している。この補助ユ
ニット2は、向かい合っている床梁23、23に床根太
26が取り付けられ、この床根太26の上に床材が張ら
れて床が設けられている。又、建物ユニット1に天井梁
24または傾斜梁25とによって屋根や天井が支持され
る。また、柱21、21、22、22およびその間に必
要に応じて設けられた間柱の両側に外壁材と内壁材と
が、又、この間にガラスウールからなる断熱材が取り付
けられて壁が設けられている。勿論、必要があれば、壁
面に窓等を設けることができる。
【0011】この建物ユニット1と補助ユニット2とは
図2に示すように取り付けられてユニット建物となる。
この補助ユニット2が取り付けられる建物ユニット1の
一側面には、図1に示すように、間柱19とその左の柱
1との間隔が補助ユニット2の幅とほぼ等しくなるよう
に間柱19が取り付けられ、この柱1と間柱19のそれ
ぞれに補助ユニット2の柱21がボルトナットで取り付
けられる。(図1では補助ユニット2の柱21のみを示
し、他の構成は省略している。尚、図1中の一点鎖線は
補助ユニット2の輪郭を示している。) 図2(イ)および図1に示すA部においては補助ユニッ
ト2の柱21と建物ユニット1の隅部の柱11とが接合
されてなり、その詳細は図5、図6の如くである。一
方、図2(ロ)および図1に示すB部においては補助ユ
ニット2の柱21と建物ユニット1の間柱19とが接合
されてなり、その詳細は図7、図8の如くである。
【0012】図5は図2(イ)A部のI−I断面図(平
断面)であり、建物ユニット1の柱11(中空ロ型鋼)
の一面に設けられたボルト貫通孔と補助ユニット2の柱
21(コ型鋼)の一面に設けられたボルト貫通孔とに、
ボルト32を通して建物ユニット1の柱11の内面に溶
接された補強板33の螺子孔に螺着することにより、建
物ユニット1の柱11と補助ユニット2の柱21とが接
合されている。31は建物ユニット1の柱11と補助ユ
ニット2の柱21との間に挟まれたスペーサーである。
図5中41は外壁材、410は外壁目地材、42は内壁
材、420は内壁材を保持するレンガ状木材である。
【0013】図6は図2(イ)A部のII−II断面図
(縦断面図)であり、上記のボルト接合カ所はこの図6
に示すように、上部2か所、下部2か所である。尚、図
6中211は補助ユニット2の柱21に設けられた補強
用スチフナである。
【0014】図7は図2(ロ)B部のI−I断面図(平
断面)であり、建物ユニット1の間柱19(コ型鋼)の
一面に設けられたボルト貫通孔と補助ユニット2の柱2
1(コ型鋼)の一面に設けられたボルト貫通孔とに、ボ
ルト32を通してナット34に螺着することにより、建
物ユニット1の間柱19と補助ユニット2の柱21とが
接合されている。31は建物ユニット1の間柱19と補
助ユニット2の柱21との間に挟まれたスペーサーであ
る。図6中41は外壁材、410は外壁目地材、42は
内壁材、420は内壁材を保持するレンガ状木材であ
る。
【0015】図8は図2(ロ)B部のII−II断面図
(縦断面図)であり、建物ユニット1の間柱19は本図
および図9に示すように天井梁13と床梁12との間に
取り付けられボルト40、ナット41によって固定され
ている。また建物ユニット1の間柱19と補助ユニット
2の柱21とのボルト接合カ所は図8に示すように、上
部2か所、下部2か所である。尚、図8中211は補助
ユニット2の柱21に設けられた補強用スチフナであ
る。
【0016】図10はユニット建物の内部間取りを示す
平面図である。図10に示すように、補助ユニット2の
部分には洗面台6が取り付けられ、建物ユニット1の部
分にはトイレ7と浴室8とが設けられている。
【0017】次に、図11、図12に示す他の実施例に
ついて説明する。図11は本発明の他の実施例のユニッ
ト建物の斜視図、図11はそのユニット建物の内部間取
りを示す平面図である。この実施例では、2階の建物ユ
ニット1に補助ユニット2が取り付けられ、いわゆるオ
ーバーハング構造とされている。また、建物ユニットに
は2本の間柱が設けられ、この2本の間柱に補助ユニッ
トの左右の柱が取り付けられている。即ち、建物ユニッ
トの4隅の柱は補助ユニット取り付けに全く使用しな
い。図11において、補助ユニット2内に洗面台6が、
また建物ユニット1と補助ユニット2に跨がって浴室8
が設けられている。
【0018】この図1〜図12に示す実施例から判るよ
うに、補助ユニットの取付位置が異なっていても、又、
補助ユニットの大きさが異なっていても、補助ユニット
に合わせて間柱を取り付けることにより、この補助ユニ
ットを取り付けることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明ユニット建物は、補助ユニットの
幅や位置に合わせて天井梁と床梁との間に間柱を取り付
け、この間柱に補助ユニットを取り付けるから、補助ユ
ニットの幅がいかなる大きさであっても、又、いかなる
場所にも取り付けることができ。このように建物ユニッ
トの側方に突出した適宜幅の補助ユニットを取り付ける
ことができるから、間取りの自由度が大きくなる。又、
建物の外観に変化がつけられるし、この部分からの採光
を多くすることができ、部屋が明るくなり快適な建物と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、建物ユニット
と補助ユニットの取り付け部の概要を骨組み(構造体)
要部のみで示した説明図である。
【図2】(イ)は補助ユニットを建物ユニットに取り付
けたユニット建物を示す斜視図、(ロ)は同ユニット建
物を別方向から見た斜視図である。
【図3】建物ユニットの骨組み(構造体)示す説明図で
ある。
【図4】補助ユニットの骨組み(構造体)を示す説明図
である。
【図5】図2(イ)A部のI−I断面図(平断面)であ
る。
【図6】図2(イ)A部のII−II断面図(縦断面
図)である。
【図7】図2(ロ)B部のI−I断面図(平断面)であ
る。
【図8】図2(ロ)B部のII−II断面図(縦断面
図)である。
【図9】建物ユニットの床梁と間柱との取付状態を示す
斜視図である。
【図10】ユニット建物の内部間取りを示す平面図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例のユニット建物の斜視図
である。
【図12】本発明の他の実施例のユニット建物の内部間
取りを示す平面図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 11 柱 12 床梁 13 天井梁 19 間柱 2 補助ユニット 21 柱(建物ユニット取り付け側) 22 柱(突出側) 23 床梁 24 天井梁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱と床梁と天井梁とが箱型に組み立てら
    れた建物ユニットの側方に補助ユニットが取り付けられ
    たユニット建物であって、建物ユニットの天井梁と床梁
    との間に間柱が取り付けられ、この間柱に前記補助ユニ
    ットが取り付けられていることを特徴とするユニット建
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のユニット建物であって、
    上記補助ユニットは建物ユニットへの取付面の左右側端
    にそれぞれ柱を有し、この2本の柱の少なくとも1本は
    建物ユニットの間柱に取り付けられていることを特徴と
    するユニット建物。
JP6127994A 1994-03-30 1994-03-30 ユニット建物 Pending JPH07268964A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6127994A JPH07268964A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 ユニット建物

Applications Claiming Priority (1)

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JP6127994A JPH07268964A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 ユニット建物

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JPH07268964A true JPH07268964A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13166617

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JP6127994A Pending JPH07268964A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 ユニット建物

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JP (1) JPH07268964A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077463A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daiwa House Industry Co Ltd バルコニーユニット、バルコニーユニットの組み付け方法、治具、及び、建物用ユニットの吊り方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077463A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daiwa House Industry Co Ltd バルコニーユニット、バルコニーユニットの組み付け方法、治具、及び、建物用ユニットの吊り方法

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