JPH11124913A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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Publication number
JPH11124913A
JPH11124913A JP28717797A JP28717797A JPH11124913A JP H11124913 A JPH11124913 A JP H11124913A JP 28717797 A JP28717797 A JP 28717797A JP 28717797 A JP28717797 A JP 28717797A JP H11124913 A JPH11124913 A JP H11124913A
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JP
Japan
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building unit
basic building
unit
short side
auxiliary
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28717797A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoda
泰宏 余田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短辺がトラックに積載可能な最大幅より若干
小さく、長辺と短辺とを対向させて矩形状に据え付け、
しかも、接続部分を含む場所にモジュール寸法の部屋等
を設けることができるユニット建物を提供すること。 【解決手段】 基本建物ユニット2と補助建物ユニット
3とからなる。基本建物ユニット2の実質的長辺は(n
A+2B)の長さで、実質的短辺は(mA×2B)で且
つトラックの積載可能な最大幅より若干小さい。補助建
物ユニット3の実質的長辺は基本建物ユニット2の短辺
の2倍の長さで、実質的短辺は基本建物ユニット2の短
辺とほぼ等しい長さである。2個の基本建物ユニット2
を長辺を対向させ隣接させて据え付け、1個の補助建物
ユニット3を、長辺を前記2個の基本建物ユニット2の
短辺に対向させ、且つ、A−2Bだけ隔てて据え付けた
ユニット建物1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニット建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、特公昭62−6222
4号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大きさの
箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニット
を、予め、工場で製造し、この建物ユニットの複数個を
施工現場に運搬し、施工現場で積み立てて建物となすも
のであって、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度の良
い標準化された建物となる特徴があることから、近年、
広く採用されている。
【0003】この建物ユニットは矩形の四隅に立設され
た4本の柱と、4本の柱の上端部を矩形の長辺と短辺に
沿って連結した4本の天井梁と、4本の柱の下端部を矩
形の長辺と短辺に沿って連結した4本の床梁とからなる
骨格を有している。そして、相対する床梁に床小梁が差
し渡されて取り付けられ、この床小梁の上に床根太が取
り付けられ、この床根太の上に床材が取り付けられて床
が形成される。又、相対する天井梁に天井野縁が差し渡
されて取り付けられ、この天井野縁の下面に天井材が取
り付けられて天井が形成される。
【0004】又、壁を設ける場所には、床梁と天井梁と
の間に複数本の間柱が立設され、この間柱と隣の間柱と
に差し渡されて屋内側に内壁材が取り付けられ、屋外側
に外壁材が取り付けられ、この内壁材と外壁材との間に
断熱材が取り付けられて壁が形成される。窓や出入口等
の開口を設ける場合にはこの間柱を利用する。例えば、
間柱に直接窓サッシや出入り枠を取り付けたり、間柱に
マグサ等を差し渡してこのマグサに窓サッシや出入り枠
を取り付けて窓や出入口とする。
【0005】この建物ユニットを工場で製造し、この建
物ユニットを複数個施工現場までトラックで運搬し、施
工現場で据え付け組み立ててユニット建物とする。この
建物ユニットを施工現場まで運搬する際、道路交通法に
よってトラックの幅が規制されているので建物ユニット
の短辺の長さをトラックの積載可能な最大幅より大きく
することができない。
【0006】一方、長辺の長さは短辺の最大長さのほぼ
2倍であっても規制されない。従って、間柱や窓が取り
付け易いように、長辺方向はモジュール寸法を基準にし
た長さにしている。例えば、現在多く販売されているユ
ニット建物に使用される建物ユニットの短辺方向の長さ
は2464mmであるが、長辺方向は、モジュール寸法
(900mm)を基準にして、3840mm、4740
mm、5640mmの長さになっている。
【0007】この長辺がモジュール寸法(900mm)
の倍数より240mm長いのは、両側の柱の幅が100
mmあり、この柱に厚み20mmの木材を取り付け、こ
の間に窓や出入口を設け易いように、この両方の木材の
内法を間柱等を取り付ける際の基準となるモジュール寸
法の倍数になるようにしているためである。そして、こ
の建物ユニットでは、予め、長辺方向の天井梁や床梁に
は、一端から120mm隔てた位置を基準にした900
mm(モジュール寸法)ピッチの取付孔を設け、短辺方
向の天井梁や床梁には、ほぼ中心を基準にして左右にモ
ジュールピッチの取付部を設けていて、この取付孔に間
柱等を取り付けることができるようになっている。そし
て、この間柱に外壁材、内壁材、窓サッシ、出入り枠等
を取り付けてるのである。
【0008】本発明における取付部は、取付片である場
合もあれば取付孔である場合もある。又、調節固定具で
固定することもあれば、接着剤で固定することもある。
又、キッチン、ユニットバス、造り付け収納等の設備、
階段、配線、配管等の位置も同様に壁、床、天井等にモ
ジュールに合わせて取り付けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、ユニット
建物では、建物ユニットの骨格を大量生産するために、
予め、モジュールに合わせて取付部が設けられていて、
この取付部を利用して間柱を取り付ければよいようにな
っている。しかも、上記のような理由で、この取付部は
長辺方向と短辺方向とではそれぞれ独立に設けられてい
る。従って、建物ユニットを同じ長さの長辺同志や短辺
同志を対向させ隣接させて据え付けるときには問題ない
が、長辺が短辺の倍数になっていないために、長辺と短
辺とを対向させ隣接させて据え付けて組み立てると、こ
の組み立てられたユニット建物は矩形状にならず間取り
に不便である。
【0010】又、建物ユニットを接合した接合部分で
は、一方の建物ユニットの取付部と他方の建物ユニット
の取付部の間がモジュール寸法になってないために、ユ
ニット建物の接合部分を含む場所にモジュール寸法の部
屋等を設けることができず部屋の組み合わせに制限が生
ずるという問題がある。かかる問題を解決するために、
例えば、特別に長辺も短辺もモジュール寸法を基準にし
た建物ユニットにすればよいが、トラックの幅と関係が
ないために、短辺がトラックに積載可能な最大幅よりず
っと小さくなり、輸送効率が低下するという問題があ
し、既存の生産工場を活用し難い。
【0011】そこで、本発明の目的は、短辺がトラック
に積載可能な最大幅より若干小さく、長辺と短辺とを対
向させて矩形状に据え付け、しかも、接合部分を含む場
所にモジュール寸法の部屋等を設けることができるユニ
ット建物を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、基本建物ユニットと補助建物ユニットが組み立てら
れたユニット建物であって、前記基本建物ユニットは、
実質的長辺が(n×A+2×B)の長さで、実質的短辺
が(m×A+2×B)で且つ道路輸送可能な最大幅より
若干小さい長さである矩形の平面形状を有し、基本建物
ユニットには、実質的長辺の一方の短片からBだけ隔て
た位置を基準にした長辺に平行な方向にモジュールピッ
チの取付部が設けられ、前記補助建物ユニットは、実質
的長辺が基本建物ユニットの実質的短辺のほぼ2倍の長
さで、実質的短辺が基本建物ユニットの実質的短辺とほ
ぼ等しい長さの平面形状を有し、補助建物ユニットに
は、実質的短辺の一方の長辺からBだけ隔てた位置を基
準にした短辺に平行な方向にモジュールピッチの取付部
が設けられ、2個の基本建物ユニットが長辺を対向させ
隣接させて据え付けられ、1個の補助建物ユニットが、
長辺を前記2個の基本建物ユニットの短辺に対向させ、
且つ、A−2Bだけ隔てて据え付けられて組み立てられ
ているものである。但し、nは自然数であり、Aはモジ
ュール寸法であり、mは基本建物ユニットの実質的短辺
長をモジュール寸法で割った最大整数の商であり、Bは
そのときの残りの寸法の1/2である。
【0013】請求項2記載の発明は、基本建物ユニット
と補助建物ユニットが組み立てられたユニット建物であ
って、前記基本建物ユニットは、実質的長辺が(n×A
+2×B)の長さで、実質的短辺が(m×A+2×B)
で且つ道路輸送可能な最大幅より若干小さい長さである
矩形の平面形状を有し、基本建物ユニットには、実質的
短辺の一方の長辺からBだけ隔てた位置を基準にした短
辺に平行な方向にモジュールピッチの取付部が設けら
れ、前記補助建物ユニットは、実質的長辺が((2m+
1)×A+2×B)の長さで、実質的短辺が基本建物ユ
ニットの実質的短辺とほぼ等しい長さである矩形の平面
形状を有し、補助建物ユニットには、実質的長辺の一方
の短辺からBだけ隔てた位置を基準にした長辺に平行な
方向にモジュールピッチの取付部が設けられ、2個の基
本建物ユニットが長辺を対向させ、且つ、A−2Bだけ
隔てて据え付けられ、1個の補助建物ユニットが、長辺
を前記2個の基本建物ユニットの短辺に対向させ隣接さ
せて据え付けられて組み立てられているものである。但
し、nは自然数であり、Aはモジュール寸法であり、m
は基本建物ユニットの実質的短辺をモジュール寸法Aで
割った最大整数の商であり、Bはそのときの残りの寸法
の1/2である。
【0014】請求項3記載の発明は、基本建物ユニット
と補助建物ユニットが組み立てられたユニット建物であ
って、前記基本建物ユニットは、長辺が(n×A+2×
E)の長さで、短辺が道路輸送可能な最大幅より若干小
さい長さである矩形の平面形状を有し、基本建物ユニッ
トには、一方の短辺からEだけ隔てた位置を基準にした
長辺に平行な方向にモジュールピッチの取付部が設けら
れ、前記補助建物ユニットは、長辺が基本建物ユニット
の短辺の2倍+Dの長さで、短辺が(m×A+2×E+
C)で且つ道路輸送可能な最大幅より若干小さい長さで
ある矩形の平面形状を有し、補助建物ユニットには、一
方の長辺からEだけ隔てた位置を基準にした短辺に平行
な方向にモジュールピッチの取付部と、他方の長辺から
Eだけ隔てた位置を基準にした短辺に平行な方向にモジ
ュールピッチの取付部が設けられ、2個の基本建物ユニ
ットが長辺を対向させ隣接させて据え付けられ、1個の
補助建物ユニットが、長辺を前記2個の基本建物ユニッ
トの短辺に対向させ隣接させて据え付けられて組み立て
られているものである。但し、nは自然数であり、Aは
モジュール寸法であり、Dは建物ユニットを隣接させて
据え付けたときの建物ユニット間の隙間であり、Eは基
本建物ユニットの一方の辺からモジュールピッチが始ま
る位置までの距離であり、mは補助建物ユニットの短辺
をモジュール寸法Aで割った最大の整数の商であり、C
はA−2×E−Dからなる補正項である。
【0015】請求項1記載の発明や請求項2記載の発明
における実質的長辺や実質的短辺とは、基本建物ユニッ
トや補助建物ユニット等を隣接させて据え付けたとき
に、隣接した建物ユニット間に形成される隙間の中間の
位置で形成される仮想的な矩形の長辺や短辺である。
【0016】(作用)請求項1記載の発明では、基本建
物ユニットも補助建物ユニットも実質的短辺は同じであ
って、道路輸送可能な最大幅より若干小さい長さである
から、この基本建物ユニットも補助建物ユニットもトラ
ックの積載効率がよい。又、請求項1記載の発明では、
2個の基本建物ユニットが長辺を対向させ隣接させて据
え付けられ、1個の補助建物ユニットが、長辺を前記2
個の基本建物ユニットの短辺に対向させ、且つ、A−2
Bだけ隔てて据え付けられて組み立てられている。
【0017】このように組み立てた建物では、補助建物
ユニットの実質的長辺が基本建物ユニットの実質的短辺
(n×A+2×B)のほぼ2倍の長さであるので、2個
の基本建物ユニットの実質的短辺と補助建物ユニットの
実質的長辺とが同じ長さで対向した矩形となる。このと
きの基本建物ユニットの実質的長辺の長さは、基本建物
ユニットの実質的長辺(n×A+2×B)と補助建物ユ
ニットの実質的短辺(m×A+2×B)と隔てて据え付
けられた距離(A−2B)の長さの合計で、n×A+2
×B+m×A+2×B+A−2×B=(n+m+1)×
A+2×Bとなる。
【0018】このように2個の基本建物ユニットと1個
の補助建物ユニットを組み立てた建物は、一方の辺が補
助建物ユニットの実質的長辺(基本建物ユニットの実質
的短辺の2倍)の長さであり、他方の辺が(n+m+
1)×A+2×Bの長さの矩形になり、間取りし易い。
【0019】しかも、基本建物ユニットの長辺の床梁と
天井梁には、実質的長辺の一方の短辺からBだけ隔てた
位置を基準にした長辺に平行な方向にモジュールピッチ
の取付部が設けられ、補助建物ユニットの短辺の床梁と
天井梁には、実質的短辺の一方の長辺からBだけ隔てた
位置を基準にした短辺に平行な方向にモジュールピッチ
の取付部が設けられているし、基本建物ユニットの長辺
と補助建物ユニットの短辺との接続部では、両者がA−
2Bだけ隔てて据え付けられ、両側からBだけ隔てられ
た位置に取付孔の基準位置があるから、接合部における
基本建物ユニットの取付孔の基準位置から補助建物ユニ
ットの取付孔の基準位置までの長さはこの合計で丁度モ
ジュール(A)となる。
【0020】このように、上記2個の基本建物ユニット
と1個の補助建物ユニットを組み立てた建物では、基本
建物ユニットの長辺から補助建物ユニットの短辺に跨が
る辺の床梁や天井梁には、接合部を含めた基本建物ユニ
ットから補助建物ユニットまで一方からBだけ隔てた位
置を基準にしたモジュールピッチの取付部が設けられて
いて、この接続部分にもモジュール寸法を基準にした部
屋等を設けることができ、部屋の組み合わせの自由度が
増える。
【0021】請求項2記載の発明では、基本建物ユニッ
トも補助建物ユニットも実質的短辺は同じであって、ト
ラックの積載可能な最大幅より若干小さい長さであるか
ら、この基本建物ユニットも補助建物ユニットもトラッ
クの積載効率がよい。
【0022】又、請求項2記載の発明では、2個の基本
建物ユニットが、長辺を対向させ、且つ、A−2Bだけ
隔てて据え付けられ、1個の補助建物ユニットが、長辺
を前記2個の基本建物ユニットの短辺に対向させ、隣接
させて据え付けられて組み立てられている。
【0023】このように組み立てた建物では、基本建物
ユニットの短辺方向には、2個の基本建物ユニットがA
−2Bだけ隔てられて据え付けられているので、この長
さは2(m×A+2×B)+A−2B=(2m+1)×
A+2×Bとなる。一方、この短辺に対向した補助建物
ユニットの実質的長辺は(2m+1)×A+2×Bの長
さである。従って、両者は同じ長さで対向した矩形とな
る。このときの基本建物ユニットの実質的長辺の長さ
は、補助建物ユニットの実質的短辺が(m×A+2×
B)の長さであり、基本建物ユニットの実質的長辺が
(n×A+2×B)の長さであるから、この両者の合計
で(m+n)×A+4×Bとなる。
【0024】このように上記2個の基本建物ユニットと
1個の補助建物ユニットを据え付けて組み立てた建物
は、一方の辺が(2m+1)×A+2×Bの長さであ
り、他方の辺が(m+n)×A+4×Bの長さの矩形に
なり、間取りし易い。
【0025】しかも、2個の基本建物ユニットの実質的
短辺の床梁と天井梁には、一方の長辺からBだけ隔てた
位置を基準にした短辺に平行な方向にモジュールピッチ
の取付部が設けられているし、基本建物ユニットを2個
並べた接続部では、両側にモジュールが始まる基準位置
までBだけの長さがあり、A−2Bだけ隔てて据え付け
られているので、基本建物ユニットのモジュールの基準
位置から補助建物ユニットのモジュールの基準位置まで
の長さはモジュール寸法(A)となる。
【0026】従って、この基本建物ユニットの短辺から
基本建物ユニットの短辺に跨がる辺の床梁と天井梁に
は、一方の短辺からBだけ隔てた位置を基準にした長辺
に平行な方向にモジュールピッチの取付部が設けられて
いて、接続部分にもモジュールを基準にした部屋等を設
けることができ、部屋の組み合わせの自由度が増える。
【0027】請求項3記載の発明では、基本建物ユニッ
トも補助建物ユニットも短辺はトラックの積載可能な最
大幅より若干小さい長さであるから、この基本建物ユニ
ットも補助建物ユニットもトラックの積載効率がよい。
【0028】請求項3記載の発明では、2個の基本建物
ユニットが長辺を相対させ隣接させて据え付けられ、1
個の補助建物ユニットが、長辺を前記2個の基本建物ユ
ニットの短辺に相対させ隣接させて隔てて据え付けられ
て組み立てられている。このように組み立てられた建物
では、補助建物ユニットの長辺が基本建物ユニットの短
辺の2倍+D(建物ユニットの隙間)であるので、基本
建物ユニットの短辺方向は、両者はほぼ同じ長さで対向
した矩形となる。このときの基本建物ユニットの長辺方
向の長さは、基本建物ユニットの長辺(n×A+2×
E)と補助建物ユニットの短辺(m×A+2×E+C)
と両者の隙間Dの合計で、n×A+2×E+m×A+2
×E+C+D=(n+m+1)×A+2×Eとなる。但
し、C=A−2E−Dである。
【0029】このように上記2個の基本建物ユニットと
1個の補助建物ユニットを据え付けて組み立てたもの
は、一方の辺が補助建物ユニット(基本建物ユニットの
短辺の2倍)の長さであり、他方の辺が(n+m+1)
×A+2×Eの長さの矩形になり、間取りし易い。
【0030】しかも、基本建物ユニットの長辺から補助
建物ユニットの短辺に跨がる辺の床梁と天井梁には、両
方からEだけ隔てた位置を基準にしたモジュールピッチ
の取付部が設けられている。即ち、基本建物ユニットの
長辺の床梁や天井梁には両方からEだけ隔てた位置を基
準にしたモジュールピッチの取付部が設けられている
し、補助建物ユニットの短辺の床梁や天井梁には、一方
の短辺からEだけ隔てた位置を基準にした長辺に平行な
方向にモジュールピッチの取付部と他方の短辺からEだ
け隔てた位置を基準にした長辺に平行な方向にモジュー
ルピッチの取付部が設けられているので、この補助建物
ユニットを基本建物ユニットの右側に取り付けても又左
側に取り付けても一方からEだけ隔てた位置を基準にし
たモジュールピッチの取付部が設けられている。
【0031】そして、接続部では、基本建物ユニット側
にEだけの距離があり、基本建物ユニットと補助建物ユ
ニットの間には隙間Dがあり、補助建物ユニット側に
は、反対側の端からEだけ隔てた位置を基準にしたモジ
ュールピッチの取付部が設けられているので最後のモジ
ュールの基準取付位置から補助建物ユニットの接続部側
の端までの長さは(E+C)であり、この接続部の基本
建物ユニットの長辺の取付孔の基準位置から補助建物ユ
ニットの短辺の取付部の基準位置までの長さは、この合
計E+D+E+C=Aとなる。
【0032】従って、この基本建物ユニットの長辺と補
助建物ユニットの短辺に跨がる辺には、接続部分を含め
て、モジュールを基準にした部屋等を設けることがで
き、部屋の組み合わせの自由度が増える。そして、この
組み合わせは基本建物ユニットと補助建物ユニットを対
向させ隣接させて据え付けられているので、隙間がなく
組み合わされ、強度が大きく外壁や内壁等が取り付け易
く極めて便利である。
【0033】又、請求項3記載の発明に使用する基本建
物ユニットは長辺と短辺との間に相互に関係がないの
で、両方とも独自の長さにすることができる。換言する
と、現在市販の建物ユニットがそのまま使用できる。
【0034】請求項1〜3記載の発明では、補助建物ユ
ニットの長辺に沿って階段を設けると、基本建物ユニッ
トの短辺方向に階段を天井梁に邪魔されることなく緩や
かな階段を設けることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1(イ)はユニット建物を示す説明図、(ロ)は
基本建物ユニットと補助建物ユニットを据え付けた配置
を示す説明図、図2は基本建物ユニットの骨格を示す説
明図、図3は補助建物ユニットを示す説明図である。
【0036】図1〜図3において、1はユニット建物で
あり、このユニット建物1は、図1に示すように、1階
および2階のそれぞれに2個の基本建物ユニット2が長
辺を対向させ隣接させて据え付けられ、1個の補助建物
ユニット3が、長辺を前記2個の基本建物ユニット2の
短辺に対向させ、且つ、後述の距離だけ隔てて据え付け
られて組み立てられたものである。
【0037】基本建物ユニット2の短辺の長さはトラッ
クの積載可能な最大幅より若干小さい長さ、例えば、2
460mmである(以後、基本建物ユニットの短辺の長
さを2460mmにした場合について説明する)。この
ときの実質的短辺の長さ(m×A+2×B)は、両側に
隣接させて据え付けたときに隣接した建物ユニット間に
形成される隙間(10mm)の半分を両側に加えた距離
であるので2470mmである。
【0038】そして、モジュール寸法が900mmであ
る場合には、A=900mmであり、m(最大整数の
商)=2はなり、B=335mmとなる。又、実質的長
辺の長さは(n×A+2×B)であるので、nが4のと
きは、4270mmであり、nが5のときは、5170
mmであり、nが6のときは、6070mmである。こ
の実施例1では5170mmの場合について説明する。
【0039】この基本建物ユニット2の骨格は、図2に
示すように、矩形の四隅に立設された4本の角形筒状の
鋼製の柱21と、この4本の柱21の下端部を方形の辺
に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製の長尺体から
なる床梁22と、この4本の柱21の上端部を方形の辺
に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製の長尺体から
なる天井梁23とからなる。
【0040】長辺方向の床梁22の上側フランジと天井
梁23の下側フランジには、実質的長辺の一端からB
(335mm)だけ離れた位置を基準にした900mm
ピッチの間柱29を取り付ける取付孔4が設けられてい
るし、又、天井梁23のウエッブには、実質的長辺の一
端からB(335mm)だけ離れた位置を基準にした4
50mmピッチの天井野縁27を取り付ける取付孔4が
設けられている。
【0041】又、短辺方向の床梁22の上側フランジと
天井梁23の下側フランジには、中央位置と、この中央
位置から900mm隔てた位置(実質的短辺の一端から
B(335mm)だけ離れた位置)を基準にした間柱2
9を取り付ける取付孔4が設けられている。
【0042】そして、相対する床梁22、22に断面ロ
字形の鋼製の床小梁24が差し渡されて両端が溶接され
て取り付けられ、この床小梁24の上に木製の床根太2
5が取り付けられ、この床根太25の上に床材が取り付
けられて床が形成される。又、相対する天井梁23、2
3に木製の天井野縁27が差し渡され、天井梁23のウ
エッブに設けられた取付孔4から釘が天井野縁27の端
面に打ち込まれて天井野縁27が取り付けられ、この天
井野縁27の下面に天井材が取り付けられて天井が形成
される。
【0043】又、壁を設ける場所には、床梁22と天井
梁23との間に複数本の断面コ字形の長尺体からなる間
柱29が立設され、床梁22と天井梁23のフランジに
設けられている取付孔4と間柱29の端面に設けられて
いる通孔とに通されたボルトとこのボルトに螺入された
ナットとで間柱29が取り付けられている。このように
予め床梁22や天井梁23には取付孔4が設けられてい
るので、間柱29や天井野縁27を取り付け易い。
【0044】この間柱29と隣の間柱29に屋内側に内
壁材が架け渡されて取り付けられ、屋外側に外壁材が架
け渡され取り付けられ、この内壁材と外壁材との間に断
熱材が取り付けられて壁が形成される。窓や出入口を設
ける場合には、マグサ、窓枠、出入り枠等をこの間柱2
9に取り付ける。
【0045】補助建物ユニット3は基本建物ユニット2
を基準にした骨格を有する。即ち、基準建物ユニット2
の実質的短辺が2480mmの長さであるから、補助建
物ユニットの実質的長辺は4960mmの長さ(基準建
物ユニット2の実質的短辺の長さの2倍)であり、実質
的短辺は2480mmの長さ(基準建物ユニット2の実
質的短辺と同じ)である。又、長辺の床梁32と天井梁
33に設けられている取付孔4の位置が異なる。又、補
助建物ユニット3には長辺に沿って図示しない階段が設
けられている。
【0046】その他の構造は基本建物ユニット2とほぼ
同じである。即ち、図3に示すように、矩形の四隅に立
設けられた4本の角形筒状の鋼製の柱31と、この4本
の柱31の下端部を方形の辺に沿って連結する4本の断
面コ字形の鋼製の長尺体からなる床梁32と、この4本
の柱31の上端部を方形の辺に沿って連結する4本の断
面コ字形の鋼製の長尺体からなる天井梁33とからな
る。
【0047】長辺の床梁32の上側フランジと天井梁3
3の下側フランジには、基本建物ユニット2を長辺を対
向させて据え付け、この2個の基本建物ユット2の短辺
をこの補助建物ユニット3の長辺に対向させたときに、
基本建物ユニット2に設けられている取付孔4と同じ位
置に取付孔4が設けられている。即ち、実質的長辺の一
端からB(335mm)だけ離れた位置と、ここ位置か
ら900mm、更に900mm、更に670mm(2
B)、更に900mm、更に900mm離れた位置にそ
れぞれ間柱39を取り付ける取付孔4が設けられてい
る。
【0048】更に、天井梁33のウエッブには、この間
柱39を取り付ける位置と、この中間位置とにそれぞれ
天井野縁37を取り付ける取付孔4が設けられている。
又、短辺の床梁32の上側フランジと天井梁33の下側
フランジには、中央位置と、この中央位置から900m
m隔てた位置(実質的短辺の一端からB(335mm)
だけ離れた位置)に間柱39を取り付ける取付孔4の基
準位置が設けられている。
【0049】そして、相対する床梁32、32に断面ロ
字形の鋼製の床小梁34が差し渡されて両端が溶接され
て取り付けられ、この床小梁34の上に木製の床根太3
5が取り付けられ、この床根太35の上に床材が取り付
けられて床が形成される。又、相対する天井梁33、3
3に木製の天井野縁37が差し渡され、天井梁33のウ
エッブに設けられた取付孔4から釘が天井野縁37の端
面に打ち込まれて天井野縁37が天井梁33に取り付け
られ、この天井野縁37の下面に天井材が取り付けられ
て天井が形成される。
【0050】又、壁を設ける場所には、床梁32と天井
梁33との間に複数本の断面コ字形の長尺体からなる間
柱39が立設され、床梁32と天井梁33のフランジに
設けられている取付孔4と間柱39の端面に設けられて
いる通孔とに通されたボルトとこのボルトに螺入された
ナットとで間柱39が取り付けられている。このように
予め床梁32や天井梁33には取付孔4が設けられてい
るので、間柱39や天井野縁37を取り付け易い。
【0051】この間柱39と隣の間柱39に屋内側に内
壁材が架け渡されて取り付けられ、屋外側に外壁材が架
け渡され取り付けられ、この内壁材と外壁材との間に断
熱材が取り付けられて壁が形成される。窓や出入口を設
ける場合には、マグサ、窓枠、出入り枠等をこの間柱3
9に取り付ける。
【0052】次に、この基本建物ユニット2と補助建物
ユニット3を据え付けてユニット建物1となす施工方法
および作用について説明する。工場で、基本建物ユニッ
ト2と補助建物ユニット3を製造する。この基本建物ユ
ニット2と補助建物ユニット3を施工現場に運搬する。
この際、基本建物ユニット2も補助建物ユニット3も実
質的短辺は同じであって、トラックの積載可能な最大幅
より若干小さい長さであるから、この基本建物ユニット
2も補助建物ユニット3もトラックの積載効率がよい。
【0053】施工現場では、図1(ロ)に示すように、
2個の基本建物ユニット2を長辺を対向させ隣接させて
据え付け、1個の補助建物ユニット3を、長辺を前記2
個の基本建物ユニット2の短辺に対向させ、且つ、A−
2Bだけ隔てて据え付けて組み立てる。
【0054】すると、補助建物ユニット3の実質的長辺
が基本建物ユニット2の実質的短辺(n×A+2×B)
のほぼ2倍の長さであるので、組み立てたユニット建物
1は、2個の基本建物ユニット2の実質的短辺と補助建
物ユニット3の実質的長辺とが同じ長さで対向した矩形
となる。このときの基本建物ユニット2の実質的長辺の
長さは、基本建物ユニット2の実質的長辺(n×A+2
×B)と補助建物ユニット3の実質的短辺(m×A+2
×B)と隔てて据え付けられた距離A−2Bの長さの合
計で、n×A+2×B+m×A+2×B+A−2×B=
(n+m+1)×A+2×Bとなる。
【0055】このように2個の基本建物ユニット2と1
個の補助建物ユニット3を組み立てたユニット建物1
は、一方の辺が補助建物ユニット3の実質的長辺(基本
建物ユニットの実質的短辺の2倍)の長さであり、他方
の辺が(n+m+1)×A+2×Bの長さの矩形にな
り、間取りし易い。
【0056】しかも、基本建物ユニット2の長辺の床梁
22と天井梁23には、実質的長辺には、一方からBだ
け隔てた位置を基準にしたモジュールピッチの取付孔4
が設けられ、補助建物ユニット3の短辺の床梁32と天
井梁33には、実質的短辺の一方からBだけ隔てた位置
を基準にしたモジュールピッチの取付孔4が設けられて
いるし、基本建物ユニット2の長辺と補助建物ユニット
3の短辺との接続部では、両者がA−2Bだけ隔てて据
え付けられ、両側からBだけ隔てられた場所に取付孔4
の基準位置があるから、この基本建物ユニット2の取付
孔4の基準位置から補助建物ユニット3の取付孔4の基
準位置までの長さは丁度モジュール(A)となる。
【0057】このように、上記2個の基本建物ユニット
2と1個の補助建物ユニット3を組み立てたユニット建
物1では、基準建物ユニット2の長辺から補助建物ユニ
ット3の短辺に跨がる辺の床梁22、32や天井梁3
2、33に実質的長辺および短辺の一端からBだけ隔て
た位置を基準にしたモジュールピッチの取付孔4が設け
られていて、この接続部分にもモジュールを基準にした
部屋等を設けることができ、部屋の組み合わせの自由度
が増えて便利である。又、補助建物ユニット3の長辺に
沿って階段を設けると、基本建物ユニット2の短辺方向
に基本建物ユニット2の天井梁に邪魔されずに緩やかな
階段を設けることができ便利である。
【0058】(実施例2)図4は本発明の他の実施例を
示すもので、基本建物ユニットと補助建物ユニットを据
え付けた配置を示す説明図である。
【0059】図4に示す実施例2を図1〜図3に示す実
施例1と比較すると、基本建物ユニット2aは同じであ
り、補助建物ユニット3aの実質的短辺は同じである
が、実質的長辺が(2m+1)×A+2×B=5170
mmの長さで、この実質的長辺の一方からBだけ隔てた
位置を基準にしたモジュールピッチの取付孔4aが床梁
と天井梁に設けられていること、2個の基本建物ユニッ
ト2aが、長辺を対向させ、且つ、A−2Bだけ隔てて
据え付けられ、1個の補助建物ユニットが、長辺を前記
2個の基本建物ユニットの短辺に対向させて据え付けら
れていることが異なる。
【0060】その他は同じ構造であるで、説明を省略す
る。次に、この基本建物ユニット2aと補助建物ユニッ
ト3aを据え付けてユニット建物1aとなす施工方法お
よび作用について説明する。工場で、基本建物ユニット
2aと補助建物ユニット3aを製造する。
【0061】この基本建物ユニット2aと補助建物ユニ
ット3aを施工現場に運搬する。この際、基本建物ユニ
ット2aも補助建物ユニット3aも実質的短辺は同じで
あって、トラックの積載可能な最大幅より若干小さい長
さであるから、この基本建物ユニット2aも補助建物ユ
ニット3aもトラックの積載効率がよい。
【0062】施工現場では、図4に示すように、2個の
基本建物ユニット2aを長辺を対向させ、且つ、A−2
Bだけ隔てて据え付け、1個の補助建物ユニット3a
を、長辺を前記2個の基本建物ユニット2aの短辺に対
向させ、隣接させて据え付けて組み立てる。
【0063】このように組み立てたユニット建物1で
は、基本建物ユニット2aの実質的短辺方向には、2個
の基本建物ユニット2aがA−2Bだけ隔てられて据え
付けられているので、この長さは2(m×A+2×B)
+A−2B=(2m+1)×A+2×Bとなる。一方、
この短辺に対向した補助建物ユニット3aの実質的長辺
は(2m+1)×A+2×Bの長さである。従って、両
者は同じ長さで対向した矩形となる。このときのユニッ
ト建物1aの基本建物ユニット2aの長辺方向の長さ
は、この合計で(m+n)×A+4×Bとなる。
【0064】このように2個の基本建物ユニット2aと
1個の補助建物ユニット3aを据え付けて組み立てた建
物ユニット1aは、一方の辺が(2m+1)×A+2×
Bの長さで、他方の辺が(m+n)×A+4×Bの長さ
の矩形になり、間取りし易い。しかも、2個の基本建物
ユニット2aの実質的短辺の床梁22aと天井梁23a
には、一方からBだけ隔てた位置を基準にしたモジュー
ルピッチの取付孔4aが設けられているし、基本建物ユ
ニット2aを2個並べた接続部では、両側にモジュール
が始まる基準位置までBだけの長さがあり、A−2Bだ
け隔てて据え付けられているので、この接続部分はモジ
ュール寸法(A)になる。
【0065】従って、この基本建物ユニット2aの短辺
から補助建物ユニット3aの長辺に跨がる辺の床梁22
a、32aと天井梁23a、33aには、一端からBだ
け隔てた位置を基準にしたモジュールピッチの取付孔4
aが設けられていて、接続部分にもモジュールを基準に
した部屋等を設けることができ、部屋の組み合わせの自
由度が増えて便利である。
【0066】(実施例3)図5および図6は本発明の別
の実施例を示すもので、図5(イ)は基本建物ユニット
の左側に補助建物ユニットを据え付けた配置を示す説明
図、(ロ)は(イ)のM部分を拡大して示す説明図、
(ハ)は基本建物ユニットの右側に補助建物ユニットを
据え付けた配置を示す説明図、図6(イ)は補助建物ユ
ニットの短辺の床梁と天井梁に左側から取付孔を設けた
基準位置を示す説明図、(ロ)は補助建物ユニットの短
辺の床梁と天井梁に右側から取付孔を設けた基準位置を
示す説明図である。
【0067】図5および図6に示す実施例3と図1〜図
3に示す実施例1とを比較すると、基本建物ユニット2
bと補助建物ユニット3bの大きさと、床梁22b、3
2bや天井梁32b、33bに設けられている取付孔4
bの位置と、2個の基本建物ユニット2bが、長辺を対
向隣接させて据え付けられ、1個の補助建物ユニット3
bが、長辺を前記2個の基本建物ユニット2bの短辺に
相対させ隣接させて据え付けられ組み立てられているこ
とが異なる。
【0068】即ち、基本建物ユニット2aは現在市販の
建物ユニットと同じ骨格を有する。即ち、現在市販の建
物ユニットは900モジュールであって、短辺方向の長
さが2464mmであり、長辺方向の長さが3840m
m、4740mm、5640mmの3種類であるが、4
740mmの場合について説明する。
【0069】この長辺方向の長さが4740mmの場合
には、モジュール(A)が900mmであり、4740
mmを900mmの倍数(n=5)で割った残りを2で
割った120mmがEである。又、基本建物ユニット2
bの短辺方向の長さは2464mmであるが、この短辺
から(2A+2E+D)を引いた補正項Cは、2464
mm−(2×900mm+2×120mm+10mm)
=414mmとなる。
【0070】又、補助建物ユニット3bの短辺の長さは
基本建物ユニット2bの短辺の長さと同じであるから2
464mmである。又、この補助建物ユニット3bの長
辺の長さは短辺の2倍であるから4928mmである。
又、基本建物ユニット2b長辺方向の床梁の上側フラン
ジと天井梁の下側フランジには、従来の同じように、間
柱が取り付けられる位置、即ち、長辺の一端からDだけ
(120mm)隔てた位置から始まる900mmピッチ
の取付孔4bが設けられているし、又、天井梁のウエッ
ブには天井野縁を取り付ける位置、即ち、実質的長辺の
一端からE(120mm)だけ隔てた位置を基準にした
450mmピッチの取付孔4bが設けられている。
【0071】又、基本建物ユニット2bの短辺方向の床
梁と天井梁には、従来と同じように、中央位置と、中央
位置から左右に900mm離れた位置を基準にした取付
孔4bが設けられている。補助建物ユニット3bの長辺
方向の床梁と天井梁には、基本建物2bの短辺に設けら
れた取付孔に相当する位置に取付孔4bが設けられてい
る。
【0072】又、補助建物ユニット3bの短辺方向の床
梁と天井梁には、図6(イ)に示すように、左側の端か
らE(120mm)隔てた位置を基準にした900mm
ピッチの取付孔4bと、図6(ロ)に示すように、右側
の端からE(120mm)隔てた位置を基準にした90
0mmピッチの取付孔4bの両方が設けられている。こ
のようになっているので、(イ)に示すように、基本建
物ユニット2bの左側に取り付ける補助建物ユニット3
bには、左側の端からEだけ隔てた位置を基準にした9
00mmピッチの取付孔4bを使用して間柱を取り付け
ることができるし、基本建物ユニット2bの右側に取り
付ける補助建物ユニット3bには、左側の端からEだけ
隔てた位置を基準にした900mmピッチの取付孔4b
を使用して間柱を取り付けることもできる。
【0073】このように予め床梁や天井梁には取付孔4
bが設けられているので、間柱を取り付けることが容易
である。その他は実施例1とほぼ同じであるので説明を
省略する。
【0074】次に、この基本建物ユニット2bと補助建
物ユニット3bを据え付けてユニット建物1bとなす施
工方法および作用について説明する。工場で、基本建物
ユニット2bと補助建物ユニット3bを製造する。
【0075】この基本建物ユニット2bと補助建物ユニ
ット3bを施工現場に運搬する。この際、基本建物ユニ
ット2bも補助建物ユニット3bも実質的短辺は同じで
あって、トラックの積載可能な最大幅より若干小さい長
さ(2464mm)であるから、この基本建物ユニット
2bも補助建物ユニット3bもトラックの積載効率がよ
い。
【0076】施工現場では、図5に示すように、2個の
基本建物ユニット2bを、長辺を対向隣接させて据え付
け、1個の補助建物ユニット3bを、長辺を前記2個の
基本建物ユニット2bの短辺に相対させ隣接させて据え
付け組み立てる。この際、(イ)に示すように、基本建
物ユニット2bの左側に補助建物ユニット3bを据え付
けるときには、補助建物ユニット3bの左端からEだけ
隔てた位置を基準にしたモジュールピッチの取付孔4b
を利用して間柱を取り付けた補助建物ユニット3bを据
え付けるし、逆に、基本建物ユニット2bの右側に補助
建物ユニット3bを据え付けるときには、補助建物ユニ
ット3bの右端らかEだけ隔てた位置を基準にしたモジ
ュールピッチの取付孔4bを利用して間柱を取り付けた
補助建物ユニット3bを据え付ける。
【0077】このように組み立てたユニット建物1bで
は、補助建物ユニット3bの長辺が基本建物ユニット2
bの短辺の2倍+D(建物ユニットの隙間)であるの
で、基本建物ユニット2bの短辺方向は両者がほぼ同じ
長さで対向した矩形となる。このときの基本建物ユニッ
ト2bの長辺方向の長さは、基本建物ユニット2bの長
辺(n×A+2×E)と補助建物ユニット3bの短辺
(m×A+2×E+C)と両者の隙間Dの合計で、n×
A+2×E+m×A+2×E+C+D=(n+m+1)
×A+2×Eとなる。但し、C=A−2E−Dである。
【0078】このように上記2個の基本建物ユニット2
bと1個の補助建物ユニット3bを据え付けて組み立て
たものは、一方の辺が補助建物ユニット3b(基本建物
ユニット2bの短辺の2倍)の長さであり、他方の辺が
(n+m+1)×A+2×Bの長さの矩形になり、間取
りし易い。しかも、基本建物ユニット2bの長辺から補
助建物ユニット3bの短辺に跨がる辺の床梁と天井梁に
は、両方からEだけ隔てた位置を基準にしたモジュール
ピッチの取付孔4bが設けられ、この取付孔4bに間柱
が取り付けられている。
【0079】即ち、基本建物ユニット2bの長辺の床梁
や天井梁には両方からEだけ隔てた位置を基準にしたモ
ジュールピッチの取付孔4bが設けられているし、補助
建物ユニット3bの短辺の床梁や天井梁には、一方から
Eだけ隔てた位置基準にしたモジュールピッチの取付孔
4bと他方からEだけ隔てた位置を基準にしたモジュー
ルピッチの取付孔4bが設けられているので、この補助
建物ユニット3bを、(イ)に示すように、基本建物ユ
ニット2bの左側に取り付けても、又、(ハ)に示すよ
うに、右側に取り付けても一方からEだけ隔てた位置を
基準にしたモジュールピッチの取付孔4bが設けられて
いる。
【0080】そして、接続部では、図5(ロ)に示すよ
うに、基本建物ユニット側にEだけの距離があり、基本
建物ユニットと補助建物ユニットの間には隙間Dがあ
り、補助建物ユニット側には、反対側の端からEだけ隔
てた基準位置からモジュールピッチの取付孔があるので
最後のモジュールの基準位置から補助建物ユニットの接
続部側の端までの長さは(E+C)となり、接続部の基
本建物ユニットの長辺の取付孔の基準位置から補助建物
ユニットの取付孔の基準位置までの長さは、この合計
(E+D+E+C=A)となる。
【0081】従って、この基本建物ユニット2bの長辺
と補助建物ユニット3bの短辺に跨がる辺には、接続部
分を含めて、モジュールを基準にした部屋等を設けるこ
とができ、部屋の組み合わせの自由度が増加し、便利で
ある。そして、この組み合わせは基本建物ユニットと補
助建物ユニットを対向させ隣接させて据え付けられてい
るので、隙間がなく組み合わされ、強度が大きく、外壁
パネル等が取り付け易く、極めて便利である。
【0082】又、この基本建物ユニット2bは長辺と短
辺との間に相互に関係がないので、この実施例のよう
に、現在市販のの建物ユニットがそのまま使用できるの
で便利である。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、基本建物ユニ
ットも補助建物ユニットも実質的短辺は同じであって、
トラックの積載可能な最大幅より若干大きい長さである
から、この基本建物ユニットも補助建物ユニットもトラ
ックの積載効率がよい。
【0084】又、請求項1記載の発明では、2個の基本
建物ユニットが長辺を対向させ隣接させて据え付けら
れ、1個の補助建物ユニットが、長辺を前記2個の基本
建物ユニットの短辺に対向させ、且つ、A−2Bだけ隔
てて据え付けられて組み立てられているから、一方の辺
が補助建物ユニット(基本建物ユニットの短辺の2倍)
の長さで、他方の辺が(n+m+1)×A+2×Bの長
さの矩形になり、間取りし易い。
【0085】又、基本建物ユニットの長辺の床梁と天井
梁には、実質的長辺および短辺からBだけ隔てた位置を
基準にしたモジュールピッチの取付孔が設けられ、補助
建物ユニットの長辺の床梁と天井梁には、実質的長辺お
よび短辺からBだけ隔てた位置を基準にしたモジュール
ピッチの取付孔が設けられているし、基本建物ユニット
の長辺と補助建物ユニットの短辺との接続部では、両者
がA−2Bだけ隔てて据え付けられ、両側からAだけ隔
てられた場所に取付孔が設けられているから、この組み
立てた建物は、基本建物ユニットの長辺と補助建物ユニ
ットの短辺に跨がる辺に、接続部を含めて、モジュール
を基準にした部屋等を設け易く、部屋の組み合わせの自
由度が増加し、極めて便利である。
【0086】請求項2記載の発明では、基本建物ユニッ
トも補助建物ユニットも実質的短辺は同じであって、ト
ラックの積載可能な最大幅より若干小さい長さであるか
ら、この基本建物ユニットも補助建物ユニットもトラッ
クの積載効率がよい。
【0087】又、請求項2記載の発明では、2個の基本
建物ユニットが、長辺を対向させ、且つ、A−2Bだけ
隔てて据え付けられ、1個の補助建物ユニットが、長辺
を前記2個の基本建物ユニットの短辺に対向させ、隣接
させて据え付けられて組み立てられているから、一方の
辺が(2m+1)×A+2×Bの長さで、他方の辺が
(m+n)×A+4×Bの長さの矩形になり、間取りし
易い。
【0088】又、基本建物ユニットの短辺と補助建物ユ
ニットの長辺には、一方からBだけ隔てた位置を基準に
したモジュールピッチの通孔が設けられているから、こ
の組み立てた建物は、基本建物ユニットの短辺と基本建
物ユニットの短辺に跨がる辺に、接続部を含めて、モジ
ュールを基準にした部屋等を設け易く、部屋の組み合わ
せの自由度が増加し、極めて便利である。
【0089】請求項3記載の発明では、基本建物ユニッ
トも補助建物ユニットも短辺はトラックの積載可能な最
大幅より若干小さい長さであるから、この基本建物ユニ
ットも補助建物ユニットもトラックの積載効率がよい。
【0090】請求項3記載の発明では、2個の基本建物
ユニットが長辺を相対させ隣接させて据え付けられ、1
個の補助建物ユニットが、長辺を前記2個の基本建物ユ
ニッ一方の辺が補助建物ユニット(基本建物ユニットの
短辺の2倍)の長さであり、他方の辺が(n+m+1)
×A+2×Bの長さの矩形になり、間取りし易い。
【0091】又、基本建物ユニットの長辺と補助建物ユ
ニットの短辺には、一方からBだけ隔てた位置を基準に
したモジュールピッチの通孔が設けられているし、補助
建物ユニットの短辺ゆ床梁や天井梁には、一方からEだ
け隔てた位置を基準にしたモジュールピッチの取付孔
と、他方からEだけ隔てた位置を基準にしたモジュール
ピッチの取付孔が設けられているから、この補助建物ユ
ニットを基本建物ユニットの左側に取り付けても、又、
右側に取り付けても、一端からEだけ隔てた位置を基準
にしたモジュールピッチの取付孔が設けられる。従っ
て、この基本建物ユニットの長辺から補助建物ユニット
の短辺に跨がる辺には、接続部分を含めて、モジュール
を基準にした部屋等を設け易く、部屋の組み合わせる自
由度が増えて極めて便利である。
【0092】又、この組み合わせは基本建物ユニットと
補助建物ユニットを対向させ隣接させて据え付けられて
いるので、従来の建物ユニットを据え付けると同様に、
隙間なく据え付けることができ、この間が強度的に弱点
とならず安心である。
【0093】又、請求項3記載の発明に使用する基本建
物ユニットは長辺と短辺との間に相互に関係がないの
で、両方とも独自の長さにすることができる。例えば、
従来の建物ユニットがそのまま使用できるので、極めて
便利である。又、請求項1〜3記載の発明において、補
助建物ユニットの長辺に平行な階段を設けると、基本建
物ユニットの短辺方向に天井梁等に邪魔されることなく
緩やかな階段を設けることができ、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(イ)はユニ
ット建物を示す説明図、(ロ)は基本建物ユニットと補
助建物ユニットを据え付けた配置を示す説明図である。
【図2】基本建物ユニットの骨格を示す説明図である。
【図3】補助建物ユニットを示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すもので、基本建物ユ
ニットと補助建物ユニットを据え付けた配置を示す説明
図である。
【図5】本発明の別の実施例を示すもので、図5(イ)
は基本建物ユニットの左側に補助建物ユニットを据え付
けた配置を示す説明図、(ロ)は(イ)のM部分を拡大
して示す説明図、(ハ)は基本建物ユニットの右側に補
助建物ユニットを据え付けた配置を示す説明図である。
【図6】(イ)は補助建物ユニットの短辺の床梁と天井
梁に左側から取付孔を設けた基準位置を示す説明図、
(ロ)は補助建物ユニットの短辺の床梁と天井梁に右側
から取付孔を設けた基準位置を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a、1b ユニット建物 2、2a、2b 基本建物ユニット 21 柱 22 床梁 23 天井梁 29 間柱 3、3a、3b 補助建物ユニット 31 柱 32 床梁 33 天井梁 39 間柱 4、4a、4b 取付孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本建物ユニットと補助建物ユニットが
    組み立てられたユニット建物であって、前記基本建物ユ
    ニットは、実質的長辺が(n×A+2×B)の長さで、
    実質的短辺が(m×A+2×B)で且つ道路輸送可能な
    最大幅より若干小さい長さである矩形の平面形状を有
    し、基本建物ユニットには、実質的長辺の一方の短片か
    らBだけ隔てた位置を基準にした長辺に平行な方向にモ
    ジュールピッチの取付部が設けられ、前記補助建物ユニ
    ットは、実質的長辺が基本建物ユニットの実質的短辺の
    ほぼ2倍の長さで、実質的短辺が基本建物ユニットの実
    質的短辺とほぼ等しい長さの平面形状を有し、補助建物
    ユニットには、実質的短辺の一方の長辺からBだけ隔て
    た位置を基準にした短辺に平行な方向にモジュールピッ
    チの取付部が設けられ、2個の基本建物ユニットが長辺
    を対向させ隣接させて据え付けられ、1個の補助建物ユ
    ニットが、長辺を前記2個の基本建物ユニットの短辺に
    対向させ、且つ、A−2Bだけ隔てて据え付けられて組
    み立てられていることを特徴とするユニット建物。但
    し、nは自然数であり、Aはモジュール寸法であり、m
    は基本建物ユニットの実質的短辺長をモジュール寸法A
    で割った最大整数の商であり、Bはそのときの残りの寸
    法の1/2である。
  2. 【請求項2】 基本建物ユニットと補助建物ユニットが
    組み立てられたユニット建物であって、前記基本建物ユ
    ニットは、実質的長辺が(n×A+2×B)の長さで、
    実質的短辺が(m×A+2×B)で且つ道路輸送可能な
    最大幅より若干小さい長さである矩形の平面形状を有
    し、基本建物ユニットには、実質的短辺の一方の長辺か
    らBだけ隔てた位置を基準にした短辺に平行な方向にモ
    ジュールピッチの取付部が設けられ、前記補助建物ユニ
    ットは、実質的長辺が((2m+1)×A+2×B)の
    長さで、実質的短辺が基本建物ユニットの実質的短辺と
    ほぼ等しい長さである矩形の平面形状を有し、補助建物
    ユニットには、実質的長辺の一方の短辺からBだけ隔て
    た位置を基準にした長辺に平行な方向にモジュールピッ
    チの取付部が設けられ、2個の基本建物ユニットが長辺
    を対向させ、且つ、A−2Bだけ隔てて据え付けられ、
    1個の補助建物ユニットが、長辺を前記2個の基本建物
    ユニットの短辺に対向させ隣接させて据え付けられて組
    み立てられていることを特徴とするユニット建物。但
    し、nは自然数であり、Aはモジュール寸法であり、m
    は基本建物ユニットの実質的短辺をモジュール寸法Aで
    割った最大整数の商であり、Bはそのときの残りの寸法
    の1/2である。
  3. 【請求項3】 基本建物ユニットと補助建物ユニットが
    組み立てられたユニット建物であって、前記基本建物ユ
    ニットは、長辺が(n×A+2×E)の長さで、短辺が
    道路輸送可能な最大幅より若干小さい長さである矩形の
    平面形状を有し、基本建物ユニットには、一方の短辺か
    らEだけ隔てた位置を基準にした長辺に平行な方向にモ
    ジュールピッチの取付部が設けられ、前記補助建物ユニ
    ットは、長辺が基本建物ユニットの短辺の2倍+Dの長
    さで、短辺が(m×A+2×E+C)で且つ道路輸送可
    能な最大幅より若干小さい長さである矩形の平面形状を
    有し、補助建物ユニットには、一方の長辺からEだけ隔
    てた位置を基準にした短辺に平行な方向にモジュールピ
    ッチの取付部と、他方の長辺からEだけ隔てた位置を基
    準にした短辺に平行な方向にモジュールピッチの取付部
    が設けられ、2個の基本建物ユニットが長辺を対向させ
    隣接させて据え付けられ、1個の補助建物ユニットが、
    長辺を前記2個の基本建物ユニットの短辺に対向させ隣
    接させて据え付けられて組み立てられていることを特徴
    とするユニット建物。但し、nは自然数であり、Aはモ
    ジュール寸法であり、Dは建物ユニットを隣接させて据
    え付けたときの建物ユニット間の隙間であり、Eは基本
    建物ユニットの一方の辺からモジュールピッチが始まる
    位置までの距離であり、mは補助建物ユニットの短辺を
    モジュール寸法Aで割った最大の整数の商であり、Cは
    A−2×E−Dからなる補正項である。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035991A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物及びユニット式建物の施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009035991A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物及びユニット式建物の施工方法

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