JPH06316970A - バルコニー付きユニット建物 - Google Patents
バルコニー付きユニット建物Info
- Publication number
- JPH06316970A JPH06316970A JP10535893A JP10535893A JPH06316970A JP H06316970 A JPH06316970 A JP H06316970A JP 10535893 A JP10535893 A JP 10535893A JP 10535893 A JP10535893 A JP 10535893A JP H06316970 A JPH06316970 A JP H06316970A
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- Japan
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を削減でき、コストダウン及び組立
工数の削減が図れるバルコニー付きユニット建物を提供
する。 【構成】 天井構成体６にバルコニーの床機能を設けた
建物ユニット３と、この建物ユニット３の上部に設置さ
れ床構成体を有しないバルコニーユニット４とを備えて
いる。従って、建物ユニット３の天井構成体６にバルコ
ニーの床機能を持たせたのでバルコニーユニット４の床
フレーム等、部品点数の削減が図れる。
工数の削減が図れるバルコニー付きユニット建物を提供
する。 【構成】 天井構成体６にバルコニーの床機能を設けた
建物ユニット３と、この建物ユニット３の上部に設置さ
れ床構成体を有しないバルコニーユニット４とを備えて
いる。従って、建物ユニット３の天井構成体６にバルコ
ニーの床機能を持たせたのでバルコニーユニット４の床
フレーム等、部品点数の削減が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、バルコニー付きユニ
ット建物に係り、特に建物ユニットの天井構成体にバル
コニーの床機能を持たせることにより部品点数の削減を
図ったバルコニー付きユニット建物に関する。
ット建物に係り、特に建物ユニットの天井構成体にバル
コニーの床機能を持たせることにより部品点数の削減を
図ったバルコニー付きユニット建物に関する。
【０００２】
【従来の技術】バルコニー付きユニット建物としては、
建物ユニットの上部にバルコニー部を備えた屋根ユニッ
トを設置したもの（特開昭６１−１０２９３１）、或い
は建物ユニットの上部にバルコニーユニットを設置した
ものが知られている。特に、後者のバルコニー付きユニ
ット建物は、図５に示すように天井構成体６を備えた建
物ユニット３の上部に、床構成体２０を備えたバルコニ
ーユニット４を設置するようになっている。この場合、
上記天井構成体６は、図６に示すようにＣ型鋼からなる
方形の天井フレーム７内に天井根太８を適宜間隔で取付
け、この天井根太８の下面に天井板９を張設して構成さ
れている。また、上記床構成体２０は、上記天井フレー
ム７とほぼ同一構造の床フレーム内に床小梁を適宜間隔
で取付け、この床小梁上に床根太を介して床板を張設し
て構成されている（図示省略）。
建物ユニットの上部にバルコニー部を備えた屋根ユニッ
トを設置したもの（特開昭６１−１０２９３１）、或い
は建物ユニットの上部にバルコニーユニットを設置した
ものが知られている。特に、後者のバルコニー付きユニ
ット建物は、図５に示すように天井構成体６を備えた建
物ユニット３の上部に、床構成体２０を備えたバルコニ
ーユニット４を設置するようになっている。この場合、
上記天井構成体６は、図６に示すようにＣ型鋼からなる
方形の天井フレーム７内に天井根太８を適宜間隔で取付
け、この天井根太８の下面に天井板９を張設して構成さ
れている。また、上記床構成体２０は、上記天井フレー
ム７とほぼ同一構造の床フレーム内に床小梁を適宜間隔
で取付け、この床小梁上に床根太を介して床板を張設し
て構成されている（図示省略）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバルコニー付きユニット建物においては、建物ユニ
ットの天井構成体とバルコニーユニットの床構成体とを
それぞれ形成するようになっているので、部品点数が多
く、コストアップ及び組立工数の増大を余儀無くされて
いた。
うなバルコニー付きユニット建物においては、建物ユニ
ットの天井構成体とバルコニーユニットの床構成体とを
それぞれ形成するようになっているので、部品点数が多
く、コストアップ及び組立工数の増大を余儀無くされて
いた。
【０００４】この発明は、上記事情に鑑みなされてもの
で、部品点数を削減でき、コストダウン及び組立工数の
削減が図れるバルコニー付きユニット建物を提供するこ
とを目的とするものである。
で、部品点数を削減でき、コストダウン及び組立工数の
削減が図れるバルコニー付きユニット建物を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明のバルコニー付きユニット建物は、天井構成
体にバルコニーの床機能を設けた建物ユニットと、この
建物ユニットの上部に設置され床構成体を有しないバル
コニーユニットとを備えたことを特徴としている。この
場合、上記建物ユニットの天井構成体は、方形の天井フ
レームと、この天井フレーム内に配設された天井根太
と、この天井根太の下面に張設された天井板と、上記天
井フレーム内に上記天井根太と共に配設された床小梁
と、この床小梁の上部に床根太を介して張設された床板
とを備えていることが好ましい。また、上記床小梁は、
部品点数の削減上、天井根太と一体形成されていること
が好ましい。
にこの発明のバルコニー付きユニット建物は、天井構成
体にバルコニーの床機能を設けた建物ユニットと、この
建物ユニットの上部に設置され床構成体を有しないバル
コニーユニットとを備えたことを特徴としている。この
場合、上記建物ユニットの天井構成体は、方形の天井フ
レームと、この天井フレーム内に配設された天井根太
と、この天井根太の下面に張設された天井板と、上記天
井フレーム内に上記天井根太と共に配設された床小梁
と、この床小梁の上部に床根太を介して張設された床板
とを備えていることが好ましい。また、上記床小梁は、
部品点数の削減上、天井根太と一体形成されていること
が好ましい。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、建物ユニットの天井構成体
にバルコニーの床機能を持たせたので、バルコニーユニ
ットの床フレーム等、部品点数を削減でき、大幅なコス
トダウン及び組立工数の削減が図れる。この場合、天井
根太に床小梁を一体形成することにより、更に部品点数
の削減が図れる。
にバルコニーの床機能を持たせたので、バルコニーユニ
ットの床フレーム等、部品点数を削減でき、大幅なコス
トダウン及び組立工数の削減が図れる。この場合、天井
根太に床小梁を一体形成することにより、更に部品点数
の削減が図れる。
【０００７】
【実施例】以下に、この発明の実施例を添付図面に基い
て詳述する。
て詳述する。
【０００８】図１において、１はバルコニー付きユニッ
ト建物で、このバルコニー付きユニット建物１は建物ユ
ニットを上下及び水平方向に組合わせて形成した建物本
体部２に下階の建物ユニット３を突出させて取付けると
共に、この建物ユニット３の上部にバルコニーユニット
４を設置して構成される。上記建物ユニット３は、スチ
ール製の軸組５の上部にバルコニーの床機能を備えた天
井構成体６を設けると共に、軸組５に図示しない外壁パ
ネル等を張設して構成される。
ト建物で、このバルコニー付きユニット建物１は建物ユ
ニットを上下及び水平方向に組合わせて形成した建物本
体部２に下階の建物ユニット３を突出させて取付けると
共に、この建物ユニット３の上部にバルコニーユニット
４を設置して構成される。上記建物ユニット３は、スチ
ール製の軸組５の上部にバルコニーの床機能を備えた天
井構成体６を設けると共に、軸組５に図示しない外壁パ
ネル等を張設して構成される。
【０００９】上記天井構成体６は、図２に示すように上
記軸組５の上部の梁を構成するＣ型鋼からなる方形の天
井フレーム７と、この天井フレーム７内に幅方向に横架
されて長手方向に適宜間隔で配設された天井根太８と、
この天井根太８の下面に張設された天井板９と、上記天
井フレーム７内に天井根太８と共に配設された床小梁１
０と、この床小梁１０の上部に床根太１１を介して張設
された床板１２とから主に構成されている。この実施例
では、上記天井根太８が床小梁１０の役割も果たすよう
にその高さ寸法を従来の天井根太よりも大きくして形成
され、すなわち床小梁１０が天井根太９と一体形成され
ている。
記軸組５の上部の梁を構成するＣ型鋼からなる方形の天
井フレーム７と、この天井フレーム７内に幅方向に横架
されて長手方向に適宜間隔で配設された天井根太８と、
この天井根太８の下面に張設された天井板９と、上記天
井フレーム７内に天井根太８と共に配設された床小梁１
０と、この床小梁１０の上部に床根太１１を介して張設
された床板１２とから主に構成されている。この実施例
では、上記天井根太８が床小梁１０の役割も果たすよう
にその高さ寸法を従来の天井根太よりも大きくして形成
され、すなわち床小梁１０が天井根太９と一体形成され
ている。
【００１０】一方、上記バルコニーユニット４は、床フ
レームを含む床構成体を備えておらず、手摺１３だけか
らなっている。この手摺１３は、上記建物ユニット３の
天井フレーム７上にボルト止め等により取付けられる。
なお、バルコニーの床勾配は床根太１１の高さにより付
けられ、その床部分には防水処理が施される。
レームを含む床構成体を備えておらず、手摺１３だけか
らなっている。この手摺１３は、上記建物ユニット３の
天井フレーム７上にボルト止め等により取付けられる。
なお、バルコニーの床勾配は床根太１１の高さにより付
けられ、その床部分には防水処理が施される。
【００１１】このように構成されたバルコニー付きユニ
ット建物によれば、建物ユニット３の天井構成体６にバ
ルコニーの床機能を持たせたので、バルコニーユニット
４の床フレーム等、部品点数を削減でき、大幅なコスト
ダウン及び組立工数の削減が図れる。また、床小梁１０
が天井根太８と一体形成されているので、更に部品点数
の削減及び工場生産性の向上が図れる。
ット建物によれば、建物ユニット３の天井構成体６にバ
ルコニーの床機能を持たせたので、バルコニーユニット
４の床フレーム等、部品点数を削減でき、大幅なコスト
ダウン及び組立工数の削減が図れる。また、床小梁１０
が天井根太８と一体形成されているので、更に部品点数
の削減及び工場生産性の向上が図れる。
【００１２】図３はこの発明における天井構成体の変形
例を示している。すなわち、同図の（ａ）、（ｂ）に示
すようにこの天井構成体６の天井フレーム７内には従来
と同様の天井根太８が配設されると共に床小梁１０が天
井根太８の間に位置させて配設されている。この床小梁
１０の両端部には天井フレーム７に係止されて溶接等で
固定される取付ピース１４が取付けられている。この場
合、床勾配は、床小梁１０か床根太１１の高さにより付
けられる。
例を示している。すなわち、同図の（ａ）、（ｂ）に示
すようにこの天井構成体６の天井フレーム７内には従来
と同様の天井根太８が配設されると共に床小梁１０が天
井根太８の間に位置させて配設されている。この床小梁
１０の両端部には天井フレーム７に係止されて溶接等で
固定される取付ピース１４が取付けられている。この場
合、床勾配は、床小梁１０か床根太１１の高さにより付
けられる。
【００１３】図４はこの発明における天井構成体の更に
異なる変形例を示している。この天井構成体６には、同
図（ａ）に示すように天井根太８と床小梁１０の組合体
１５が使用されている。この組合体１５は上記取付ピー
ス１４を有する床小梁１０の下部に天井根太９を取付け
た構成になっている。この組合体１５は、同図（ｂ）に
示すように天井フレーム７内に従来の天井根太９と共に
交互に配設される。
異なる変形例を示している。この天井構成体６には、同
図（ａ）に示すように天井根太８と床小梁１０の組合体
１５が使用されている。この組合体１５は上記取付ピー
ス１４を有する床小梁１０の下部に天井根太９を取付け
た構成になっている。この組合体１５は、同図（ｂ）に
示すように天井フレーム７内に従来の天井根太９と共に
交互に配設される。
【００１４】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設
計変更等が可能である。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設
計変更等が可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、建物ユ
ニットの天井構成体にバルコニーの床機能を持たせたの
で、バルコニーユニットの床フレーム等、部品点数を削
減でき、大幅なコストダウン及び組立工数の削減が図れ
る。この場合、天井根太に床小梁を一体形成することに
より、更に部品点数の削減が図れる。
ニットの天井構成体にバルコニーの床機能を持たせたの
で、バルコニーユニットの床フレーム等、部品点数を削
減でき、大幅なコストダウン及び組立工数の削減が図れ
る。この場合、天井根太に床小梁を一体形成することに
より、更に部品点数の削減が図れる。
【図１】この発明に係るバルコニー付きユニット建物の
一実施例を示す分解斜視図である。
一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】この発明の変形例を示す図で、（ａ）は天井根
太に床小梁を並設した状態の断面図、（ｂ）は床小梁の
配置を示す概略平面図である。
太に床小梁を並設した状態の断面図、（ｂ）は床小梁の
配置を示す概略平面図である。
【図４】この発明の変形例を示す図で、（ａ）は天井根
太と床小梁の結合体の斜視図、（ｂ）はその結合体の配
置を示す概略平面図である。
太と床小梁の結合体の斜視図、（ｂ）はその結合体の配
置を示す概略平面図である。
【図５】従来のバルコニー付きユニット建物を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図６】図５のＢ−Ｂ線断面図である。
３ 建物ユニット ４ バルコニーユニット ６ 天井構成体 ７ 天井フレーム ８ 天井根太 ９ 天井板 １０ 床小梁 １１ 床根太 １２ 床板
Claims (3)
- 【請求項１】天井構成体にバルコニーの床機能を設けた
建物ユニットと、この建物ユニットの上部に設置され床
構成体を有しないバルコニーユニットとを備えたことを
特徴とするバルコニー付きユニット建物建物ユニット。 - 【請求項２】上記建物ユニットの天井構成体が、方形の
天井フレームと、この天井フレーム内に配設された天井
根太と、この天井根太の下面に張設された天井板と、上
記天井フレーム内に上記天井根太と共に配設された床小
梁と、この床小梁の上部に床根太を介して張設された床
板とを備えていることを特徴とする請求項１に記載のバ
ルコニー付きユニット建物。 - 【請求項３】上記床小梁が、天井根太と一体形成されて
いることを特徴とする請求項２に記載のバルコニー付き
ユニット建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10535893A JP3352495B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | バルコニー付きユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10535893A JP3352495B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | バルコニー付きユニット建物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06316970A true JPH06316970A (ja) | 1994-11-15 |
| JP3352495B2 JP3352495B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=14405509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10535893A Expired - Fee Related JP3352495B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | バルコニー付きユニット建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3352495B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127194A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Toyota Motor Corp | バルコニの床構造 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP10535893A patent/JP3352495B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127194A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Toyota Motor Corp | バルコニの床構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3352495B2 (ja) | 2002-12-03 |
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Legal Events
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