JP2000211854A - エレベ―タ―かご - Google Patents
エレベ―タ―かごInfo
- Publication number
- JP2000211854A JP2000211854A JP11015237A JP1523799A JP2000211854A JP 2000211854 A JP2000211854 A JP 2000211854A JP 11015237 A JP11015237 A JP 11015237A JP 1523799 A JP1523799 A JP 1523799A JP 2000211854 A JP2000211854 A JP 2000211854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- side plate
- fastening member
- handrail
- fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、エレベーターかご内部品の取り付け
作業をかご室の内部で安全かつ確実に行うことができる
エレベーターのかご室を提供する。 【解決手段】かご床と、このかご床の周縁に沿って立設
された複数の側板と、隣接する側板同士を締結材を備
え、前記締結部材にかご内部品を締結することが可能な
締結穴を有していることを特徴とするエレベーターかご
室。
作業をかご室の内部で安全かつ確実に行うことができる
エレベーターのかご室を提供する。 【解決手段】かご床と、このかご床の周縁に沿って立設
された複数の側板と、隣接する側板同士を締結材を備
え、前記締結部材にかご内部品を締結することが可能な
締結穴を有していることを特徴とするエレベーターかご
室。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーターのかご
室に係り、特にかご内取り付け部品の取り付け作業をか
ご室内から行うことができるエレベーターかご室に関す
る。
室に係り、特にかご内取り付け部品の取り付け作業をか
ご室内から行うことができるエレベーターかご室に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベーターのかご室について、
図８を参照して説明する。図８において符号４１はかご
床を示し、このかご床４１のかご室正面側には出入口が
設けられている。また、かご床４１の上面の周縁部に
は、出入口が設けられた部分を除いて幅木１３が固定さ
れている。そして、幅木１３の上面には、複数枚の側板
１が隣接して立設されている。また、出入口の両側部に
は前側板４６が立設されている。そして、側板１及び出
入口柱４６の上には天井４８が載置して固定されてい
る。また、出入口には、かご扉４９が開閉可能に設けら
れている。特に、車いす兼用エレベーターでは、かご内
に手すり５１と車いす用操作盤５５が設けられている。
図８を参照して説明する。図８において符号４１はかご
床を示し、このかご床４１のかご室正面側には出入口が
設けられている。また、かご床４１の上面の周縁部に
は、出入口が設けられた部分を除いて幅木１３が固定さ
れている。そして、幅木１３の上面には、複数枚の側板
１が隣接して立設されている。また、出入口の両側部に
は前側板４６が立設されている。そして、側板１及び出
入口柱４６の上には天井４８が載置して固定されてい
る。また、出入口には、かご扉４９が開閉可能に設けら
れている。特に、車いす兼用エレベーターでは、かご内
に手すり５１と車いす用操作盤５５が設けられている。
【０００３】図９はエレベーターのかごを示した平面図
である。側板１はボルト６１とナット６２にて、強固に
締結されている。また、かご内の部品の取り付けを図１
１を用いて説明する。手すり５１はパイプ状であり、こ
の両端および中央部を側板１にスタッドボルト６３によ
って補強板６４を設けて固定したものである。すなわ
ち、図１１に示すように一人の作業者が手すりを側板に
押し付けて保持し、この間にもう一人の作業者がこの側
板の反対側からボルトを手すり２に溶接された補強板６
４にねじ込んでいる。
である。側板１はボルト６１とナット６２にて、強固に
締結されている。また、かご内の部品の取り付けを図１
１を用いて説明する。手すり５１はパイプ状であり、こ
の両端および中央部を側板１にスタッドボルト６３によ
って補強板６４を設けて固定したものである。すなわ
ち、図１１に示すように一人の作業者が手すりを側板に
押し付けて保持し、この間にもう一人の作業者がこの側
板の反対側からボルトを手すり２に溶接された補強板６
４にねじ込んでいる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のエレベ
ーターのかご室では、かご内部品の取り付けは、かご内
から実施することはできず、かご室の外側であってかご
室外壁と昇降路壁とのわずかな隙間において作業員が工
具を用いて行わなければならない。このため作業性が悪
く、非能率的であった。
ーターのかご室では、かご内部品の取り付けは、かご内
から実施することはできず、かご室の外側であってかご
室外壁と昇降路壁とのわずかな隙間において作業員が工
具を用いて行わなければならない。このため作業性が悪
く、非能率的であった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、かご内部品をか
ご室の内部から安全に作業が行えるエレベーターかご室
を提供することにある。
ご室の内部から安全に作業が行えるエレベーターかご室
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、かご床と、かご床の周縁に沿って立設された複数の
側板と隣接する側板を接合するための側板締結部材を有
するエレベーターかごにおいて、前記締結部材がかご内
部品の締結部材として兼用されていることにより達成さ
れる。また、前記側板締結部材を有するエレベーターか
ごにおいて、前記締結部材がかご内部品を設置する位置
に配置されていることにより達成される。また、前記側
板締結部材において、かご内部品を締結するための締結
穴を有していることにより達成される。さらに、前記側
板締結部材を有するエレベーターかごにおいて、側板締
結部をかご内部品が設置されていても覆い隠すことがで
きる化粧板を有していることにより達成される。
に、かご床と、かご床の周縁に沿って立設された複数の
側板と隣接する側板を接合するための側板締結部材を有
するエレベーターかごにおいて、前記締結部材がかご内
部品の締結部材として兼用されていることにより達成さ
れる。また、前記側板締結部材を有するエレベーターか
ごにおいて、前記締結部材がかご内部品を設置する位置
に配置されていることにより達成される。また、前記側
板締結部材において、かご内部品を締結するための締結
穴を有していることにより達成される。さらに、前記側
板締結部材を有するエレベーターかごにおいて、側板締
結部をかご内部品が設置されていても覆い隠すことがで
きる化粧板を有していることにより達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図を参照にし
て以下に説明する。
て以下に説明する。
【０００８】図１において符号で示されたように側板連
結部の一端部から側板の表面の延長面までの垂直距離に
相当する分だけ短く成形されている。側板の折り曲げ部
には側板連結部を固定するための溶接ナットが固着され
ている。
結部の一端部から側板の表面の延長面までの垂直距離に
相当する分だけ短く成形されている。側板の折り曲げ部
には側板連結部を固定するための溶接ナットが固着され
ている。
【０００９】以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。なお、従来のエレベーターのかご室と同一部分
には同符号を付し、その説明を簡略にする。
明する。なお、従来のエレベーターのかご室と同一部分
には同符号を付し、その説明を簡略にする。
【００１０】図１は、かご室の平面図を示し、図２は図
１の側板連結材２の詳細図である。側板１は図８に示す
従来の側板と構造は同じであるが、幅寸法において異な
る。すなわち、側板連結材の幅だけ従来より短い寸法と
なる。次に、側板連結材２の構成について説明する。側
板連結材２は、図１に示したように、側板間に設けられ
る。側板連結材２は、断面形状が櫛歯の形状となってお
り、側板連結材２の断面中央部には、かご内部品を締結
するため複数のボルト穴６が設けられている。また、両
先端フランジ部には側板を連結するボルトを通す穴９が
あいている。かご内部品の取り付け例として、手すりの
取り付けを図４を用いて説明する。締結材をボルトで側
板に取り付け後、中央にあるボルト穴に手すりボルトを
締結する。使わないボルト穴を化粧鋼板等で製作された
パネルにて覆う。これで、かご内側より、手すりが取り
付けられる。また、本締結材を用いることにより、かご
内から両側板１を接合することが可能となっている。
１の側板連結材２の詳細図である。側板１は図８に示す
従来の側板と構造は同じであるが、幅寸法において異な
る。すなわち、側板連結材の幅だけ従来より短い寸法と
なる。次に、側板連結材２の構成について説明する。側
板連結材２は、図１に示したように、側板間に設けられ
る。側板連結材２は、断面形状が櫛歯の形状となってお
り、側板連結材２の断面中央部には、かご内部品を締結
するため複数のボルト穴６が設けられている。また、両
先端フランジ部には側板を連結するボルトを通す穴９が
あいている。かご内部品の取り付け例として、手すりの
取り付けを図４を用いて説明する。締結材をボルトで側
板に取り付け後、中央にあるボルト穴に手すりボルトを
締結する。使わないボルト穴を化粧鋼板等で製作された
パネルにて覆う。これで、かご内側より、手すりが取り
付けられる。また、本締結材を用いることにより、かご
内から両側板１を接合することが可能となっている。
【００１１】図５に、本案の締結材をかご隅に設けた場
合の実施例を示す。本締結部材はＬ字型の形状をしてお
り、互いに直角をなす２側板を締結できるようになって
いる。図４の場合と同様に、端部のフランジと側板をボ
ルト締結する。手すりが各かご側面に取り付けられるよ
うに、各方向にかご内部品締結用の穴を有しており、こ
の締結穴を用いて部品を取り付ける。
合の実施例を示す。本締結部材はＬ字型の形状をしてお
り、互いに直角をなす２側板を締結できるようになって
いる。図４の場合と同様に、端部のフランジと側板をボ
ルト締結する。手すりが各かご側面に取り付けられるよ
うに、各方向にかご内部品締結用の穴を有しており、こ
の締結穴を用いて部品を取り付ける。
【００１２】図６に、本案の締結材を設け、かご内部品
を取り付けたときの、かご内の様子を示す。かご入り口
側からかご内を眺めたときの模様を示している。かご内
部品として、手すり８と鏡１５を取り付けている。かご
左右側面に手すり８を設け、かご奥側面に鏡１５が取り
付けられている。連結部材２は四隅とかご奥側面に２つ
設置されている。
を取り付けたときの、かご内の様子を示す。かご入り口
側からかご内を眺めたときの模様を示している。かご内
部品として、手すり８と鏡１５を取り付けている。かご
左右側面に手すり８を設け、かご奥側面に鏡１５が取り
付けられている。連結部材２は四隅とかご奥側面に２つ
設置されている。
【００１３】図７に、本案の締結材を設け、かご内部品
を取り付けたときの、別のかご内の様子を示す。この図
はかご奥からかご入り口側を眺めた図である。ここでは
車椅子対応用として操作盤５５が左右側板に取り付けら
れている。また、手すり５１が左右側板に取り付けられ
ていて、この手すり５１は連結部材２に固定されてい
る。ここでは連結部材２は２枚の側板の間、つまり側面
の側板の真ん中の位置に設置されている。
を取り付けたときの、別のかご内の様子を示す。この図
はかご奥からかご入り口側を眺めた図である。ここでは
車椅子対応用として操作盤５５が左右側板に取り付けら
れている。また、手すり５１が左右側板に取り付けられ
ていて、この手すり５１は連結部材２に固定されてい
る。ここでは連結部材２は２枚の側板の間、つまり側面
の側板の真ん中の位置に設置されている。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、かご内部品を含めたか
ご室の一連の組立作業をかご室の内部より行うことがで
き、作業者の安全が確保されるとともに、確実に組み立
て作業を行うことができる。
ご室の一連の組立作業をかご室の内部より行うことがで
き、作業者の安全が確保されるとともに、確実に組み立
て作業を行うことができる。
【図１】本発明によるエレベーター乗りかご連結部材取
り付け法の実施例を示す平面図。
り付け法の実施例を示す平面図。
【図２】本発明によるエレベーター内部品の取り付け部
分を示した実施例を示す平面図。
分を示した実施例を示す平面図。
【図３】本発明による連結部材の実施例を示した図。
【図４】本発明による連結部材と側板、手すりの取り付
け部分の実施例を示す図。
け部分の実施例を示す図。
【図５】本発明による連結部材と側板、手すりの取り付
け部分の別の実施例を示す図。
け部分の別の実施例を示す図。
【図６】本発明によるかご内部品のついたかご室内の様
子を示す概念図。
子を示す概念図。
【図７】本発明によるかご内部品のついたかご室内の様
子を示す別の概念図。
子を示す別の概念図。
【図８】従来のかご室内の様子を示す概念図。
【図９】従来のかご側板の組立法を示す図。
【図１０】従来の側板の締結方法を示す図。
【図１１】従来のかご内部品（手すり）の取り付け部を
示す図。
示す図。
１…側板、２…締結材、３…化粧鋼板パネル、４，６１
…ボルト、６…締結穴、８，５１…手すり、９…側板締
結用連結部材穴、１３…幅木、１５…鏡、２０…側板取
り付け穴、２１…かご内部品取り付け穴、４１…かご
床、４６…前側板、４８…天井、４９…ドア、５３…出
入り口柱、５４…かごドア、５５…操作盤、６２…ナッ
ト、６３…手すり締結用ボルト、６４…補強板、６５…
手すり取り付けナット。
…ボルト、６…締結穴、８，５１…手すり、９…側板締
結用連結部材穴、１３…幅木、１５…鏡、２０…側板取
り付け穴、２１…かご内部品取り付け穴、４１…かご
床、４６…前側板、４８…天井、４９…ドア、５３…出
入り口柱、５４…かごドア、５５…操作盤、６２…ナッ
ト、６３…手すり締結用ボルト、６４…補強板、６５…
手すり取り付けナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 薫 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Ｆターム(参考） 3F306 AA01 CA15
Claims (4)
- 【請求項１】かご床と、かご床の周縁に沿って立設され
た複数の側板と隣接する側板を接合する側板締結部材を
有するエレベーターかごにおいて、前記締結部材がかご
内部品の締結部材として兼用されていることを特徴とす
るエレベーターかご。 - 【請求項２】前記側板締結部材を有するエレベーターか
ごにおいて、前記締結部材がかご内部品を設置する位置
に配置されていることを特徴とするエレベーターかご。 - 【請求項３】前記側板締結部材において、かご内部品を
締結するための締結穴を有していることを特徴とする側
板締結部材。 - 【請求項４】前記側板締結部材を有するエレベーターか
ごにおいて、側板締結部をかご内部品が設置されていて
も覆い隠すことができる化粧板を有することを特徴とす
るエレベーターかご。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015237A JP2000211854A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | エレベ―タ―かご |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015237A JP2000211854A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | エレベ―タ―かご |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211854A true JP2000211854A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11883271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11015237A Pending JP2000211854A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | エレベ―タ―かご |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000211854A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102718111A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-10 | 苏州汾湖电梯有限公司 | 一种电梯轿厢内壁 |
| CN102718112A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-10 | 苏州汾湖电梯有限公司 | 电梯轿厢内壁 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11015237A patent/JP2000211854A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102718111A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-10 | 苏州汾湖电梯有限公司 | 一种电梯轿厢内壁 |
| CN102718112A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-10 | 苏州汾湖电梯有限公司 | 电梯轿厢内壁 |
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