JPH0441513A - 両末端修飾エチレン重合体及びその製造法 - Google Patents

両末端修飾エチレン重合体及びその製造法

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JPH0441513A
JPH0441513A JP2148522A JP14852290A JPH0441513A JP H0441513 A JPH0441513 A JP H0441513A JP 2148522 A JP2148522 A JP 2148522A JP 14852290 A JP14852290 A JP 14852290A JP H0441513 A JPH0441513 A JP H0441513A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、両末端にカルボニル基を有するエチレン重合
体及びその製造法に関する。
従来の技術 エチレンのリビングアニオン重合により得られたポリマ
ーの片末端に官能基を導入したポリマーは知られている
が、両末端に官能基が導入されたエチレン重合体は未だ
知られていない。
発明が解決しようとする課題 エチレン重合体の両末端に官能基が導入できれば、重縮
合のマクロモノマー等の用途に幅広い応用が期待できる
本発明は、両末端に官能基が導入されたエチレン重合体
を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、ω、ω′−ジオレ
フィン化合物と有機リチウム化合物との反応生成物及び
特定のジアミン化合物からなる重合開始剤を用いてエチ
レンを重合させた後、二酸化炭素を反応させることによ
り、両末端にカルボニル基が導入したエチレン重合体が
得られることを見出して、本発明に到達した。
発明の要旨 すなわち、本発明は (1)−←CH,・C112+の繰り返し単位からなり
、かつその両末端にx−C−基が結合した数平均分子量
300〜300.000のエチレン重合体、〔但し、X
は−DH,−OR’、ハロゲン原子又は−3O3R2を
示し、R1は炭素数1〜5の炭化水素基、R2はハロゲ
ン原子置換又は未置換の炭素数1〜20個の炭化水素基
を示す。〕(2)−最大H2C=CR3−R’−CR3
=CH2[但し、R3は炭素数1〜10個の炭化水素基
、R4は炭素数1〜20個の二価の炭化水素基を示す。
]で表わされるジオレフィン化合物(1)と有機リチウ
ム化合物(II)との反応で生成するジリチオ化合物と
く一般式R2’N−R’−NR2’〔但し、R6は炭素
数1〜5個の炭化水素基、R7は炭素数1〜10個の二
価の炭化水素基を示す。〕で表わされる)ジアミン化合
物(I)の存在下、エチレンを重合し、次いで二酸化炭
素と反応させ、更にプロトン供与体又は−最大ZSO3
R’ C但し、Zはハロゲン原子、R2は前記と同意義
。〕で表わされるスルホン酸ハライドと反応させること
からなるXが−DH又は−3O,R’である前記(1)
記載のエチレン重合体の製造法、および (3)−最大H2C= CR’−R’ CR3= CL
  C但し、R3は炭素数1〜10個の炭化水素基、R
4は炭素数1〜20個の二価の炭化水素基を示す。〕で
表わされるジオレフィン化合物(1)と有機リチウム化
合物(II)との反応で生成するジリチオ化合物と、(
−最大R,’N−R’〜NL’〔但し、R6は炭素数1
〜5個の炭化水素基、R’は炭素数1〜10個の二価の
炭化水素基を示す。〕で表わされる)ジアミン化合物(
III)の存在下、エチレンを重合し、次いで二酸化炭
素と反応させ、更にプロトン供与体と反応させた後、R
’OHC但し、R’は前記と同意義。〕で表わされるア
ルコール又はハロゲン化チオニルと反応させることから
なるXが=OR’又はハロゲン原子である前記(1)記
載のエチレン重合体の製造法、 を要旨とするものである。
エチレン重合体 本発明のエチレン重合体は、前記の通り表わすことがで
き、前記においてXは一〇H,−OR’。
ハロゲン原子又は−3O,R”を示す。
OR’のR’は、炭素数1〜5個の炭化水素基であるが
、望ましくはアルキル基であり、特に望ましくはメチル
及びエチルである。
ハロゲン原子としては、塩素、臭素、弗素及びヨウ素が
挙げられる。
一3O,R”のR2は、炭素数1〜20個の炭化水素基
であるが、より具体的には、炭素数1〜20個のアルキ
ル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、
アルアルキル基が挙げられる。これらの中でもアリール
基、アルアルキル基が望ましい。又、R2は塩素、臭素
、ヨウ素、弗素等のハロゲン原子が結合したものでもよ
い。
5O3R’の具体例としては、−8O5−〇が挙げられ
る。
xの中でも−DH,−0[:R3,−0[:2H5,−
CI。
503−〇等が望ましく 、−OH,−OCH,が特に
望ましい。
本発明のエチレン重合体は、300〜300.000の
数平均分子量(lln)を持つが、望ましくは600〜
150.000のMOを持つものである。
エチレン重合体の製造法 (1)  ジオレフィン化合物(1)と有機リチウム化
合物(II)との反応 ジオレフィン化合物(I)は、−最大H,C=C[13
R’−CR3=CH,で表わされる。式において、R3
は炭素数1〜10個の炭化水素基があるが、具体的には
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルアル
キル基が挙げられ、特にアルキル基、アリール基が望ま
しい。その具体例としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル、ブチル、ヘキシル等のアルキル基、フェニル、ト
リル、キシリル等のアリール基が挙げられる。
又、R4は炭素数1〜20個の二価の炭化水素基である
が、具体的には、式 +CH2−+=  (但(但し、
r=1〜6)等の置換基が挙げられる。
化合物(I)の具体例としては、2.5−ジメチル−1
,5−ヘキサジエン、2.5−ジフェニル1.5−ヘキ
サジエン、2,6−ジフェニル−1゜6−へブタジェン
、2,7−ジフェニル−1,7オクタジエン、2.7−
シメチルー1.7−オクタジエン、1,2−ビスC4−
(1−フェニルビニル)フェニル〕エタン、1.4−ビ
ス[4−(1フエニルビニル)フェニルコブタン、1.
2−ビスしイソプロペニル−4−フェニル)エタン、1
.2−ビス〔イソプロペニル−4〜フエニル)ブタン等
が挙げられる。
有機リチウム化合物(Il)は、−最大R5Liで表わ
される化合物である。式において R5は炭素数1〜1
0個の炭化水素基、望ましくはアルキル基、了り−ル基
、特に望ましくはアルキル基である。
化合物(II)としては、メチルリチウム、エチルリチ
ウム、η−プロピルリチウム、l−プロピルリチウム、
n−ブチルリチウム、i−ブチルリチウム、S−ブチル
リチウム、tニブチルリチウム、η−ペンチルリチウム
、ヘキシルリチウム等が例示できる。
化合物(I)と化合物(II)の反応は、有機溶媒の存
在下で行うのが望ましく、有機溶媒としては、炭化水素
、特にヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素の使用が望ましい。有
機溶媒は2種以上用いることも可能である。
化合物(1)と化合物(II)は、(■)/(I)(モ
ル比)が0.1〜30、望ましくは1〜5の割合で用い
られる。両者の反応は、−50〜+100℃、好ましく
は0〜50℃で、1時間〜1ケ月、好ましくは1日〜1
0日行なわれる。
(2)  エチレンの重合 エチレンの重合は、上記(1)で化合物(1)と化合物
(If)の反応が生成したジリチオ化合物と、ジアミン
化合物(11)の存在下、エチlノンを重合することに
より行なう。
ジアミン化合物(III)は、−最大R,’N−R7N
R2’で表わされる。式において、R6は炭素数1〜5
個の炭化水素基、望ましくはアルキル基であり、具体的
にはメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n
−ブチル、i−ブチル、S−ブチル、t%ブチル、n−
ペンチル等でσある。メチル基で特に望ましい。
R7は炭素数1〜10個の二価の炭化水素基である。望
ましくは、式−CtHzt−(但し、t=1〜10)で
表わされる二価の炭化水素基である。
化合物(1111)としては、テトラメチルエチレンジ
アミン、テトラメチルプロピレンジアミン、テトラメチ
ルジアミノブタン、テトラメチルジアミノペンタン、テ
トラメチルジアミノヘキサン、テトラエチレンジアミン
等が例示できる。
エチレンの重合は、望ましくは炭化水素等の溶媒の存在
下で行なわれる。炭化水素としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素が特に望ましい。
ジリチオ化合物とジアミン化合物(III)の使用割合
は、ジリチオ化合物を生成する際に用いたジオレフィン
化合物(I)1モルに対してジアミン化合物(III)
を0.1〜20モル、好ましくは0.5〜4モルとする
エチレンの重合は、−1oo℃〜+100℃、好ましく
は一30℃〜+30℃の温度で、1時間〜1ケ月、好ま
しくは10時間〜1週間行なわれる。
(3)二酸化炭素との反応 上記(2)で生成したエチレン重合体は二酸化炭素の反
応は、上記(2)の反応系に、二酸化炭素を供給し、接
触することにより行なわれる。二酸化炭素は、ジオレフ
ィン化合物(I) 1モル当り、0.1〜10.000
モル、好ましくは2〜100モルである。二酸化炭素は
、二酸化炭素を含む混合物の形で供給してもよい。
反応は、−150℃〜+50℃、好ましくは100℃〜
0℃お比較的低温で二酸化炭素を供給し、しかる後−5
0℃〜+100℃、好ましくは0〜50℃の温度で、0
.1−100時間、好ましくは1〜10時間、攪拌等の
手段で接触させることにより行なわれる。
(4)  プロトン供与体としては、スルホン酸ハライ
ドとの反応 プロトン供与体としては、水、アルコール、無機酸等が
使用し得る。アルコールとしては、メタノール、エタノ
ール、プロパツール等カ、無機酸としては、塩酸、硝酸
、硫酸等が挙げられる。
又、スルホン酸ハライドは、−最大ZSO,R’で表わ
される。式において、Zはハロゲン原子であり、具体的
には、塩素、臭素、弗素、ヨウ素である。式におけるR
2は、前記エチレン重合体の置換基Xが一5O3R’の
場合におけるR2と同意義である。従って、スルホン酸
ハライドの具体例としては、前記−3o、R”に、2す
なわちハロゲン原子が結合した化合物が挙げられる。
プロトン供与体又はスルホン酸ハライドとの反応は、−
100℃〜+200℃、好ましくは0〜150℃で、1
分間〜10時間、好ましくは0.1〜2時間行なわれる
プロトン供与体と反応させることにより、両末端に−C
−OHが導入した本発明のエチレン重合体が、又、スル
ホン酸ハライドと反応させることにより、両末端に−C
−3O,R2が導入した本発明のエチレン重合体が得ら
れる。
(5)  アルコ−ル又はハロゲン化チオニルとの反応 用い得るアルコールは、−最大R’叶で表わされ、R1
は前記と同意義である。従って、特に望ましくはアルコ
ールはメタノール及びエタノールである。
ハロゲン化チオニルとしては、5OCI2.5O2C1
2゜5OBr、、 5O12,5OJr2.5O212
等が使用し得る。
アルコール又はハロゲン化チオニルとの反応は、−50
℃〜+200℃、好ましくは50〜150℃で、1分間
〜1週間、好ましくは1時間〜1日間行なわれる。アル
コールは置換で使用してもよく、メタノール・eF、i
a体のようなアルコールの錯化物を用いることもできる
上記(4)でプロトン供与体と反応させた生成物とアル
コールと反応させることにより、両末端に−C−OR’
が、又ハロゲン化チオニルと反応させることにより、両
末端に−C−OX <但し、Xはハロゲン原子)が、そ
れぞれ導入した本発明のエチレン重合体を製造すること
ができる。
上記のようにして得られた本発明の重合体は、上記の製
造法を採ることから、製造の際に用いられる該ジオレフ
ィン化合物骨格及び有機リチウム化合物の置換基R5を
その中に包含する下記のようなミクロ構造を採るものと
推定される。
上記において、Aは R3R3R3R3 5R5 (’H2−C−R’−C R5CH。
であり、(m十n)は数平均分子量に見合う整数である
発明の効果 本発明の方法を採ることにより、その両末端が少なくと
もカルボニル基を有する官能基で修飾されたエチレン重
合体を製造することが可能となった。
このような両末端に官能基を有する本発明のエチレン重
合体は、重縮合のマクロモノマー等に幅広く用いること
ができる。
実施例 以下、本発明を実施例により、詳細に説明する。
実施例1 2.7−ジ(4−トルイル)−1,7−オクタジエン 
3ミリモルを、ヘプタンとトルエンの等容量混合溶液2
5m1に溶解させた。9ミリモルのS−ブチルリチウム
に上記の溶液を加え室温で5日間攪拌した。反応溶液か
ら沈殿したジリチオ化合物をろ別し、25m1のへブタ
ンで洗浄した。充分に窒素置換した500m1の反応容
器に乾燥したトルエンを200−加え、さらに7ミリモ
ルのテトラメチルエチレンジアミンを添加した。0℃に
冷却した後上記のジリチオ化合物を導入し、攪拌しなが
らエチレンを加えていった。エチレンの圧力を2気圧に
保つように系内にエチレンを補充しながら24時間攪拌
を続け、エチレンの重合体を合成した。
系内に残存するエチレンモノマーを脱気した後、−78
℃に冷却し、乾燥した二酸化炭素を導入した。二酸化炭
素の内圧を2気圧に維持しながら、室温まで昇温しさら
に5時間攪拌を続けた。
生成物を10%の塩酸にそそぎ、生成した沈殿物をろ別
した。沈殿物を熱トルエンで2日間抽出した後、トルエ
ンを冷却し、生成した固体をろ別し乾燥した。得られた
ポリマーの収量は1.6gであり、GPCにより求めた
数平均分子量(藺n)は1.5X103であった。IR
スペクトルを測定したところカルボン酸に起因するピー
クが1700cm−’に観察された。
プロトンNMRを測定したところカルボン酸の水素に起
因するブロードなピークがllppm付近に観察された
エチレン重合体に起因する1、 3 ppmのピークと
カルボン酸に隣接するメチレン基の水素に起因する2、
 3 ppmのピークの強度比より求めたgnは1.7
 X 103であった。この値はGPCによれ求めた値
とよく一致している。
このことにより両末端にカルボキシ基を有するエチレン
重合体が合成できたと結論した。
実施例2 実施例1で得られた両末端にカルボキシル基を有するエ
チレン重合体1.5gをキシレン200mpに120℃
で溶解した。これに三フッ化ホウ素−メタノール錯体8
.3dを加えた。混合物を6時間加熱還流下で反応させ
た。その後溶媒を減圧除去して、目的物を得た。IRス
ペクトルを測定したところ、1740cm−’、115
0cl’付近にエステル結合に起因するピークが見られ
た。
このことより両末端カルボキシル化エチレン重合体から
両末端メチルエステル化エチレン重合体にかわったこと
がわかる。
実施例3 エチレンの重合時間を72時間とした以外は実施例1と
同様にして本発明のエチレン重合体を合成した。実施例
1と同様にして得られた重合体のIRスペクトルを測定
したところ1700cl’にカルボン酸に起因するピー
クが観察された。また、プロトンNMRより求めた数平
均分子量は5.1×103であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)▲数式、化学式、表等があります▼の繰り返し単
    位からなり、 かつその両末端に▲数式、化学式、表等があります▼基
    が結合した数平均分子量300〜300,000のエチ
    レン重合体。 〔但し、Xは−OH、−OR^1、ハロゲン原子又は−
    SO_3R^2を示し、R^1は炭素数1〜5の炭化水
    素基、R^2はハロゲン原子置換又は未置換の炭素数1
    〜20個の炭化水素基を示す。〕
  2. (2)一般式H_2C=CR^3−R^4−CR^3=
    CH_2〔但し、R^3は炭素数1〜10個の炭化水素
    基、R^4は炭素数1〜20個の二価の炭化水素基を示
    す。〕で表わされるジオレフィン化合物( I )と有機
    リチウム化合物(II)との反応で生成するジリチオ化合
    物と、(一般式R_2^6N−R^7−NR_2^6〔
    但し、R^6は炭素数1〜5個の炭化水素基、R^7は
    炭素数1〜10個の二価の炭化水素基を示す。〕で表わ
    される)ジアミン化合物(III)の存在下、エチレンを
    重合し、次いで二酸化炭素と反応させ、更にプロトン供
    与体又は一般式ZSO_3R^2〔但し、Zはハロゲン
    原子、R^2は前記と同意義。〕で表わされるスルホン
    酸ハライドと反応させることからなるXが−OH又は−
    SO_3R^2である請求項(1)記載のエチレン重合
    体の製造法。
  3. (3)一般式H_2C=CR^3−R^4−CR^3=
    CH_2〔但し、R^3は炭素数1〜10個の炭化水素
    基、R^4は炭素数1〜20個の二価の炭化水素基を示
    す。〕で表わされるジオレフィン化合物( I )と有機
    リチウム化合物(II)との反応で生成するジリチオ化合
    物と、(一般式R_2^6N−R^7−NR_2^6〔
    但し、R^6は炭素数1〜5個の炭化水素基、R^7は
    炭素数1〜10個の二価の炭化水素基を示す。〕で表わ
    される)ジアミン化合物(III)の存在下、エチレンを
    重合し、次いで二酸化炭素と反応させ、更にプロトン供
    与体と反応させた後、R^1OH〔但し、R^1は前記
    と同意義。〕で表わされるアルコール又はハロゲン化チ
    オニルと反応させることからなるXが−OR^1又はハ
    ロゲン原子である請求項(1)記載のエチレン重合体の
    製造法。
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