JPH0441436A

JPH0441436A - 抗酸化性組成物

Info

Publication number: JPH0441436A
Application number: JP2146879A
Authority: JP
Inventors: Hiroyoshi Nakamura; 拓壬中村
Original assignee: SODETSUKUSU KK
Current assignee: SODETSUKUSU KK
Priority date: 1990-06-04
Filing date: 1990-06-04
Publication date: 1992-02-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は活性酸素を低減する抗酸化性組成物に関する。

（従来の技術）活性酸素には０．−１Ｈ２０２、ＯＨ−ｔｏ、”１があ
り、これらは、細菌や化学物質を含む生体異物の生体へ
の侵入に際し、食細胞がこれらを貧食したときに細胞内
で生体異物を溶解させるために産生されるものであり、
生体防御上必要な物質である６しかしながら、常時細菌
や異物が生体に侵入して刺激を加え続けた場合や、ある
種の農薬、殺虫剤などの化学物質が生体に侵入すると過
剰な活性酸素が生体内中で産生される。この生体内中で
産生された過剰な活性酸素は、生体の組織を融解し障害
を与える。

このような活性酸素による障害で惹起される疾病として
は関節リューマチ、動脈硬化を含む血管病変、脳卒中、
心筋梗塞等が考えられ、又発癌の誘因などに大きな役割
を果たす、又、活性酸素は動脈硬化を含め、広く生体の
老化を促進し、皮膚のメラニン形成によるしみ、そばか
すや皺などの皮膚老化現象も促進する。

ところで、人を含む生物の体内には過剰に産生された活
性酸素を除去して、生体を酸素障害から防御するために
、スーパーオキサイドジスムターゼ（以下ＳＯＤという
）が細胞の核で産生される。

これに対し７て、従来、活性酸素によって惹起された疾
病に用いる抗酸化剤としては、５ＯＤｌ剤（注射液）が
開発されているが、ＳＯＤは分子量が３万以上の鳥分子
酵素であるため、人が内服しで。

も吸収されないという問題、αがある。

（発明が解決しようとする課題）本発明の目的は十分に吸収性の良い抗酸化性組成物を提
供することにある。

（課題を解決するための手段）本発明は（Ａ）植物の種子又は胚芽を焙煎した後、蒸煮
し、次いで麹菌を添加して発ＩＦさせ、乾燥後、微粉末
にしたものに、（ｂ）小麦胚芽油、すり潰した胡麻及び
茶葉の微粉末を混合しで得られる抗酸化性組成物に係る
。

本発明において植物としては各種のものが用いられ、例
えば大豆、玄米、小麦、ハト麦、ぬか、ゴマ等が例示で
鯵、これらの種子及び／又は胚芽が使用できる。

本発明ではこれら植物の種子又は胚芽を焙煎した後、蒸
煮し、次いで麹菌を添加して発酵させる。

発＃後、これを乾燥し微粉末にする。

本発明においで蒸煮することにより種子又は胚芽の内部
にまで麹菌が侵入して十分に引１分解することができる
６次に上記微粉末に、小麦胚芽油、すり潰した胡麻及び
茶葉の微粉末を混合して目的とする抗酸化性組成物を得
る。ここで小麦胚芽油は焙煎なしの植物油であり、微粉
末とは通常５０メツシユバスが好ましい。

本発明において（ａ）成分と（ｂ）成分の混合割合は、
通常前者の１００部（重量部、以下同様）に対して後者
を２〜５０部とするのが好ましい。

本発明では（ｂ）成分の小麦胚芽油、すり潰した胡麻及
び茶葉の微粉末に、更にマタタビ、テンベ、アセロラ、
ローズヒップ又はａ−ズマリーの少なくとも１種を添加
することができる。これらの添加量は（ｂ）成分全体の
１〜５０重量％程度とするのが好ましい。

本発明では原料の（亀）成分を２種以上併用する場合、
それらを混合して発酵することもできるが、原料によっ
て発酵に差があるのでそれぞれ単品で発酵した後に混・
合することが好ましい。

（発明の効果）本発明で得られた抗酸化性組成物はＳＯＤ様の成分が多
く含まれでおり、ＳＯＤの効果が十分に発揮され、例え
ば健康食品として極めて有用である。

（実　施　例）以下に実施例を帯げて説明する。

実施例１ハト麦を１００〜２００’Ｃで、１０〜３０分間焙煎し
た後、１００〜１２０℃で１〜２時間蒸煮した。次いで
これに麹菌を種付けし、３０〜３２℃で３０〜４０時間
発酵させた。これを１週間乾燥後、粉砕して粉末Ａを得
た。

ハト麦の代りに、ぬか、大豆及び小麦胚芽を用いた以外
は上記と同様にして粉末Ｂ−Ｄを得た。

尚、大豆の場合は焙煎後、皮剥割砕したものを蒸煮した
。

胡麻をすり潰したちの３重量部に小麦胚芽油２０重量部
及び茶葉３重量部を混合して混合物Ｅを得た。

上記粉末Ａ−Ｄの各２５重量部及び混合物Ｅ　２５重量
部を混合して目的とする抗酸化性組成物を得た。

実施例２実施例１の混合物Ｅに更にテンベ１ｏ重量部を添加撹拌
して混合物Ｅ゛を得た。混合物Ｅの代りに混合物Ｅ°を
用いた以外は実施例１と同様にして抗酸化性組成物を得
た。

実施例３実施例１の混合物Ｅに更にア七ロラ　３重量部を添加撹
拌して混合物Ｅ”を得た。混合物Ｅの代りに混合物Ｅ”
を用いた以外は実施Ｎ１と同様にして抗酸化性組成物を
得た。

（以　上）出　願　人　　ソデックス株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）（ａ）植物の種子又は胚芽を焙煎した後、蒸煮し
、次いで麹菌を添加して発酵させ、乾燥後、微粉末にし
たものに、（ｂ）小麦胚芽油、すり潰した胡麻及び茶葉の微粉末を
混合して得られる抗酸化性組成物。
（２）（ｂ）成分として更にテンベの微粉末を配合した
ものを用いる請求項１記載の抗酸化性組成物。
（３）（ｂ）成分として更にアセロラ、ローズヒツプ又
はローズマリーの微粉末を配合したものを用いる請求項
１記載の抗酸化性組成物。