JPH0441290Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441290Y2
JPH0441290Y2 JP1987117346U JP11734687U JPH0441290Y2 JP H0441290 Y2 JPH0441290 Y2 JP H0441290Y2 JP 1987117346 U JP1987117346 U JP 1987117346U JP 11734687 U JP11734687 U JP 11734687U JP H0441290 Y2 JPH0441290 Y2 JP H0441290Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
data
graph
trend
display data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987117346U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6421328U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987117346U priority Critical patent/JPH0441290Y2/ja
Publication of JPS6421328U publication Critical patent/JPS6421328U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441290Y2 publication Critical patent/JPH0441290Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は、工業プロセスにおいて、温度、圧
力、流量等のプロセス量を入力して設定値を用い
て適切なプロセス操作量を出力し、これらの量ま
たは値を瞬時値として表示部にグラフ表示するグ
ラフ表示装置に関するものである。
『従来の技術』 一般に、工業プロセス制御の際、オペレータが
プロセス状態を認識しやすいように、制御に用い
る種々の量、値を第3図に表わすようにCRT表
示装置に表示している。
この図は、複雑なプロセスの内、1つのタグに
対応する計器図を表わしたものであり、三角マ−
クSVは設定値、棒グラフPVはプロセスにおける
温度、圧力、流量等のプロセス量、三角マーク
MVは設定値SVとプロセス量MVより算出され
る操作量を表わしている。
オペレータは、通常8タグの三角マークMV,
SVと棒グラフPVを監視することによつて、プロ
セスの現在の状況を認識、判断して運転を行なつ
ている。
しかし、このような計器図はプロセス制御にお
ける瞬時値のみ表現しているので、オペレータが
特定の計器図を見た瞬間はそのタグの履歴を知る
ことができず、数秒間その計器図を見続けなけれ
ばならない。
一方、最近の分散処理システムは、通常、オペ
レータ専用の監視ステーシヨンに、選択されたタ
グのみのデータを長期にわたつて時系列に収集、
表示するトレンド機能を有していて、オペレータ
はこのトレンド機能を別画面に表示して過去のデ
ータ異常の有無を判断していた。
『考案が解決しようとする問題点』 上記のようなトレンド機能を持つためには、デ
ータ、メモリ容量及びパフオーマンスの制限があ
り、このトレンド機能を全タグについてカバーす
ることができなかつた。また、過去のデータ異常
の有無のみを別画面で管理することもできるが、
表示画面の切り換え動作が必要であり、結局、オ
ペレータがタグ・データを一定時間目視しなけれ
ばならず、オペレータの即時判断の可能なプロセ
ス制御を実現することができなかつた。
本考案は以上の問題を解決するものであり、プ
ロセス制御において各々のタグのデータ遷移を瞬
時に認識、判断でき、オペレータが効率良くプロ
セス制御を行なえるようにすることを目的とす
る。
『問題を解決するための手段』 上記した問題を解決した本考案は、プロセス瞬
時値とともに、その瞬時値の過去一定時間の履歴
を瞬時値表示位置の近傍にトレンド表示するよう
にしたものであり、その構成は次の通りである。
即ち、プロセス量を入力して設定値を用いて適
切な操作量を出力し、これら瞬時値を表示データ
として表示部にグラフ表示するグラフ表示装置に
おいて、該当瞬時値の最も新しい表示データを格
納して最も古い表示データを放棄して常に過去一
定時間内の表示データを格納するレジスタ群と、
前記瞬時値をグラフ表示する領域の近傍にトレン
ド表示領域を設定して前記レジスタ群内のデータ
より過去一定時間内の表示データをトレンド処理
するトレンド処理部とを有するグラフ表示装置で
ある。
『作用』 本考案のグラフ表示装置は、プロセスに関する
種々の量、値を瞬時値として表示するとともに、
この瞬時値に対応する過去一定時間のデータを瞬
時値を表示した近傍位置にトレンド表示する。
『実施例』 第1図に本考案を実施したグラフ表示装置を含
むシステムの構成を表わす。
この図において、1は制御対象とするプロセス
であり、本考案装置は、プロセス1を実際に制御
する制御ステーシヨン2、通信バス3を介してオ
ペレータ側に設置する監視ステーシヨン4及び
CRT表示装置5に組み込まれる。
制御ステーシヨン2は、プロセス1からプロセ
ス量PVを入力して操作量MVを演算出力する演
算部21を有するとともに、プロセス瞬時値(こ
の例ではPVまたはMV)が格納される瞬時値レ
ジスタ22、制御周期毎に最も新しいデータが格
納され最も古いデータが捨てられるr1からrnま
でn個のレジスタを有するレジスタ群23を有す
る。
監視ステーシヨン4は、瞬時値レジスタ22内
の値を通常のグラフ表示とするグラフ処理部4
1、レジスタ群23内のデータ群を用いて瞬時値
データ表示位置の近傍にトレンド・グラフ表示処
理を行なうトレンド処理部42、グラフ処理部4
1とトレンド処理部42より表示データを編集す
る表示制御部43を有する。
さて、このように構成された本考案装置の動作
を次に説明する。
制御ステーシヨン2の初期設定状態において、
プロセス瞬時値PVまたはMVは瞬時値レジスタ
22及びレジスタ群23内のレジスタr1に格納
される。
そして、制御周期毎にプロセス瞬時値を瞬時値
レジスタ22に更新されていくと同時に、プロセ
ス瞬時値は、レジスタ群23のレジスタr1に格
納され、レジスタr1に格納されていたデータは
レジスタr2にシフトする。レジスタ群23内の
レジスタr1,r2,……rnにデータが全て格納
されると、次の制御周期において最も古いデータ
は捨てられ、新しいデータが更新され、常に一定
量のデータが格納されるようになる。
尚、演算部21はプロセス1からプロセス量
PVを入力して設定値SVを用いて、最適な操作量
MVを演算してプロセス1に与えている。
一方、監視ステーシヨン4において、グラフ処
理部41は制御周期毎に瞬時値レジスタ22内の
値を取り込み、トレンド処理部42はレジスタ群
23内の値を内部に取り込む。表示制御部43は
グラフ処理部41出力とトレンド処理部42出力
とを入力して編集し、CRT表示装置5に表示デ
ータを与える。
ここで、グラフ処理部41は該当タグの現在の
プロセス瞬時値について従来通りの表示を指定
し、トレンド処理部42はプロセス瞬時値表示位
置の近傍にある無表示領域を利用してこの空き領
域をグラフ表示領域として、この領域にレジスタ
群23内のデータ群についてトレンド表示を指定
する。
第2図は本考案装置によつて、1つのタグにつ
いてグラフ表示が行なわれた、CRT表示装置5
の画面の一部を表わす。
第2図は本考案装置に用いて、プロセス瞬時値
としてプロセス操作量MVとプロセス量PVを指
定した例でる。
この図において、操作量MV、プロセス量PV
設定値SV表示は従来と同様である。
この図のように、監視ステーシヨン4及び
CRT表示装置5側で、プロセス操作量MVが表
示される、点線で囲む左側の空き領域をトレンド
処理部42によつてトレンド表示領域に設定し、
レジスタ群23内の該当するデータ群を読み出し
てトレンド・グラフM1の表示をする。このと
き、トレンド表示領域の時間幅は限られた範囲と
なり、レジスタ群23の容量はこの領域に対応し
て決定される。
同様に、プロセス量PVに対してもその左側の
空き領域に過去のデータ群をトレンド・グラフP
2として表示する。
設定値SVについても同様にトレンド表示をし
ても良いが、通常、設定値SV自信は固定されて
いるのでその必要はない。
オペレータは、この表示画面により、該当プロ
セス瞬時値の過去一定時間の履歴を一目で認識で
きる。
『考案の効果』 本考案のグラフ表示装置によれば次の効果が得
られる。
プロセス瞬時値を表示する領域の近傍にそのデ
ータのトレンド・グラフを表示するので、表示画
面を切り換えることなく該当タグの履歴を知るこ
とができ、オペレータは、直ちに最適なプロセス
運転をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したグラフ表示装置の構
成を表わす図、第2図は本考案装置のCRT表示
装置の表示状態図、第3図は従来の装置のグラフ
表示を表わす図である。 1……プロセス、2……制御ステーシヨン、2
1……演算部、22……瞬時値レジスタ、23…
…レジスタ群、3……通信バス、4……監視ステ
ーシヨン、41……グラフ処理部、42……トレ
ンド処理部、43……表示制御部、5……CRT
表示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プロセス量を入力して設定値を用いて適切な操
    作量を出力し、これらの瞬時値を表示データとし
    て表示部にグラフ表示するグラフ表示装置におい
    て、該当瞬時値の最も新しい表示データを格納し
    て最も古い表示データを放棄して常に過去一定時
    間内の表示データを格納するレジスタ群と、前記
    瞬時値をグラフ表示する領域の近傍にトレンド表
    示領域を設定して前記レジスタ群のデータより過
    去一定時間内の表示データをトレンド処理するト
    レンド処理部とを有するグラフ表示装置。
JP1987117346U 1987-07-30 1987-07-30 Expired JPH0441290Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987117346U JPH0441290Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987117346U JPH0441290Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421328U JPS6421328U (ja) 1989-02-02
JPH0441290Y2 true JPH0441290Y2 (ja) 1992-09-29

Family

ID=31360725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987117346U Expired JPH0441290Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441290Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019135599A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 株式会社東芝 制御システム、制御方法、制御装置及び表示装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089210A (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 Mitsubishi Electric Corp プラント監視表示方法
JPS60189796A (ja) * 1984-03-12 1985-09-27 株式会社東芝 コントロ−ラの表示装置
JPS61170615A (ja) * 1985-01-25 1986-08-01 Toshiba Corp カラ−crt表示システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089210A (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 Mitsubishi Electric Corp プラント監視表示方法
JPS60189796A (ja) * 1984-03-12 1985-09-27 株式会社東芝 コントロ−ラの表示装置
JPS61170615A (ja) * 1985-01-25 1986-08-01 Toshiba Corp カラ−crt表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6421328U (ja) 1989-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5973662A (en) Analog spectrum display for environmental control
EP0487740B1 (en) Method of monitoring operating conditions of injection molding machine
JPH0441290Y2 (ja)
JPH05266290A (ja) プログラマブルコントローラ
US5615104A (en) Monitoring method and apparatus using a programmable logic controller
JP2566689B2 (ja) 分散形制御装置
JPS6161135B2 (ja)
JPS61209317A (ja) 電子式複合トリツプメ−タ
JPS61148324A (ja) プロセス表示装置
JP2714443B2 (ja) 更新データの有効性表示方法およびプロセス運転監視装置
JPS6334604A (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JP2513513Y2 (ja) トレンド表示装置
JPH11282721A (ja) シーケンスプログラムのモニタ方法およびモニタ装置
JPH0152762B2 (ja)
JPH03241406A (ja) Ddcの演算状態表示方式
JPH0561730A (ja) 制御演算装置のrasデータ表示装置
JPH04111647U (ja) 工場設備管理装置
JPH0447480A (ja) 時系列データ管理システム
JP3449073B2 (ja) メータ装置
JPH01149112A (ja) 位置決め運転制御方式
JPH0725401U (ja) プロセス量表示装置
JPS6295603A (ja) プログラマブル・コントロ−ラ
JPH03233635A (ja) オペレーティングシステムのタスク実行管理方式
JPS6043711A (ja) 過渡現象デ−タ表示装置
JPH0450719A (ja) 計測データの重複表示装置