JPH0440858Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440858Y2 JPH0440858Y2 JP4605487U JP4605487U JPH0440858Y2 JP H0440858 Y2 JPH0440858 Y2 JP H0440858Y2 JP 4605487 U JP4605487 U JP 4605487U JP 4605487 U JP4605487 U JP 4605487U JP H0440858 Y2 JPH0440858 Y2 JP H0440858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- tool
- attached
- chain
- skid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、タイヤ滑止具に着脱自在に取り付け
られるタイヤ滑止具用緊締連結装置であつて、タ
イヤ滑止具を簡単にタイヤへ緊締して装着できる
ようにすると共に、タイヤの減り具合や空気圧に
応じて、またタイヤ滑止具が伸びてしまつた場合
でも、タイヤに適合できるようにしたものであ
る。
られるタイヤ滑止具用緊締連結装置であつて、タ
イヤ滑止具を簡単にタイヤへ緊締して装着できる
ようにすると共に、タイヤの減り具合や空気圧に
応じて、またタイヤ滑止具が伸びてしまつた場合
でも、タイヤに適合できるようにしたものであ
る。
(従来の技術)
従来より市販されているタイヤ滑止具は、第5
図に示すように、サイドチエーンの一端の鎖輪に
略S字状の係合具13を取り付けると共に、その
鎖輪にスライド自在に略C字状の止具14を取り
付けて成るものである。そしてこれをタイヤに装
着するには、係合具13をサイドチエーンの他端
の鎖輪に係合し、この係合が外れないように係合
具13を押さえながら、止具14をスライドして
係合具13の端部に引つ掛けて緊締するものであ
る。また、タイヤから外すには、係合具13を押
して端部から止具14を外してスライドさせ係合
を解く。
図に示すように、サイドチエーンの一端の鎖輪に
略S字状の係合具13を取り付けると共に、その
鎖輪にスライド自在に略C字状の止具14を取り
付けて成るものである。そしてこれをタイヤに装
着するには、係合具13をサイドチエーンの他端
の鎖輪に係合し、この係合が外れないように係合
具13を押さえながら、止具14をスライドして
係合具13の端部に引つ掛けて緊締するものであ
る。また、タイヤから外すには、係合具13を押
して端部から止具14を外してスライドさせ係合
を解く。
また、サイドチエーンの一端の鎖輪に着脱自在
に取り付け、一端の鎖輪を手前に引つ張り易くし
て、緊締した後は取り外す装着のための補助具は
考案されている。
に取り付け、一端の鎖輪を手前に引つ張り易くし
て、緊締した後は取り外す装着のための補助具は
考案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記前者の従来例においては、タイヤに装着す
る際係合具13を係合し止具14に引つ掛けて緊
締連結するのに、特にタイヤの裏側ではその作業
が極めて難しく面倒であり、装着に長い時間を要
していた。また、タイヤから外す際にも係合具1
3の端部を止具14から外すのに長い時間を要し
ていた。
る際係合具13を係合し止具14に引つ掛けて緊
締連結するのに、特にタイヤの裏側ではその作業
が極めて難しく面倒であり、装着に長い時間を要
していた。また、タイヤから外す際にも係合具1
3の端部を止具14から外すのに長い時間を要し
ていた。
上記後者の従来例においては、サイドチエーン
の一端の鎖輪を手前に引つ張り易くしただけであ
つて、その後の緊締連結作業は前者と同様難しく
面倒である。
の一端の鎖輪を手前に引つ張り易くしただけであ
つて、その後の緊締連結作業は前者と同様難しく
面倒である。
また、サイドチエーンが伸びたり、タイヤが磨
耗して円周長が小さくなつた場合、係合具13を
係止する鎖輪を変更することによつて適合させる
ことはできるが、余つた鎖輪が車体に当たつてし
まうので、切断するか固定するかしなければなら
ず面倒であつた。
耗して円周長が小さくなつた場合、係合具13を
係止する鎖輪を変更することによつて適合させる
ことはできるが、余つた鎖輪が車体に当たつてし
まうので、切断するか固定するかしなければなら
ず面倒であつた。
さらに、一旦タイヤチエーンを切断してしまつ
た後、タイヤの空気圧を大きくしたしたり、磨耗
したタイヤを新しいタイヤに交換したりすると、
同じタイヤチエーンが使えなくなるという問題点
もあつた。
た後、タイヤの空気圧を大きくしたしたり、磨耗
したタイヤを新しいタイヤに交換したりすると、
同じタイヤチエーンが使えなくなるという問題点
もあつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記の問題点を解決するために、係引
具の両端に連結具と係止具を取り付けた緊締具と
該係引具が挿通される挿通具とから成り、緊締具
の連結具及び挿通具をタイヤ滑止具のサイドチエ
ーンの両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けるこ
とができるようにして成るものである。
具の両端に連結具と係止具を取り付けた緊締具と
該係引具が挿通される挿通具とから成り、緊締具
の連結具及び挿通具をタイヤ滑止具のサイドチエ
ーンの両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けるこ
とができるようにして成るものである。
(実施例)
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
タイヤ滑止具用緊締連結装置は、緊締具1と挿
通具5から成つており、緊締具1はワイヤロープ
等の係引具2の両端にネジ式カラビナの連結具3
及びフツク式カラビナの係止具4を取り付けてあ
り、挿通具5は緊締具1の係止具4が通過し得る
大きさのピン式のカラビナである。なお、挿通具
5は係引具2が挿通できればよいので、必ずしも
係止具4が通過し得る大きさは必要ない。
通具5から成つており、緊締具1はワイヤロープ
等の係引具2の両端にネジ式カラビナの連結具3
及びフツク式カラビナの係止具4を取り付けてあ
り、挿通具5は緊締具1の係止具4が通過し得る
大きさのピン式のカラビナである。なお、挿通具
5は係引具2が挿通できればよいので、必ずしも
係止具4が通過し得る大きさは必要ない。
タイヤ滑止具6は、2本のサイドチエーン8,
8に多数の滑止本体7……7が固定されている。
8に多数の滑止本体7……7が固定されている。
なお、係引具2は本実施例のワイヤロープの他
チエーン等でもよく、挿通具5に挿通できればよ
い。
チエーン等でもよく、挿通具5に挿通できればよ
い。
挿通具5を取り付ける側の最終端の滑止本体7
はサイドチエーンのネジ式カラビナ9,9によつ
て着脱自在に取り付けられており、タイヤ滑止具
6がタイヤに対して極端に長い場合、このネジ式
カラビナ9,9から滑止本体7を取り外して再び
連結し、サイドチエーン8,8の数個の鎖輪を切
除すればかなり小さいサイズのタイヤにも適合で
きる。また、本実施例のようにサイドチエーンの
一部をネジ式カラビナ9,9にするのではなく、
滑止本体7の両端部を着脱できる金具にしてもよ
いし、さらにまた、1本の滑止本体だけでなく複
数本の滑止本体を着脱自在に取り付ければかなり
広範囲のタイヤサイズに適合できる。
はサイドチエーンのネジ式カラビナ9,9によつ
て着脱自在に取り付けられており、タイヤ滑止具
6がタイヤに対して極端に長い場合、このネジ式
カラビナ9,9から滑止本体7を取り外して再び
連結し、サイドチエーン8,8の数個の鎖輪を切
除すればかなり小さいサイズのタイヤにも適合で
きる。また、本実施例のようにサイドチエーンの
一部をネジ式カラビナ9,9にするのではなく、
滑止本体7の両端部を着脱できる金具にしてもよ
いし、さらにまた、1本の滑止本体だけでなく複
数本の滑止本体を着脱自在に取り付ければかなり
広範囲のタイヤサイズに適合できる。
なお、本考案は従来のタイヤチエーンに取り付
けて使用することもできる。
けて使用することもできる。
(作用)
本考案は上記のように構成され、本考案を使用
するには、まず、タイヤ滑止具6のサイドチエー
ン8の両端に、緊締具1の連結具3及び挿通具5
を取り付ける。連結具3はナツト3aを回し片側
から外して開口させ、その開口部からサイドチエ
ーン8の端部の鎖輪を入れ、ナツト3aを逆に回
して開口部を閉じて取り付ける。また、挿通具5
はピン5aを鎖輪に押し当てればピン5aが回動
して取り付けられる。
するには、まず、タイヤ滑止具6のサイドチエー
ン8の両端に、緊締具1の連結具3及び挿通具5
を取り付ける。連結具3はナツト3aを回し片側
から外して開口させ、その開口部からサイドチエ
ーン8の端部の鎖輪を入れ、ナツト3aを逆に回
して開口部を閉じて取り付ける。また、挿通具5
はピン5aを鎖輪に押し当てればピン5aが回動
して取り付けられる。
そして、このタイヤ滑止具6をタイヤ12に装
着するには、従来と同様にタイヤ滑止具6をタイ
ヤ12に被せ(第4図A)、緊締具1の係止具4
を挿通具5に通して引つ張りサイドチエーン8を
緊締し(第4図B)、係止具4をサイドチエーン
8の適当な位置の鎖輪に引つ掛ければよい(第4
図C)。最後に、表側のサイドチエーン8にバネ
輪10のフツク11……11を引つ掛ければより
強固に緊締される(第4図D)。
着するには、従来と同様にタイヤ滑止具6をタイ
ヤ12に被せ(第4図A)、緊締具1の係止具4
を挿通具5に通して引つ張りサイドチエーン8を
緊締し(第4図B)、係止具4をサイドチエーン
8の適当な位置の鎖輪に引つ掛ければよい(第4
図C)。最後に、表側のサイドチエーン8にバネ
輪10のフツク11……11を引つ掛ければより
強固に緊締される(第4図D)。
また、本考案をタイヤ12から外すには、上記
と逆の操作を行なえばよい。
と逆の操作を行なえばよい。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、着脱する作業性
に優れ、短時間で楽にタイヤへの着脱ができ、な
おかつ装着後は十分に強い緊締状態が得られると
いうこの種タイヤ滑止具には極めて有益な効果が
ある。
に優れ、短時間で楽にタイヤへの着脱ができ、な
おかつ装着後は十分に強い緊締状態が得られると
いうこの種タイヤ滑止具には極めて有益な効果が
ある。
また、係止具を引つ掛けるサイドチエーンの鎖
輪の位置を変更するだけで、タイヤの減り具合や
空気圧等に応じて、またタイヤ滑止具が伸びてし
まつた場合でも、タイヤに適合させることができ
るという優れた効果がある。
輪の位置を変更するだけで、タイヤの減り具合や
空気圧等に応じて、またタイヤ滑止具が伸びてし
まつた場合でも、タイヤに適合させることができ
るという優れた効果がある。
さらに、従来よりあるタイヤチエーンにでも、
略S字状の係合具を取り外すか固定すれば、本考
案を取り付けて使用することができるという効果
もある。
略S字状の係合具を取り外すか固定すれば、本考
案を取り付けて使用することができるという効果
もある。
さらにまた、タイヤのサイズが小さい場合、挿
通具を終端の鎖輪に取り付けないで内側の鎖輪に
取り付け、余つた鎖輪を切断または固定すればよ
く、種々のサイズのタイヤに適合させることもで
きる。
通具を終端の鎖輪に取り付けないで内側の鎖輪に
取り付け、余つた鎖輪を切断または固定すればよ
く、種々のサイズのタイヤに適合させることもで
きる。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案を
タイヤ滑止具に取り付けた状態の斜視図、第3図
は第2図のA部の拡大斜視図、第4図A,B,
C,Dは装着順序を示す斜視図、第5図は従来例
の要部の斜視図である。 符号1は緊締具、2は係引具、3は連結具、4
は係止具、5は挿通具5である。
で、第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案を
タイヤ滑止具に取り付けた状態の斜視図、第3図
は第2図のA部の拡大斜視図、第4図A,B,
C,Dは装着順序を示す斜視図、第5図は従来例
の要部の斜視図である。 符号1は緊締具、2は係引具、3は連結具、4
は係止具、5は挿通具5である。
Claims (1)
- 係引具2の両端に連結具3と係止具4を取り付
けた緊締具1と該係引具2が挿通される挿通具5
とから成り、緊締具1の連結具3及び挿通具5を
タイヤ滑止具のサイドチエーンの両端部にそれぞ
れ着脱自在に取り付けることができるようにした
タイヤ滑止具用緊締連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605487U JPH0440858Y2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-03-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605487U JPH0440858Y2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-03-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154171U JPS63154171U (ja) | 1988-10-11 |
JPH0440858Y2 true JPH0440858Y2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=30865361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4605487U Expired JPH0440858Y2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-03-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440858Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-28 JP JP4605487U patent/JPH0440858Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63154171U (ja) | 1988-10-11 |
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