JPH0423044Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0423044Y2
JPH0423044Y2 JP3060087U JP3060087U JPH0423044Y2 JP H0423044 Y2 JPH0423044 Y2 JP H0423044Y2 JP 3060087 U JP3060087 U JP 3060087U JP 3060087 U JP3060087 U JP 3060087U JP H0423044 Y2 JPH0423044 Y2 JP H0423044Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
tightening
screw
engaging
tightening screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3060087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63138206U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3060087U priority Critical patent/JPH0423044Y2/ja
Publication of JPS63138206U publication Critical patent/JPS63138206U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0423044Y2 publication Critical patent/JPH0423044Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のタイヤに装着して、雪道を
走る際に滑らないようにするためのタイヤ滑止具
に関するもので、タイヤへの着脱が簡単であると
共に、タイヤの減り具合や空気圧に応じて、また
タイヤ滑止具が伸びてしまつた場合でも、タイヤ
に適合できるように改良したものである。
(従来の技術) 従来より市販されているタイヤ滑止具は、第9
図に示すように、緊締部の一端の鎖輪に略S字状
の係合具12を取り付けると共に、その鎖輪にス
ライド自在に略C字状の止具13を取り付けてな
るものである。そしてこれをタイヤに装着するに
は、係合具12を緊締部の他端の鎖輪に係合し、
この係合が外れないように係合具12を押さえな
がら、止具13をスライドして係合具12の端部
に引つ掛けて緊締するものである。また、タイヤ
から外すには、係合具12を押して端部から止具
13を外してスライドさせ係合を解く。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来例においては、タイヤに装着する際係
合具12を係合し止具13に引つ掛けて緊締する
のに、特にタイヤの裏側ではその作業が極めて難
しく面倒であり、装着に長い時間を要していた。
また、タイヤから外す際にも係合具12の端部を
止具13から外すのに長い時間を要していた。
また、緊締部のチエーンが伸びたり、タイヤが
磨耗して円周長が小さくなつた場合、係合具12
を係止する鎖輪を変更することによつて適合させ
ることはできるが、余つた鎖輪が車体に当たつて
しまうので、切断するか固定するかしなければな
らず面倒であつた。
さらに、一旦チエーンを切断してしまつた後、
タイヤの空気圧を大きくしたしたり、磨耗したタ
イヤを新しいタイヤに交換したりすると、同じチ
エーンが使えなくなるという問題点もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するために、タイ
ヤ接地面に位置する滑止本体1と、その両側に緊
締部2,2を有するタイヤ滑止具において、緊締
部2の両端に、凹凸部3a,4aを有する噛合体
3,4をそれぞれ取り付け、少なくとも一方の噛
合体4に、締付ネジ5がスライドできるスライド
部4cを形成し、凹凸部3a,4aを噛合させ締
付ネジ5を締めることによつて、噛合体3,4を
結合して成るものである。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
タイヤ滑止具は、タイヤ接地面に位置する滑止
本体1……1の両側に、緊締部2,2を設けてあ
り、緊締部2の両端には、噛合体3,4が取り付
けられている。
裏面側の噛合体3は、両側に多数の凹凸部3
a,3aが形成され、略中央には、円形のネジ頭
を有する締付ネジ5が螺入されたナツト6を溶接
固着してある。締付ネジ5の先端は、外れて取れ
てしまわないようにつぶしてある。また、噛合体
3の先端には、他方の噛合体4に摺接してガイド
すると共に両噛合体3,4が横ずれしないよう
に、ガイド部3bが突設されている。
表面側の噛合体4は、同じく両側に多数の凹凸
部4a,4aが形成され、その間には長孔のスラ
イド部4cが穿設され、その先端部には円形の挿
入部4dが連接されている。また、噛合体4の先
端には、同じくガイド部4bが突設され、後端部
には、凹凸部4aがタイヤ11に当たつて傷つけ
ないように、保護ゴム7を突設してある。
緊締部2には、カラビナ8が装入されている。
このカラビナ8は、初めにタイヤのサイズにほぼ
合わせて緊締部2の鎖輪を切断し、その後再び連
結しておくためのものであり、このようにしてお
くと、タイヤのサイズに合わせて多種類のタイヤ
滑止具を用意する必要がなくなる。
なお、第5図〜第8図は本考案の他の実施例で
ある。
第5図は、締付ネジ5のネジ頭を平たい形状に
する共に、噛合体4に長孔のスライド部4cだけ
を穿設したものである。
第6図は、逆に裏面側の噛合体4に長孔のスラ
イド部4cを穿設し、凹状溝4eに締付ネジ5の
矩形のネジ頭をスライド自在に遊嵌し、表面側の
噛合体3に、締付ネジ5の先端を貫通させる貫通
孔3cを穿設し、ナツト6で締付ネジ5を締める
ものである。
第7図は、スライド部4cが先端に開放してい
るものである。
第8図は、滑止本体1……1をゴムで製し、要
所にスパイク1a……1aを固着したものであ
る。
なお、本考案は、この他滑止本体が亀甲型のチ
エーンでもよいし、緊締部が紐状のものでもよい
し、滑止本体及び緊締部の形状・材質は問わな
い。
(作用) 本考案は上記のように構成され、これをタイヤ
11に装着するには、従来と同様にタイヤ11に
巻装し、噛合体3に取り付けられた締付ネジ5の
ネジ頭を噛合体4の挿入部4dから挿入し、締付
ネジ5がスライド部4cをスライドするように、
噛合体3,4を移動させてタイヤ11に合わせ緊
締部2を緊締し、その位置で凹凸部3aと凹凸部
4aを係合させ、締付ネジ5を締め付ければよ
い。
そして最後に、バネ輪9のフツク10……10
を表側の緊締部2に引つ掛ければより強固に緊締
される。
また、本考案をタイヤ11から外すには、まず
バネ輪9を外した後、締付ネジ5を緩め前記と逆
にスライドさせると、噛合体4のガイド部4bが
ナツト6に当接し、締付ネジ5のネジ頭が挿入部
4dと対応するので、挿入部4dからネジ頭を抜
けばよい。
第5図の実施例のものをタイヤに装着するに
は、締付ネジ5おのネジ頭を水平にして、長孔の
スライド部4cから挿入し、締付ネジ5を締め
て、最終的に締付ネジ5のネジ頭を垂直にする。
またこの実施例においては、締付ネジ5を締めた
後、垂直になつたネジ頭に、別体の回転止めを当
接させれば、使用中に締付ネジ5のネジ頭が水平
になつて外れてしまうことがなくなる。
第6図の実施例のものをタイヤに装着するに
は、締付ネジ5の先端を貫通孔3cに貫通させ、
ナツト6を回して締付ネジ5を締める。
第7図の実施例のものをタイヤに装着するに
は、スライド部4cの開放している先端から締付
ネジ5をスライドさせて挿入し、締付ネジ5を締
める。
また、第5図〜第7図の実施例のものをタイヤ
11から外すには、それぞれ逆の操作を行なえば
よい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、着脱する作業性
に優れ、短時間で楽にタイヤへの着脱ができ、な
おかつ装着後は十分に強い結合状態が得られると
いうこの種タイヤ滑止具には極めて有益な効果が
ある。
さらに、噛合体の凹凸部の係合位置を変更する
だけで、タイヤの減り具合や空気圧等に応じて、
またタイヤ滑止具が伸びてしまつた場合でも、タ
イヤに適合させることができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は装着状態を示す一部省略した斜視
図、第2図は要部の結合状態を示す斜視図、第3
図は要部の結合前の状態を示す斜視図、第4図は
締付ネジ部分の断面図、第5図〜第8図は本考案
の他の実施例を示すもので、第5図Aは要部の結
合状態を示す斜視図、第5図Bは要部の結合前の
状態を示す斜視図、第6図Aは要部の結合前の状
態を示す斜視図、第6図Bは締付ネジ部分の断面
図、第7図は要部の結合前の状態を示す斜視図、
第8図は装着状態を示す一部省略した斜視図、第
9図は従来例の要部の斜視図である。 符号1は滑止本体、2は緊締部、3は噛合体、
3aは凹凸部、4は噛合体、4aは凹凸部、4c
はスライド部、5は締付ネジである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤ接地面に位置する滑止本体1と、その両
    側に緊締部2,2を有するタイヤ滑止具におい
    て、緊締部2の両端に、凹凸部3a,4aを有す
    る噛合体3,4をそれぞれ取り付け、少なくとも
    一方の噛合体4に、締付ネジ5がスライドできる
    スライド部4cを形成し、凹凸部3a,4aを噛
    合させ締付ネジ5を締めることによつて、噛合体
    3,4を結合することを特徴とするタイヤ滑止
    具。
JP3060087U 1987-03-03 1987-03-03 Expired JPH0423044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3060087U JPH0423044Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3060087U JPH0423044Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63138206U JPS63138206U (ja) 1988-09-12
JPH0423044Y2 true JPH0423044Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=30835559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3060087U Expired JPH0423044Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0423044Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5236764B2 (ja) * 2011-03-17 2013-07-17 孝一 榊原 タイヤの滑り止め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63138206U (ja) 1988-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2290398A (en) Antiskid device
US6860304B1 (en) Two sided traction belt for tires
US5569340A (en) Traction device
JPH0423044Y2 (ja)
KR101006317B1 (ko) 신속 끼워 맞춤식 차량 휘일용 미끄럼 방지 시스템 및휘일에 고정하기 위한 관련 장치
CA2089844C (en) Tire bead breaker
US3122192A (en) Traction device
JPH03104716A (ja) タイヤの滑り止め装置
US5048376A (en) Tool, mounting means and ring device for anti-skid chains
JPH0423681Y2 (ja)
US2681681A (en) Detachable tire chain holding device
JPH0742809Y2 (ja) タイヤの滑り止め具
JP3025373U (ja) タイヤ滑り止め用パット
JP2502956Y2 (ja) タイヤチェ―ンの取付け具
US2620556A (en) Hubcap removing tool
JP3007833U (ja) タイヤチェーン締結具
US2998835A (en) Automobile tire chain set
JPS5837565Y2 (ja) タイヤチエ−ン取付具
US3757842A (en) Mounting device for tire chains
JPH0440858Y2 (ja)
KR960010552Y1 (ko) 자동차 바퀴 부착용 미끄럼 방지구
KR930006323Y1 (ko) 자동차 바퀴부착용 미끄럼방지구
JP3066120U (ja) 滑り止め用バンド
JPS6223606Y2 (ja)
JPH027044Y2 (ja)