JPH0440789B2 - - Google Patents

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JPH0440789B2
JPH0440789B2 JP57208166A JP20816682A JPH0440789B2 JP H0440789 B2 JPH0440789 B2 JP H0440789B2 JP 57208166 A JP57208166 A JP 57208166A JP 20816682 A JP20816682 A JP 20816682A JP H0440789 B2 JPH0440789 B2 JP H0440789B2
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Japan
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signal
frequency
frequency modulated
signals
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Junzo Tokunaka
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Sony Corp
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Priority to US06/553,195 priority patent/US4580174A/en
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Publication of JPH0440789B2 publication Critical patent/JPH0440789B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
    • H04N9/835Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal
    • H04N9/8355Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal the sound carriers being frequency multiplexed between the luminance carrier and the chrominance carrier

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声信号が互いに異なる搬送波周波
数を有する複数の周波数変調された信号とされ、
これら周波数変調された音声信号が、配列形成さ
れた傾斜記録トラツクに、それらの隣接する2本
に於けるものの搬送波周波数が一致しないように
されて記録された記録テープから、音声信号を再
生する音声信号再生装置に関する。
背景技術とその問題点 カラーテレビジヨン信号が磁気テープに記録さ
れる場合、そのカラー映像信号を形成する搬送色
信号と輝度信号とが分離されて、搬送色信号は低
周波数帯域側に周波数変換され、輝度信号は高周
波数帯域側で周波数変調(以下、FM変調とい
う)された後、両者が混合されて磁気テープの走
行方向に対して傾斜して配列される記録トラツク
(以下、傾斜トラツクという)をもつて記録され、
また、その音声信号が磁気テープの走行方向に沿
う方向に延びる記録トラツク(以下、音声トラツ
クという)をもつて記録される形式が主流となつ
ている。
斯かる記録形式に於いて、カラー映像信号、即
ち、低域変換された搬送色信号と高域側でFM変
調された輝度信号が記録される傾斜トラツクは、
これら両信号が供給される2個の回転磁気ヘツド
が交互に磁気テープ上をその進行方向に対して傾
斜して走査することによつて形成され、その際、
記録密度を高めて長時間記録を可能とすべく、隣
り合う傾斜トラツク間に間隙、いわゆる、ガード
バンドを置かず、傾斜トラツク同士が隣接し合う
ようにすることが提案されている。この場合、再
生時に於ける互いに隣接する傾斜トラツク間のク
ロストークが問題となるが、2個の回転磁気ヘツ
ドのアジマス角を互いに異ならせることにより、
再生時に、高域側でFM変調された輝度信号に関
する隣接トラツクからのクロストーク成分に対す
るアジマス損失を大とするようになし、また、ア
ジマス損失効果が小である低域変換された搬送色
信号については、例えば、その位相を、1つおき
の傾斜トラツクに於いては連続したものとすると
ともに残りの1つおきの傾斜トラツクに於いては
1水平期間ごとに反転させて記録するようにし、
再生搬送色信号に所定の位相復元を施して櫛形特
性フイルタを通過せしめることにより、隣接トラ
ツクからのクロストーク成分を除去できるように
なして、クロストークの問題を解決している。ま
た、音声トラツクは、音声信号の供給を受ける固
定ヘツドが走行する磁気テープに常時接触するこ
とによつて、例えば、磁気テープの端部に連続的
に形成される。
ところで、上述の如くのカラー映像信号の高密
度記録化がはかられる場合には、磁気テープと回
転磁気ヘツドとの間の相対速度は所定に維持され
た状態で、磁気テープの走行速度が極めて低速に
される。このため、音声トラツクを形成する固定
ヘツドと磁気テープとの間の相対速度が極めて低
速となつて、記録される音声信号の質が低下して
しまうという弊害を生ずる。
そのため、音声信号を、FM変調された信号と
してカラー映像信号と混合して回転磁気ヘツドに
供給し、傾斜トラツク上にカラー映像信号ととも
に記録するようにして、記録音声信号の、記録ヘ
ツドと磁気テープとの間の相対速度が低いことに
もとずく、質の低下を防止しようとする方式も提
案されている。しかしながら、斯かる方式にあつ
ては、互いに隣接する傾斜トラツクに搬送波周波
数を同一とするFM変調された音声信号が記録さ
れることになるので、再生音声信号に、再生アジ
マス損でレベル低域されるものの、混入する隣接
トラツクからのクロストーク成分によるビート障
害が生じ、著るしく隣接トラツククロストーク妨
害を受けた再生音声信号を得ることになるという
問題がある。
斯かる問題を解消すべく、本出願人は、映像信
号及び音声信号を磁気テープに記録するにあた
り、1つのチヤンネルの音声信号を搬送波周波数
を異にし、従つて、周波数偏移帯域を異にする2
つのFM変調された信号とし、それらを映像信号
とともに2個の回転磁気ヘツドに夫々供給して、
磁気テープ上にガードバンドを有すことなく形成
される多数の傾斜トラツク上に、隣接する2本の
傾斜トラツクに於けるFM変調された音声信号の
搬送波周波数が一致しないようにして記録するよ
うにした映像及び音声信号記録装置を、先に提案
している。
この装置によれば、例えば、記録されるべき音
声信号がステレオの左信号及び右信号の2チヤン
ネルの音声信号である場合、これら2チヤンネル
の音声信号が、例えば、第1図に示される如く
の、周波数偏移帯域が順次隣接する、搬送波周波
数をf1及びf2とする2つのFM変調された左信号
(以下、左FM信号という)LF1及びLF2及び搬送
波周波数をf3及びf4とする2つのFM変調された
右信号(以下、右FM信号という)RF3及びRF4
の4つのFM変調された音声信号とされる。ここ
で、搬送波周波数は、例えば、f1=1.325MHz、f2
=1.475MHz、f3=1.625MHz及びf4=1.775MHzの
如く150kHzの間隔を有すものとされ、また、
夫々の周波数偏移幅は100〜150kHzとされる。一
方、カラー映像信号については、搬送色信号がそ
の色副搬送波周波数が上述の周波数f1より低い周
波数fcになるように低域変換されて低域変換搬送
色信号Cとされ、また、輝度信号が、同期信号の
先端が上述の周波数f4より充分高い周波数fsとな
り、ホワイトピーク(最大振幅部)がfsより所定
だけ高い周波数fpとなるようなFM変調が行われ
て得られるFM変調された輝度信号Lnとされる。
このようにして得られた左FM信号LF1と右FM
信号RF3とが混合され、さらに、これに低域変換
搬送色信号C及びFM変調された輝度信号Lnとが
混合されて、第2図に示される如くの周波数スペ
クトラム(横軸が周波数・fで、縦軸がレベル・
l)を有する合成信号M1が作られ、また、左
FM信号LF2と右FM信号RF4とが混合され、さら
に、これに低域変換搬送色信号C及びFM変調さ
れた輝度信号Lnとが混合されて、第3図に示さ
れる如くの周波数スペクトラム(横軸が周波数・
fで、縦軸がレベル・l)を有する合成信号M2
が作られる。そして、斯かる合成信号M1及びM2
が、互いに異なるアジマス角を有し、磁気テープ
上にガードバンドを有さない傾斜トラツクを交互
に形成する2つの回転磁気ヘツドに供給されて、
磁気テープに交互に記録される。従つて、合成信
号M1及びM2は、第4図に示される如く、互いに
異なるジアマス角を有した回転磁気ヘツドによ
り、磁気テープT上に形成される互いに隣接する
傾斜トラツクt1及びt2に夫々記録されることにな
る。従つて、音声信号については、同一傾斜トラ
ツクに記録されるのは、周波数偏移帯域が隣接し
合わない左FM信号LF1と右FM信号RF3及び左
FM信号LF2と右FM信号RF4となり、また、互い
に隣接する傾斜トラツクに於ける音声信号の搬送
波周波数は一致しないものとなる。第4図に於い
て、矢印a及び矢印bは、夫々、磁気テープの走
行方向及び回転磁気ヘツドの走査方向を示し、
CTLはコントロール信号トラツクを示す。なお、
傾斜トラツクの個々に記録される低域変換搬送色
信号C及びFM変調された輝度信号Lnは、1垂直
期間、即ち、1フイールドに相当するものとされ
る。
上述の如くにして左FM信号LF1と右FM信号
RF3及び左FM信号LF2と右FM信号RF4が夫々傾
斜トラツクt1及びt2に記録された磁気テープTか
ら、音声信号が再生されるに際しては、磁気テー
パTから得られる左FM信号LF1及びLF2、及び、
右FM信号RF3及びRF4は、夫々、対応する帯域
通過フイルタを通過せしめられて取り出され復調
される。このとき、各帯域通過フイルタからの左
FM信号LF1及びLF2、及び右FM信号RF3及び
RF4には、夫々、隣接する傾斜トラツクからのク
ロストーク成分として、周波数偏移帯域が近接し
たもの、即ち、LF1に関してはLF2が、LF2に関
してはLF1及びRF3が、RF3関してはLF2及びRF4
が、RF4に関してはRF3が夫々混入されているこ
とが考えられる。しかしながら、これらの隣接ト
ラツクからのクロストーク成分は、再生されるべ
き信号とは周波数帯域を異にするものであり、再
生アジマス損によりレベルが低減されたものとさ
れたうえに、周波数帯域が一致しない帯域通過フ
イルタを経てくるのでそのレベルがさらに低減さ
れたものとされ、その影響は著しく小とされる。
斯くて、隣接する傾斜トラツクに於けるFM変調
された音声信号の搬送波周波数が一致しないよう
にした記録がされることにより、再生系に於いて
の隣接トラツククロストーク妨害が著しく軽減さ
れるのである。
このように、1つのチヤンネルの音声信号が互
いに異なる搬送波周波数を有する2つのFM変調
された信号とされ、ガードバンドを伴うことなく
配列形成された傾斜トラツクに、再生時の音声信
号に関する隣接トラツククロストーク妨害が軽減
されるように記録された磁気テープから音声信号
を再生する再生系に於いては、傾斜トラツクを2
個の再生回転磁気ヘツドで交互に走査し、各々の
磁気ヘツドからの再生信号中に得られる搬送波周
波数を異にするFM変調された音声信号を、それ
らの搬送波周波数に対応した弁別中心周波数を有
する個別の周波数復調器にて夫々復調することが
考えられる。しかしながら、斯かる場合には、音
声信号の再生系は、1つのチヤンネルの音声信号
に対して2種の夫々弁別中心周波数を異にする周
波数復調器を必要とし、そのため回路構成が複雑
になるという問題があり、また、1つのチヤンネ
ルの音声信号が、周波数弁別特性が異なる2種の
周波数復調器で復調されて得られることにもとず
く復調出力誤差を有する虞れがあるという不都合
がある。
発明の目的 斯かる点に鑑み本発明は、音声信号を変調信号
として得られた互いに異なる搬送波周波数を有す
る複数のFM変調された信号が、傾斜トラツク
に、それらの隣接する2本に於けるものの搬送波
周波数が一致しないようにされて記録された記録
テープから音声信号を再生するにあたり、記録テ
ープから得られる音声信号を変調信号として得ら
れた複数のFM変調された信号に対する復調部の
構成が簡略化されたものとなり、また、復調出力
誤差が抑圧される、改良された音声信号再生装置
を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明に係る音声信号再生装置は、音声信号を
変調信号として得られた互いに異なる搬送波周波
数を有する第1及び第2のFM変調された信号
が、配列形成された傾斜記録トラツクに交互に記
録された記録テープから、第1及び第2のFM変
調された信号を交互に再生する第1及び第2の再
生ヘツドと、第2の再生ヘツドから得られる第2
のFM変調された信号を、周波数変換し第1の再
生ヘツドから得られる第1のFM変調された信号
の搬送波周波数と等しい搬送波周波数を有する第
3のFM変調された信号となす周波数変換部と、
第1の再生ヘツドから得られる第1のFM変調さ
れた信号と第3のFM変調された信号とを交互に
取り出すスイツチ部と、スイツチ部により取り出
された信号を復調して再生音声信号を得る、第1
の周波数変調された信号及び第3の周波数変調さ
れた信号に対して共通に設けられた復調部とを備
えて構成される。このように構成されることによ
り、互いに異なる搬送波周波数を有する2つの
FM変調された信号とされた1つのチヤンネルの
音声信号を復調する回路が、周波数変換部と1種
の周波数復調部とで形成されることになつて、そ
の構成が簡略化され、また、これに伴う後述する
利点が得られる。
実施例 以下、本発明の実施例について述べる。
第5図は本発明に係る音声信号再生装置の一例
の要部を映像信号処理部とともに示す。この例に
於いて、回転磁気ヘツド1及び2は、第4図に示
される如くの、磁気テープT上に於ける、互いに
異なるアジマス角を有した回転磁気ヘツドによ
り、第2図及び第3図に示される如くの周波数ス
ペクトラムを有する合成信号M1及びM2が夫々記
録され、ガードバンドを伴うことなく隣接して交
互に形成された傾斜トラツクt1及びt2を、順次、
オーバーラツプ時間に伴つて、1フイールド期間
ごとに交互に走査するようにされ、ある1フイー
ルド期間に磁気ヘツド1が傾斜トラツクt1に記録
された信号を再生し、次に1フイールド期間に磁
気ヘツド2が傾斜トラツクt2に記録された信号を
再生すべく制御される。ここで、磁気ヘツド1は
傾斜トラツクt1を形成した磁気ヘツドのアジマス
角に対応したアジマス角を有したものであり、磁
気ヘツド2は傾斜トラツクt2を形成した磁気ヘツ
ドのアジマス角に対応したアジマス角を有したも
のである。従つて、磁気ヘツド1からは、第2図
に示される如くの周波数スペクトラムを有した合
成信号M1を主再生信号とし、これに第3図に示
される如くの周波数スペクトラムを有した合成信
号M2が隣接トラツクからのクロストーク成分と
して混入した出力が得られ、また、磁気ヘツド2
からは、合成信号M2を主再生信号とし、これに
合成信号M1が隣接トラツクからのクロストーク
成分として混入した出力が得られる。これら磁気
ヘツド1及び2からの出力は夫々ヘツド増幅回路
3及び4を介して映像信号処理部5へ供給され、
この映像信号処理部5で、通常の低域変換搬送色
信号Cについての処理及びFM変調された輝度信
号Lnの復調が行われる。
さらに、磁気ヘツド1からの出力が左FM信号
LF1を通過せしめるための帯域通過フイルタ6及
び右FM信号3を通過せしめるための帯域通過フ
イルタ7に供給される。磁気ヘツド1からの出力
中の左FM信号LF1及び右FM信号RF3は同一の傾
斜トラツクt1から再生されるものであるが、周波
数偏移帯域が隣接し合わないものであるから、
夫々、帯域通過フイルタ6及び7で充分に分離さ
れ得、帯域通過フイルタ6及び7の出力側には、
互いのクロストーク成分がない左FM信号LF1
び右FM信号RF3が夫々得られる。また、磁気ヘ
ツド2からの出力が左FM信号LF2を通過せしめ
るための帯域通過フイルタ8及び右FM信号RF4
を通過せしめるための帯域通過フイルタ9に供給
される。磁気ヘツド2からの出力中の左FM信号
LF2及び右FM信号RF4も同一の傾斜トラツクt2
ら再生されるものであるが、やはり、周波数偏移
帯域が隣接し合わないものであるから、夫々、帯
域通過フイルタ8及び9で充分に分離され得、帯
域通過フイルタ8及び9の出力側には、互いのク
ロストーク成分がない左FM信号LF2及び右FM
信号RF4が夫々得られる。そして、帯域通過フイ
ルタ8からの左FM信号LF2が周波数変換回路1
0に供給される。周波数変換回路10には、局部
発振器11からの周波数f0、例えば、f0=150kHz
の発振出力S0も供給され、ここで、左FM信号
LF2が発振出力S0により周波数変換されて、搬送
波周波数をf2−f0=f1とするFM変調信号と搬送波
周波数をf2+f0とするFM変調信号が形成される。
そして、これらのうちの搬送波周波数をf1とする
ものが、帯域通過フイルタ12により、周波数変
換された左FM信号LF1′として取り出される。こ
の左FM信号LF1′は、帯域通過フイルタ6から得
られる左FM信号LF1とは異なる傾斜トラツクか
ら得られるもので、左FM信号LF1と同一の周波
数偏移帯域を有すものとなる。これら帯域通過フ
イルタ6からの左FM信号LF1と帯域通過フイル
タ12からの左FM信号LF1′とは1フイールド期
間ごとに交互に得られるが、端子13からの制御
信号Qにもとずきフイールド周期で切り換わるス
イツチ14で交互に取り出され、振幅制限回路1
5を介してFM復調器16に供給され、FM復調
器16の出力側に連続した再生左信号SLが得ら
れる。そして、この再生左信号SLは音声信号帯
域の低域通過フイルタ17を通過せしめられる。
また、帯域通過フイルタ9からの右FM信号
RF4が周波数変換回路18に供給される。周波数
変換回路18にも、局部発振器11からの発振出
力S0が供給され、ここで、右FM信号RF4が発振
出力S0により周波数変換されて、搬送波周波数を
f4−f0=f3とするFM変調信号と搬送波周波数をf4
+f0とするFM変調信号が形成される。そして、
これらのうちの搬送波周波数をf3とするものが、
帯域通過フイルタ19により、周波数変換された
右FM信号RF3′として取り出される。この右FM
信号RF3′は、帯域通過フイルタ7から得られる
右FM信号RF3とは異なる傾斜トラツクから得ら
れるもので、右FM信号RF3と同一を周波数偏移
帯域を有すものとなる。これら帯域通過フイルタ
7からの右FM信号RF3と帯域通過フイルタ19
からの右FM信号RF3′とは1フイールド期間ごと
に交互に得られるが、端子13からの制御信号Q
にもとずきフイールド周期で切り換わるスイツチ
20で交互に取り出され、振幅制限回路21を介
してFM復調器22に供給され、FM復調器22
の出力側に連続した再生右信号SRが得られる。
そして、この再生右信号SRは音声信号帯域の低
域通過フイルタ23を通過せしめられる。
ところで、帯域通過フイルタ6〜9の夫々から
の左FM信号LF1、右FM信号RF3、左FM信号
LF2及び右FM信号RF4には、夫々、隣接する傾
斜トラツクからのクロストーク成分として、周波
数偏移帯域が近接したもの、即ち、LF1に関して
はLF2が、LF2に関してはLF1及びRF3が、RF3
関してはLF2及びRF4が、RF4に関してはRF3
夫々混入されていることが考えられる。しかしな
がら、これらの隣接トラツクからのクロストーク
成分は、再生アジマス損によりレベルが低減され
たものとされ、かつ、周波数帯域が一致しない帯
域通過フイルタ6〜9を経てくるのでそのレベル
がさらに低減されたものとなり、その影響は著し
く小である。しかし、斯かるクロストーク成分
は、低レベルながら混入されていると主信号との
間でビートを生じ、これにより、FM復調器16
及び22の出力側にビートノイズが現われる。し
かしながら、この場合、左FM信号LF1及びLF2
及び、右FM信号RF3及びRF4の夫々の搬送波周
波数f1,f2,f3及びf4は、隣り合う2つの間隔が、
斯かるビートノイズが再生音声信号帯域外となる
ような周波数である150kHzだけ離れたものとさ
れているので、FM復調器16及び22の出力側
に現われるビートノイズは音声信号帯域を通過帯
域とする低域通過フイルタ17及び23を通過で
きず、これら低域通過フイルタ17及び23で除
去される。
従つて、低域通過フイルタ17の出力側には、
右信号SR成分が混入されず、隣接トラツクから
のクロストーク成分によるビートノイズが除去さ
れた再生左信号SLが得られ、一方、低域通過フ
イルタ23の出力側には、左信号SL成分が混入
されず、隣接トラツクからのクロストーク成分に
よるビートノイズが除去された再生右信号SRが
得られることになる。
上述の如くにして、低域通過フイルタ17及び
23から得られる連続した再生左信号及び右信号
SL及びSRが、デイ・エンフアシス回路24及び
25を経て、音声出力端子26及び27から導出
されるのである。
以上のように、この例に於いては、磁気テープ
から得られる互いに周波数偏移帯域を異にする2
種の左FM信号LF1及びLF2から再生左信号SLを
得るに1つのFM復調器を用いるだけでよく、ま
た、同じく、磁気テープから得られる互いに周波
数偏移帯域を異にする2種の右FM信号RF3及び
RF4から再生右信号SRを得るにも1つのFM復調
器を用いるだけでよいので、回路構成が簡略化さ
れたものとなる。
第6図は、本発明に係る音声信号再生装置の他
の例の要部を映像信号処理部とともに示す。この
第6図に於いて、第5図に示された各部に対応す
る部分には、第5図と共通の符号を付して、それ
らについての詳細説明を省略する。この例は、2
つの磁気ヘツド1及び2からの出力中のFM変調
された音声信号にもとずく再生音声信号が、つな
ぎ合わされて連続した再生音声信号となるように
する合成処理を、磁気ヘツド1及び2からのFM
変調された音声信号の復調後に行うようにして、
再生音声信号のつなぎ目でパルス性のノイズ等が
発生しないようにしたものである。ここで、帯域
通過フイルタ6及び12からの左FM信号LF1
びLF1′が振幅制限回路28及び29を経て、第
5図に示されたFM変調器16に相当するFM変
調器30及び31に夫々供給され、また、帯域通
過フイルタ7及び19からの右FM信号RF3及び
RF3′が振幅制限回路32及び33を経て、第5
図に示されたFM復調器22に相当するFM復調
器34及び35に夫々供給されて、FM復調器3
0及び31の出力側に再生左信号SLが、端部に
オーバーラツプ時間を伴つてフイールド期間ごと
に交互に得られ、また、FM復調器34及び35
の出力側に再生右信号SRが、端部にオーバーラ
ツプ時間を伴つてフイールド期間ごとに交互に得
られる。そして、これら各FM復調器30,3
1,34及び35の出力が、夫々、音声信号帯域
の低域通過フイルタ36,37,38及び39を
通過せしめられる。
ここで、再生左信号に着目してみると、磁気ヘ
ツド1及び2の再生出力から交互に得られ、FM
復調器30及び31に夫々供給される左FM信号
LF1及びLF1′は、第7図A及びBに示される如
く、夫々の前端及び後端間に於けるオーバーラツ
プ期間lpを伴う信号区分が交互に、断続的に現わ
れるものとなる。各信号区分は、勿論、磁気テー
プT上の傾斜トラツクt1もしくはt2の1本分に相
当する。そして、これらの左FM信号LF1及び
LF1′が同種のFM復調器30及び31で夫々復調
されて、FM復調器30及び31の出力端の夫々
に得られる再生左信号SLは、第7図C及びDに
示される如く、端部にオーバーラツプ期間lpを伴
い、交互に、断続的に現われる信号区分を形成す
るものとなり、これらが低域通過フイルタ36及
び37を通過する。
斯かる信号区分が各個所で形成されること、再
生右信号についても同様である。
このようにして低域通過フイルタ36及び37
から得られる、第7図C及びDに示される如く
の、断続的に再生左信号SLが、夫々、スイツチ
40の2つの選択入力端子の一方及び他方に供給
される。スイツチ40には、端子41から、第7
図Eに示される如く、上述のオーバーラツプ期間
lp中に高レベルq1から低レベルq2への、もしく
は、その逆のレベル変化を生ずる、即ち、ある1
つおきのフイールド期間で高レベルq1をとり、他
の1つおきのフイールド期間で低レベルq2をとる
制御信号Q′が供給される。そして、このスイツ
チ40は制御信号Q′のレベルが高レベルq1のと
き、第7図Cに示される如くの、低域通過フイル
タ36からの再生左信号SLを出力端に取り出し、
また、制御信号Q′のレベルが低レベルq2のとき、
第7図Dに示される如くの、低域通過フイルタ3
7からの再生左信号SLを出力端に取り出す。そ
の結果、スイツチ40の出力端には、第7図C及
びDに示される如くの各再生左信号SLの信号区
分がオーバーラツプ期間lp内のつなぎ目jでつな
ぎ合わされた、第7図Fに示される如くの連続し
た再生左信号が得られることになる。このように
スイツチ40でつなぎ合わされる第7図C及びD
に示される如くの再生左信号SLは、FM復調器3
0及び31による復調後の低周波出力信号であ
り、また、オーバーラツプ期間lp内でつなぎ合わ
されるので、それらの発生源たる磁気ヘツド1及
び2が回転軌跡上で適正な位置に設置されている
限り、つなぎ目jに於ける両者の位相が食い違う
ことがなく、波形が連続する滑らかなつなぎ合わ
せがなされる。従つて、つなぎ目jに於いてパル
ス性のノイズが発生せしめられることなく、第7
図Fに示される如くの連続した再生左信号が形成
される。
上述の復調後の再生音声信号のつなぎ合わせに
於いては、再生右信号に関しても全く同様であ
り、低域通過フイルタ38及び39からオーバー
ラツプ時間を伴つて交互に、断続的に得られる再
生右信号SRが、夫々、スイツチ42の2つの選
択入力端子の一方及び他方に供給される。スイツ
チ42には、第7図Eに示される如くの、制御信
号Q′が供給され、スイツチ42は制御信号Q′の
レベルが高レベルq1のとき、低域通過フイルタ3
8からの再生右信号SRを取り出し、また、制御
信号Q′のレベルが低レベルq2のとき、低域通過フ
イルタ39からの再生右信号SRを取り出す。そ
の結果、スイツチ42の出力端には、低域通過フ
イルタ38からの再生右信号SRの信号区分と低
域通過フイルタ39からの再生右信号SRの信号
区分とが、オーバーラツプ時間内でつなぎ合わさ
れた連続した再生右信号が得られる。この場合に
も、連続した再生右信号は、つなぎ目に於いてパ
ルス性のノイズが混入せしめられないものとな
る。
そして、これら連続した再生左信号及び右信号
SL及びSRが、夫々、デイ・エンフアシス回路2
4及び25を経て、音声出力端子26及び27に
導出されるのである。
以上説明した如く、本例によれば、周波数偏移
帯域を異にする2種の左FM信号LF1及びLF2
ら再生左信号SLを得るに、2個の同種のFM復調
器を用いることができて、また、周波数偏移帯域
を異にする2種の右FM信号RF3及びRF4から再
生右信号SRを得るにも、2個の同種のFM復調
器を用いることができ、しかも、2つの磁気ヘツ
ドから交互にFM変調された音声信号の形で得ら
れる再生出力が、復調されて再生音声信号とされ
た後につなぎ合わされるので、つなぎ目でパルス
性のノイズ等が混入せしめられない連続した再生
音声信号を得ることができる。
第8図は、本発明に係る音声信号再生装置のさ
らに他の例の要部を映像信号処理部とともに示
す。この第8図に於いて、第6図に示された各部
に対応する部分には、第6図と共通の符号を付し
て、それらについての詳細説明を省略する。この
例も、2つの磁気ヘツド1及び2からの出力中の
FM変調された音声信号にもとずく再生音声信号
がつなぎ合わされて連続した再生音声信号となる
ようにする合成処理を、再生音声信号のつなぎ目
でのパルス性のノイズ等を発生せしめることなく
行えるようにしたものである。ここで、帯域通過
フイルタ6及び12からの左FM信号LF1及び
LF1′が、夫々、スイツチ43及び44の2つの
選択入力端子の一方及び他方に供給され、また、
帯域通過フイルタ7及び19からの右FM信号
RF3及びRF3′が、夫々、スイツチ45及び46の
2つの選択入力端子の一方及び他方に供給され
る。
ここで、再生左信号に着目してみると、磁気ヘ
ツド1及び2の再生出力から交互に得られ、スイ
ツチ43及び44の夫々の両選択入力端子に夫々
供給される左FM信号LF1及びLF1′は、第9図A
及びBに示される如く、夫々の前端及び後端間に
於けるオーバーラツプ期間lpを伴う信号区分が交
互に、断続的に現われるものとなる。各信号区分
は、勿論、磁気テープT上の傾斜トラツクt1もし
くはt2の1本分に相当する。
そして、スイツチ43には、端子47から、第
9図Cに示される如く、或るオーバーラツプ期間
lp1中に於ける時点k1から次のオーバーラツプ期
間lp2中に於ける時点k2まで高レベルq1をとり、
オーバーラツプ期間lp2中に於ける時点k2からさ
らに次のオーバーラツプ期間lp3中に於ける時点
k1まで低レベルq2をとり、以後、オーバーラツプ
期間毎に斯かるレベル反転を繰り返す制御信号
Qaが供給されて、スイツチ43は、制御信号Qa
が高レベルq1をとるとき左FM信号LF1を取り出
し、制御信号Qaが低レベルq2をとるとき左FM信
号LF1′を取り出す。従つて、スイツチ43から
は、第9図Dに示される如くの、オーバーラツプ
期間中に於ける時点k1で左FM信号LF1′から左
FM信号LF1につながれ、時点k2で左FM信号LF1
から左FM信号LF1′につながれる連続した左FM
信号LF1aが得られる。この左FM信号LF1aは振幅
制限回路28を経てFM復調器30に供給され、
FM復調器30の出力側に、第9図Eに示される
如くの、時点k1及びk2に於けるつなぎ目にパルス
性ノイズNが発生した再生左信号SLaが得られ、
これが低域通過フイルタ36を通過せしめられ
る。低域通過フイルタ36を通過した再生左信号
SLaは、上述のパルス性ノイズを含むものとなつ
ている。
一方、スイツチ44には、端子48から、第9
図Fに示される如く、オーバーラツプ期間lp1
に於ける時点k2から次のオーバーラツプ期間lp2
中に於ける時点k1まで高レベルq1をとり、オーバ
ーラツプ期間lp2中に於ける時点k1からさらに次
のオーバーラツプ期間lp3中に於ける時点k2まで
低レベルq2をとり、以後、オーバーラツプ期間毎
に斯かるレベル反転を繰り返す制御信号Qbが供
給されて、スイツチ44は、制御信号Qbが高レ
ベルq1をとるとき左FM信号LF1を取り出し、制
御信号Qbが低レベルq2をとるとき左FM信号
LF1′を取り出す。従つて、スイツチ44からは、
第9図Gに示される如くの、オーバーラツプ期間
中に於ける時点k2で左FM信号LF1′から左FM信
号LF1につながれ、時点k1で左FM信号LF1から
左FM信号LF1′につながれる連続した左FM信号
LF1bが得られる。この左FM信号LF1bは振幅制限
回路29を経てFM復調器31に供給され、FM
復調器31の出力側に、第9図Hに示される如く
の、時点k1及びk2に於けるつなぎ目にパルス性ノ
イズN′が発生した再生左信号SLbが得られ、これ
が低域通過フイルタ37を通過せしめられる。低
域通過フイルタ37を通過した再生左信号SLb
は、上述のパルス性ノイズN′にもとずくノイズ
を含むものとなつている。
このようにして得られた再生左信号SLa及び
SLbが、夫々、スイツチ40の2つの選択入力端
子の一方及び他方に供給される。スイツチ40に
は、第9図Iに示される如くの、各オーバーラツ
プ期間中に於ける時点k1とk2との間の時点k3で高
レベルq1から低レベルq2への、もしくは、その逆
のレベル変化を生ずる制御信号Q′が供給される。
そして、スイツチ40は、制御信号Q′が高レベ
ルq1をとるとき再生左信号SLaを取り出し、ま
た、制御信号Q′が低レベルq2をとるとき再生左信
号SLbを取り出す。従つて、スイツチ40の出力
側には、第9図Jに示される如くの、再生左信号
SLa及びSLbが、時点k1及びk2に於けるつなぎ目
でのノイズを含まないようにして交互に取り出さ
れて連結された再生左信号SLが得られる。この
場合、再生左信号SLa及びSLbは、FM復調器3
0及び31による復調後の低周波出力信号である
ので、各オーバーラツプ期間中に於ける時点k3
つなぎ合わされても、そのつなぎ目に於ける両者
の位相が食い違うことがなく、滑らかなつなぎ合
わせがなされる。従つて、再生左信号SLは、時
点k3に於けるつなぎ目でノイズが発生せしめられ
ることがなく、しかも、再生左信号SLa及びSLb
が有するつなぎ目でのノイズを含むことがない連
続した再生音声信号となる。
上述の再生音声信号のつなぎ合わせについて
は、再生右信号に関しても全く同様であり、スイ
ツチ45及び46には制御信号Qa及びQbが夫々
供給され、これらから、上述のつなぎ合わされた
左FM信号LF1a及びLF1bと同様にしてつなぎ合わ
された右FM信号RF3a及びRF3bが得られ、これ
らがFM復調器34及び35で夫々復調されて、
夫々、つなぎ目にパルス性のノイズが発生した再
生右信号SRa及びSRbが得られる。そして、再生
右信号SRa及びSRbが低域通過フイルタ38及び
39を経た後、制御信号Q′が供給されるスイツ
チ42で、つなぎ目でのパルス性ノイズを含まな
いように交互に取り出されて連結され、連続した
再生右信号SRが得られる。この場合にも、再生
右信号SRは、つなぎ目に於いてノイズが発生せ
しめられることがなく、しかも、再生右信号SRa
及びSRbが有するつなぎ目でのノイズを含むこと
がない連続した再生音声信号となる。
そして、これら連続した再生左信号及び再生右
信号SL及びSRが、夫々、デイ・エンフアシス回
路24及び25を介して、音声出力端子26及び
27に導出される。
上述の如く、第8図に示される例に於いても、
第6図に示された例と同様な効果が得られる。
応用例 上述の実施例は、ステレオの左信号及び右信号
の2チヤンネルの音声信号が4種類のFM変調さ
れた音声信号とされて、映像信号とともに記録さ
れた記録テープから、音声信号を再生するもので
あるが、本発明に係る装置は、その他、例えば、
モノラル音声信号が2種類のFM変調された音声
信号とされて映像信号とともに記録された記録テ
ープから、音声信号を再生するものとして構成で
きること勿論である。
発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る音
声信号再生装置によれば、1つのチヤンネルの音
声信号を変調信号として得られた互いに異なる搬
送波周波数を有する2つのFM変調された信号
が、傾斜トラツクに、それらの隣接する2本に於
ける搬送波周波数が一致しないようにされて記録
された記録テープから音声信号を再生するにあた
り、記録テープから得られる1つのチヤンネルの
音声信号にもとずく互いに異なる搬送波周波数を
有する2つのFM変調された信号に対する復調
を、1種類のFM復調器を用いた簡略化された構
成を有する復調部で行うことができる。また、こ
のように1つのチヤンネルの音声信号を得るため
の復調が、1種類のFM復調器で行われることに
より、FM復調器の特性の相違に起因する復調出
力誤差の発生が回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明に
係る音声信号再生装置により再生される音声信号
の記録状態の一例の説明に供される周波数スペク
トラム図及び磁気テープ上の記録パターンを示す
概念図、第5図は本発明に係る音声信号再生装置
の一例の要部を映像信号処理部とともに示すブロ
ツク接続図、第6図は本発明に係る音声信号再生
装置の他の例の要部を映像信号処理部とともに示
すブロツク接続図、第7図は第6図に示される例
の動作説明に供される波形図、第8図は本発明に
係る音声信号再生装置のさらに他の例の要部を映
像信号処理部とともに示すブロツク接続図、第9
図は第8図に示される例の動作説明に供される波
形図である。 図中、1及び2は回転磁気ヘツド、6,7,
8,9,12及び19は帯域通過フイルタ、10
及び18は周波数変換回路、11は局部発振器、
14,20,40,42,43,44,45及び
46はスイツチ、16,22,30,31,34
及び35はFM復調器、17,23,36,3
7,38及び39は低域通過フイルタ、26及び
27は音声出力端子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音声信号を変調信号として得られた互いに異
    なる搬送波周波数を有する第1及び第2の周波数
    変調された信号が、配列形成された傾斜記録トラ
    ツクに交互に記録された記録テープから、上記第
    1及び第2の周波数変調された信号を交互に再生
    する第1及び第2の再生ヘツドと、 上記第2の再生ヘツドから得られる上記第2の
    周波数変調された信号を、周波数変換し、上記第
    1の再生ヘツドから得られる上記第1の周波数変
    調された信号の搬送波周波数と等しい搬送波周波
    数を有する第3の周波数変調された信号となす周
    波数変換部と、 上記第1の再生ヘツドから得られる上記第1の
    周波数変調された信号と上記第3の周波数変調さ
    れた信号とを交互に取り出すスイツチ部と、 該スイツチ部により取り出された信号を復調し
    て再生音声信号を得る、上記第1の周波数変調さ
    れた信号及び上記第3の周波数変調された信号に
    対して共通に設けられた復調部と、 を備えて成る音声信号再生装置。 2 上記第1及び第2の再生ヘツドは上記記録テ
    ープから上記第1及び第2の周波数変調された信
    号をオーバーラツプ期間を伴つて再生するものと
    され、上記スイツチ部が、上記オーバーラツプ期
    間の夫々に於いて互いに異なる時点を夫々の切換
    え時点として、上記第1の再生ヘツドから得られ
    る上記第1の周波数変調された信号と上記第3の
    周波数変調された信号とを交互に取り出すととも
    につなぎ合わせて導出する第1及び第2のスイツ
    チを含むものとされ、さらに、上記復調部が、上
    記第1及び第2のスイツチの出力を夫々復調する
    第1及び第2の復調器と、該第1及び第2の復調
    器の出力を、該出力の夫々に於ける上記第1及び
    第2のスイツチによるつなぎ目に対応する部分を
    含まないようにして交互に取り出すとともに連結
    して導出する第3のスイツチとを含むものとされ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    音声信号再生装置。
JP57208166A 1982-11-19 1982-11-27 音声信号再生装置 Granted JPS5998309A (ja)

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JP57208166A JPS5998309A (ja) 1982-11-27 1982-11-27 音声信号再生装置
CA000441490A CA1214868A (en) 1982-11-19 1983-11-18 Apparatus for recording and/or reproducing video and audio signals
US06/553,195 US4580174A (en) 1982-11-19 1983-11-18 Apparatus for recording and/or reproducing video and audio signals

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133609A (ja) * 1982-02-04 1983-08-09 Toshiba Corp 音声信号記録方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58133609A (ja) * 1982-02-04 1983-08-09 Toshiba Corp 音声信号記録方式

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