JPS6343623Y2 - - Google Patents

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JPS6343623Y2
JPS6343623Y2 JP14546982U JP14546982U JPS6343623Y2 JP S6343623 Y2 JPS6343623 Y2 JP S6343623Y2 JP 14546982 U JP14546982 U JP 14546982U JP 14546982 U JP14546982 U JP 14546982U JP S6343623 Y2 JPS6343623 Y2 JP S6343623Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はオーデイオ信号を角度変調した上で
回転磁気ヘツドにより映像信号とともに記録し、
またこれを再生するようにした磁気記録再生装置
などに適用して好適なFMオーデイオ信号の信号
変換回路に関する。
背景技術とその問題点 例えば、ヘリカルスキヤン形VTRにおいては
高密度記録方式などを採用することによつて単位
時間当りのテープ消費量が大幅に少なくなつてい
るが、このテープ消費量の改善に伴つて、磁気テ
ープの走行速度も毎秒1.33cm程度と非常に遅くな
つている。このため、オーデイオ信号を記録する
固定ヘツドと磁気テープとの間の相対速度も遅く
なるから、当然のことながら記録されるオーデイ
オ信号の質が低下し、ハイフアイな音を楽しむこ
とができない。
そのため、オーデイオ信号をFM変調した上
で、映像信号とともに回転磁気ヘツドを用いて記
録し、これを再生するような記録・再生方式を採
用することにより、音質を改善しようとする試み
がなされている。
この新しい記録・再生方式をM方式といわれる
低域変換FM記録方式に適用する場合には、第1
図に示すように低域変換された搬送色信号SC
FM変調された輝度信号SYの各帯域の間に、FM
変調されたオーデイオ信号A−FMが周波数多重
される。
この例では、左及び右の各オーデイオ信号SL
SRを分離して夫々FM変調すると共に、隣接チヤ
ンネルのクロストーク成分による零ビート障害を
軽減するため、隣接チヤンネル間に記録される
FMオーデイオ信号のキヤリヤ周波数が互に一致
しないようにしてある。
例えば、左オーデイオ信号SLでキヤリヤ周波数
1221CCは例えば150kHz)がFM変
調され、右オーデイオ信号SRでキヤリヤ周波数
3432C43C)がFM変調さ

る。そして、あるトラツクTpでは第2図に示す
ように、13をキヤリヤ周波数とする左及び右
FMオーデイオ信号SL1,SR3が記録され、次のト
ラツクTeでは24をキヤリヤ周波数とする左
及び右FMオーデイオ信号SL2,SR4が記録される。
さて、オーデイオ信号をFM変調して必要な帯
域内にあるFMオーデイオ信号を得るための信号
変換回路として最も基本的なものは第3図に示す
ように、2つのFM変換回路11,12を用意
し、一方のキヤリヤ周波数を1(もしくは3)、他
方のキヤリヤ周波数を2(もしくは4)に選んで
左オーデイオ信号SL(もしくは右オーデイオ信号
SR)をFM変調する方法である。
ところが、この手段を利用する場合には、キヤ
リヤ周波数1234夫々にバラツキがある
こと、そのバラツキの方向が一定でないため周波
数間隔Δ=Cが変動すること等が原因となつて
復調出力が歪みを受ける。復調出力の歪を軽減す
るためにはキヤリヤ周波数のバラツキを抑えると
共に、周波数間隔Δの変動幅をある範囲、例え
ば±200Hz以内に抑えなければならないが、この
ような条件を満すように回路を構成することは実
際問題として非常に難かしい。
このように第3図に示す回路では、FM変調回
路11,12のキヤリヤ周波数精度が厳しくなる
から、この回路を実際の回路に利用することはで
きない。
これに対し、第4図に示す信号変換回路はヘテ
ロダイン方式によつてFMオーデイオ信号を得る
場合の一例であつて、左オーデイオ信号SLはキヤ
リヤ周波数1のFM変調回路13に供給されて
FMオーデイオ信号SL1が形成され、これがミキ
サ14に供給されて発振器15からの発振出力SC
(発振周波数はC、上例では150kHz)と周波数混
合される。
周波数混合によつてキヤリヤ周波数1よりも上
方の周波数帯域、すなわち1Cに周波数変換さ
れたFMオーデイオ信号と、キヤリヤ周波数1
りも下方の周波数帯域、すなわち1Cに周波数
変換されたFMオーデイオ信号とが出力されるか
ら、バンドパスフイルタ16によつていずれか一
方、例えば上方の周波数帯域に存在するFMオー
デイオ信号のみ抽出される。
従つて、端子17,18には周波数間隔がC
保持された一対のFMオーデイオ信号SL1,SL2
得られる。FMオーデイオ信号SR3,SR4について
も同様の回路を用いて形成される。なお、FMオ
ーデイオ信号SR4を周波数変換してFMオーデイ
オ信号SR3を形成してもよい。
このように構成する場合には、周波数変換によ
つて一方のFMオーデイオ信号を形成するため、
第3図の場合に較べ、キヤリヤ周波数のバラツキ
による影響が少なく、またキヤリヤ周波数の局間
周波数の相対精度が高くなるので好都合である
が、周波数間隔Δは150kHz程度と、キヤリヤ周
波数に比し十分低い周波数であるから、周波数変
換によつてキヤリヤ周波数を中心として上下に発
生した第1及び第2の変換出力のうち、高域側に
ある第2の変換出力を抽出するためのバンドパス
フイルタ16は比帯域幅が非常に狭くなるため、
狭帯域特性としなければならない。
そのため、製造が困難であると共に、群遅延特
性が悪く再生オーデイオ信号の品質が著しく劣化
してしまう。
考案の目的 そこで、この考案ではヘテロダイン方式の信号
変換回路においてバンドパスフイルタを使用しな
いでも所定の変換出力が得られるようにして、再
生オーデイオ信号の音質の低下を防止したもので
ある。
考案の概要 そのため、この考案では、周波数変換すべき
FMオーデイオ信号と周波数変換に供する単一の
信号とを第1及び第2のミキサに供給して、FM
オーデイオ信号のキヤリヤ周波数を中心として上
下の周波数帯域に存在する第1及び第2の変換出
力を形成すると共に、AGC回路によつて両者の
レベルを合わせたのちこれら変換出力を合成する
ことにより、上記いずれか一方の変換出力を得る
ようにしたものである。
実施例 続いて、この考案の一例を詳細に説明する。以
下の実施例はこの考案に係る信号変換回路を上述
したように低域変換FM記録方式を採るVTRの
オーデイオ信号のFM変調回路に適用した場合で
ある。
第5図において、端子21に供給されたオーデ
イオ信号例えば左のオーデイオ信号SLはFM変調
器22でFM変調されて、1をキヤリヤ周波数と
するFMオーデイオ信号SL1が形成され、これが
第1のミキサ(この例では平衡変調器)23に供
給される。
24は周波数Cを発振する発振器で発振出力た
る単一信号SCは位相シフト回路25でπ/2だけ
位相シフトされた状態で第1のミキサ23に供給
される。
一方、FMオーデイオ信号SL1は、さらに位相
シフト回路26でπ/2だけ位相シフトされた状
態で第2のミキサ(平衡変調器を使用)27に供
給される。これに対し、単一信号SCはそのままこ
の第2のミキサ27に供給される。第1のミキサ
出力はアンプ28を介して、第2のミキサ出力は
AGCアンプ29を介して夫々合成器30に供給
される。
31はAGC電圧を形成するためのレベル検出
回路であつて、この例では第1のミキサ出力に第
2のミキサ出力のレベルが一致するようにAGC
アンプ29が制御される。
続いて、この信号変換回路の動作を説明する
が、説明の便宜上、無変調時のFMオーデイオ信
号SL1を取扱う。このときの信号電圧を夫々図の
ように定めると、 υP=Acosω1t …(1) A:振幅 ω1=2π1 1:キヤリヤ周波数 υC=A′cosωCt …(2) A′:振幅 ωC=2πC C:単一周波数 とした場合には、 υP′=Acos(ω1t+π/2) =Asinω1t …(3) υC′=A′cos(ωCt+π/2) =A′sinωCt …(4) ∴υ1=υP・υC′ =K1cosω1t・sinωCt(K1=A・A′) =K1/2{sin(ω1+ωC)t −sin(ω1−ωC)t} …(5) また、 υ2=υP′・υC =K2sinω1t・cosωCt(K2=A・A′) K2/2{sin(ω1+ωC)t +sin(ω1−ωC)t} …(6) K1=K2であれば、 υ0=υ1+υ2 =Ksin(ω1+ωC)t …(7) K=K1=K2 となる。
このように、周波数混合することにより、(5)式
あるいは(6)式に示すようにキヤリヤ周波数1を中
心にして上下に1C及び1Cに夫々周波数変
換された第1及び第2の変換出力(上下の側波帯
成分)が発生する。そして、第1及び第2のミキ
サ23,27に入力する信号の位相を適当に定め
ると共に、第1及び第2のミキサ出力υ1,υ2のレ
ベルK1,K2が等しくなるようにコントロールす
れば、第1及び第2のミキサ出力υ1,υ2を合成す
るだけでキヤリヤ周波数1よりCだけ高い方に周
波数変換された変換出力、すなわちFMオーデイ
オ信号SL2が得られることになる。
この関係は、オーデイオ信号SRによつてFM変
調されたFMオーデイオ信号SR3を周波数変換し
てキヤリヤ周波数3よりCだけ高い方の変換出
力、すなわちFMオーデイオ信号SR4を得る場合
にも成立する。なお、FMオーデイオ信号SR4
周波数変換してキヤリヤ周波数4よりもCだけ低
い方の変換出力、すなわちFMオーデイオ信号
SR3を得る場合には、合成器30として減算器を
使用し、第2のミキサ出力υ2から第1のミキサ出
力υ1を減算すればよい。
第6図はこの考案に係る信号変換回路の他の実
施例であつて、この例ではπ/4の位相シフト回
路を利用して構成した場合である。図のように
FMオーデイオ信号SL1と単一信号SCとは夫々
π/4だけ夫々の位相を進相させる位相シフト回
路34,35を介して第1のミキサ23に供給さ
れる。同様に、FMオーデイオ信号SL1と単一信
号SCとは夫々π/4だけ夫々の位相を遅相させる
位相シフト回路36,37を介して第2のミキサ
27に供給される。
このように構成する場合でも、第1のミキサ2
3,27に供給されるFMオーデイオ信号SL1
び単一信号SCの夫々には、夫々π/2だけの位相
差が付与されているので、この場合にも上述した
と同様の信号変換操作を実現できる。
第7図は第6図の実施例に適用して好適な位相
シフト回路の具体例である。この例はCRの直列
回路で構成され、信号線路に対してR,Cの接続
関係が逆になるように選定されると共に、コンデ
ンサCと抵抗器Rの各インピーダンスが等しくな
るように選定される。
こうすれば、位相シフト回路34からはπ/4
だけ進相したFMオーデイオ信号SL1が得られ、
他方の位相シフト回路36からはπ/4だけ遅相
したFMオーデイオ信号SL1が得られることにな
る。
単一信号SCに対する位相シフト回路35,37
も同様に構成される。
考案の効果 以上説明したように、この考案の構成によれ
ば、FMオーデイオ信号をそのキヤリヤ周波数よ
りも十分低い単一周波数をもつて周波数変換する
場合でも、いずれか一方の帯域に周波数変換され
たFMオーデイオ信号を、狭帯域のバンドパスフ
イルタを使用しないで得ることができるから、従
来のようにバンドパスフイルタの使用による欠点
を一掃することができ、再生オーデイオ信号の音
質を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の説明に供する記録・再生方
式の周波数スペクトル図、第2図はそのときのト
ラツクパターン図、第3図及び第4図は従来の
FM変調用信号変換回路の一例を示す系統図、第
5図及び第6図は夫々この考案に係る信号変換回
路の一例を示す系統図、第7図は位相シフト回路
の一例を示す接続図である。 22はFM変調器、23,27は第1及び第2
のミキサ、25,26,34〜37は位相シフト
回路、24は単一周波数の発振器、29はAGC
アンプ、31はレベル検出回路、30は合成器で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FM変調されたFMオーデイオ信号が相対的に
    π/2の位相差をもつて第1及び第2のミキサに供
    給され、これらミキサにはFMキヤリヤ周波数よ
    りも十分低い単一周波数の周波数変換用の信号
    が、同じく相対的にπ/2の位相差をもつて供給
    され、これらミキサから夫々上記FMキヤリヤ周
    波数を中心として上下の周波数帯域に周波数変換
    された第1及び第2の変換出力が出力されると共
    に、上記第1及び第2のミキサのいずれか一方に
    はAGC回路が設けられて上記第1及び第2のミ
    キサ出力のレベルが揃えられ、レベルの揃えられ
    たこれらミキサ出力が合成器に供給されて第1及
    び第2の変換出力が合成されることによりいずれ
    か一方の変換出力が得られるようになされた信号
    変換回路。
JP14546982U 1982-09-24 1982-09-24 信号変換回路 Granted JPS5950013U (ja)

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JPS5950013U JPS5950013U (ja) 1984-04-03
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