JPH0440248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440248Y2 JPH0440248Y2 JP804486U JP804486U JPH0440248Y2 JP H0440248 Y2 JPH0440248 Y2 JP H0440248Y2 JP 804486 U JP804486 U JP 804486U JP 804486 U JP804486 U JP 804486U JP H0440248 Y2 JPH0440248 Y2 JP H0440248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- cut
- excitation coil
- coil
- winding frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 15
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
この考案は電磁石用励磁コイルのコイル用電線
を直接に端子に接続する接続装置に関する。励磁
コイルは使用中には常に振動を受け、また交換部
品の一つであることから単品として輸送されるこ
とがある。このようなことから特にその影響を受
けやすい励磁コイルと端子との接続部は外部から
の力を受けたり、異物の接触やコイル自体の振動
などに起因する断線が生じないように配慮されて
いることが望まれている。
を直接に端子に接続する接続装置に関する。励磁
コイルは使用中には常に振動を受け、また交換部
品の一つであることから単品として輸送されるこ
とがある。このようなことから特にその影響を受
けやすい励磁コイルと端子との接続部は外部から
の力を受けたり、異物の接触やコイル自体の振動
などに起因する断線が生じないように配慮されて
いることが望まれている。
従来のこの種の端子接続装置としてはたとえば
第7図ないし第9図に示すものが知られている。
図において巻枠1の一側鍔1aには三方を囲む2
個の保護壁1b,1cが設けられ、保護壁1b,
1cそれぞれの開口側には接続端子2が固着され
ている。接続端子2それぞれは一端し巻枠1への
固着側に保護壁1b,1c内に切起されるととも
に、高さが保護壁1b,1cより突出する接続片
2aが設けられ他端には接続用のねじ孔2bが設
けられている。接続片2aのそれぞれには巻枠1
に巻回された励磁コイル3用の電線4の両端4
a,4bが、保護壁1b,1cの凹所1b1,1c1
を通り接続片2aの突出端に接続されている。
第7図ないし第9図に示すものが知られている。
図において巻枠1の一側鍔1aには三方を囲む2
個の保護壁1b,1cが設けられ、保護壁1b,
1cそれぞれの開口側には接続端子2が固着され
ている。接続端子2それぞれは一端し巻枠1への
固着側に保護壁1b,1c内に切起されるととも
に、高さが保護壁1b,1cより突出する接続片
2aが設けられ他端には接続用のねじ孔2bが設
けられている。接続片2aのそれぞれには巻枠1
に巻回された励磁コイル3用の電線4の両端4
a,4bが、保護壁1b,1cの凹所1b1,1c1
を通り接続片2aの突出端に接続されている。
以上の構成においてこの装置は電線4の両端4
a,4bを接続する接続片2aがいずれも保護壁
1b,1cの面位置より突出しており、また電線
4の両端4a,4bが鍔1aの側方の凹を通つて
いるとはいえ露出していることから、外部の力や
異物との接触が原因の断線が多いという欠点があ
つた。
a,4bを接続する接続片2aがいずれも保護壁
1b,1cの面位置より突出しており、また電線
4の両端4a,4bが鍔1aの側方の凹を通つて
いるとはいえ露出していることから、外部の力や
異物との接触が原因の断線が多いという欠点があ
つた。
この考案の目的は上述した従来の欠点を除去
し、外力が加わることや異物との接触に起因する
断線のおそれのない信頼性の高い電磁石用励磁コ
イルの端子接続装置を提供することにある。
し、外力が加わることや異物との接触に起因する
断線のおそれのない信頼性の高い電磁石用励磁コ
イルの端子接続装置を提供することにある。
この考案の要点は上述の目的を達成するため
に、合成樹脂成形の巻枠に巻回されるコイル用電
線の両端を巻枠の鍔が備える二つの三方を囲む保
護壁内のそれぞれに切起され開口側に固着された
端子の接続片に直接接続する端子接続装置におい
て、前記接続片の高さを前記保護壁の高さ以下に
するとともに、前記コイル電線の両端のそれぞれ
を当該端子の接続片の切起し孔を通して接続片に
接続し、外力が加わることや異物との接触を除い
たことである。
に、合成樹脂成形の巻枠に巻回されるコイル用電
線の両端を巻枠の鍔が備える二つの三方を囲む保
護壁内のそれぞれに切起され開口側に固着された
端子の接続片に直接接続する端子接続装置におい
て、前記接続片の高さを前記保護壁の高さ以下に
するとともに、前記コイル電線の両端のそれぞれ
を当該端子の接続片の切起し孔を通して接続片に
接続し、外力が加わることや異物との接触を除い
たことである。
第1図ないし第4図はこの考案による電磁石用
励磁コイルの端子接続装置の一実施例を示し、第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は要部斜
視図、第4図は第3図の−線に沿う断面図で
ある。図において前述した第7図の従来装置と同
一部には同一符号を付すことにより対応させ相違
点について説明する。この実施例の従来装置と相
違する点は、接続片2aの高さを保護壁1b,1
cの高さより低くするとともに、励磁コイル3用
の電線4の両端4a,4bを当該接続端子2の接
続片2aの切起し孔2cを挿通し、接続片2aに
接続するようにしたことである。このことにより
励磁コイル3用の電線4の両端4a,4bは無防
備に露出することなく接続片2aに接続されるこ
とになり、外部からの力や異物との接触などに起
因する断線は除かれる。そして第8図および第9
図に他の実施例として示すように鍔1aの保護壁
1b,1cの開口側縁に設けられた凹所1a1を通
り接続片2aに接続することにより、さらに確実
に保護される。なおこの場合に接続片2aの切起
し位置も凹所1a1の底部に合せて、保護壁1b,
1cの奥まつた位置で立上るようにすることは当
然である。
励磁コイルの端子接続装置の一実施例を示し、第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は要部斜
視図、第4図は第3図の−線に沿う断面図で
ある。図において前述した第7図の従来装置と同
一部には同一符号を付すことにより対応させ相違
点について説明する。この実施例の従来装置と相
違する点は、接続片2aの高さを保護壁1b,1
cの高さより低くするとともに、励磁コイル3用
の電線4の両端4a,4bを当該接続端子2の接
続片2aの切起し孔2cを挿通し、接続片2aに
接続するようにしたことである。このことにより
励磁コイル3用の電線4の両端4a,4bは無防
備に露出することなく接続片2aに接続されるこ
とになり、外部からの力や異物との接触などに起
因する断線は除かれる。そして第8図および第9
図に他の実施例として示すように鍔1aの保護壁
1b,1cの開口側縁に設けられた凹所1a1を通
り接続片2aに接続することにより、さらに確実
に保護される。なおこの場合に接続片2aの切起
し位置も凹所1a1の底部に合せて、保護壁1b,
1cの奥まつた位置で立上るようにすることは当
然である。
この考案によれば巻枠に巻回された励磁コイル
の電線の両端を巻枠の鍔に固着され鍔に設けられ
た三方を囲む保護壁内に切起された保護壁よりは
高さの低い接続片に切起し孔を通して接続する構
成とすることにより外力や異物の接触などによる
切断のおそれのない電磁石用励磁コイルの端子接
続装置の提供ができる。
の電線の両端を巻枠の鍔に固着され鍔に設けられ
た三方を囲む保護壁内に切起された保護壁よりは
高さの低い接続片に切起し孔を通して接続する構
成とすることにより外力や異物の接触などによる
切断のおそれのない電磁石用励磁コイルの端子接
続装置の提供ができる。
第1図ないし第4図はこの考案による電磁石用
励磁コイルの端子接続装置の一実施例を示し、第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は要部斜
視図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、
第5図および第6図はこの考案による電磁石励磁
コイルの端子接続装置の他の実施例を示し、第5
図は要部分解斜視図、第6図は要部縦断面図、第
7図ないし第9図は従来の電磁石励磁コイルの端
子接続装置の一例を示し、第7図は平面図、第8
図は側面図、第9図は要部斜視図である。 1……巻枠、1a……鍔、1b,1c……保護
壁、2……接続端子、2a……接続片、2c……
切起し孔、3……励磁コイル、4……電線、4
a,4b……端。
励磁コイルの端子接続装置の一実施例を示し、第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は要部斜
視図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、
第5図および第6図はこの考案による電磁石励磁
コイルの端子接続装置の他の実施例を示し、第5
図は要部分解斜視図、第6図は要部縦断面図、第
7図ないし第9図は従来の電磁石励磁コイルの端
子接続装置の一例を示し、第7図は平面図、第8
図は側面図、第9図は要部斜視図である。 1……巻枠、1a……鍔、1b,1c……保護
壁、2……接続端子、2a……接続片、2c……
切起し孔、3……励磁コイル、4……電線、4
a,4b……端。
Claims (1)
- 合成樹脂成形の巻枠に巻回されるコイル用電線
の両端を巻枠の鍔が備える二つの三方を囲む保護
壁内のそれぞれに切起され開口側に固着された端
子の接続片に直接接続する端子接続装置におい
て、前記接続片の高さを前記保護壁の高さ以下に
するとともに、前記コイル電線の両端のそれぞれ
を当該端子の接続片の切起し孔を通して接続片に
接続したことを特徴とする電磁石用励磁コイルの
端子接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP804486U JPH0440248Y2 (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP804486U JPH0440248Y2 (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120309U JPS62120309U (ja) | 1987-07-30 |
JPH0440248Y2 true JPH0440248Y2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=30792062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP804486U Expired JPH0440248Y2 (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440248Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3422971B2 (ja) * | 2000-05-25 | 2003-07-07 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁クラッチ |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP804486U patent/JPH0440248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62120309U (ja) | 1987-07-30 |
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