JPH0440171Y2 - - Google Patents

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JPH0440171Y2
JPH0440171Y2 JP1986076780U JP7678086U JPH0440171Y2 JP H0440171 Y2 JPH0440171 Y2 JP H0440171Y2 JP 1986076780 U JP1986076780 U JP 1986076780U JP 7678086 U JP7678086 U JP 7678086U JP H0440171 Y2 JPH0440171 Y2 JP H0440171Y2
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optical
optical fiber
support
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optical axis
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光通信用光部品の光軸固定構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、光部品の光軸固定構造は、振動、衝撃、
温度変化、湿度変化に対し長期間安定した性能を
維持するための重要な要素である。第3図は従来
の光部品における光軸固定構造を示し、aはその
断面図、bはその側面図である。図中、1は光フ
アイバであり、この光フアイバ1の先端部にフエ
ルール2を接着剤により固着し、先端を研磨して
光フアイバ端末3となる。サポート4にはパイプ
4aと片端にツバ4bが設けられている。ホルダ
5は光学系6を収容し、光軸給合用の開口部5a
を有している。フエルール2、サポート4、ホル
ダ5の素材としては金属、セラミツク、プラスチ
ツク等が用いられる。
この様な構成においてサポート4のパイプ4a
に光フアイバ端末3を挿入し、ホルダ5の開口部
5aにサポート4のツバ4bを配置した後、光軸
調整を行ない、接着剤7にて光フアイバ端末3と
サポート4および、サポート4とホルダ5とを固
着していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の光部品における光軸固定構造
は、光フアイバ端末の固着に接着剤を用いてお
り、経時的な安定度が不充分なだけでなく調合に
多大な工数を要しかつ調合のばらつきが接着剤の
固着強度を左右するため、その管理に充分な注意
が必要である。
本考案は上記問題点を解決するもので、高安定
かつ生産性の高い、光部品における光軸固定構造
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、フエルールに光フアイバを収容した
少なくとも1個の光フアイバ端末と、光学系を保
持するホルダと、パイプの片端にツバを設けた少
なくとも1個のサポートとで構成された光部品に
おいて、前記サポートのツバ底面部に溝が設けら
れ、該ツバ底面を前記ホルダ外面に突き合わせて
スポツト溶接し、又、前記サポートに挿入された
前記光フアイバ端末を該サポートの円筒部でスポ
ツト溶接したことを特徴とする光部品における光
軸固定構造が本考案の光軸固定構造である。
複数箇所へのスポツト溶接を同時に行つても、
一般に照射パワーや表面処理における微妙な違い
により光軸に垂直な方向に軸ずれを起す。特にコ
ア径の小さいシングルモードフアイバを用いた場
合には、軸ずれが損失増大へ顕著な影響を及ぼ
す。この軸ずれを抑えるために、即乾性接着剤に
よるサポートのホルダへの仮固定が有効である。
ところが溶接部に接着剤等の異物が混入すると溶
接不良となるため、本考案のサポートのツバ底面
に設けた溝により仮固定用接着剤の流入を防ぐ。
尚、光フアイバ端末、サポート間の溶接を、サ
ポート、ホルダ間の溶接の前に行えば溶接時にお
ける光軸に垂直方向の軸ずれは補正できるので溶
接時に上述の仮固定は不要である。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図a,bは本考案の実施例を示し、aはそ
の断面図、bはその側面図である。
図中、1は光フアイバであり、光フアイバ1の
先端部にフエルール2を接着剤もしくはカシメに
て固着し先端部を研磨して光フアイバ端末3とな
る。
4はサポートであり、パイプ4aの片端にツバ
4bをまたツバ4bの底面に溝4cを円状もしく
は直線状に設けてある。この溝4cは光軸固定後
の仮固定に使用する即乾性接着剤の溶接部4dへ
の流入を防ぐ為である。溶接部4dはホルダ5
と、又溶接部4eは光フアイバ端末3スポツト溶
接する為、それぞれ薄肉加工してある。
ホルダ5は光学系6を収容し光軸結合用の開口
部5aを備えている。YAGレーザによるスポツ
ト溶接をする場合にはフエルール2、サポート
4、ホルダ5の材質としては鉄、ステンレス等の
金属が適している。
即ち本考案の実施例に係る光部品の光軸固定構
造は、サポート4の溶接部4d,4eにおけるスポ
ツト溶接により光学系6を収容したホルダ5と光
フアイバ端末3を精密固定するもので且つ光軸調
整後の仮固定に使用する即乾性接着剤の溶接部へ
の流入の防止に有効な溝4cを設けたものであ
る。
第2図は本考案の光軸固定構造を適用して試作
評価を実施した3端子光方向性結合器の断面図で
ある。
この方向性結合器は、反射率50%のハーフ・ミ
ラー7、集束性ロツドレンズ8、ホルダ5、サポ
ート4、二芯光フアイバ端末10、単芯光フアイ
バ端末9とを含んで構成される。光フアイバとし
てコア径10μmのシングルモードフアイバを用い
て試作評価した結果、溶接時における損失変動は
0.1dB以下であり、−10〜60℃の温度サイクル500
回に対しての損失変動は±0.3dB(測定誤差範囲)
以下と極めて高い安定度が確認された。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の光軸固定構造は、
金属で製作したサポートを介して光フアイバ端末
と光学系を収容するホルダを溶接固定することに
より、光軸固定部の信頼性が向上するという効果
がある。
尚、光部品としては光方向性結合器を実施例と
してあげたがプリズム、減衰素子、フアラデー素
子を含む光学系を有する各種の光部品にも本考案
の光軸固定が適用できる。
従つて本考案は各種の光通信用光部品の高信頼
化に絶大な効果があるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の実施例を示し、aはそ
の断面図、bはその側面図、第2図は本考案に係
る光軸固定構造を適用した光方向性結合器の一実
施例を示す断面図、第3図a,bは従来の光部品
における光軸固定構造を示し、aはその断面図、
bはその側面図である。 1……光フアイバ、2……フエルール、3……
光フアイバ端末、4……サポート、4a……パイ
プ、4b……ツバ、4c……溝、4d,4e……
溶接部、5……ホルダ、5a……開口部、6……
光学系、7……ハーフ・ミラー、8……集束性ロ
ツドレンズ、9……単芯光フアイバ端末、10…
…二芯光フアイバ端末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバを収容したフエルールを有する光フ
    アイバ端末と、光学系を保持するホルダと、前記
    光フアイバ端末を保持するパイプ及び前記パイプ
    の片端に設けられたツバを有するサポートとで構
    成された光部品において、前記ツバの底面部に溝
    が設けられ、該ツバ底面が前記ホルダ外面にスポ
    ツト溶接され、又前記サポートに挿入された前記
    光フアイバ端末に前記パイプがスポツト溶接され
    たこと特徴とする光部品における光軸固定構造。
JP1986076780U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH0440171Y2 (ja)

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JP1986076780U JPH0440171Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS62188712U JPS62188712U (ja) 1987-12-01
JPH0440171Y2 true JPH0440171Y2 (ja) 1992-09-21

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ID=30924182

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JP2780978B2 (ja) * 1988-03-18 1998-07-30 北辰工業株式会社 中空シャフトの製造方法

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