JP2001154146A - 光アイソレータ装置 - Google Patents

光アイソレータ装置

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JP2001154146A
JP2001154146A JP33450099A JP33450099A JP2001154146A JP 2001154146 A JP2001154146 A JP 2001154146A JP 33450099 A JP33450099 A JP 33450099A JP 33450099 A JP33450099 A JP 33450099A JP 2001154146 A JP2001154146 A JP 2001154146A
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JP
Japan
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optical isolator
optical
ceramic capillary
ring
isolator device
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JP33450099A
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English (en)
Inventor
Hideshi Miura
英志 三浦
Toshio Shoji
利男 東海林
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Publication of JP2001154146A publication Critical patent/JP2001154146A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミックキャピラリの光軸と光アイソレー
タ素子位置ずれを無くし、光挿入損失、および逆方向挿
入損失の光学特性を改善した、低価格とした光アイソレ
ータ装置を得る。 【解決手段】 光アイソレータ素子2とセラミックキャ
ピラリと光ファイバーとコネクタによって構成される光
アイソレータ装置であって、前記セラミックキャピラリ
4aの端面にリング状部品1を貼り付け、そのリング状
部品1にて光アイソレータ素子2を位置決めした後、光
アイソレータ素子2をセラミックキャピラリ4aの端面
に密着固定した光アイソレータ装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として光受動部
品として光通信関連で用いられる、光アイソレータ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光アイソレータ装置について説明
する。図5は、従来の光アイソレータ装置の説明図であ
り、金属筐体10、円筒状のマグネット31、光アイソ
レータ素子2、及びコネクタ付きピグテールファイバで
構成されている。コネクタ付きピグテールファイバは、
コネクタ5、光ファイバ61、金属フェルール71、及
びセラミックキャピラリ41にて構成されている。
【0003】図6は、先の図5の光アイソレータ装置の
一部の拡大図である。光アイソレータ素子2とマグネッ
ト31は、金属筐体10に接着剤にて固定されている。
光アイソレータ素子2とマグネット31が固定された金
属筐体10は、コネクタ付きピグテールファイバの金属
フェルール71にYAGレーザ溶接にて固定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来の光アイソ
レータ装置の拡大図において、光アイソレータ素子2と
セラミックキャピラリ41の端面の間に大幅な空間があ
るため、光アイソレータ素子2の光学面と、セラミック
キャピラリ41の端面で反射が発生し、光学特性に悪影
響を与えていた。
【0005】上記の対処法として、光アイソレータ素子
2とセラミックキャピラリ41の端面に空間を空けない
ために、光アイソレータ素子2をセラミックキャピラリ
41の端面に直接固定する場合、セラミックキャピラリ
41の光軸と光アイソレータ素子2の光軸の位置がず
れ、光アイソレータ素子2に光が十分通らないという問
題点が発生した。
【0006】また、円筒状の金属筐体10に光アイソレ
ータ素子2を固定する際に、所定の角度を付けなければ
ならないために、金属筐体10には所定の角度の座繰り
加工を施してある。所定の角度の座繰り加工は、まず外
周及び内周を光軸に対し平行に研削する。次に、筐体を
所定の角度に傾けた状態に固定し、座繰り穴を研削す
る。このため、加工工数が2工数必要になり、加工費用
が約2倍になってしまうという問題点があった。
【0007】従って、本発明の目的は、セラミックキャ
ピラリの光軸と光アイソレータ素子の位置ずれを無く
し、光挿入損失、および逆方向挿入損失の光学特性を改
善した、かつ低価格とした光アイソレータ装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光アイソレータ
装置は、前記課題を解決するために、セラミックキャピ
ラリの端面にリング状部品を固定し、リング状部品の内
径部分に光アイソレータ素子を入れ、接着剤で固定した
ものである。
【0009】また、本発明の光アイソレータ装置は、リ
ング状部品をセラミックキャピラリに固定し、前記リン
グ状部品の上に、光アイソレータ素子を固定するもので
ある。
【0010】セラミックキャピラリ端面にリング状部品
を固定し、リング状部品の内径部分にアイソレータ素子
を入れ、接着剤で固定することによって、アイソレータ
素子とセラミックキャピラリ端面に空間ができず、ま
た、セラミックキャピラリの光軸とアイソレータ素子位
置ずれが無くなり、特性のよい光アイソレータの製造が
可能となる。た、リング状部品を使用しアイソレータ素
子をセラミックキャピラリに固定することによって、筐
体の加工費用が約1/2になり製造コストが低減され
る。
【0011】即ち、本発明は、光アイソレータ素子とセ
ラミックキャピラリと光ファイバーとコネクタによって
構成される光アイソレータ装置であって、前記セラミッ
クキャピラリの端面にリング状部品が貼り付けられ、光
アイソレータ素子が前記リング状部品のリング内のセラ
ミックキャピラリの端面に密着固定されている光アイソ
レータ装置である。
【0012】また、本発明は、光アイソレータ素子とセ
ラミックキャピラリと光ファイバーとコネクタによって
構成される光アイソレータ装置であって、セラミックキ
ャピラリ端面にリング状部品が貼り付けられ、前記リン
グ状部品の上にアイソレータ素子が貼り付け固定され、
光アイソレータ素子の光学面とセラミックキャピラリの
端面間に、空間が設けられた光アイソレータ装置であ
る。
【0013】また、本発明は、前記光アイソレータ装置
において、セラミックキャピラリは、その外周部を、金
属フェルールで被われて固定された光アイソレータ装置
である。
【0014】また、本発明は、前記光アイソレータ装置
において、セラミックキャピラリは、その後端部を、フ
ァイバーサポートの凹部分にはめ込まれて、固定された
光アイソレータ装置である。
【0015】また、本発明は、前記光アイソレータ装置
において、リング状部品は、その材質を金属とする光ア
イソレータ装置である。
【0016】また、本発明は、前記光アイソレータ装置
において、前記金属がステンレス材である光アイソレー
タ装置である。
【0017】また、本発明は、前記光アイソレータ装置
において、リング状部品は、その材質をガラス、あるい
はセラミックとするアイソレータ装置である。
【0018】
【実施例】本発明の実施例による光アイソレータ装置に
ついて、以下説明する。
【0019】(実施例1)図1は、実施例1による光ア
イソレータ装置の説明図であって、コネクタ付きピグテ
ールファイバのセラミックキャピラリ4aの端面にリン
グ状部品1と光アイソレータ素子2を接着剤で固定した
光アイソレータ装置としている。ここで、コネクタ付き
ピグテール光ファイバは、コネクタ5、光ファイバ6、
金属フェルール7及びセラミックキャピラリ4aにて構
成されている。
【0020】図2は、先の図1の光アイソレータ装置の
一部の拡大図である。セラミックキャピラリ4aの端面
は、光学面に対し6度に研磨されている。セラミックキ
ャピラリ4aの端面に、リング状部品1を接着後、光ア
イソレータ素子2をリング状部品1の内径部分にて位置
決めし、その後セラミックキャピラリ4aの端面と、光
アイソレータ素子2とを接着し、ついでマグネット3を
接着し硬化する。
【0021】本発明によって得られた光アイソレータ装
置の光学特性は、光挿入損失が0.3dB、逆方向挿入
損失が35dBであった。なお、前記光アイソレータ装
置において、リング状部品1は、その材質を金属とし、
好ましくは、ステンレス材とするものである。あるい
は、リング状部品1は、その材質をガラスあるいはセラ
ミックとするものである。
【0022】(実施例2)図3は、実施例2による光ア
イソレータ装置の説明図であって、フェルール部分をセ
ラミックで一体化して、セラミックキャピラリ4bとし
た場合の光アイソレータ装置の説明図である。ここで、
コネクタ付きピグテールファイバは、コネクタ5、光フ
ァイバ6、ファイバサポート9及びセラミックキャピラ
リ4bにて構成されている。
【0023】図4は、先の図3の光アイソレータ装置の
一部の拡大図であり、コネクタ付きピグテールファイバ
のセラミックキャピラリ4bの端面にリング状部品8と
光アイソレータ素子2を接着剤で固定した光アイソレー
タの図である。
【0024】セラミックキャピラリ4bの端面は、光学
面に対し6度に研磨されている。セラミックキャピラリ
4bの端面に、リング状部品8を接着後、光アイソレー
タ素子2をリング状部品8の上面部分に接着、マグネッ
ト3を接着し硬化する。このように、光アイソレータ素
子2とセラミックキャピラリ4bの端面は接触していな
い。
【0025】本発明によって得られた光アイソレータの
特性は、光挿入損失が0.3dB、逆方向挿入損失が3
5dBであった。なお、前記光アイソレータ装置におい
ても、リング状部品8は、先の実施例1と同様に、その
材質を金属とし、好ましくは、ステンレス材とするもの
であり、あるいは、ガラス、セラミックとするものであ
る。
【0026】以上の説明の通り、本発明の光アイソレー
タ装置によれば、光アイソレータ素子をセラミックキャ
ピラリに固定する際に、リング状部品を使用することに
より、セラミックキャピラリの光軸と光アイソレータ素
子の位置ずれが無くなるものである。また、光アイソレ
ータ素子とセラミックキャピラリの端面に空間ができ
ず、特性のよい光アイソレータの製造が可能となる。ま
た、リング状部品を金属で加工した場合、金属筐体の加
工費の約1/10になり、部材費の削減になり、低価格
の光アイソレータ装置を提供できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上、本発明によれば、セラミックキャ
ピラリの光軸と光アイソレータ素子位置ずれを無くし、
光挿入損失、および逆方向挿入損失の光学特性を改善し
た、かつ、低価格とした光アイソレータ装置を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光アイソレータ装置の説明
図。
【図2】図1の光アイソレータ装置の一部の拡大図。
【図3】本発明の実施例2の光アイソレータ装置の説明
図。
【図4】図3の光アイソレータ装置の一部の拡大図。
【図5】従来の光アイソレータ装置の説明図。
【図6】図5の光アイソレータ装置の一部の拡大図。
【符号の説明】 1,8 リング状部品 2 光アイソレータ素子 3,31 マグネット 4a,4b,41 セラミックキャピラリ 5 コネクタ 6,61 光ファイバ 7,71 金属フェルール 9 ファイバサポート 10 金属筐体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光アイソレータ素子とセラミックキャピ
    ラリと光ファイバーとコネクタによって構成される光ア
    イソレータ装置であって、前記セラミックキャピラリの
    端面にリング状部品が貼り付けられ、光アイソレータ素
    子が前記リング状部品のリング内のセラミックキャピラ
    リの端面に密着固定されていることを特徴とする光アイ
    ソレータ装置。
  2. 【請求項2】 光アイソレータ素子とセラミックキャピ
    ラリと光ファイバーとコネクタによって構成される光ア
    イソレータ装置であって、セラミックキャピラリ端面に
    リング状部品が貼り付けられ、前記リング状部品の上に
    アイソレータ素子が貼り付け固定され、光アイソレータ
    素子の光学面とセラミックキャピラリの端面間に、空間
    が設けたられことを特徴とする光アイソレータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の光アイソレー
    タ装置において、前記セラミックキャピラリは、その外
    周部を、金属フェルールで被われて固定されたことを特
    徴とする光アイソレータ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の光アイソレー
    タ装置において、前記セラミックキャピラリは、その後
    端部を、ファイバーサポートの凹部分にはめ込まれて、
    固定されたことを特徴とする光アイソレータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載した
    光アイソレータ装置において、前記リング状部品は、そ
    の材質を金属とすることを特徴とする光アイソレータ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記金属がステンレス材であることを特
    徴とする請求項5記載の光アイソレータ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれかに記載した
    光アイソレータ装置において、前記リング状部品は、そ
    の材質をガラス、あるいはセラミックとすることを特徴
    とするアイソレータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003255270A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Kyocera Corp 光アイソレータ付光ファイバ及びその製造方法
JP2005242347A (ja) * 2004-01-29 2005-09-08 Kyocera Corp 光学素子付きファイバスタブ、光レセプタクル及び光モジュール
JP2010191461A (ja) * 2004-01-29 2010-09-02 Kyocera Corp 光学素子付きファイバスタブ、光レセプタクル及び光モジュール

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JP2005242347A (ja) * 2004-01-29 2005-09-08 Kyocera Corp 光学素子付きファイバスタブ、光レセプタクル及び光モジュール
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