JP3924104B2 - 光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信、光情報処理、光計測等に用いられる光ファイバ付き光アイソレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
光アイソレータは、光増幅器、半導体レーザ装置等に使用されている。
この光アイソレータは、2枚の偏光子の相対角度を約45°に設定し、それらの間にファラデー回転角が約45°のファラデー回転子を挿入して互いに固定したものであり、順方向の光は透過させ、逆方向の光は遮断する作用を有するものである。
【0003】
近年この光アイソレータに対しては、小型化、量産化、低価格化が強く要望されており、その対策として光アイソレータと光ファイバを一体化した光ファイバ付き光アイソレータが提案されている。例えば、特開平6−88926号公報に開示されているものは、光ファイバのフェルール加工端に直接光アイソレータを取り付ける試みが成されている。部品の接合強度を確保するために、フェルールからガラス管あるいはZr等のセラミックスの突き出し形状を利用してアイソレータを組み立てる方法が提示されている。しかしここに提示された形状では、光学素子(偏光子とファラデー回転子から成り、アイソレータ素子ともいう)の位置固定がなかなか難しい。位置固定を容易にするには、磁石内径と光学素子外径の寸法精度に依存するため、結果的にはガラス管部の外径形状に依存してしまい、光学素子形状の自由度が無くなってしまう。
【0004】
また特開平9−325299号公報に開示された例では、光アイソレータ素子と永久磁石とフェルールで保持された光ファイバを一体化するために、フェルール周辺部に新たに段差付きの金属製素子固定部材を用いる必要があり、汎用部品が使えないという欠点があり、コスト高になるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、特殊な形状や加工を施さない汎用部品のみで、光学素子形状の自由度を確保しつつ、光アイソレータ素子と永久磁石とフェルールで保持された光ファイバを接合・一体化し、高精度で組立て位置調整ができ、信頼性の高い、低コストの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータは、光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい円筒状磁石を接合し、該磁石内部にガイドリングを挿入固定し、該ガイドリング内に少なくとも1つの偏光子および少なくとも1つのファラデー回転子から成る光学素子を接合・固定して成るものであることを特徴としている(請求項1)。
【0007】
このように、フェルールに2種類の構成材料を使用し、構成部材の段差を利用して光アイソレータ素子と光ファイバを接合・固定するので、フェルールに特殊な形状や加工を施さない汎用部品のみで、光学素子形状の自由度を確保しつつ、光アイソレータ素子と永久磁石とフェルールで保持された光ファイバを接合・一体化することができ、高精度で組立て位置調整された、信頼性の高い、低コストの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータとなる。
【0008】
この場合、フェルール側のガイドリング端部が、該ガイドリングの長さ方向に対して垂直で、予めその内部に光学素子を接合・固定したガイドリングを円筒状磁石に挿入し、フェルール端との位置調整をフェルール端部突き出し形状に合わせて位置を調整して成るものとすることができる(請求項2)。
このようにすると、組立て位置調整が容易に高精度で行え、コストの低減を図ることができる。
【0009】
また、この場合、接合・固定されるファラデー回転子の素子中心位置が、フェルール端部から見て、光学素子外周に配置する磁石の磁場中心より外側に配置されることが好ましい(請求項3)。
このようにすると、磁石磁場により光学素子を簡単にガイドリング内へ挿入、固定することができ、光学素子接合位置がバラツクようなこともない。
【0010】
さらに、この場合、ガイドリングが、磁性体であり、該ガイドリングの中心位置が、フェルール端部より見て磁石の磁場中心より外側に配置されることが好ましい(請求項4)
このようにすると、予めガイドリング内に位置決め、固定しておいた光学素子を、磁石磁場により簡単に磁石内にガイドリングと共に挿入、固定することができる。
【0011】
さらに、本発明に係る光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータは、光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい加工端をフェルール側に有し、接合・固定時にフェルール段差で位置決めされて、フェルールの段差吸収手段と成るガイド板を配置し、フェルール接合面と反対側に磁石を接合・固定し、該磁石はその内径が光学素子最外径より大きい円筒状または光学素子挿入用角形ポケットを有し、該磁石中に光学素子を固定して成ることを特徴としている(請求項5)。
【0012】
光ファイバ付き光アイソレータをこのように構成することによっても、フェルールに特殊な形状や加工を施さない汎用部品のみで、光学素子形状の自由度を確保しつつ、光アイソレータ素子と永久磁石とフェルールで保持された光ファイバを接合・一体化することができ、高精度で組立て位置調整された、信頼性の高い、低コストの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータとすることができる。
【0013】
この場合、ガイド板は、フェルール接合面の反対側の形状が、フェルール最外径より小さく、磁石外径より大きな段差を有し、該段差部に磁石を固定し、該磁石内径が光学素子最外径より大きい円筒状または光学素子挿入用角型ポケットを有し、該磁石中に光学素子を固定したものとすることができる(請求項6)。
ガイド板をこのような構造にすると、フェルールの段差を利用しているので、光学素子を内蔵した磁石とフェルールを容易に接合・一体化できると共に、光学素子の位置調整も容易に行える。
【0014】
さらに、本発明に関わる発明は、光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい第1内径と、挿入する光学素子外径より大きな第2内径の2つの内径を有する段付き磁石を挿入固定し、第2内径内に少なくとも1つの偏光子および少なくとも1つのファラデー回転子から成る光学素子を接合・固定して成るものであることを特徴としている(請求項7)。
【0015】
上記構成の光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータも、磁石に僅かな段差を設けるだけで、フェルールに特殊な形状や加工を施さない汎用部品のみで、光学素子形状の自由度を確保しつつ、光アイソレータ素子と永久磁石とフェルールで保持された光ファイバを接合・一体化することができ、高精度で組立て位置調整された、信頼性の高い、低コストの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータとすることができる。この場合、ガイドリングは不要となる。
【0016】
加えて、本発明に関わる光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータは、光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい第1内径と、挿入する光学素子外径より大きな第2内径の2つの内径を有する段付き部品を挿入固定し、第2内径内に少なくとも1つの偏光子および少なくとも1つの自己飽和型ファラデー回転子から成る光学素子を接合・固定して成るものであることを特徴としている。
このようにファラデー回転子が自己飽和型である場合には、前記のような2種の内径を有する(段差のある)永久磁石に替えて同形状の金属部品等、磁石以外の素材部品で代用することができ、磁石と同等の作用効果を挙げることができる。
【0017】
また、本発明に関わる光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータは、光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より小さい最外径を有する光学素子を、前記段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい第1内径と、挿入する光学素子外径より大きな第2内径の2つの内径を有する治具を用いてフェルールに位置決め固定した後、段差部を利用して段差部外径より大きな内径を有する磁石を接合・固定して成るものであることを特徴としている。
このように、前記段付き磁石と同形状の治具を用いて、予め光学素子をフェルール中心に位置決め固定した後、円筒状磁石を接合・固定してもよい。ここで用いる光学素子の位置決めのための治具は、光学素子当たり部形状が光学素子形状に合わせた円形や角形に加工されていることが好ましい。
【0018】
上記いずれの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータにおいても、光学素子の最もフェルールに近い面が、直接フェルールと接合・固定されていることが好ましい。
このようにすれば、フェルール端部の光ファイバの端面が微小であっても接合部の信頼性は十分高いものとなる。
【0019】
また、上記いずれの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの場合も、フェルール端部への光学素子を含む部品の接合・固定が、100℃以下のキュア条件による接着剤でなされることが好ましく、該接着剤にはシリコーン樹脂系のものが適している。
【0020】
このようにシリコーン樹脂系接着剤であれば、100℃以下のキュア温度でも接着強度に優れ、耐湿、耐熱、耐光パワー密度といった耐候性に優れており、光透過率が高く、光透過面に用いるには最適の接合剤である。
接合・固定温度が100℃を越えて高くなると、光ファイバ加工面からの光ファイバの突き出しや引っ込みの現象が現れるので、接合・固定温度は100℃以下が好ましい。
【0021】
上記ガイド板あるいは段付き部品の材質が金属の場合は、該金属部品の固定がYAG溶接でなされていることが望ましい。
このようにYAG溶接、すなわちイットリウム・アルミニウム・ガーネット−レーザ光線による微小点溶接法により溶接すれば、光学素子に熱的損傷を与えることなく、また組立て精度に影響を及ぼすことなく容易に溶接・固定することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
先ず、図1に本発明の光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの代表例を示す。また、図5には偏光子とファラデー回転子から成る光学素子を、図6にはフェルールの光ファイバ加工端面を示す。
【0023】
フェルール200は、周辺部203が例えばステンレス鋼SUS304で形成され、中心部202はセラミックス例えばZr等あるいはガラスで形成され、中心部202の中心孔に光ファイバ201を保持している。そして、フェルールの少なくとも1加工端面が上記のように2種類の材料から構成され、中心部202は突出して異種材料間に同心円状の段差202Dを形成し、該突出部端面は光ファイバの端面と共に斜めに研磨加工されている。
【0024】
次いで、このフェルール200の中心部202の外径よりも内径が大きく、周辺部203の外径よりも外径302Aの小さな円筒磁石(例えばSm−Co永久磁石)302をフェルール端面に接合・固定し、該磁石302中に磁石内径302Bよりも外径が小さく、光学素子303の外径より内径の大きなガイドリング301を挿入し、その後光学素子303をガイドリング301に沿って挿入し、接合・固定する。
【0025】
そしてこの場合、図1(a)は、光学素子303を構成する偏光子101Bの端面をフェルール中心部202の斜め端面から僅か離して空気層305を形成した場合を示し、図1(b)は、光学素子403の偏光子の端面をフェルール中心部202の斜め端面に接着した場合(直接接合面405)を示している。
【0026】
この場合、図1(b)に示したように、フェルール側のガイドリング401の端部が、該ガイドリング401の長さ方向に対して垂直であるものとし、予めその内部に光学素子403を接合・固定したガイドリング401を、円筒状磁石402に挿入し、フェルール端との位置調整をフェルール端部突き出し形状に合わせて直接接合面405を形成し、位置を調整するようにしてもよい。
【0027】
光ファイバの端面に直接光学素子を接合する場合は、接合の信頼性は向上するが、その接合部分が小さいので光学素子の角度調整や接合状態の確認が困難である。図1(a)のように空気層305があると、接合確認が容易であるという利点がある。
【0028】
ここで光アイソレータの機能を図5によって説明しておく。この光アイソレータ104は、2枚の偏光子101A、101Bの相対角度を約45°に設定し、それらの間にファラデー回転角が約45°のファラデー回転子103を挿入して互いに接着剤層102A、102Bで固定したものである。このアイソレータは、順方向の光は透過させ、逆方向の光は遮断する作用を有するものである。この場合接着剤には、シリコーン樹脂系接着剤を用いるのがよい。
【0029】
以上説明したようにして光アイソレータを組立てれば、フェルール部品(202、203)に汎用品を用いることができるので製造コストを低く抑えることができる。また、ガイドリング301の内径を変えることで光学素子303の形状に自由度を与えることができる。
さらに光学素子303を安定的に挿入できるよう、光学素子303をフエルール中心部202の傾斜に合わせて斜め切断しておくことが好ましい。
【0030】
さらに図2に示したように、光学素子503がフェルール研磨端面に突き当たった時に、磁石磁場中心502Cよりファラデー回転子中心503Cがフェルール面より見て外側に来るように配置することで、磁石磁場により光学素子503を簡単にガイドリング501内へ挿入・固定することができる。
【0031】
また、予め光学素子503をガイドリング501内に挿入して位置決め固定しておき、その後、光学素子503を内蔵したガイドリング501を磁石502内に挿入してもよい。この場合、ガイドリング501に磁性金属を用い、ガイドリング501の中心位置が、フェルール端部より見て磁石502の磁場中心より外側に配置されることで、磁石磁場により光学素子503を簡単にガイドリング501と共に挿入・固定することができる。
【0032】
ここで、ガイドリング501の形状は、外径は磁石502の内径に沿った円筒が好ましいが、内径は光学素子形状に合わせた形状で良く、円筒の他に角形等を使用することができる。
また、ガイドリング501の材質は、金属材科に限らず、ガラスや硬質プラスチックでも良い。
【0033】
この光ファイバ付き光アイソレータの別の構成としては、図3に示したように、上記のガイドリングを廃止して、磁石にガイドリングの機能を持たせるようにした2段の内径602B1、602B2を有する磁石602を用いることによって、フェルール200と磁石602と光学素子603を容易に強力に結合、固定することができ、光アイソレータとして上記と同じ機能を実現することができる。
【0034】
すなわち、フェルール200の段差に段差外径202Bより大きく、フェルール最外径より小さい第1内径602B1と、挿入する光学素子603の外径より大きな第2内径602B2の2つの内径を有する段付き磁石602を挿入固定し、第2内径602B2内に少なくとも1つの偏光子および少なくとも1つのファラデー回転子から成る光学素子603を接合・固定して成るものである。
【0035】
ここで、前記磁石と同形状の治具を用いて、予め光学素子をフェルール中心に位置決め固定した後、円筒状磁石を接合・固定することもできる。
すなわち、光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より小さい最外径を有する光学素子を、治具を用いてフェルールに位置決め固定した後、段差部を利用して段差部外径より大きな内径を有する磁石を接合・固定してもよい。この場合に用いる光学素子の位置決めのための治具は、光学素子当たり部形状が光学素子形状に合わせた円形や角形に加工されていることが好ましい。
【0036】
さらに、光学素子603を構成するファラデー回転子に自己飽和型ファラデー回転子を用いる場合は、2種の内径を有する磁石602を同形状の金属部品等の磁石以外の素材部品で代用することも可能である。
【0037】
次に、図4に示したものは、光ファイバ201の少なくとも1加工端面が2種の材料(202、203)から構成されるフェルール200から成り、異種材料間に同心円状の段差202Dを有し、該段差部に段差外径202Bより大きく、フェルール最外径203Bより小さい加工端をフェルール200側に有し、接合・固定時にフェルール段差で位置決めされて、フェルールの段差吸収手段と成るガイド板710を配置し、フェルール接合面と反対側に磁石702を接合・固定し、該磁石内径702Bが光学素子最外径より大きい円筒状または光学素子挿入用角形ポケットを有し、該磁石702中に光学素子703を固定して成る光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータである。
【0038】
この場合、ガイド板710は、フェルール接合面の反対側の形状が、その外径710Aがフェルール最外径203Bより小さく、磁石外径702Aより大きな段差内径710Bよりなる段差710Eを有し、該段差部に磁石702を固定し、該磁石内径702Bが光学素子703最外径より大きい円筒状または光学素子挿入用角型ポケットを有し、該磁石702中に光学素子703を固定したものとすることができる。
【0039】
このようにフェルール段差部に嵌合する金属製ガイド板710で段差を解消すると共にフェルールと接合させ、他端部に磁石受け段差710Eを設け、磁石702を接合・固定することもできる。また、光学素子703の位置調整も容易に行える。
【0040】
また、上記いずれの光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの場合も、フェルール端部への光学素子を含む部品の接合・固定が、100℃以下のキュア条件による接着剤でなされることが好ましく、該接着剤にはシリコーン樹脂系のものが適している。接合・固定温度が100℃を越えて高くなると、光ファイバ加工面からの光ファイバの突き出しや引っ込みの現象が現れることがあるので、接合・固定温度は100℃以下が好ましい。
このようにシリコーン樹脂系接着剤であれば、キュア温度が100℃以下においても接着強度に優れ、耐湿、耐熱、耐光パワー密度といった耐候性に優れており、光透過率が高く、光透過面の接合・固定に適しているからである。
【0041】
そして、上記ガイド板あるいは段付き部品の材質が金属の場合は、該金属部品の固定をYAG溶接で行うことが望ましい。
このようにYAG溶接、すなわちイットリウム・アルミニウム・ガーネット−レーザ光線による微小点溶接法により溶接すれば、光学素子に熱的損傷等を与えることなく、また組立て精度に影響を及ぼすことなく容易に溶接・固定することができるからである。
【0042】
【実施例】
以下、本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
ファラデー回転子にはビスマス置換希土類鉄ガーネット(15×15×0.4mm)板の両端面に対接着剤無反射コーティングを施こしたものを用いた。偏光子にはコーニング社製ポーラコア(15×15×0.5mm)の片端面に対空気無反射コーティングを、他の片端面に対接着剤無反射コーティングを施したものを用いた。
【0043】
ファラデー回転子の両端部にシリコーン接着剤を塗布し、この面に偏光子の対接着剤無反射コート面を接合する。偏光子/ファラデー回転子/偏光子の重ね合わせ形態素子に磁石で磁場を印加しつつ、順方向、逆方向から各々偏光を入射して、偏光ガラスの透過偏光方向を回転させ順方向挿入損失が最小、逆方向挿入損失が最大になるように調整して固定し、シリコーン接着剤をキュアし固化する。この接合体を図5に示した形状のように斜め切断した。切断時の形状は、104Wが0.5mm、104Hが0.6mm、104Lが約1.4mmである(素子形状は角形に限らず丸形でも良い)。
【0044】
図6にフェルールの光ファイバ加工端面形状を示した。フェルール周辺部203はSUS304材質で外径203Bは2.00mm、フェルール中心部202はZrセラミックスで外径202Bは1.1mm、201は光ファイバであり、フェルール中心部の光ファイバ加工端面202Aは斜め研磨してあり、周辺部端面203Aとは異種材質間(202〜203間)で202Dの段差を形成している。
【0045】
図1において、この光ファイバ加工端面に周辺部外径203Bより小さな外径302A(1.95mm)と中心部外径202Bより大きな内径302B(1.13mm)を有するSm−Co磁石302をエポキシ接着剤で接合固定する。該磁石内径302Bより小さな外径( 1.12mm)を有し、光学素子303外径より大きな内径(0.8mm)を有するガイドリング301中に、予め光学素子303をエポキシ接着剤で接合固定し、磁石302中に挿入し、空気層305(0.1mm)を確保しつつ、エポキシ接着剤で接合固定する(図1(a))。
【0046】
このようにして組立てた光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの加工端最外径はフェルール周辺部203Bの2.00mm内の小型に収めることができ、光学特性は順方向挿入損失0.15dB、逆方向挿入損失45.6dB、受光有効径は0.48mmであった。
【0047】
(実施例2)
実施例1と同様の材料を用いて図1(b)に示したように、磁石402中ヘガイドリング401を挿入し、光学素子403をシリコーン接着剤でフェルール中心部202のZr加工面に直接接合した。接着剤は85℃にて接合固定した。またこの時の光学素子403のフェルール接合面は予め加工前に対接着剤無反射コートが施してある。
この場合、接合固定の温度が100℃以上と高くなると、ファイバ加工面からファイバの突き出しや引っ込みの現象が現れるので、接合固定温度は100℃以下が好ましい。
【0048】
この光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの加工端最外径は周辺部外径203Bの2.00mm内であり、光学特性は順方向挿入損失0.18dB、逆方向挿入損失44.6dB、受光有効径0.48mmであった。
【0049】
この場合、光学素子の接合固定時に光学素子接合位置が、ガイドリング401内でバラツク現象が見られた。このため、図2に見られるように、磁石磁場中心502Cより光学素子503中のファラデー回転子中心503Cをフェルール加工面からみて外側に配置することで、接合位置が確実に安定することが解った。これは磁石磁場により光学素子(特にファラデー回転子) がフェルール面方向に吸引されることに起因する。この現象を利用して、実施例1のガイドリング材質を磁性金属に置き換えることで、同様に接合位置を安定化できることを確認した。
【0050】
また前記ガイドリング501を図3に示したような段付き磁石602(内径602B1と内径602B2の2種の内径を有する)に置き換えることで同様の効果を挙げることができた。
さらに磁石内径やガイドリング内径は円筒形状に限らす、角形形状でも良いことを確認した。
【0051】
(実施例3)
実施例1と同様の光学素子703と、ガイド板710を用いて組立てを行った。図4に示したように、ガイド板710の最外径710Aはフェルール周辺部外径203Bより小さく、また内径710Dは、フェルール中心部外径202Bより大きいことが好ましく、この形状を利用して段差710Eで光学素子703内蔵磁石702の位置を調整し、接合固定する。接合はガイド板710に金属を用いれば、ガイド板710とフェルール周辺部203との接合は、YAG溶接でも可能であり、接着剤より強固な接合が実現出来ることを確認した。
【0052】
また、カイド板710のフェルールに接する面と反対側にはガイド板外径710Aより小さく磁石外径702Aより大きな段差内径710Bを有する段差710Eを設け、磁石702の受けとすることで磁石702の接合・位置固定が容易に行えることを確認した。
【0053】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、光ファイバフェルールに特殊な形状や加工を要しない汎用の加工品を用い、光アイソレータの構成部材の形状を簡単なものにすることで、光学素子サイズに設計の自由度を持たせることができ、低コストで組立て時の部品位置決めを容易にし、強固に接合・固定し、信頼性の高い高精度の光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの一例を示す説明図である。
(a)光学素子を構成する偏光子の端面をフェルール中心部の斜め端面から離して空気層を形成した場合、(b)光学素子の偏光子の端面をフェルール中心部斜め端面に接着した場合。
【図2】本発明の光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータの組立てにおいて、ファラデー回転子の素子中心位置をフェルール端部からみて磁石の磁場中心より外側に配置することを示す説明図である。
【図3】本発明の段付き磁石で組立てた光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータを示す説明図である。
【図4】本発明のガイド板を使用して組立てた光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータを示す説明図である。
【図5】偏光ガラスとファラデー回転子から成る光学素子の一例を示す説明図である。
【図6】光ファイバのフェルール加工端部の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
101A、101B…偏光子、 102A、102B…接着剤層、
103…ファラデー回転子、 104…光学素子、
104L…光学素子の長さ、 104W…光学素子の幅、
104H…光学素子の高さ、
200…フェルール、 201…光ファイバ、 202…フェルール中心部、
203…フェルール周辺部、 202A…フェルール中心部端面、
203A…フェルール周辺部端面、 202B…フェルール中心部外径、
203B…フェルール周辺部外径、 202D…フェルール段差、
301、401、501…ガイドリング、
302、402、502、602、702…円筒状磁石、
303、403、503、603、703…光学素子、
302A、602A、702A…磁石外径、
302B、702B…磁石内径、 305…空気層、 405…直接接合面、
502C…磁石磁場の中心、 503C…ファラデー回転子の中心、
602B1、602B2…段付き磁石の第1内径、第2内径、
710…ガイド板、 710A…ガイド板外径、
710B…ガイド板の段差内径、 710D…ガイド板内径、
710E…ガイド板段差。
Claims (7)
- 光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい円筒状磁石を接合し、該磁石内部にガイドリングを挿入固定し、該ガイドリング内に少なくとも1つの偏光子および少なくとも1つのファラデー回転子から成る光学素子を接合・固定して成るものであることを特徴とする光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
- 前記フェルール側のガイドリング端部が、該ガイドリングの長さ方向に対して垂直で、予めその内部に光学素子を接合・固定したガイドリングを円筒状磁石に挿入し、フェルール端との位置調整をフェルール端部突き出し形状に合わせて位置を調整して成るものであることを特徴とする請求項1に記載した光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
- 前記接合・固定されるファラデー回転子の素子中心位置が、フェルール端部から見て、光学素子外周に配置する磁石の磁場中心より外側に配置されて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
- 前記ガイドリングが、磁性体であり、該ガイドリングの中心位置が、フェルール端部より見て磁石の磁場中心より外側に配置されて成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
- 光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい加工端をフェルール側に有し、接合・固定時にフェルール段差で位置決めされて、フェルールの段差吸収手段と成るガイド板を配置し、フェルール接合面と反対側に磁石を接合・固定し、該磁石はその内径が光学素子最外径より大きい円筒状または光学素子挿入用角形ポケットを有し、該磁石中に光学素子を固定して成ることを特徴とする光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
- 前記ガイド板は、フェルール接合面の反対側の形状が、フェルール最外径より小さく、磁石外径より大きな段差を有し、該段差部に磁石を固定し、該磁石内径が光学素子最外径より大きい円筒状または光学素子挿入用角型ポケットを有し、該磁石中に光学素子を固定して成ることを特徴とする請求項5に記載した光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
- 光ファイバの少なくとも1加工端面が2種の材料から構成されるフェルールから成り、異種材料間に同心円状の段差を有し、該段差部に段差外径より大きく、フェルール最外径より小さい第1内径と、挿入する光学素子外径より大きな第2内径の2つの内径を有する段付き磁石を挿入固定し、第2内径内に少なくとも1つの偏光子および少なくとも1つのファラデー回転子から成る光学素子を接合・固定して成るものであることを特徴とする光ファイバ付きフェルール接続型光アイソレータ。
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