JP4412980B2 - 光アイソレータ付き光レセプタクルとこれを用いた光モジュール - Google Patents

光アイソレータ付き光レセプタクルとこれを用いた光モジュール Download PDF

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本発明は光通信に用いる光アイソレータ付き光レセプタクルと、これを用いた光モジュールに関するものである。
光信号を電気信号に変換するための光モジュールは、半導体レーザーやフォトダイオード等の光素子をケース内に収納し、光ファイバを通じて光信号を導入又は導出するような構造となっている(特許文献1参照)。
上記光モジュールのうちコネクタを接続するようにしたレセプタクル型の光モジュールは、図7に示すような光レセプタクル22の一端に光素子23を備えるとともに、他端に石英ガラス等からなる光ファイバ14を有する光コネクタ用プラグフェルール15を接続するものである。
上記光レセプタクル22は、図7に示すようにジルコニア、アルミナ等のセラミック材料からなるフェルール17と、該フェルール17の貫通孔に石英ガラス等からなる光ファイバ16を挿入固定して得られたファイバスタブ18の後端部をホルダ20に圧入により固定し、先端部をスリーブ19の内孔に挿入するとともに、それらをスリーブケース21に圧入又は接着固定することによって構成されている。
上記ファイバスタブ18における光ファイバ16の端面は、当接時の接続損失を減らすために曲率半径5〜30mm程度の曲面に鏡面研磨されており、反対側の端面は、LD等の光素子23から出射された光信号が光ファイバ16の先端部で反射して光素子に戻る反射光を防止するため、フェルール17とともに傾斜面に鏡面研磨されている。
このとき、フェルール17の外径は、SCコネクタを接続するタイプのものがφ2.5mm程度、LCコネクタを接続する小型タイプのものがφ1.25mm程度、外径公差は±1μm以下で、その貫通孔に備えられた光ファイバ16の外径は125μm程度、外径公差は±1μm程度とJIS規格やIEC規格等で規定されているが、従来から、光ファイバ16の中心に形成された光信号を伝搬する直径10μm程度のコア(不図示)同士を損失の少ない接続とするため、それぞれの部品(スリーブ19、フェルール17等)は高精度に加工されており、スリーブ19によってファイバスタブ18及び光コネクタ用プラグフェルール15を安定且つ高精度に保持する構造となっている。
さらに上述の光レセプタクル22を用いて光モジュールを構成する場合は、光レセプタクル22のファイバスタブ18を備えた後端面側に、光素子23とレンズ24を備えたケース25を溶接により接合し、光レセプタクル22のもう一方の端面側よりスリーブ19内に光コネクタ用プラグフェルール15を挿入し、光ファイバ14および光ファイバ16の端面を当接させ、光信号のやりとりを行うことができる。
従来、上述したような光レセプタクルを用いた光モジュールは、LAN等の低速な通信用途にのみ用いられており、幹線系等の高速な通信用途には光ファイバピグテイルを用いた光モジュールが用いられていた。
しかしながら近年、LAN等においても通信速度の高速化が求められてきたこと、また光ファイバピグテイルを用いた光モジュールに比べ光レセプタクルを用いた光モジュールは非常に小型であることから、光レセプタクルを用いた光モジュールにおいても通信速度の高速化が求められてきた。
通信速度の高速化には、高性能な半導体レーザーを使用することにつながり、安定した特性を得るためには反射戻り光を防ぐ必要があるため、光アイソレータを光路に挿入しなければならない。
そこで図8に示すように、光レセプタクルに光アイソレータを配置したものが考案されている。
上記光アイソレータ付き光レセプタクル22は、図8に示すようにジルコニア、アルミナ等のセラミック材料からなるフェルール17と、該フェルール17の貫通孔に石英ガラス等からなる光ファイバ16を挿入固定して得られたファイバスタブ18の後端部をホルダ20に圧入により固定し、先端部をスリーブ19の内孔に挿入するとともに、それらをスリーブケース21に圧入又は接着固定することによって構成されている。
さらにファイバスタブ18の後端部端面に偏光子、ファラデー回転子、偏光子にて構成される光アイソレータ素子26が備えられており、光アイソレータ素子26を囲むようにリング状の磁石27がホルダ20に接着固定されている(特許文献2参照)。
特開2001−66468号公報 特開2003−75679号公報
しかしながら、一般的に光レセプタクルを用いた光モジュールを使用したトランシーバの形状は規格化されていて、半導体レーザーに加える変調速度が高速化すると、そのための電気回路に必要なスペースは大きくなる。つまり電気回路のスペースを確保するために、光レセプタクルを短くすることが求められている。
図7に示す従来の光レセプタクル22の場合、ファイバスタブ固定方法においてホルダ20とファイバスタブ18の接触面積によって固定強度が変動するが、全長を短くするために接触面積が小さくなってしまい、光コネクタ接続の際にファイバスタブ18が動いて接続損失の再現性を悪くしてしまうという問題があった。
さらにファイバスタブ18の外径は、光ファイバ16の中心に形成された光信号を伝搬する直径10μm程度のコア(不図示)同士を損失の少ない接続とするため、非常に高精度に加工する必要があり、またコア同士直接接合するために、曲面に鏡面研磨を施さなければならないが、全長が短くなると、加工に非常に手間がかかる問題があった。
また、図8に示すような光アイソレータ付き光レセプタクルの場合、ファイバスタブの端面に光アイソレータを配置する構造であるため、どうしても全長が長くなってしまうという問題があった。
上記に鑑みて本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルは、偏光子とファラデー回転子よりなる光アイソレータ素子の外周部に円筒型磁石を配置してなる光アイソレータと、光コネクタ用プラグフェルールを保持するための精密スリーブと、前記光アイソレータの外周面と前記精密スリーブの外周面と貫通孔の内周面で保持するホルダとを有する光アイソレータ付き光レセプタクルにおいて、前記円筒型磁石は、内周面の一方端に前記内周面から前記内周面を突出させて設けられた段差を有し、前記光アイソレータ素子が、前記段差に固定されるとともに、前記円筒型磁石の前記一方端側の端面と前記精密スリーブの一端とが突き当てられており、前記ホルダが同一内径の貫通孔を有しており、前記円筒型磁石もしくは前記精密スリーブの外周部と前記貫通孔にねじ山を設けて両者をねじ締め固定したことを特徴とする。
また前記精密スリーブに多点支持精密スリーブを使用したことを特徴とする。
また本発明は、前記光アイソレータ付き光レセプタクルに光素子を備えて光モジュールを構成したことを特徴とする。
以上のように、本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルによれば、高性能な半導体レーザーに求められる反射戻り光を遮断するための光アイソレータを備え、かつ高速変調のための電気回路に必要なスペースを確保できる、全長の短い光アイソレータ付き光レセプタクルを実現可能とする。
またファイバスタブを使用しないため部品点数を減らし、低価格で製造工程を簡略化した光アイソレータ付き光レセプタクルを実現可能とする。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの一実施形態を示す断面図であり、石英ガラス等からなる光ファイバ1を有する光コネクタ用プラグフェルール2を保持するための精密スリーブ3と貫通孔4aを有するホルダ4にて光レセプタクル5が構成される。
また2枚の偏光子6a、6bおよびファラデー回転子7によってなる光アイソレータ素子と、円筒型磁石8の一方に段差を設けそこに光アイソレータ素子を固定し、光アイソレータ9を構成している。
ホルダ4は貫通孔4aを有しており、またその一部にねじ山4bを成形や切削によって設けている。
また前記精密スリーブ3の外周部の一部にはねじ山3aを、前記円筒型磁石8の外周部の一部にはねじ山8aを設けており、それぞれがねじ締め固定によって固定されている。
また精密スリーブ3と円筒型磁石8はそれぞれが突き当てによって位置決めされており、両者の位置合わせも容易となっている。
また光アイソレータ9が偏光依存型の場合、回転方向に対して偏波方向の位置決めが必要となる。ホルダ4にDカット(不図示)等の位置決め用の加工が施されている場合、光アイソレータ9とDカットの位置合わせるように、回転調整しなければならないが、光アイソレータ9が固定されると同時に光アイソレータ素子とDカット位置が所望の位置関係になるようにねじ山の数を設定することにより、光アイソレータ9を固定するだけで光アイソレータ9とDカットの回転調整が成されることになり、組み立て工程の簡略化が実現できる。
さらに、精密スリーブ3と光コネクタ用プラグフェルール2は非常に精密にはめ合う様に設計されているため、着脱の際、精密スリーブ3を引き抜く方向に力が加わることに対して、精密スリーブ3の固定強度を強化する必要があるが、精密スリーブ3とホルダ4の固定はねじ締め固定によって成されているため、着脱によって精密スリーブ3が引き抜かれることはなく、高性能、高信頼性を有した光レセプタクルの実現が可能となる。
精密スリーブ3の材質としてはジルコニア、アルミナ、銅などの材料が用いられるが、主に耐摩耗性を考慮して、現在ではジルコニアセラミックス材料が用いられる。
また、ホルダ4は、光モジュールとして光素子等を収納するケースと溶接することが多いため、ステンレス、銅、鉄、ニッケルなどの溶接が可能な材料が用いられるが、主には耐腐食性と溶接性を考慮して、ステンレスが用いられる。
光アイソレータ9に用いられる偏光子6a、6bはガラス基板に誘電体粒子を内包するタイプや誘電体積層タイプ等の透過偏光方向と直交する偏光成分を吸収する偏光子の他に、回折格子等を利用した反射型の偏光子や光路をシフトさせる複屈折結晶でも構成可能である。
また光アイソレータ9に用いられるファラデー回転子7はTb、Gd、Hoを添加したBi置換ガーネットやYIGガーネット、さらには磁石が不要な自己バイアス型のファラデー回転子でも構成可能である。
図2は本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルを用いて光モジュール構成した他の実施形態を示す断面図であり、前記ホルダ4のフランジ部と半導体レーザー11およびレンズ12を備えたケース13を接合して構成される。
光コネクタは一般的にばね構造を利用し、光ファイバ1および光コネクタ用プラグフェルール2の先端に一定荷重を加え続けるような構造になっているため、従来の構造ではファイバスタブの端面と接触させることによって光ファイバ1および光コネクタ用プラグフェルール2を固定している。
しかしながら本発明の構造ではファイバスタブを有しておらず、光コネクタ用プラグフェルール2の位置決めには円筒型磁石8の底部に突き当てることによって成されるが、円筒型磁石8とホルダ4についてもねじ締め固定によって成されているため、光コネクタ用プラグフェルール2から荷重を加えられても十分固定することが可能である。
上記光モジュールは、半導体レーザー11から出射された光信号がレンズ12および光アイソレータ9を通過した後、光コネクタ用プラグフェルール2の光ファイバ1のコアに結合されるようにホルダ4とケース13を調整して組み立てられている。
ファイバスタブを有する場合、光コネクタ用プラグフェルール2の中心に位置する光ファイバ1のコアは、ファイバスタブの光ファイバのコアと直接接続されているため、反射による損失は非常に小さいが、本発明の構成によると、光コネクタ用プラグフェルール2の光ファイバ1の端面にて約4%の反射が発生してしまう。
しかし戻り光については光アイソレータ9によって遮断されるため、半導体レーザー11に戻ることはなく、光出力の変動には影響しない。
また反射によって生じる損失は、上記光モジュールは最大結合するような位置で組み立てた場合、レンズ12および光アイソレータ9を通過した光信号は、光ファイバ1の端面付近では約10μmのスポットサイズまで絞られていることになり、わずか数μmの位置変動が生じるだけで光出力の変動につながってしまう。
そのため、一般的に40〜60%の結合で所望の出力を満たすことができるような半導体レーザー23が使用され、組み立ての際には光軸方向にわざとずらし、光ファイバ1の端面付近のスポットサイズを大きくすることで、位置変動に対する光出力の変動を減らすように組み立てられており、反射による損失は充分吸収可能である。
以上により、本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルによれば、高性能な半導体レーザーに求められる反射戻り光を遮断するための光アイソレータを備え、かつ高速変調のための電気回路に必要なスペースを確保できる、全長の短い光アイソレータ付き光レセプタクルを実現可能とする。
図3は、本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの一実施形態を示す断面図であり、石英ガラス等からなる光ファイバ1を有する光コネクタ用プラグフェルール2を保持するための精密スリーブ3と貫通孔4aを有したホルダ4にて光レセプタクル5が構成される。
また偏光子6a、6bおよびファラデー回転子7によってなる光アイソレータ素子と、光アイソレータ素子に磁界を印加するための円筒型磁石8の一方に段差を設けそこに光アイソレータ9を固定している。
またホルダ4の貫通孔4aの一部にねじ山4b、円筒型磁石8の外周の一部にねじ山8aが設けられており、ホルダ4と円筒型磁石8はねじ締め固定によって固定されている。
この場合、円筒型磁石8はねじ締め固定によって十分固定されているため、接着剤や圧入固定により精密スリーブ3を固定する際、円筒型磁石8の底部に当て付けることで位置決めすることが十分可能であり、組み立てを容易にすることが可能となる。
また光コネクタ用プラグフェルール2は同様に円筒型磁石8の底部によって位置決めされるが、円筒型磁石8とホルダ4はねじ締め固定されているため、光コネクタ用プラグフェルール2についても保持するに十分の強度を得ることができる。
図4は、本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの他の実施形態を示す断面図であり、石英ガラス等からなる光ファイバ1を有する光コネクタ用プラグフェルール2を保持するための精密スリーブ3と貫通孔4aを有するホルダ4にて光レセプタクル5が構成される。
また、精密スリーブ3の外周部の一部にねじ山3a、ホルダ4の貫通孔4aの一部にねじ山4bが設けられており、精密スリーブ3とホルダ4はねじ締め固定されている。
また偏光子6a、6bおよびファラデー回転子7によってなる光アイソレータ素子と、光アイソレータ素子に磁界を印加するための円筒型磁石8の一方に段差を設けそこに光アイソレータ9を構成している。
この場合、精密スリーブ3はねじ締め固定によって十分固定されているため、接着剤やハンダ、YAGにより光アイソレータ9を固定する際、精密スリーブ3の底部に当て付けることで位置決めすることが十分可能であり、組み立てを容易にすることが可能となる。
図5は、本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの精密スリーブに多点支持精密スリーブを用いた一実施形態を示す側面図である。
図5は図1に示す光アイソレータ付き光レセプタクル5を光コネクタ用プラグフェルールの挿入側から見た側面図を示しており、精密スリーブ3の内周面に複数の凸条3bを備えた多点支持スリーブにすることにより各凸条3bの間を空気孔としている。
本実施形態による光アイソレータ付き光レセプタクルは、精密スリーブ3内に光アイソレータ9を固定するため、側面にスリットがある割りスリーブは使用できない。
精密スリーブ3は光コネクタ用プラグフェルール2との合において、非常に精度良く合するため、光コネクタ用プラグフェルール2を挿入した際、圧縮された空気の逃げる道がなくなる恐れがあるが、図5の構造により、光コネクタ用プラグフェルール2を合させたときの圧縮空気をスムーズに逃がすことが可能となり、光コネクタ用プラグフェルール2を安定して固定することが可能となる。
以下、図1に示す本発明の実施の形態に基づいて光アイソレータ付き光レセプタクル5を試作し、光コネクタ用プラグフェルール2と半導体レーザー11との結合効率を測定した結果、および比較のために図8に示す従来の形態に基づいて光アイソレータ付き光レセプタクル22を試作し、同様の測定をした結果を図6に示す。
図1に示す本発明の実施の形態に基づいた光アイソレータ付き光レセプタクル5において、光コネクタ用プラグフェルール2を保持するための精密スリーブ3と、精密スリーブ3を保持するためのホルダ4にて光レセプタクル5が構成される。光レセプタクル5はSCコネクタ用とし、精密スリーブ3にはジルコニア、ホルダ4にはステンレスを用いた。
また偏光子6a、6bおよびファラデー回転子7によってなる光アイソレータ素子と、光アイソレータ素子に磁界を印加するための円筒型磁石8にて光アイソレータ9が構成されている。光アイソレータ素子は偏光依存型のラミネート構造とし長方形に切り出したもの、円筒型磁石8はリング状のサマリウムコバルト磁石を使用した。
そして、光アイソレータ付き光レセプタクル5に光コネクタ用プラグフェルール2を挿入した状態にした後、半導体レーザー11からの光をレンズ12にて集光させ、光コネクタ用プラグフェルール2の光ファイバ1に結合させた。
その結果、精密スリーブ3の長さは6.8mm、マグネット8の長さは1.5mmで全長8.3mmとなった。
図6にその結合効率を測定した結果を示す。
また比較例として、図8に示す従来の光アイソレータ付き光レセプタクルを試作した。
その結果、レセプタクル22の長さは10.5mm、精密スリーブ19の長さ6.8mm、マグネット27の長さは1.5mmで全長12mmとなった。
同様に結合効率を測定した結果を図6に示す。
測定したサンプルはそれぞれ45サンプルだが、本発明の形態に基づく光アイソレータ付き光レセプタクル5については全て60%程度の結合効率を得ることができ、従来の光アイソレータ付き光レセプタクル22と同等の結合効率が得られている。
また、本発明による光アイソレータ付き光レセプタクル5を用いた光モジュールが結合効率を一定のまま短尺化可能であることが確認できた。
本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの一実施形態を示す断面図である 本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルを用いた光モジュールを示す断面図である 本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの他の実施形態を示す断面図である 本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの他の実施形態を示す断面図である 本発明の光アイソレータ付き光レセプタクルの他の実施形態を示す側面図である 本発明および従来の光アイソレータ付き光レセプタクルにおける光コネクタ用プラグフェルールと半導体レーザーとの結合効率を測定した結果を示す図である 従来のレセプタクル型の光モジュールを示す断面図である 従来の光アイソレータ付き光レセプタクルを示す断面図である
符号の説明
1:光ファイバ
2:光コネクタ用プラグフェルール
3:精密スリーブ
3a:ねじ山
3b:凸条
4:ホルダ
4a:貫通孔
4b:ねじ山
5:光レセプタクル
6a、6b:偏光子
7:ファラデー回転子
8:円筒型磁石
8a:ねじ山
9:光アイソレータ
11:半導体レーザー
12:レンズ
13:ケース
14:光ファイバ
15:光コネクタ用プラグフェルール
16:光ファイバ
17:フェルール
18:ファイバスタブ
19:スリーブ
20:スタブホルダ
21:スリーブケース
22:光レセプタクル
23:半導体レーザー
24:レンズ
25:ケース
26:光アイソレータ
27:円筒型磁石

Claims (3)

  1. 偏光子とファラデー回転子よりなる光アイソレータ素子の外周部に円筒型磁石を配置してなる光アイソレータと、光コネクタ用プラグフェルールを保持するための精密スリーブと、前記光アイソレータの外周面と前記精密スリーブの外周面と貫通孔の内周面で保持するホルダとを有する光アイソレータ付き光レセプタクルにおいて、前記円筒型磁石は、内周面の一方端に前記内周面から前記内周面を突出させて設けられた段差を有し、前記光アイソレータ素子が、前記段差に固定されるとともに、前記円筒型磁石の前記一方端側の端面と前記精密スリーブの一端とが突き当てられており、前記ホルダが同一内径の貫通孔を有しており、前記円筒型磁石もしくは前記精密スリーブの外周部と前記貫通孔にねじ山を設けて両者をねじ締め固定したことを特徴とする光アイソレータ付き光レセプタクル。
  2. 前記精密スリーブに多点支持精密スリーブを使用したことを特徴とする請求項1に記載の光アイソレータ付き光レセプタクル。
  3. 請求項1乃至2のいずれかに記載の光アイソレータ付き光レセプタクルに光素子を備えてなる光モジュール。
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