JPH0439172A - 車体のフロントサイドメンバ構造 - Google Patents

車体のフロントサイドメンバ構造

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JPH0439172A
JPH0439172A JP14787090A JP14787090A JPH0439172A JP H0439172 A JPH0439172 A JP H0439172A JP 14787090 A JP14787090 A JP 14787090A JP 14787090 A JP14787090 A JP 14787090A JP H0439172 A JPH0439172 A JP H0439172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front side
side member
vehicle body
reinforcement
wall portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP14787090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Mori
健雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0439172A publication Critical patent/JPH0439172A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、自動車車体のフロントボデー下部に配設され
た車体のフロントサイドメンバ構造に関する。
〔従来技術〕
従来、フロントボデー下部に配設されたフロントサイド
メンバの車体前側端部は、フロントサブフレームの車体
前側端部よりも車体前方へ突出されており、車体前方か
らの荷重が全てフロントサイドメンバに加わるようにな
っている。
このため、フロントサイドメンバのエネルギ吸収性を向
上するための構造として実開昭56−64871号公報
にエネルギー吸収車体構造が開示されている。
第5図に示される如く、このフロントサイドメンバ70
には、フロントサイドメンバ70の軸方向(車体前後方
向)と略直交するビード72が複数本設けられており、
フロントサイドメンバ70に車体前方から荷重Fが作用
した場合には、フロントサイドメンバ70がビード72
により軸方向に圧縮変形し、この軸圧縮によってフロン
トサイドメンバ70に車体前方から作用する荷重Fのエ
ネルギーを吸収するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この軸圧縮によるエネルギー吸収性は、
ビード72の幅を広くする、ビード72の数を多くする
等で向上することが考えられるが、ビード72の幅を広
くしたり、ビード72の数を多くした場合には、フロン
トサイドメンバ72の剛性が低下するという不具合があ
る。
本発明は上記事実を考慮し、フロントサイドメンバの剛
性を低下させることなく、車体前方から作用する荷重の
エネルギー吸収性を向上することができる車体のフロン
トサイドメンバ構造を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、車体前後方向へ連通する閉断面構造とされ後
部が拡径されると共に後端部がダッシュパネルに固着さ
れたフロントサイドメンバと、このフロントサイドメン
バの内部に設けられ外周が前記フロントサイドメンバの
後部の内周面に沿って近接配置されると共に後端部が前
記ダッシュパネルに固着されたリインフォースと、を有
することを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、フロントサイドメンバに車体前方から
荷重が加わると、フロントサイドメンバが圧縮変形によ
り後方へ移動し、フロントサイドメンバの後部が、リイ
ンフォースの外周に当接し、さらにフロントサイドメン
バが後方へ移動すると、フロントサイドメンバの後部が
、リインフォースの外周によって徐々に広げられる。こ
のフロントサイドメンバの後部の広がりによって、フロ
ントサイドメンバに車体前方から加わる荷重のエネルギ
ーを吸収できる。
従って、本発明ではフロントサイドメンバの剛性を低下
させることなく、車体前方から作用する荷重のエネルギ
ー吸収性を向上することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第4図に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印INは車体
内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
第1図に示される如く、車体のフロント部に配設された
フロントサイドメンバ10は、車体幅方向外側を構成す
るフロントサイドメンバアウタ12と、車体幅方向内側
を構成するフロントサイドメンバインナ14とで構成さ
れている。
フロントサイドメンバインナ14の車体前後方向から見
た断面形状は、開口部を車幅方向外側へ向けたコ字状と
されている。フロントサイドメンバインナ14の土壁部
14Aの車幅方向外側端部は、上方へ向けて屈曲されフ
ランジ14Bとされており、フロントサイドメンバイン
ナ14の下壁部14Cの車幅方向外側端部は、上方へ向
けて屈曲されフランジ14Dとされている。これらのフ
ランジ14B1フランジ14Dは、板状とされたフロン
トサイドメンバアウタ12の上端縁部12A、下端縁部
12Bに夫々車幅方向内側から溶着されている。
従って、フロントサイドメンバ10は、フロントサイド
メンバアウタ12とフロントサイドメンバインナ14と
で、車体前後方向に連通ずる閉断面構造16とされてい
る。
フロントサイドメンバインナ14の縦”4部14Eの後
部は、後方へ向けて徐々に車体上下方向の長さが長くさ
れており、フロントサイドメンバアウタ12の後部も、
後方へ向けて徐々に車体上下方向の長さが長くされてい
る。また、フロントサイドメンバインナ14の土壁部1
4A及び下壁部14Cの後部は、夫々後方へ向けて徐々
に車幅方向の長さが長くされている。
従って、閉断面構造16の後部16Aは、後方へ向けて
拡径された(断面積が大きくされた)構造とされている
また、第1図及び第4図に示される如く、フロントサイ
ドメンバインナ14の縦壁部14Eの後部及びフロント
サイドメンバアウタ12の後部には、夫々車体上下方向
に延びるビード22が夫々平行に形成されている。
フロントサイドメンバアウタ12の後端部は、車幅方向
外側へ向けて屈曲され、フランジ12Cとされており、
このフランジ12Cはダッシュパネル18に溶着されて
いる。
第3図に示される如く、フロントサイドメンバインナ1
4の上壁部14Aの後端部は、車体上下方向上側へ向け
て屈曲され、フランジ14Fとされており、このフラン
ジ14.Fはダッシュパネル18に溶着されている。フ
ロントサイドメンバインナ14の下壁部14Cの後端部
は、ダッシュパネル18に沿って後方へ延設されている
第4図に示される如く、フロントサイドメンバインナ1
4の縦壁部14Eの後端部は、車幅方向内側へ向けて屈
曲され、フランジ14Gとされており、このフランジ1
4Gは、ダッシュパネル18に溶着されると共に、ダッ
シュパネル18に沿って車体前後方向後側下方へ向けて
延設されている。
第3図及び第4図に示される如く、ダッシュパネル18
のフロントサイドメンバ10の反対側には、フロアリイ
ンフォース20が溶着されている。
第1図及び第2図に示される如く、フロントサイドメン
バ10の後部10Aの内部には、リインフォース30が
配置されている。
第2図に示される如く、リインフォース30はワインフ
ォース30の土壁部30Aを構成するリインフォースア
ッパ32、下壁部30Bを構成するリインフォースアッ
パ34及び、車幅方向内側壁部30Cと車幅方向外側壁
部30Dと前壁部30Eとを構成するリインフォースメ
イン36とで構成されており、リインフォース30は車
体前後方向が長手方向とされ、後方へ向けて拡径された
閉断面構造38とされている。
リインフォース30の土壁部30Aは、後方へ向けて徐
々に広幅とされ、第3図に示される如く、フロントサイ
ドメンバインナ14の土壁部14Aに近接している。ま
たリインフォースアッパ32の後端部は車体上方へ向け
て屈曲されフランジ32Aとされており、このフランジ
32Aは、ダッシュパネル18とフロントサイドメンバ
インナ14のフランジ14Fの間に溶着されている。
第2図に示される如く、リインフォースアッパ32のフ
ランジ32Aを除く縁部は下方へ向けて屈曲されフラン
ジ32Bとされており、このフランジ32Bは、リイン
フォースメイン36の車幅方向内側壁部、車幅方向外側
壁部及び前壁部の各上端部を包み込むように溶着されて
いる。
リインフォースアンダ34は後方へ向けて徐々に広幅と
され、第3図に示される如く、フロントサイドメンバイ
ンナ14の下壁部14Cの後部に近接している。また、
リインフォースアンダ34の後端部は略車体後側下方へ
向けて屈曲されフランジ34Aとされており、このフラ
ンジ34Aは、ダッシュパネル18に車体前側下方から
溶着されている。
第2図に示される如く、リインフォースアンダ34のフ
ランジ34Aを除く縁部は上方へ向けて屈曲されフラン
ジ34Bとされており、このフランジ34Bは、リイン
フォースメイン36の車幅方向内側壁部、車幅方向外側
壁部及び前壁部の各上端部を包み込むように溶着されて
いる。
第4図に示される如く、リインフォース30の車幅方向
内側壁部30Cは、フロントサイドメンバインナ14の
縦壁部14Eの後部に近接している。またリインフォー
スメイン36の車幅方向内側壁部の後端部は車幅方向内
側へ向けて屈曲されフランジ36Aとされており、この
フランジ36Aはダッシュパネル18とフロントサイド
メンバインナ14のフランジ14Gとの間に溶着されて
いる。
リインフォース30の車幅方向外側壁部30Dはフロン
トサイドメンバアウタ12の後部に近接している。また
、リインフォースメイン36の車幅方向外側壁部の後端
部は車幅方向外側へ向けて屈曲されフランジ36Bとさ
れており、このフランジ36Bはダツンユパネル18と
フロントサイドメンバアウタ12のフランジ12Cとの
間に溶着されている。
以下に本実施例の作用を説明する。
フロントサイドメンバ10に車体前方から荷重Fが加わ
ると、フロントサイドメンバ10がビード22によって
圧縮変形し、後方(矢印六方向)へ移動する。この場合
フロントサイドメンバ10の後部10A内部には、リイ
ンフォース30が設けられており、リインフォース30
の土壁部30A、下壁部30B1車幅方向内側壁部30
C及び車幅方向外側壁部30Dが、夫々フロントサイド
メンバ10の後部10Aの内周部に近接している。
従って、フロントサイドメンバ10後部は、リインフォ
ース30の上壁部30A、下壁部30B1車幅方向内側
壁部30C及び車幅方向外側壁部30Dに当接し、さら
に、フロントサイドメンバ10が後方へ移動すると、フ
ロントサイドメンバ10後部は、リインフォース30に
よって徐々に広げられる。このフロントサイドメンバ1
0の後部10Aの広がりによって、フロントサイドメン
バ10に車体前方から加わる荷重Fのエネルギーを吸収
することができる。
従って、本実施例ではフロントサイドメンバ10の剛性
を低下させることなく、車体前方から作用する荷重のエ
ネルギー吸収性を向上することができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記構成としたので、フロントサイドメンバの
剛性を低下させることなく、車体前方から作用する荷重
のエネルギー吸収性を向上することができるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る車体のフロントサイドメンバ構
造を示す車体前方内側から見た斜視図、第2図は本実施
例に係る車体のフロントサイドメンバ構造のリインフォ
ースを示す車体前方内側から見た斜視図、第3図は第1
図I−I[I線断面図、第4図は第1図TV−TV線断
面図、第5図は従来の車体のフロントサイドメンバ構造
を示す車体前方内側から見た斜視図である。 10・・・フロントサイドメンバ、 16・・・閉断面構造、 18・・・ダッシュパネノヘ 30・・・リインフォース、 38・・・閉断面構造。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体前後方向へ連通する閉断面構造とされ後部が
    拡径されると共に後端部がダッシュパネルに固着された
    フロントサイドメンバと、このフロントサイドメンバの
    内部に設けられ外周が前記フロントサイドメンバの後部
    の内周面に沿って近接配置されると共に後端部が前記ダ
    ッシュパネルに固着されたリインフォースと、を有する
    ことを特徴とする車体のフロントサイドメンバ構造。
JP14787090A 1990-06-06 1990-06-06 車体のフロントサイドメンバ構造 Pending JPH0439172A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5431445A (en) * 1994-11-28 1995-07-11 Ford Motor Company Asymmetrical beam structure for a vehicle
US5466033A (en) * 1992-05-14 1995-11-14 Mazda Motor Corporation Front body structure of a vehicle and a method for assembling a front body of a vehicle
WO1998039197A1 (en) * 1997-03-04 1998-09-11 Alcoa Inc. Controlled deformability of aluminum, or other metal structure
US5868457A (en) * 1994-07-19 1999-02-09 Nissan Motor Co., Ltd. Structural member of vehicle body
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FR2787537A1 (fr) * 1998-12-21 2000-06-23 Alstom Structure d'amortissement de choc
KR100361299B1 (ko) * 2000-11-01 2002-11-22 현대자동차주식회사 충격 분산기능을 갖는 차량의 전방실내구조
KR100448811B1 (ko) * 2002-06-01 2004-09-16 현대자동차주식회사 자동차용 프런트사이드멤버리어로어부의 구조

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