JPH02212280A - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

自動車の下部車体構造

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Publication number
JPH02212280A
JPH02212280A JP3458989A JP3458989A JPH02212280A JP H02212280 A JPH02212280 A JP H02212280A JP 3458989 A JP3458989 A JP 3458989A JP 3458989 A JP3458989 A JP 3458989A JP H02212280 A JPH02212280 A JP H02212280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
side sill
shock absorbing
shock
dash panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3458989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Ide
芳和 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP3458989A priority Critical patent/JPH02212280A/ja
Publication of JPH02212280A publication Critical patent/JPH02212280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車の下部車体構造に関し、特に衝突時に
変形することにより衝撃を吸収する自動車の下部車体構
造に関する。
【従来技術及びその課題〕
従来、自動車のモノコックボディでは、フロアパネルの
両側に、閉断面を構成するサイドシルがその前後方向に
延設され、該両側のサイドシル前端部分にフロントピラ
ーが立設されると共にこのフロントピラーの内側にダッ
シュパネルが配置される(実開昭61−43582号公
報等参照)。
又、ダッシュパネルにより車室と隔てられたエンジンル
ーム側のサイドシルより内側(車両中心側)にフロント
フレームが前後方向に配設され。
このフロントフレームとサイドシル及びフロントピラー
がトルクボックスで連結されて閉断面を構成し、ボディ
剛性を高めている。
サイドシルの市後は、タイヤハウスが構成され、該タイ
ヤハウス内に配置されるタイヤとサイドシルとは丁度対
向する位置関係となる。
ところで1例えば自動車が走行中前方に衝突したような
際には、エンジンルーム内のエンジン。
フロントアクスル及びタイヤ等は車室に対して相対的に
後退する。このような場合、タイヤはサイドシル前端に
衝突するが、サイドシルはそれ自体の閉断面構造及びト
ルクボックスの作用もあって容易には変形せず、従って
、衝突による衝撃はタイヤを介してもあまり減衰するこ
となくそのままボディ即ち車室に加わるものであった。
[発明の目的] 本発明は、上記の如き事情に鑑み、衝突の際にタイヤを
介してボディに加わる衝撃の軽減を可能とする、衝撃吸
収効果を有する自動車の下部車体構造の提供、を目的と
する。
[発明の構成] このため、本発明に係る自動車の下部車体構造は、タイ
ヤと対向するサイドシルの前端又は後端部に、タイヤと
の衝突により変形して衝撃を吸収する衝撃吸収部を設け
たものである。
このように構成することにより、衝突の際には移動する
タイヤがこの衝撃吸収部に衝突してこれを変形させ、そ
の変形により衝突のエネルギーを吸収して車室に加わる
衝撃を軽減させるよう作用するものである。
[発明の実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は1本発明に係る自動車の下部車体構造の一実施
例を前輪側に適用した車両ボディ全体の斜視図であり、
第2図はその部分拡大図である。
ボディlOの下部両側には、前後にサイドシルlが延設
され、このサイドシルlの前端部上面に、フロントピラ
ー2が立設されると共に、このフロントピラー2の内側
にダッシュパネル3が接合されている。
ダッシュパネル3のエンジンルーム8側の車両中央寄り
には、前後方向にフロントサイドフレーム4が延設配置
され、該フロントサイドフレーム4の外側側面と、サイ
ドシル!及びフロントピラー2の内側側面との間がトル
クボックス5で連結されてこのトルクボックス5がダッ
シュパネル3前面との間に閉断面5Aを形成している。
尚、トルクボックス5の前面とダッシュパネル3の前面
はフロントピラー2の前方端面に沿って連続するように
なっている。
ここで、サイドシル1の前端は、トルクボックス5の前
面即ちフロントピラー2の前方端面より所定の長さ前方
側に突出し、この突出部が衝撃吸収部13として構成さ
れている。
サイドシル1は、第2図の■−■断面図である第3図に
示す如く、底の浅い箱状のサイドシルインナ11の外側
に1箱状のサイドシルアウタ12をその開口部を対向さ
せて接合一体化して細長い立方体状の閉断面を構成する
ものであり。
ダッシュパネル3及びトルクボックス5はサイドシルイ
ンナ11の内側側面に接合され、フロントピラー2はサ
イドシルインナ11及びサイドシルアウタ12の上面に
接合される。又、その前端の衝撃吸収部13は、タイヤ
ハウス9内に突出し、タイヤ6と対向する位置となって
いる。
衝撃吸収部13は、サイドシルインナ11の内側上下の
コーナ一部分及びサイドシルアウタ12の外側上下のコ
ーナ一部分に複数のビード(又は切欠き)12Aが形成
されて、前方から衝撃が加わるとこの部分(ビード12
A)から座屈状に変形し易く構成されている。
而して、上記の如き構成により、衝突時に於て車室側に
タイヤ6が後退した場合、該タイヤ6はサイドシル1の
衝撃吸収部13に衝突することとなる。
その結果、まず、タイヤ6が変形して衝撃を吸収するが
、このタイヤ6の変形で衝撃荷重を吸収しきれない場合
には、サイドシルlの衝撃吸収部13がそのビード12
A部分から屈曲して変形することとなって衝撃を吸収し
、車室に加わる衝撃を緩和するものである。尚、衝撃吸
収部13より後方側のサイドシルlの変形は、それ自身
の有する剛性と、ダッシュパネル3.トルクボックス5
及びフロントピラー2による剛性構造により阻止され、
変形が車室に及ぶことは防止される。
尚、タイヤハウス9内に突出する衝撃吸収1413は、
図示しないフェンダ−によって覆わる為、見栄えが悪く
なることはない。
第4図乃至6図に本考案の他の実施例を示す。
本実施例は、サイドシルlの前端に前述の第一実施例と
同様な衝撃吸収部13を設けると共に、この衝撃吸収部
13の前端(即ちサイドシルlの前端)をフロントピラ
ー2の前方端面とダッシュパネル3の前面と一致させ、
従来と同様形状に構成したものである。
この構成では、ダッシュパネル3下部にトルクボックス
を設けると、その剛性構造により衝撃吸収部の変形が阻
害されて衝撃吸収効果が劣る為、第4図のり一■断面図
である第5図、及び第4図の■−■断面図である1Is
6図に示す如く、ダッシュパネル3をフロアパネル7偏
に水平に延設し、該ダッシュパネル3の水平部下面に、
トルクボックス5を配設しである。尚、トルクボックス
5の前方側面は、サイドシルlの衝撃吸収部後端に一致
させであるものである。
本実施例の場合にも、前述の第1実施例の場合と同様に
、タイヤがサイドシルlの衝撃吸収部13に当接し、該
衝撃吸収部13の変形によって衝撃が吸収される。
尚、上記実施例では衝撃吸収部を前輪と対向するサイド
シルの前端部に構成する例を示したが、これに限るもの
ではなく、後輪と対向するサイドシルの後端部に構成し
ても良いことは勿論である。そのように構成すればより
一層安全なものとすることができる。
[発明の効果] 上記の如き1本発明に係る自動車の下部車体構造によれ
ば、サイドシルのタイヤと対向する部分に、変形して衝
撃を吸収する衝撃吸収部を設けたことにより、衝突の際
にタイヤを介してボディに加わる衝撃を軽減でき、従っ
て乗員の安全確保に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用したボディの全体斜視
図、第2図はその拡大斜視図、第3図は第2図のm−■
断面図、第4図は他の実施例の拡大斜視図、第5図は第
4図のり−v断面図、第6図は第4図のVl−Vl断面
図である。 l・・・サイドシル 6・・・タイヤ 13・・・衝撃吸収部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タイヤと対向するサイドシルの前端又は後端部に、タイ
    ヤとの衝突により変形して衝撃を吸収する衝撃吸収部を
    設けて構成したこと、を特徴とする自動車の下部車体構
    造。
JP3458989A 1989-02-14 1989-02-14 自動車の下部車体構造 Pending JPH02212280A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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