JPH04221279A - 車両の下部車体構造 - Google Patents

車両の下部車体構造

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JPH04221279A
JPH04221279A JP40439590A JP40439590A JPH04221279A JP H04221279 A JPH04221279 A JP H04221279A JP 40439590 A JP40439590 A JP 40439590A JP 40439590 A JP40439590 A JP 40439590A JP H04221279 A JPH04221279 A JP H04221279A
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Kenichi Okuda
奥田 憲一
Hideki Nishitake
西竹 秀樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の下部車体構造に
係り、特に、車体フロアパネル及び該フロアパネル上で
車幅方向に延びるクロスメンバの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5に示すように、車両の下
部には車室内の床面を構成するフロアパネルaが配設さ
れており、このフロアパネルaの車幅方向中央部には上
方へ凸状となるように折曲形成されて車体前後方向に延
びるトンネル部bが設けられている。また、このフロア
パネルaの車幅方向外側縁には前後方向に延びる閉断面
構造で成るサイドシルcが接続されており、更に、この
サイドシルcと前記トンネル部bとの間には車幅方向に
延びるクロスメンバdが架設されている。また、このク
ロスメンバdは、その下端縁が前記フロアパネルaの上
面に接続されており、このフロアパネルaとの間で閉断
面構造を形成して車体下部の剛性の向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、上述したよう
な車体構造における車両の側突時においてサイドドア及
びセンタピラ―の車室内側への移動量を少なくするため
、ドア、センタピラ―、サイドシルの剛性を向上させね
ばならず重量が増加する。このため、実開昭61−74
73号公報に開示されているように、クロスメンバとセ
ンタピラ―との接続位置に、この両者に亘ってガセット
を設け、車体下部の左右両縁の剛性を向上させるように
したものもある。しかしながら、このような構成でも、
ドア、サイドシル、ガセット周辺部の剛性を高めねばな
らず、重量が増加する不具合があった。
【0004】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であって、車両側突時の変形量を抑制することができる
構成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、車両側突時にクロスメンバの外端位置
を車幅方向内側へ移動させることによって、サイドシル
が車室内側に倒れ込まないようにした。具体的には、フ
ロアパネルのトンネル部とサイドシルとの間にクロスメ
ンバが架設された下部車体構造を前提としている。そし
て、前記クロスメンバを、車幅方向外側の外側部材と該
外側部材の車幅方向内側に位置して外側部材に連結され
た内側部材とに分割し、前記外側部材を前記フロアパネ
ルに固定し、該外側部材とトンネル部との間にエネルギ
吸収部材を配設する。更に、前記フロアパネルにおける
前記外側部材よりも車幅方向内側位置に、車幅方向外側
から入力される荷重により変形可能な変形部を設けるよ
うな構成とした。
【0006】
【作用】上記の構成により、本発明では、車両の側突時
に、フロアパネル及びクロスメンバに側突荷重が作用す
ると、フロアパネルの変形部が車幅方向に変形され、そ
れに伴って、クロスメンバの内側部材と外側部材との連
結部分が切断して、この両者が車幅方向に相対移動する
。この相対移動の際、内側部材とトンネル部との間のエ
ネルギ吸収部材によって荷重吸収が行われる。このよう
に、フロアパネル及びクロスメンバの外側端が車幅方向
中央側へ移動すると共に、エネルギ吸収部材が荷重吸収
することによって、クロスメンバの折れ曲りが抑制され
、サイドシルの車室内側への倒れ込みの防止に伴ってサ
イドドア等の変形量が低減される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。図1に示すように、車体の下部には車室の床面を形
成するフロアパネル1が配設されている。このフロアパ
ネル1の車幅方向中央部には、上方へ凸状となるように
折曲形成されてその内部に排気系等が配置されるトンネ
ル部2が設けられている。そして、このフロアパネル1
の特徴とするところは、前記トンネル部2の左右両側に
変形部としてのビ―ド部1aが形成されていることにあ
る。このビ―ド部1aは、フロアパネル1の前端から後
端に亘って波板状に湾曲形成されており、車両の側突等
の荷重が作用すると、このビ―ド部1aが車幅方向に押
し縮められることによってフロアパネル1全体が車幅方
向中央側へスライド移動するような構成となっている。
【0008】また、図3に示すように、前記フロアパネ
ル1の車幅方向外側縁にはサイドシル3が接続されてい
る。このサイドシル3は、サイドシルインナ3a及びサ
イドシルアウタ3bから成り、この両者3a,3bが接
続されて車体前後方向に延びる閉断面構造で成っており
、車体下部の左右両端部の剛性を確保するようになって
いる。
【0009】そして、前記トンネル部2とサイドシル3
との間には、車幅方向に延びるクロスメンバ4が架設さ
れている。このクロスメンバ4は、外側部材5、内側部
材6及びガイド部材7とから成っている。外側部材5は
、図1及び図2に示すように、下側に向って開放された
略コ字状断面の部材であって、その前後各下端縁にはフ
ランジ5a,5aが形成されていて、この各フランジ5
a,5aがフロアパネル1の上面に接続されており、こ
れによって、車幅方向に延びる閉断面構造が形成されて
いる。また、この外側部材5は、その車幅方向外側端が
前記サイドシルインナ3aの内側面に接続されている一
方、車幅方向内側端が前記ビ―ド部1aの外側端位置に
設定されている。そして、この外側部材5内部における
車幅方向内側端近傍には、この外側部材5の車幅方向内
側の開口を閉塞する縦壁部材5bが取付けられている。
【0010】内側部材6は、前記外側部材5と略同断面
形状の部材であって、その車幅方向内側端には複数のフ
ランジ6a,6aが形成されており、このフランジ6a
が前記トンネル部2の側面に接続されている。一方、こ
の内側部材6の車幅方向外側縁は前記外側部材5の車幅
方向内側縁と小寸法をもってその上側に重合わされて、
その重合部分が溶着されている。また、この溶着部分の
溶着強度は比較的低く設定されており、この部分に側突
荷重が作用すると、この溶着部分が切断されるようにな
っている。また、この内側部材6の車幅方向外側部周辺
における前後各下端縁にはフランジ6b,6bが形成さ
れている。このフランジ6b,6bは、図2に示すよう
に、前記外側部材5のフランジ5a,5aよりもやや短
く形成されていて、該外側部材5のフランジ5aの上面
に重合わされている。
【0011】ガイド部材7は、前記外側部材5のフラン
ジ5aに沿って、該フランジ5aの上面に取付けられて
おり、外側部材5のフランジ5aと、このガイド部材7
との間に内側部材6のフランジ6bが配置されるように
なっている。これによって、外側部材5と内側部材6と
の車幅方向の相対移動をガイドするようになっている。
【0012】そして、本例の特徴の一つとして、前記内
側部材6の内部にはエネルギ吸収部材としての発泡ウレ
タン8が充填されている。この発泡ウレタン8の外側に
は前記外側部材5の縦壁部材5bが、内側には前記トン
ネル部2が夫々当接するようになっており、車両の側突
時における外側部材5及び内側部材6の相対移動の抵抗
として、つまり側突荷重を吸収しながら変形するように
なっている。
【0013】次に、上述したような構成における車両側
突時の動作について説明する。
【0014】図4に示すように側突荷重がサイドドア9
や図示しないセンタピラ―等に作用すると、その側突荷
重はサイドドア9等からサイドシル3を介してクロスメ
ンバ4に作用する。これによって、クロスメンバ4の外
側部材5及びフロアパネル1に車幅方向中央側へ向う荷
重が加わる。この荷重により、クロスメンバ4の外側部
材5と内側部材6との溶着部分が切断されて外側部材5
と内側部材6とは車幅方向に相対移動自在となる。その
後、側突荷重がフロアパネル1のビ―ド部1aに加わる
と、このビ―ド部1aが車幅方向内方に押し縮められな
がら側突荷重を吸収する。この際、このビ―ド部1aの
変形は、外側部材5の縦壁部材5bとトンネル部2との
間で発泡ウレタン8が圧縮されながら行われることにな
るために、この発泡ウレタン8によっても側突荷重が吸
収される。このように、フロアパネル1及びクロスメン
バ4の外端部が車幅方向中央側へ移動すると共にビ―ド
部1a及び発泡ウレタン8によって荷重が吸収されるた
めに、クロスメンバ4は折れ曲ることが防止される。こ
れによって、サイドシル3が車室内側へ倒れ込むことが
抑制されるために、サイドドア9及びセンタピラ―の変
形量が低減され車室内スペ―スを十分に確保することが
できる。また、側突荷重が大きい場合でも、前記フロア
パネル1及びクロスメンバ4が車幅方向に移動している
間はサイドシル3を変形させる荷重の作用が遅れること
になり、この遅れの間にビ―ド部1a及び発泡ウレタン
8によって側突荷重がある程度吸収されるために、サイ
ドシル3の倒れ込みを抑制することができる。
【0015】尚、本例では、フロアパネル1のビ―ド部
1aと発泡ウレタン8との配設位置を車幅方向の同一位
置としたが、本発明はこれに限らず、ビ―ド部1aは外
側部材5よりも車幅方向中央側に位置するように設定す
ればよく、また、発泡ウレタン8は外側部材5とトンネ
ル部2との間に配設されていればよい。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、車両
の側突時に、フロアパネル及びクロスメンバの外側部材
が車幅方向中央側へ移動すると共に、エネルギ吸収部材
が荷重吸収するようになっているために、側突荷重によ
るクロスメンバの折れ曲りが抑制され、サイドシルの車
室内側への倒れ込みの防止に伴ってサイドドア等の変形
量を低減でき、車体重量を大きくすることなしに車室内
スペ―スの確保を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車体下部におけるクロスメンバの一部を破断し
た斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図であ
る。
【図3】クロスメンバ周辺の正面図である。
【図4】車両側突時における図3相当図である。
【図5】従来のクロスメンバ周辺の斜視図である。
【符号の説明】
1    フロアパネル 1a  ビ―ド部(変形部) 2    トンネル部 3    サイドシル 4    クロスメンバ 5    外側部材 6    内側部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フロアパネルのトンネル部とサイドシ
    ルとの間にクロスメンバが架設された下部車体構造にお
    いて、前記クロスメンバは、車幅方向外側の外側部材と
    該外側部材の車幅方向内側に位置して外側部材に連結さ
    れた内側部材とに分割され、前記外側部材は前記フロア
    パネルに固定され、該外側部材とトンネル部との間には
    エネルギ吸収部材が配設されており、前記フロアパネル
    における前記外側部材よりも車幅方向内側位置には車幅
    方向外側から入力される荷重により変形可能な変形部が
    設けられていることを特徴とする車両の下部車体構造。
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