JPH0438653B2 - - Google Patents

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JPH0438653B2
JPH0438653B2 JP60252645A JP25264585A JPH0438653B2 JP H0438653 B2 JPH0438653 B2 JP H0438653B2 JP 60252645 A JP60252645 A JP 60252645A JP 25264585 A JP25264585 A JP 25264585A JP H0438653 B2 JPH0438653 B2 JP H0438653B2
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概 要 産業上の利用分野 従来の技術及 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 作 用 実施例 〔〕 第1実施例(第1図〜第8図) (1) IC自動切断成形装置(第8図) (2) ICシートローダ(第1図〜第7図) (a) マガジン(第1図、第7図) (b) マガジンストツク部(第1図、第4、図) (c) マガジン給送機構(第1図、第4図、第5
図) (d) ICシート供給機構(第1図、第3図、第4
図) (e) マガジン返送機構(第1図、第3図) 〔〕 第2実施例 発明の効果 〔概要〕 ICシート処理部に対するICシートの供給また
は排出を行うICシート給排装置であつて、上部
にICシート出入口を有しICシートを上下に積み
重ねて収容可能なマガジンを複数個水平方向へ同
一ピツチで並列させた状態でストツクし、このマ
ガジン列をその配列ピツチに相当する距離ずつス
テツプ送りして各マガジンをICシート出入位置
へ順送りし、その位置でマガジンとICシート処
理部間のICシート給排を行い、ICシート給排が
済んだマガジンはマガジン列最後尾に返送するよ
うな構成とすることにより、ICシートの大量ス
トツクおよび高速給排を実現したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はIC(集積回路)の製造技術、特に複数
のICがリードフレームで相互連結された状態の
ICシートの処理技術に関し、更に詳しくはICシ
ートのICシート処理部への供給またはICシート
処理部からの排出(以下これらを「ICシートの
給排」と総称する)を自動的に行うICシート給
排装置に関する。
ICシートの処理には、ICを個々に切り離して
リード端子の曲げ加工を行うIC切断成形処理
(いわゆるプログレ処理)の他に、ICシートに各
種のマークや記号を捺印するマーキング等、種々
の処理がある。これらの処理を自動的に行う装置
は各種実用化されているが、これらの装置を効率
良く稼働させるためにはICシートの効率的且つ
長時間の自動連続給排が不可欠である。
〔従来の技術〕
従来、ICシートをストツク部にストツクして
おき、このストツク部とICシート処理部との間
でICシート給排を行うようにしたICシート給排
装置が実用化されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来装置は、ストツク部の構造や、ストツク部
とICシート処理部間のICシート給排方式の点か
ら、ICシートのストツク量が少なかつたり、IC
シート給排に時間がかかつたりするため、ICシ
ート処理装置の長時間無人運転ができなかつた
り、あるいは生産性が低い等の問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のICシート給排装置は、上記問題点を
解決するために、 上部にICシート出入口を有しICシートを上下
に積み重ねて収容可能なマガジンを複数個水平方
向へ一列に同一ピツチで並べた状態でストツク可
能なマガジンストツク部と、 前記マガジンストツク部内のマガジン列をそれ
の配列ピツチに相当する距離ずつステツプ送りし
て各マガジンをマガジンストツク部一端側のIC
シート出入位置へ順送りするマガジン給送機構
と、 前記ICシート出入位置のマガジンと前記ICシ
ート処理部との間のICシート給排を行うICシー
ト給排機構と、 ICシート給排が完了したICシート出入位置の
マガジンをマガジンストツク部他端側のマガジン
列最後尾位置へ返送するマガジン返送機構と、を
具備してなる構成とし、 また前記マガジン給送機構は、マガジンの横側
縁に係脱自在な係合部がマガジンの配列ピツチと
同一ピツチで複数形成されていて且つマガジンに
対しそれの横方向へ往復動作することによつて全
マガジンに同時に係脱可能なマガジン保持杆と、
マガジンの横側縁に対し係脱自在な係合部がマガ
ジンの配列ピツチと同一ピツチで複数形成されて
いて且つマガジンに対しそれの横方向へ往復動作
することによつて全マガジンに同時に係脱可能で
あると共にマガジンの配列方向へマガジンの1配
列ピツチに相当する距離だけ往復動作可能なマガ
ジン給送杆とを有し、該マガジン保持杆及びマガ
ジン給送杆が所定の順序で動作することによりマ
ガジン列を定ピツチ配列状態に維持しながらその
配列ピツチに相当する距離ずつステツプ送りする
ような構成としたものである。
〔作用〕
上記の構造によれば、マガジン及びマガジンス
トツク部の構造上、ICシートを小さな容積で高
密度にストツクすることができ、ICシートスト
ツク量の大容量化が可能である。
また、マガジンに対するICシートの出し入れ
が容易で、しかもICシート出入の済んだマガジ
ンと次のマガジンとの入れ替えが迅速に行われる
ので、ICシート給排速度の高速化が可能である。
〔実施例〕
〔〕 第1実施例(第1図〜第8図) 以下、本発明の一実施例として、IC自動切断
成形装置(以下「プログレ装置」と称する)用の
ICシートローダを例にとつて説明する。
(1) IC自動切断成形装置(第8図) まずプログレ装置について簡単に説明すれば、
これは第8図に示すように基本的にはICシート
ローダA、切断プレスB、曲げプレスC、及び
ICアンローダDから構成されており、第6図に
示す如く複数のICがリードフレームFで相互連
結された状態のICシートSをマガジンMに収容
してICシートローダAに多数ストツクしておき、
それを1枚ずつ切断プレスBに供給してそこで
ICを個々に切り離し、更に曲げプレスCで各IC
のリード端子L(第6図)を曲げ成形した後、IC
アンローダDへ排出してそこにストツクしておく
ように構成されている。
(2) ICシートローダ(第1図〜第7図) 次に、ICシートローダAについて説明すると、
これは第1図から第4図に示すように基本的には
マガジンMをストツクするマガジンストツク部1
(以下単に「ストツク部」と略記)と、ストツク
部1の一端側に位置するマガジンMからICシー
トSを1枚ずつ取り出して切断プレスB(第8図)
に供給するICシート供給機構2と、ICシートS
を供給し終つて空になつたマガジンをストツク部
1の他端側の位置に返送するマガジン返送機構3
とを有する。尚、符号4は操作パネルを示す。以
下、各部の構成及び作用を詳細に説明する。
(a) マガジン(第1図、第7図) マガジンMは特に第1図から明らかなように全
体的には高さ、横幅に比べて厚さが小さな直方体
の形状であり、その具体例を第7図に平面図で示
してある。尚、ICシートS(第6図)にはその長
さや幅寸法の異なる多くの種類があり、マガジン
Mはそれに応じて多数種類用意され、第7図には
そのうちの2種類M1,M2を例示してある。し
かしマガジンM(M1,M2)の基本構造は同じ
であり、いずれも底板51、前板52、後板5
3、外側板54、内側板55から構成されてい
て、ICシートS(第7図にはS1,S2をそれぞ
れ半分のみ仮想線で且つハツチングを付して示し
てある)をそれぞれ水平状態にて上下に積み重ね
て収容可能となつている。マガジンMの上部は開
放したICシート出入口になつており、ここから
ICシートSが出し入れされる。また前板52は
両側部分にだけ設けられていて中央部は開放し、
且つ底板51には左右2箇所に切欠56が形成さ
れていて、後述するようにマガジンM内のICシ
ートSをリフト22(第1図、第3図、第4図)
によつて出入口に向つて上昇させられるようにし
てある。
更に、マガジンM,M1,M2の寸法は、それ
らの厚さT1,T2ならびに内法幅W1,W2はICシ
ートS,S1,S2の外形寸法に対応させて異な
らしめてあるが、外法幅W及び高さは共通として
後述するようにどの種類のマガジンでもストツク
部1に収納できるようにしてある。
(b) マガジンストツク部(第1図〜第4図) 第2図及び第4図から明らかなようにストツク
部1は左右両側壁11及び底壁12で形成された
上方が開放した室であり、第1図及び第3図に示
すように複数のマガジンMがそれぞれ縦向きに且
つ互いに平行な状態で水平方向へ一定の配列ピツ
チp(第3図)で一列に並べてストツクされる。
ストツク部1にはマガジン給送機構が設けられて
おり、これによりマガジン列はその配列ピツチp
を保つたまま配列ピツチpに相当する距離ずつス
テツプ送りされ、各マガジンMはストツク部1の
一端側のICシート供給機構2と対応するICシー
ト取出位置TP(第1図、第3図)へと順送りされ
る。
(c) マガジン給送機構(第1図、第4図、第5
図) 第1図及び第4図に明示するように、ストツク
部1の左右両側壁11にはそれぞれマガジン保持
杆13及びマガジン給送杆14(以下それぞれ単
に「保持杆」、「給送杆」と略記)が配置されてい
る。これらの保持杆13及び給送杆14は基本的
に同形状であり、第5図に示すように平板状の部
材の内縁に複数の角形のガイド溝15を形成して
なるものである。これらのガイド溝15はマガジ
ンMの配列ピツチpと同ピツチで形成されてお
り、マガジンMの両側縁に設けられた角形のガイ
ドレール57(第7図参照)が嵌合するようにな
つている。このマガジンMのガイドレール57の
寸法形状はマガジンの種類に関係なく共通として
あり、従つてどの種類のマガジンでも保持杆13
及び給送杆14のガイド溝15に係合可能であ
る。
第1図に示すように、保持杆13はマガジンM
に対しその横方向a,bへ往復移動可能であり、
また給送杆14はマガジンMに対しその横方向
d,fへ往復移動可能であると共にマガジン配列
方向c,eへも往復移動可能であり、これらの保
持杆13および給送杆14が例えばエアーシリン
ダあるいは油圧シリンダなどで一定の順序で駆動
されることによりマガジンMは矢印c方向へ配列
ピツチpに相当する距離だけステツプ送りされ
る。このマガジンのステツプ送りは以下の如くで
ある。
() 通常は保持杆13及び給送杆14は第1
図に実線で示す如くマガジンMに係合した位置
にある。
() マガジン給送に際し、まず保持杆13が
矢印a方向へ移動し(点線13a)、マガジンM
から離脱する。
() 次に給送杆14がマガジンMと係合した
まま矢印c方向へ距離pだけ移動し、これによ
り全部のマガジンMが矢印c方向へ順送りされ
る。
() そうすると保持杆13が矢印b方向へ復
帰し、再びマガジンMに係合する。
() しかる後に給送杆14が矢印d方向へ移
動してマガジンMから離脱し、続いて矢印e方
向へ移動し(点線14a)、更に矢印f方向へ移
動して再びマガジンMに係合し、前記()の
状態に復帰する。
以上の()〜()の一連の動作を繰り返す
ことによりマガジンMは互いに一定の配列ピツチ
pを保つた状態で距離pずつステツプ送りされ、
ICシート取出位置TPへ順送りされることにな
る。
尚、給送杆14は保持杆13を中央にして上下
2段に設けると一層有利である。つまり給送杆を
上下2段構造とすることによりマガジンの搬送時
の倒れを確実に防止できるからである。
(d) ICシート供給機構(第1図、第3図、第4
図) ICシート供給機構2は、ICシート取出位置TP
の上方に位置する真空吸着式のICシート搬送ヘ
ツド21を有する。第1図に示すようにICシー
ト搬送ヘツド21は上下に往復移動可能であり、
まず矢印g方向へ下降してICシート取出位置TP
に位置するマガジンMA内の最上側のICシートS
を吸着し、そして矢印h方向へ上昇してそのIC
シートをマガジンMAから取り出す。次いでICシ
ート搬送ヘツド21は矢印i方向へ水平移動し、
点線21aの位置でICシートを切断プレスBの
ICシート供給部(図示せず)へ載置した後、矢
印j方向へ復帰する。そしてマガジンMA内のIC
シートを全て供給し終るまでこの動作を繰り返
す。
またICシート供給機構2はICシート取出位置
TPにおいて上下動するリフト22を具備してお
り、マガジンMA内のICシート数が減るにつれて
リフト22が上昇してICシート堆積体を押し上
げ、ICシート搬送ヘツド21によるICシート取
出しを最後まで円滑に行うことができるようにな
つている。
尚、マガジンMAにICシートが残つているか否
か、つまりマガジンMAが空になつたか否かは、
ICシート取出位置TPの上下位置に透過式光セン
サ(図示せず)を設けておき、それのセンサ光が
マガジンMAを透過するか否かによつて検知す
る。そのために第7図に示すようにマガジンM,
M1,M2の底板51の一定の位置にセンサ光透
過用の穴58を設けてある。ICシートS,S1,
S2がマガジンMA内に残つている間はセンサ光
はICシートに遮られて検知されず、マガジンが
空になるとセンサ光が穴58を透過して検知さ
れ、マガジンが空になつたこと(つまりICシー
ト取出が終了したこと)が検知される。
ICシート取出位置TPのマガジンからのICシー
ト供給が終了すると、空になつたマガジンMAは
次に説明するマガジン返送機構3によつてストツ
ク部1の他端側の位置、つまりマガジン列の最後
尾に戻される一方で、前述したマガジン給送機構
によつて次のマガジンMがICシート取出位置TP
へ送られ、ICシート供給機構2によるICシート
供給が開始される。
尚、第3図及び第4図の符号23はICシート
吸着ヘツド21の部分を覆う安全カバーを示す。
(e) マガジン返送機構(第1図、第3図) マガジン返送機構3は、第1図及び第3図から
明らかなようにストツク部1のICシート取出位
置TP及びマガジン列最後尾位置の下方にそれぞ
れ配置された第1及び第2のエレベータ31,3
2を有する。第1エレベータ31はその上下の位
置31a,31b(第3図)の間を上下動可能で
あり、通常は上方位置31aに静止していてIC
シート取出位置TPのマガジンMAを支持してい
る。一方、第2エレベータ32もやはり上下の位
置32a,32b(第3図)の間を上下動可能で
あり、通常は上方位置32aに静止していてマガ
ジン列最後尾のマガジンを支持している。
このマガジン返送機構3による空マガジンの返
送は以下のとおりである。
() 前述のようにICシート取出位置TPのマ
ガジンMAが空になつたことがセンサで検知さ
れると、第1エレベータ31が矢印k方向に下
方位置31bへ下降してマガジンMAを下降さ
せる。
() 下降させられたマガジンMA1はエアシ
リンダまたは油圧シリンダなど(図示せず)で
第1エレベータ31から水平搬送体(図示せ
ず)へと移し換えられ、第1エレベータ31は
矢印l方向へ上昇して再び上方位置31aへ復
帰する。そうすると前述したストツク部1での
マガジン給送機構によるマガジン列のステツプ
送りがなされ、次のマガジンが第1エレベータ
31上のICシート取出位置TPに送られて支持
されることになる。
() 一方、上記のマガジン列のステツプ送り
によつて第2エレベータ32は空となり、矢印
m方向に下方位置32bへと下降する。そうす
ると水平搬送体が矢印x(第1図)方向へ移動
してマガジンMA1を水平搬送し、符号MA2
示す如く第2エレベータ32上に載せる。しか
る後、水平搬送体は矢印y(第1図)方向へ戻
る。
() マガジンMA2を受け取つた第2エレベ
ータ32は矢印n方向に上方位置32aへ上昇
し、マガジンMA2をストツク部1のマガジン
列最後尾位置へ位置せしめると共に、マガジン
列の次のステツプ送りが行われるまでそれを支
持する。
以上の()〜()のマガジン返送動作は
ICシート取出位置TPのマガジンMAが空になる
たびに行われる。
以上の如く、上記のICシートローダではICシ
ートSが収容された填装マガジンMをストツク部
1に多数ストツクしておけば、前記のマガジン給
送機構によるマガジン列のステツプ送りとマガジ
ン返送機構による空マガジンの返送とによつてマ
ガジンMは第3図に矢印c,k,x,nで示す如
く矩形の搬送経路に沿つて循環送りされ、従つて
全てのマガジンMが空になるまで切断プレスB
(第8図)のICシート供給が連続且つ自動的に行
われる。
また、ストツク部1にはマガジンを縦に且つ並
列させてストツクする構造であり、大量のICシ
ートをストツク可能であることから長時間自動連
続運転が可能である。従つて深夜の無人運転や、
あるいは一人の作業員が何台もの装置を担当する
省力化運転が可能となる。尚、後者の運転のため
には、ICシートのストツク残量が少なくなつた
ときにその補充を作業員に警報する手段を設けて
おくことが有利である。これは次のような構造に
よつて容易に可能である。例えば第4図に示すよ
うにストツク部1の底壁12のICシート取出位
置TP(第1図、第3図)の1ピツチ手前の位置に
前記のマガジンMの底板51の穴58(第7図)
と一致する穴12aを形成し、この穴12aの下
方に反射式光センサ(図示せず)を設けておく。
そうすればセンサ光の反射の有無によつて穴12
aに位置するマガジン内のICシートの有無が検
知される。従つてICシートが入つている填装マ
ガジンの最後のものがICシート取出位置TPに位
置し、既にICシート供給を終了した空マガジン
の最初のものが穴12a上の位置に戻されてきた
場合、それが空マガジンであることが光センサに
よつて検知され、それに基づいてICシート補給
警報を出すことができる。そうすれば最後の填装
マガジンからのICシート供給が行われている間
に作業員がストツク部1の空マガジンを新たな填
装マガジンと交換することにより、装置の運転を
中断せずに引き続き行うことが可能となる。
尚、図示実施例ではストツク部1にのみステツ
プ送り式マガジン給送機構を用い、マガジン返送
機構3にはマガジンを1つずつ搬送する水平搬送
体を用いているが、マガジン返送機構3にもスト
ツク部1のものと同じステツプ送り機構を用いれ
ば、マガジンのストツク数(つまりICシートの
ストツク量)がほぼ倍増し、自動連続運転時間が
倍増されることになる。
更に、上記のICシートローダではマガジンを
所定のICシート取出位置へ順送りしてそこでマ
ガジンの上部出入口からICシートを取り出して
切断プレスへ供給する方式であるからICシート
の取出及び供給を迅速にでき、しかもICシート
取出位置での空マガジンと填装マガジンとの入れ
替えも迅速にできることから、ICシート供給を
非常に高速で行うことが可能である。特に実施例
のごとくICシート供給機構に真空吸着式ヘツド
を用いた場合、ICシート1枚当りの供給時間は
0.85〜0.9秒程度である。
〔〕 第2実施例 上記の第1実施例はICシートをストツクして
おいてそれをICシート処理装置に供給するICシ
ートローダであるが、これはICシート処理装置
から処理済みICシートを排出してそれをストツ
クしておくICシートアンローダとして、例えば
ICシートに各種のマークや記号を捺印するマー
キング装置のICシートアンローダとしても適用
可能である。
この場合の構成及び作用はほとんど第1実施例
と同じであり、単にストツク部1に空マガジンを
ストツクしておき、ICシート供給機構2をICシ
ート排出機構として作用するように変えるだけで
良い。つまり、第1実施例ではICシート搬送ヘ
ツド21はICシート取出位置TPでICシートを吸
着してマガジンから取り出し、ICシート処理装
置(切断プレスB)でICシートを離すように作
用するが、これを逆にしてICシート処理装置
(マーキング装置)でICシートを吸着し、ICシー
ト取出位置(この場合は「ICシート収納位置」
となる)でICシートを離してマガジンに収納す
るようにする。また、ICシートを空マガジンに
収納し始めるときはリフト22を最上位置に上昇
させておき、ICシートの数が多くなるにつれて
下降させるようにする。尚、マガジンがICシー
トで満杯にあつたことを検知するには第1実施例
で説明したような上下方向の透過式光センサでは
不可能であるが、例えば水平方向の透過式光セン
サを用いれば可能である。ストツク部1における
マガジン列のステツプ送りならびに満杯になつた
マガジンのマガジン列最後尾への返送は第1実施
例の場合と同様である。このようにしてマーキン
グ装置からICシートを排出してマガジンに収納
し、ストツク部に大量にストツクしておくことが
可能である。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明によるICシート給排装置
は多くの利点を有する。これを要約すれば以下の
如くである。
(イ) ICシート処理装置に対するICシートの供給
及び排出のいずれにも使用可能である。
(ロ) マガジン、マガジンストツク部、マガジン給
送機構、及びマガジン返送機構の構造上、IC
シートを非常に大量にストツクすることがで
き、長時間自動連続運転が可能となるため、深
夜無人運転や、1人の作業員が何台もの装置を
担当する省力化運転が可能となり、生産性およ
び省力化の大幅な向上を実現できる。
(ハ) また、同じくマガジン、マガジンストツク
部、マガジン給送機構、マガジン返送機構、及
びICシート給排機構の構造および作用上、マ
ガジンに対するICシートの出し入れならびに
ICシート取出または収納位置における空マガ
ジンと填装マガジン(または満杯マガジン)と
の入れ替えを迅速に行うことができることから
高速運転が可能であり、高い生産性を実現し得
る。
尚、図示実施例個有お利点として以下の利点が
挙げられる。
(ニ) マガジンの外形の一部(特に幅、高さ、両側
のガイドレール)をICシートの種類に関係な
く共通としたことにより、種々のマガジンをマ
ガジンストツク部にストツクすることができ
る。従つて単にマガジンを交換するだけで異種
ICシートに共用可能であり、汎用性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本構成図、第2
図はICシートローダの外観斜視図、第3図はIC
シートローダの側面図、第4図はICシートロー
ダの平面図、第5図はマガジン給送機構の拡大部
分平面図、第6図はICシートの一例の平面図、
第7図はマガジンの2つの実施例の平面図、第8
図はIC自動切断成形装置の外観斜視図である。 第1図から第8図において、AはICシートロ
ーダ、M,MAはマガジン、SはICシート、1は
マガジンストツク部、2はICシート供給機構、
3はマガジン返送機構、13はマガジン保持杆、
14はマガジン給送杆、21はICシート搬送ヘ
ツド、22はリフト、31,32はエレベータで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ICシート処理部に対するICシートの供給ま
    たは排出を行うICシート給排装置であつて、 (a) 上部にICシート出入口を有しICシートを上
    下に積み重ねて収容可能なマガジンを複数個水
    平方向へ一列に同一ピツチで並べた状態でスト
    ツク可能なマガジンストツク部、 (b) 前記マガジンストツク部内のマガジン列をそ
    れの配列ピツチに相当する距離ずつステツプ送
    りして各マガジンをマガジンストツク部一端側
    のICシート出入位置へ順送りするマガジン給
    送機構、 (c) 前記ICシート出入位置のマガジンと前記IC
    シート処理部との間のICシート給排を行うIC
    シート給排機構、及び (d) ICシート給排が完了したICシート出入位置
    のマガジンをマガジンストツク部他端側のマガ
    ジン列最後尾位置へ返送するマガジン返送機
    構、を具備してなり、 前記マガジン給送機構は、マガジンの横側縁に
    係脱自在な係合部がマガジンの配列ピツチと同一
    ピツチで複数形成されていて且つマガジンに対し
    それの横方向へ往復動作することによつて全マガ
    ジンに同時に係脱可能なマガジン保持杆と、マガ
    ジンの横側縁に対し係脱自在な係合部がマガジン
    の配列ピツチと同一ピツチで複数形成されていて
    且つマガジンに対しそれの横方向へ往復動作する
    ことによつて全マガジンに同時に係脱可能である
    と共にマガジンの配列方向へマガジンの1配列ピ
    ツチに相当する距離だけ往復動作可能なマガジン
    給送杆とを有し、該マガジン保持杆及びマガジン
    給送杆が所定の順序で動作することによりマガジ
    ン列を定ピツチ配列状態に維持しながらその配列
    ピツチに相当する距離ずつステツプ送りするよう
    に構成されていることを特徴とするICシート給
    排装置。 2 前記マガジンは横側縁に形状が一定のガイト
    レールを有し、前記マガジン保持杆およびマガジ
    ン給送杆の係合部は該マガジンのガイドレールが
    係脱自在なガイド溝を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のICシート給排装置。 3 マガジンの内形はICシートの外形に相応し、
    またマガジンの外形は少なくとも横幅がICシー
    ト形状に関係なく一定であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載のICシ
    ート給排装置。 4 前記マガジン返送機構は、ICシート出入位
    置のマガジンをその下方位置へ下降させる第1エ
    レベータと、該下降されたマガジンをマガジン列
    最後尾位置の下方位置へ送る水平送り機構と、該
    水平送りされたマガジンをマガジン列最後尾位置
    へ上昇させる第2エレベータとを具備してなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項ま
    でのいずれかに記載のICシート給排装置。
JP60252645A 1985-11-13 1985-11-13 Icシ−ト給排装置 Granted JPS62116435A (ja)

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