JPH0438613B2 - - Google Patents

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JPH0438613B2
JPH0438613B2 JP10286885A JP10286885A JPH0438613B2 JP H0438613 B2 JPH0438613 B2 JP H0438613B2 JP 10286885 A JP10286885 A JP 10286885A JP 10286885 A JP10286885 A JP 10286885A JP H0438613 B2 JPH0438613 B2 JP H0438613B2
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car
brush
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car wash
brushing
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、門型に形成され自動車を跨ぐよう
に往復走行して自動車の車体をブラツシング洗浄
する洗車機に関する。
[従来技術およびその問題点] 一般に、この種の洗車機においては水又は洗剤
水を用いて車体をブラツシングして洗浄するが、
水あかや油汚れ等の頑固な汚れが付着した自動車
は、こうした洗浄工程を1回実行しただけでは完
全に汚れを落とせない。そこで、前記洗浄工程を
繰返し実行すると共に各種洗剤を使用して洗浄効
果を高める努力をしていた。
しかし、車体面にこびりついた頑固な汚れは、
ある程度の強い物理力でこすり落とすようにしな
いと完全に除去することができない。そこで、ブ
ラシの車体への接触圧を高め、強制的に汚れを落
とすよう対策することが考えられる。しかし、車
体に泥や砂等が付着した自動車に対しては、あま
り高い接触圧でブラシを作用させると、その泥・
砂等により車体の塗装面に細かなすり傷を残して
しまい、光沢を損なう恐れがあり、ブラシの接触
圧を上げられない問題があつた。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記問題点に対処して成され、ブ
ラシ装置の車体への接触圧を少なくとも高低二段
階に可変する手段と、繰返し実行される洗浄工程
のうち先行する工程において前記接触圧を低く
し、以後の工程において接触圧を高くするよう前
記可変手段を制御する手段を備えて、工程に応じ
てブラシの接触圧を可変し、車体面を傷つけるこ
となく高い洗浄効果を上げられる洗車機を提供す
るものである。
[実施例] 以下、その具体例を図面を基に説明する。
第1図は本考案一実施例の正面外観図で、1は
門型に形成された洗車機本体であり、一対のレー
ル2,2′上を往復走行し、該レール2,2′間に
停車した自動車を洗浄するよう構成されている。
3,3′は本体1天部より吊り下げられる一対の
サイドブラシで、洗浄する車の側面形状に従つて
本体1の走行方向と直交する方向に移動する。4
は本体1の両側上方に軸支される一対のスイング
アーム5,5′によりその両端を支持されるトツ
プブラシで、車体との接触により上下に揺動し、
車体上面を洗浄する。6,6′は本体両側下方に
設けられる一対ののロツカーブラシで、主に自動
車のタイヤ及び車体側面下半部の洗浄を行う。
7,8,8′は乾燥用ブロワノズルで、本体1内
に設けられるブロワで生じた高圧の空気を車体に
吹き付けて、洗車後車体面に残つた水滴を飛散さ
せ乾燥する。このうちノズル7は本体1天部にリ
ンクアームにより昇降自在に支持され、車体上面
形状に沿つて昇降動作される。9は本体1前面に
備えられる操作パネルで、電源の投入,洗車作業
の選択入力等の各操作入力を行う。
第2図は実施例の要部構成を示す側面説明図で
ある。トツプブラシ4は、本体1の両側部にスイ
ングシヤフト10,10′を介して回動自在に支
持される一対のスイングアーム5,5′によりそ
の両端を支持され、洗浄する車体の形状に沿つて
揺動できるよう形成されている。11は一方のス
イングアーム5に固定されるモーターで、ブラシ
4を回転駆動する。12,12′はスイングアー
ム5,5′のブラシ支持側と反対側端部に固定さ
れるウエイトで、ブラシ4の揺動モーメントを小
さくし、ブラシ4が車体との接触により円滑に揺
動できるよう備えられている。13は伝動アーム
14を介してトツプブラシ4を上下動させるエア
シリンダーで、このトツプブラシ4の昇降操作の
他に後記するブラシ4の揺動負荷を変えてブラシ
の接触圧を可変する機能を有する。
15はエアシリンダー13に取り付けられ該シ
リンダー13のピストン体に具備される磁石に応
動するリードスイツチから成るトツプブラシ上昇
検知センサーで、トツプブラシ4が振り上げら
れ、一定位置まで上昇したのを検知している。
尚、トツプブラシ4は該検知センサー15の検知
位置、即ち図示の位置に常時保持され、洗車時は
この位置から下降して洗浄動作する。16は同じ
くシリンダー13に取り付けられピストン体の磁
石に応動するリードスイツチから成るトツプブラ
シ揺動位置センサーで、洗車時トツプブラシ4が
揺動し、一定高さHまで上昇もしくは下降したの
を検知する。尚、この検知高さHは一般乗用車の
ボンネツト部より高く屋根より低い高さに設定さ
れる。
17,18,19,20,21,22はいずれ
も水又は液剤を散布するノズルであり、このうち
18,19,20,21,22,はその途中に複
数のノズル口を有した管材より構成されている。
ノズル17,18は本体前側に位置する散水用ノ
ズルで、主に17は車体上面、18は車体側面に
対し散水を行う。ノズル19,21は洗剤の水溶
液を散布する洗剤用ノズルで、特にノズル21で
は発泡性洗剤を空圧の導入と伴に散布して車体へ
の付着性等の向上を計つている。20はワツクス
用ノズルで、ワツクス剤水溶液を散布する。22
は本体後側の散水ノズルである。
以下のように構成される本実施例で行う洗車動
作例を第3図を用いて説明する。尚、図中
BRUSHは各ブラシ3,3′,4等によるブラツ
シング動作、RINSE1は散水ノズル17,18
による本体前側での散水SOAP1は洗剤用ノズル
19による洗剤散布、WAXはワツクス用ノズル
20によるワツクス液散布、SOAP2は洗剤用ノ
ズル21による起泡した洗剤散布、RINSE2は
散水ノズル22による本体後側での散水、DRY
はブロワノズル7,8,8′による乾燥動作をそ
れぞれ表している。
第3図Aの動作において、 a 本体1の第1往行時に、散水散布を伴うブラ
ツシングにより車体に付いた砂・泥等を落とす
予洗浄工程、 b 第1復行時に起泡した洗剤を用いてブラツシ
ングにより車体の油汚れ・水あか等を落とす洗
浄工程、 c 第2往行時にワツクス液を用いたブラツシン
グにより車体のワツクスがけを行うワツクス工
程、 d 第2復行時にブロワノズルにより車体に空気
を吹き付ける乾燥工程をそれぞれ順次行う。
第3図Bの動作において、 a 第1往行時に前記A同様の予洗浄工程、 b,c 第1復行時及び第2往行時に起泡洗剤を
用いたブラツシングによる洗浄工程、 d 第2復行時に散水を伴うブラツシングによる
すすぎ行程、 e 第3往行時に前記Aと同様なワツクス工程、 f 第3復行時に前記Aと同様な乾燥工程をそれ
ぞれ順次行う。
なお、前記動作Bでは洗浄工程をa,b,cの
3回にわたり繰り返し行うため、特に水あかが付
着したような落ちにくい汚れのある自動車の洗浄
に効果的である。
上記の各洗車作業において行われるブラツシン
グは、前記エアシリンダー13を操作することよ
りトツプブラシ4の接触圧を可変させて行い、上
記の予洗浄工程A−a及びB−aと、それ以後の
洗浄工程A−b及びB−b,cとでは異なる接触
圧でブラツシングが行われる。以下主にこの接触
圧を可変する構成について第4図を用いて説明す
る。
第4図は実施例のエアシリンダー13における
空圧管路及びその制御回路を示す説明図である。
エアシリンダー13は2つのポートA,Bを有す
る複動タイプであり、ピストン体23には前記セ
ンサー15,16を動作する磁石24を具備して
いる。このシリンダー13のポートAには、調圧
ユニツト25・切換弁26を介して空圧源27と
接触し、定圧P1(本例では5〜7Kg/cm2程度)の
空気圧が導入される。切換弁26は空気源27に
対し常開され、電磁駆動により切り換えられてポ
ートAを大気へ開放する。一方シリンダー13の
ポートBには、それぞれP2(本例では2〜3Kg/
cm2程度)・P3(4〜5Kg/cm2程度)の定圧を与え
る調圧ユニツト28,29からの空圧の導入を選
択的に切り換える切換弁30と、該弁30の空圧
導入ポートを常閉ポートに接続し、通常、ポート
Bを大気開放状態とする切換弁31とが接続され
ている。従つて上記空圧管路により、通常はポー
トAにP1を導入しポートBを大気に開放して、
トツプブラシ4を上方待機位置に保持している。
32は制御手段で、CPU・ROM・RAM・入
力ポートを含むマイクロコンピユーターを備えて
おり、ROMには前記動作A,Bをはじめとする
洗車動作のシーケンス等の作業プログラムが登録
されている。33,34,35は前記切換弁2
6,30,31それぞれの駆動回路で、制御手段
32より出力される動作命令に応じて各弁の切換
操作を行う。従つて制御手段32で操作パネル9
での操作入力に応じて、洗車プログラムをスター
トし、前記センサー15,16等からの検知入力
を参照しながら切換弁26,30,31等の操作
を行う。
第5図は上記制御手段32におけるプログラム
動作の要部を示すフローチヤート図で、この図を
基に本発明に係る動作を説明する。
操作パネル9において、洗車開始の操作入力に
伴い、ブラツシング開始時期を認知すると(1)、モ
ータ11等をONして回転を始めると共に切換弁
26を動作してシリンダー13のポートAを大気
中に開放し(2)、トツプブラシ4を下降させる。行
うべき工程が前記洗浄工程A−bまたはB−b,
cか否かを確認し(3)、予洗浄工程・ワツクス工程
等の洗浄工程以外の工程であれば、まずトツプブ
ラシ揺動位置センサー16により高さHより下降
したのを確認し(4)、切換弁30を圧力P2側に開
くと共に切換弁31を空圧導入側に切り換える
(5)。この後、トツプブラシ4が洗車に伴い高さH
以上にまで上昇したのを検知すると(6)、切換弁3
1を大気開放側へ切り換える(7)。こうして一連の
工程の終了が認知(8)されるまで上記ステツプ(4)〜
(7)の動作が繰り返される。
ステツプ(3)において、行う工程が洗浄工程であ
ると判断されると、切換弁31と空圧導入側に切
り換え(10)、トツプブラシ揺動位置センサー16に
よりトツプブラシ4が高さHより下降したのを確
認した後(11)、切換弁30を圧力P3側に切り換え
る(12)。この後、トツプブラシ4が洗車に伴い高さ
H以上にまで上昇したのを検知すると(13)、切換弁
30を圧力P2側に切り換える(14)。以後、一連の
工程の終了が認知されるまで(15)、ステツプ(11)〜(14)
の動作が繰り返される。
ステツプ(8)及び(15)で実行していた工程の終了を
検知すると、切換弁26を圧力P1側に切り換え
ると共に、切換弁31を大気開放側に切り換えて
(16)、トツプブラシ4を一旦上方の待機位置まで上
昇させる。
以上の動作において、ステツプ(4)〜(7)及び(11)〜
(14)のようにトツプブラシ4の揺動位置が高さHの
上か下かによつてシリンダー13のポートBへの
定圧供給を切り換え操作するのは、トツプブラシ
4が自動車のボンネツト部にあるときと屋根部に
あるときでは、スイングアーム5,5′の傾きに
大きな差が生じてトツプブラシ4の重量モーメン
トが異なり、車体とブラシ4との接触圧が変動
し、高さH以下のボンネツト部ではそのブラシ接
触圧が不足して十分なブラツシング効果が得られ
ないことから、ポートBへ空圧を導入してブラシ
の揺動負荷を高めることにより接触圧を均一化し
ている。また、洗浄工程を行う際には車体の油汚
れや水あかと云つた落ちにくい汚れを落とすた
め、予洗浄工程等におけるブラツシング時よりも
高い空圧をシリンダー13のポートBへ導入して
トツプブラシ4の揺動負荷を高め、車体へのブラ
シ接触圧を強めてブラツシングして、洗浄効果を
向上させている。
なお、上記実施例ではトツプブラシの接触圧を
可変する構成について説明したが、サイドブラシ
についても同様に接触圧を可変すれば、より効果
の高い洗浄が可能となる。
[発明の効果] この発明は以上のように構成され、先行する洗
浄工程である予洗浄工程では、ブラシの接触圧を
低くして車体に付いた砂,泥等により塗装面を傷
つけないようし、以後の洗浄工程では、接触圧を
高めて油汚れや水あかといつた落ちにくい汚れを
落とすように動作することができ、自動車を安全
かつ完全に洗浄することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の正面外観図。第2図は
実施例の要部構成を示す側面説明図。第3図は実
施例の行う洗車の各工程動作を示す説明図。第4
図は実施例要部の制御系を示す説明図。第5図は
実施例の動作要部を示すフローチヤート図。 1は洗車機本体、4はブラシ装置、13は可変
手段として機能するエアシリンダー、32は制御
手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 門型に形成され自動車を跨ぐように往復走行
    する洗車機本体に、前記自動車の車体と接触して
    ブラツシングを行うブラシ装置を備え、一連の洗
    車動作として洗車機本体が往行もしくは復行しつ
    つブラツシングを行う洗浄工程を繰返し実行可能
    な洗車機において、前記ブラシ装置の車体への接
    触圧を少なくとも高低二段階に可変する手段と、
    前記繰返し実行される洗浄工程のうち先行する予
    洗浄工程において前記接触圧を低くし、以後の洗
    浄工程において接触圧を高くするよう前記可変手
    段を制御する手段とを備えたことを特徴とする洗
    車機。
JP10286885A 1985-05-15 1985-05-15 洗車機 Granted JPS61261155A (ja)

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