JPH043811Y2 - - Google Patents

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JPH043811Y2
JPH043811Y2 JP15318185U JP15318185U JPH043811Y2 JP H043811 Y2 JPH043811 Y2 JP H043811Y2 JP 15318185 U JP15318185 U JP 15318185U JP 15318185 U JP15318185 U JP 15318185U JP H043811 Y2 JPH043811 Y2 JP H043811Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、記録用紙の上を手で移動させて記録
するようにした移動型記録装置に関する。
〔従来技術〕
従来の移動型の記録装置として、読取部、該読
取部から得られた情報を記憶する記憶手段、複数
の回転走行部を有し、該回転走行部によつて決る
基準面を被読取面又は被記録面としてこの面に対
して相対的に移動し、前記読取部で読み取つて前
記記憶手段に記憶された情報に基づいて前記記録
部に設けられた感熱型の記録ヘツドで記録する型
式のものがある。
ところが、この種の記録装置は、記録ヘツドを
移動させて走査することにより電源が投入される
ものであり、記録ヘツドが被記録面に対して進出
後退する形式のものにあつては、記録ヘツドが完
全に記録できる状態にあることが確認されずに電
源投入となるので、電源投入から記録ヘツドが被
記録面に当接するまでの間に回転走行部が走行す
ると、記録すべき信号が出力しても記録されない
事態が発生する。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、このような点を解決して、確
実に記録が行われるようにした移動型記録装置を
提供することである。
〔考案の構成〕 このために本考案の移動型記録装置は、読取モ
ード、記録モードを選択するモード選択スイツチ
を有し、該モード選択スイツチによつてモード選
択でき、記録ヘツドを被記録面に対して接離可能
に構成するとともに、記録ヘツドを被記録面に接
触させる方向に付勢する付勢部材、該付勢部材に
抗して記録ヘツドを戻すレバー部材、該レバー部
材を非記録時にて記録ヘツドをしまう位置に保持
する保持部材を有し、レバー部材が保持部材から
の係合を解かれ、記録ヘツドが被記録面に接触す
る際、本体に設けられたスイツチ部材をレバー部
材が切り換えることによつて、記録部に電源が投
入されるように構成した。
〔実施例〕
以下、本考案を手で押して移動させ走査させる
移動型の簡易複写装置に適用した実施例によつて
説明する。この簡易複写装置は、画像や文字を読
み取る読取機能と、その読み取つた内容を記録用
紙へ記録(書き込む)する記録機能とを有するも
のである。
第1図はその簡易複写装置Aの全体の概略を示
す図であり、その上面にはレバー式のメイン電源
オン・オフ・スイツチ1、読取モードと記録モー
ドを切り換える読取/記録スイツチ2、押し操作
により読取や記録の範囲(幅と長さ)等を切り換
えるモード切換スイツチ3、及び読み取つた最新
の内容を表示するモニタ用表示部4が設けられ、
また側面には開始動作と終了動作を切り換えるス
タート/ストツプ・スイツチ5が設けられてい
る。
一方、この簡易複写装置Aの底面には、第2図
に示すように、進行方向の先端側(図では左側)
から、読取窓6、軸方向に長尺状の走行基準ロー
ラ7、記録窓8、軸方向に長尺状の走行補助ロー
ラ9が配置され、その走行基準ローラ7と走行補
助ローラ9は軸固定で支持されて装置Aのほぼ両
端に位置し、重心がその両ローラ7,9の間に位
置するように設定され、走行の際の前後上下方向
の安定姿勢がとれるようになつている。
この簡易複写装置Aの内部は、第3図及び第4
図に示すように、読取部A1、記録部A2、及び
記憶・制御部A3より構成されている。
まず、読取部A1は、読取窓6から下方向を光
照明するようX方向(第3図の紙面に垂直な方
向)に2列に並んだ発光ダイオード群等でなる照
明光源10、被読取面で反射した画像光をCCD、
MOS固体撮像素子その他等でなる読取イメージ
センサ11(第3図の紙面に垂直な方向、つまり
ローラ7,9の軸方向に平行な方向に長尺形状で
ある。)に集光・結像させるレンズ12により構
成され、読取イメージセンサ11は装置A全体の
Y方向への一定移動量毎に後記するエンコーダに
より発生される信号により長手方向(X方向)に
主走査されて、一列の画像(文字も含む、以下同
じ。)を読み取る。すなわち、読取が部分毎、例
えばライン毎に行なわれるためのこのラインが等
間隔となるように読み取る。副走査は装置A全体
が矢印Y方向(X方向と直交する方向)に移動す
ることにより行なわれる。
このように、読取部A1はその読取窓6が走行
基準ローラ7よりも先端部分、つまり装置Aの先
端角から近い場所に設定されているので、読み取
りが本の綴じ代の部分までも可能となる。なお、
この読取部A1は先端部分の下面A11が下方向
に突出しており、この部分と走行基準ローラとで
走行補助ローラが被読取面上にない場合でも読取
が可能となる。
記録部A2は、走行基準ローラ7と走行補助ロ
ーラ9の各々の最下面にて基準面B(記録用紙の
面或いは被読取面となる)を形成し、その走行基
準ローラ7と走行補助ローラ9との間の記録窓8
から、記録ヘツドとしての熱転写型サーマルヘツ
ド13(X方向に長尺形状である。)が臨み、装
置A全体の一定移動量毎に基準面Bに配置された
記録用紙への記録が行なわれるようになつてい
る。すなわち、記録が部分毎、例えばライン毎に
行なわれるためこのラインが等間隔となるように
記録が行なわれるようになつている。
サーマルヘツド13は先端に発熱体素子を長手
方向に並べたもので、記録窓8から下方向に弾発
力を受けながらも、上下動可能となつている。即
ち、このヘツド13はヘツド保持板14に固着さ
れ、このヘツド保持板14がヘツド規制板15に
対して上下動可能となつている。
この部分の上下動機構は、第4図乃至第6図に
も示すように、ヘツド規制板15に固定されたヘ
ツド規制ブロツク16,17間の軸18にヘツド
保持板14に固定されたコ字形状の位置決めブロ
ツク19を差し込み、またヘツド規制板15に固
定されたヘツド規制ブロツク20の軸21にヘツ
ド保持板14に固定された位置決めブロツク22
を挿通することにより、組み立てられる。
そして、ヘツド規制板15の下側に植設された
ピン23とヘツド保持板14の上側に植設された
ピン24との間に引張スプリング25が懸架され
ている。
また、ヘツド規制板15にはレバー26が軸2
7により回動可能に枢支され、そのレバー26の
一方の端部26aは外ケース28に形成されたス
リツト28aから突出し、他方の端部26bはヘ
ツド保持板14に植設されたピン29の下面に接
している。
更に、レバー26の下方にはマイクロスイツチ
31が配置され、レバー26の端部26aを下方
向に押すとそのスイツチ31がオフとなるように
なつている。このスイツチ31はメイン電源スイ
ツチ1に直列に挿入され、記録部用電源スイツチ
として機能する。
以上から、ヘツド13は、上記ブロツク等でな
る上下動機構により移動をガイドされた状態で、
スプリング25により下方向への弾発力が付勢さ
れることになるが、ヘツド保持板14のピン29
がレバー26の端部26bに当接することによ
り、そのレバー26の別の端部26aが、第5図
に示すようにそのスリツト28aの上隅28a1
当接した時点で、そのヘツド13の再下降位置が
決定され、この位置は前記した基準面Bよりも若
干下方となるように設定されている。
従つて、装置A全体を加圧してヘツド13の下
端を基準面Bと同一とすると、そのヘツド13は
所定の圧力で基準面Bに押しつけられる。
なお、レバー26の一方の端部26aを下方向
に押して、スリツト28aの中間の段部28a2
係止させた際には、ヘツド13がスプリング25
の引張力に抗して上昇した位置にあり、上記した
ようにマイクロスイツチ31がオフとなる。
一方、32は幅広のインクリボン(熱転写リボ
ン)であり、元巻リール33から巻取リール34
(リボン巻取機構)に巻き取られるように、ヘツ
ド13の先端に懸架されている。元巻リール33
は走行補助ローラ9のほぼ鉛直上に配置され、巻
取リール34は走行基準ローラ7のほぼ鉛直上に
配置されている。上記したリボン32の懸架はリ
ボン保持ローラ35〜40により適当な張力を付
与して行われている。
上記した巻取リール34は、走行補助ローラ9
との間に懸架され、プーリ46′で張力を付与さ
れた角ベルト46により、その走行補助ローラ9
の回転力を受けて巻取り動作するようになつてお
り、その巻取りは内径の配慮により装置Aの走行
量以上のリボン32を巻き取るらうになつてい
る。
すなわち、第7図に示すように、走行補助ロー
ラ9の直径をD1、このローラ9と同軸のプーリ
51の直径をd1とし、巻取リール34の内円筒3
4aの外径をD2、このリール34と同軸で角ベ
ルト46用のプーリ79の外径をd2として、 D2≧D1(d2/d1) を満足させるように外径D2を設定(初期値)し
ている。このため、巻取リール34にリボン32
を巻き取るにつれて、次第にその巻取り側のリボ
ン外径はD2より大きくなつていくので、一定の
移動量に対してリボン巻取り量が増えていく。こ
れにより、移動量以上の巻取りが行なわれる。
よつて、他の部品を使用することなく、使用済
みリボンを巻き取ることができ、不要リボンによ
る不都合は発生しない。なお、巻取リール34の
駆動は走行基準ローラ7の回転力により行なうよ
うに構成することもできる。
一方、リボン32の走行方向を一方向とするた
めのリボン走行方向規制機構(逆転防止機構)が
設けられている。これは、第8図及び第9図に示
すように、巻取リール34の下(背板71)側に
同軸に且つそのリール34に固定してホイール7
2を取り付け、このホイール72と上板73との
間に逆転防止用ホイール74を配置して、常に狭
い側にこのホイール74を引つ張るように構成さ
れる。75はホイール74の軸74aを保持する
レバーである。このレバー75は、そこに形成し
たガイド孔75aに背板71に植設したピン76
が挿通した状態で取り付けられている。そして、
このピン76とレバー75に植設されたピン77
との間にスプリング78が懸架され、常時矢印a
方向にホイール74が引つ張られるようになつて
いる。
従つて、装置AがY方向に移動すると、走行補
助ローラ9が矢印b方向に回転し、角ベルト46
により連結された巻取リール34が矢印c方向に
回転し、同時にホイール72も同方向に回転す
る。このとき、逆転防止用ホイール74は矢印a
と反対方向に押し出されるような力を受けながら
回転する。しかし、ホイール72が矢印cと反対
方向に回転すると、逆転防止用ホイール74は矢
印a方向に移動し、上板73とホイール72との
間に引き込まれるような力を受け、その上板73
とホイール72との間に挟まつてホイール72の
回転を停止させるのである。
なお、このリボン走行方向規制機構は、別にリ
ボン送りローラ40の軸に同軸に爪車(図示せ
ず)を固定し、この爪車に爪(図示せず)とバネ
(図示せず)を配置することにより構成すること
もできる。また、これ以外に爪車と爪及びバネの
組を、ギヤ41の軸に、或いは巻取リール34の
リール軸に、更には走行基準ローラ7の軸に構成
することもでき、更にそれらの軸に一方向クラツ
クを組み込むことより構成することもできる。
この走行方向規制機構により、装置Aが例え逆
方向(矢印Yと反対方向)に走行されても、リボ
ン送りや巻取りが逆方向に行われることはなくな
り、リボン32に損傷が与えられる恐れはない。
なお、この走行方向規制機構を走行基準ローラ7
や走行補助ローラ9にも設ければ、不要な逆走が
起らないようにすることができる。
また、リボンの元巻リール33にはブレーキ機
構が組み込まれている。このブレーキ機構は、第
3図に示すように、元巻リール33の軸のリボン
が巻かれている領域外に固定した円筒部材47
と、その円筒部材47に弾性をもつて摩擦してブ
レーキ作用を果たす押えバネ48と、その押えバ
ネ48の基部を固定するバネ保持部材49と、そ
の押えバネ48を円筒部材47に適当な圧力で当
接させるバネ規制部材50とで構成されている。
このブレーキ機構により、元巻リール33の暴
走が防止される。ブレーキ効果の調整は、押えバ
ネ48の形状等を変更する以外に、そのバネ48
に異種材料を接着しこの材料を円筒部材47に圧
接することによつても為される。
更に、読取部A1に近い側に設けられた走行基
準ローラ7の軸のプーリ51には角ベルト52が
移動検出機構としてのエンコーダ53との間に懸
架され、走行基準ローラ7の回転(走行量や速
度)がそのエンコーダ53により検出されるよう
になつている。
記憶・制御部A3は、第10図に示すように、
CPUやシステムプログラム等を内蔵したROM等
を具備する制御部54と読み取つた画像情報を格
納するRAMや小型フロツピイデイスク等のメモ
リでなる記憶部55とで構成され、読取部A1で
読み取られた画像内容は制御部54を経由して記
憶部55に格納され、また格納さている画像内容
は制御部54を経由して記録部A2から記録され
る。まお、この読取や記録は、エンコーダ53か
らの移動量検出信号によつてタイミングをとられ
る。
さて、電源スイツチ1をオン側に倒し、レバー
26をスリツト28の段部28a2から外して上隅
28a1に戻すと、ヘツド13がスプリング25の
引張力を受けて下降してリボン32と共に基準面
Bにそのスプリング25による所定の圧力で接す
るようになる。また、このときマイクロスイツチ
31もオフからオンに切り替わり、記録部A2に
電源が投入される。
よつて、1回の矢印Y方向への副走査(移動)
により、最大でリボン32の幅或いはヘツド13
の幅の分だけ記録を行なうことができ、その幅を
大きくするほど走査回数を減少させることができ
る。
一方、レバー26の端部26aを押してスリツ
ト28の段部28a1に係止すると、ヘツド13が
上昇して基準面Bから浮き上がり、そのヘツド1
3やリボン32の外力による損傷が防止され、ま
た、記録部A2の電源がオフされる。
即ち、ヘツド13の上下位置の確認により電源
オン/オフ状態の確認、及びリボン送り機構の機
能状態の確認が可能となる。
第11図は装置Aの読取動作、記録動作のため
に機能フローを示すものである。電源が投入され
た後の制御操作は、読取/記録スイツチ2、モー
ド切換スイツチ3、スタート/ストツプ・スイツ
チ4により行う。
ステツプ60はモード切換スイツチ3をオンする
ことによりYESとなる。ステツプ61は読取或い
は記録のための範囲(長さと幅)を決めるか或い
は変更するか否かを判断するステツプであり、ス
タート/ストツプ・スイツチ5をオンすることに
よりYES、モード切換スイツチ3をオンするこ
とによりNOとなる。62は予め決められた複数種
範囲から1個の範囲を選択するためのステツプで
あり、スタート/ストツプ・スイツチ5を所定回
数押すことにより決定する。
63は読取モードとするか否かを選択するステツ
プであり、記録/読取スイツチ2を一度押すと
YESとなる。64は読取開始(スタート)を判断
するステツプ、65は読取動作のステツプ、66は読
取終了(ストツプ)を判断するステツプである。
67は記録モードとするか否かを選択するステツ
プであり、記録/読取スイツチ2を2度押すこと
によりYESとなる。68は記録開始(スタート)
を判断するステツプ、69は記録動作のステツプ、
70は記録終了(ストツプ)を判断するステツプで
ある。
まず、読取動作は次のようにして行なわれる。
モード切換スイツチ3をオンし、ステツプ61→62
と進ませて読取範囲を決定してから、ステツプ60
→ステツプ61→63と 進んで、読取/記録ス
イツチ2により読取モードとしてから、スター
ト/ストツプ・スイツチ5をオンさせると、読み
取りを開始させることができる。装置Aを手で移
動させると、走行基準ローラ7と走行補助ローラ
9とが回転し、この回転がエンコーダ53で検出
されて装置Aの移動量が検出され、この検出信号
に同期して画像の読み取りが読取窓6から行なわ
れる。読み取られた画像情報は記憶部A2のメモ
リに格納されると共に最新の内容がモニタ表示部
4において表示される。再度スタート/ストツ
プ・スイツチ2をオンすることにより読み取りが
完了する。
次に装置Aを記録用紙の上にセツトしてレバー
26によりヘツド13の下降させてから、モード
切換スイツチ3その他の部分の操作によりステツ
プ67に達したところで、読取/記録スイツチ2に
より記録モードを選択すると共に、ヘツド13を
所定の位置に位置決めする。スタート/ストツ
プ・スイツチ5をオンすると記録スタンバイの状
態となり、装置Aの矢印Y方向への移動につれて
読み取りの場合と同様にエンコーダ53の移動量
検出に応じてヘツド13の発熱体素子が選択的に
発熱駆動されて、前面のリボン32が記録用紙に
転写され、記憶部A3に格納されていた画像が記
録される。所望の記録が終了した後にスタート/
ストツプ・スイツチ5をオンすることにより記録
動作が終了する。最後に、レバー26によりヘツ
ド13を上方に退避させると、電源もオフとな
る。
上記の読み取りや記録の動作時において、記憶
部54としてRAMを使用した場合はそのメモリ
の容量以上は記憶させることができないので内容
を一旦記録しなければならないが、小型の2イン
チフロツピイデイスクを使用した場合には、容量
も800Kバイトと大きいので読み取りを連続する
ことができ、別のフロツピイデイスクと交換する
こともできるので、次々と読み取りを継続するこ
とが可能となる。
また。エンコーダ53を走行基準ローラ7の回
転により動作させるようにしているので、読取時
に走行補助ローラ9が被読取面からはずれてしま
つた場合でも読み取りが可能となり、しかも読取
部A1の突起部A11と走行基準ローラ7により
疑似読取面が形成されるので、その面に被読取面
が沿うようにすれば、被読取面にずれを生じさせ
ることなく、その読み取りが可能となる。また、
本等の綴じ代部分も突起部A11で押し広げて読
み取ることが可能となる。
更に、本実施例では回転走行部としてローラを
使用したが、これが好ましいが、軸の両端に車輪
を有するものを使用することもできる。
〔考案の効果〕
以上から本考案によれば、記録ヘツドが被記録
面に接触する際、本体に設けられたスイツチ部材
をレバー部材が切り換え、これにより記録部に電
源が投入されるので、誤つて記録ヘツドが記録位
置に突出していない状態で回転走行部が回転して
も、電源投入が行われず、記録すべき信号が無為
に流れてしまうことはなく、確実な記録を行うこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の簡易複写装置の外
観を示す斜視図、第2図は同装置の底面を示す
図、第3図は同装置の内部の側面を示す図、第4
図は同装置の内部のヘツド規制板部分を示す図、
第5図はヘツドを移動させるレバーの係止図を示
す図、第6図はヘツド保持板とヘツド規制板の分
解斜視図、第7図は移動量以上にリボンを巻き取
る機構の説明図、第8図はリボン走行方向規制機
構の部分を示す側面図、第9図は第8図における
リボン走行方向規制機構を下側から見た図、第1
0図は全体の機能ブロツクを示す図、第11図は
全体の機能フローチヤートである。 符号の説明、1……メイン電源スイツチ、2…
…読取/記録スイツチ、3……モード切換スイツ
チ、4……モニタ表示部、5……スタート/スト
ツプ・スイツチ、6……読取窓、7……走行基準
ローラ、8……記録窓、9……走行補助ローラ、
10……照明光源、11……読取センサ、12…
…レンズ、13……サーマルヘツド、14……ヘ
ツド保持板、15……ヘツド規制板、16,17
……ブロツク、18……軸、19……ブロツク、
20……ブロツク、21……軸、22……ブロツ
ク、23,24……ピン、25……引張スプリン
グ、26……レバー、27……軸、28……ケー
ス板、29……ピン、31……マイクロスイツ
チ、32……インクリボン、33……元巻リー
ル、34……巻取リール、35〜40……リボン
保持ローラ、46……角ベルト、47……円筒部
材、48……押えバネ、49……バネ保持部材、
50……バネ規制部材、51……プーリ、52…
…角ベルト、53……エンコーダ、54……制御
部、55……記憶部、71……背板、72……ホ
イール、73……上板、74……逆転防止用ホイ
ール、75……レバー、76,77……ピン、7
8……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 読取部、該読取部から得られた情報を記憶する
    記憶手段、複数の回転走行部を有し、該回転走行
    部によつて決る基準面を被読取面又は被記録面と
    してこの面に対して相対的に移動し、前記読取部
    で読み取つて前記記憶手段に記憶された情報に基
    づいて前記記録部に設けられた感熱型の記録ヘツ
    ドで記録する移動型記録装置において、 読取モード、記録モードを選択するモード選択
    スイツチを有し、該モード選択スイツチによつて
    モード選択でき、 前記記録ヘツドを前記被記録面に対して接離可
    能に構成するとともに、前記記録ヘツドを前記被
    記録面に接触させる方向に付勢する付勢部材、該
    付勢部材に抗して前記記録ヘツドを戻すレバー部
    材、該レバー部材を非記録時にて前記記録ヘツド
    をしまう位置に保持する保持部材を有し、前記レ
    バー部材が前記保持部材からの係合を解かれ、前
    記記録ヘツドが前記被記録面に接触する際、本体
    に設けられたスイツチ部材を前記レバー部材が切
    り換えることによつて、前記記録ヘツトを含む前
    記記録部に電源が投入されることを特徴とする移
    動型記録装置。
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